JPH0422032A - 遮断器 - Google Patents

遮断器

Info

Publication number
JPH0422032A
JPH0422032A JP12603890A JP12603890A JPH0422032A JP H0422032 A JPH0422032 A JP H0422032A JP 12603890 A JP12603890 A JP 12603890A JP 12603890 A JP12603890 A JP 12603890A JP H0422032 A JPH0422032 A JP H0422032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
closing
operated
spring
latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12603890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07114089B2 (ja
Inventor
Yasushi Genba
玄羽 康司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP12603890A priority Critical patent/JPH07114089B2/ja
Publication of JPH0422032A publication Critical patent/JPH0422032A/ja
Publication of JPH07114089B2 publication Critical patent/JPH07114089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は遮断器、例えば遮断器筐体の前面よりハンド
ル操作して投入バネをチャージしたのち、指令を与える
ことにより通電部を上記蓄勢力で閉成させ、さらに開放
させる気中遮断器に関するものである。
〔従来の技術1 第12図〜第19図は、例えば特開昭58−12972
0号公報に示された従来の気中遮断器を示す図であり、
第12図は側面断面図、第13図はハンドル軸部の説明
図、第14図はONおよびOFF操作部の概略構成図、
第15図は接点閉成待機維持機構の説明図、第16図は
接点開放維持機構の説明図、第17図はON操作時の動
作状態図、第18図は旺F操作時の動作状態図、第19
図(A)〜(C)はチャージレバーの動作説明図である
図において、(1)は筐体、(2)は蓄勢部ユニットケ
ース、(3)は通電部ユニットケースである。蓄勢部ユ
ニットケース(2)は筐体(1)の前部側(左側)に位
置して、また通電部ユニットケース(3)は筐体(1)
の後部側(右側)に位置して、筐体(1)の一部を構成
する側板(4)にそれぞれ固定されている。(5)は複
数個の消弧板(6)を有し、上記通電部ユニットケース
(3)に咬合された消弧室、(7)は引外しリレーなど
の電気制御部の格納ケースである。
つぎに、上記蓄勢部や通電部の構成を詳述する(11)
は筐体(1)に前傾姿勢に配された操作用のハンドルで
あり、その操作端部(11a)が上記筐体(1)の前面
(1a)上部から突出され、基端部(llb)が筐体(
1)の前面(la)下部に近接する位置に設けられた軸
(12)をもって上記蓄勢部ユニットケース(2)に回
動可能に枢支されており、さらに上記基端部、(1l 
b)と蓄勢部ユニットケース(2)側との間には、第1
3図に示すようにハンドル復帰用ばね(13)が掛設さ
れている。第12図の(14)は上記軸(12)と同軸
上に配されたラチェット、(15)は上記ハンドル(1
1)の基端部(llb)に枢着され、かつ押圧ばね(1
6)(第13図)の押圧ばね力を受けた可動パウルであ
り、上記ハンドル(11)の押下操作で上記ラチェット
(14)を反時計方向へ間欠駆動するものである。(1
7)は上記ラチェット(14)と同軸上でこれに止めビ
ン(18)などで一体層結合されたカムであり、このカ
ム(17)は図示しないモータでも駆動できるようにな
っている。(19)は後述するチャージレバーの枢軸に
枢着されて上記ラチェット(14)の戻り回転を阻止す
るロッキングバウルである。
(20)は上記カム(17)の後方からその上方へ延び
て該カム(17)の上方の軸(21)に回動可能に枢支
されたチャージレバーで、ハンドル操作時のカム(17
)に転接されるローラ(22)がその下端部(20a)
に取り付けられており、さらに蓄圧完了時にカム(17
