JPH0118529B2 - - Google Patents
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- JPH0118529B2 JPH0118529B2 JP57013825A JP1382582A JPH0118529B2 JP H0118529 B2 JPH0118529 B2 JP H0118529B2 JP 57013825 A JP57013825 A JP 57013825A JP 1382582 A JP1382582 A JP 1382582A JP H0118529 B2 JPH0118529 B2 JP H0118529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- force
- spring
- latch
- unit case
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000008531 maintenance mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 18
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 6
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Landscapes
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はしや断器筐体内に複数組の蓄勢部ユ
ニツトおよび通電部ユニツトケースを収納した気
中しや断器に関し、蓄勢部における蓄勢力を上記
通電部の接点開閉機構に伝達する部品の枢軸を上
記通電部ユニツトケース側に保持されたU字形ア
ンカーで抱持させることにより、上記軸の変形を
防止して、接点閉成動作の確実化を図り得る気中
しや断器を提供することを目的としている。
ニツトおよび通電部ユニツトケースを収納した気
中しや断器に関し、蓄勢部における蓄勢力を上記
通電部の接点開閉機構に伝達する部品の枢軸を上
記通電部ユニツトケース側に保持されたU字形ア
ンカーで抱持させることにより、上記軸の変形を
防止して、接点閉成動作の確実化を図り得る気中
しや断器を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第1図はこの発明に係る気中しや断器の一例を
示す側面断面図である。
示す側面断面図である。
同図において、1は筐体、2は左右幅方向(紙
面表裏方向)に並設される複数個の蓄勢部ユニツ
トケース、3は上記各蓄勢部ユニツトケース2に
対応して設けられた複数個の通電部ユニツトケー
スである。各蓄勢部ユニツトケース2は筐体1の
前部側(左側)に位置して、また各通電部ユニツ
トケース3は筐体1の後部側(右側)に位置し
て、筐体1の一部を構成する側板4にそれぞれ固
定されている。5は複数個の消弧板6を有し、上
記通電部ユニツトケース3に咬合された消弧室、
7は引外しリレーなどの電気制御部の格納ケース
である。
面表裏方向)に並設される複数個の蓄勢部ユニツ
トケース、3は上記各蓄勢部ユニツトケース2に
対応して設けられた複数個の通電部ユニツトケー
スである。各蓄勢部ユニツトケース2は筐体1の
前部側(左側)に位置して、また各通電部ユニツ
トケース3は筐体1の後部側(右側)に位置し
て、筐体1の一部を構成する側板4にそれぞれ固
定されている。5は複数個の消弧板6を有し、上
記通電部ユニツトケース3に咬合された消弧室、
7は引外しリレーなどの電気制御部の格納ケース
である。
つぎに、上記蓄勢部や通電部の構成を詳述す
る。11は筐体1に前傾姿勢に配された操作用の
ハンドルであり、その操作端部11aが上記筐体
1の前面1a上部から突出され、基端部11bが
筐体1の前面1a下部に近接する位置に設けられ
た軸12をもつて上記蓄勢部ユニツトケース2に
回動可能に枢支されており、さらに上記基端部1
1bと蓄勢部ユニツトケース2側との間には、第
2図に示すようにハンドル復帰用ばね13が掛設
されている。第1図の14は上記軸12と同軸上
に配されたラチエツト、15は上記ハンドル11
の基端部11bに枢着され、かつ押圧ばね16
(第2図)の押下ばね力を受けた可動パウルであ
り、上記ハンドル11の押下操作で上記ラチエツ
ト14を反時計方向へ間欠駆動するものである。
17は上記ラチエツト14と同軸上でこれに止め
ピン18などで一体化結合されたカムであり、こ
のカム17は図示しないモータでも駆動できるよ
