JPH03201330A - 遮断器 - Google Patents

遮断器

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JPH03201330A
JPH03201330A JP34140989A JP34140989A JPH03201330A JP H03201330 A JPH03201330 A JP H03201330A JP 34140989 A JP34140989 A JP 34140989A JP 34140989 A JP34140989 A JP 34140989A JP H03201330 A JPH03201330 A JP H03201330A
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cam
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Yasushi Genba
玄羽 康司
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  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は遮断器、例えば遮断器筺体の前面よりハンド
ル操作して投入バネをチャージしたのち、指令を与える
ことにより通電部を上記蓄勢力で閉成させ、さらに開放
させる気中遮断器に関するものである。
[従来の技術〕 第10図〜第18図は、例えば特開昭58−12972
0号公報に示された従来の気中遮断器を示す図であり、
第10図は側面断面図、第11図はハンドル軸部の説明
図、第12図はONおよびOFF操作部の概略構成図、
第13図は接点閉成待機維持機構の説明図、第14図は
接点開放維持機構の説明図、第15図はON操作時の動
作状態図、第16図は1)FF操作時の動作状態図、第
17図(A)〜(C)はチャージレバーの動作説明図、
第18図は投入バネの支持構造を示す分解斜視図である
図において、(1)は筺体、(2)は蓄勢部ユニットケ
ース、(3)は通電部ユニットケースである。蓄勢部ユ
ニットケース(2)は筺体(1)の前部側(左側)に位
置して、また通電部ユニットケース(3)は筺体(1)
の後部側(右側)に位置して、筺体(1)の一部を構成
する側板(4)にそれぞれ固定されている。(5)は複
数個の消弧板(6)を有し、上記通電部ユニットケース
(3)に咬合された消弧室、(7)は引外しリレーなど
の電気制御部の格納ケースである。
つぎに、上記蓄勢部や通電部の構成を詳述する(11)
は筺体(1)に前傾姿勢に配された操作用のハンドルで
あり、その操作端部(lla)が上記筺体(1)の前面
(1a)上部から突出され、基端部(llb)が筺体(
1)の前面(la)下部に近接する位置に設けられた軸
(12)をもって上記蓄勢部ユニットケース(2)に回
動可能に枢支されており、さらに上記基端部(11b)
と蓄勢部ユニットケース(2)側との間には、第11図
に示すようにハンドル復帰用ばね(13)が掛設されて
いる。第10図の(14)は上記軸(12)と同軸上に
配されたラチェット、(15)は上記ハンドル(11)
の基端部(llb)に枢着され、かつ押圧ばね(16)
(第11図)の押圧ばね力を受けた可動パウルであり、
上記ハンドル(11)の押下操作で上記ラチェット(1
4)を反時計方向へ間欠駆動するものである。(17)
は上記ラチェット(14)と同軸上でこれに止めビン(
18)などで一体化結合されたカムであり、このカム(
17)は図示しないモータでも駆動できるようになって
いる。(19)は後述するチャージレバーの枢軸に枢着
されて上記ラチェット(14)の戻り回転を阻止するロ
ッキングパウルである。
(20)は上記カム(17)の後方からその上方へ延び
て該カム(17)の上方の軸(21)に回動可能に枢支
されたチャージレバーで、ハンドル操作時のカム(17
)に転接されるローラ(22)がその下端部(20a)
に取り付けられており、さらに蓄圧完了時にカム(17
)のビン(23)に当接する阻止片(24)が一体的に
突設されている。上記チャージレバー(20)の下端部
(20a)の後方位置には、上端部(26a)が軸(2
5)に回動可能に枢支されたクローズドアーム(26)
が配設されており、このクローズドアーム(26)は上
記チャージレバー(20)の下端にリンク(27)を介
して連結されている。
(28)、(29)は上記リンク(27)における連結
ビンである。(30)は上記筺体(1)の後部(右側)