)のビン(23)に当接する阻止片(24)が一体的に
突設されている。上記チャージレバー(2o)の下端部
(20a)の後方位置には、上端部(26a)が軸(2
5)に回動可能に枢支されたクローズドアーム(26)
が配設されており、このクローズドアーム(26)は上
記チャージレバー(20)の下端にリンク(27)を介
して連結されている。
(28)、(29)は上記リンク(27)における連結
ビンである。(3o)は上記筐体(1)の後部(右側)
下端側に配設された投入バネで、圧縮コイルばねが用い
られている。この投入バネ(30)の一端(30a)お
よび他端(30b)側は、それぞれ上記クローズドアー
ム(26)の下端部(26b)側および筐体(1)側に
ビン(31)、(’32)をもって回動可能に枢着され
ている。(33)ばばねホルダであり、上記投入バネ(
30)の圧縮変形をスムースに行わせるためのものであ
る。
上記クローズドアーム(26)の枢軸(25)には、投
入バネ(30)のばね力放勢時に該クローズドアーム(
26)の上端側の押上片(34)に押上げられて円弧状
に変位するリンク(35)が回動自在に枢支されている
。(36)は上記リンク(35)の変位端側に設けられ
て上記押上片(34)に押上げられるビン、(37)は
上記ケース(2)に形成されて上記ビン(36)を嵌合
させた円弧状の案内孔、(38)は上記クローズドアー
ム(26)の時計方向の回動阻止ビンである。(39)
、(40)はクローズドアーム(26)の上方側に上下
方向に配置され、かつビン(41)をもって屈曲可能に
連結された1対のリンクであり、下方側のリンク(40
)の下端部は上記ビン(36)に連結されている。(4
2)はこれらリンク(39)、(40)の上方部位、つ
まり前記通電部ケース(3)の前方(左側)に位置して
回動可能に枢支された枢軸、(43)は該軸(42)に
固設された方向転換レバーであり、このレバー(43)
の下端部(43a)には、連結ビン(44)を介して上
記1対のリンク(39)(40)における上方側のリン
ク(39)の上端部が連結され、またその上端部(43
b)には、後述する通電部側の接点開閉機構の一部を構
成する絶縁リンク(45)の一端が連結されるビン(4
6)を有する。上記1対のリンク(39)。
(40)などにより蓄勢力伝達用のリンク機構(47)
を構成している。(48)は上記レバー(43)の反時
計方向の回動阻止軸、(49)は該レバー(43)の下
端のビン(44)に枢着されて、上記レバー(43)の
はね返りを防止するはね返り防止片、(50)はこの防
止片(49)の復帰ばねである。
(51)、(52)は通電部の一部を構成する1対の導
体、(53)は一方の導体(51)に装備された変流器
、(54)はこの導体(51)、の先端に固着されたメ
イン固定接点である。(55)は上記固定接点(54)
に接離されるメイン可動接点、(56)はこの可動接点
(55)を固着した可動子であり、この可動子(56)
の基端部と上記他方の導体(52)との間は、可撓導体
(57)で接続されている。(58)は枢支ビン(59
)を介して可動子(56)を保持する可動子ホルダであ
り、このホルダ(58)の下端部は枢軸(60)をもっ
てケース(3)に回動自在に枢支されており、また上端
部はビン(61)により上記絶縁リンク(45)の他端
に連結されている(62)は上記可動子(56)とケー
ス(3)側との間に掛設されて、この可動子(56)に
対して接点閉成方向へのばね力を付勢する接圧ばね(6
3)、(64)はそれぞれ可動アークおよび固定アーク
接点、(65)、(66)はそれぞれ各アーク接点(6
3)、(64)の保持部材、(67)は上記可動子ホル
ダ(58)に対する回動規制用のストッパである。上記
可動子(56)やホルダ(58)や前記絶縁リンク(4
5)などにより、接点開閉機構(69)が構成されてい
る(第17図および第18図参照)。(70)、(71
)は隔壁である。
前記チャージレバー(20)の上方には、枢軸(72)
に回動可能に枢支されたつの字形の投入ラッチ(73)
が配設されている。このラッチ(73)の下端部(73
a)の先端には、上記レバー(20)の上端部(20b
)に固定された係止ロール(74)の時計方向の押圧力
を受ける切欠部(75)が形成されており、蓄圧完了時
には上記押圧力が復帰ばね(76)の時計方向のばね力
に抗するように設定されている(第15図参照)(77
)は上記投入ラッチ(73)の上端(73b)を係脱可
能に係止して反時計方向の回動を阻止する横断面り形の
ラッチであり、ケース(2)に対して回動可能に取り付
けられており、上記投入ラッチ(73)などともに、接
