JPH0192675A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH0192675A
JPH0192675A JP62249593A JP24959387A JPH0192675A JP H0192675 A JPH0192675 A JP H0192675A JP 62249593 A JP62249593 A JP 62249593A JP 24959387 A JP24959387 A JP 24959387A JP H0192675 A JPH0192675 A JP H0192675A
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inverter
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スキャンパス試験法により回路試験を行え
る集積回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、フリップフロップとゲートを有する集積回
路で、第1のモード(テストモード)においては入力さ
れたテストデータが第1の共通のクロツタ信号によって
ゲートを介することなくフリップフロップを相互転送す
るようになされ、第2のモード(ノーマルモード)にお
いてはゲート回路が動作し通常動作するようになされ、
スキャンバス試験法により回路実験を行える集積回路に
おいて、この集積回路に配されるフリップフロップとし
ては、第1のモードにおいて入力が供給される第1のデ
ータ入力端子と、□第2のモードにおいて入力が供給さ
れる第2のデータ入力端子と、第1のデータ入力端子に
一端が接続され、上記第1のモードにおいて得られるク
ロック信号によって制御される第1のゲート回路と、第
2のデータ入力端子に一端が接続され、第2のモードに
おいて得られるクロック信号によって制御される第2の
ゲート回路と、第1及び第2のゲート回路の他端に接続
された第1のインバータ回路と、このインバータ回路に
接続され、夫々第1及び第2のモードにおいて得られる
クロック信号によって制御される第3及び第4のゲート
回路の並列回路と、第3のゲート回路に接続された第1
の出力端子と、第4のゲート回路に接続された第2のイ
ンバータ回路と、このインバータ回路に接続された第2
の出力端子を有し、第1の出力端子は他のフリップフロ
ップの第1のデータ入力端子に接続するようになされた
ものを用いることにより、チップ面積の縮小をはかるよ
うにしたものである。   ”〔従来の技術〕 ディジタル回路は、基本的にフリップフロップと組合わ
せゲート回路とにより構成されている。
LSI(大規模集積回路)では、回路規模が非常に大き
くなると、同一チップ上に配置されるフリップフロップ
及び組合わせゲート回路の数が非常に多くなり、そのた
め、その良否を判定するための試験が難しくなる。
LSIの試験は、従来、試験パターンをLSIに与え、
LSIの内部状態を設定し、LSIの出カバターンと期
待値と比較してその良否を判定するようになされている
。LSIの中で試験パターンが人力される入力端子と信
号的に近接する内部論理は、任意に状態を設定すること
は容易であるが、その結果を出力することが難しい。即
ち、コントロールアビリティ(制御容易性)は良好であ
るが、オブザーブアビリティ(観測容易性)が良くない
。一方、出力端子と信号的に近接する部分は、その出力
を観測することは容易であるが、内部論理を任意に設定
することが難しい。即ち、オブザーブアビリティは良好
であるが、コントロールアビリティが良くない。
そこで、LSIの試験を効率的に行う方法として、スキ
ャンパス試験法が提案されている。スキャンバス試験法
では、LSIの動作モードとしてノーマルモードとは別
個にテストモードが設けられている。テストモードでは
、LSIの中のフリップフロップがシストレジスタとし
て機能される。
これにより、各フリップフロップにゲート回路をバスし
てシリアルにデータが転送され、各フリップフロップが
任意の状態に設定可能となる。また、各フリップフロッ
プの出力は、テストモードでゲート回路をバスして転送
され、出力端子から取り出せる。即ち、スキ中ソパス試
験法では、コントロールアビリティが向上されると共に
、オブザーブアビリティが向上される。
このスキャンバス試験法は、試験ステップが確立できる
ので、自動化が容易である。また、コントロールアビリ
ティとオブザーブアビリティが共に向上されるので、L
SIの良否を判定するフォールトデイテクション検査の
みならず、LSIのどの部分に故障が生じているかを判
断するフォールトロケーションの検査も行える。
LSIの試験をスキャンバス試験法で行わせるためには
、LSIのフリップフロップを、ノーマルの場合とテス
トモードの場合とで独立して動作し、モードに応じて2
つの入力を受けいれることができる2ボートフリツプフ
ロツプの構成とする必要がある。
第5図は従来の2ボートフリツプフロツプの一例である
。この2ボートフリツプフロツプは、入力信号及びクロ
ックを設定モードに応じて選択するセレクタ101と、
Dフリップフロップ102とから構成されている。セレ
クタ101は、ANDゲート103〜106.ORゲー
ト107,108により構成されている。
ANDゲート104及び106の一方の入力端子には、
モード設定信号入力端子109からモード設定信号が供
給され、ANDゲート103及び105の一方の入力端
子には、モード設定信号入力端子109からモード設定
信号が反転されて供給される。ANDゲート103の他
方の入力端子には、入力端子110からノーマルモード
でのデータNDが供給される。ANDゲート104の他
方の入力端子には、入力端子111からテストモードで
のデータTDが供給される。ANDゲート105の他方
の入力端子には、クロック入力端子112からノーマル
モードでのクロックNCKが供給される。ANDゲート
106の他方の入力端子には、クロック入力端子113
からテストモードでのクロックTCKが供給される。
ANDゲート103及び104の出力がORゲート10
7に供給される。ANDゲート105及び106の出力
がORゲート108に供給される。
ORゲート107の出力がDフリップフロップ102の
データ入力端子に供給される。ORゲート108の出力
がDフリップフロップ102のクロック入力端子に供給
される。Dフリップフロップ102の出力が出力端子1
14から出力される。
モード設定信号入力端子109には、ノーマルモードで
はローレベルが供給される。モード設定信号入力端子1
09にローレベルが供給されると、入力端子110から
のデータNDがANDゲート103、ORゲート10.