うになつている。19は後述するチヤージレバー
の枢軸に枢着されて上記ラチエツト14の戻り回
転を阻止するロツキングパウルである。
る。11は筐体1に前傾姿勢に配された操作用の
ハンドルであり、その操作端部11aが上記筐体
1の前面1a上部から突出され、基端部11bが
筐体1の前面1a下部に近接する位置に設けられ
た軸12をもつて上記蓄勢部ユニツトケース2に
回動可能に枢支されており、さらに上記基端部1
1bと蓄勢部ユニツトケース2側との間には、第
2図に示すようにハンドル復帰用ばね13が掛設
されている。第1図の14は上記軸12と同軸上
に配されたラチエツト、15は上記ハンドル11
の基端部11bに枢着され、かつ押圧ばね16
(第2図)の押下ばね力を受けた可動パウルであ
り、上記ハンドル11の押下操作で上記ラチエツ
ト14を反時計方向へ間欠駆動するものである。
17は上記ラチエツト14と同軸上でこれに止め
ピン18などで一体化結合されたカムであり、こ
のカム17は図示しないモータでも駆動できるよ
うになつている。19は後述するチヤージレバー
の枢軸に枢着されて上記ラチエツト14の戻り回
転を阻止するロツキングパウルである。
20は上記カム17の後方からその上方へ延び
て該カム17の上方の軸21に回動可能に枢支さ
れたチヤージレバーで、ハンドル操作時のカム1
7に転接されるローラ22がその下端部20aに
取り付けられており、さらに蓄圧完了時にカム1
7のピン23に当接する阻止片24が一体的に突
設されている。上記チヤージレバー20の下端部
20aの後方位置には、上端部26aが軸25に
回動可能に枢支されたクローズドアーム26が配
設されており、このクローズドアーム26は上記
チヤージレバー20の下端にリンク27を介して
連結されている。28,29は上記リンク27に
おける連結ピンである。30は上記筐体1の後部
(右側)下端側に配設された蓄勢ばねで、圧縮コ
イルばねが用いられている。このばね30の一端
30aおよび他端30b側は、それぞれ上記クロ
ーズドアーム26の下端部26b側および筐体1
側にピン31,32をもつて回動可能に枢着され
ている。33はばねホルダであり、上記ばね30
の圧縮変形をスムース行なわせるためのものであ
る。
て該カム17の上方の軸21に回動可能に枢支さ
れたチヤージレバーで、ハンドル操作時のカム1
7に転接されるローラ22がその下端部20aに
取り付けられており、さらに蓄圧完了時にカム1
7のピン23に当接する阻止片24が一体的に突
設されている。上記チヤージレバー20の下端部
20aの後方位置には、上端部26aが軸25に
回動可能に枢支されたクローズドアーム26が配
設されており、このクローズドアーム26は上記
チヤージレバー20の下端にリンク27を介して
連結されている。28,29は上記リンク27に
おける連結ピンである。30は上記筐体1の後部
(右側)下端側に配設された蓄勢ばねで、圧縮コ
イルばねが用いられている。このばね30の一端
30aおよび他端30b側は、それぞれ上記クロ
ーズドアーム26の下端部26b側および筐体1
側にピン31,32をもつて回動可能に枢着され
ている。33はばねホルダであり、上記ばね30
の圧縮変形をスムース行なわせるためのものであ
る。
上記クローズドアーム26の枢軸25には、上
記ばね30のばね力放勢時に該クローズドアーム
26の上端側の押上片34に押上げられて円弧上
に変位するリンク35が回動自在に枢支されてい
る。36は上記リンク35の変位端側に設けられ
て上記押上片34に押上げられるピン、37は上
記ケース2に形成されて上記ピン36を嵌合させ
た円弧状の案内孔、38は上記クローズドアーム
26の時計方向の回動阻止ピンである。39,4
0はクローズドアーム26の上方側に上下方向に
配置され、かつピン41をもつて屈曲可能に連結
された1対のリンクであり、下方側のリンク40
の下端部は上記ピン36に連結されている。42
はこれらリンク39,40の上方部位、つまり前
記通電部ケース3の前方(左側)に位置して両端
42a,42b(第3図)が筐体1の両側板4,
4に回動可能に枢支された枢軸であり、この部分
のメインシヤフトを構成している。43は該軸4
2に固設された方向転換レバーであり、このレバ
ー43の下端部43aには、連結ピン44を介し
て上記1対のリンク39,40における上方側の
リンク39の上端部が連結され、またその上端部
43bには、後述する通電部側の接点開閉機構の
一部を構成する絶縁リンク45の一端が連結され
るピン46を有する。上記1対のリンク39,4
0などにより蓄勢力伝達用のリンク機構47を構
成している。48は上記レバー43の反時計方向
