JPS5856474B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
- Publication number
- JPS5856474B2 JPS5856474B2 JP7523379A JP7523379A JPS5856474B2 JP S5856474 B2 JPS5856474 B2 JP S5856474B2 JP 7523379 A JP7523379 A JP 7523379A JP 7523379 A JP7523379 A JP 7523379A JP S5856474 B2 JPS5856474 B2 JP S5856474B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- inverter circuit
- induction heating
- circuit
- heating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘導加熱装置に関するもので、特に家庭用金属
製鋼などを加熱する誘導加熱調理器のインバータ装置に
関する。
製鋼などを加熱する誘導加熱調理器のインバータ装置に
関する。
従来、誘導加熱調理器のインバータ装置としては、第1
図に示す如き、フライバックインバータ回路が用いられ
ていた。
図に示す如き、フライバックインバータ回路が用いられ
ていた。
フライバックインバータ回路は、部品点数が少ない反面
、トランジスタの利用効率が悪く、スイッチング損失が
大きいなどの欠点があった。
、トランジスタの利用効率が悪く、スイッチング損失が
大きいなどの欠点があった。
本発明は、以上の欠点を除き、トランジスタの利用効率
がよく、スイッチング損失が少なく、従来よりも高周波
変換が可能な誘導加熱装置のインバータ装置を提供する
ものである。
がよく、スイッチング損失が少なく、従来よりも高周波
変換が可能な誘導加熱装置のインバータ装置を提供する
ものである。
以下、図面に従かい本発明の一実施例の詳細な説明を行
なう。
なう。
第1図は、従来の誘導加熱装置の一実施例であり、第2
図は、パワートランジスタの電圧・電流波形、第3図は
、本発明による誘導加熱装置の一実施例であり、第4図
はそのパワートランジスタの電圧・電流波形である。
図は、パワートランジスタの電圧・電流波形、第3図は
、本発明による誘導加熱装置の一実施例であり、第4図
はそのパワートランジスタの電圧・電流波形である。
第5図、第6図は本発明の他の実施例である。
第1図にむいて、低周波交流電源1より整流回路2に交
流電力を加え、直流電力に変換し、直流電源を構成する
。
流電力を加え、直流電力に変換し、直流電源を構成する
。
整流回路2の出力側に接続されたインバータ回路3とそ
の制御回路4により構成されたインバータ装置により高
周波電力に変換するインバータ回路3は、入力コンデン
サ30と並列関係に、共振用コイルを兼ねる加熱コイル
31と共振用コンデンサ32の直列共振回路を接続し、
共振用コンデンサ32と並列関係に、トランジスタ33
を接続する。
の制御回路4により構成されたインバータ装置により高
周波電力に変換するインバータ回路3は、入力コンデン
サ30と並列関係に、共振用コイルを兼ねる加熱コイル
31と共振用コンデンサ32の直列共振回路を接続し、
共振用コンデンサ32と並列関係に、トランジスタ33
を接続する。
トランジスタ33と逆並列関係に、ダイオード34を接
続する。
続する。
制御回路4は、トランジスタ33のベース電流を制御し
てインバ−タ回路3の発振を制御する。
てインバ−タ回路3の発振を制御する。
第1図に示すインバータ回路3は、フライバックインバ
ータ回路であり、トランジスタ33むよびダイオード3
4の転圧・電流波形は、第2図に示す波形となる。
ータ回路であり、トランジスタ33むよびダイオード3
4の転圧・電流波形は、第2図に示す波形となる。
第2図Aは慮圧波形で、時間t。
から111でトランジスタ33、ダイオード34は不導
通状態、時間t1よりダイオード34が導通し、次にト
ランジスタ33が導通する。
通状態、時間t1よりダイオード34が導通し、次にト
ランジスタ33が導通する。
この時、コレクタ電流i0は直線的に増加し、時間t2
でトランジスタ33をオフ状態にすると、コレクタ電圧
V。
でトランジスタ33をオフ状態にすると、コレクタ電圧
V。
(d、第2図Aの如き正弦波状となる。
コレクタ電流icのピーク値■。
P・でトランジスタ33をオフさせるのでスイッチング
損失が非常に大きい欠点がある。
損失が非常に大きい欠点がある。
第3図は、本発明による誘導加熱装置の一実施例であり
、インバータ回路3′は、いわゆるE級インバータ回路
で、制御回路4は、第1図に示すものとほとんど同じで
ある。
、インバータ回路3′は、いわゆるE級インバータ回路
