JP2001101961A - スタータ用マグネットスイッチ - Google Patents

スタータ用マグネットスイッチ

Info

Publication number
JP2001101961A
JP2001101961A JP29150599A JP29150599A JP2001101961A JP 2001101961 A JP2001101961 A JP 2001101961A JP 29150599 A JP29150599 A JP 29150599A JP 29150599 A JP29150599 A JP 29150599A JP 2001101961 A JP2001101961 A JP 2001101961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
case
contact
resin
magnet switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29150599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3644324B2 (ja
Inventor
Yoichi Hasegawa
洋一 長谷川
Shoji Oki
昌二 沖
Hiroshi Kaneda
寛 金田
Sadayoshi Kajino
梶野  定義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP29150599A priority Critical patent/JP3644324B2/ja
Publication of JP2001101961A publication Critical patent/JP2001101961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3644324B2 publication Critical patent/JP3644324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子ボルト10の緩みを防止すること。端子
ボルト10をサイズアップすることなく発熱量の低減を
図ること。接点ケース11のリサイクル化を図ること。 【解決手段】 接点ケース11は、絶縁性を有する合成
樹脂を材料として成型され、端子ボルト10の取付け部
に金属製のスペーサ15がモールド固定されている。ス
ペーサ15は、中央部に丸孔を有する円筒部と、この円
筒部の径方向外側に突出する鍔部とを有し、鍔部の両面
側が樹脂に覆われた状態でモールドされている。端子ボ
ルト10は、接点ケース11の内側でスペーサ15とボ
ルト頭部10bとの間に固定接点7の導通部7aを挟み
込み、端子ボルト10の螺子部10aが導通部7aに空
けられた挿通孔とスペーサ15の丸孔を通って接点ケー
ス11の外側へ取り出され、その螺子部10aにワッシ
ャ20を介してナット19が締め付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを始動す
るためのスタータに用いられるマグネットスイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平4−34
7367号公報に開示されたスタータ用マグネットスイ
ッチがある。このマグネットスイッチは、図13に示す
ように、センタケース100とスイッチカバー110と
の間に挟持された樹脂製の接点ケース120を有し、こ
の接点ケース120に外部端子130が取り付けられて
いる。その外部端子130は、接点ケース120の内部
で固定接点140と電気的に接続され、接点ケース12
0の外部に取り出された螺子部にナット150を締め付
けて固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術では、ナット150の締付け力を樹脂製の接点ケー
ス120で受ける構成であるため、エンジンルーム内の
温度(近年では補機類の増加により高温になってきてい
る)の影響や通電に伴う外部端子130の自己発熱等に
より接点ケース120に熱が加わると、接点ケース12
0を形成する樹脂のクリープ現象(へたり)により、ナ
ット150の締付け力が低下して外部端子130が緩
み、外部端子130と固定接点140との導通不良を生
じる場合があった。
【0004】なお、外部端子130から接点ケース12
0へ伝わる熱を抑えるために外部端子130の発熱量を
低減することが考えられる。この場合、外部端子130
として使用されるボルトのサイズアップを図ることで対
応できるが、ボルトのサイズアップに伴って外部端子周