の回動阻止軸、49は該レバー43の下端のピン
44に枢着されて、上記レバー43のはね返りを
防止するはね返り防止片、50はこの防止片49
の復帰ばねである。
記ばね30のばね力放勢時に該クローズドアーム
26の上端側の押上片34に押上げられて円弧上
に変位するリンク35が回動自在に枢支されてい
る。36は上記リンク35の変位端側に設けられ
て上記押上片34に押上げられるピン、37は上
記ケース2に形成されて上記ピン36を嵌合させ
た円弧状の案内孔、38は上記クローズドアーム
26の時計方向の回動阻止ピンである。39,4
0はクローズドアーム26の上方側に上下方向に
配置され、かつピン41をもつて屈曲可能に連結
された1対のリンクであり、下方側のリンク40
の下端部は上記ピン36に連結されている。42
はこれらリンク39,40の上方部位、つまり前
記通電部ケース3の前方(左側)に位置して両端
42a,42b(第3図)が筐体1の両側板4,
4に回動可能に枢支された枢軸であり、この部分
のメインシヤフトを構成している。43は該軸4
2に固設された方向転換レバーであり、このレバ
ー43の下端部43aには、連結ピン44を介し
て上記1対のリンク39,40における上方側の
リンク39の上端部が連結され、またその上端部
43bには、後述する通電部側の接点開閉機構の
一部を構成する絶縁リンク45の一端が連結され
るピン46を有する。上記1対のリンク39,4
0などにより蓄勢力伝達用のリンク機構47を構
成している。48は上記レバー43の反時計方向
の回動阻止軸、49は該レバー43の下端のピン
44に枢着されて、上記レバー43のはね返りを
防止するはね返り防止片、50はこの防止片49
の復帰ばねである。
上記枢軸42の両端42a,42bの間の中間
部は第3図および第4図に示すように複数個のU
字形のアンカー420によつて後方から抱持され
ている。各U字形アンカー420の脚部420
a,420bは同図に示すように通電部ユニツト
ケース3の外面に形成された凹所300a,30
0bに嵌合位置決めされた状態でかしめあるいは
咬合手段などによつて複数個の通電部ユニツトケ
ース3,3間に挾着保持されている。複数個の通
電部ユニツトケース3は固定ボルト500a,5
00bにより筐体1に締結されている。
部は第3図および第4図に示すように複数個のU
字形のアンカー420によつて後方から抱持され
ている。各U字形アンカー420の脚部420
a,420bは同図に示すように通電部ユニツト
ケース3の外面に形成された凹所300a,30
0bに嵌合位置決めされた状態でかしめあるいは
咬合手段などによつて複数個の通電部ユニツトケ
ース3,3間に挾着保持されている。複数個の通
電部ユニツトケース3は固定ボルト500a,5
00bにより筐体1に締結されている。
第1図の51,52は通電部の一部を構成する
1対の導体、53は一方の導体51に装備された
変流器、54はこの導体51の先端に固着された
メイン固定接点である。55は上記固定接点54
に接離されるメイン可動接点、56はこの可動接
点55を固着した可動子であり、この可動子56
の基端部と上記他方の導体52との間は、可撓導
体57で接続されている。58は枢支ピン59を
介して可動子56を保持する可動子ホルダであ
り、このホルダ58の下端部は枢軸60をもつて
ケース3に回動自在に枢支されており、また上端
部はピン61により上記絶縁リンク45の他端に
連結されている。62は上記可動子56とケース
3側との間に掛設されて、この可動子56に対し
て接点閉成方向へのばね力を付勢する接圧ばね、
63,64はそれぞれ可動アークおよび固定アー
ク接点、65,66はそれぞれ各アーク接点6
3,64の保持部材、67は上記可動子ホルダ5
8に対する回動規制用のストツパである。上記可
動子56やホルダ58や前記絶縁リンク45など
により、接点開閉機構69が構成されている(第
8図および第9図参照)。70,71は隔壁であ
る。
1対の導体、53は一方の導体51に装備された
変流器、54はこの導体51の先端に固着された
メイン固定接点である。55は上記固定接点54
に接離されるメイン可動接点、56はこの可動接
点55を固着した可動子であり、この可動子56
の基端部と上記他方の導体52との間は、可撓導
体57で接続されている。58は枢支ピン59を
介して可動子56を保持する可動子ホルダであ
り、このホルダ58の下端部は枢軸60をもつて
ケース3に回動自在に枢支されており、また上端
部はピン61により上記絶縁リンク45の他端に
連結されている。62は上記可動子56とケース
3側との間に掛設されて、この可動子56に対し