下端側に配設された投入バネで、圧縮コイルばねが用い
られている。この投入バネ(30)の一端(30a)お
よび他端(30b)側は、それぞれ上記クローズドアー
ム(26)の下端部(26b)側および筺体(1)側に
ビン(31)、(32)をもって回動可能に枢着されて
いる。(33)ばばねホルダであり、上記投入バネ(3
0)の圧縮変形をスムースに行わせるためのものである
。このばねホルダ(33)は、ビン(31)に連結され
かつ長孔(33a)を有するガイド板(33A)と、ビ
ン(32)に連結されかつ長孔(33b)を有するガイ
ド板(33B)と、周長孔(33a)、(33b)に挿
入されて両ガイド板(33A)、(33B)を摺動可能
に連結する連結ビン(33G)とで構成されている。
上記クローズドアーム(26)の枢軸(25)には、投
入バネ(30)のばね力放勢時に該クローズドアーム(
26)の上端側の押上片(34)に押上げられて円弧状
に変位するリンク(35)が回動自在に枢支されている
。(36)は上記リンク(35)の変位端側に設けられ
て上記押上片(34)に押上げられるビン、(37)は
上記ケース(2)に形成されて上記ビン(36)を嵌合
させた円弧状の案内孔、(38)は上記クローズドアー
ム(26)の時計方向の回動阻止ビンである。(39)
、(40)はクローズドアーム(26)の上方側に上下
方向に配置され、かつビン(41)をもって屈曲可能に
連結されたl対のリンクであり、下方側のリンク(40
)の下端部は上記ビン(36)に連結されている。(4
2)はこれらリンク(39)、(40)の上方部位、つ
まり前記通電部ケース(3)の前方(左側)に位置して
回動可能に枢支された枢軸、(43)は該軸(42)に
固設された方向転換レバーであり、このレバー(43)
の下端部(43a)には、連結ビン(44)を介して上
記1対のリンク(39)(40)における上方側のリン
ク(39)の上端部が連結され、またその上端部(43
b)には、後述する通電部側の接点開閉機構の一部を構
成する絶縁リンク(45)の一端が連結されるビン(4
6)を有する。上記1対のリンク(39)。
(40)などにより蓄勢力伝達用のリンク機構(47)
を構成している。(48)は上記レバー(43)の反時
計方向の回動阻止軸、(49)は該レバー(43)の下
端のビン(44)に枢着されて、上記レバー(43)の
はね返りを防止するはね返り防止片、(50)はこの防
止片(49)の復帰ばねである。
(51)、(52)は通電部の一部を構成する1対の導
体、(53)は一方の導体(51)に装備された変流器
、(54)はこの導体(51)の先端に固着されたメイ
ン固定接点である。(55)は上記固定接点(54)に
接離されるメイン可動接点、(56)はこの可動接点(
55)を固着した可動子であり、この可動子(56)の
基端部と上記他方の導体(52)との間は、可撓導体(
57)で接続されている。(58)は枢支ビン(59)
を介して可動子(56)を保持する可動子ホルダであり
、このホルダ(58)の下端部は枢軸(60)をもって
ケース(3)に回動自在に枢支されており、また上端部
はビン(61)により上記絶縁リンク(45)の他端に
連結されている(62)は上記可動子(56)とケース
(3)側との間に掛設されて、この可動子(56)に対
して接点閉成方向へのばね力を付勢する接圧ばね(63
)、(64)はそれぞれ可動アークおよび固定アーク接
点、(65)、(66)はそれぞれ各アーク接点(63
)、(64)の保持部材、(67)は上記可動子ホルダ
(58)に対する回動規制用のストッパである。上記可
動子(56)やホルダ(58)や前記絶縁リンク(45
)などにより、接点開閉機構(69)が構成されている
(第15図および第16図参照)。(70)、(71)
は隔壁である。
前記チャージレバー(20)の上方には、枢軸(72)
に回動可能に枢支されたつの字形の投入ラッチ(73)
が配設されている。このラッチ(73)の下端部(73
a)の先端には、上記レバー(20)の上端部(20b
)に固定された係止ロール(74)の時計方向の押圧力
を受ける切欠部(75)が形成されており、蓄圧完了時
には上記押圧力が復帰ばね(76)の時計方向のばね力
に抗するように設定されている(第13図参照)(77
)は上記投入ラッチ(73)の上端(73b)を係脱可
能に係止して反時計方向の回動を阻止する横断面り形の
ラッチであり、ケース(2)に対して回動可能に取り付
けられており、上記投入ラッチ(73)などともに、接
点閉成待機維持機構(78)を構成している。上記り形
ラッチ(77)は第12図に示すように上記閉成待機状