辺の設計変更が必要となり、且つマグネットスイッチが
大型化するという問題を生じる。
【0005】また、接点ケース120の材料として使用
される樹脂は、上述の如く、厳しい熱環境によりクリー
プが問題となるため、熱可塑性樹脂を使うことができ
ず、一般には熱硬化性樹脂が使われている。この場合、
熱硬化性樹脂で形成された接点ケース120をリサイク
ルすることは困難であり、多くは産業廃棄物として処理
されるため、近年のリサイクル要求に対応できないとい
う問題がある。本発明は、上記事情に基づいて成された
もので、第1の目的は外部端子の緩みを防止すること。
第2の目的は外部端子をサイズアップすることなく発熱
量の低減を図ること。第3の目的は樹脂ケースのリサイ
クル化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)樹脂
ケースは、外部端子が貫通する部分に金属部材がモール
ド固定され、締付け部材により外部端子を樹脂ケースに
締め付ける力を金属部材で受けている。この構成によれ
ば、締付け部材による締付け力が樹脂ケースに作用しな
い、あるいは樹脂ケースに作用する締付け力が低減する
ため、樹脂ケースが熱を受けてクリープを生じる場合で
も締付け力が低減することはなく、外部端子の緩みを防
止できる。なお、金属部材は、外部端子が貫通する方向
において、樹脂ケースの厚み幅全体に渡って配置しても
良いが、樹脂ケースの一部にモールドしても良い。ま
た、樹脂ケースは、一体構造でも良いが、別々の樹脂部
材を組み合わせて構成しても良い。
【0007】(請求項2の手段)外部端子として使用さ
れるボルトの頭部が固定接点に接続され、且つボルトの
螺子部に締付け部材が結合され、この締付け部材と固定
接点またはボルトの頭部とが金属部材を介して電気的に
導通している。この場合、外部端子から金属部材を通じ
て固定接点に電流が流れる通電経路を形成できるため、
金属部材を使用しない場合と比較して通電面積が増大す
る。この結果、外部端子をサイズアップすることなく、
通電に伴う外部端子の発熱量を低減できる。
【0008】(請求項3の手段)金属部材は、内部を外
部端子が挿通する円筒部と、この円筒部の外周に設けら
れた鍔部とを有し、この鍔部の両面が樹脂で覆われた状
態でモールド固定されている。この構成によれば、金属
部材が樹脂ケースから抜け落ちることがなく、樹脂ケー
スに外部端子を取り付ける際等に、樹脂ケースから金属
部材が脱落することを防止できる。
【0009】また、鍔部を利用して金属部材の回り止め
を行うこともできる。つまり、金属部材が例えば単純な
円筒形状であると、締付け部材を締め付ける際に、その
締付けトルクによって金属部材が締付け部材と一緒に共
回りする可能性がある。これに対し、鍔部に角部を設け
たり、鍔部に突起や穴等を形成することで、樹脂ケース
に対して回転規制されるため、締付け部材を締め付ける
際にも金属部材が共回りすることはない。
【0010】(請求項4の手段)金属部材は、円筒部の
外周に配されたシール部材によって樹脂ケースとの間が
シールされている。この場合、樹脂ケースのクリープに
より樹脂ケースと金属部材との間に隙間が生じた場合で
も、金属部材と樹脂ケースとの隙間をシール部材によっ
てシールすることができる。
【0011】(請求項5の手段)樹脂ケースは、熱可塑
性樹脂で構成されている。本発明では、締付け部材の締
付け力を金属部材で受けているため、樹脂ケースの樹脂
材料として熱可塑性樹脂を使用することができ、産業廃
棄物となる熱硬化性樹脂の使用量を低減(または無く
す)できるため、リサイクル化の要求にも対応できる。
【0012】(請求項6の手段)締付け部材として、ボ
ルトと組み合わされるナットを使用することができる。
【0013】(請求項7の手段)締付け部材として、弾
力を付与することでボルトの螺子部に結合して軸力を発
生するカップワッシャを使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1はマグネットスイッチ1の固定接点
周辺の構造を示す平面図、図2はマグネットスイッチ1
の軸方向に沿った半断面図である。本実施例のマグネッ
トスイッチ1は、例えば図6に示すように、始動モータ
2の回転を減速させてピニオンギヤ3を駆動する減速型
スタータAに用いられる。なお、スタータAの構造及び
作動は極めて周知であり、ここでの説明は省略する。
【0015】マグネットスイッチ1は、図2に示すよう
に、励磁コイル4の内周を可動するプランジャ5を具備
し、このプランジャ5の移動に伴って、始動モータ2の
通電回路(本発明のモータ回路)に設けられたモータ接
点を開閉する。モータ接点は、プランジャ5の端部に設
けられた可動接点6と、この可動接点6に対向する一組
