JPS5836473B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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JPS5836473B2
JPS5836473B2 JP15039479A JP15039479A JPS5836473B2 JP S5836473 B2 JPS5836473 B2 JP S5836473B2 JP 15039479 A JP15039479 A JP 15039479A JP 15039479 A JP15039479 A JP 15039479A JP S5836473 B2 JPS5836473 B2 JP S5836473B2
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JP
Japan
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voltage
transistor
circuit
collector
control
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Expired
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JP15039479A
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English (en)
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JPS5673885A (en
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光幸 木内
巧 水川
裕一 義田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5836473B2 publication Critical patent/JPS5836473B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は誘導加熱装置に関するもので、特にその制御回
路に関する。
従来例の構成とその問題点 従来、誘導加熱の応用である家庭用誘導加熱調理器には
、トランジスタインバータ装置が用いられていた。
超音波周波数で大電力変換を行なうトランジスタインバ
ータ回路は、LC共振回路を利用するが、その制御方法
はLC共振回路によりかなり限定される欠点があった。
第1図の破線で囲った部分3に従来からのLC共振を利
用したインバータ回路を示す。
このインバータ回路は共振インダクタが加熱コイルを兼
用し、加熱コイルの等価インピーダンスは負荷により犬
さく変化し、従来のトランジスタのコレクタ電圧の零点
あるいはフライホイルダイオードの電流を検知して前述
のトランジスタを駆動する方法はトランジスタパルス幅
の制御範囲が限定される欠点があった。
発明の目的 本発明は、大きな負荷変動に対してもトランジスタの制
御範囲を太きくし、出力可変範囲を広げるとともにトラ
ンジスタの損失も常に低くすることが可能な誘導加熱用
インバータ制御装置を実現するものである。
発明の構成 本発明は上記目的を達成するために直流電源と、直流電
力を高周波電力に変換するインバータ回路とその制御回
路よりなり、前記インバータ回路は、トランジスタち−
よび逆並列接続されたダイオード、前記トランジスタと
直列接続された加熱コイル、むよび共振用コンデンサと
を設け、前記制御回路は前記トランジスタのコレクタ電
圧トよび前記直流電源電圧を比較して、所定時間後にベ
ースドライブ電流を加える構成としたものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を図面に従い詳細な説明を行な
う。
第1図は、本発明のインバータ制御装置を含むトランジ
スタインバータ装置の一実施例であり、低周波交流電源
1より整流回路2を介して直流電力に変換し、直流電源
を構成する。
整流回路2の出力測にインバータ回路3を接続し、直流
電力を高周波電力に変換する。
インバータ回路3は、直?入力端子間に入力コンデンサ
30を接続し、直流電源の■入力端子より加熱コイル3
1とトランジスタ32を直列接続し、その直列接続体を
入力コンデンサ30に並列関係に接続する。
トランジスタ32と逆並列関係にダイオード33むよび
共振用コンデンサ34並列接続する。
トランジスタ32の導通制御を制御回路4により行なう
制御回路4は、直流入力端子40a ,40bコレクタ
電圧検出端子41釦よびベース出力端子42a,42b
を有する。
第2図は、通常の負荷でのインバータ回路3の各部波形
を示す。
Aはトランジスタ32のコレクタ・エミツタ電圧VcE
,Bはトランジスタ32のコレクタ電流■cトよびダイ
オード33電流Id,Cはベースドライブ電流波形を示
す。
従来のトランジスタ制御方法は、コレクタ電圧VOEが
、時間tでほぼ零電圧になるとベースドライブ電流を加
える。
この時ダイオード33が導通し、次にトランジスタ32
を導通させるもので、ベース電流はトランジスタ32が
導通する前に加えられているため、ターンオン損失が非
常に少ない。
従来はコレクタ電圧VOEが零電圧、又はダイオード3
3が導通した時ベース電流を加える方法であった。
しかし、出力を可変するためトランジスタ32の導通パ
ルス幅を狭〈すると、ダイオード33が不導通でかつコ
レクタ電圧VOEが零とならなくなる。
