JPH019133Y2 - - Google Patents

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JPH019133Y2
JPH019133Y2 JP1981190051U JP19005181U JPH019133Y2 JP H019133 Y2 JPH019133 Y2 JP H019133Y2 JP 1981190051 U JP1981190051 U JP 1981190051U JP 19005181 U JP19005181 U JP 19005181U JP H019133 Y2 JPH019133 Y2 JP H019133Y2
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yoke
armature
coil
valve body
valve
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JP1981190051U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は給水弁等のバルブボデイに取着する電
磁石ユニツトに関し、一層詳細には電磁コイルの
端子を電磁石ユニツトのバルブボデイ取付面に配
置することによつて取付ネジを締め付ける工具の
操作が容易で、強度的にも優れる電磁石ユニツト
に関する。
従来自動洗濯機などに用いられる給水弁の電磁
石ユニツトは第1図に示すように、給水弁(図示
せず)のダイアフラム10をスプリング12によ
つて弁座(図示せず)方向に押圧するアーマチヤ
14と、このアーマチヤ14とスプリング12と
を内蔵し、アーマチヤ14をダイアフラム10と
の接離方向に案内する円筒状の合成樹脂製アーマ
チヤガイド16と、アーマチヤ14の吸引磁路を
形成すべくこのアーマチヤガイド16上に一定の
間隔をおいて外嵌されると共にヨーク18で連結
された円筒状極20a,20bと、さらにこの円
筒状極20a,20b上に外嵌する合成樹脂製の
ボビン22に巻回された電磁コイル24とから成
る。そしてこの電磁石ユニツトを給水弁のバルブ
ボデイに取着けるにはヨーク底板26と対応する
バルブボデイ取付面とにネジ孔(図示せず)をそ
れぞれ穿設し、ネジ止めするようになつている。
一方電磁コイル24の端子28は、上記バルブ
ボデイへの取付板たる広い面積を有するヨーク底
板26側には、ヨーク底板26との絶縁処理が難
かしく、結局ヨーク底板26よりも上方の電磁コ
イル24上から突出させるかあるいは図示のよう
にボビン22の反ヨーク底板26側の上方フラン
ジ部29内に固着突出させていた。
このため前述のごとく電磁石ユニツトをバルブ
ボデイにネジ止めする際に、ヨーク底板26より
も上方に突出している端子28が邪魔になり、ネ
ジ締め工具が操作しにくいという難点があつた。
また端子28を所定のコンセントに抜差しする
際に電磁コイル24等に側圧や捩れが加わり、強
度上からも難があつた。
本考案は上記難点を解消すべくなされ、その目
的とするところは弁本体への取付け作業が容易で
あり、強度的に優れている、給水弁等の弁本体に
取着され、弁の開閉を制御するアーマチヤを有
し、該アーマチヤを電磁石により制御する給水弁
等の弁本体に取着され、弁の開閉を制御するアー
マチヤを有し、該アーマチヤを電磁石により制御
する電磁石ユニツトにおいて、前記アーマチヤに
外嵌してアーマチヤを案内すると共に、両端部に
フランジ部が形成され、該両フランジ部間に電線
が巻回されて前記電磁石のコイルが形成される合
成樹脂筒体と、軸線方向に一定間隔をおいて該合
成樹脂筒体の両端部に設けられた一対の磁極と、
両端部に水平部が形成された断面コ字状をなし、
前記一対の磁極を磁気的に連結し、前記コイルを
内部に収容するヨークと、前記ヨークの前記弁本
体に近接する側の水平部に刻設された切欠部内に
おいて該水平部と略同一面上にヨークと非接触に
配され、前記合成樹脂筒体及びヨークと一体とな
るようインサート成形をした際に一端が弁本体に
近接する側に成形される前記フランジ部内に固定
され、他端は外方に突出した前記コイルの端子と
を具備することを特徴とする。
以下添付図面に基づき本考案の好適な実施例を
詳細に説明する。
第2図において全体符号30は給水弁32にネ
ジ34止めされる電磁石ユニツトである。
36はアーマチヤであり、下方に開放される円
筒状に形成したアーマチヤガイド38内に収容さ
れ、その頂部とアーマチヤガイド38内頂壁との
間に介装されたスプリング40によつて下方に付
勢されて給水弁32のダイアフラム42を弁座4
4に押圧している。
前記アーマチヤガイド38はその下部に大径の
フランジ部46が連設され、フランジ部46下面
には円環部48が突設されている。
この円環部48が給水弁32側の対応する円孔
50内に密嵌すると共に円環部48下端縁と円孔
50下縁に設けた鍔部52とでダイアフラム42
周縁を水密状に挾圧している。
54aおよび54bは鉄製の円筒状極であり、
この2つの円筒状極54a,54bはアーマチヤ
ガイド38外周上に上下方向に一定の間隔を有し
て配置されている。
56はヨーク底板であり、後述する上部ヨーク
と共に円筒状磁極54a,54bを磁気的に連結
するヨークを構成する。ヨーク底板56は、その
ヨークの給水弁32側の水平部であり、アーマチ
ヤガイドのフランジ部46上面に接して配置され
ると共にそのほぼ中央に設けた円孔58に下方の
円筒状極54b下端が嵌着して連結される。
ヨーク底板56には電磁コイル端子60a,6
0b配置用の切欠部62が設けられ、またその周
縁のアーマチヤガイド38軸線を中心とする円周
上に120゜の周角度をもつて前記ネジ34挿通孔6
4が穿設されている。
66は逆L字状の上部ヨークであり、その水平
部に設けた円孔68に上方の円筒状極54a上端
が嵌着すると共に、その垂直部70下端に突設し
た突起72が反切欠部62側のヨーク底板56上
に穿設した角穴74に係入することによつて、ヨ
ーク底板56とで前述のヨークを形成し、上下の
円筒状極54a,54bをコの字状に連結する。
76はボビンであり、上下の円筒状極54a,
54b外表面上を覆うと共に円筒状極54a,5
4bの間隔部でアーマチヤガイド38外表面に連
続し、この部分でほぼ円筒状極54a,54bの
厚み分だけ窪んで周溝78を形成する。
ボビン76の上端部には上部ヨーク66の水平
部下面に接するフランジ部78が、下端部にはヨ
ーク底板56の上面に接するフランジ部80が形
成される。
82はボビン76上に巻回したコイルである。
本考案においては、上下の円筒状極54a,5
4bおよびヨーク底板56を所定位置に配し、さ
らに端子60a,60bをヨーク底板56の前記
切欠部62内にヨーク底板56と非接触状態、か
つヨーク底板56とほぼ同一平面上に配して、ボ
ビン76(フランジ部78、フランジ部80を含
む)とアーマチヤガイド38(フランジ部46、
円環部48を含む)とが一体的にインサート成形
される。
この場合に端子60a,60bはアーマチヤガ
イド38のフランジ部46およびボビン76のフ
ランジ部80と連続した樹脂板84中に固定され
るので、端子60a,60bはヨーク底板56と
電気的に絶縁される。
なお上下の円筒状極54a,54bのそれぞれ
に小孔86を穿設し、またヨーク底板56にも小
孔88を穿設してインサート成形による樹脂ブリ
ツジを形成して各部材を強固に固着するのが好ま
しい。
このように一体成形した後ボビン76の外周面
上に電線を巻回してコイル82を形成して端子6
0a,60bに結線し、さらにコイル82外方か
ら前述のように上部ヨーク66を嵌着し、必要個
所に塗装処理等を施して完成される。
なお前述のネジ挿通孔64はヨーク底板56上
に設けるのでなく、インサート成形時にヨーク底
板56外方の樹脂上に形成するようにしてもよい
ことはもちろんである。
このように本考案においては電磁コイル端子を
バルブボデイへの取付面であるヨークの弁本体側
の水平部をほぼ同一面上に配置したから、電磁石
ユニツトを弁本体に取付けるに際して端子が邪魔
にならず極めて容易に取付けることができる他、
端子が電磁コイルの基部であるヨークの弁本体側
の水平部とほぼ同一面上にあるため弁本体と共に
電磁石ユニツトを所定のコンセントに抜差しする
際にも、電磁コイルに無理な力が加わらず、破損
等装置を傷めることもなく強度的にも優れている
という著効を奏する。
以上本考案につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本考案は上記実施例に限定されること
なく、例えばアーマチヤの下端に弁を固着する形
式のものでもよく、また給水弁のみでなく他の適
宜な液体や気体の弁体に用いて好適であるなど、
考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施
こすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁石ユニツトを示す断面図で
ある。第2図は本発明に係る電磁石ユニツトの断
面図、第3図は上部ヨークと円筒状極との分解斜
視図、第4図はインサート成形状態を示す斜視
図、第5図はコイル巻回状態の斜視図、第6図は
給水弁の一例を示す斜視図である。 10……ダイアフラム、12……スプリング、
14……アーマチヤ、16……アーマチヤガイ
ド、18……ヨーク、20a,20b……円筒状
極、22……ボビン、24……電磁コイル、26
……ヨーク底板、28……端子、29……上方フ
ランジ部、30……電磁石ユニツト、32……給
水弁、34……ネジ、36……アーマチヤ、38
……アーマチヤガイド、40……スプリング、4
2……ダイアフラム、44……弁座、46……フ
ランジ部、48……円環部、50……円孔、52
……鍔部、54a,54b……円筒状極、56…
…ヨーク底板、58……円孔、60a,60b…
…電磁コイル端子、62……切欠部、64……挿
通孔、66……上部ヨーク、68……円孔、70
……垂直部、72……突起、74……角穴、76
……ボビン、77……周溝、78,80……フラ
ンジ部、82……コイル、84……樹脂板、8
6,88……小孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 給水弁等の弁本体に取着され、弁の開閉を制御
    するアーマチヤを有し、該アーマチヤを電磁石に
    より制御する電磁石ユニツトにおいて、 前記アーマチヤに外嵌してアーマチヤを案内す
    ると共に、両端部にフランジ部が形成され、該両
    フランジ部間に電線が巻回されて前記電磁石のコ
    イルが形成される合成樹脂筒体と、 軸線方向に一定間隔をおいて該合成樹脂筒体の
    両端部に設けられた一対の磁極と、 両端部に水平部が形成された断面コ字状をな
    し、前記一対の磁極を磁気的に連結し、前記コイ
    ルを内部に収容するヨークと、 前記ヨークの前記弁本体に近接する側の水平部
    に刻設された切欠部内において該水平部と略同一
    面上にヨークと非接触に配され、前記合成樹脂筒
    体及びヨークと一体となるようインサート成形を
    した際に一端が弁本体に近接する側に成形される
    前記フランジ部内に固定され、他端は外方に突出
    した前記コイルの端子とを具備することを特徴と
    する電磁石ユニツト。
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JP6024622B2 (ja) * 2013-08-23 2016-11-16 株式会社アドヴィックス ブレーキ液圧制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248008U (ja) * 1975-09-30 1977-04-05
JPS55129677A (en) * 1979-03-26 1980-10-07 Hitachi Ltd Water supply valve

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