の固定接点7(7A、7B)とで構成される。
【0016】可動接点6は、絶縁ブッシュ8を介してプ
ランジャ5と絶縁され、固定接点7に当接した時に接点
圧を付与するコンタクトスプリング9に付勢されてい
る。一組の固定接点7は、外部端子として使用される端
子ボルト10を介して接点ケース11に固定され、図1
に示すように、両固定接点7がプランジャ5の径方向に
対向して配置されている。また、両固定接点7は、可動
接点6が当接する接点部分に対し略直角に折り曲げられ
た板状の導通部7aを有し、この導通部7aに端子ボル
ト10の螺子部10aを通すための挿通孔(図示しな
い)が空けられている。
【0017】接点ケース11は、例えば絶縁性を有する
合成樹脂を材料として成型され、図2に示すように、励
磁コイル4の外周を覆うセンタケース12と、マグネッ
トスイッチ1の後端を覆うスイッチカバー13との間に
配され、スルーボルト14によってスイッチカバー13
と共にセンタケース12に固定されている。この接点ケ
ース11には、図1に示すように、各端子ボルト10の
取付け部に金属製のスペーサ15がモールド固定され、
且つ車両のキースイッチ回路(図示しない)に接続され
るスイッチ端子16が端子板16aと共にインサート成
型されている。
【0018】スペーサ15は、例えば図3または図4に
示すような形状で、冷鍛成型または切削加工されたもの
で、中央部に丸孔15aを有している。具体的には、丸
孔15aの周壁を形成する円筒部15bと、この円筒部
15bの径方向外側に突出する鍔部15cとを有し、少
なくとも鍔部15cの両面側が樹脂により覆われた状態
でモールドされている(図5参照)。但し、円筒部15
bの両端面は接点ケース11の表面に露出している。円
筒部15bには、その内周面と外周面にそれぞれOリン
グ17、18(図1参照)を配置するための段差部15
d、15eが環状に設けられ、且つ内周面の一部には、
成型時の金型との位置決めを行うためのキー溝15fが
設けられている。
【0019】端子ボルト10は、図示しないケーブルを
介してバッテリの正ターミナルに接続されるプラス側の
端子ボルト10Aと、図示しないリード線を介して始動
モータ2のフィールドコイル2a(図6参照)に接続さ
れるマイナス側の端子ボルト10Bであり、それぞれ接
点ケース11の外部に取り出された螺子部10aにナッ
ト19(本発明の締付け部材)を締め付けて接点ケース
11に固定される。
【0020】ここで、各端子ボルト10の締結構造をプ
ラス側を例にして説明する。プラス側の端子ボルト10
Aは、図1に示すように、接点ケース11の内側でスペ
ーサ15の露出面(接点ケース11の内側に露出してい
る円筒部15bの端面)とボルト頭部10bとの間に固
定接点7Aの導通部7aを挟み込み、端子ボルト10A
の螺子部10aが導通部7aに空けられた挿通孔とスペ
ーサ15の丸孔15aを通って接点ケース11の外側へ
取り出され、その螺子部10aにワッシャ20を介して
ナット19を締め付けている。
【0021】これにより、ボルト頭部10bとナット1
9との間に固定接点7Aの導通部7aとスペーサ15と
が挟み込まれ、ナット19の締付け力がボルト頭部10
bとの間に加わることで、接点ケース11に端子ボルト
10Aと固定接点7Aが固定される。また、マイナス側
では、励磁コイル4のリード線4aを接続するターミナ
ル21がマイナス側固定接点7Bの導通部7aと共にス
ペーサ15とボルト頭部10bとの間に挟持される以外
は、プラス側と同様の締結構造である。
【0022】(第1実施例の効果)本実施例では、ナッ
ト19の締付け力を接点ケース11にモールドされた金
属製のスペーサ15で受けているので、樹脂製の接点ケ
ース11が熱を受けてクリープを生じた場合でも締付け
力が低減することはなく、所定の締付け力を維持でき
る。その結果、端子ボルト10の緩みを防止でき、端子
ボルト10と固定接点7との導通不良を防ぐことができ
る。
【0023】また、接点ケース11にモールドされたス
ペーサ15は、接点ケース11の外側でナット19を介
して端子ボルト10の螺子部10aと電気的に接続さ
れ、接点ケース11の内側では直接固定接点7の導通部
7aと接触しているため、端子ボルト10から直接固定
接点7に電流が流れる通電経路の他に、端子ボルト10
からスペーサ15を通じて固定接点7に電流が流れる通
電経路が形成される。これにより、通電面積が増大する
ため、端子ボルト10をサイズアップすることなく、通
電に伴う端子ボルト10の発熱量を低減できる。
【0024】本実施例のスペーサ15は、円筒部15b
の両端面が接点ケース11から露出した状態で接点ケー
ス11にモールドされているが、円筒部15bの径方向
外側に設けた鍔部15cが接点ケース11の樹脂に覆わ