て接点閉成方向へのばね力を付勢する接圧ばね、
63,64はそれぞれ可動アークおよび固定アー
ク接点、65,66はそれぞれ各アーク接点6
3,64の保持部材、67は上記可動子ホルダ5
8に対する回動規制用のストツパである。上記可
動子56やホルダ58や前記絶縁リンク45など
により、接点開閉機構69が構成されている(第
8図および第9図参照)。70,71は隔壁であ
る。
前記チヤージレバー20の上方には、枢軸72
に回動可能に枢支されたつの字形の投入ラツチ7
3が配設されている。このラツチ73の下端部7
3aの先端には、上記レバー20の上端部20b
に固定された係止ロール74の時計方向の押圧力
を受ける切欠部75が形成されており、蓄圧完了
時には上記押圧力が復帰ばね76の時計方向のば
ね力に抗するように設定されている(第6図参
照)。77は上記投入ラツチ73の上端73bを
係脱可能に係止して反時計方向の回動を阻止する
横断面D形のラツチであり、ケース2に対して回
動可能に取り付けられており、上記投入ラツチ7
3などともに、接点閉成待機維持機構78を構成
している。上記D形ラツチ77は上記閉成待機状
態を解除させるON操作体79(第5図)により
反時計方向へ回動されるようになつている。
に回動可能に枢支されたつの字形の投入ラツチ7
3が配設されている。このラツチ73の下端部7
3aの先端には、上記レバー20の上端部20b
に固定された係止ロール74の時計方向の押圧力
を受ける切欠部75が形成されており、蓄圧完了
時には上記押圧力が復帰ばね76の時計方向のば
ね力に抗するように設定されている(第6図参
照)。77は上記投入ラツチ73の上端73bを
係脱可能に係止して反時計方向の回動を阻止する
横断面D形のラツチであり、ケース2に対して回
動可能に取り付けられており、上記投入ラツチ7
3などともに、接点閉成待機維持機構78を構成
している。上記D形ラツチ77は上記閉成待機状
態を解除させるON操作体79(第5図)により
反時計方向へ回動されるようになつている。
80は上記投入ラツチ73の枢軸72に回動可
能に枢支されるとともに、上記復帰ばね76(第
6図)の反時計方向のばね力を受けた引外しラツ
チ、81はこの引外しラツチ80の下方に軸82
をもつて回動可能に枢支されるとともに、第7図
に示す復帰ばね83の反時計方向のばね力が付勢
されたカム板であり、上記引外しラツチ80の下
端突出部の係止ロール84に係脱可能に係合する
凹入部85を有し、引外しラツチ80に対してそ
の復帰ばね力に抗して時計方向の押圧力を付勢す
るようになつている。第1図の86は上記カム板
81のピン87と前述の1対のリンク39,40
における連結ピン41との間に連結された突張り
用のリンクである。88は上記引外しラツチ80
の時計方向への回動を阻止する横断面D形のラツ
チであり、ケース2に対して回動可能に取り付け
られており、上記引外しラツチ80やカム板81
などとともに、前記接圧ばね62のばね力に抗し
て前記リンク機構47を伸張させる接点開放待機
維持機構89を構成している。上記D形ラツチ8
8は第5図に示すOFF操作体90により時計方
向へ回動動されるようになつている。なお、第5
図中、91は上記D形ラツチ77,88の自動復
帰用のばね、92,93はそれぞれD形ラツチ7
7および88に設けられた被操作片、94,95
はストツパ、96,97は押込棒である。
能に枢支されるとともに、上記復帰ばね76(第
6図)の反時計方向のばね力を受けた引外しラツ
チ、81はこの引外しラツチ80の下方に軸82
をもつて回動可能に枢支されるとともに、第7図
に示す復帰ばね83の反時計方向のばね力が付勢
されたカム板であり、上記引外しラツチ80の下
端突出部の係止ロール84に係脱可能に係合する
凹入部85を有し、引外しラツチ80に対してそ
の復帰ばね力に抗して時計方向の押圧力を付勢す
るようになつている。第1図の86は上記カム板
81のピン87と前述の1対のリンク39,40
における連結ピン41との間に連結された突張り
用のリンクである。88は上記引外しラツチ80
の時計方向への回動を阻止する横断面D形のラツ
チであり、ケース2に対して回動可能に取り付け
られており、上記引外しラツチ80やカム板81
などとともに、前記接圧ばね62のばね力に抗し
て前記リンク機構47を伸張させる接点開放待機
維持機構89を構成している。上記D形ラツチ8
8は第5図に示すOFF操作体90により時計方
向へ回動動されるようになつている。なお、第5
図中、91は上記D形ラツチ77,88の自動復
帰用のばね、92,93はそれぞれD形ラツチ7
7および88に設けられた被操作片、94,95