7を介してDフリップフロップ102に供給されると共
に、クロック入力端子112からのクロックNCKがA
NDゲート105、ORゲート108を介してDフリッ
プフロップ102に供給される。
テストモードでは、モード設定信号入力端子109にハ
イレベルが供給される。モード設定信号入力端子109
にハイレベルが供給されると、入力端子111からのテ
スト用のデータTDがANDゲート104.ORゲート
107を介してDフリップフロップ102に供給される
と共に、クロツタ入力端子113からのテスト用のクロ
ックTCKがANDゲート106.ORゲート108を
介してDフリップフロップ102に供給される。
このように、従来の2ボートフリツプフロツプは、Dフ
リップフロップ102の他にANDゲート103〜10
6.ORゲート107,108からなるセレクタ101
が必要である。このため、LSIの試験をスキャンパス
試験法で行えるようにするために、この2ポートフリツ
プフロツプを用いて集積回路を構成すると、チップ面積
が増大してしまうという問題がある。
そこで、第6図及び第7図に示す2ポートフリツプフロ
ツプが提案されている(特願昭61−58931号)。
この2ボートフリツプフロツプは、入力データ及び入力
クロックを選択するセレクタを用いる必要がなく、回路
規模の縮小をはかることかできる。
第6図はスタティク形の2ボートフリツプフロツプの例
である。ノーマルモードで組合わせゲート回路に対する
フリップフロップとして動作させる際、データを比較的
長く保持する必要が生じる場合には、このスタティク形
の2ポートフリツプフロツプが用いられる。第7図は、
ダイナミック形の2ポートフリツプフロツプの例である
。ノーマルモードで組合わせゲート回路に対するフリッ
プフロップとして動作させる際、データを長時間保持す
る必要がない場合には、ダイナミック形の2ポートフリ
ツプフロツプを用いることができる。
ダイナミック形の2ボートフリツプフロツプは、スタテ
ィク形の2ボートフリツプフロツプに比べて構成が簡単
である。
第6図はスタティク形の例である。第6図において12
1は、ノーマルモードでのデータNDが供給される入力
端子、122はテストモードでのテスト用データTDが
供給される入力端子である。
入力端子121とインバータ1270入力端子との間に
、MO3I−ランジスタ123が接続され、     
・入力端子122とインバータ127の入力端子との間
に、MOSトランジスタ124が接続される。
MOS)ランジスタ123のゲートがノーマルモードで
の反転クロックXてての入力端子125に接続される。
MOS)ランジスタ124のゲートがテストモードでの
反転クロックTτにの入力端子126に接続される。
インバータ127の出力端子がインバータ128の入力
端子に接続される。インバータ128の出力端子がMO
S)ランジスタ129及び130の直列接続を介してM
OS)ランジスタ123゜124の一端とインバータ1
27の入力端子の接続点に接続される。MOS)ランジ
スタ129のゲートがノーマルモードでのクロックNC
Kの入力端子131に接続される。MOS)ランジスタ
130のゲートがテストモードでのクロックTCKの入
力端子132に接続される。
インバータ127の出力端子とインバータ128の入力
端子との接続点がMOS)ランジスタ133及び134
の直列接続を介してインバータ135の入力端子に接続
される。MOS)ランジスタ133のゲートがテストモ
ードでのクロックTCKの入力端子136に接続される
。MOSトランジスタ134のゲートがノーマルモード
でのクロックNCKの入力端子137に接続される。
インバータ135の出力端子が出力端子139に接続さ
れると共に、インバータ138の入力端子に接続される
。インバータ13日の出力端子とインバータ135の入
力端子との間に、MOS)ランジスタ140及び141
が並列接続される。
MOS)ランジスタ140のゲートがテストモードでの
反転クロックmの入力端子142に接続される。MOS
)ランジスタ141のゲートがノーマルモードでの反転
クロックXτての入力端子143に接続される。
ノーマルモードでは、クロック入力端子132゜136
に供給されるテストモードでのクロックTCKがハイレ
ベルで一定とされ、クロック入力端子126,142に
供給されるテストモードでの反転クロックmがローレベ
ルで一定とされる。
このため、MOS)ランジスタ130,133がオン状
態に維持され、MOS)ランジスタ124゜140がオ
フ状態に維持される。
この状態で、ノーマルモードでのクロックNCK及びX
τKがクロック入力端子131,137及び125,1
43に供給される。ノーマルモードでの反転クロックX
τKがハイレベルになると、MOS)ランジスタ123
がオンし、入力端子121からのデータNDがMO3I
−ランジスタ123を介してインバータ127に供給さ
れる。そして、ノーマルモードでの反転クロックXτX
がローレベルになり、クロックNCKがハイレベルにな
ると、MOSトランジスタ129がオンする。
ノーマルモードでは、MOS)ランジスタ130はオン
状態に維持されているので、MO3I−ランジスタ12
9がオンすると、インバータ127の出力がインバータ
12B、MOS)ランジスタ129.130を介してイ
ンバータ127の入力端子に帰還される。したがって、
ノーマルモードでのクロックNCKがハイレベルの間、
インバータ127の出力端子とインバータ128の入力
端子との接続点にデータが保持される。
また、ノーマルモードでのクロックNCKがハイレベル
になると、MOS)ランジスタ134がオンする。ノー
マルモードではMOS)ランジスタ133がオン状態に
維持されているので、MOSトランジスタ134がオン
すると、インバータ127の出力端子とインバータ12
8の入力端子との接続点のデータがMOS)ランジスタ
133゜134を介してインバータ1350入力端子に
供給される。
ノーマルモードでの反転クロックXでてがハイレベルに
なると、MOS)ランジスタ141がオンする。このた
め、インバータ135の出力がインバータ13B、MO