れているため、例えば端子ボルト10を取り付ける際
に、端子ボルト10の螺子部10aがスペーサ15に当
たっても、スペーサ15が接点ケース11から脱落する
ことを防止できる。また、鍔部15cが樹脂で覆われて
いるため、ナット19の締め付け時にスペーサ15が締
付けトルクを受けてナット19と一緒に共回りすること
を防止できる。但し、スペーサ15の回り止めを行うた
めには鍔部15cでなくても良い。例えばスペーサ15
の一部に穴を空けたり、突起を設けることでも可能であ
る。
【0025】本実施例では、接点ケース11に金属製の
スペーサ15をモールドしているため、樹脂製の接点ケ
ース11が熱によるクリープを生じた場合、スペーサ1
5の外周に隙間を生じる可能性がある。これに対し、ス
ペーサ15の円筒部15bの外周面に段差部15eを設
け、その段差部15eにOリング18を配置することに
より、上記の隙間をシールすることができる。更に、本
実施例では、ナット19の締付け力を金属製のスペーサ
15で受けているため、接点ケース11の樹脂材料とし
て熱可塑性樹脂を使用することが可能である。この場
合、産業廃棄物となる熱硬化性樹脂の使用量を低減(ま
たは無くす)できるため、リサイクル化の要求にも対応
できる。
【0026】(第2実施例)図7はマグネットスイッチ
1の断面図である。本実施例のマグネットスイッチ1
は、図7に示すように、端子ボルト10が軸方向(プラ
ンジャ5の移動方向)に沿って配置され、端子ボルト1
0の螺子部10aが接点ケース11の後端面から取り出
された構造を有している。また、第1実施例では、ボル
ト頭部10bとスペーサ15との間に固定接点7の導通
部7aを挟み込んでいるが、図7に示すように、ボルト
頭部10bの端面に固定接点7を固着しても良い。
【0027】この場合、例えば円筒形状のスペーサ15
を接点ケース11の端子取付け部にモールド固定し、そ
のスペーサ15の円筒内部に端子ボルト10を挿通し
て、端子ボルト10の螺子部10aにナット19を締め
付けることにより、そのナット19の締付け力を金属製
のスペーサ15で受けることができるため、第1実施例
と同様の効果を得ることができる。
【0028】(第3実施例)図8は端子ボルト10の取
付け状態を示す断面図である。本実施例では、端子ボル
ト10が取り付けられる接点ケース11の一部に金属製
のスペーサ15を配置した場合の一例である。例えば、
図8に示すように、接点ケース11が別々の樹脂ケース
11A、11Bを組み合わせて構成される場合、何方か
一方の樹脂ケース11A(または11B)にのみスペー
サ15をモールド固定しても良い。
【0029】(第4実施例)図9(a)はカップワッシ
ャ22の平面図、(b)はA−A断面図である。本実施
例では、締付け部材としてカップワッシャ22を使用し
た場合について説明する。カップワッシャ22は、図9
に示すように、平面形状が円形の環状体で、円錐台形状
の皿ばねとして設けられ、内周孔22aの周縁に複数の
爪部22bを有している。
【0030】このカップワッシャ22は、図10に示す
ように、内周孔22aに端子ボルト10の螺子部10a
を通し、爪部22bが接点ケース11の端面に当接する
まで押し込む。続いて、カップワッシャ22の外周部を
軸方向(図中矢印で示す方向)に押圧して弾力を付与
し、端子ボルト10の螺子部10aに爪部22bを食い
込ませて固定する。これにより、カップワッシャ22に
皿ばねの作用で軸力が発生し、この軸力を接点ケース1
1にモールドされた金属製のスペーサ15で受けること
により、端子ボルト10を接点ケース11に固定するこ
とができる。
【0031】このカップワッシャ22を使用して端子ボ
ルト10を固定した実施例を図11及び図12に示す。
図11はスペーサ15が接点ケース11の厚み方向(図
11の左右方向)全体にモールド固定された例で、上記
の第1実施例及び第2実施例に相当する。また、図12
は接点ケース11が別々の樹脂ケース11A、11Bを
組み合わせて構成され、何方か一方の樹脂ケース11A
(または11B)にのみスペーサ15がモールド固定さ
れた例で、上記の第3実施例に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】マグネットスイッチの固定接点周辺の構造を示
す平面図である。
【図2】マグネットスイッチの軸方向に沿った半断面図
である。
【図3】(a)金具の断面図、(b)金具の平面図であ
る。
【図4】(a)金具の断面図、(b)金具の平面図であ
る。
【図5】図1のA視図である。
【図6】スタータの側面図である。
【図7】マグネットスイッチの断面図である(第2実施
例)。
【図8】端子ボルトの取付け状態を示す断面図である
(第3実施例)。