態を解除させるON操作体(79)により反時計方向へ
回動されるようになっている。
(80)は上記投入ラッチ(73)の枢軸(72)に回
動可能に枢支されるとともに、上記復帰ばね(76)(
第13図)の反時計方向のばね力を受けた引外しラッチ
、(81)はこの引外しラッチ(80)の下方に軸(8
2)をもって回動可能に枢支されるとともに、第14図
に示す復帰ばね(83)の反時計方向のばね力が付勢さ
れたカム板であり、上記引外しラッチ(80)の下端突
出部の係止ロール(84)に係脱可能に係合する凹入部
(85)を有し、引外しラッチ(80)に対してその復
帰ばね力に抗して時計方向の押圧力を付勢するようにな
っている。第10図の(86)は上記カム板(81)の
ビン(87)と前述の1対のリンク(39)、(40)
における連結ビン(41)との間に連結された突張り用
のリンクである。(88)は上記引外しラッチ(80)
の時計方向への回動を阻止する横断面り形のラッチであ
り、ケース(2)に対して回動可能に取り付けられてお
り、上記引外しラッチ(80)やカム板(81)などと
ともに、前記接圧ばね(62)のばね力に抗して前記リ
ンク機構(47)を伸長させる接点開放待機維持機構(
89)を構成している。上記り形ラッチ(88)は第1
2図に示すOFF操作本体(90)により時計方向へ回
動されるようになっている。なお第12図中、(91)
は上記り形ラッチ(77)、(88)の自動復帰用のば
ね、(92)、(93)はそれぞれD形ラッチ(77)
および(88)に設けられた被操作片、(94)、(9
5)はストッパ、(96)。
(97)は押込棒である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
(I)、 投入バネ(30)の蓄勢時:まず、第10図
のハンドル(11)をその復帰用ばね力に抗して押下げ
操作すると、可動バウル(15)がラチェット(14)
を反時計方向へ回動させ、これによりカム(17)も同
方向へ回動されるから、カム面(17a)に転接される
ローラ(22)を介してチャージレバー(20)がその
軸(21)を中心にして反時計方向へ回動される(第1
7図(A)I照)。このチャージレバー(20)の反時
計方向の回動変位によりクローズドアーム(26)がリ
ンク(27)を介して軸(25)廻りに反時計方向へ回
動変位するため、投入バネ(30)の圧縮が開始される
。上記投入バネ(30)は上記ハンドル操作の繰り返し
でさらに圧縮変形が進行する。
上記ハンドル(1)の押下げ操作を所定回数、たとえば
数回行うことにより、カム(17)が上記チャージレバ
ー(20)を最大変位させた位置(第17図(B)参照
)から僅かに反時計方向に回動されると同時に、ビン(
23)が上記チャージレバー(20)における阻止片(
24)に当たり(第17図(C)参照)、カム(17)
の回動が阻止されて投入バネ(30)の蓄圧操作が完了
したことになる(第10図参照)。
上記蓄圧操作完了時には、投入バネ(30)の伸長ばね
力がクローズドアーム(26)およびリンク(27)を
介して上記チャージレバー(20)を軸(21)廻りに
時計方向へ回動させようとしている。このため、チャー
ジレバー(20)の上端の係止ロール(74)が投入ラ
ッチ(73)の下端切欠部(75)を押圧して、該投入
ラッチ(73)をその復帰ばね力に抗して反時計方向へ
回動させようとする。ところが、上記反時計方向の回動
力のために、上記投入ラッチ(73)の上端(73b)
がD形ラッチ(77)に係止されるため、該投入ラッチ
(73)の反時計方向への回動、換言すればチャージレ
バー(20)の時計方向への回動が阻止される(第13
図および第17図(C)参照)。したがって、リンク機
構(47)におけるビン(36)に対するクローズドア
ーム(26)の押上刃も阻止され、上記リンク機構(4
7)を介して接点(54)、(55)が閉成されるのが
待機状態に設定される。
(II)、  ON操作時: まず、第12図に示すON操作体(79)を復帰ばね力
に抗して操作してD形ラッチ(77)を反時計方向へ回
転させれば、第17図(C)の状態から投入ラッチ(7
3)が反時計方向へ回動するため、第15図に示すよう
に投入ラッチ(73)の切欠部(75)からチャージレ
バー(20)の上端部(20b)の係止ロール(74)
がはずれ、上記チャージレバー(20)が蓄勢ばね力を
受けて時計方向へ回動する。このため、リンク(27)
を介してクローズドアーム(26)もその軸(25)廻
りに時計方向へ回動される。上記蓄勢ばね力を受けて上
