JPH021002Y2 - - Google Patents
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- JPH021002Y2 JPH021002Y2 JP1982012869U JP1286982U JPH021002Y2 JP H021002 Y2 JPH021002 Y2 JP H021002Y2 JP 1982012869 U JP1982012869 U JP 1982012869U JP 1286982 U JP1286982 U JP 1286982U JP H021002 Y2 JPH021002 Y2 JP H021002Y2
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- JP
- Japan
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- cam
- spring
- latch
- pressure
- accumulating
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 claims description 16
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/42—Driving mechanisms
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
- H01H3/22—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
- H01H3/30—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using spring motor
- H01H3/3005—Charging means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
- H01H3/22—Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
- H01H3/227—Interlocked hand- and power-operating mechanisms
Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、接点開閉機構の接点閉成用ばね力
を蓄圧可能な蓄勢ばねから放勢されるばね力を介
して接点を閉成させるように構成された気中しや
断器に関するもので、詳しくは、蓄勢ばねに対す
る蓄圧のための操作機構に関するものである。
を蓄圧可能な蓄勢ばねから放勢されるばね力を介
して接点を閉成させるように構成された気中しや
断器に関するもので、詳しくは、蓄勢ばねに対す
る蓄圧のための操作機構に関するものである。
この種のしや断器として、従来、蓄勢ばねの蓄
圧をハンドル操作によりおこなうように構成した
手動蓄圧式のものと、たとえば特開昭58−5924号
公報に開示されているように、モータの回転をク
ランク、およびリンクを介してレバーの往復揺動
に変換するとともに、このレバーの一方向の揺動
力をラチエツト爪および爪車を介して角軸の回転
に変換し、さらに、この角軸の回転力をクランク
を介して蓄勢ばねの蓄圧力として作用させるよう
に構成した電動蓄圧式のものとが知られている。
圧をハンドル操作によりおこなうように構成した
手動蓄圧式のものと、たとえば特開昭58−5924号
公報に開示されているように、モータの回転をク
ランク、およびリンクを介してレバーの往復揺動
に変換するとともに、このレバーの一方向の揺動
力をラチエツト爪および爪車を介して角軸の回転
に変換し、さらに、この角軸の回転力をクランク
を介して蓄勢ばねの蓄圧力として作用させるよう
に構成した電動蓄圧式のものとが知られている。
しかしながら、手動蓄圧式のものでは、蓄圧を
遠隔操作によつておこなうことができないため、
多くのしや断器を設置している所などにおいて
は、それらの蓄圧のために多大な手数、時間およ
び労力を要して非常に不便である。
遠隔操作によつておこなうことができないため、
多くのしや断器を設置している所などにおいて
は、それらの蓄圧のために多大な手数、時間およ
び労力を要して非常に不便である。
また、上記した構成の電動蓄圧式のものでは、
蓄圧を遠隔操作にて実行できて、非常に便利であ
るけれども、たとえば停電時などにおいては蓄圧
できないため、しや断器の緊急的な作動要求に対
処することができない。また、機構的にみても、
クランク、リンク、レバーおよび爪車など多くの
部品を使用しているので、蓄圧時および蓄圧解除
時のいずれの場合も相当に激しい衝撃および機械
音が発生されるとともに、所期の蓄圧動作が間欠
的に急速かつスムーズな動作を期待することがで
きない欠点があつた。
蓄圧を遠隔操作にて実行できて、非常に便利であ
るけれども、たとえば停電時などにおいては蓄圧
できないため、しや断器の緊急的な作動要求に対
処することができない。また、機構的にみても、
クランク、リンク、レバーおよび爪車など多くの
部品を使用しているので、蓄圧時および蓄圧解除
時のいずれの場合も相当に激しい衝撃および機械
音が発生されるとともに、所期の蓄圧動作が間欠
的に急速かつスムーズな動作を期待することがで
きない欠点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、通常は電動力により遠隔的、
省力的に、かつ急速、スムーズに蓄圧動作させる
ことができ、しかも停電時などの緊急事態の発生
時にも所定の蓄圧を容易におこなうことができる
気中しや断器を提供することを目的とする。
になされたもので、通常は電動力により遠隔的、
省力的に、かつ急速、スムーズに蓄圧動作させる
ことができ、しかも停電時などの緊急事態の発生
時にも所定の蓄圧を容易におこなうことができる
気中しや断器を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第1図はこの考案に係る気中しや断器の一例を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