【図9】(a)カップワッシャの平面図、(b)A−A
断面図である(第4実施例)。
【図10】カップワッシャの使用方法を説明する図面で
ある。
【図11】カップワッシャを使用した実施例である。
【図12】カップワッシャを使用した実施例である。
【図13】マグネットスイッチの断面図である(従来技
術)。
【符号の説明】
1 マグネットスイッチ 7 固定接点 10 端子ボルト(外部端子) 10a 螺子部 10b ボルト頭部 11 接点ケース(樹脂ケース) 15 スペーサ(金属部材) 15b 円筒部 15c 鍔部 18 Oリング(シール部材) 19 ナット(締付け部材) 22 カップワッシャ(締付け部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 寛 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 梶野 定義 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外殻の一部を構成する樹脂ケースと、 この樹脂ケースを貫通して、一端側が前記樹脂ケースの
    内部で固定接点に接続され、他端側が前記樹脂ケースの
    外部に取り出された外部端子と、 この外部端子を前記樹脂ケースに締め付けて固定する締
    付け部材とを備えたスタータ用マグネットスイッチにお
    いて、 前記樹脂ケースは、前記外部端子が貫通する部分に金属
    部材がモールド固定され、前記締付け部材により前記外
    部端子を前記樹脂ケースに締め付ける力を前記金属部材
    で受けていることを特徴とするスタータ用マグネットス
    イッチ。
  2. 【請求項2】前記外部端子として使用されるボルトの頭
    部が前記固定接点に接続され、且つ前記ボルトの螺子部
    に前記締付け部材が結合され、この締付け部材と前記固
    定接点または前記ボルトの頭部とが前記金属部材を介し
    て電気的に導通していることを特徴とする請求項1に記
    載したスタータ用マグネットスイッチ。
  3. 【請求項3】前記金属部材は、内部を前記外部端子が挿
    通する円筒部と、この円筒部の外周に設けられた鍔部と
    を有し、この鍔部の両面が樹脂で覆われた状態でモール
    ド固定されていることを特徴とする請求項1及び2に記
    載したスタータ用マグネットスイッチ。
  4. 【請求項4】前記金属部材は、前記円筒部の外周に配さ
    れたシール部材によって前記樹脂ケースとの間がシール
    されていることを特徴とする請求項1〜3に記載したス
    タータ用マグネットスイッチ。
  5. 【請求項5】前記樹脂ケースは、熱可塑性樹脂で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4に記載したスタ
    ータ用マグネットスイッチ。
  6. 【請求項6】前記締付け部材は、前記ボルトと組み合わ
    されるナットであることを特徴とする請求項2に記載し
    たスタータ用マグネットスイッチ。
  7. 【請求項7】前記締付け部材は、弾力を付与することで
    前記ボルトの螺子部に結合して軸力を発生するカップワ
    ッシャであることを特徴とする請求項2に記載したスタ
    ータ用マグネットスイッチ。
JP29150599A 1999-07-28 1999-10-13 スタータ用マグネットスイッチ Expired - Lifetime JP3644324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29150599A JP3644324B2 (ja) 1999-07-28 1999-10-13 スタータ用マグネットスイッチ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-213087 1999-07-28
JP21308799 1999-07-28
JP29150599A JP3644324B2 (ja) 1999-07-28 1999-10-13 スタータ用マグネットスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001101961A true JP2001101961A (ja) 2001-04-13
JP3644324B2 JP3644324B2 (ja) 2005-04-27

Family