点閉成待機維持機構(78)を構成している。上記り形
ラッチ(77)は第14図に示すように上記閉成待機状
態を解除させるON操作体(79)により反時計方向へ
回動されるようになっている。
(80)は上記投入ラッチ(73)の枢軸(72)に回
動可能に枢支されるとともに、上記復帰ばね(76)(
第15図)の反時計方向のばね力を受けた引外しラッチ
、(81)はこの引外しラッチ(80)の下方に軸(8
2)をもって回動可能に枢支されるとともに、第16図
に示す復帰ばね(83)の反時計方向のばね力が付勢さ
れたカム板であり、上記引外しラッチ(80)の下端突
出部の係止ロール(84)に係脱可能に係合する凹入部
(85)を有し、引外しラッチ(80)に対してその復
帰ばね力に抗して時計方向の押圧力を付勢するようにな
っている。第12図の(86)は上記カム板(81)の
ビン(87)と前述の1対のリンク(39)、(40)
における連結ビン(41)との間に連結された突張り用
のリンクである。(88)は上記引外しラッチ(80)
の時計方向への回動を阻止する横断面り形のラッチであ
り、ケース(2)に対して回動可能に取り付けられてお
り、上記引外しラッチ(8o)やカム板(81)などと
ともに、前記接圧ばね(62)のばね力に抗して前記リ
ンク機構(47)を伸長させる接点開放待機維持機構(
89)を構成している。上記り形ラッチ(88)は第1
4図に示すOFF操作本体(90)により時計方向へ回
動されるようになっている。なお第14図中、(91)
は上記り形ラッチ(77)、(88)の自動復帰用のば
ね、(92)、(93)はそれぞれD形ラッチ(77)
および(88)に設けられた被操作体、(94)、(9
5)はストッパ、(96)。
(97)は押込棒である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
(1)、 投入バネ(30)の蓄勢時:まず、第12図
のハン、ドル(11)をその復帰用ばね力に抗して押下
げ操作すると、可動パウル(15)がラチェット(14
)を反時計方向へ回動させ、これによりカム(17)も
同方向へ回動されるから、カム面(17a)に転接され
るローラ(22)を介してチャージレバ−(2o)がそ
の軸(21)を中心にして反時計方向へ回動される(第
19図(A)参照)。このチャージレバー(20)の反
時計方向の回動変位によりクローズドアーム(26)が
リンク(27)を介して軸(25)廻りに反時計方向へ
回動変位するため、投入バネ(30)の圧縮が開始され
る。上記投入バネ(30)は上記ハンドル操作の繰り返
しでさらに圧縮変形が進行する。
上記ハンドル(1)の押下げ操作を所定回数、たとえば
数回行うことにより、カム(17)が上記チャージレバ
ー(20)を最大変位させた位置(第19図(B)参照
)から僅かに反時計方向に回動されると同時に、ビン(
23)が上記チャージレバー(20)における阻止片(
24)に当たり(第19図(C)参照)、カム(17)
の回動が阻止されて投入バネ(30)の蓄圧操作が完了
したことになる(第12図参照)。
上記蓄圧操作完了時には、投入バネ(30)の伸長ばね
力がクローズドアーム(26)およびリンク(27)を
介して上記チャージレバー(20)を軸(21)廻りに
時計方向へ回動させようとしている。このため、チャー
ジレバー(20)の上端の係止ロール(74)が投入ラ
ッチ(73)の下端切欠部(75)を押圧して、該投入
ラッチ(73)をその復帰ばね力に抗して反時計方向へ
回動させようとする。ところが、上記反時計方向の回動
力のために、上記投入ラッチ(73)の上端(73b)
がD形ラッチ(77)に係止されるため、該投入ラッチ
(73)の反時計方向への回動、換言すればチャージレ
バー(20)の時計方向への回動が阻止される(第15
図および第19図(C)参照)。したがって、リンク機
構(47)におけるビン(36)に対するクローズドア
ーム(26)の押上刃も阻止され、上記リンク機構(4
7)を介して接点(54)、(55)が閉成されるのが
待機状態に設定される。
(II)、  ON操作時。
まず、第14図に示すON操作体(79)を復帰ばね力
に抗して操作してD形ラッチ(77)を反時計方向へ回
転させれば、第19図(C)の状態から投入ラッチ(7
3)が反時計方向へ回動するため、第17図に示すよう
に投入ラッチ(73)の切欠部(75)からチャージレ
バー(20)の上端部(20b)の係止ロール(74)
がはずれ、上記チャージレバー(20)が蓄勢ばね力を
受けて時計方向へ回動する。このため、リンク(27)
を介してクローズドアーム(26)もその軸(25)廻
