JPH0195758A - 固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法 - Google Patents

固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法

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JPH0195758A
JPH0195758A JP62253320A JP25332087A JPH0195758A JP H0195758 A JPH0195758 A JP H0195758A JP 62253320 A JP62253320 A JP 62253320A JP 25332087 A JP25332087 A JP 25332087A JP H0195758 A JPH0195758 A JP H0195758A
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JP
Japan
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frozen
sherbet
seasoning liquid
solid component
freezing
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Takehiko Fuchigami
渕上 武彦
Etsuo Tada
多田 悦夫
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TOKYO REINETSU SANGYO KK
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TOKYO REINETSU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、固形分としての飯類やめん類等、調味液とし
てのスープ等を夫々組み合わせた雑炊、粥、リジット、
スープスパゲティ等の冷凍食品の製造方法に関するもの
そある。
[従来技術とその問題点] 雑炊、リジット、スープスパゲティ等の冷凍食品の製造
方法としては、■固形分と調味液とを別々に包装し、こ
の包装したものを冷凍してから組み合わせたもの、■別
々に冷凍したものを一緒に組み合わせて包装したもの、
■固形分と調味液を1つの袋に混ぜて包装してから冷凍
したもの、等の商品形態が存在する。
■の個包装タイプは、個々に包装したり、冷凍するため
手数を要し、耐ピンホール性のすぐれた袋を使用するた
めに包装コストか嵩み、又商品形態も四角い板状の冷凍
調味液と冷凍固形分が入っているたけて嗜好的てはなく
、解凍にも手数と時間かかかり、インスタント性に劣る
■の一緒に組み合わせて包装するタイプは、包装コスト
は節約できるが、個々に冷凍するため手数を要し、又商
品形態も円板状あるいは平板状のものをただ一緒に重ね
て包装しているというだけのために前者と同じく嗜好的
ではない。
■の1つの袋に混ぜて冷凍するタイプは、包装コストか
安く、冷凍手数もそれ程かからないが、■と同様商品形
態か嗜好的てない。
このように、」−配回れの製品の場合も、商品形態が嗜
好的てなく、消費者にアピールする所か乏しいのが現状
である。
商品の形態を嗜好的にするためには冷凍食品にある特定
の幾何学的な形状を保持させることか考えられる。一般
にこのような液状調理冷凍食品に形状を保持させるには
、金型などに食品を入れ冷凍する方法かあげられる。こ
の方法だと型への出し入れ、特に型から取り出す時に手
間かかかるし、生産量を増やそうとすると多くの型を必
要とすると共にこれを冷凍するための広い面積の冷凍ス
ペースを必要とする。また品質の面からは製造コストを
下げるために緩慢に冷凍すると成分の分離か起こり、表
面に調味液のエツセンスを排斥し、均一・性を損なうこ
とがある。そこて、成分の分離を抑えて生産量を増やす
ために冷凍速度を速くすると凍結時の膨圧によりその形
を損なうという問題か生じる。また型から取り出すとき
やそのあとの取り扱いて壊れやすいため複雑な形状のも
のを作るのは非常に困難である。
また、固形分と調味液を混ぜて冷凍すると固形分の凍結
速度か遅くなり、氷結晶の成長により固形分の品質を損
なってしまうという問題が発生する。
[本発明の目的] 本発明は、固形分、調味液の品質を損なうことなく、商
品の形態を容易に嗜好的に形成できる固形分を含んだ液
状調理冷凍食品の迅速かつ連続的て、設備所要面積の小
さい製造方法を提案するのが目的である。
[本発明の構成及びその作用] 本発明は、上記目的を達成する手段として、次の如き固
形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法を提案する。
a、固形分を塊状に形成して冷凍する工程、b、調味液
をシャーベット状に冷凍する工程、C1塊状の冷凍固形
分とシャーベット状の調味液を組み合わせる工程、 d、前記Cて組み合わせた食品を冷凍してシャーベット
状の調味液を硬化させる工程、 e、前記dで凍結した食品を包装する工程、f、から成
る固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法。
上記aの工程は、通常の白米米飯或いはこれに他の材料
を加えて炊き込んだ米飯とか、うどん、そば等てあって
、その形状を任意に作り、これを冷凍して凍結させる工
程である。
なお、この際固形分の嵩密度をなるべく大きくすること
と品温を一20°C以下にすることが重要である。
次にbの工程は、スープとして調理法のものをシャーベ
ット状になる程度に冷熱を加えて凍結させる工程である
次に、Cの工程は、塊状の冷凍固形分を容器に入れ、こ
の固形分の間にシャーベット状の調味液を充填し固形分
か動かないようにする工程である。
なお、固形分と調味液の組み合わせ順序及びその形態は