はストツパ、96,97は押込棒である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
() 蓄勢ばねの蓄勢時:
まず、第1図のハンドル11をその復帰用ば
ね力に抗して押下げ操作すると、可動パウル1
5がラチエツト14を反時計方向へ回動させ、
これによりカム17も同方向へ回動されるか
ら、カム面17aに転接されるローラ22を介
してチヤージレバー20がその軸21を中心に
して反時計方向へ回動される(第10図A参
照)。このチヤージレバー20の反時計方向の
回動変位によりクローズドアーム26がリンク
27を介して軸25廻りに反時計方向へ回動変
位するため、蓄勢ばね30の圧縮が開始され
る。上記蓄勢ばね30は上記ハンドル操作の繰
り返しでさらに圧縮変形が進行する。
ね力に抗して押下げ操作すると、可動パウル1
5がラチエツト14を反時計方向へ回動させ、
これによりカム17も同方向へ回動されるか
ら、カム面17aに転接されるローラ22を介
してチヤージレバー20がその軸21を中心に
して反時計方向へ回動される(第10図A参
照)。このチヤージレバー20の反時計方向の
回動変位によりクローズドアーム26がリンク
27を介して軸25廻りに反時計方向へ回動変
位するため、蓄勢ばね30の圧縮が開始され
る。上記蓄勢ばね30は上記ハンドル操作の繰
り返しでさらに圧縮変形が進行する。
上記ハンドル11の押下げ操作を所定回数、
たとえば数回行なうことにより、カム17が上
記チヤージレバー20を最大変位させた位置
(第10図B参照)から僅かに反時計方向に回
動されると同時に、ピン23が上記チヤージレ
バー20における阻止片24に当たり(第10
図C参照)、カム17の回動が阻止されて蓄勢
ばね30の蓄圧操作が完了したことになる(第
1図参照)。
たとえば数回行なうことにより、カム17が上
記チヤージレバー20を最大変位させた位置
(第10図B参照)から僅かに反時計方向に回
動されると同時に、ピン23が上記チヤージレ
バー20における阻止片24に当たり(第10
図C参照)、カム17の回動が阻止されて蓄勢
ばね30の蓄圧操作が完了したことになる(第
1図参照)。
上記蓄圧操作完了時には、蓄勢ばね30の伸
張ばね力がクローズドアーム26およびリンク
27を介して上記チヤージレバー20を軸21
廻りに時計方向へ回動させようとしている。こ
のため、チヤージレバー20の上端の係止ロー
ル74が投入ラツチ73の下端切欠部75を押
圧して、該投入ラツチ73をその復帰ばね力に
抗して反時計方向へ回動させようとする。とこ
ろが、上記反時計方向の回動力のために、上記
投入ラツチ73の上端73bがD形ラツチ77
に係止されるため、該投入ラツチ73の反時計
方向への回動、換言すればチヤージレバー20
の時計方向への回動が阻止される(第6図およ
び第10図C参照)。したがつて、リンク機構
47におけるピン36に対するクローズドアー
ム26の押上力も阻止され、上記リンク機構4
7を介して接点54,55が閉成されるのが待
機状態に設定される。
張ばね力がクローズドアーム26およびリンク
27を介して上記チヤージレバー20を軸21
廻りに時計方向へ回動させようとしている。こ
のため、チヤージレバー20の上端の係止ロー
ル74が投入ラツチ73の下端切欠部75を押
圧して、該投入ラツチ73をその復帰ばね力に
抗して反時計方向へ回動させようとする。とこ
ろが、上記反時計方向の回動力のために、上記
投入ラツチ73の上端73bがD形ラツチ77
に係止されるため、該投入ラツチ73の反時計
方向への回動、換言すればチヤージレバー20
の時計方向への回動が阻止される(第6図およ
び第10図C参照)。したがつて、リンク機構
47におけるピン36に対するクローズドアー
ム26の押上力も阻止され、上記リンク機構4
7を介して接点54,55が閉成されるのが待
機状態に設定される。
() ON操作時:
まず、第5図に示すON操作体79を復帰ば
ね力に抗して操作してD形ラツチ77を反時計
方向へ回転させれば、第10図Cの状態から投
入ラツチ73が反時計方向へ回動するため、第
8図に示すように投入ラツチ73の切欠部75
からチヤージレバー20の上端部20bの係止
ロール74がはずれ、上記チヤージレバー20
が蓄勢ばね力を受けて時計方向へ回動する。こ
のため、リンク27を介してクローズドアーム
26もその軸25廻りに時計方向へ回動され
る。上記蓄勢ばね力を受けて上記クローズドア
ーム26が回動することにより、このクローズ
ドアーム26の押上片34がピン36を案内孔
37に沿つて上方へ押上移動させるから、1対