りに時計方向へ回動される。上記蓄勢ばね力を受けて上
記クローズドアーム(26)が回動することにより、こ
のクローズドアーム(26)の押上片(34)がビン(
36)を案内孔(37)に沿って上方へ押上移動させる
から、1対のリンク(39)、(40)も伸張状態のま
ま上方へ変位駆動される。
上記リンク(39)、(40)の上方変位により、方向
転換レバー(43)が時計方向へ回動する。このレバー
(43)の回動力が絶縁リンク(45)を介して接点開
閉機構(69)に伝達される。すなわち、可動子(56
)のホルダ(58)がその軸(60)を中心として時計
方向へ回動されるため、可動接点(55)は接圧ばね(
62)のばね力に抗して固定接点(54)と接触し、接
点閉成状態となる。この状態で投入バネ(30)は放勢
され、接圧ばね(62)が圧縮されて蓄勢される。
上記投入バネ(3o)が放勢され、かつ接点(54)、
(55)が閉成された状態では、接圧ばね(62)の伸
張しようとするばね力が、可動子(56)、ホルダ(5
8)、絶縁リンク(45)を介して方向転換レバー(4
3)を軸(42)廻りに反時計方向へ回動させようとし
ている。
ところで、上記方向転換レバー(43)が反時計方向へ
の回動力を受けているため、このレバー(43)に連結
された1対のリンク(39)、(40)が右方向へ押圧
力を受けており、この押圧力により、第16図に示すリ
ンク(86)を介してカム板(81)が軸(82)の廻
りに時計方向へ回動力を受ける。そのため、カム板(8
1)はその復帰ばね(83)のばね力に抗して引外しラ
ッチ(80)を押し上げ、この引外しラッチ(80)に
時計方向への回動力を付加するが、この回動力はD形う
ッチ(88)に阻止されている。このため上記凹入部(
85)と係止ロール(84)との係合状態は維持された
ままであり、上記ラッチ(86)による突張り力が上述
のリンク(39)、(40)に作用し、したがってリン
ク(39)、(40)は接圧ばね(62)の伸張力に抗
して伸張状態に保たれている。、このことは換言すれば
接点開放待機維持状態に設定されていることになる。
(III)、  OFF操作時: まず、第14図に示す叶F操作体(90)を復帰ばね力
に抗して操作してD形うッチ(88)を時計方向へ回転
させれば、第16図の状態から弓外しラッチ(80)が
復帰ばね力に抗して僅かに時計方向へ回動変位するため
、このラッチ(80)の係止ロール(84)とカム板(
81)の凹入部(85)との係合が解除される。このた
め、上記カム板(81)は復帰ばね力に抗して第18図
に示すように時計方向へ回動される。このため前記リン
ク(86)の突張り作用が滅失され、1対のリンク(3
9)、(40)は前記接圧ばね(62)による伸張力に
よって腰当は状態に屈曲するこれによって上記接点(5
4)、(55)が開放されることになる。
上記接点(54)、(55)の開放状態、つまり第18
図の状態において、再び前述のハンドル操作を行って投
入バネ(3o)を蓄圧させれば、これにともなって上記
リンク(39)、(40)が下方へ変位しながら伸張し
、カム板(81)がその復帰ばね力により反時計方向へ
回動変位するから、このカム板(81)の凹入部(85
)が弓外しラッチ(80)の係止ロール(84)と係合
して第12図の状態となる。
上記のような気中遮断器では、第14図および第16図
に想像線で示すように不足電圧引外し装置(X)を設け
る場合がある。このように不足電圧引外し装置(X)を
設けておくと、回路電圧が規定値を下回ったとき、不足
電圧引外し装置(×)のソレノイドが無励磁の状態とな
ってロットが飛び出すので、被操作体(93)が各図中
矢印の方向に回動じてD形うッチ(88)が回動し、後
は前記した叶F操作時と同様に第16図から第18図の
状態に動作して接点(54)、(55)が開放する(ト
リップする)。
[発明が解決しようとする課題] 従来の気中遮断器では、不足電圧引外し装置(X)によ
ってトリップした無電圧回路において、ハンドル操作に
よって投入バネ(30)を蓄圧することによって接点開
閉機構が第18図のトリップ状態から第12図の状態に
リセットされるので、 ON操作が可能となる。つまり
、無電圧回路(不足電圧引外し装置(X)が動作した状
態)において、ON操作によってトリップする、いわゆ
る空打ちが生じ、この空打ち衝撃によって機械的寿命を
短くすると共に、空打ちによるON感知によって付属装
置が動作するなどの操作ミスが起こるという問題点があ
った。
この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、無電圧回路における空打ちを無くすると共に付属装