同図において、1は筐体、2は蓄勢部ユニツト
ケース、3は通電部ユニツトケースである。蓄勢
部ユニツトケース2は筐体1の前部側(左側)に
位置して、また通電部ユニツトケース3は筐体1
の後部側(右側)に位置して、筐体1の一部を構
成する側板4にそれぞれ固定されている。5は複
数個の消弧板6を有し、上記通電部ユニツトケー
ス3に咬合された消弧室、7は引外しリレーなど
の電気制御部の格納ケースである。
ケース、3は通電部ユニツトケースである。蓄勢
部ユニツトケース2は筐体1の前部側(左側)に
位置して、また通電部ユニツトケース3は筐体1
の後部側(右側)に位置して、筐体1の一部を構
成する側板4にそれぞれ固定されている。5は複
数個の消弧板6を有し、上記通電部ユニツトケー
ス3に咬合された消弧室、7は引外しリレーなど
の電気制御部の格納ケースである。
つぎに、各部の構成を詳述する。
10は蓄勢用加圧機構であり、筐体1に前傾姿
勢に配置された操作用のハンドル101を備え、
このハンドル101の操作端部102は上記筐体
1の前面1a上部に突出し、かつ基端部103は
筐体1の前面1a下部近傍に設けられた回転軸1
04に回転自在に支持されている。第2図のよう
に、上記ハンドル101の基端部103と筐体1
との間にはハンドル復帰用のばね105が掛設さ
れ、かつ筐体1にはギヤボツクス106を介して
モータ107が設けられ、このモータ107の回
転力を伝達するギヤボツクス106の最終出力軸
108は上記回転軸104の一端部109に設け
られた軸孔110に嵌合して、トルクピン111
により回転軸104に回転連結されている。さら
に上記回転軸104にはラチエツト112および
カム113が回転自在に支持され、これらラチエ
ツト112とカム113とは互いに間隙G(第2
図参照)を保つて、第3図のように3つの連結ピ
ン114,115,116により一体結合されて
いる。第2図、第3図において、117は上記ハ
ンドル101に支持ピン118により回転自在に
設けられ、かつばね119によりラチエツト11
2に押し付けられた可動パウルであり、上記ハン
ドル101の押下操作で上記ラチエツト112を
反時計方向へ間欠駆動するものである。
勢に配置された操作用のハンドル101を備え、
このハンドル101の操作端部102は上記筐体
1の前面1a上部に突出し、かつ基端部103は
筐体1の前面1a下部近傍に設けられた回転軸1
04に回転自在に支持されている。第2図のよう
に、上記ハンドル101の基端部103と筐体1
との間にはハンドル復帰用のばね105が掛設さ
れ、かつ筐体1にはギヤボツクス106を介して
モータ107が設けられ、このモータ107の回
転力を伝達するギヤボツクス106の最終出力軸
108は上記回転軸104の一端部109に設け
られた軸孔110に嵌合して、トルクピン111
により回転軸104に回転連結されている。さら
に上記回転軸104にはラチエツト112および
カム113が回転自在に支持され、これらラチエ
ツト112とカム113とは互いに間隙G(第2
図参照)を保つて、第3図のように3つの連結ピ
ン114,115,116により一体結合されて
いる。第2図、第3図において、117は上記ハ
ンドル101に支持ピン118により回転自在に
設けられ、かつばね119によりラチエツト11
2に押し付けられた可動パウルであり、上記ハン
ドル101の押下操作で上記ラチエツト112を
反時計方向へ間欠駆動するものである。
第3図において、120は上記間隙G(第2図)
において、上記1つの連結ピン114に回転自在
に支持されたラツチであり、このラツチ120の
先端部121は他の連結ピン115を支点として
ラツチ120と回転軸104の外周間に掛架され
たばね126により、回転軸104の外周に押し
付けられている。回転軸104の外周にはその反
時計方向への回転時、上記ラツチ120の先端部
121に係合する係合部122(第4図)が切欠
形成されている。123は上記ラツチ120の先
端部に設けられた突片で、上記先端部121が上
記係合部122に落ち込んだとき、回転軸104
の外周に係合して、上記先端部121の係合部1
22に対する係合状態を確保するためのものであ
る。なお、第1図の124は後述するチヤージレ
バーの枢軸に枢着されて上記ラチエツト112の
戻り回転を阻止するロツキングパウルである。
において、上記1つの連結ピン114に回転自在
に支持されたラツチであり、このラツチ120の
先端部121は他の連結ピン115を支点として
ラツチ120と回転軸104の外周間に掛架され
たばね126により、回転軸104の外周に押し
付けられている。回転軸104の外周にはその反
時計方向への回転時、上記ラツチ120の先端部
121に係合する係合部122(第4図)が切欠
形成されている。123は上記ラツチ120の先
端部に設けられた突片で、上記先端部121が上
記係合部122に落ち込んだとき、回転軸104
の外周に係合して、上記先端部121の係合部1
22に対する係合状態を確保するためのものであ
る。なお、第1図の124は後述するチヤージレ
バーの枢軸に枢着されて上記ラチエツト112の
戻り回転を阻止するロツキングパウルである。
第1図において、20は上記カム113の後方
からその上方へ延びて該カム113の上方の軸2
1に回動可能に枢支されたチヤージレバーで、ハ
ンドル操作時のカム113に転接されるローラ2
2がその下端部20aに取り付けられており、さ
らに蓄圧完了時にカム113の連結ピン115に
設けられたローラ23に当接する阻止片24が一
体的に突設されている。上記チヤージレバー20
の下端部20aの後方位置には、上端部26aが
軸25に回動可能に枢支されたクローズドアーム
26が配設されており、このクローズドアーム2
6は上記チヤージレバー20の下端にリンク27
を介して連結されている。28,29は上記リン
ク27における連結ピンである。30は上記筐体
1の後部(右側)下端側に配設された蓄勢ばね
で、圧縮コイルばねが用いられている。このばね
30の一端30aおよび他端30b側は、それぞ