S)ランジスタ141を介してインバータ135の入力
端子に帰還される。
したがって、ノーマルモードでの反転クロックXτxが
ハイレベルの間、インバータ135の出力端子とインバ
ータ13日の入力端子との接続点にデータが保持される
。インバータ135の出力が出力端子139から取り出
される。
テストモードでは、クロック入力端子131及び137
に供給されるノーマルモードでのクロックNCKがハイ
レベルで一定とされ、クロック入力端子125及び14
3に供給されるノーマルモードでの反転クロックXτX
がローレベルで一定とされる。このため、MOS)ラン
ジスタ129゜134がオン状態に維持され、MOS)
ランジスタ123.141がオフ状態に維持される。
この状態で、テストモードでのクロックTCK及び[が
クロック入力端子132,136及び126.142に
供給される。テストモードでの反転クロックmがハイレ
ベルレベルになると、MOS)ランジスタ124がオン
し、入力端子122からのデータTDがMOS)ランジ
スタ124を介してインバータ127に供給される。
そして、ノーマルモードでの反転クロックmがローレベ
ルになり、クロックTCKがハイレベルになると、MO
S)ランジスタ130がオンする。テストモードでは、
MOS)ランジスタ129がオン状態に維持されている
ので、MOSトランジスタ130がオンすると、インバ
ータ127の出力がインバータ12B、MOS)ランジ
スタ129.130を介してインバータ127の入力端
子に帰還される。したがって、テストモードでツクロッ
クTCKがハイレベルの間、インバータ127の出力端
子とインバータ128の入力端子との接続点にデータが
保持される。
また、テストモードでのクロックTCKがハイレベルに
なると、MOS)ランジスタ133がオンする。テスト
モードではMOS)ランジスタ134がオン状態に維持
されているので、MOSトランジスタ133がオンする
と、インバータ127の出力端子とインバータ128の
入力端子との接続点のデータがMOS)ランジスタ13
3,134を介してインバータ135の入力端子に供給
される。
テストモードでの反転クロックTτXがハイレベルにな
ると、MOS)ランジスタ140がオンする。このため
、インバータ135の出力がインバータ13B、MOS
)ランジスタ140を介してインバータ135の入力端
子に帰還される。したがって、テストモードでの反転ク
ロックmがハイレベルの間、インバータ1350入力端
子とインバータ138の入力端子との接続点のデータが
保持される。インバータ135の出力が出力端子139
から取り出される。
したがって、このフリップフロップは、クロック入力端
子132,136に供給されるテストモードでのクロッ
クTCKがハイレベルで一定とされ、クロック入力端子
126,142に供給されるテストモードでのクロック
Tでてがローレベルで一定とされた状態でもって、ノー
マルモードでのクロックNCK及びXτXがクロック入
力端子131.137及び125,143に供給される
とノーマルモードに設定される。ノーマルモードでは、
ノーマルモードでのクロックNCKにより、入力端子1
21からのデータNDが1クロツク遅延されて出力端子
139から取り出される。
クロック入力端子131,137に供給されるノーマル
モードでのクロックNCKがハイレベルで一定とされ、
クロック入力端子125.143に供給されるノーマル
モードでのクロックmがローレベルで一定とされた状態
でもって、テストモードでのクロックTCK及びTτX
がクロック入力端子132,136及び126,142
に供給されるとテストモードに設定される。テストモー
ドでは、テストモードでのクロックTCKにより、入力
端子122からのテストデータTDが1クロツク遅延さ
れて出力端子139から取り出される。
第7図はダイナミック形の例である。第7図において、
151はノーマルモードでのデータNDが供給される入
力端子、152はテストモードでのテスト用データTD
が供給される入力端子である。入力端子151とインバ
ータ1570入力端子との間にMOS)ランジスタ15
3が接続される。入力端子152とインバータ157の
入力端子との間にMOS)ランジスタ154が接続され
る。MOS)ランジスタ153のゲートがノーマルモー
ドでの反転クロックXτにの入力端子155に接続され
る。MOS)ランジスタ154のゲ−トがテストモード
での反転クロックm−の入力端子156に接続される。
インバータ157の出力端子とインバータ162の入力
端子との間に、MOS)ランジスタ158及びMOSト
ランジスタ159の、直列接続が接続される。MO3I
−ランジスタ158のゲートがノーマルモードでのクロ
ックNCKの入力端子160に接続される。MOSトラ
ンジスタ159のゲートがテストモードでのクロックT
CKの入力端子161に接続される。インバータ162
の出力端子が出力端子163に接続される。
ノーマルモードでは、テストモードでのクロックTCK
がハイレベルで一定とされ、その反転クロックmがロー
レベルで一定とされる。このため、ノーマルモードでは
、クロック入力端子156にローレベルが供給され、ク
ロック入力端子161にハイレベルが供給され、MOS
)ランジスタ154がオフ状態に維持され、MOSトラ
ンジスタ159がオン状態に維持される。
この状態で、クロック入力端子160にノー7ルモード
でのクロックNCKが供給され、クロック入力端子15
5にその反転クロックXてXが供給される。ノーマルモ
ードでの反転クロックmXがハイレベルになると、MO
S)ランジスタ153がオンし、入力端子151からの
データNDがMOS)ランジスタ153を介してインバ
ータ157に供給され、インバータ157の出力がMO
S)ランジスタ158に供給される。ノーマルモードで
のクロックNCKがハイレベルになると、MOS)ラン
ジスタ158がオンする。ノーマルモードでは、MOS
)ランジスタ159はオン状態に維持されているので、
ノーマルモードでのクロックNCKの立上がりでMOS
