JP2508288Y2 - アンテナ取付け金具 - Google Patents

アンテナ取付け金具

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JP2508288Y2
JP2508288Y2 JP1992063493U JP6349392U JP2508288Y2 JP 2508288 Y2 JP2508288 Y2 JP 2508288Y2 JP 1992063493 U JP1992063493 U JP 1992063493U JP 6349392 U JP6349392 U JP 6349392U JP 2508288 Y2 JP2508288 Y2 JP 2508288Y2
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JP
Japan
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pole
metal fitting
mounting
fixed
antenna
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JP1992063493U
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JPH0629211U (ja
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吉広 中村
博幸 小原
正信 渡辺
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Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば衛星放送受信用
のアンテナを家屋のベランダや壁面等に設置する際に使
用されるアンテナ取付け金具に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のアンテナ取付け金具の構成
を示す斜視図であり、同図において、11は金具本体で
あり、この金具本体11の一端には取付け部12が一体
的に備えられ、また、他端にはポール支え部13が一体
的に備えられる。
【0003】つまり、上記金具本体11は、ベランダや
壁面等に対する取付け部12とポール支え部13とを一
体にして構成したもので、例えばこの金具本体11をベ
ランダに対して固定するには、取付け部12と該取付け
部12に対面する当て板14との間にベランダの角柱1
8a,18bを挾み込み、ボルト15a及びナット15
bを用いて締付ける。
【0004】これにより、金具本体11はベランダに対
し固定された状態となるもので、この状態で、ポール支
え部13にポール16を装着すると共に、ポール締付け
ボルト17を締付けることで、金具本体11に対しポー
ルが固定され、ベランダに対しアンテナ設置が行なえる
ことになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のアンテナ取付け金具では、金具本体11におい
て、ベランダや壁面等に対する取付け部12とポール支
え部13とが一体になっているため、例えば取付け部1
2に対するボルト15a,ナット15bの締付けを行な
うのに、金具本体11部やポール支え部13が邪魔にな
り、締付け作業性が悪い問題があると共に、金具本体1
1を取付け固定した後に高所にてポール16を装着しな
ければならず、ポール16の取付け作業性も悪い問題が
ある。
【0006】本考案は上記課題に鑑みなされたもので、
例えばベランダや壁面に対する取付け作業及びポールの
取付け作業も容易に行なうことが可能になるアンテナ取
付け金具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本考案に係わ
るアンテナ取付け金具は、固定構造物に固定される断面
コ字状の金具を有する支持部材と、上記固定構造物の被
固定面に対し垂直面となる上記支持部材のコ字状金具の
両側面に突出して設けられたボルト端部と、このボルト
端部に対して上記コ字状金具の両側面に沿って引掛かる
切欠きを一端に有し、他端にアンテナポールの支え部を
有してなるポール支え用アーム部と、上記ポール支え用
アーム部の一端の切欠きが引掛けられた上記ボルト端部
に対し螺着して締付けられるアーム固定用のナットとを
備えて構成したものである。
【0008】
【作用】つまり、上記支持部材の固定後に上記アンテナ
ポールを装着したポール支え用アームを固定でき、上記
支持部材の固定に際し、ポール支え用アーム部が邪魔に
なることなく、しかも、ポール支え用アーム部のポール
支え部に予めアンテナポールを装着しておくことがで
き、ベランダ等に対するアンテナの設置作業性は大幅に
改善される。
【0009】
【実施例】以下図面により本考案の一実施例について説
明する。
【0010】図1はアンテナ取付け金具の構成を示す斜
