JPS6342577Y2 - - Google Patents

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JPS6342577Y2
JPS6342577Y2 JP6146081U JP6146081U JPS6342577Y2 JP S6342577 Y2 JPS6342577 Y2 JP S6342577Y2 JP 6146081 U JP6146081 U JP 6146081U JP 6146081 U JP6146081 U JP 6146081U JP S6342577 Y2 JPS6342577 Y2 JP S6342577Y2
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JP
Japan
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arm
antenna
auxiliary arm
centering member
attached
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JP6146081U
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JPS57176705U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はアンテナ支持機構の考案に係り、テレ
ビアンテナの如きにおいて殊更に特別な部材を必
要とする程のことなしに水平偏波と垂直偏波とを
受信するためのアンテナ切換えを簡易に行わし
め、しかもそれらの形成状態の安定した機構を得
ようとするものである。
テレビ電波の如きにおいては受信地域により水
平偏波受信と垂直偏波受信とがあり、これらを地
域的に使い分けて周波数割当により混信しないよ
うにされている。そこでこのような受信目的を同
じアンテナで達成するために従来よりそれなりの
工夫がなされており、即ちアームに水平偏波受信
用取付孔と垂直偏波受信用取付孔とを設けてお
き、出荷時には水平用取付孔を利用した状態に組
立ててコンパクト化を図り、受信地域により垂直
状態に使用するときは取付螺子を一旦取外して垂
直用取付孔に差込み取付けることが行われている
が、この方式によるものは屋根上のような高所に
持込む際には出荷運搬時と同じ水平状としてお
き、垂直状とするには高所作業で前記取付螺子の
差し換えなどを行うこととなるので作業的に困難
さが避けられず、特に屋根上のような高所から取
付螺子を取り落して紛失するなどの不利がある。
このため一部に取付金具の取付螺子がナツトがか
ら取外されない状態でアンテナの取付角度を変更
することに関しても若干の提案がなされている
(実公昭53−27476、実開昭54−1461149、実公昭
55−34649)が、これらのものにおいてはその変
更操作のために特別な金具ないし複雑な緊締手段
を必要とし、その弛緩ないし緊締操作が面倒で高
所作業における困難さが依然として残るなどの新
しい不利が伴う。
本考案は上記したような実情に鑑み、検討を重
ねて考案されたものであつて、その具体的な実施
態様を添附図面に示すものについて説明すると、
この種アンテナの全般的な構成は第1図に示すよ
うに支柱1にアンテナ素子3および反射器4を取
付けたアンテナアーム2を補助アーム5及び連結
片6を用いて取付けたもので、上記支柱1と補助
アーム5とは締着金具9及びUボルト10によつ
て締着されていることは第4図においても示す通
りであつて、従来のものと同様である。本考案で
は1つの実施形態としてこのような構成のものに
おける前記した補助アーム5と連結片6,6との
結合部分に第2図から第4図に示すような構成を
採用するものであり、即ちパイプ材である補助ア
ーム5の両端開口部をカバーするキヤツプ7が設
けられていることは公知の通りであるが、該キヤ
ツプ7を連結片6,6の取付螺子8挿通部分まで
被覆するセンタリング部材として採用し、斯かる
キヤツプ7の装着域に第2図に示すように補助ア
ーム5の円周方向において約90゜の範囲に亘る長
孔15,15を夫々対設せしめ、一方キヤツプ7
においては必要に応じてその軸方向において若干
長目とした取付螺子8の挿通孔17を補助アーム
5の軸心を通るように形成したもので、このよう
な長孔15,15と挿通孔17に連結片6,6を
定着するための前記取付螺子8を挿通しナツト8
aで締着したものである。なおこの場合において
センタリング部材は必要に応じ連結片6,6を採
用することができ、即ち第3図に示すように接合
突部6a,6aを配設して補助アーム5に添設さ
れるようにした連結片6,6はそれら接合突部6
a,6aの中間に穿設された挿通孔6b,6bは
補助アーム5の軸心を通り、従つてこの部分がセ
ンタリング部材として利用され得ることは明かで
ある。
即ちこの第2〜4図のものの操作関係は第4図
において実線と仮想線を以て併せて示す通りであ
つて、必要に応じナツト8aを少許弛緩すること
により前記長孔15,15の一端側で取付けられ
ていた前記取付螺子8(その軸方向)を他端側に
移すようにアンテナアーム2を持つて補助アーム
5を中心として回動し、アンテナ素子を水平状又
は垂直状に自在に変更設定することができ、しか
もその構成としては元来パイプの切断端部をカバ
ーするために当然必要なキヤツプ7を若干長目と
してセンタリング部材となし、又前記長孔15を
形成する程度で足り、特別な部材や複雑な構成を
殆んど必要としないで前記したようなアンテナ設
定状態変更をなすことができ、しかも前記長孔1
5,15を有するとしてもキヤツプ7で充分にカ
バーされた状態であつて殊更に不体裁となつた
り、或いは雨水などのパイプ内侵入を見ることの
ない好ましい構成を得ることができる。
第5〜6図のものはこの本考案を前記支柱1と
補助アーム5との連結部において採用したもの
で、補助アーム5にはその中間部に前記同様長孔
15a,15a,15a,15aが組をなして設
けられ、この部分に挿通孔17,17を有し、セ
ンタリング部材たる筒形キヤツプ7aを覆着せし
め、上記のような締着金具9,9及び補助アーム
5の外面に添着される座金9aにUボルト10を
取付子として挿通し緊締したものである。なおこ
の構成は別に第7図に示すようにアンテナアーム
2自体に対してその反射器4より突出した端部に
支柱1を直接に連結するようにした場合において
も同様なキヤツプ7aを用い、アーム2に前記の
ような長孔15a,15aを組として形成するこ
とにより同様に実施できる。
即ちこれら第5〜7図に示す場合においても長
孔15a,15a,15a,15aを利用してU
ボルト10のアーム2又は5に対する挿通軸方向
が適宜に変更し得るわけであり、上述したところ
と全く同様にアンテナ設定状態を変更し得るし、
上記したような作用効果を同様に得しめることが
できる。
第8図以下には選ばれたアンテナ設定状態をど