)ランジスタ158を介された出力がMOS)ランジス
タ159を介してインバー夛162に供給される。イン
バータ162の出力が出力端子163から取り出される
。ノーマルモードでのクロックNCKがローレベルにな
り、MOSトランジスタ158がオフの間、このデータ
はMOS)ランジスタ158の容量に保持される。
テストモードでは、ノーマルモードでのクロックNCK
がハイレベルで一定とされ、その反転クロックrがロー
レベルで一定とされる。このため、テストモードでは、
クロック入力端子155にローレベルが供給され、クロ
ック入力端子160にハイレベルが供給され、MOS)
ランジスタ153がオフ状態に維持され、MOSトラン
ジスタ158がオン状態に維持される。
この状態で、クロック入力端子161にテストモードで
のクロックTCKが供給され、クロック入力端子156
にその反転クロック7丁Kが供給される。ノーマルモー
ドでの反転クロックmがハイレベルになると、MOS)
ランジスタ154がオンし、入力端子152からのテス
ト用のデータTDがMOS)ランジスタ154を介して
インバータ157に供給される。テストモードでは、M
OS)ランラスタ15日がオン状態に維持されているの
で、インバータ157の出力がMOSトランジスタ15
8を介してMOS)ランジスタ159に供給される。テ
ストモードでのクロックTj CKがハイレベルになると、MOS)ランジスタ159
がオンし、MOS)ランジスタ159を介された出力が
インバータ162を介して出力端子163から取り出さ
れる。テストモードでのクロックTCKがローレベルに
なり、MOS)ランジスタ159がオフの間、このデー
タがMOS)ランジスタ159の容量に保持される。
したがって、このフリップフロップは、クロック入力端
子161に供給されるテストモードでのクロックTCK
がハイレベルで一定とされ、クロック入力端子156に
供給されるテストモードでのクロックTτXがローレベ
ルで一定とされた状態でもって、ノーマルモードでのク
ロックNCK及びXτXがクロック入力端子160及び
155に供給されるとノーマルモードに設定される。ノ
ーマルモードでは、ノーマルモードのクロックN  ′
CKにより、入力端子151からのデータNDが1クロ
ツク遅延されて出力端子163から取り出される。
クロック入力端子160に供給されるノーマルモードで
のクロックNCKがハイレベルで一定とされ、クロック
入力端子155に供給されるノーマルモードでのクロッ
クmがローレベルで一定とされた状態でもって、テスト
モードでのクロックTCK及びmがクロック入力端子1
61及び156に供給される七テストモードに設定され
る。テストモードでは、入力端子152からのテストデ
ータTDが1クロツク遅延されて出力端子163から取
り出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、集積回路はフリップフロップと組合わせゲ
ート回路とにより構成され、ノーマルモードとテストモ
ードが設定できる2ポートフリツプフロツプを用いるこ
とにより、スキャンパス試験法により動作試験を行うこ
とができる。この2ポートフリツプフロツプとしては、
第6図及び第7図に示す構成ものが提案されている。
ところで、第7図に示す従来のスタティク形のフリップ
フロップは、ノーマルモードで動作させるときばかりで
なく、テストモードで動作させるときにもスタティク形
のフリップフロップとして動作する。スタティク形のフ
リップフロップは、ノーマルモードで使用するときには
、データを長時間保持しなければならない場合に必要で
ある。
これに対して、テストモードで使用するときには、所定
のクロックでデータを転送できれば良いので、ダイナミ
ック形のもので十分である。テストモードで動作させる
ときには、簡単な構成のダイナミック形のフリップフロ
ップとして動作させるようにすれば、その分回路構成を
簡単化できる。
したがってこの発明の目的は、2ポートフリツプフロツ
プの構成がより簡単化され、チップ面積が縮小できる集
積回路を提供することにある。
また、上述の第6図及び第7図に示す従来の2ポートフ
リツプフロツプは、ノーマルモードのときの出力とテス
トモードのときの出力とを同様の出力端子から取り出す
構成とされている。スキャンパス用の配線は、通常動作
時の配線とは独立した配線となるので、ノーマルモード
のときの出力とテストモードのときの出力とを夫々別々
の出力端子から取り出すようにした方が配線が容易とな
る。
したがって、この発明の他の目的は、スキャンパス用の
配線接続が容易となる集積回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、フリップフロップとゲートを有する集積回
路で、第1のモードにおいては入力されたテストデータ
が第1の共通のクロック信号によってゲートを介するこ
となくフリップフロップを相互転送するようになされ、
第2のモードにおいてはゲート回路が動作し通常動作す
るようになされた集積回路において、 フリップフロップは、第1のモードにおいて入力が供給
される第1のデータ入力端子と、第2のモードにおいて
入力が供給される第2のデータ入力端子と、第1のデー
タ入力端子に一端が接続され、第1のモードにおいて得
られるクロック信号によって制御される第1のゲート回
路と、第2のデータ入力端子に一端が接続され、第2の
モードにおいて得られるクロック信号によって制御され
る第2のゲート回路と、第1及び第2のゲート回路の他
端に接続された第1のインバータ回路と、インバータ回
路に接続され、夫々第1及び第2のモードにおいて得ら
れるクロック信号によって制御される第3及び第4のゲ
ート回路の並列回路と、第3のゲート回路に接続された
第1の出力端子と、第4のゲート回路に接続された第2
のインバータ回路と、インバータ@路に接続された第2
の出力端子を有し、第1の出力端子は他のフリップフロ
ップの第1のデータ入力端子に接続するようになされた
集積回路である。
〔作用〕
この集積回路には、2ポートフリツプフロツプが配され
る。2ポートフリツプフロツプは、ノーマルモードとテ