自由である。
次にdの工程は、シャーベット状の調味液に冷熱を加え
て硬化させ、組み合わせか崩れないようにする工程であ
る。
次にeの工程は、プラスチックフィルム或いはこれにア
ルミフィルムをラミネートした複合フィルム等を使用し
て包装する工程であり、自動包装手段を選択することが
条件である。
[実施例及びその作用] 本発明の実施例として、リジットの製造方法を第1図に
基づいて詳記する。
まず、常法によりバターライスを炊き上げる。
バターライスはピラフのようにきのこやシーフートを炊
き込んても良い。これを100g取り、直径的7cmの
饅頭状に圧縮成型する。この時の嵩密度は約0.95g
/ccである。これを−20°C以下の温度で冷凍する
。なお、塊状固形分には冷凍及び解凍効果を意図して任
意の穴をあけてもよい。次に、トマトとオニオンか入っ
たスープは予冷工程Aにより攪拌しなから+5°C程度
まて予冷を行う。これをロータリーポンプ等て、例えば
、アイスクリームフリーザーを使用したシャーヘット処
理工程Bに送り、スープを流動性かありかつ形態維持性
のある均質なシャーベット状態に凍結処理する。スープ
にはあらかしめゼラチンやCMC等に代表される安定剤
(凍結試剤)を適量入れても良い。次に、組合せ工程C
て直径的15c+aの耐熱プラスチック容器などの中央
部にあらかしめ十分冷凍しておいた@頭状の冷凍バター
ライスを置く。そして容器と固形分のすき間に工程Bで
シャーヘット化した調味液を充填する。シャーベットの
表面は次の工程りて押型により平らに整形する。このよ
うにすることにより、スープはリンク状に構成される。
なお、中心においた固形分はシャーベットの温度が−3
〜−4°Cと低いのて、はとんど解けることはないし、
圧縮して嵩密度を大きくしであるのて、シャーベットか
固形分のすき間を通り内部に浸透することはほとんどな
く、固形分と調味液の境界がはっきりと区分されるため
に品質低下の原因となる固形分と調味液との溶卵も生じ
ない。次に必要に応して工程Eて約30gの具をトラピ
ンクした後、急速硬化工程Fて速やかに冷却し、硬化さ
せる。そしてこれを包装工程Gで包装して製品とする。
なお、容器の形は丸い方か加熱特性が良いか四角ても、
楕円でも特に差異はない。
第2.3図は上記工程により製造されたリジットの外形
を示し、lは凍結されたスープ、2は饅頭状となし、中
央に穴3を設けた固形分て、この固形分2は凍結された
スープ1のリングの中央に位置している。
4はスープl上に散らした具、5は耐熱容器である。
第4.5図は塊状の固形分と調味液の組み合わせの形態
としての一例を示したもので、パンダの図形を冷凍食品
の商品形態に適用した例である。
[本発明の効果] 本発明は以上のように、固形分を含んだ液状調理冷凍食
品の製造方法において、固形分を塊状に、調味液をシャ
ーベット状に凍結させ、これを任意に組み合わせてから
シャーベット状の調味液を硬化させて製品とした。この
結果、次の如き特徴を有する冷凍食品を得ることかでき
る。
a、調味液を一旦シャーベット状に凍結させて取扱うの
て、従来のような調味液の冷凍型か不必要となる。又、
従来のように別々の工程で凍結させる場合に比較して特
に調味液の冷凍型か不要となるため生産工程の合理化、
省力化、自動化、品質の均一化を図ることがてきる。
54次に、シャーベット状にした調味液を固形分と組み
合わせるので、この組み合わせの自由度は大きく、複雑
な形状を容易に作ることかてき、商品形態を多様化させ
て嗜好的な商品の提供が可能になる。
仁 嵩密度を大きくした冷凍固形分とシャーベット化し
た調味液を組み合せるために両者が溶卵してデンプン粒
を膨潤させることはほとんどなく、従来のように別々の
工程て型を使い凍結したものをそののち組み合わせると
言った方法で作ったものと品質的に変わりの無い製品か
作れる。
また、シャーベットで固形分か固定されるため、流通段
階などて内容物か動いて商品形態を損なうことがない。
d、冷凍固形分とシャーベット状の調味液を組み合わせ
る際に使用した容器ごと包装し、開封後そのまま解凍に
使用し、この容器て食べられるようにすることにより、
インスタント性が向上する。
e、第2.3図に示すように固形分を調味液の中央に位
置させて凍結させたものを電子レンジで解凍すると、食
品の周囲に電波が集中するという電子レンジの特性から
、水分が多く、解凍に負荷がかかる調味液側に電波か集
中して強く加熱され、あまり強く加熱されなくても良い
中央部の固形分側は弱く加熱される。この結果、双方調
和のとれた加熱により品質を低下させないて急速解凍が
てきる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工程説明図、第2図は本発明により製
造されたリジットの平面図、第3図は第2図の中央縦断
面図、第4図は商品形態をパンダの図形に形成した本発
明に係る製品の平面図、第5図はA−A’線断面図であ
る。 l・・・・・・スープ       2・・・・・・固
形分3・・・・・・穴         4・・・・・
・具5・・・・・・容器 第1図 /

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a、固形分を塊状に形成して冷凍する工程、 b、調味液をシャーベット状に冷凍する工程、 c、塊状の冷凍固形分とシャーベット状の調味液を組み
    合わせる工程、 d、前記cで組み合わせた食品を冷凍してシャーベット
    状の調味液を硬化させる工程、 e、前記dで凍結した食品を包装する工程、f、から成
    る固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法。
JP62253320A 1987-10-06 1987-10-06 固形分を含んだ液状調理冷凍食品の製造方法 Granted JPH0195758A (ja)

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