あるいは、負荷条件によっても零電圧とならない場合が
ある。
本発明は、トランジスタ32のコレクタ電圧■cEの零
電圧あるいはダイオード33の電流の通電開始を検知す
るのではな〈、コレクタ電圧■cEが設定電圧■stで
下がると、一定時間遅延してベースドライブ電流を加え
るものである。
第3図は、本発明によるトランジスタ制御法を示すタイ
ムチャートであり、トランジスタ導通パルス幅tcを狭
くした場合を示す。
A′はコレクタ・エミツタ電圧VOEで、B′はコレク
タ電流である。
aはコレクタ電圧VOEと設定電圧■sとの比較出力信
号であり、bは■cEが■s以下となってから遅延時間
taを発生させる遅延回路による遅延信号、Cは遅延時
間ta後、可変パルス幅tbを発生させるパルス幅制御
回路の出力波形である。
C′はベースドライブ電流波形である。
第3図に示す如く、コレクタ・?ツタ電圧VOEが設定
電圧■s以下となってから、約1μsec後ベースドラ
イブ電流を加えると、コレクタ電圧■cEはほぼ零電圧
に近づいているので、コレクタ電流の突入電流は非常に
少ない。
寸た、通常状態、すなわちベース電流パルス幅tbを広
くした時には、コレクタ電圧VOEは零電圧となってち
・り、ダイオード33が導通してからベース電流が加わ
るので何ら問題は釦こらないO 第4図は、入力コンデンサ30の容量が小さいため低周
波交流電源により、コレクタ電圧■cEが変調される様
子を示し、設定電圧■sも直流電源電圧に応じて変化さ
せる様子を示す。
低周波交流の零電圧近辺においても常にコレクタ電圧■
cEの零電圧近辺でベースドライブ電流が加わる特長が
ある。
第5図は、本発明による制御回路のブロックダイヤグラ
ムであり、電圧比較回路43の出力信号aを、遅延回路
44に加え、遅延回路44の出力信号bをパルス幅制御
回路45に加えて約1μsec後にパルス幅制御信号C
を発生させる。
パルス幅制御回路45は、制御電圧■cによりパルス幅
制御される。
パルス幅制御信号Cは、ベースドライブ回路46に加え
られ、トランジスタをオンオフする。
電圧比較回路43は、コレクタ電圧VOEと、インバー
タ回路3の入力電圧Viに応じた信号を比較する。
第5図に示すブロックダイヤグラムの各部を構成するに
は、コンパレータと微分回路で構成できる。
ベースドライブ回路46は、トランジスタとパルストラ
ンスで簡単に構成できる。
以上述べた如く、本発明はLC共振を利用したトランジ
スタインバータ回路のコレクタ共振電圧が設定電圧に達
したことを検知するもので、従来の如きコレクタ零電圧
を検知するものではないので、あらゆる負荷条件でも安
定な発振が可能である。
特に出力制御を行なう場合には、トランジスタのパルス
幅を数μsecに狭くして、出力を小さくするが、この
ようなパルス幅制御による出力制御範囲を大きくするこ
とが可能である。
1た直流電圧が交流電源により変調された場合でも、比
較設定電圧を直流入力電圧に応じて変化させるもので、
直流電源電圧が大きく変化しても、安定に動作する特性
がある。
1た、ベースドライブ回路にパルストランスを使う必要
性がなく、ベースドライブ電流波形を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインバータ制御装置を含む誘導加熱装
置の一実施例の回路図、第2図A,B,Cは通常状態で
のインバータ回路各部波形図、第3図A′ ,B′ ,
a,b,c,c′は同トランジスタ導通制御を示すタイ
ムチャート、第4図は同トランジスタコレクタ電圧■c
Eと比較設定電圧Vsが電源電圧により変調される様子
を示すタイムチャート、第5図は同制御回路の一部のブ
ロックダイヤグラムである。 3・・・・・・インバータ回路、4・・・・・・制御回
路、31・・・・・・加熱コイル、32・・・・・・ト
ランジスタ、34・・・・・・共振用コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流電源と、直流電力を高周波電力に変換するイン
    バータ回路とその制御回路よりなり、前記インバータ回
    路は、トランジスタむよび逆並列接続されたダイオード
    、前記トランジスタと直列接続された加熱コイル、耘よ
    び共振用コンデンサよりなり、前記制御回路は前記トラ
    ンジスタのコレクタ電圧および前記直流電源電圧を比較
    して、所定時間後にベースドライブ電流を加える誘導加
    熱装置。
JP15039479A 1979-11-19 1979-11-19 誘導加熱装置 Expired JPS5836473B2 (ja)

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JPS5673885A JPS5673885A (en) 1981-06-18
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JPS57126090A (en) * 1981-01-29 1982-08-05 Sanyo Electric Co Induction heating cooking device
JPS58111292A (ja) * 1981-12-23 1983-07-02 株式会社東芝 誘導加熱調理器
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JPS62241288A (ja) * 1987-01-21 1987-10-21 三洋電機株式会社 誘導加熱調理器

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