ID=26519606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29150599A Expired - Lifetime JP3644324B2 (ja) 1999-07-28 1999-10-13 スタータ用マグネットスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3644324B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305719A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Mitsuba Corp 電磁継電器
DE10057809B4 (de) * 1999-11-24 2009-10-15 Denso Corporation, Kariya-City Magnetschalter mit einer harzartigen Schalterabdeckung
KR101268858B1 (ko) * 2011-07-01 2013-05-29 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트 모터용 마그네트 스위치
KR101434884B1 (ko) * 2012-11-29 2014-08-28 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 마그네트 스위치의 밀봉장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10057809B4 (de) * 1999-11-24 2009-10-15 Denso Corporation, Kariya-City Magnetschalter mit einer harzartigen Schalterabdeckung
JP2008305719A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Mitsuba Corp 電磁継電器
KR101268858B1 (ko) * 2011-07-01 2013-05-29 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트 모터용 마그네트 스위치
KR101434884B1 (ko) * 2012-11-29 2014-08-28 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 마그네트 스위치의 밀봉장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3644324B2 (ja) 2005-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3651010B2 (ja) 内燃機関のスターター用接触器
JP4556935B2 (ja) スタータ
JP4661721B2 (ja) スタータ
EP3200286B1 (en) Vehicular electronic control device and motor drive device
JP3338216B2 (ja) 切換スイッチ
JP3099288B2 (ja) 電磁連結装置
JP2006286258A (ja) スタータ用電磁スイッチ
US20100270872A1 (en) Bearing device for rotary motor
JP2008295140A (ja) 電動パワーステアリング装置用モータ
CN109072850B (zh) 起动器用电磁开关装置
JP3210217B2 (ja) 電磁スイッチにおけるターミナルハウジングの組付け構造
US5984069A (en) Electromagnetic clutch
EP1598634B1 (en) Position sensor
JP2001101961A (ja) スタータ用マグネットスイッチ
JP6107110B2 (ja) 電磁リレー
JP2018180113A (ja) 車両用警音器
JP2003189386A (ja) 電気式ホーンの製造方法
JP3506069B2 (ja) スタータ用マグネットスイッチ
JPH11196545A (ja) 直流機のロータ及びその製造方法
JP2009005489A (ja) ブラシレスモータ
JP2004340058A (ja) スタータ
CN104917341B (zh) 起动发电机的传感器外壳的安装结构
JP2988001B2 (ja) スタータ用マグネットスイッチ
JPH019083Y2 (ja)
JP5129723B2 (ja) 電動モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3644324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term