記クローズドアーム(26)が回動することにより、こ
のクローズドアーム(26)の押上片(34)がビン(
36)を案内孔(37)に沿って上方へ押上移動させる
から、1対のリンク(39)、(40)も伸張状態のま
ま上方へ変位駆動される。
上記リンク(39)、(40)の上方変位により、方向
転換レバー(43)が時計方向へ回動する。このレバー
(43)の回動力が絶縁リンク(45)を介して接点開
閉機構(69)に伝達される。すなわち、可動子(56
)のホルダ(58)がその軸(60)を中心として時計
方向へ回動されるため、可動接点(55)は接圧ばね(
62)のばね力に抗して固定接点(54)と接触し、接
点閉成状態となる。この状態で投入バネ(30)は放勢
され、接圧ばね(62)が圧縮されて蓄勢される。
上記投入バネ(30)が放勢され、かつ接点(54)、
(55)が閉成された状態では、接圧ばね(62)の伸
張しようとするばね力が、可動子(56)、ホルダ(5
8)、絶縁リンク(45)を介して方向転換レバー(4
3)を軸(42)廻りに反時計方向へ回動させようとし
ている。
ところで、上記方向転換レバー(43)が反時計方向へ
の回動力を受けているため、このレバー(43)に連結
された1対のリンク(39)、(40)が右方向へ押圧
力を受けており、この押圧力により、第14図に示すリ
ンク(86)を介してカム板(81)が軸(82)の廻
りに時計方向へ回動力を受ける。そのため、カム板(8
1)はその復帰ばね(83)のばね力に抗して引外しラ
ッチ(80)を押し上げ、この引外しラッチ(80)に
時計方向への回動力を付加するが、この回動力はD形う
ッチ(88)に阻止されている。このため上記凹入部(
85)と係止ロール(84)との保合状態は維持された
ままであり、上記ラッチ(86)による突張り力が上述
のリンク(39)、(40)に作用し、したがってリン
ク(39)、(40)は接圧ばね(62)の伸張力に抗
して伸張状態に保たれている。、このことは換言すれば
接点開放待機維持状態に設定されていることになる。
(III)、  OFF操作時: まず、第12図に添すOFF操作体(90)を復帰ばね
力に抗して操作してD形うッチ(88)を時計方向へ回
転させれば、第14図の状態から引外しラッチ(80)
が復帰ばね力に抗して僅かに時計方向へ回動変位するた
め、このラッチ(80)の係止ロール(84)とカム板
(81)の凹入部(85)との係合が解除される。この
ため、上記カム板(81)は復帰ばね力に抗して第16
図に示すように時計方向へ回動される。このため前記リ
ンク(86)の突張り作用が滅失され、1対のリンク(
39)、(40)は前記接圧ばね(62)による伸張力
によって腰部は状態に屈曲するこれによって上記接点(
54)、(55)が開放されることになる。
上記接点(54)、(55)の開放状態、つまり第16
図の状態において、再び前述のハンドル操作を行って投
入バネ(30)を蓄圧させれば、これにともなって上記
リンク(39)、(40)が下方へ変位しながら伸張し
、カム板(81)がその復帰ばね力により反時計方向へ
回動変位するから、このカム板(81)の凹入部(85
)が引外しラッチ(80)の係止ロール(84)と係合
して第10図の状態となる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の遮断器では、2枚のガイド板(33
A)、(33B)と連結ビン(33C)とにより投入バ
ネ(30)を保持しているので部品点数が多くなってコ
ストアップになると共に、2枚のガイド板(33A)、
(33B)の平行度を連結ビン(33C)により保って
いるが2枚のガイド板(33A)、(33B)が倒れる
ため投入バネ(30)の内径とのマサツカが発生し、投
入バネ(30)がスムーズに圧縮されないという問題点
があった。
この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、ガイド板を一枚構造とすることにより部品点数の削
減に伴なうコストダウンと、ガイド板の倒れによる投入
バネとのマサッを無くして投入バネの圧縮のスムーズ化
とが図れる遮断器を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明に係る遮断器は、
回転駆動されるチャージ用カムと、このチャージ用カム
と係合して回動変位するチャージアームと、このチャー
ジアームの回動によってチャージされる投入バネと、長
手方向に沿う長孔を有しかつ先部が前記チャージアーム
の方向に傾動するように筺体に基部を取り付けられたガ