で、制御回路4は、第1図に示すものとほとんど同じで
ある。
第3図に示すインバータ回路3′は、整流回路2の直流
出力側に入力コンデンサ30′を接続し入力コンデンサ
30′と並列関係に直流インダクタ31′と共振用コン
デンサ32′の直列共振回路を接続する。
出力側に入力コンデンサ30′を接続し入力コンデンサ
30′と並列関係に直流インダクタ31′と共振用コン
デンサ32′の直列共振回路を接続する。
共振用コンデンサ32′と並列関係にトランジスタ33
′、逆並列ダイオード34′よりなるパワー半導体ブロ
ック釦よび、フィルターコンデンサ35と誘導加熱コイ
ル36よりなる直列共振回路を接続する。
′、逆並列ダイオード34′よりなるパワー半導体ブロ
ック釦よび、フィルターコンデンサ35と誘導加熱コイ
ル36よりなる直列共振回路を接続する。
制御四路4は、トランジスタ33′のコレクタ電圧■。
などの共振電圧又は共振電流などを検知して、トランジ
スタ33′の導通パルス幅を制御するものである。
スタ33′の導通パルス幅を制御するものである。
第4図は、第3図に示すインバータ回路3′のトランジ
スタ34′の、コレクタ・エミッタ電圧をA′トランジ
スタ33′とダイオード34′の電流をB′、ベースド
ライブ電流をCに示す。
スタ34′の、コレクタ・エミッタ電圧をA′トランジ
スタ33′とダイオード34′の電流をB′、ベースド
ライブ電流をCに示す。
発振周期をT、トランジスタ33′の不導通期間をT1
、トランジスタ33′およびダイオード34′の導通期
間をT2とするとT。
、トランジスタ33′およびダイオード34′の導通期
間をT2とするとT。
=T1+T2 となる。フィルターコンデンサ35と加
熱コイル36の共振周波数f3は、インバータ回路3′
の変換周波数f。
熱コイル36の共振周波数f3は、インバータ回路3′
の変換周波数f。
=1/T。とほぼ等しいか、あるいは、低く設定する。
インダクタ31′と共振用コンデンサ32′の共振周期
のほぼ1/2がT1に等しい。
のほぼ1/2がT1に等しい。
トランジスタ33′が導通ずると、フィルターコンデン
サ35と加熱コイル36の共振電流が、トランジスタ3
3′に流れ、第4図B′の如き、正弦波状に近い波形と
なる。
サ35と加熱コイル36の共振電流が、トランジスタ3
3′に流れ、第4図B′の如き、正弦波状に近い波形と
なる。
トランジスタ33′は、コレクタ電流i。のピーク値■
。
。
Pに達して、下がった電流値■、c2にて、オフ状態に
なるので、クーンオフスイッチング損失が少なくなる。
なるので、クーンオフスイッチング損失が少なくなる。
ベースドライブ電流oのパルス幅tbを狭くすると、ト
ランジスタ33′およびダイオード34′の導通期間T
が短かくなり、かつ、フィルターコンデンサ35と加熱
コイル36の共振周波数よりずれるため、出力電流が減
少し、出力が減る。
ランジスタ33′およびダイオード34′の導通期間T
が短かくなり、かつ、フィルターコンデンサ35と加熱
コイル36の共振周波数よりずれるため、出力電流が減
少し、出力が減る。
よって従来のフライバックインバータ回路よりも、出力
制御範囲が広くなる特徴がある。
制御範囲が広くなる特徴がある。
なむ、制御回路4は、直流入力端子40a。
40b、コレクタ電圧検知端子41.釦よび、ベースド
ライブ出力端子42a 、42bを有し、コレクタ電圧
V□が低くなると、トランジスタ33′に、ベースドラ
イブ出力端子42a 、42bよりベースドライブ電流
を加える。
ライブ出力端子42a 、42bを有し、コレクタ電圧
V□が低くなると、トランジスタ33′に、ベースドラ
イブ出力端子42a 、42bよりベースドライブ電流
を加える。
本発明による誘導加熱装置の特徴は、直流インダクタ3
1′の値を大きくとることにより、交流電源側への雑音
を減らすことができる、スイッチング損失が少なくて高
周波スイッチングが可能であり部品を小型化できる。
1′の値を大きくとることにより、交流電源側への雑音
を減らすことができる、スイッチング損失が少なくて高
周波スイッチングが可能であり部品を小型化できる。
また、トランジスタの利用効率がフライバック回路より
優れており、大電力変換が可能、あるいは、パルス幅制
御による広範囲な出力制御ができるなどの特徴がある。
優れており、大電力変換が可能、あるいは、パルス幅制
御による広範囲な出力制御ができるなどの特徴がある。
本発明の他のインバータ回路の実施例を第5図、第6図
に示す。
に示す。
直流インダクタ31′と共振用コンデンサ32′を並列
関係に接続しても、はとんど同じ動作をする。
関係に接続しても、はとんど同じ動作をする。
ただし、第3図に示す実施例に比べて、交流電源側への
雑音電圧が増加する欠点がある。
雑音電圧が増加する欠点がある。
しかし、本発明の特徴である、トランジスタの利用効率
が優れ、高出力、高周波変換が可能である。