置などの操作ミスの無い信頼性の高い遮断器を得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明に係る遮断器は、
ΩN用被操作体をON用り形ラッチに回動可能に装着し
、このΩN用被操作体の突部と間隔を置いて突部が重合
する回動体を前記ON用り形ラッチに固着し、この回動
体の突部と前記ΩN用被操作体の突部との間にあって前
記ΩN用被操作体の回動を前記回動体に伝動する伝動位
置に付勢定置される伝動部を有しかつ不足電圧引外し装
置によって前記OFF用被操作体が回動された時に前記
伝動部が非伝動位置に位置するように前記OFF用被操
作体によって移動されるプレートを備えたものである[
作用] この発明においては、不足電圧引外し装置が動作して遮
断器がトリップした無電圧状態では、伝動部が非伝動位
置に位置するようにプレートが移動させられるので、O
N操作体によるΩN用被操作体の回動はその突部が伝動
部に当接しないので回動体が回転せず、ON用り形ラッ
チは回転しないし、また遮断器のOFF時(第2図)に
は、伝動部が伝動位置に位置するようにプレートが付勢
定置されているので、ON操作体によるΩN用被操作体
の回動はその突部が伝動部を介して回動体の突部を回動
させるので回動体が回転し、ON用り形ラッチが回転す
る。
[実施例1 この発明の一実施例を第1図〜第11図について説明す
る。第1図は投入バネが放勢したトリップ状態を示す側
面断面図、第2図はチャージが完了したオフ状態を示す
側面断面図、第3図はオン状態を示す側面断面図、第4
図は第1図の要部のみを示す説明図、第5図は第2図の
要部のみを示す説明図、第6図は第3図の要部のみを示
す説明図、第7図はカムシャフトの側面図、第8図はメ
インシャフトの側面図、第9図は第1図におけるON操
作体の部分を示す拡大図、第1O図は第2図におけるO
N操作体の部分を示す拡大図、第11図は第10図を上
から見た図であり、前記従来のものと同一または相当部
分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、(IA)は筐体で、モールドケース(1a
)とモールドカバー(1b)とで構成されている。(1
2A)はカムシャフトで、筺体(IA)に回転可能に支
持されている。(100)はカムシャフト(12A)に
固定したラチェットで、図示しないモータにより駆動さ
れる。(101)はカム(17)に設けたカム側ローラ
、(102)はカム(17)の上方にあって固定軸(1
03)を支点として回転するチャージアーム、(104
)はチャージアーム(102)の一端に設けたアーム側
ローラで、カム(17)を転接することによりカム(1
7)により回転駆動される。
(105)はチャージアーム(102)の中腹部上面に
形成したカム面、(106)は投入バネ(30)を保持
するガイド板で、長孔(106a)を有している。(+
07)はチャージアーム(IO2)の他端に設けたバネ
カケビンで、長孔(106a)に沿って移動して投入バ
ネ(30)を蓄圧する。(108)は固定軸(103)
に回転可能に装着したクローズラッチで、中腹部にラッ
チ側ローラ(109)を有すると共に一端側はカム側ロ
ーラ(]01)に係合する。(110)は固定軸(11
1)を中心に回転するクローズラッチで、下端はラッチ
側ローラ(109)に係合すると共に上端側はクローズ
バー(112) (7)ON用り形ラッチ(112a)
に係合している。(1]3)はクローズバー(112)
に回動可能に装着したΩN用被操作体で、アーム状突部
(1] 3a)とON用ソレノイド(ON操作体)(1
14)が対向する突片(113b)とクローズバー(1
12)を貫挿する孔(113c)とを有している。(1
15)はクローズバー(112)にネジなどにより固着
した回動体で、アーム状突部(113a)の下方に間隔
を置いて重合するアーム状突部(115a)を有すると
共に、停止ビン(116)と弓張バネ(117)とで上
限位置を規制されている(118)は筐体(IA)内に
設置した機構フレーム、(119)は機構フレーム(1
1,8)に装着したひねりばねで、ON用被操作体(1
13)を定位−に保持している。(120)は長孔(1
20a)に挿入したビン(121)により摺動・回転可
能に機構フレーム(1’18)に添設したプレートで、
両アーム状突部(113a) 、  (115a)間に
位置するアーム状伝動部(120b)を有している。(
122)はプレート(120)を第1o図および第11
図に示す伝動位置に付勢定置するための引張バネ、(1
