JPH0210652Y2 - - Google Patents

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JPH0210652Y2
JPH0210652Y2 JP10349185U JP10349185U JPH0210652Y2 JP H0210652 Y2 JPH0210652 Y2 JP H0210652Y2 JP 10349185 U JP10349185 U JP 10349185U JP 10349185 U JP10349185 U JP 10349185U JP H0210652 Y2 JPH0210652 Y2 JP H0210652Y2
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antenna
support
sliding receiving
bolt
receiving part
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  • Support Of Aerials (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は衛星放送を受信する家庭用テレビジヨ
ンに使用するパラボラアンテナに関する。
(従来技術) パラボラアンテナは放送衛星に反射鏡面を正確
に向けて設置しなければならず、反射鏡の方向を
調節し得るものが使用されている。
この種の装置として、例えば実開昭55−121503
号公報に記載されている如く、基台中央に凹部を
開設し、該凹部に球状部が形成された枢軸を係合
させて蓋体を被着したパラボラアンテナ取付具が
知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記取付具は球状部を基台の凹部と蓋体により
上下より挾み込み、その周縁部をボルトとナツト
により締めつけて固定するものであり、基台の凹
部と蓋体による間接的な締めつけによる固定であ
るため強風等によつてその角度がずれることがあ
るという欠点がある。
又、家庭用のパラボラアンテナとしては安価で
あることが好ましいが、上記の如く球状体を用い
る場合は大量生産が困難で一個一個旋盤等で切削
して製作しなければならず非常にコストの高いも
のとなり、又部品数も多く施工時の組立工数も多
くなり施工費もかさみ全体的に高価なものとな
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決せんとしてなされた
ものであつて、その要旨は、反射鏡の下部外縁部
に、水平方向の軸を中心とする円弧状の断面形状
を有する取着部が連接されたアンテナ本体と、該
取着部の下面が当接され略垂直な軸回りに回動可
能な摺動受部が上端部に設けられた支持体とから
なり、支持体の摺動受部にアンテナ本体の取着部
が摺動可能とされ、アンテナ本体が回動もしくは
摺動により任意の位置に動かされ、締緩自在な固
定具により任意の位置で固定可能とされてなるパ
ラボラアンテナに存する。
(実施例) 以下本考案のパラボラアンテナの実施例を図面
に基ずいて説明する。
第1図及び第2図は本考案パラボラアンテナの
一実施例を示すものであり、第1図は一部を断面
とした側面図であり、第2図は第1図中に示すし
たアンテナ本体の平面図である。
これらの図において、1はアンテナ本体であつ
て、円形状の反射鏡11の下部外周縁の外側に下
方が球面状とされた椀状の取着部12を有する張
出部15が設けられ、該取着部12の略中央には
湾曲した長孔13が穿設され、上記張出部15の
両側にはコンバーター等を取着する長板状の支持
腕14,14が平行に設けられている。
これ等反射鏡11、張出部15、取着部12及
び支持腕14,14は繊維強化熱硬化性樹脂によ
り一体成形されている。
2は支持体であつて、筒状体の上端部には上記
取着部12の球面に対応した球面で面取りされた
摺動受部21が形成され、下端部には建物等に固
定するための鍔部23が設けられ、筒状体の中途
部内周面には略中央部に通孔が設けられた固定板
22が筒状体の軸芯に略垂直に設けられ、該固定
板22の通孔にボルト31が下方から挿通され、
ナツト32により固定板22に固着され、該ボル
ト31の先端部は摺動受部21より突出されてい
る。
本実施例においては、摺動受部21が球面で面
取りされているが、面取りをしない線接触の摺動
受部21であつてもよい。
而して、ボルト31の先端部を長孔13に挿通
し、座板34を介してナツト33を締めつけるこ
とにより、上記支持体2の摺動受部21にアンテ
ナ本体1が固定されるのである。
上記の如く取着部12の下面が球面とされ、且
つ略中央部に長孔13が設けられ、摺動受部21
上に当接されているので、ナツト33を緩めれ
ば、ボルト31を長孔13に沿つて相対的に動か
すことにより長孔13の長さの範囲で反射鏡11
を任意の仰角とすることが容易にできる。又ボル
ト31を中心として回動させれば方位角も調節す
ることが可能である。
本実施例では支持体2の固定板22にボルト3
1をナツト32で固定してあるが、支持体2が金
属材料であれば寸切ボルト等を固定板22に溶接
又はかしめ等で固着してもよい。又支持体2が繊
維強化樹脂材料であれば、ボルト31の頭部又は
寸切ボルト等の一端部を固定板22の中に埋め込
み一体に成形したものであつてもよい。
又固定板22に雌ねじを螺設またはナツトを埋
込んで雌ねじ部を形成しボルトを使用してアンテ
ナ本体1を支持体2に取してもよい。
第3図及び第4図は他の実施例を示すものであ
り、第3図は一部断面とした側面図であり、第4
図は同上の正面図である。
これらの図において、4はアンテナ本体であつ
て、円形板状の41の外周縁の下部外側に水平方
向の軸を中心とする上方が半円筒体状となされた
取着部42が連設され、該取着部42の両端部に
円筒の周方向に沿つて湾曲した長孔43,43が
穿設され、取着部42の両側にコンバーター等が
取着される長板状の支持腕44,44が突設され
ている。