イド板とを備え、前記ガイド板の長孔にバネカケピンを
移動可能に挿入すると共にこのバネカケピンを前記チャ
ージアームに固着し、かつ前記バネカケピンと前記筺体
との間に前記投入バネを挿入したものである。
[作用] この発明においては、投入バネを一枚のガイド板により
保持できるので、部品点数が削減されると共に、投入バ
ネに対してガイド板が倒れることはない。
[実施例] この発明の一実施例を第1図〜第9図について説明する
。第1図は投入バネが放勢したトリップ状態を示す側面
断面図、第2図はチャージが完了したオフ状態を示す側
面断面図、第3図はオン状態を示す側面断面図、第4図
は第1図の要部のみを示す説明図、第5図は第2図の要
部のみを示す説明図、第6図は第3図の要部のみを示す
説明図、第7図はカムシャフトの側面図、第8図はメイ
ンシャフトの側面図、第9図は第1図の投入バネの部分
を右からみた図であり、前記従来のものと同一または相
当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、(1)は筺体で、モールドケース(IA)
とモールドカバー(IB)とで構成されている。(12
A)はカムシャフトで、筺体(1)に回転可能に支持さ
れている。(100)はカムシャフト(12A)に固定
したラチェットで、図示しないモータにより駆動される
。(101)はカム(17)に設けたカム側ローラ、(
1o2)はカム(17)の上方にあって固定軸(1o3
)を支点として回転するチャージアーム、(104)は
チャージアーム(102)の一端に設けたアーム側ロー
ラで、カム(17)を転接することによりカム(17)
により回転駆動される。(105)はチャージアーム(
102)の中腹部上面に形成したカム面、(106)は
投入バネ(30)を保持するガイド板で、長孔(106
a)を有している。ガイド板(106)の基部は、筺体
(1)に取り付けられた機構フレーム(1c)に傾動可
能に取り付けられている。(107)はチャージアーム
(102)の他端に設けたバネカケピンで、長孔(10
6a)に沿って移動して投入バネ(30)を蓄圧する。
(10B)は固定軸(103)に回転可能に装着したク
ローズラッチで、中腹部にラッチ側ローラ(109)を
有すると共に一端側はカム側ローラ(101)に係合す
る。
(110)は固定軸(111)を中心に回転するクロー
ズラッチで、下端はラッチ側ローラ(109)に係合す
ると共に上端側はクローズバー(112)に係合してい
る。クローズバー(112)は図示しないが手動あるい
はソレノイドなどによりオン操作される。(113)は
メインシャフトで、筺体(1)に回転可能に支持されて
いる。(114)はメインシャフト(113)に等間隔
で3個固定したアームで、3極分の絶縁リンク(45)
がビン(46)によりそれぞれ連結されている。(11
5)はアーム(114)と同形のアームで、メインシャ
フト(113)にアーム(114)と同角度で固定され
ている。(116)は2本のリンクにより構成される投
入トグルリンク機構で、一端側はビン(117)により
アーム(115)に連結される。(118)はリンク機
構(116)の中心ビン(119)により回転可能に支
持されるリンク側ローラで、チャージアーム(102)
のカム面(105)に当接する位置関係にある。(12
0)は固定軸(121)に回転可能に支持されるリンク
レバーで、一端側にビン(122)によりリンク機構(
116)の他端側か連結される。(123)はリンクレ
バー(120)の中腹部に回転可能に設けたレバー側ロ
ーラ、(124)は固定軸(111)に回転可能に支持
されるトリップラッチで、レバー側ローラ(123)に
係合すると共に上端側はトリップバー(125)に係合
している。トリップバー(125)は図示しないが手動
あるいはソレノイドなどによりトリップ操作される。
次に動作について説明する。
投入バネ(30)が放勢した第1図のトリップ状態にお
いて、ハンドル(11)の手動操作によりラチェット(
14)を、あるいはモータを駆動してラチェット(io
o)を反時計方向に回転させてカム(17)を反時計方
向に回転させると、チャージアーム(102)が時計方
向に回動するので、投入バネ(30)が蓄圧される。こ
うして、第2図に示すチャージ状態となる。
第2図に示すチャージ完了状態では、カム(17)のカ
ム側ローラ(101)によりクローズラッチ(108)
の回動が阻止され、クローズラッチ(108)のラッチ
側ローラ(109)によりクローズラッチ(110)の
回動が阻止され、このクローズラッチ(110)はクロ