ストモードが設定できる。この発明が適用された集積回
路における2ボートフリップフロップには、ノーマルモ
ードでのデータNDが入力される入力端子と、テストモ
ードでのデータTDが入力される入力端子とがある。ま
た、ノーマルモードでのデータNDが出力される出力端
子とテストモードでのデータTDが出力される出力端子
とがある。
ノーマルモードでは、テストモードでのクロックTCK
がハイレベル、その反転クロックT■Xがローレベルと
される。そして、ノーマルモードでのクロックNCK及
びその反転クロックXrKが供給される。これにより、
クロックNCKにより駆動されるフリップフロップとし
て動作される。
テストモードでは、ノーマルモードでのクロックNCK
がハイレベル、その反転クロック[がローレベルとされ
る。そして、テストモードでのクロックTCK及びその
反転クロックmが供給される。これにより、クロックT
CKにより駆動されるフリップフロップとして動作され
る。
テストモードで動作するときには、2ボートフリツプフ
ロツプの少なくともスレーブ側のラッチがダイナミック
形の構成となる。これにより、チップ面積の縮小がばか
られる。
〔実施例〕
この発明の実施例について以下の順序に従って説明する
a、2ボートフリツプフロツプの一例 す、2ポートフリツプフロツプの他の例C,テスト機能
を有する集積回路 a、2ボートフリツプフロツプの一例 第1図はこの発明の一実施例における2ポートフリツプ
フロツプの一例である。
この2ポートフリツプフロツプは、通常動作時には、ス
タティク形の構成となるものである。第1図において1
は、ノーマルモードでのデータNDが供給される入力端
子、2はテストモードでのテスト用データTDが供給さ
れる入力端子である。
入力端子1とインバータ7の入力端子との間に、MOS
)ランジスタ3が接続され、入力端子2と2フ インバータフの入力端子との間に、MOSトランジスタ
4が接続される。MOS)ランジスタ3のゲートがノー
マルモードでの反転クロックmの入力端子5に接続され
る。MO3I−ランジスタ4のゲートがテストモードで
の反転クロックTrTの入力端子6に接続される。
インバータ7の出力端子がインバータ8の入力端子に接
続される。インバータ8の出力端子がMOS)ランジス
タ9及び10の直列接続を介してMOSトランジスタ3
.4の一端とインバータ7の入力端子の接続点に接続さ
れる。MOS)ランジスタ9のゲートがノーマルモード
でのクロックNCKの入力端子11に接続される。MO
S)ランジスタ10のゲートがテストモードでのクロッ
クTCKの入力端子12に接続される。
インバータ7の出力端子とインバータ8の入力端子との
接続点がMO3I−ランジスタ13の一端に接続される
と共に、MOS)ランジスタ14の一端に接続される。
M、O3)ランジスタ13のゲートがノーマルモードで
のクロックNCKの入力端子15に接続される。MOS
トランジスタ14のゲートがテストモードでのクロック
TCKの入力端子16に接続される。
MOS)ランジスタ13の他端がインバータ17の入力
端子に接続される。インバータI7の出力端子がインバ
ータ19の入力端子に接続されると共に、インバータ1
7の出力端子から出力端子18が導出される。インバー
タ19の出力端子がMOS)ランジスタ20を介してM
OSトランジスタ13とインバータ17の出力端子との
接続点に接続される。MOS)ランジスタ2oのゲート
がノーマルモードでのクロックXτにの入力端子21に
接続される。また、MOS)ランジスタ14の他端が出
力端子22に接続される。
ノーマルモードでは、クロック入力端子12゜16に供
給されるテストモードでのクロックTCKがハイレベル
で一定とされ、クロック入力端子6に供給されるテスト
モードでの反転クロックTτKがローレベルで一定とさ
れる。このため、MOS)ランジスタ10,14がオン
状態に維持され、MO3I−ランジスタ4がオフ状態に
維持される。
この状態で、ノーマルモードでのクロックNCK及びX
でxがクロック入力端子11.15及び5.21に供給
される。ノーマルモードでの反転クロック−Xで下−が
ハイレベルになると、MOS)ランジスタ3がオンし、
入力端子1からのデータNDがMOS)ランジスタ3を
介してインバータ7に供給される。そして、ノーマルモ
ードでの反転クロック■τてかローレベルになり、クロ
ックNCKがハイレベルになると、MO3I−ランジス
タ9がオンする。ノーマルモードでは、MOS)ランジ
スタ10はオン状態に維持されているので、MO3I−
ランジスタ9がオンすると、インバータ7の出力がイン
バータ8.MOS)ランジスタ9゜10を介してインバ
ータ7の入力端子に帰還される。したがって、ノーマル
モードでのクロックNCKがハイレベルの間、インバー
タ7の出力端子とインバータ8の入力端子との接続点に
データが保持される。
また、ノーマルモードでのクロックNCKがハイレベル
になると、MOS)ランジスタ13がオンする。MOS
)ランジスタ13がオンすると、インバータ7の出力端
子とインバータ8の入力端子との接続点のデータがMO
S)ランジスタ13を介してインバータ17の入力端子
に供給される。
ノーマルモードでの反転クロック■■Xがハイレベルに
なると、MOS)ランジスタ20がオンする。このため
、インバータ17の出力がインバータ19.MOS)ラ
ンジスタ20を介してインバータ17の入力端子に帰還
される。したがって、ノーマルモードでの反転クロック
XでXがハイレベルの間、イ7ンバータ17の出力端子
とインバータ190入力端子との接続点にデータが保持
される。インバータ17の出力が出力端子18から取り
出される。
テストモードでは、クロック入力端子11及び15に供
給されるノーマルモードでのクロックNCKがハイレベ
ルで一定とされ、クロック入力端子5及び21に供給さ
れるノーマルモードでの反転クロックNCKがローレベ
ルで一定とされる。
このため、MOS)ランジスタ9,13がオン状態に維
持され、MOS)ランジスタ3,20がオフ状態に維持
される。
この状態で、テストモードでのクロックTCK及びmが