23)はプレート(120)に設けた窓、(124)は
メインシャフトで、筐体(IA)に回転可能に支持され
ている。(125)はメインシャフト(124)に等間
隔で3個固定したアームで、3極分の絶縁リンク(45
)がビン(46)によりそれぞれ連結されている。(1
26)はアーム(125)と同形のアームで、メインシ
ャフト(124)にアーム(125)と同角度で固定さ
れている。(127)は2本のリンクにより構成される
投入トグルリンク機構で、一端側はビン(128)によ
りアーム(126)に連結される。(L29)はリンク
機構(127)の中心ビン(130)により回転可能に
支持されるリンク側ローラで、チャージアーム(102
)のカム面(105)に当接する位置関係にある。(1
31)は固定軸(132)に回転可能に支持されるリン
クレバーで、一端側にビン(133)によりリンク機構
(127)の他端側か連結される。(134)はリンク
レバー(131)の中腹部に回転可能に設けたレバー側
ロラ、(135)は固定軸(111)に回転可能に支持
されるトリップラッチで、レバー側ローラ(134)に
係合すると共に上端側はトリ・ンブノ\−(136)の
旺F用り形ラッチ(136a)に係合している。(13
7)はトリ・ンブノ<−(136)に固定したOFF用
被操作体で、不足電圧引外し装置(X)のロットが当接
する突片(137a)とプレート(120)に係合する
当接片(137b)とを有している。
次に動作について説明する。
第3図に示すオン状態において、回路電圧が規定値を下
回って不足電圧引外し装置(X)のソレノイドが無励磁
の状態となってロットが飛び出すと、第1図および第9
図に示すようにOFF用被操作体(137)の反時計方
向の回動によってトリップバー(136)のOFF用り
形ラッチ(136a)が反時計方向に回動するので、ト
リップラ・ンチ(135)が反時計方向に回動して、ト
リ・ンプラッチ(135)の凹部からレバー側ローラ(
134)が外れてリンクレバー(131)が時計方向に
回動じ、リンク機構(127)が第1図に示すように屈
曲してOFF状態となる。このOFF用被操作体(13
7)の回動は当接片(137b)によってプレー1−(
120)に伝わり、プレート(120)が引張バネ(1
22)に抗して第9図に示す非伝動位置に移動される。
第1図および第9図に示す、不足電圧引外し装置(X)
が動作して遮断器がトリップした無電圧状態において、
ハンドル操作によって投入バネ(30)が蓄圧されて接
点開閉機構がリセットされた後、仮にON用ソレノイド
(114)を操作しても、ON用被操作体(1,13)
の突部(113a)がプレート(120)の伝動部(1
20b)と係合せず第9図中想像線で示すように空振り
となるので、ON用被操作体(113)の回転は回動体
(115)に伝動されず、クローズバー(112)は回
転しない。よって無電圧回路状態におけるON操作によ
る空打ちが防止できる。
第1図および第9図において不足電圧引外し装置(X)
をリセットすると、第2図に示すチャージが完了した状
態となると共に、プレート(120)は第10図および
第11図に示すように引張バネ(122)により伝動位
置に戻される。
第2図に示すチャージが完了した状態では、カム(17
)のカム側ローラ(101)によりクローズラッチ(1
08)の回動が阻止され、クローズラッチ(108)の
ラッチ側ローラ(109)によりクローズラッチ(11
0)の回動が阻止され、このクローズラッチ(110)
はクローズバー(112)によりロックされる。この第
2図の状態において、ON用ソレノイド(114)を操
作すると、第10図中矢印(138)の方向にON用被
操作体(113)の突部(113a)を押し込むので、
プレート(120)の伝動部(120b)を介して回動
体(115)の突部(115a)を押し込むことになり
、プレート(120)の反時計方向の回動に伴なって、
ON用被操作体(113)および回動体(115)が時
計方向に回転し、引張バネ(117)に抗してクローズ
バー(112)が時計方向に回転する。このようにクロ
ーズバー(112)を時計方向に回動操作すると、クロ
ーズラッチ(110)が時計方向に回転し、これに伴な
ってクローズラッチ(108)が反時計方向に回転する
ので、カム(17)のロックが解除されてカム(17)
が反時計方向に回転し、アーム側ローラ(104)がカ
ム(17)の凹部に落ち込むと、投入バネ(30)が放
勢してチャジアーム(102)が第3図に示すように反
時計方向に回転、はね上がる。このようにチャージアー
ム(102)が第3図のようにはね上がるとき、チャー