のような強風などによつても充分に安定的確化し
得る実施態様が示されている。即ち補助アーム5
における長孔15、センタリング部材たるキヤツ
プ7の構成については前記した第2〜4図のもの
と全く同じであり、取付螺子8およびそのナツト
8aに関する関係も同様なものであるが、この第
8図以下の実施態様においては前記長孔15の各
両端部に夫々係合切欠15bを対設し、一方前記
した連結片6,6における取付螺子8の挿通孔1
6においてはその両側に前記係合切欠15b,1
5bに嵌合する頂部を円弧状とした突部6bを設
けたものである。
即ちこの第8〜10図のものにおいては取付螺
子8に対するナツト8aを少許弛緩してアンテナ
設定換えをなすことになり、その設定換え途中に
おいては円弧状突部6bがアーム5面を滑つて円
滑に変換操作を行い得ることとなるが、この設定
換え後の緊締で突部6bが係合切欠15bに夫々
嵌合し、充分に安定した取付状態を形成し得るこ
とは明かである。
以上説明したような本考案によるときはキヤツ
プなどをセンタリング部材として利用しアンテナ
アームあるいは補助アームに長孔15又は15a
を形成する程度の簡易な工作だけで高所作業にお
いても適宜且つ平易にアンテナの設定状態を垂直
状又は水平状に変換し得る支持機構を提供するも
のであつて特別な部材や複雑な構成を必要とせ
ず、しかも前記センタリング部材によつてアンテ
ナアームまたは補助アームの軸心位置を的確に把
握した設定を得しめ、長孔部分を適切にカバーせ
しめて体裁がよく、安定な支持が得られるもので
あるから実用上製作上その効果の大きい考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案の適用されるアンテナの全般的関
係を示した斜面図、第2図はその補助アームにつ
いての分解斜面図、第3図はその取付螺子部分の
断面図、第4図は支柱に対する取付関係及びその
操作関係を示した斜面図、第5図は本考案による
別の実施態様を示した補助アームの分解斜面図、
第6図はその第4図と同様な取付状態の斜面図、
第7図はこの第5,6図のものの更に変形例を示
した部分的斜面図、第8図は本考案による更に別
な実施態様についての要部構成部材の分解状態を
示す斜面図、第9図はその取付螺子部分における
断面図、第10図はその長孔部分における突部の
嵌脱関係を示した部分的な拡大展開説明図であ
る。 然してこれらの図面において、1は支柱、2は
アンテナアーム、3は素子、5は補助アーム、6
は連結片、6bはその突部、7,7aはセンタリ
ング部材たるキヤツプ、8は取付螺子、8aはそ
のナツト、9は締着金具、9aは座金、10はU
ボルト、15は長孔、15bはその係合切欠、1
7はキヤツプに設けられた挿通孔を夫々示すもの
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 アンテナ素子を配設したアームを支柱に取付
    けて支持させるようにしたものにおいて、パイ
    プ材であるアンテナアームあるいは該アンテナ
    アームを支柱に取付けるための補助アームにそ
    の円周方向において約90゜の範囲に亘る長孔を
    対設すると共に該長孔形成部分にセンタリング
    部材を装着し、該センタリング部材に上記アン
    テナアームまたは補助アームの軸心を通るよう
    に形成された挿通孔と前記長孔に取付螺子を挿
    通締着せしめ、前記支柱に対して前記アームに
    おける配設素子の方向を上記したアンテナアー
    ムあるいは補助アームの長孔の範囲内において
    変換可能に取付けたことを特徴とするアンテナ
    支持機構。 2 アンテナ素子を配設したアンテナアームに連
    結片を介して補助アームを設け、該補助アーム
    の両端部にその円周方向において約90゜の範囲
    に亘る長孔を形成し、前記補助アーム両端開口
    部に装着されたキヤツプをセンタリング部材と
    し、該キヤツプに補助アームの軸心を通る取付
    螺子の挿通孔を形成した実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載のアンテナ支持機構。 3 長孔の端部に夫々係合切欠を形成し、連結片
    における挿通孔の周側に前記係合切欠と嵌合す
    る突部を形成した実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のアンテナ支持機構。 4 アンテナ素子を配設したアンテナアームに連
    結片を介して補助アームを設け、該補助アーム
    の中間部に円周方向において約90゜の範囲に亘
    る長孔を組として対設すると共にセンタリング
    部材たる筒状キヤツプを装着し、該筒状キヤツ
    プ部分に締着金具を介して支柱を交叉方向に添
    設しUボルトにより締着した実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載のアンテナ支持機構。 5 アンテナ素子を配設したアンテナアームの端
    部に該アンテナアームの円周方向において約
    90゜の範囲に亘る長孔を組として対設すると共
    にキヤツプたるセンタリング部材を装着し、該
    センタリング部材部分に締着金具を介して支柱
    を交叉方向に添設し、Uボルトにより締着した
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のアンテ
    ナ支持機構。
JP6146081U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS6342577Y2 (ja)

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JP6146081U JPS6342577Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JP6146081U JPS6342577Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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JPS57176705U JPS57176705U (ja) 1982-11-09
JPS6342577Y2 true JPS6342577Y2 (ja) 1988-11-08

Family

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JP6146081U Expired JPS6342577Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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