クロック入力端子12.16及び6に供給される。テス
トモードでの反転クロックTτKがハイレベルになると
、MOS)ランジスタ4がオンし、入力端子2からのデ
ータTDがMOSトランジスタ4を介してインバータ7
に供給される。そして、テストモードでの反転クロック
TでXがローレベルになり、クロックTCKがハイレベ
ルになると、MOS)ランジスタ10がオンする。テス
トモードでは、MOS)ランジスタ9がオン状態に維持
されているので、MOS)ランジスタ10がオンすると
、インバータ7の出力がインバータ8.MOS)ランジ
スタ9,10を介してインバータ7の入力端子に帰還さ
れる。したがって、テストモードでのクロックTCKが
ハイレベルの間、インバータ7の出力端子とインバーり
8の入力端子との接続点にデータが保持される。
また、インバータ7の出力端子とインバータ80入力端
子との接続点の出力がMOS)ランジスタ14に供給さ
れる。テストモードでのクロックTCKがハイレベルに
なると、MOSトランジスタ14がオンし、インバータ
7の出力端子とインバータ8の入力端子との接続点のデ
ータが出力端子22から取り出される。テストモードで
のクロックTCKがローレベル間では、MOS)ランジ
スタ14がオフし、MOS)ランジスタ14の容量にデ
ータが保持される。
第2図において、T、で示す期間では、第2図F及び第
2図Gに夫々示すように、クロック入力端子12.16
に供給されるテストモードでのクロックTCKがハイレ
ベルで一定とされ、クロック入力端子4に供給されるテ
ストモードでの反転クロックTτXがローレベルで一定
とされている。
そして、第2図A及び第2図Bに夫々示すように、ノー
マルモードでのクロックNCK及びその反転クロックπ
τIがクロック入力端子11,15及びクロツタ入力端
子5,15に供給されている。
この状態では、MO3I−ランジスタ4がオフしている
ので、入力端子2からのデータTD(第2図H)は入力
されない。第2図Cに示すように、入力端子1にデータ
ND、(ND、、ND、、ND2゜・・・・)が供給さ
れると、ノーマルモードでの反転クロックπτXがハイ
レベルの間、このデータがインバータ7に供給される。
ノーマルモードでのクロックNCKがハイレベルになり
、その反転クロックXτXがローレベルになると、MO
S)ランジスタ9がオンする。このため、クロックNC
Kがハイレベルで、MOSトランジスタ9がオンしてい
る間、インバータ7の出力がインバータ8.MOS)ラ
ンジスタ9゜10を介して帰還され、第2図りに示すよ
うに、インバータ7の出力端子とインバータ8の入力端
子との接続点のデータが保持される。また、クロックN
CKがハイレベルの間、MO3I−ランジスタ13がオ
ンするので、インバータ7の出力端子とインバータ8の
入力端子との接続点の出力がMOS)ランジスタ13を
介してインバータ17に供給される。
ノーマルモードでのクロックNCKがローレベルになり
、その反転クロックXτTがハイレベルになると、MO
Sトランジスタ20がオンする。
このため、インバータ17の出力がインバータ19、M
OS)ランジスタ20を介してインバータ17に帰還さ
れ、反転クロックXてXがハイレベルの間、インバータ
17の出力端子とインバータ19の入力端子との接続点
のデータが保持される。
したがって、出力端子18からは、第2図Eに示すよう
に、入力データND、(NDO,ND、、ND2、・・
・)が1クロツク遅延されたデータが出力される。
第2図において、T2で示す期間では、第2図A及び第
2図Bに夫々示すように、クロック入力端子11.15
に供給されるノーマルモードでのクロックNCKがハイ
レベルで一定とされ、クロック入力端子5.21に供給
されるノーマルモードでの反転クロック■丁Kがローレ
ベルで一定とされている。そして、第2図F及び第2図
Gに夫々示すように、テストモードでのクロックTCK
及びその反転クロックmがクロック入力端子12.16
及びクロック入力端子6に供給されている。
この状態では、MOS)ランジスタ3がオフしているの
で、入力端子1からのデータND(第2図C)は入力さ
れない。第2図Hに示すように入力端子2にデータTD
l、(TD、、TD、、TD2.、。
・)が供給されると、テストモードでの反転クロックT
τXがハイレベルの間、このデータがインバータ7に供
給される。
テストモードでのクロックTCKがハイレベルになり、
その反転クロックmがローレベルになると、MOS)ラ
ンジスタlOがオンする。このため、クロックTCKが
ハイレベルで、MOSトランジスタ10がオンしている
間、インバータ7の出力がインバータ8.MOS)ラン
ジスタ9゜10を介して帰還され、第2図りに示すよう
に、インバータ7の出力端子とインバータ8の入力端子
との接続点のデータが保持される。インバータ7の出力
端子とインバータ8の入力端子との接続点の出力がMO
S)ランジスタ14に供給される。
クロックTCKがハイレベルの間、MOSトランジスタ
14がオンし、MO3I−ランジスタ14の出力が出力
端子22から取り出される。
テストモードでのクロックTCKがローレベルになり、
その反転クロックTてXがハイレベルになると、MOS
)ランジスタ14がオフする。MOS)ランジスタ14
がオフしている間、MOSトランジスタ14の容量にデ
ータが保持される。
従って、出力端子22からは、第2図■に示すように、
入力データT D、l(T Do、 T D =、 T
 Dz、・・・)カ反転すレタテータ(″ff、、T丁
、、’r’n2. 、、、)が1クロツク遅延されて出
力される。
この2ボートフリツプフロツプは、ノーマルモードで用
いるときには、マスター側のラッチ、スレーブ側のラッ
チが共にスタティク形となる。すなわち、マスター側の
ラッチがインバータ7、インバータ8.MOSトランジ
スタ9とで構成され、スレーブ側のラッチがインバータ
17.インバータ19.MOS)ランジスタ20とで構
成される。
これに対して、テストモードで用いるときには、マスタ
ー側のラッチは、インバータ7、インバータ8.MO3
I−ランジスタ10とで構成されるスタティク形のもの
となるが、スレーブ側のラッチがMOS)ランジスタ1
4からなるダイナミック形のものとなる。テストモード
では、データを転送できれば良いので、このようにスレ
ーブ側のラッチをダイナミック形にできる。このように
スレーブ側のラッチをダイナミック形にすると、従来の
スタティク形の2ポートフリツプフロツプ(第6図)に
比べてMOS)ランラスタ1個分回路規模を縮小できる
b、2ポートフリツプフロツプの他の側梁3図はこの発
明の一実施例における2ポートフリツプフロツプの他の
例である。この2ポートフリツプフロツプは、ダイナミ
ック形の構成とされている。
第3図において、31はノーマルモードでのデータND
が供給される入力端子、32はテストモードでのテスト
用データTDが供給される入力端子である。入力端子3
1とインバータ37の入力端子との間にMOS)ランジ
スタ33が接続される。入力端子32とインバータ37
の入力端子との間にMO3I−ランジスタ34が接続さ
れる。MOS)ランジスタ33のゲートがノーマルモー
ドでの反転クロックXてXの入力端子35に接続される
。MOS)ランジスタ34のゲートがテストモードでの
反転クロックTτにの入力端子36に接続される。
インバータ37の出力端子がMOS)ランジスタ38の
一端に接続されると共に、MOS)ランジスタ39の一
端に接続される。MOSトランジスタ38のゲートがノ
ーマルモードでのクロックNCKの入力端子40に接続
される。MOSトランジスタ39のゲートがテストモー
ドでのクロックTCKの入力端子41に接続される。M
OSトランジスタ38の他端がインバータ42を介して
出力端子43に接続される。MOS)ランジスタ39の
他端が出力端子44に接続される。
ノーマルモードでは、テストモードでのクロックTτK
がハイレベルで一定とされ、その反転クロックTCKが
ローレベルで一定とされる。このため、ノーマルモード
では、クロック入力端子36にローレベルが供給され、
クロック入力端子41にハイレベルが供給され、MOS
)ランジスタ34がオフ状態に維持される。
この状態で、クロック入力端子40にノーマルモードで
のクロックNCKが供給され、クロック入力端子35に
その反転クロックX8丁が供給される。ノーマルモード
での反転クロック−にで下−がハイレベルになると、M
O3I−’ランラスタ33がオンし、入力端子31から
のデータNDがMOSトランジスタ33を介してインバ
ータ37に供給され、インバータ37の出力がMOS)
ランジスタ38に供給される。ノーマルモードでのクロ
ックNCKがハイレベルになると、MOS)ランジスタ
33がオフし、MOS)ランジスタ38がオンする。M
OS)ランジスタ33がオフの間、MO3)ランジスタ
33の容量にデータが保持される。MOS)ランジスタ
38がオンすると、インバータ37の出力がMO3I−
ランジスタ38を介してインバータ42に供給される。
インバータ42の出力が出力端子43から取り出される
。ノーマルモードでのクロックNCKがローレベルにな
り、MOS)ランジスタ38がオフの間、このデータが
MOS)ランジスタ38の容量に保持される。
テストモードでは、ノーマルモードでのクロックNCK
がハイレベルで一定とされ、その反転クロックmがロー
レベルで一定とされる。このため、テストモードでは、
クロック入力端子35にローレベルが供給され、クロッ
ク入力端子40にハイレベルが供給され、MOS)ラン
ジスタ33がオフ状態に維持され、MOS)ランジスタ
38がオン状態に維持される。
この状態で、クロック入力端子41にテストモードでの
クロックTCKが供給され、クロック入力端子36にそ
の反転クロックTτXが供給される。ノーマルモードで
の反転クロックmがハイレベルになると、MOS)ラン
ジスタ34がオンし、入力端子32からのテスト用のデ
ータTDがMOS)ランジスタ34を介してインバータ
37に供給される。テストモードでのクロックTCKが
ハイレベルになると、MOS)ランジスタ34がオフし
、MOS)ランジスタ39がオンする。
MOS)ランジスタ34がオフの間、MOS)ランジス
タ34の容量にデータが保持される。MOSトランジス
タ39がオンすると、インバータ37の出力がMOS)
ランジスタ39を介して出力端子44から取り出される
。テストモードでのクロックTCKがローレベルになり
、MOSトランジスタ39がオフの間、このデータがM
OS)ランジスタ39の容量に保持される。
したがって、テストモードでのクロックTCK及びその
反転クロックTrKをハイレベル及びローレベルに一定
にしておき、ノーマルモードでのクロックNCK及びそ
の反転クロック[を供給すると、出力端子43からは入
力データNDが1クロツク遅延されて出力される。ノー
マルモードでのクロックNCK及びその反転クロックW
Xをハイレベル及びローレベルで一定にしておき、テス
トモードでのクロックTCK及びその反転クロックTτ
Kを供給すると、出力端子44からは入力データTDが
反転されたデータが1クロツク遅延されて出力される。
C,テスト機能を有する集積回路 以上のように構成された2ボートフリツプフロツプを用
いて第4図に示すようなテスト機能を有する集積回路を
実現できる。
ディジタル回路は、基本的にフリップフロップと組合わ
せゲート回路とにより構成される。第4図において、F
l、F2.F3が夫々2ボートフリツプフロツプを示し
、Gl、G2.G3が夫々組合わせゲート回路を示すも
のである。2ポートフリツプフロツプとしては、前述の
第1図又は第3図に示す構成のものが用いられる。組合
わせゲート回路Gl、G2.G3には、他の論理ゲート
の出力が供給されている。
2ポートフリツプフロツプF1のデータ入力端子には、
組合わせゲート回路G1の出力が供給され、2ポートフ
リツプフロツプF2のデータ入力端子には、組合わせゲ
ート回路G2の出力が供給され、2ポートフリツプフロ
ツプF3の入力端子には、組合わせゲート回路G3の出
力が供給される。また、2ポートフリツプフロツプF1
のテスト用のデータ入力端子には、入力端子51からテ