のリンク39,40も伸張状態のまま上方へ変
位駆動される。
ね力に抗して操作してD形ラツチ77を反時計
方向へ回転させれば、第10図Cの状態から投
入ラツチ73が反時計方向へ回動するため、第
8図に示すように投入ラツチ73の切欠部75
からチヤージレバー20の上端部20bの係止
ロール74がはずれ、上記チヤージレバー20
が蓄勢ばね力を受けて時計方向へ回動する。こ
のため、リンク27を介してクローズドアーム
26もその軸25廻りに時計方向へ回動され
る。上記蓄勢ばね力を受けて上記クローズドア
ーム26が回動することにより、このクローズ
ドアーム26の押上片34がピン36を案内孔
37に沿つて上方へ押上移動させるから、1対
のリンク39,40も伸張状態のまま上方へ変
位駆動される。
上記リンク39,40の上方変位により、方
向転換レバー43が時計方向へ回動する。この
レバー43の回動力が絶縁リンク45を介して
接点開閉機構69に伝達される。すなわち、可
動子56のホルダ58がその軸60を中心とし
て時計方向へ回動されるため、可動接点55は
接圧ばね62のばね力に抗して固定接点54と
接触し、接点閉成状態となる。この状態で蓄勢
ばね30は放勢され、接圧ばね62が圧縮され
て蓄勢される。
向転換レバー43が時計方向へ回動する。この
レバー43の回動力が絶縁リンク45を介して
接点開閉機構69に伝達される。すなわち、可
動子56のホルダ58がその軸60を中心とし
て時計方向へ回動されるため、可動接点55は
接圧ばね62のばね力に抗して固定接点54と
接触し、接点閉成状態となる。この状態で蓄勢
ばね30は放勢され、接圧ばね62が圧縮され
て蓄勢される。
上記蓄勢ばね30が放勢され、かつ接点5
4,55が閉成された状態では、接圧ばね62
の伸張しようとするばね力が、可動子56、ホ
ルダ58、絶縁リンク45を介して方向転換レ
バー43を軸42廻りに反時計方向へ回動させ
ようとしている。
4,55が閉成された状態では、接圧ばね62
の伸張しようとするばね力が、可動子56、ホ
ルダ58、絶縁リンク45を介して方向転換レ
バー43を軸42廻りに反時計方向へ回動させ
ようとしている。
ところで、上記方向転換レバー43が反時計
方向への回動力を受けているため、このレバー
43に連結された1対のリンク39,40が右
方向へ押圧力を受けており、この押圧力によ
り、第7図に示すリンク86を介してカム板8
1が軸82の廻りに時計方向へ回動力を受け
る。そのため、カム板81はその復帰ばね83
のばね力に抗して引外しラツチ80を押し上
げ、この引外しラツチ80に時計方向への回動
力を付加するが、この回動力はD形ラツチ88
に阻止されている。このため上記凹入部85と
係止ロール84との係合状態は維持されたまま
であり、上記ラツチ86による突張り力が上述
のリンク39,40に作用し、したがつてリン
ク39,40は接圧ばね62の伸張力に抗して
伸張状態に保たれている。このことは換言すれ
ば接点開放待機維持状態に設定されていること
になる。
方向への回動力を受けているため、このレバー
43に連結された1対のリンク39,40が右
方向へ押圧力を受けており、この押圧力によ
り、第7図に示すリンク86を介してカム板8
1が軸82の廻りに時計方向へ回動力を受け
る。そのため、カム板81はその復帰ばね83
のばね力に抗して引外しラツチ80を押し上
げ、この引外しラツチ80に時計方向への回動
力を付加するが、この回動力はD形ラツチ88
に阻止されている。このため上記凹入部85と
係止ロール84との係合状態は維持されたまま
であり、上記ラツチ86による突張り力が上述
のリンク39,40に作用し、したがつてリン
ク39,40は接圧ばね62の伸張力に抗して
伸張状態に保たれている。このことは換言すれ
ば接点開放待機維持状態に設定されていること
になる。
() OFF操作時:
まず、第5図に示すOFF操作体90を復帰
ばね力に抗して操作してD形ラツチ88を時計
方向へ回転させれば、第7図の状態から引外し
ラツチ80が復帰ばね力に抗して僅かに時計方
向へ回動変位するため、このラツチ80の係止
ロール84とカム板81の凹入部85との係合
が解除される。このため、上記カム板81は復
帰ばね力に抗して第9図に示すように時計方向
へ回動される。このため前記リンク86の突張
り作用が滅失され、1対のリンク39,40は
前記接圧ばね62による伸張力によつて腰崩け
状態に屈曲する。これによつて上記接点54,
55が開放されることになる。
ばね力に抗して操作してD形ラツチ88を時計
方向へ回転させれば、第7図の状態から引外し
ラツチ80が復帰ばね力に抗して僅かに時計方
