JPH019073Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019073Y2 JPH019073Y2 JP10147384U JP10147384U JPH019073Y2 JP H019073 Y2 JPH019073 Y2 JP H019073Y2 JP 10147384 U JP10147384 U JP 10147384U JP 10147384 U JP10147384 U JP 10147384U JP H019073 Y2 JPH019073 Y2 JP H019073Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- yoke
- electromagnetic
- cover
- electromagnetic solenoid
- Prior art date
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- Expired
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は電磁スイツチに関し、特に電磁スイツ
チの防水構造に関する。
チの防水構造に関する。
(考案の技術的背景とその問題点)
車輌の始動回路に接続される電磁スイツチは大
電流が流れるために絶縁を良好に保持することが
必要不可欠であり、特に自動二輪車等のように車
体の構造上雨水に晒され易いものにおいては防水
対策を充分に施すことが必要である。特に電磁ス
イツチはケースと、該ケースに装着するカバーと
がカシメ加工により固着される構造のものが多
く、スイツチ内部を完全に液密に構成することが
困難である。
電流が流れるために絶縁を良好に保持することが
必要不可欠であり、特に自動二輪車等のように車
体の構造上雨水に晒され易いものにおいては防水
対策を充分に施すことが必要である。特に電磁ス
イツチはケースと、該ケースに装着するカバーと
がカシメ加工により固着される構造のものが多
く、スイツチ内部を完全に液密に構成することが
困難である。
(考案の目的)
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、電
磁スイツチの防水性の向上を図ることを目的とす
る。
磁スイツチの防水性の向上を図ることを目的とす
る。
(考案の概要)
上記目的を達成するために本考案においては、
ケース内に収納された電磁ソレノイドと、前記ケ
ースの開口端に装着され固定接点部材及び可動接
点部材が配設されたカバーと、前記電磁ソレノイ
ドの電磁力とスプリングとの協働により前記可動
接点部材を駆動するプランジヤと、前記電磁ソレ
ノイドと前記カバーとの間に介在され外周が前記
ケースの面に周接して前記ソレノイドと前記ケー
スとの間の磁路を形成するヨークとを備える電磁
スイツチにおいて、前記ヨークの外周を略直角に
立ち上げて立上り部を形成すると共に、前記カバ
ーの端面に前記立上り部の端面と対向させて環状
の段部を形成し、該段部と前記立上り部の各対向
端面との間にOリングを介在させて前記ケースを
液密に密閉して防水性の向上を図るようにした電
磁スイツチの防水構造を提供するものである。
ケース内に収納された電磁ソレノイドと、前記ケ
ースの開口端に装着され固定接点部材及び可動接
点部材が配設されたカバーと、前記電磁ソレノイ
ドの電磁力とスプリングとの協働により前記可動
接点部材を駆動するプランジヤと、前記電磁ソレ
ノイドと前記カバーとの間に介在され外周が前記
ケースの面に周接して前記ソレノイドと前記ケー
スとの間の磁路を形成するヨークとを備える電磁
スイツチにおいて、前記ヨークの外周を略直角に
立ち上げて立上り部を形成すると共に、前記カバ
ーの端面に前記立上り部の端面と対向させて環状
の段部を形成し、該段部と前記立上り部の各対向
端面との間にOリングを介在させて前記ケースを
液密に密閉して防水性の向上を図るようにした電
磁スイツチの防水構造を提供するものである。
(考案の実施例)
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
述する。
第1図は本考案を適用した電磁スイツチの縦断
面を示し、電磁スイツチ1のケース2は磁性部材
でされ略椀状をなし、このケース2内にはボビン
3にコイル4を巻回して形成した電磁ソレノイド
5が収納され、ボビン3の軸孔3aの一方の開口
端3bにはヨーク6が嵌合され、該ヨーク6はケ
ース2の底面に当接している。ボビン3の孔3a
の他方の開口端3cにはヨーク7が嵌装され、該
ヨーク7の外周は全周に亘り略直角に立ち上り立
上り部3bが形成されケース2の内周面に周接し
ている。ヨーク6はヨーク7の孔7aを穿設した
際の打抜き片で形成されている。ボビン3の開口
端3bはヨーク6の嵌合する大きさの孔でもよ
く、或はヨーク6よりも大径をなし、内周面に周
方向に所定の間隔で且つ半径方向内方に突出する
複数の突起を形成し、これらの突起によりヨーク
6を係止保持するようにしてもよい。これらのヨ
ーク6,7とケース2とにより電磁ソレノイド5
の磁気回路を形成する。
面を示し、電磁スイツチ1のケース2は磁性部材
でされ略椀状をなし、このケース2内にはボビン
3にコイル4を巻回して形成した電磁ソレノイド
5が収納され、ボビン3の軸孔3aの一方の開口
端3bにはヨーク6が嵌合され、該ヨーク6はケ