視図であり、このアンテナ取付け金具は、例えば家屋の
壁面やベランダに対して取付け固定される支持部材21
と、この支持部材21により支持されるポール支え用ア
ーム部28とを独立して備えている。
【0011】上記支持部材21は、断面コ字状のコ字金
具21aの開口側の両端部に、コ字金具21aの底面と
平行な鍔部21b,21cを有してなるもので、この支
持部材21の鍔部21b,21cには、例えばベランダ
の角柱23a,23bを挾み込むための当板22が対面
して配置され、この当て板22と鍔部21b,21cと
は、その4箇所においてボルト24a,…が貫通配置さ
れナット24bにより一体化して締付けられる。
【0012】また、上記支持部材21のコ字金具21a
には、その底面に平行にした2本のアーム取付け用ボル
ト25a,25bが貫通配置され、このボルト25a,
25bの各端部には、アーム取付け用ナット26a,2
6bが螺着される。
【0013】さらに、上記支持部材21におけるコ字金
具21aの底面には、縦柱取付け用のボルト孔27a,
27bが設けられる。
【0014】一方、上記ポール支え用アーム部28は、
その一端に上記支持部材21におけるコ字金具21aの
コの字幅に対応させて平行にした一対のアーム支持片2
8a,28bを備え、また、他端にU字状にしたポール
支え部29を備えてなるもので、上記アーム支持片28
a,28bには、上記コ字金具21aに貫通配置させた
アーム取付け用ボルト25a,25bの各端部位置に対
応させてL字状の切欠き部30a,30bが形成され
る。
【0015】また、上記ポール支え用アーム部28の両
側面には、ビート31が形成されて曲げ強度が確保さ
れ、さらに、同ポール支え用アーム部28の両側面間に
は、上記支持部材21におけるコ字金具21aのコの字
幅に対応させた鋼板32が介在されて補強される。
【0016】ポール33は上記ポール支え部29に対し
て装着され、ポール締付けボルト34a及びナット34
bにより締付け固定されるもので、この場合、ポール支
え部29に対するポール33の装着高さは、該ポール3
3の長さ方向に複数箇所形成された長さ調節孔35,…
の何れかに対しビス36を嵌込むことで行なわれる。
【0017】図2は上記アンテナ取付け金具の取付け状
態を示す斜視図である。
【0018】図3は上記アンテナ取付け金具の取付け状
態を示す正面図である。
【0019】図4は上記アンテナ取付け金具の取付け状
態を示す側面図である。
【0020】すなわち、上記構成によるアンテナ取付け
金具を、例えばベランダに取付けてアンテナの設置を行
なうには、まず、支持部材21の鍔部21b,21cと
当て板22との間にベランダの角柱23a,23bを挾
み込み、その4箇所においてボルト24a及びナット2
4bにより締付ける。
【0021】これにより、ベランダに対し、まず、支持
部材21が固定された状態になるもので、この場合、該
支持部材21は単体で固定され、ポール支え用アーム部
28は一体化されてないので、上記ボルト24a及びナ
ット24bの締付け作業が妨げられることはない。
【0022】こうして、上記支持部材21のベランダ固
定が図られると、該支持部材21のコ字金具21aに対
して貫通配置したアーム取付け用ボルト25a,25b
の各端部に対して、ポール支え用アーム部28のアーム
支持片28a,28bに形成したL字状の切欠き部30
a,30bを引掛けて係止し、アーム取付け用ナット2
6a,26bにより締付けて固定する。
【0023】これにより、上記ポール支え用アーム部2
8は支持部材21に一体化されてベランダの側方に立設
支持されるもので、この場合、ポール33は、ポール支
え用アーム部28のポール支え部29に対して、予め装
着しポール締付けボルト34a及びナット34bにより
締付け固定しておく。
【0024】そして、上記ポール33に対し、例えば衛
星放送受信用のパラボラアンテナを取付けることによ
り、ベランダに対するアンテナ設置が行なえるようにな
る。
【0025】したがって、上記構成のアンテナ取付け金
具によれば、例えばベランダの角柱23a,23bに対
して、まず、支持部材21をその当て板22との間にボ
ルト24aを介してナット24bにより締付け固定し、
この後、上記支持部材21のコ字金具21aに対し貫通
配置したアーム取付け用ボルト25a,25bの各端部
に対して、予めポール33を装着したポール支え用アー
ム部28のアーム支持片28a,28bに形成したL字
状の切欠き部30a,30bを引掛けて係止し、アーム
取付け用ナット26a,26bにより締付けて固定する
ようにしたので、上記支持部材21の固定に際し、ポー
ル支え用アーム部28が邪魔になることなく、しかも、
ポール支え用アーム部28はそのアーム支持片28a,
28bに形成したL字状の切欠き部30a,30bを利
用して後から係止固定されるので、該ポール支え用アー
ム部28のポール支え部29に予めポール33を装着し