が優れ、高出力、高周波変換が可能である。
第1図は従来のインバータ回路による誘導加熱装置の回
路図、第2図A、Bは第1図のトランジスタの電圧むよ
び電流波形図、第3図は本発明の一実施例にかける誘導
加熱装置の回路図、第4図A’ 、B’ 、Cは第3図
のトランジスタの電圧むよび電流波形図、第5図、第6
図は同地の実施例にち・けるインバータ装置の回路図で
ある。 1・・・・・・低周波交流電源、2・−・・・・整流回
路、3・・・・・・インバータ回路、4・・・・・・制
御回路、30・・・・・・入力コンデンサ、31・・・
・・・加熱コイル、32・・・・・・共振用コンデンサ
、33・・・・・・トランジスタ、34・・・・・・ダ
イオード。
路図、第2図A、Bは第1図のトランジスタの電圧むよ
び電流波形図、第3図は本発明の一実施例にかける誘導
加熱装置の回路図、第4図A’ 、B’ 、Cは第3図
のトランジスタの電圧むよび電流波形図、第5図、第6
図は同地の実施例にち・けるインバータ装置の回路図で
ある。 1・・・・・・低周波交流電源、2・−・・・・整流回
路、3・・・・・・インバータ回路、4・・・・・・制
御回路、30・・・・・・入力コンデンサ、31・・・
・・・加熱コイル、32・・・・・・共振用コンデンサ
、33・・・・・・トランジスタ、34・・・・・・ダ
イオード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 直流電力を高周波電力に変換するインバータ回路と
、その制御回路よりなり、前記インバータ回路は、直流
インダクタと共振用コンデンサを直列又は並列関係に接
続し、前記直流インダクタと直列関係にトランジスタと
逆並列ダイオードよりなるパワー半導体ブロックを接続
し、前記共振用コンデンサ又は、前記パワー半導体ブロ
ックと並列関係に、フィルターコンデンサと加熱コイル
よりなる直列共振回路を接続し、前記制御回路は、前記
インバータ回路の共振電圧又は共振電流に同期して、前
記パワー半導体ブロックの導通を制御することを特徴と
する誘導加熱装置。 2 前記インバータ回路のフィルターコンデンサと加熱
コイルの直列共振周波数は、前記インバータ回路の変換
周波数とほぼ同じか、あるいは低く設定することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の誘導加熱装置。 3 前記制御回路は、前記パワー半導体ブロックの導通
パルス幅を狭くして出力制御することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7523379A JPS5856474B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7523379A JPS5856474B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55166893A JPS55166893A (en) | 1980-12-26 |
JPS5856474B2 true JPS5856474B2 (ja) | 1983-12-15 |
Family
ID=13570288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7523379A Expired JPS5856474B2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-06-14 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856474B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0210707Y2 (ja) * | 1984-08-28 | 1990-03-16 | ||
JPH0786764A (ja) * | 1993-09-10 | 1995-03-31 | Stanley Electric Co Ltd | 箱 体 |
-
1979
- 1979-06-14 JP JP7523379A patent/JPS5856474B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0210707Y2 (ja) * | 1984-08-28 | 1990-03-16 | ||
JPH0786764A (ja) * | 1993-09-10 | 1995-03-31 | Stanley Electric Co Ltd | 箱 体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55166893A (en) | 1980-12-26 |
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