5は支持体であつて、円筒状の支持筒58と略
T字形の受部材59からなり、支持筒58の下端
部に建物等に固着用の鍔部53が設けられ、中途
部内周面に内方に突出する係止突条52が周方向
に沿つて設けられ、該係止突条52より上部の支
持筒58の側部に外面から内面に貫通する雌ねじ
部54が設けられ、上端部は略水平な開口部とさ
れている。
受部材59は上記取着部42の内径と略同じか
やや小さい外径を有する筒体55とその略中央部
下部に垂設した筒状の脚部56とからなり、筒体
55の上部外面の両端部の上記長孔43,43に
対応する位置に外面から内面に貫通する通孔(図
示せず)が設けられ、該上部外面が摺動受部57
とされている。
該受部材59の脚部56を上記支持筒の上端開
口部に挿入してその脚部56の先端を係止突条5
2に当接し雌ねじ部54にボルト63を螺合する
ことにより固定されて、支持体5が構成されてい
る。
支持体5の摺動受部57に上記アンテナ本体4
の取着部42の下面を当接し、取着部42に設け
られた長孔43,43と摺動受部57に設けられ
た通孔とにボルト61,61を挿通し夫々ナツト
62,62を螺合し、前記実施例と同様の要領で
反射鏡41を任意の仰角にして固定することがで
きる。
又方位角の調節は支持筒に設けられた雌ねじ部
54に螺合されたボルト63を緩めて脚部56を
回動すればよい。
第5図及び第6図は更に他の実施例であり、第
5図は一部断面とした側面図であり、第6図イは
アンテナ本体と取着部の断面図であり、第6図ロ
は支持体の断面図である。
これらの図において、7はアンテナ本体であつ
て、円形板状の反射鏡71の外周縁の下端部外側
に下方が半円筒体状となされた取着部72が連設
され、該取着部72の両端部に円筒の周方向に沿
つて湾曲した長孔73,73が設けられ、取着部
72の両側にコンバーター等が取着される長板状
の支持腕74,74が突設されている。
8は支持体であつて、円筒状の支持筒88と略
T字形の受部材89からなり、支持筒88の下端
部に建物等に固着用の鍔部83が設けられ、中途
部内周面に内方に突出する係止突条82が周方向
に沿つて設けられ、該係止突条82より上部の支
持筒の側部に外面から内面に貫通する雌ねじ部8
4が設けられ、上端部は略水平な開口部とされて
いる。
受部材89は上面が開口され、摺動受部87と
された横長の箱体85の下面の略中央部に、上記
支持筒の開口部の内径と略同じかやや小さい外径
を有する筒状の脚部86が垂設され、下面の両端
部に上方に垂直に立ち上げされ、その先端が上面
開口部より突出するボルト91,91がナツト9
2,92により底部に固着されている。
該受部材89の脚部86を上記支持筒88の上
端部の開口に挿入してその脚部86の先端を係止
突条82に当接し雌ねじ部84にボルト94によ
り固定されて、支持体8が構成されている。
支持体8の摺動受部87に上記アンテナ本体7
の取着部72の下面を当接し、取着部72に設け
られた長孔73,73と摺動受部87に設けられ
たボルト91,91を挿通してその先端にナツト
93,93が螺合される。
仰角調整、方位角調整は前記二つの実施例と同
じ要領でなされる。
(効 果) 本考案のパラボラアンテナは、反射鏡の下部外
縁部に円弧状の断面形状を有する取着部が連設さ
れ、該取着部が摺動受部に直接ボルト及びナツト
により取着固定されるので強風等で反射鏡の仰角
が変えられることがない。
又アンテナ本体をプレス成形等により繊維強化
樹脂で一体に成形する場合は、軽量、耐蝕性、部
品数の減少等多くの利点を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面とし
た側面図、第2図は第1図に示されたアンテナ本
体の平面図、第3図は本考案の他の実施例を示す
一部断面とした側面図、第4図は第3図に示した
実施例の正面図、第5図は本考案の他の実施例を
示す一部断面とした側面図、第6図イはアンテナ
本体の取着部での断面図、第6図ロは支持体の断
面図である。 記号の説明、1,4,7……アンテナ本体、1
1,41,71……反射鏡、12,42,72…
…取着部、13,43,73……長孔、2,5,
8……支持体、21,57,87……摺動受部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 反射鏡の下部外縁部に、水平方向の軸を中心
    とする円弧状の断面形状を有する取着部が連設
    されたアンテナ本体と、該取着部の下面が当接
    され略垂直な軸回りに回動可能な摺動受部が上
    端部に設けられた支持体とからなり、支持体の
    摺動受部にアンテナ本体の取着部が摺動可能と
    され、アンテナ本体が回動もしくは摺動により
    任意の位置に動かされ、締緩自在な固定具によ
    り任意の位置で固定可能とされてなるパラボラ
    アンテナ。 2 取着部に円弧の周方向に沿つて長孔が孔設さ
    れ、該長孔を挿通するボルト状体とこれと螺合
    するナツト状体により、摺動受部に取着部が取
    着されてなる実用新案登録の請求の範囲第1項
    記載のパラボラアンテナ。 3 アンテナ本体の少なくとも反射鏡と取着部と
    が繊維強化樹脂により一体に成形されたもので
    ある実用新案登録の請求の範囲第1項及び第2
    項記載のパラボラアンテナ。
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JPS6213003U JPS6213003U (ja) 1987-01-26
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JPH0744090Y2 (ja) * 1988-07-15 1995-10-09 松下電工株式会社 平面アンテナ
JP5081325B1 (ja) * 2012-02-24 2012-11-28 サンコーテクノ株式会社 取付物支持ユニット、取付物支持構造

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