ておくことができ、ベランダ等に対するアンテナの設置
作業性を大幅に改善することができる。
【0026】なお、上記実施例における支持部材21
は、ベランダの角柱23a,23bに対して固定した
が、これに限られるものでなく、家屋の壁面等、様々な
固定構造物に木ねじやU字ボルト等を用いて固定できる
のは勿論である。
【0027】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、固定構造
物に固定される断面コ字状の金具を有する支持部材と、
上記固定構造物の被固定面に対し垂直面となる上記支持
部材のコ字状金具の両側面に突出して設けられたボルト
端部と、このボルト端部に対して上記コ字状金具の両側
面に沿って引掛かる切欠きを一端に有し、他端にアンテ
ナポールの支え部を有してなるポール支え用アーム部
と、上記ポール支え用アーム部の一端の切欠きが引掛け
られた上記ボルト端部に対し螺着して締付けられるアー
ム固定用のナットとを備えて構成したので、上記支持部
材の固定後に上記アンテナポールを装着したポール支え
用アーム部を固定でき、例えばベランダや壁面に対する
取付け作業及びポールの取付け作業も容易に行なうこと
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わるアンテナ取付け金具
の構成を示す斜視図。
【図2】上記アンテナ取付け金具の取付け状態を示す斜
視図。
【図3】上記アンテナ取付け金具の取付け状態を示す正
面図。
【図4】上記アンテナ取付け金具の取付け状態を示す側
面図。
【図5】従来のアンテナ取付け金具の構成を示す斜視
図。
【符号の説明】
21…支持部材、21a…コ字金具、21b,21c…
鍔部、22…当て板、23a,23b…角柱、24a…
ボルト、24b…ナット、25a,25b…アーム取付
け用ボルト、26a,26b…アーム取付け用ナット、
27a,27b…ボルト孔、28…ポール支え用アーム
部、28a,28b…アーム支持片、29…ポール支え
部、30a,30b…L字状切欠き部、31…ビート、
32…鋼板、33…ポール、34a…ポール締付けボル
ト、34b…ポール締付けナット、35…長さ調節孔、
36…ビス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定構造物に固定される断面コ字状の金
    具を有する支持部材と、 上記固定構造物の被固定面に対し垂直面となる上記支持
    部材のコ字状金具の両側面に突出して設けられたボルト
    端部と、 このボルト端部に対して上記コ字状金具の両側面に沿っ
    て引掛かる一方開放の切欠きを一端に有し、他端にアン
    テナポールの支え部を有してなるポール支え用アーム部
    と、 上記ポール支え用アーム部の一端の切欠きがその開放側
    から上記コ字状金具の両側面に沿って引導入されて引掛
    けられた上記ボルト端部に対し螺着して締付けられるア
    ーム固定用のナットと、 を具備したことを特徴とするアンテナ取付け金具。
JP1992063493U 1992-09-10 1992-09-10 アンテナ取付け金具 Expired - Lifetime JP2508288Y2 (ja)

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JP1992063493U JP2508288Y2 (ja) 1992-09-10 1992-09-10 アンテナ取付け金具

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JP1992063493U JP2508288Y2 (ja) 1992-09-10 1992-09-10 アンテナ取付け金具

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JPH0629211U JPH0629211U (ja) 1994-04-15
JP2508288Y2 true JP2508288Y2 (ja) 1996-08-21

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928973Y2 (ja) * 1979-06-22 1984-08-21 山久チエイン株式会社 トツププレ−トチエ−ン
JPS6320172Y2 (ja) * 1981-01-21 1988-06-06
JPH01111036U (ja) * 1988-01-22 1989-07-26
JP3051507U (ja) * 1998-02-16 1998-08-25 剛 板倉 携帯電話機のアンテナ収納構造

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JPH0629211U (ja) 1994-04-15

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