ジアーム(102)のカム面(105)にリンク側ロー
ラ(118)が当接するので、リンク機構(116)が
チャージアーム(1o2)のはね上げ力によって伸長し
、第3図に示す接点ONとなる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば無電圧回路における空
打ちが無くなると共に付属装置などの操作ミスが無くな
る高い信頼性が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図はこの発明の一実施例を示すものであ
り、第1図は投入バネが放勢したトリップ状態を示す側
面断面図、第2図はチャージが完了したオフ状態を示す
側面断面図、第3図はオン状態を示す側面断面図、第4
図は第1図の要部のみを示す説明図、第5図は第2図の
要部のみを示す説明図、第6図は第3図の要部のみを示
す説明図、第7図はカムシャフトの側面図、第8図はメ
インシャフトの側面図、第9図は第1図におけるON操
作体の部分を示す拡大図、第10図は第2図におけるO
N操作体の部分を示す拡大図、第11図は第10図を上
から見た図である。 第12図〜第19図は従来の気中遮断器を示すものであ
り、第12図は側面断面図、第13図はハンドル軸部の
説明図、第14図はONおよびOFF操作部の概略構成
図、第15図は接点閉成待機維持機構の説明図、第16
図は接点開放維持機構の説明図、第17図はON操作時
の動作状態図、第18図はOFF操作時の動作状態図、
第19図(A)〜(C)はチャージレバーの動作説明図
である。 図において、(12A)はカムシャフト、(17)はチ
ャージ用カム、(30)は投入バネ、(54)、(55
)は両接点、(62)は接圧ばね(100)はラチェッ
ト、(102)はチャージアーム、(112a)はON
用り形ラッチ、(113)はON用被操作体、(113
a)はON用被操作体の突部、(114)はON用ツレ
、ノイド、(115)は回動体、(115a)は回動体
の突部、(120)はプレート、 (102b)はプレ
ートの伝動部、(124)はメインシャフト、(127
)は投入トグルリンク機構、(136a)はOFF用り
形ラッチ、(137)はOFF用被操作体(X)は不足
電圧引外し装置を示す。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 弁理士  大  岩  増  雄第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 14図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)手動あるいは電動により回転駆動されるチャージ
    用カムと、このチャージ用カムと係合して回動変位する
    チャージアームと、このチャージアームの回動によって
    チャージされる投入バネと、接点開閉機構を構成する投
    入トグルリンク機構と、前記投入バネの蓄圧完了時に前
    記投入トグルリンク機構が前記接点開閉機構を閉成駆動
    させるのを前記チャージアームを介して阻止する接点閉
    成待機維持機構と、この接点閉成待機維持機構による接
    点閉成待機維持状態を解除させて接点を閉成させるON
    操作体と、接点閉成時に前記接点開閉機構における接圧
    ばねのばね力により前記投入トグルリンク機構が前記接
    点開閉機構を開放駆動させるのを阻止する接点開放待機
    維持機構と、この接点開放待機維持機構による接点開放
    待機維持状態を解除させて接点を開放させるOFF操作
    体とを有する遮断器であって、 前記ON操作体がON用被操作体を介してON用D形ラ
    ッチを回動させることによって前記接点閉成待機維持機
    構を解除すると共に、前記OFF操作体がOFF用被操
    作体を介してOFF用D形ラッチを回動させることによ
    って前記接点開放待機維持機構を解除するものにおいて
    、 前記ON用被操作体を前記ON用D形ラッチに回動可能
    に装着し、このON用被操作体の突部と間隔を置いて突
    部が重合する回動体を前記ON用D形ラッチに固着し、
    この回動体の突部と前記ON用被操作体の突部との間に
    あって前記ON用被操作体の回動を前記回動体に伝動す
    る伝動位置に付勢定置される伝動部を有しかつ不足電圧
    引外し装置によって前記OFF用被操作体が回動された
    時に前記伝動部が非伝動位置に位置するように前記OF
    F用被操作体によって移動されるプレートを備えたこと