向へ回動変位するため、このラツチ80の係止
ロール84とカム板81の凹入部85との係合
が解除される。このため、上記カム板81は復
帰ばね力に抗して第9図に示すように時計方向
へ回動される。このため前記リンク86の突張
り作用が滅失され、1対のリンク39,40は
前記接圧ばね62による伸張力によつて腰崩け
状態に屈曲する。これによつて上記接点54,
55が開放されることになる。
上記接点54,55の開放状態、つまり第9
図の状態において、再び前述のハンドル操作を
行なつて蓄勢ばね30を蓄圧させれば、これに
ともなつて上記リンク39,40が下方へ変位
しながら伸張し、カム板81がその復帰ばね力
により反時計方向へ回動変位するから、このカ
ム板81の凹入部85が引外しラツチ80の係
止ロール84と係合して第1図の状態となる。
図の状態において、再び前述のハンドル操作を
行なつて蓄勢ばね30を蓄圧させれば、これに
ともなつて上記リンク39,40が下方へ変位
しながら伸張し、カム板81がその復帰ばね力
により反時計方向へ回動変位するから、このカ
ム板81の凹入部85が引外しラツチ80の係
止ロール84と係合して第1図の状態となる。
ところで、メインシヤフト、すなわち枢軸4
2はその両端42a,42bが筐体1の両側板
4,4にそれぞれ回転可能に枢支されているも
のの、複数組の各ユニツトケース2,3の数が
多くなつて軸長が長くなると、当然中間部分に
撓み変形が生じるおそれがあるうえ、接点5
4,55の閉成状態などでは接圧ばね62のば
ね力(第4図矢印a方向)を後方から受けて前
方側へ押される傾向にある。
2はその両端42a,42bが筐体1の両側板
4,4にそれぞれ回転可能に枢支されているも
のの、複数組の各ユニツトケース2,3の数が
多くなつて軸長が長くなると、当然中間部分に
撓み変形が生じるおそれがあるうえ、接点5
4,55の閉成状態などでは接圧ばね62のば
ね力(第4図矢印a方向)を後方から受けて前
方側へ押される傾向にある。
これに対し、上記構成では、通電部ユニツト
ケース3間に保持されたU字形のアンカー42
0により上記枢軸42の中間部を抱持させてあ
るから、上記枢軸42の撓み変形を抑制でき、
これにより各機構に無理な応力が付勢されるの
が防止されて開閉動作が安定的に行なわれる。
ケース3間に保持されたU字形のアンカー42
0により上記枢軸42の中間部を抱持させてあ
るから、上記枢軸42の撓み変形を抑制でき、
これにより各機構に無理な応力が付勢されるの
が防止されて開閉動作が安定的に行なわれる。
なお、上記実施例においては、メインシヤフト
42に沿つて配置された複数個の通電部ユニツト
ケース3に対してそれぞれに蓄勢部ユニツトケー
ス2を対応させた場合について説明したが、複数
個の通電部ユニツトケース3に対してこれらを同
時に操作する単一の蓄勢部ユニツトケース2を対
応させても同様の効果が得られることは明らかで
ある。
42に沿つて配置された複数個の通電部ユニツト
ケース3に対してそれぞれに蓄勢部ユニツトケー
ス2を対応させた場合について説明したが、複数
個の通電部ユニツトケース3に対してこれらを同
時に操作する単一の蓄勢部ユニツトケース2を対
応させても同様の効果が得られることは明らかで
ある。
以上のように、この発明は接点投入用の蓄勢ば
ねの蓄勢力を複数個の通電部ユニツトケース内の
接点開閉機構に同時に伝達するメインシヤフトの
中間部をアンカーによつて回転可能に支持すると
ともに、このアンカーを上記通電部ユニツトケー
スに固定するようにしたから、上記メインシヤフ
トを介して操作される通電部ユニツトの数量が多
くなつて負荷が増大してもメインシヤフトがたわ
むようなことがない。したがつて、通電部ユニツ
トの誤動作が防止でき、常に安定した開閉動作を
行なう気中しや断器を提供することができる。
ねの蓄勢力を複数個の通電部ユニツトケース内の
接点開閉機構に同時に伝達するメインシヤフトの
中間部をアンカーによつて回転可能に支持すると
ともに、このアンカーを上記通電部ユニツトケー
スに固定するようにしたから、上記メインシヤフ
トを介して操作される通電部ユニツトの数量が多
くなつて負荷が増大してもメインシヤフトがたわ
むようなことがない。したがつて、通電部ユニツ
トの誤動作が防止でき、常に安定した開閉動作を
行なう気中しや断器を提供することができる。
第1図はこの発明に係る気中しや断器の一例を
示す側面断面図、第2図はハンドル軸部の説明
図、第3図は複数の通電部ユニツトケースを並設
した状態を示す正面断面図、第4図は枢軸を抱持
するアンカーを取り付けた通電部ユニツトケース
の一部破断側面図、第5図はONおよびOFF操作