れ上記クローズドアーム26の下端部26b側お
よび筐体1側にピン31,32をもつて回動可能
に枢着されている。33はばねホルダであり、上
記ばね30の圧縮変形をスムースに行なわせるた
めのものである。
からその上方へ延びて該カム113の上方の軸2
1に回動可能に枢支されたチヤージレバーで、ハ
ンドル操作時のカム113に転接されるローラ2
2がその下端部20aに取り付けられており、さ
らに蓄圧完了時にカム113の連結ピン115に
設けられたローラ23に当接する阻止片24が一
体的に突設されている。上記チヤージレバー20
の下端部20aの後方位置には、上端部26aが
軸25に回動可能に枢支されたクローズドアーム
26が配設されており、このクローズドアーム2
6は上記チヤージレバー20の下端にリンク27
を介して連結されている。28,29は上記リン
ク27における連結ピンである。30は上記筐体
1の後部(右側)下端側に配設された蓄勢ばね
で、圧縮コイルばねが用いられている。このばね
30の一端30aおよび他端30b側は、それぞ
れ上記クローズドアーム26の下端部26b側お
よび筐体1側にピン31,32をもつて回動可能
に枢着されている。33はばねホルダであり、上
記ばね30の圧縮変形をスムースに行なわせるた
めのものである。
上記クローズドアーム26の枢軸25には、上
記ばね30のばね力付勢時に該クローズドアーム
26の上端側の押上片34に押上げられて円弧状
に変位するリンク35が回動自在に枢支されてい
る。36は上記リンク35の変位端側に設けられ
て上記押上片34に押上げられるピン、37は上
記ケース2に形成されて上記ピン36を嵌合させ
た円弧状の案内孔、38は上記クローズドアーム
26の時計方向の回動阻止ピンである。39,4
0はクローズドアーム26の上方側に上下方向に
配置され、かつピン41をもつて屈曲可能に連結
された1対のリンクであり、下方側のリンク40
の下端部は上記ピン36に連結されている。42
はこれらリンク39,40の上方部位、つまり前
記通電部ケース3の前方(左側)に位置して固設
された枢軸、43は該軸42に回動可能に枢支さ
れた方向転換レバーであり、このレバー43の下
端部43aには、連結ピン44を介して上記1対
のリンク39,40における上方側のリンク39
の上端部が連結され、またその上端部43bに
は、後述する通電部側の接点開閉機構の一部を構
成する絶縁リンク45の一端が連結されるピン4
6を有する。上記1対のリンク39,40などに
より蓄勢力伝達用のリンク機構47を構成してい
る。48は上記レバー43の反時計方向の回動阻
止軸、49は該レバー43の下端ピン44に枢着
されて、上記レバー43のはね返りを防止するは
ね返り防止片、50はこの防止片49の復帰ばね
である。
記ばね30のばね力付勢時に該クローズドアーム
26の上端側の押上片34に押上げられて円弧状
に変位するリンク35が回動自在に枢支されてい
る。36は上記リンク35の変位端側に設けられ
て上記押上片34に押上げられるピン、37は上
記ケース2に形成されて上記ピン36を嵌合させ
た円弧状の案内孔、38は上記クローズドアーム
26の時計方向の回動阻止ピンである。39,4
0はクローズドアーム26の上方側に上下方向に
配置され、かつピン41をもつて屈曲可能に連結
された1対のリンクであり、下方側のリンク40
の下端部は上記ピン36に連結されている。42
はこれらリンク39,40の上方部位、つまり前
記通電部ケース3の前方(左側)に位置して固設
された枢軸、43は該軸42に回動可能に枢支さ
れた方向転換レバーであり、このレバー43の下
端部43aには、連結ピン44を介して上記1対
のリンク39,40における上方側のリンク39
の上端部が連結され、またその上端部43bに
は、後述する通電部側の接点開閉機構の一部を構
成する絶縁リンク45の一端が連結されるピン4
6を有する。上記1対のリンク39,40などに
より蓄勢力伝達用のリンク機構47を構成してい
る。48は上記レバー43の反時計方向の回動阻
止軸、49は該レバー43の下端ピン44に枢着
されて、上記レバー43のはね返りを防止するは
ね返り防止片、50はこの防止片49の復帰ばね
である。
51,52は通電部の一部を構成する1対の導
体、53は一方の導体51に装備された変流器、
54はこの導体51の先端に固着されたメイン固
定接点である。55は上記固定接点54に接離さ
れるメイン可動接点、56はこの可動接点55を
固着した可動子であり、この可動子56の基端部
と上記他方の導体52との間は、可撓導体57で
接続されている。58は枢支ピン59を介して可
動子56を保持する可動子ホルダであり、このホ
ルダ58の下端部は枢軸60をもつてケース3に
回動自在に枢支されており、また上端部はピン6
1により上記絶縁リンク45の他端に連結されて
いる。62は上記可動子56とケース3側との間
に掛設されて、この可動子56に対して接点閉成
方向へのばね力を付勢する接圧ばね、63,64
はそれぞれ可動アームおよび固定アーク接点、6
5,66はそれぞれ各アーク接点63,64の保
持部材、67は上記可動子ホルダ58に対する回
動規制用のストツパである。上記可動子56やホ
ルダ58や前記絶縁リンク45などにより、接点
開閉機構69が構成されている(第8図および第
9図参照)。70,71は隔壁である。
体、53は一方の導体51に装備された変流器、
54はこの導体51の先端に固着されたメイン固
定接点である。55は上記固定接点54に接離さ
れるメイン可動接点、56はこの可動接点55を
固着した可動子であり、この可動子56の基端部
と上記他方の導体52との間は、可撓導体57で
接続されている。58は枢支ピン59を介して可
動子56を保持する可動子ホルダであり、このホ
ルダ58の下端部は枢軸60をもつてケース3に
回動自在に枢支されており、また上端部はピン6
1により上記絶縁リンク45の他端に連結されて
いる。62は上記可動子56とケース3側との間
に掛設されて、この可動子56に対して接点閉成
方向へのばね力を付勢する接圧ばね、63,64
はそれぞれ可動アームおよび固定アーク接点、6
5,66はそれぞれ各アーク接点63,64の保