ストデータTDが供給され、2ポートフリツプフロツプ
F2のテスト用データ入力端子には、2ポートフリツプ
フロツプF1のテスト用の出力端子からの出力が供給さ
れ、2ポートフリツプフロツプF3のテスト用データ入
力端子には、2ポートフリツプフロツプF2のテスト用
の出力端子からの出力が供給される。2ポートフリツプ
フロツプFl、F2.F3のクロック入力端子には、ク
ロック入力端子52からクロックNCKが供給される。
2ポートフリップフロップFl、F2.F3のテスト用
のクロック入力端子には、テスト用のクロックTCKが
供給される。
通常の使用状態では、クロック入力端子53にハイレベ
ルが供給され、ノーマルモードに設定される。クロック
入力端子52にクロックが供給されると、2ポートフリ
ップフロップFl、F2゜F3が夫々組合わせゲート回
路(1,1,G2. G3に対するDフリップフロップ
として動作する。
動作試験を行う場合には、クロック入力端子52にハイ
レベルが供給され、テストモードに設定される。クロッ
ク入力端子53にテスト用のクロックTCKが供給され
ると、2ポートフリツプフロツプF1の出力が組合わせ
ゲート回路を介さずに2ポートフリツプフロツプF2に
転送され、2ポートフリツプフロツプF2の出力が組合
わせゲート回路を介さずに2ポートフリツプフロツプF
3に転送され、2ポートフリツプフロツプF1〜F3が
シフトレジスタとして機能される。このように、2ポー
トフリツプフロツプF1〜F3がシフトレジスタとして
機能するので、入力端子51からのテスト用のデータT
Dにより、2ポートフリツプフロツプF1〜F3を任意
の状態に設定できる。
このように、テストモードでは2ポートフリツプフロツ
プF1〜F3がシストレジスタとして機能されるので、
スキャンバス試験法を用いて集積回路の試験を行える。
スキャンバス試験法では、以下のステップが繰り返され
てLSIの試験がなされる。
先ず、集積回路の動作モードがテストモードに設定され
、入力端子51からデータが与えられる。
このデータが内部のフリップフロップF1〜F3に転送
され、各フリップフロップF1〜F3の状態が設定され
る。次に、集積回路の動作モードがノーマルモードに設
定され、内部のゲート回路01〜G3の出力がフリップ
フロップF1〜F3に取り込まれる。そして、集積回路
の動作モードがテストモードに設定され、各フリップフ
ロップF1〜F3の出力が出力端子54から取り出され
る。
出力端子54から取り出される出力データと期待値とが
比較され、その良否が判定される。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、テストモードで動作するときには、
少なくともスレーブ側のラッチがダイナミック形の構成
となる2ポートフリツプフロツプが用いられる。このた
め、集積回路に配される2ポートフリツプフロツプが簡
単化され、チップ面積の縮小がはかれる。
また、この発明に依れば、ノーマルモードで動作すると
きの出力端子と、テストモードで動作するときの出力端
子とが夫々独立している構成の2ポートフリツプフロツ
プが用いられる。このため、スキャンバス用の配線接続
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における2ポートフリツプ
フロツプの一例の接続図、第2図はこの発明の一実施例
における2ポートフリツプフロツプの説明に用いるタイ
ミングチャート、第3図はこの発明の一実施例における
2ポートフリツプフロツプの他の例の接続図、第4図は
この発明の一実施例の説明に用いるブロック図、第5図
は従来の2ポートフリツプフロツプの一例のブロック図
、第6図は従来の2ポートフリツプフロツプの他の例の
接続図、第7図は従来の2ポートフリツプフロツプの更
に他の例の接続図である。 図面における主要な符号の説明 t、at:ノーマルモードでのデータ入力端子、2.3
2:テストモードでのデータ入力端子、5.21,35
:ノーマルモードでの反転クロック入力端子、 6,3
6:テストモードでの反転クロック入力端子、  11
,15,40:ノーマルモードでのクロック入力端子、
  12,16゜41:テストモードでのクロック入力
端子、1B、43:ノーマルモードでの出力端子、22
.44:テストモードでの出力端子。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フリップフロップとゲートを有する集積回路で、第1の
    モードにおいては入力されたテストデータが第1の共通
    のクロック信号によってゲートを介することなくフリッ
    プフロップを相互転送するようになされ、第2のモード
    においてはゲート回路が動作し通常動作するようになさ
    れた集積回路において、 上記フリップフロップは、上記第1のモードにおいて入
    力が供給される第1のデータ入力端子と、上記第2のモ
    ードにおいて入力が供給される第2のデータ入力端子と
    、上記第1のデータ入力端子に一端が接続され、上記第
    1のモードにおいて得られるクロック信号によって制御
    される第1のゲート回路と、上記第2のデータ入力端子
    に一端が接続され、上記第2のモードにおいて得られる
    クロック信号によって制御される第2のゲート回路と、
    上記第1及び第2のゲート回路の他端に接続された第1
    のインバータ回路と、該インバータ回路に接続され、夫
    々第1及び第2のモードにおいて得られるクロック信号
    によって制御される第3及び第4のゲート回路の並列回
    路と、第3のゲート回路に接続された第1の出力端子と
    、上記第4のゲート回路に接続された第2のインバータ
    回路と、該インバータ回路に接続された第2の出力端子
    を有し、上記第1の出力端子は他のフリップフロップの
    第1のデータ入力端子に接続するようになされた集積回
    路。
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