ーズバー(112)によりロックされる。この第2図の
状態において、クローズバー(112)を時計方向に回
動操作すると、クローズラッチ(110)が時計方向に
回転し、これに伴なってクローズラッチ(108)が反
時計方向に回転するので、カム(17)のロックが解除
されてカム(17)が反時計方向に回転し、アーム側ロ
ーラ(104)がカム(17)の凹部に落ち込むと、投
入バネ(3o)が放勢してチャージアーム(102)が
第3図に示すように反時計方向に回転、はね上がる。こ
のようにチャージアーム(102)が第3図のようには
ね上がるとき、チャージアーム(102)のカム面(1
05)にリンク側ローラ(118)が当接するので、リ
ンク機構(116)がチャージアーム(102)のはね
上げ力によって伸長し、第3図に示すように接点オンと
なる。
第3図のオン状態において、トリップバー(125)を
反時計方向に回動操作させると、トリップラッチ(12
4)が反時計方向に回動するのでトリップラッチ(12
4)の凹部からレバー側ローラ(123)が外れてリン
クレバー(120)が時計方向に回動し、リンク機構(
116)が第1図に示すように屈曲してオフ状態となる
。以下繰り返しとなる。
このようにガイド板(106)の基部を機構フレーム(
Ic)に傾動可能に取り付け、機構フレーム(IC)の
窓(1c)を通してチャージアーム(102)に支持さ
れるバネカケピン(107)によりガイド板(106)
の上部を保持すると、バネカケピン(107)と機構フ
レーム(IC)との間に投入バネ(30)を保持できる
ので、−枚のガイド板(106)により投入バネ(30
)を保持できる(チャージアーム(102)の左右にガ
イド板(106)が在るのは従来も同じ)し、ガイド板
(106)は投入バネ(30)の内径に対して倒れるこ
とがないのでガイド板(1゜6)と投入バネ(30)と
の間にマサツカが発生しない。
[発明の効果] 以上のように、この発明によればガイド板が一枚構造と
なるので、部品点数の削減によるコストダウンと、ガイ
ド板の倒れによる投入バネとのマサツを無くして投入バ
ネの圧縮のスムーズ化とが図れるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図はこの発明の一実施例を示すものであり
、第1図は投入バネが放勢したトリップ状態を示す側面
断面図、第2図はチャージが完了したオフ状態を示す側
面断面図、第3図はオン状態を示す側面断面図、第4図
は第1図の要部のみを示す説明図、第5図は第2図の要
部のみを示す説明図、第6図は第3図の要部のみを示す
説明図、第7図はカムシャフトの側面図、第8図はメイ
ンシャフトの側面図で、第9図は第1図の投入バネの部
分を右からみた図ある。 第10図〜第18図は従来の気中遮断器を示すものであ
り、第10図は側面断面図、第11図はハンドル軸部の
説明図、第12図はONおよびOFF操作部の概略構成
図、第13図は接点閉成待機維持機構の説明図、第14
図は接点開放維持機構の説明図、第14図はON操作時
の動作状態図、第16図はOFF操作時の動作状態図、
第17図(A)〜(C)はチャージレバーの動作説明図
、第18図は投入バネの支持構造を示す分解斜視図であ
る図において、(1)は筺体、(IC)は機構フレーム
、(12A)はカムシャフト、(17)はチャージ用カ
ム、(30)は投入バネ、(100)はラチェット、(
102)はチャージアーム、(106)はガイド板、(
106a)は長孔、(107)はバネカケピン、(11
6)は投入トグルリンク機構を示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転駆動されるチャージ用カムと、このチャージ
    用カムと係合して回動変位するチャージアームと、この
    チャージアームの回動によってチャージされる投入バネ
    と、長手方向に沿う長孔を有しかつ先部が前記チャージ
    アームの方向に傾動するように筺体に基部を取り付けら
    れたガイド板とを備え、 前記ガイド板の長孔にバネカケピンを移動可能に挿入す
    ると共にこのバネカケピンを前記チャージアームに固着
    し、かつ前記バネカケピンと前記筺体との間に前記投入
    バネを挿入したことを特徴とする遮断器。
JP1341409A 1989-12-26 1989-12-26 遮断器 Expired - Lifetime JPH0719506B2 (ja)

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