持部材、67は上記可動子ホルダ58に対する回
動規制用のストツパである。上記可動子56やホ
ルダ58や前記絶縁リンク45などにより、接点
開閉機構69が構成されている(第8図および第
9図参照)。70,71は隔壁である。
前記チヤージレバー20の上方には、枢軸72
に回動可能に枢支されたつの字形の投入ラツチ7
3が配設されている。このラツチ73の下端部7
3aの先端には、上記レバー20の上端部20b
に固定された係止ロール74の時計方向の押圧力
を受ける切欠部75が形成されており、蓄圧完了
時には上記押圧力が復帰ばね76の時計方向のば
ね力に抗するように設定されている(第6図参
照)。77は上記投入ラツチ73の上端73bを
係脱可能に係止して反時計方向の回動を阻止する
横断面D形のラツチであり、ケース2に対して回
動可能に取り付けられており、上記投入ラツチ7
3などともに、接点閉成待機維持機構78を構成
している。上記D形ラツチ77は第5図に示すよ
うに上記閉成待機状態を解除させるON操作体7
9により反時計方向へ回動されるようになつてい
る。
に回動可能に枢支されたつの字形の投入ラツチ7
3が配設されている。このラツチ73の下端部7
3aの先端には、上記レバー20の上端部20b
に固定された係止ロール74の時計方向の押圧力
を受ける切欠部75が形成されており、蓄圧完了
時には上記押圧力が復帰ばね76の時計方向のば
ね力に抗するように設定されている(第6図参
照)。77は上記投入ラツチ73の上端73bを
係脱可能に係止して反時計方向の回動を阻止する
横断面D形のラツチであり、ケース2に対して回
動可能に取り付けられており、上記投入ラツチ7
3などともに、接点閉成待機維持機構78を構成
している。上記D形ラツチ77は第5図に示すよ
うに上記閉成待機状態を解除させるON操作体7
9により反時計方向へ回動されるようになつてい
る。
80は上記投入ラツチ73の枢軸72に回動可
能に枢支されるとともに、上記復帰ばね76(第
6図)の反時計方向のばね力を受けた引外しラツ
チ、81はこの引外しラツチ80の下方に軸82
をもつて回動可能に枢支されるとともに、第7図
に示す復帰ばね83の反時計方向のばね力が付勢
されたカム板であり、上記引外しラツチ80の下
端突出部の係止ロール84に係脱可能に係合する
凹入部85を有し、引外しラツチ80に対してそ
の復帰ばね力に抗して時計方向の押圧力を付勢す
るようになつている。第1図の86は上記カム板
81のピン87と前述の1対のリンク39,40
における連結ピン41との間に連結された突張り
用のリンクである。88は上記引外しラツチ80
の時計方向への回動を阻止する横断面D形のラツ
チであり、ケース2に対して回動可能に取り付け
られており、上記引外しラツチ80やカム板81
などとともに、前記接圧ばね62のばね力に抗し
て前記リンク機構47を伸張させる接点開放待機
維持機構89を構成している。上記D形ラツチ8
8は第5図に示すOFF操作体90により時計方
向へ回動されるようになつている。なお第5図
中、91は上記D形ラツチ77,88の自動復帰
用のばね、92,93はそれぞれD形ラツチ77
および88に設けられた被操作片、94,95は
ストツパ、96,97は押込棒である。
能に枢支されるとともに、上記復帰ばね76(第
6図)の反時計方向のばね力を受けた引外しラツ
チ、81はこの引外しラツチ80の下方に軸82
をもつて回動可能に枢支されるとともに、第7図
に示す復帰ばね83の反時計方向のばね力が付勢
されたカム板であり、上記引外しラツチ80の下
端突出部の係止ロール84に係脱可能に係合する
凹入部85を有し、引外しラツチ80に対してそ
の復帰ばね力に抗して時計方向の押圧力を付勢す
るようになつている。第1図の86は上記カム板
81のピン87と前述の1対のリンク39,40
における連結ピン41との間に連結された突張り
用のリンクである。88は上記引外しラツチ80
の時計方向への回動を阻止する横断面D形のラツ
チであり、ケース2に対して回動可能に取り付け
られており、上記引外しラツチ80やカム板81
などとともに、前記接圧ばね62のばね力に抗し
て前記リンク機構47を伸張させる接点開放待機
維持機構89を構成している。上記D形ラツチ8
8は第5図に示すOFF操作体90により時計方
向へ回動されるようになつている。なお第5図
中、91は上記D形ラツチ77,88の自動復帰
用のばね、92,93はそれぞれD形ラツチ77
および88に設けられた被操作片、94,95は
ストツパ、96,97は押込棒である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
() 蓄勢ばねの蓄勢時:
まず、第1図のハンドル101をその復帰用ば
ね力に抗して押下げ操作すると、可動パウル11
7がラチエツト112の反時計方向へ回動させ、
これによりカム113も同方向へ回動されるか
ら、カム面125に転接されるローラ22を介し
てチヤージレバー20がその軸21を中心にして
反時計方向へ回動される(第10図A参照)。こ
のチヤージレバー20の反時計方向の回動変位に
よりクローズドアーム26がリンク27を介して
軸25廻りに反時計方向へ回動変位するため、蓄
勢ばね30の圧縮が開始される。上記蓄勢ばね3
0は上記ハンドル操作の繰り返しでさらに圧縮変
形が進行する。
ね力に抗して押下げ操作すると、可動パウル11
7がラチエツト112の反時計方向へ回動させ、
これによりカム113も同方向へ回動されるか
ら、カム面125に転接されるローラ22を介し
てチヤージレバー20がその軸21を中心にして
反時計方向へ回動される(第10図A参照)。こ
のチヤージレバー20の反時計方向の回動変位に
よりクローズドアーム26がリンク27を介して
軸25廻りに反時計方向へ回動変位するため、蓄
勢ばね30の圧縮が開始される。上記蓄勢ばね3
0は上記ハンドル操作の繰り返しでさらに圧縮変
形が進行する。
上記ハンドル操作時、第4図に示されたラツチ
120の先端部121はラチエツト112、カム
113の回転にしたがつて、回転軸104の係合
部122上をばね126(第3図)に抗してすべ
つて逃げる。
120の先端部121はラチエツト112、カム
113の回転にしたがつて、回転軸104の係合
部122上をばね126(第3図)に抗してすべ
つて逃げる。
一方、上記蓄勢ばね30の圧縮変形をモータ1
07(第2図)にて行う場合には、このモータ1
07は回転軸104を反時計方向に回転させる。
これにより回転軸104の係合部122(第4
図)がラツチ120の先端部121に係合して、
カム113が反時計方向に回転し、上記同様に蓄
勢ばね30の圧縮変形が行われる。
07(第2図)にて行う場合には、このモータ1
07は回転軸104を反時計方向に回転させる。
これにより回転軸104の係合部122(第4
図)がラツチ120の先端部121に係合して、
カム113が反時計方向に回転し、上記同様に蓄
勢ばね30の圧縮変形が行われる。
なお、第2図のように、ラツチ120が設けら
れたピン114はラチエツト112とカム113
とで両端支持されており、したがつてラツチ12
0は回転軸104の回転力を強度的に安定良く受
けることができる。また、第4図のようにラツチ
120はその先端部121が回転軸104の係合
部122に落ち込んだとき、突片123によつて
上記先端部121の上記係合部122に対する係
合状態が確保されるので、モータ107(第2
図)による蓄圧時、上記係合部122を上記ラツ
チ120に確実に係合保持させて、スムースな蓄
圧動作を得ることができる。
れたピン114はラチエツト112とカム113
とで両端支持されており、したがつてラツチ12
0は回転軸104の回転力を強度的に安定良く受
けることができる。また、第4図のようにラツチ
120はその先端部121が回転軸104の係合
部122に落ち込んだとき、突片123によつて
上記先端部121の上記係合部122に対する係
合状態が確保されるので、モータ107(第2
図)による蓄圧時、上記係合部122を上記ラツ
チ120に確実に係合保持させて、スムースな蓄
圧動作を得ることができる。
上記ハンドル11の押下げ操作を所定回数、た
とえば数回行なうことにより、あるいはこれに代
わるモータ107の所定回転数の運転により、カ
ム113が上記チヤージレバー20を最大変位さ
せた位置(第10図B参照)から僅かに反時計方
向に回動されると、ピン23が上記チヤージレバ
ー20における阻止片24に当たり(第10図C
参照)、カム113の回動が阻止されて蓄勢ばね
30の蓄圧操作が完了したことになる(第1図参
照)。
とえば数回行なうことにより、あるいはこれに代
わるモータ107の所定回転数の運転により、カ
ム113が上記チヤージレバー20を最大変位さ
せた位置(第10図B参照)から僅かに反時計方
向に回動されると、ピン23が上記チヤージレバ
ー20における阻止片24に当たり(第10図C
参照)、カム113の回動が阻止されて蓄勢ばね
30の蓄圧操作が完了したことになる(第1図参
照)。
上記蓄圧操作完了時には、蓄勢ばね30の伸張
ばね力がクローズドアーム26およびリンク27
を介して上記チヤージレバー20を軸21廻りに
時計方向へ回動させようとする力が働いている。。
このため、チヤージレバー20の上端の係止ロー
ル74が投入ラツチ73の下端切欠部75を押圧
して、該投入ラツチ73をその復帰ばね力に抗し
て反時計方向へ回動させようとする。ところが、
上記反時計方向の回動力のために、上記投入ラツ
チ73の上端73bがD形ラツチ77に係止され
るため、該投入ラツチ73の反時計方向への回
動、換言すればチヤージレバー20の時計方向へ
の回動が阻止される(第6図および第10図C参
照)。したがつて、リンク機構47におけるピン
36に対するクローズドアーム26の押上力も阻
止され、上記リンク機構47を介して接点54,
55が閉成されるのが待機状態に設定される。
ばね力がクローズドアーム26およびリンク27
を介して上記チヤージレバー20を軸21廻りに
時計方向へ回動させようとする力が働いている。。
このため、チヤージレバー20の上端の係止ロー
ル74が投入ラツチ73の下端切欠部75を押圧
して、該投入ラツチ73をその復帰ばね力に抗し
て反時計方向へ回動させようとする。ところが、
上記反時計方向の回動力のために、上記投入ラツ
チ73の上端73bがD形ラツチ77に係止され
るため、該投入ラツチ73の反時計方向への回
動、換言すればチヤージレバー20の時計方向へ
の回動が阻止される(第6図および第10図C参
照)。したがつて、リンク機構47におけるピン
36に対するクローズドアーム26の押上力も阻
止され、上記リンク機構47を介して接点54,
55が閉成されるのが待機状態に設定される。
() ON操作時:
まず、第5図に示すON操作体79を復帰ばね
力に抗して操作してD形ラツチ77を反時計方向
へ回転させれば、第10図Cの状態から投入ラツ
チ73が反時計方向へ回動するため、第8図に示
すように、投入ラツチ73の切欠部75からチヤ
ージレバー20の上端部20bの係止ロール74
がはずれ、上記チヤージレバー20が蓄勢ばね力
を受けて時計方向へ回動する。このため、リンク
27を介してクローズドアーム26もその軸25
廻りに時計方向へ回動される。上記蓄勢ばね力を
受けて上記クローズドアーム26が回動すること
により、このクローズドアーム26の押上片34
がピン36を案内孔37に沿つて上方へ押上移動
させるから、1対のリンク39,40も伸張状態
のまま上方へ変位駆動される。
力に抗して操作してD形ラツチ77を反時計方向
へ回転させれば、第10図Cの状態から投入ラツ
チ73が反時計方向へ回動するため、第8図に示
すように、投入ラツチ73の切欠部75からチヤ
ージレバー20の上端部20bの係止ロール74
がはずれ、上記チヤージレバー20が蓄勢ばね力
を受けて時計方向へ回動する。このため、リンク
27を介してクローズドアーム26もその軸25
廻りに時計方向へ回動される。上記蓄勢ばね力を
受けて上記クローズドアーム26が回動すること
により、このクローズドアーム26の押上片34
がピン36を案内孔37に沿つて上方へ押上移動
させるから、1対のリンク39,40も伸張状態
のまま上方へ変位駆動される。
上記リンク39,40の上方変位により、方向
転換レバー43が時計方向へ回動する。このレバ
ー43の回動力が絶縁リンク45を介して接点開
閉機構69に伝達される。すなわち、可動子56
のホルダ58がその軸60を中心として時計方向
へ回動されるため、可動接点55は接圧ばね62
のばね力に抗して固定接点54と接触し、接点閉
成状態となる。この状態で蓄勢ばね30は放勢さ
れ、接圧ばね62が圧縮されて蓄勢される。
転換レバー43が時計方向へ回動する。このレバ
ー43の回動力が絶縁リンク45を介して接点開
閉機構69に伝達される。すなわち、可動子56
のホルダ58がその軸60を中心として時計方向
へ回動されるため、可動接点55は接圧ばね62
のばね力に抗して固定接点54と接触し、接点閉
成状態となる。この状態で蓄勢ばね30は放勢さ
れ、接圧ばね62が圧縮されて蓄勢される。
上記蓄勢ばね30が放勢され、かつ接点54,
55が閉成された状態では、接圧ばね62の伸張
しようとするばね力が、可動子56、ホルダ5
8、絶縁リンク45を介して方向転換レバー43
を軸42廻りに反時計方向へ回動させようとして
いる。
55が閉成された状態では、接圧ばね62の伸張
しようとするばね力が、可動子56、ホルダ5
8、絶縁リンク45を介して方向転換レバー43
を軸42廻りに反時計方向へ回動させようとして
いる。
ところが、上記方向転換レバー43が反時計方
向への回動力を受けているため、このレバー43
に連結された1対のリンク39,40が右方向へ
押圧力を受けており、この押圧力により、第7図
に示すリンク86を介してカム板81が軸82の
廻りに時計方向へ回動力を受ける。そのため、カ
ム板81はその復帰ばね83のばね力に抗して引
外しラツチ80を押し上げ、この引外しラツチ8
0に時計方向への回動力を付加するが、この回動
力はD形ラツチ88に阻止されている。このため
上記凹入部85と係止ロール84との係合状態は
維持されたままであり、上記リンク86による突
張り力が上述のリンク39,40に作用し、した
がつてリンク39,40は接圧ばね62の伸張力
に抗して伸張状態に保たれている。このことは換
言すれば接点開放待機維持状態に設定されている
ことになる。
向への回動力を受けているため、このレバー43
に連結された1対のリンク39,40が右方向へ
押圧力を受けており、この押圧力により、第7図
に示すリンク86を介してカム板81が軸82の
廻りに時計方向へ回動力を受ける。そのため、カ
ム板81はその復帰ばね83のばね力に抗して引
外しラツチ80を押し上げ、この引外しラツチ8
0に時計方向への回動力を付加するが、この回動
力はD形ラツチ88に阻止されている。このため
上記凹入部85と係止ロール84との係合状態は
維持されたままであり、上記リンク86による突
張り力が上述のリンク39,40に作用し、した
がつてリンク39,40は接圧ばね62の伸張力
に抗して伸張状態に保たれている。このことは換
言すれば接点開放待機維持状態に設定されている
ことになる。
() OFF操作時:
まず、第5図に示すOFF操作体90を復帰ば
ね力に抗して操作してD形ラツチ88を時計方向
へ回転させれば、第7図の状態から引外しラツチ
80が復帰ばね力に抗して僅かに時計方向へ回動
変位するため、このラツチ80の係止ロール84
とカム板81の凹入部85との係合が解除され
る。このため、上記カム板81は復帰ばね力に抗
して第9図に示すように時計方向へ回動される。
このため前記リンク86の突張り作用が減失さ
れ、1対のリンク39,40は前記接圧ばね62
による伸張力によつて腰崩け状態に屈曲する。こ
れによつて上記接点54,55が開放されること
になる。
ね力に抗して操作してD形ラツチ88を時計方向
へ回転させれば、第7図の状態から引外しラツチ
80が復帰ばね力に抗して僅かに時計方向へ回動
変位するため、このラツチ80の係止ロール84
とカム板81の凹入部85との係合が解除され
る。このため、上記カム板81は復帰ばね力に抗
して第9図に示すように時計方向へ回動される。
このため前記リンク86の突張り作用が減失さ
れ、1対のリンク39,40は前記接圧ばね62
による伸張力によつて腰崩け状態に屈曲する。こ
れによつて上記接点54,55が開放されること
になる。
上記接点54,55の開放状態、つまり第9図
の状態において、再び前述のハンドル操作を行な
つて蓄勢ばね30を蓄圧させれば、これにともな
つて上記リンク39,40が下方へ変位しながら
伸張し、カム板81がその復帰ばね力により反時
計方向へ回動変位するから、このカム板81の凹
入部85が引外しラツチ80の係止ロール84と
係合して第1図の状態となる。
の状態において、再び前述のハンドル操作を行な
つて蓄勢ばね30を蓄圧させれば、これにともな
つて上記リンク39,40が下方へ変位しながら
伸張し、カム板81がその復帰ばね力により反時
計方向へ回動変位するから、このカム板81の凹
入部85が引外しラツチ80の係止ロール84と
係合して第1図の状態となる。
以上のように、この考案によれば、モータに直
結された回転軸に回転自在に支持されたカムを、
蓄圧操作用ハンドルの手動往復操作により蓄勢ば
ねの蓄圧方向にのみ間欠的に回転可能に構成する
とともに、上記回転軸のモータによる駆動回転時
には回転軸の外周に切欠形成された係合部へのラ
ツチの係合を介して上記カムを回転軸と一体に上
記の蓄圧方向に回転可能に構成したので、通常は
モータによる電動力を介してカムを遠隔的に、か
つ急速、スムーズに回転させて所定の蓄圧作用を
省力的におこなうことができ、また停電時などの
緊急時には手動操作により所定どおりの蓄圧作用
をおこなうことができる。
結された回転軸に回転自在に支持されたカムを、
蓄圧操作用ハンドルの手動往復操作により蓄勢ば
ねの蓄圧方向にのみ間欠的に回転可能に構成する
とともに、上記回転軸のモータによる駆動回転時
には回転軸の外周に切欠形成された係合部へのラ
ツチの係合を介して上記カムを回転軸と一体に上
記の蓄圧方向に回転可能に構成したので、通常は
モータによる電動力を介してカムを遠隔的に、か
つ急速、スムーズに回転させて所定の蓄圧作用を
省力的におこなうことができ、また停電時などの
緊急時には手動操作により所定どおりの蓄圧作用
をおこなうことができる。
しかも、上記のような電動蓄圧と手動蓄圧とを
ともに可能にするために必要な構成要素が、回転
軸に切欠形成した係合部と、この係合部に対して
係合およびすべり移動可能なラツチとのごく少な
い部品でよいから、電動・手動のいずれによつて
も蓄圧がおこなえるという実用性に優れた気中し
や断器の構造を簡単にでき、また、蓄圧動作時の
衝撃および機械音の発生を抑制して、長期使用に
も十分に対応させることができる効果を奏する。
ともに可能にするために必要な構成要素が、回転
軸に切欠形成した係合部と、この係合部に対して
係合およびすべり移動可能なラツチとのごく少な
い部品でよいから、電動・手動のいずれによつて
も蓄圧がおこなえるという実用性に優れた気中し
や断器の構造を簡単にでき、また、蓄圧動作時の
衝撃および機械音の発生を抑制して、長期使用に
も十分に対応させることができる効果を奏する。
第1図はこの考案にかかる気中しや断器の一例
を示す側面図、第2図は蓄勢加圧機構の説明図、
第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は上記
蓄勢加圧機構におけるラツチと回転軸との係合状
態図、第5図はONおよびOFF操作部の概略構成
図、第6図は接点閉成待機維持機構の説明図、第
7図は接点開放維持機構の説明図、第8図はON
操作時の動作状態図、第9図はOFF操作時の動
作状態図、第10図A〜Cはチヤージレバーの動
作説明図である。 30……蓄勢ばね、101……ハンドル、10
4……回転軸、107……モータ、112……ラ
チエツト、113……カム、120……ラツチ、
122……係合部。なお、図中、同一符号は同一
もしくは相当部分を示す。
を示す側面図、第2図は蓄勢加圧機構の説明図、
第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は上記
蓄勢加圧機構におけるラツチと回転軸との係合状
態図、第5図はONおよびOFF操作部の概略構成
図、第6図は接点閉成待機維持機構の説明図、第
7図は接点開放維持機構の説明図、第8図はON
操作時の動作状態図、第9図はOFF操作時の動
作状態図、第10図A〜Cはチヤージレバーの動
作説明図である。 30……蓄勢ばね、101……ハンドル、10
4……回転軸、107……モータ、112……ラ
チエツト、113……カム、120……ラツチ、
122……係合部。なお、図中、同一符号は同一
もしくは相当部分を示す。
Claims (1)
- 接点開閉機構と、この接点開閉機構の接点閉成
用ばね力を蓄圧可能な蓄勢ばねと、この蓄勢ばね
から放勢されるばね力を上記接点開閉機構に伝達
するリンク機構と、モータに直結された回転軸
と、この回転軸に回転自在に支持されたカムと、
このカムの一方向の回転力を受けて上記蓄勢ばね
を蓄圧させるように作動するチヤージレバーと、
手動往復操作によりラチエツトを介して上記カム
を蓄勢ばねの蓄圧方向にのみ間欠的に回転させる
蓄圧操作用ハンドルと、上記回転軸の外周に切欠
形成された係合部と、上記モータによる回転軸の
駆動回転時には上記係合部に係合して上記カムを
回転軸と一体に上記蓄勢ばねの蓄圧方向に回転さ
せるとともに上記ハンドル操作によるカムの蓄勢
ばねの蓄圧方向への回転時には上記係合部上をす
べり移動可能なラツチとを備えたことを特徴とす
る気中しや断器。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982012869U JPS58115046U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 気中しや断器 |
KR2019830000119U KR870000225Y1 (ko) | 1982-01-29 | 1983-01-10 | 가중 차단기 |
ZA83413A ZA83413B (en) | 1982-01-29 | 1983-01-21 | Air circuit braker |
IN87/CAL/83A IN157572B (ja) | 1982-01-29 | 1983-01-24 | |
US06/460,795 US4475021A (en) | 1982-01-29 | 1983-01-25 | Air circuit breaker |
AU10755/83A AU545350B2 (en) | 1982-01-29 | 1983-01-25 | Air circuit breaker |
EP83100668A EP0089464B1 (en) | 1982-01-29 | 1983-01-26 | Air circuit breaker |
DE8383100668T DE3377838D1 (en) | 1982-01-29 | 1983-01-26 | Air circuit breaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982012869U JPS58115046U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 気中しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115046U JPS58115046U (ja) | 1983-08-05 |
JPH021002Y2 true JPH021002Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=11817419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982012869U Granted JPS58115046U (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 気中しや断器 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4475021A (ja) |
EP (1) | EP0089464B1 (ja) |
JP (1) | JPS58115046U (ja) |
KR (1) | KR870000225Y1 (ja) |
AU (1) | AU545350B2 (ja) |
DE (1) | DE3377838D1 (ja) |
IN (1) | IN157572B (ja) |
ZA (1) | ZA83413B (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4594491A (en) * | 1984-09-28 | 1986-06-10 | Westinghouse Electric Corp. | Molded case circuit breaker with a trip mechanism having an intermediate latch lever |
GB2171559B (en) * | 1985-02-22 | 1989-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | Operating apparatus for a switch |
DE3541093A1 (de) * | 1985-11-18 | 1987-05-21 | Siemens Ag | Antriebsvorrichtung fuer einen niederspannungs-leistungsschalter mit einem klinkenrad |
DE3542746A1 (de) * | 1985-11-29 | 1987-06-04 | Siemens Ag | Leistungsschalter mit einer antriebsvorrichtung und einem energiespeicher |
US4804933A (en) * | 1988-04-01 | 1989-02-14 | Brown Industrial Gas, Inc. | Automatic transfer switch |
US4899022A (en) * | 1988-10-11 | 1990-02-06 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Stored energy operating mechanism charging handle and cover assembly |
US4901821A (en) * | 1988-10-13 | 1990-02-20 | Siemens Energy & Automation, Inc. | Motor operator for a stored energy operating mechanism |
JP2508647Y2 (ja) * | 1990-09-13 | 1996-08-28 | 三菱電機株式会社 | 遮断器 |
US5224590A (en) * | 1991-11-06 | 1993-07-06 | Westinghouse Electric Corp. | Circuit interrupter having improved operating mechanism |
US5628394A (en) * | 1996-03-25 | 1997-05-13 | Eaton Corporation | Switchgear with top mounted vertical takeoff tripping and spring release interlock |
US5883351A (en) * | 1997-05-27 | 1999-03-16 | General Electric Company | Ratcheting mechanism for industrial-rated circuit breaker |
US6087610A (en) * | 1997-05-28 | 2000-07-11 | General Electric Company | Closing springs release mechanism for industrial-rated circuit breaker |
US6100481A (en) * | 1997-06-19 | 2000-08-08 | General Electric Company | Circuit breaker operating handle torque compensation assembly |
US5905240A (en) * | 1997-10-06 | 1999-05-18 | General Electric Company | Contact closing solenoid assembly for air circuit breakers |
US5981887A (en) * | 1997-12-23 | 1999-11-09 | General Electric Company | Contact position indicator for an industrial-rated circuit breaker |
US5981888A (en) * | 1998-01-14 | 1999-11-09 | General Electric Company | Closing spring lock-out mechanism for an industrial rated circuit breaker |
KR20010099362A (ko) * | 1999-09-08 | 2001-11-09 | 김기옥 | 세라믹코팅 경사각자동물빠짐·물튀김방수 총천연색스텐씽크대. |
FR2878070B1 (fr) * | 2004-11-18 | 2006-12-22 | Areva T & D Ag | Dispositif de commande mecanique pour un appareillage electrique a trois positions de commutation ayant un levier de selection cooperant avec une came |
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