部の概略構成図、第6図は接点閉成待機維持機構
の説明図、第7図は接点開放維持機構の説明図、
第8図はON操作時の動作状態図、第9図はOFF
操作時の動作状態図、第10図A〜Cはチヤージ
レバーの動作説明図である。 1……筐体、2……蓄勢部ユニツトケース、3
……通電部ユニツトケース、42……メインシヤ
フト、43……蓄勢力伝達部品、420……アン
カー、なお、図中同一符号は同一もしくは相当部
分を示す。
示す側面断面図、第2図はハンドル軸部の説明
図、第3図は複数の通電部ユニツトケースを並設
した状態を示す正面断面図、第4図は枢軸を抱持
するアンカーを取り付けた通電部ユニツトケース
の一部破断側面図、第5図はONおよびOFF操作
部の概略構成図、第6図は接点閉成待機維持機構
の説明図、第7図は接点開放維持機構の説明図、
第8図はON操作時の動作状態図、第9図はOFF
操作時の動作状態図、第10図A〜Cはチヤージ
レバーの動作説明図である。 1……筐体、2……蓄勢部ユニツトケース、3
……通電部ユニツトケース、42……メインシヤ
フト、43……蓄勢力伝達部品、420……アン
カー、なお、図中同一符号は同一もしくは相当部
分を示す。
Claims (1)
- 1 しや断器筐体内に収納されかつ接点投入用蓄
勢ばねの蓄勢力伝達用リンク機構および接点開放
ならびに接点閉成待機維持機構を有する蓄勢部ユ
ニツトケースと、この蓄勢部ユニツトケースに対
応してこれに近接配置されるとともにそれぞれに
接点開閉機構を有する複数の通電部ユニツトケー
スと、両端部が上記筐体に回転可能に支持され上
記蓄勢ばねの蓄勢力を上記蓄勢力伝達用リンク機
構を介して上記各通電部ユニツトケース内の上記
接点開閉機構に同時に伝達するメインシヤフト
と、このメインシヤフトのほぼ中間部を回転可能
に支持するアンカーとを具備し、このアンカーを
上記通電部ユニツトケースに固定してなる気中し
や断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57013825A JPS58129717A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 気中しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57013825A JPS58129717A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 気中しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58129717A JPS58129717A (ja) | 1983-08-02 |
JPH0118529B2 true JPH0118529B2 (ja) | 1989-04-06 |
Family
ID=11844044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57013825A Granted JPS58129717A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 気中しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58129717A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60258815A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-20 | 株式会社日立製作所 | 気中しや断器 |
DE3542746A1 (de) * | 1985-11-29 | 1987-06-04 | Siemens Ag | Leistungsschalter mit einer antriebsvorrichtung und einem energiespeicher |
JP6494440B2 (ja) * | 2015-06-08 | 2019-04-03 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
-
1982
- 1982-01-28 JP JP57013825A patent/JPS58129717A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58129717A (ja) | 1983-08-02 |
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