ース2の底面に当接している。ボビン3の孔3a
の他方の開口端3cにはヨーク7が嵌装され、該
ヨーク7の外周は全周に亘り略直角に立ち上り立
上り部3bが形成されケース2の内周面に周接し
ている。ヨーク6はヨーク7の孔7aを穿設した
際の打抜き片で形成されている。ボビン3の開口
端3bはヨーク6の嵌合する大きさの孔でもよ
く、或はヨーク6よりも大径をなし、内周面に周
方向に所定の間隔で且つ半径方向内方に突出する
複数の突起を形成し、これらの突起によりヨーク
6を係止保持するようにしてもよい。これらのヨ
ーク6,7とケース2とにより電磁ソレノイド5
の磁気回路を形成する。
カバー8は絶縁部材例えば合成樹脂部材で形成
され、ケース2の開口端に嵌合される開口端の外
周面には周方向に沿いヨーク7の立上り部7bの
端面と対向する環状の段部8aが形成され、この
段部8aと立上り部7bの対向端面、ケース2の
内周面及びカバー8の開口端外周面との間に形成
される環状空間にはOリングが介在されている。
され、ケース2の開口端に嵌合される開口端の外
周面には周方向に沿いヨーク7の立上り部7bの
端面と対向する環状の段部8aが形成され、この
段部8aと立上り部7bの対向端面、ケース2の
内周面及びカバー8の開口端外周面との間に形成
される環状空間にはOリングが介在されている。
カバー8の直径上対立位置には所定の間隔で2
つの固定接点部材10,11が固設され、これら
の固定接点部材10,11の各一端に形成された
接点部10a,11aはケース2内で対峙し各地
端に刻設されたねじ部はケース2外に突出してい
る。これらの各固定接点部材10,11はOリン
グを介して液密にカバー8に固設されている。
つの固定接点部材10,11が固設され、これら
の固定接点部材10,11の各一端に形成された
接点部10a,11aはケース2内で対峙し各地
端に刻設されたねじ部はケース2外に突出してい
る。これらの各固定接点部材10,11はOリン
グを介して液密にカバー8に固設されている。
カバー8の内面略中央に形成された凹部8b内
には絞り形状に形成された可動接点部材12がス
プリング13を介して軸方向に突設されたガイド
8cに沿つて移動可能に遊嵌され、フランジ状の
接点部12aが固定接点部材10,11の各接点
部10a,11aと対向し、絞り部は各接点部1
0a,11aの間から電磁ソレノイド5側に突出
している。
には絞り形状に形成された可動接点部材12がス
プリング13を介して軸方向に突設されたガイド
8cに沿つて移動可能に遊嵌され、フランジ状の
接点部12aが固定接点部材10,11の各接点
部10a,11aと対向し、絞り部は各接点部1
0a,11aの間から電磁ソレノイド5側に突出
している。
プランジヤ14はボビン3の孔3a内に軸方向
に移動可能に嵌挿され、可動接点部材12の絞り
部端面と対向する端面には絶縁板15が固着され
ている。スプリング16はボビン3の孔3aの内
周面とプランジヤ14の外周面との間に形成され
た環状空間にプランジヤ14に外嵌するように配
設され、一端面がボビン3の孔3aの内周面に形
成された段差部に、他端がプランジヤ14の外周
面に形成された段差部に夫々係止され、プランジ
ヤ14を軸方向に且つ可動接点部材12方向に付
勢し、絶縁板15を可動接点部材12の端面に圧
接する。
に移動可能に嵌挿され、可動接点部材12の絞り
部端面と対向する端面には絶縁板15が固着され
ている。スプリング16はボビン3の孔3aの内
周面とプランジヤ14の外周面との間に形成され
た環状空間にプランジヤ14に外嵌するように配
設され、一端面がボビン3の孔3aの内周面に形
成された段差部に、他端がプランジヤ14の外周
面に形成された段差部に夫々係止され、プランジ
ヤ14を軸方向に且つ可動接点部材12方向に付
勢し、絶縁板15を可動接点部材12の端面に圧
接する。
カバー8は前述したようにOリング9を介して
ケース2の開口端に嵌合され、第2図に示すよう
に、ケース2の開口端2aをカシメ加工してカバ
ー8の肩部8dに押圧する。このカシメ加工は第
1図に示すようにケース2の各固定接点部材1
0,11と対応する開口端の一部を除いて施され
ている。このカシメ加工された状態において、O
リング9は、ケース2の内周面、カバー8の外周
面、ヨーク7の立上り部7bの端面及びカバー8
の段部8aの各当接面にカシメの強さに応じて圧
接される。この結果、ケース2とカバー8との嵌
合部が極めて良好に液密に密閉される。
ケース2の開口端に嵌合され、第2図に示すよう
に、ケース2の開口端2aをカシメ加工してカバ
ー8の肩部8dに押圧する。このカシメ加工は第
1図に示すようにケース2の各固定接点部材1
0,11と対応する開口端の一部を除いて施され
ている。このカシメ加工された状態において、O
リング9は、ケース2の内周面、カバー8の外周
面、ヨーク7の立上り部7bの端面及びカバー8
の段部8aの各当接面にカシメの強さに応じて圧
接される。この結果、ケース2とカバー8との嵌
合部が極めて良好に液密に密閉される。
電磁ソレノイド5が消勢されているときには、
プランジヤ14はスプリング16のばね力により
その一端がボビン3の孔3aから突出し、絶縁板
15が可動接点部材12を押圧し第1図に示すよ
うに接点部12aを固定接点部材10,11の各
接点部10a,11aから離隔させ、スイツチは
開成される。