    を特徴とする遮断器。
JP12603890A 1990-05-15 1990-05-15 遮断器 Expired - Fee Related JPH07114089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12603890A JPH07114089B2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12603890A JPH07114089B2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 遮断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0422032A true JPH0422032A (ja) 1992-01-27
JPH07114089B2 JPH07114089B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=14925131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12603890A Expired - Fee Related JPH07114089B2 (ja) 1990-05-15 1990-05-15 遮断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07114089B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220526A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断器、及び回路遮断器のプランジャー保持装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007220526A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断器、及び回路遮断器のプランジャー保持装置
JP4587972B2 (ja) * 2006-02-17 2010-11-24 三菱電機株式会社 回路遮断器、及び回路遮断器のプランジャー保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07114089B2 (ja) 1995-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3352743B2 (ja) 配線用遮断器の操作機構
JPH021002Y2 (ja)
US4468533A (en) Air circuit breaker
EP0080636B2 (en) Stored energy circuit breaker with a cam latch
US4580021A (en) Circuit breaker
EP2143118B1 (en) Motor operator de-coupling system sensing camshaft position
US3769477A (en) Switch operating mechanism
JPH0422032A (ja) 遮断器
JPH03201329A (ja) 遮断器
JPH0422033A (ja) 遮断器
JPH03201334A (ja) 遮断器
KR200398419Y1 (ko) 진공 차단기의 다절 링크식 작동기구
EP0189887A2 (en) Closing delay arrangement for current limiting circuit breaker contacts
JP3678545B2 (ja) 開閉装置操作機構のインターロック装置
JPH0136655B2 (ja)
JPH021003Y2 (ja)
JPH021001Y2 (ja)
JPS58129725A (ja) 気中しや断器
JPH03201333A (ja) 遮断器
JPS6344912Y2 (ja)
JPH03201330A (ja) 遮断器
JPS58129720A (ja) 気中しや断器
JPH03257723A (ja) 遮断器
JPH03201332A (ja) 遮断器
JPH03201331A (ja) 遮断器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071206

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees