JPH0338370Y2 - - Google Patents

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JPH0338370Y2
JPH0338370Y2 JP10016484U JP10016484U JPH0338370Y2 JP H0338370 Y2 JPH0338370 Y2 JP H0338370Y2 JP 10016484 U JP10016484 U JP 10016484U JP 10016484 U JP10016484 U JP 10016484U JP H0338370 Y2 JPH0338370 Y2 JP H0338370Y2
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hole
column
mounting
fixture
cylinder
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JP10016484U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は柱の取付固定構造に係り、さらに詳し
くは柱によつて支持されたパラボラアンテナ等の
柱をビル・家屋の側面に回転しないように所望の
方位角に確実に取付けることができるように構成
した柱の取付固定構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の柱の取付固定構造としては雨といを壁面
に固定するような、柱の外周を単に挾持して壁面
に取付ける構造であつた。
〔従来技術の問題点〕
このような構造は回転方向の外力に弱く、その
ため、パラボラアンテナその他のアンテナ等の固
定角度の精度を要求されるものは強風や、パラボ
ラアンテナ自身の共振等により円柱が回転して方
位角がずれてしまい、画像が不鮮明になつたり、
全く受信することができなくなるという問題点が
ある。
また取付具に柱をノツクピンで永久的に固定す
る構造では、移動の際、および方位角を大幅に変
更したい時は不便であるという問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、柱を所望の方位角に確実に取付けること
ができると共に方位角の変更も容易にできる取付
固定構造を提供することを課題とする。
上記問題点を解決するための本考案に係る柱の
取付固定構造は、柱に固定部材4,36を固定
し、構造物5に取付固定具1,32を固定し、こ
の取付固定具1,32に前記柱を回転可能な状態
で挿入する貫通孔9を設け、前記柱の回転中心を
中心とする円周上の等間隔位置に前記固定部材
4,36と前記取付固定具1,32のいずれか一
方に係止孔11,35を、他方にこの係止孔1
1,35に挿入する少なくとも1個の突起21,
31をそれぞれ設けたものである。
〔作用〕
本考案によれば、取付固定具の貫通孔に固定部
材を固定した柱を挿入し、所望の方位角の位置で
突起が係止孔に挿入されているため、柱が回転方
向の外力で回転することがなく、又、方向角を変
えるときは一度係止孔から突起を引き貫いて所望
の角度回転し、再び挿入させれば、簡単に角度を
調節できる。
〔実施例〕
(第一実施例) 第1図〜第4図には本考案を適用した第一実施
例が示されている。
第1図には柱である円柱3を構造物5の壁面に
取付けた状態が示されている。第1図において、
円柱3は上位置、中位置、下位置の3ケ所で支持
され、上位置で本考案に係る取付固定構造が採用
され、中位置及び下位置では本考案を補助する取
付構造が採用されている。本考案に係る取付固定
構造は、構造物5に固定された取付固定具1と円
柱3に固着された固定部材4とから構成されてお
り、この詳しい構成は第2図、第3図A及び第3
図Bに示されている。本考案を補助する取付構造
は、構造物5に固定された取付具2にて構成さ
れ、この詳しい構成は第2図、第4図A及び第4
図Bに示されている。
第2図、第3図A及び第3図Bにおいて、取付
固定具1は断面形状略コ字状に形成されており、
上面板6と下面板7とこれらの一端縁を連結する
上立り壁8とからなつている。
この上面板6と下面板7には、前記円柱3が挿
通する円形の貫通孔9が形成されている。
前記上面板6と下面板7との間には前記貫通孔
9と同軸かつ僅かに大きい径の補強用の短円筒体
10が介在している。
さらに、上面板6の補強用の短円筒体10の外
側には、貫通孔9と同芯円上に、複数の係止孔1
1が形成されている。この係止孔11は貫通孔9
の中心点に対し所定の中心角の間隔で、即ち、等
間隔に設けられている。
一方、固定部材4は、円板状の外縁が下方へ湾
曲した皿状に形成されている。この縁部には下方
に向かつて複数の突起21が中心軸に対して一定
の中心角で、即ち、等間隔に形成されている。こ
の突起21の形状は前記取付固定具に形成された
係止孔11に対応している。この固定部材4の中
心部には円柱3が嵌合する透孔22が形成されて
いる。この透孔22中に円柱3が嵌入され、前記
固定部材4は円柱3の上方の所望の位置に固着さ
れる。なお、上立り壁8と上・下面板6,7との
角部の中央には各々強度を高めるために内側に三
角形状の折曲げ部12が形成されている。さらに
立上り壁8の中央には、小孔13が形成されてい
る。この小孔13に構造物5側のアンカーボルト
40を挿入し、小孔13より突出したアンカーボ
ルト40の先端にナツト14を螺入することによ
つて取付固定具1を構造物5に取り付ける。
第2図、第4図A及び第4図Bにおいて、取付
具2は上部平面板6には係止孔11が形成されて
いないが断面形状略コ字状に形成され、短円筒部
10、貫通孔9も取付固定具1と略同様の構成に
なつており、同一部分について同一符号を付して
その説明を省略し、異なる構成部分のみを説明す
る。
この取付具2の短円筒部10の周側部には、中
心角が120゜の間隔で2ケ所にエンボス16が内方
へ向かつて形成され、これらのエンボス16に対
し、さらに120゜の位置に透孔17が設けられ、そ
の表面にナツト18が固着されている。
これらエンボス16は、取付具2に円柱3を挿
入したときガタをなくすためのもので、エンボス
16で支持した後ボルト15をナツト18に螺合
させてボルト15の先端で円柱3を押圧して固定
するのである。なお、下位置の取付具2の下面板
7には円柱3が貫通する貫通孔を設けなくともよ
い。
次に本実施例の使用方法について説明する。
まず構造物5の壁面に所定間隔でアンカーボル
ト40を打ち込み、このアンカーボルト40を利
用して取付固定具1および取付具2を構造物5に
取り付ける。
次に円柱3を上方から取付固定具1および取付
具2の貫通孔9に嵌挿させる。そして、円柱3を
回転させて所望の方位角位置で固定部材4の突起
21を取付固定具1の係止孔11に挿入する。
最後に、取付具2のナツト18にボルト15を
螺入してボルト15の先端で円柱3を押圧すれば
完了する。
円柱3はボルト15の押圧力によつて上方向の
移動が規制され、又、回転方向の外力は突起21
と係止孔11によつて受けられるため方位角が変
化することがない。
また角度を変えたいときは、ボルト15を緩め
円柱3を引き上げ、回転させて所望の方位角位置
で、再び突起21を長孔に挿入した後にボルト1
5を締結すれば良い。
尚、またこの第一実施例では固定部材4に突起
21を、取付固定具1に係止孔11をそれぞれ設
けたが、反対に固定部材4に係止孔11を、取付
固定具1に突起4をそれぞれ設けてもよい。
(第二実施例) 第5図及び第6図には本考案を適用した第二実
施例が示されている。
第5図には柱である円柱30を構造物5の壁面
に取付けた状態が示されている。第5図におい
て、円柱30は上位置、中位置、下位置の3ケ所
で支持され、下位置で本考案に係る取付固定構造
が採用され、上位置及び中位置では本考案を補助
する取付構造が採用されている。本考案を補助す
る取付構造は第一実施例のものと同一構成である
ため第6図に同一符号を付してその説明を省略す
る。
本考案に係る取付固定構造は、第6図に示すよ
うに、構造物5に固定された取付固定具32と円
柱30の下端に一体的に設けられた固定部材36
とから構成されている。取付固定具32は第一実
施例のものとほぼ同一構成を有するが、上面板6
に係止孔が形成されず下面板7には円柱30の径
よりも小さな貫通孔37が形成されている。そし
て、貫通孔37の周囲の下面板7に係止孔35が
形成されている。係止孔35は円柱30の回転中
心を中心とする円周上に等間隔に複数形成されて
いる。
この第二実施例においても、第一実施例と略同
様の作用を有する。
なお、本考案は上記実施例に限らず、取付固定
具側に柱の支持部を設け、柱もしくは取付固定具
のうちいずれか一方に直接もしくは何らかの部材
を介して少なくとも1つの突起を設け、他方に、
柱を取付固定具に回転可能で方位角を調整自在な
状態で、前記突起が嵌合する複数の孔が形成され
ていれば、どのような支持部の取付固定具でも良
い。
もちろん柱はアンテナ等用に限らず、レーダー
望遠鏡など方位角を調節可能に取付ける必要のあ
るものであればなんでも良い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、構造物側の
取付固定具と柱側の固定部材との一方に係止孔を
他方に突起を設け、突起を係止孔に挿入すること
によつて柱を所定の方位角位置に取付けるよう構
成したので、柱を所望の方位角に回転変位するこ
となく確実に取付けることができると共に方位角
の変更も容易にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図Bは第一実施例を示すもの
で、第1図は構造物への取付状態を示す正面図、
第2図はその一部分解斜視図、第3図Aは取付固
定具の平面図、第3図Bはその側面図、第4図A
は取付具の平面図、第4図Bはその側面図を示
す。第5図および第6図は本考案の第二実施例を
示すもので、第5図は構造物への取付状態を示す
正面図、第6図はその一部分解斜視図である。 1,32……取付固定具、2……取付具、3,
30……円柱、4,36……固定部材、5……構
造物、6……上面板、7……下面板、9……貫通
孔、11,35……係止孔、21,31……突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱に固定部材4,36を固定し、構造物5に取
    付固定具1,32を固定し、この取付固定具1,
    32に前記柱を回転可能な状態で挿入する貫通孔
    9を設け、前記柱の回転中心を中心とする円周上
    の等間隔位置に前記固定部材4,36と前記取付
    固定具1,32のいずれか一方に係止孔11,3
    5を、他方にこの係止孔11,35に挿入する少
    なくとも1個の突起21,31をそれぞれ設けた
    ことを特徴とする柱の取付固定構造。
JP10016484U 1984-07-03 1984-07-03 柱の取付固定構造 Granted JPS6120653U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016484U JPS6120653U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 柱の取付固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016484U JPS6120653U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 柱の取付固定構造

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Publication Number Publication Date
JPS6120653U JPS6120653U (ja) 1986-02-06
JPH0338370Y2 true JPH0338370Y2 (ja) 1991-08-13

Family

ID=30659631

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10016484U Granted JPS6120653U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 柱の取付固定構造

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JP (1) JPS6120653U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6121584B1 (ja) * 2016-02-25 2017-04-26 レンドリース・ジャパン株式会社 支持柱補強部材

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Publication number Publication date
JPS6120653U (ja) 1986-02-06

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