プランジヤ14はスプリング16のばね力により
その一端がボビン3の孔3aから突出し、絶縁板
15が可動接点部材12を押圧し第1図に示すよ
うに接点部12aを固定接点部材10,11の各
接点部10a,11aから離隔させ、スイツチは
開成される。
電磁レノイド5が付勢されると、プランジヤ1
4がスプリング16のばね力に抗して孔3a内に
吸引され、これに伴い可動接点部材12がスプリ
ング13のばね力により押圧されて下動し、接点
部12aが固定接点部材10,11の各接点部1
0a,11aに圧接され、スイツチが閉成され
る。
4がスプリング16のばね力に抗して孔3a内に
吸引され、これに伴い可動接点部材12がスプリ
ング13のばね力により押圧されて下動し、接点
部12aが固定接点部材10,11の各接点部1
0a,11aに圧接され、スイツチが閉成され
る。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によれば、ケース内
に収納する電磁ソレノイドのボビンに装着するヨ
ークの外周を立上げる一方、前記ケースに装着さ
れるカバーの開口端外周に前記ヨークの立下り外
周と対向する環状の段差を形成し、この段差と前
記ヨークの立下り外周との間にOリングを介在さ
せて圧接させるようにしたので、前記ケースと前
記カバーとの間を極めて良好に液密に密封するこ
とが可能となり、スイツチの防水性の向上を図る
ことができる。また、構造も簡単であり、安価且
つ防水性の良好な電磁スイツチを提供することが
できる。
に収納する電磁ソレノイドのボビンに装着するヨ
ークの外周を立上げる一方、前記ケースに装着さ
れるカバーの開口端外周に前記ヨークの立下り外
周と対向する環状の段差を形成し、この段差と前
記ヨークの立下り外周との間にOリングを介在さ
せて圧接させるようにしたので、前記ケースと前
記カバーとの間を極めて良好に液密に密封するこ
とが可能となり、スイツチの防水性の向上を図る
ことができる。また、構造も簡単であり、安価且
つ防水性の良好な電磁スイツチを提供することが
できる。
第1図は本考案に係る電磁スイツチの一実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図の矢線−断
面図である。 2……ケース、3……ボビン、4……コイル、
6,7……ヨーク、8……カバー、9……Oリン
グ、10,11……固定接点部材、12……可動
接点部材、13,16……スプリング、14……
プランジヤ。
を示す縦断面図、第2図は第1図の矢線−断
面図である。 2……ケース、3……ボビン、4……コイル、
6,7……ヨーク、8……カバー、9……Oリン
グ、10,11……固定接点部材、12……可動
接点部材、13,16……スプリング、14……
プランジヤ。
Claims (1)
- ケース内に収納された電磁ソレノイドと、前記
ケースの開口端に装着され固定接点部材及び可動
接点部材が配設されたカバーと、前記電磁ソレノ
イドの電磁力とスプリングとの協働により前記可
動接点部材を駆動するプランジヤと、前記電磁ソ
レノイドと前記カバーとの間に介在され外周が前
記ケースの内面に周接して前記電磁ソレノイドと
前記ケースとの間の磁路を形成するヨークとを備
える電磁スイツチにおいて、前記ヨークの外周を
略直角に立ち上げて立上り部を形成すると共に、
前記カバーの端面に前記立上り部の端面と対向さ
せて環状の段部を形成し、該段部と前記立上り部
の各対向端面との間にOリングを介在させて前記
ケースを液密に密閉するようにしたことを特徴と
する電磁スイツチの防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10147384U JPS6116840U (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 電磁スイツチの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10147384U JPS6116840U (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 電磁スイツチの防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116840U JPS6116840U (ja) | 1986-01-31 |
JPH019073Y2 true JPH019073Y2 (ja) | 1989-03-13 |
Family
ID=30660909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10147384U Granted JPS6116840U (ja) | 1984-07-05 | 1984-07-05 | 電磁スイツチの防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116840U (ja) |
-
1984
- 1984-07-05 JP JP10147384U patent/JPS6116840U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6116840U (ja) | 1986-01-31 |
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