JP3338216B2 - 切換スイッチ - Google Patents

切換スイッチ

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JP3338216B2
JP3338216B2 JP30879894A JP30879894A JP3338216B2 JP 3338216 B2 JP3338216 B2 JP 3338216B2 JP 30879894 A JP30879894 A JP 30879894A JP 30879894 A JP30879894 A JP 30879894A JP 3338216 B2 JP3338216 B2 JP 3338216B2
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秀和 馬場
敬策 善明
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/20Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature movable inside coil and substantially lengthwise with respect to axis thereof; movable coaxially with respect to coil
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
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  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可動接点が装着され
可動鉄心によって軸方向に駆動される移動軸部材の移動
方向に沿って間隔をおいて第1と第2の固定接点を有す
る切換スイッチの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとして、例えば実公
平2−24183号公報に示された図10のごときもの
があった。図10は切換スイッチの軸方向の断面を示す
縦断面図であり、図示された切換スイッチは中心に対し
て上下対称をなすので上半分の断面図にて示す。このよ
うな切換スイッチは、例えば車両に装着されエンジン始
動後発電機の出力を電気ヒータ付触媒( EHC:Ele
ctrically HeatedCatalyst Carrier)の加熱ヒー
タへ供給し、加熱終了後通常動作であるバッテリへの充
電に切換えるために用いられ、切換える電力は例えば三
十数ボルト、百アンペア程度のものである。
【0003】図において、1は切換スイッチ、2は電磁
ソレノイド装置であって、軟鋼部材で構成される円筒状
の継鉄3、この継鉄の端部に配設されたインロー部3a
に加締めにより固着される固定鉄心4及び継鉄3の内側
に巻装される励磁コイル5、及び励磁コイル5が通電さ
れたときはその励磁力によって固定鉄心4の突設部4a
の端面に当接するように図の右方に移動し吸着される可
動鉄心6とで構成される。
【0004】7は可動軸であり、図の右方の部分が若干
小径にされた段付加工部7aが設けられており、中央部
と右端部近傍にそれぞれ環状の凹溝7b、7cが削設さ
れている。また、可動軸7は可動鉄心6の後端部に嵌合
固着されている。8はコイルスプリングで、固定鉄心4
の突設部4aの中央部内周面に削設された凹溝4bと可
動鉄心6との間に圧縮した状態で装着され復帰付勢力を
可動鉄心6に与える。9はキャップ集合体であって、樹
脂モールド材よりなる左側部分10aと右側部分10b
とに分割されたキャップ10とこのキャップ10a、1
0bにそれぞれ固着された図の上下に配設された各2個
ずつの固定接点11及び12とで構成され、ソレノイド
装置2の右端面に図示しない螺子で螺着されている。
【0005】13は円板状の可動接点であり、可動軸7
上に遊嵌された絶縁ブッシュ14上に軸方向に移動可能
に装着されている。15はコイル状のばねであり、可動
軸7の段付加工部7aと絶縁ブッシュ14との間に圧縮
された状態で挿入されている。16は止め輪であり、可
動軸7の凹溝7bに係着され、絶縁ブッシュ14を介し
てばね15の押圧力を受圧し、絶縁ブッシュ14の右方
への移動を規制している。17はカップであって、可撓
性部材、例えば樹脂モールド材で構成され、可動軸7上
を図の左右方向に摺動可能に遊嵌されている。18はコ
イル状のコイルばね、19は止め輪であり、止め輪19
は可動軸の右端部に設けられた凹溝7cに係着され、コ
イルばね18はカップ17と止め輪19との間に圧縮し
た状態で装着され、可動接点13をカップ17を介して
固定接点11に押圧している。
【0006】上記のように構成された切換スイッチは、
次のようにして組み立てられる。可動鉄心6が嵌着され
た可動軸7にコイルスプリング8を装着し、図の左方か
ら固定鉄心の凹溝部4a内に挿入して、可動軸7の右方
部を固定鉄心4から突出させる。次に、可動軸7の段付
部7aにばね15、絶縁ブッシュ14を挿入し、ばね1
5を所定寸法圧縮した状態にして止め輪16を凹溝7b
に係着させる。
【0007】続いて、キャップ10の左側部分10aを
装着する。次に、絶縁ブッシュ14に可動接点13を装
着し、さらにカップ17、コイルばね18、止め輪19
の順に可動軸7に装入し、終りにキャップ10の右側部
分10bを装着して、キャップ10a、10bを図示し
ない螺子にてソレノイド装置2の右側端面に固着する。
【0008】次に、動作について説明する。励磁コイル
5が通電付勢されると、可動鉄心6が固定鉄心4の突設
部4aに吸着されるので、可動軸7が右方へ駆動されて
可動接点13は固定接点12に当接する。上述の当接後
も可動鉄心6及び可動軸7は図示の寸法X分右方に移動
し、ばね15の押圧力を絶縁ブッシュ14を介して可動
接点13に印加させることにより、上述の当接に必要な
押圧力を得る。
【0009】励磁コイル5の通電付勢が解除され、その
吸引力がなくなると、コイルスプリング8の復帰付勢力
によって可動鉄心6及び可動接点軸7が図の左方に摺動
して原位置に復帰し、可動接点13は固定接点11に当
接する。上述の当接後も可動接点13がカップ17を介
してコイルばね18によって押圧されるので、可動接点
13と固定接点11との間において必要な接点当接力が
得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の切換スイッチは
以上のように構成されているので、組立作業が困難で作
業工数を多く要していた。すなわち、組立に際し可動軸
7にまずばね15、絶縁ブッシュ14、止め輪17を装
着し、次いで軸方向に分離可能にされたキャップ10の
左側部分10aを装着し、さらに可動接点13、カップ
17、コイルばね18、止め輪19を可動軸7に装着
し、終りにキャップ10の右側部分10bを装着する
が、これらの作業は可動鉄心6が嵌着された可動軸7を
電磁ソレノイド装置に組込んだ状態で行わねばならなか
った。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、次のような切換スイッチを得る
ことを目的とする。 a.可動接点の組立が容易で、安価な切換スイッチ。 b.部品数が削減でき、組立が容易で安価な切換スイッ
チ。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かる切換スイッチは、可動鉄心により軸方向に駆動され
る移動軸部材に装着された可動接点とを有する可動接点
組立体及び励磁コイルの非付勢時に可動接点が圧接する
一組の第1の固定接点とこの第1の固定接点から移動軸
部材が駆動される方向に所定間隔を設けて配設され励磁
コイルの非付勢時に可動接点が圧接する一組の第2の固
定接点とを支持する支持部材を有する固定接点組立体を
備えた切換スイッチにおいて、可動接点組立体を、固定
接点側から着脱しうるようにかつ移動軸部材が可動鉄心
に当接して駆動されるように電磁コイル装置に支持さ
せ、 固定接点組立体は、第1の固定接点の少なくとも一
つを支持する第1の支持部材を有する第1の固定接点組
立体と、第2の固定接点の少なくとも一つを支持する第
2の支持部材を有し第1の固定接点組立体と軸方向に分
離可能にされた第2の固定接点組立体と、第1の固定接
点の一つと第2の固定接点の一つとが一体にされ径方向
内側から外側に向って凹設された凹溝部を有し第1また
は第2の支持部材に支持された共通固定接点とを設けた
ものであり、可動接点が凹溝部内に位置するようにされ
ているものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】この発明の請求項2にかかる切換スイッチ
は、第1の支持部材は絶縁材料により第1の固定接点と
共通固定接点とのうちの少なくとも一つと一体化成形さ
れた中空の第1の絶縁支持部材とされたものであり、第
2の支持部材は絶縁材料により第2の固定接点と共通固
定接点とのうちの少なくとも一つと一体化成形された第
2の絶縁支持部材とされたものであり、第2の絶縁支持
部材が第1の絶縁支持部材を間に挟んで電磁コイル装置
に固着され第2の絶縁支持部材と第1の絶縁支持部材と
電磁コイル装置とにより形成される気密状にされた収容
部に可動接点が収容されているものである。
【0017】この発明の請求項3にかかる切換スイッチ
は、可動接点は、その形状が円板状にされたものであ
る。
【0018】この発明の請求項4にかかる切換スイッチ
は、可動接点は、その形状が可動接点をかわして第1の
固定接点のうちの一つが軸方向に通過しうる形状とされ
たものである。
【0019】この発明の請求項5にかかる切換スイッチ
は、固定接点組立体は第1の固定接点及び第2の固定接
点を共通に支持する共通支持部材を有し、可動接点は第
1の固定接点が可動接点をかわして軸方向に通過しうる
形状とされ、第1の固定接点を可動接点をかわして軸方
向に通過させて可動接点が第1と第2の固定接点との間
に位置するようにして共通支持部材が電磁コイル装置に
固着されているものである。
【0020】この発明の請求項6にかかる切換スイッチ
は、共通支持部材は絶縁材料により第1の固定接点及び
第2の固定接点と一体化成形されたカップ状の一体化支
持部材とされ、第1の固定接点を可動接点をかわして軸
方向に通過させて可動接点が第1と第2の固定接点との
間に位置するようにして一体化支持部材が電磁コイル装
置に固着され一体化支持部材と電磁コイル装置とにより
形成される気密状にされた収容部に可動接点が収容され
ているものである。
【0021】この発明の請求項7にかかる切換スイッチ
は、固定接点組立体は第1の固定接点の一つと第2の固
定接点の一つとが一体にされ径方向内側から外側に向っ
て凹設された凹溝部を有する共通固定接点を設けたもの
であり、可動接点をかわして第1の固定接点のうちの一
つを軸方向に通過させて可動接点が凹溝部内に位置する
ようにされているものである。
【0022】
【0023】
【作用】この発明の請求項1にかかる切換スイッチにお
いては、可動接点組立体は電磁コイル装置に着脱可能で
あるので、予め移動軸部材に可動接点部材を装着した可
動接点組立体を電磁コイル装置に装着できる。従って、
可動接点組立体の組立が容易で、組立工数も低減でき
る。さらに、第1と第2の支持部材は軸方向に分離可能
とされているので、例えば第1又は第2の支持部材に支
持された共通固定接点の凹溝内に可動接点を位置させた
状態になるように第1又は第2の支持部材と可動接点組
立体とを予め組合わせておき、これを電磁コイル装置に
固着する。このようにすることにより、可動接点の形状
に制約を与えることなく第1の固定接点の一つと第2の
固定接点の一つとを共通固定接点とすることが可能とな
る。従って、共通固定接点の採用により部品数を削減で
き、また共通固定接点を支持部材へ支持させるのも容易
であり、一層組立も容易となり、組立工数を低減でき
る。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】この発明の請求項2にかかる切換スイッチ
においても、請求項1におけるのと同様にして共通固定
接点の凹溝内に可動接点が位置するようにできる。この
ようにすることにより、可動接点の形状に制約を与える
ことなく第1の固定接点の一つと第2の固定接点の一つ
とを共通固定接点とすることが可能となる。また、一体
化成形された第1の絶縁支持部材あるいは第2の絶縁支
持部材によりそれぞれ第1あるいは第2の固定接点を支
持するので、固定接点の支持が容易である。従って、第
2の絶縁支持部材と第1の絶縁支持部材と電磁コイル装
置とにより形成される気密状にされた収容部に可動接点
を収容したものにおいても、部品数を削減でき、組立も
容易となり、組立工数を低減できる。また、可動接点が
収容部に収容されているので保護される。
【0028】この発明の請求項3にかかる切換スイッチ
においては、円板状の可動接点の採用により、可動接点
と固定接点との位置合わせを厳密にしなくともよいの
で、組立も容易であり、製作費用も安価になる。
【0029】この発明の請求項4にかかる切換スイッチ
においては、可動接点は第1の固定接点のうちの一つが
可動接点をかわして軸方向に通過しうる形状とされてい
るので、第1の固定接点のうちの一つを可動接点をかわ
して通過させた後第1若しくは第2の固定接点組立体又
は可動接点を回動させて共通固定接点の凹溝内に可動接
点を位置させることができる。このため、第1の固定接
点の一つと第2の固定接点の一つとを共通固定接点とし
ても、軸方向からすなわち一方向から組立できるので組
立の自由度が高く、作業時間も短縮できる。また、共通
固定接点の採用により部品数を削減でき、共通固定接点
を支持部材へ支持させるのも容易である。
【0030】この発明の請求項5にかかる切換スイッチ
においては、可動接点は第1の固定接点が可動接点をか
わして軸方向に通過しうる形状とされているので、第1
の固定接点を可動接点をかわして可動接点を通過させた
後共通支持部材又は可動接点を回動させて第1の固定接
点と第2の固定接点との間に可動接点が位置するように
組立てることができる。このため、共通支持部材により
第1及び第2の固定接点を支持する構成の採用が可能と
なる。従って、共通支持部材の採用により部品数を削減
でき、一層組立が容易となり、組立工数を低減できる。
【0031】この発明の請求項6にかかる切換スイッチ
においては、同様に第1の固定接点を可動接点をかわし
て通過させた後一体化支持部材又は可動接点を回動させ
て第1と第2の固定接点との間に位置させることができ
る。また、一体化支持部材により第1及び第2の固定接
点を支持するので、固定接点の支持が容易である。従っ
て、一体化支持部材と電磁コイル装置とにより形成され
気密状にされた収容部に可動接点を収容したものにお
いても、部品数を削減でき、組立も容易となり、組立工
数を低減できる。
【0032】この発明の請求項7にかかる切換スイッチ
においては、第1の固定接点の一つと第2の固定接点の
一つとが一体にされた共通固定接点とされているので、
さらに部品数を削減でき、一層組立も容易となり、組立
工数を低減できる。
【0033】
【0034】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は切換スイッチの軸方向断面を示す縦断面
図、図2はキャップスイッチの詳細を示す詳細図、図3
は図1の切断面III−IIIにおける断面を示す断面
図、図4は組立の手順を示す説明図である。これらの図
において、切換スイッチ21は次のように構成されてい
る。電磁コイル装置22は、継鉄23、固定鉄心24、
励磁コイル25、可動鉄心26を有する。継鉄23は、
中空円筒状で図の左方部に一体に設けられた孔あきの円
板部23aを有し、軟鋼磁性部材で形成されている。ま
た、右端部は内径が若干大きくされた嵌合部23bが設
けられ、固定鉄心24が嵌着され加締められる。固定鉄
心24は、中央部に図の左方に突設された突設部24
a、突設部の左方がやや小径にされた段付部24b、中
心部に穿設された円形の通し孔24c、通し孔の右方に
円形に座ぐりされた座ぐり部24dを有している。
【0035】励磁コイル25は、継鉄23の内側に円筒
状に巻回されている。可動鉄心26は中実円筒状とさ
れ、右端部が小径にされた小径部26aを有し、励磁コ
イル25の内部に図示の如く図の左右方向に移動可能に
挿入されている。鉄心復帰ばね27は、コイル状に巻回
され圧縮された状態で可動鉄心の小径部26aと固定鉄
心の段付部24aとに挿入され、可動鉄心26に左方へ
復帰する復帰力を与えている。カバー28は、非磁性材
料で製作され、継鉄23の左方に図示しないねじにて固
着され、円板部23aの開口部を覆うとともに可動鉄心
26の動きを規制している。電磁コイル装置22は以上
のように構成されている。
【0036】可動接点組立体31は、次のように構成さ
れている。移動軸部材32は、鋼材を加工していずれも
断面が円形の鍔部32a、左側軸部32b、右側軸部3
2cが設けられ、右側軸部32cには円環状の凹溝32
dが加工されており、左側軸部32bが固定鉄心の通し
孔24cに軸方向に摺動しうるように挿入されている。
絶縁ブッシュ33は、移動軸部材の右側軸部32cに軸
方向に摺動可能に遊嵌されている。接点押圧ばね34
は、移動軸部材の鍔部32cと絶縁ブッシュ33との間
に圧縮された状態で挿入されている。
【0037】可動接点35は、銅合金にて円板状に形成
され、絶縁ブッシュ33の段部に装着されている。絶縁
円板36は、可動接点35を絶縁ブッシュ34との間に
軸方向に挟むようにして右側軸部32cに挿入されてい
る。止め輪37は、右側軸部32cの凹溝32dに係着
され、絶縁ブッシュ33及び絶縁円板36を介して可動
接点押圧ばね34の押圧力を受け、絶縁ブッシュ33の
右方への移動を規制している。以上のように可動接点組
立体31は構成され、移動軸部材32の左側軸部32b
が固定鉄心に設けられた通し孔24cに遊嵌されてい
る。
【0038】移動軸部材復帰ばね38は、絶縁円板36
と後述の第2の絶縁支持部材の凹設部62bとの間に圧
縮された状態で装着されており、右側軸部の凹溝32d
に係着された止め輪37を介して移動軸部材32を図の
左方へ押圧し、復帰力を与えている。また、移動軸部材
が復帰したときに、可動接点35を後述の常閉側固定接
点部53a及び常閉側共通固定接点部64bに押圧して
両者の接触圧力を与えている。
【0039】なお、移動軸部材32の左端部と可動鉄心
26の右端部との間には、所定の間隙Gが設けられてい
る。この間隙Gは、加工寸法誤差や使用中の可動及び各
固定接点の摩耗等を吸収するものであり、移動軸部材3
2が左方へ復帰したときに、固定鉄心26に移動軸部材
32が当接して左方への移動が規制されて、可動接点3
5と常閉側固定接点部53a及び常閉側共通固定接点部
64bとの間の接触圧力が不足するおそれがないように
している。
【0040】次に固定接点組立体41について説明す
る。固定接点組立体41は、第1の固定接点組立体であ
る接点モールド体51と第2の固定接点組立体であるキ
ャップスイッチ61とにより構成されている。さらに、
接点モールド体51は次のように構成されている。第1
のモールド部材52は、筒状、というよりはむしろこの
実施例では皿状であるが、中空の形状にされており、円
形の第1の収容部52aと中心部に移動軸部材34が貫
通する孔52bが設けられている(図3参照)。第1の
モールド部材52は、絶縁成形材料にて後述の常閉側固
定接点53と一体に成形(インサートモールド)されて
いる。なお、第1のモールド部材52は、この発明にお
ける第1の支持部材であり、また第1の絶縁支持部材で
もある。常閉側固定接点53は、銅合金で製作され、断
面がL字状で板状の接点部53aとこの接点部に設けら
れた2個の円形の突設部53bと、接点部53aに鑞付
けされた丸棒状のバッテリ接続端子53cを有してい
る。
【0041】また、キャップスイッチ61は次のように
構成されている。第2のモールド部材62は、深皿状の
形状にされており、円形の第2の収容部62aと第2の
収容部62aの中心部に移動軸部材復帰ばね38を収容
する凹設部62bが設けられている。第2のモールド部
材62は、絶縁成形材料にて次に述べる常開側固定接点
63及び共通固定接点64と一体に成形(インサートモ
ールド)されている。なお、第2のモールド部材62
は、この発明における第2の支持部材であり、また第2
の絶縁支持部材でもある。常開側固定接点63は、銅合
金で製作され、四角形の平板状の接点部63aとこの接
点部に設けられた2個の円形の突設部63bと、接点部
63aに鑞付けされた丸棒状の負荷接続端子63cを有
している。
【0042】共通固定接点64は、直方体の銅合金製の
ブロックに径方向内側から外方に向けて凹溝部64aが
加工され、軸方向断面が図示のようなコ字状をしてい
る。そして、凹溝部64aにて分けられた共通固定接点
64の左側部分が常閉側共通固定接点部64bとされ、
常閉側共通固定接点部64bには突設部64cが突設さ
れている。また、共通固定接点64の右側部分が常開側
共通固定接点部64dとされ突設部64eが突設されて
おり、常開側共通固定接点部64dに発電機に接続され
る発電機接続端子64fが鑞付されている。
【0043】第2のモールド体62と常開側固定接点部
63aと常開側共通固定接点部64dの各左側端面が図
示の如く同じ平面内に位置するようにしてインサートモ
ールドされている。キャップスイッチ61は以上のよう
に構成されている。なお、常閉側固定接点53とキャッ
プ62にインサートモールドされた共通固定接点の常閉
側共通固定接点部64bとがこの発明における一組の第
1の固定接点であり、常開側固定接点63と常閉側共通
固定接点部64dとがこの発明における一組の第2の固
定接点である。
【0044】そして、接点モールド体51とキャップス
イッチ61とは、キャップスイッチの共通固定接点の凹
溝部64a内に可動接点35を位置させた状態で、固定
鉄心24と接点モールド体51との間及び接点モールド
体51とキャップスイッチ61との間に図示しないパッ
キンをそれぞれ介装して、これを図示しない通しボルト
にて、固定鉄心24に固着されている。このようにし
て、キャップスイッチ61と接点モールド体51と固定
鉄心24とによりほぼ気密状にされた収容部65が形成
され、可動接点35が収容されている。
【0045】上記のように構成された切換スイッチは、
次のようにして組み立てられる。電磁コイル装置22及
び可動接点組立体31を、予め組立ておく。すなわち、
移動軸部材の右側軸部32cに接点押圧ばね34、絶縁
ブッシュ33、可動接点35、絶縁円板36を挿入し、
止め輪37を右側軸部の凹溝32dに係着させて可動鉄
心組立体31を組立てておく。このとき、接点押圧ばね
34は、移動軸部材の鍔部32cと絶縁ブッシュ33と
により圧縮された状態となっている。
【0046】予め組立てられた電磁コイル装置22を図
1の固定鉄心24側を上方にして置く。この固定鉄心2
4の上に、接点モールド体51を継鉄の嵌合部23bに
案内させて載せる。次に、図4に示されるように、可動
鉄心組立体31とキャップスイッチ61とを、移動軸部
材の右側軸部32c及びキャップスイッチの凹設部62
bに移動軸部材復帰ばね38を挿入するとともに、可動
鉄心組立体31に組込まれた円板状の可動接点35を共
通固定接点64の凹溝部64a内に位置するように組合
わせた状態にする。
【0047】この組合わせた状態のものをキャップスイ
ッチ61側を上方にして電磁コイル装置22の上方から
移動軸部材の左側軸部32bを固定鉄心の通し孔24c
に挿入する。この後、図示しない通しボルトにて、接点
モールド体51及びキャップスイッチ62を電磁コイル
装置に一体的に固着する。なお、説明説明を省略した
が、固定鉄心24と接点モールド体51との間及び接点
モールド体51とキャップスイッチ61との間に図示し
ないそれぞれパッキンを介装して、キャップスイッチ6
1と接点モールド体51と固定鉄心24とにより形成さ
れる収容部65をほぼ気密状にして、可動接点35部を
浸水や塵埃から保護している。
【0048】上記のように構成された切換スイッチ21
の動作については図8に示された従来のものと同様であ
るが、若干補足説明をする。励磁コイル25が付勢され
ていないときは、移動軸部材32が移動軸部材復帰ばね
38により図1の左方に押圧され、可動接点35が常閉
側固定接点部53aの突設部53bと常閉側共通固定接
点部64bの突設部64cとに押圧され両者間を導通さ
せている。
【0049】励磁コイル25が付勢されると、可動鉄心
26が固定鉄心24に吸引され図の右方へ移動し、移動
軸部材32が可動鉄心26の右端部と当接して移動軸部
材復帰ばね38のばね力に抗して右方に駆動され、可動
接点35の右側面が常開側固定接点部63aの突設部6
3bと常開側共通固定接点部64dの突設部64eとに
押圧され両者間を導通させる。
【0050】可動接点35が常開側固定接点部63aの
突設部63bと常開側共通固定接点部64dの突設部6
4eとに当接した後も、移動軸部材32は可動鉄心26
が固定鉄心24に当接して停止するまで右方に駆動され
る。このため、移動軸部材の右側軸部32cと摺動する
絶縁ブッシュ33を介して接点押圧ばね34が圧縮さ
れ、可動接点35と常開側固定接点部63aと常開側共
通固定接点部64dとの間に必要な接触圧力を与える。
【0051】実施例2.図5〜図7はこの発明の他の実
施例を示すものであり、図5は切換スイッチの軸方向の
断面を示す縦断面図、図6は図5における切断面VI−
VIにおける断面を示す断面図、図7は可動接点の詳細
を示す詳細図である。これらの図において、可動接点組
立体71の可動接点75は、銅合金にて長方形に形成さ
れ、絶縁ブッシュ33の段部に図1の実施例1における
可動接点35と同様にして移動軸部材32に装着されて
いる。
【0052】また、可動接点75には図7に示されるよ
うに一方の面に二等辺三角形をなすように3個の突起部
75a〜75cがプレスにて打出し加工されており、常
閉側固定接点部93a、常閉側共通固定接点部104b
と接触する。反対側の面にも同様に3個の突起部75d
〜75fがプレスにて打出し加工されており、常開側固
定接点部93a、常開側共通固定接点部104dと接触
する3個の突起部75d〜75fがプレスにて打出し加
工されている。可動接点組立体71のその他の構成は図
1に示されたものと同様であるので、相当するものに同
一符号を付して説明を省略する。
【0053】固定接点組立体81を構成する接点モール
ド体91、キャップスイッチ101及び常閉側固定接点
93、接点部93a、常開側固定接点103、接点部1
03a、共通固定接点104、凹溝部104a、常閉側
共通固定接点部104b、常開側共通固定接点部104
dについても、図1の実施例における固定接点組立体4
1、接点モールド体51、キャップスイッチ61及び常
閉側固定接点53、接点部53a、常開側固定接点6
3、接点部63a、共通固定接点64、凹溝部64a、
常閉側共通固定接点部64b、常開側共通固定接点部6
4dと同様のものである。
【0054】しかし、可動接点75に突起部75a〜7
5fを設けているので、図1の実施例において設けられ
ていた各接点の突設部53b、63b、64c、64e
に相当するものは設けられていない。収容部105はキ
ャップスイッチ101と接点モールド体91と固定鉄心
24とにより形成され、ほぼ気密状にされている。その
他の構成については図1に示されたものと同様である。
【0055】この場合、可動接点75の形状を図示のよ
うな板状としているので、次のようにして組立を行うこ
とができる。固定鉄心24側を上方にして置かれた電磁
コイル装置22の上方から接点モールド体91を載せ
る。次に、可動接点組立体71の移動軸部材の左側軸部
32bを固定鉄心に設けられた通し孔24cに挿入す
る。このとき、可動接点75はその長さ方向が図6にお
ける垂直方向になるようにする。
【0056】次に、キャップスイッチ101を図6の実
線で示される状態から90度反時計方向に回して一点鎖
線で示される状態にして固定鉄心24に当接させてか
ら、時計方向に90度戻して元の実線で示される状態に
する。このように90度戻すことにより可動接点75の
図の下方の端部を共通固定接点の凹溝部104a内に位
置させる。
【0057】しかる後、図1の実施例と同様にして、固
定鉄心24と接点モールド体91との間及び接点モール
ド体91とキャップスイッチ101との間にそれぞれ図
示しないパッキンを介装して、同じく図示しない通しボ
ルトにて接点モールド体91及びキャップスイッチ10
1を電磁コイル装置22に一体的に固着する。かくし
て、キャップスイッチ101と接点モールド体91と固
定鉄心24とにより形成される収容部105をほぼ気密
状にする。
【0058】以上のように、可動接点75は常閉側共通
固定接点部104bが可動接点75をかわして軸方向に
通過しうる形状とされているので、図1の実施例のよう
に予め可動接点組立体71とキャップスイッチ101と
を組合わせた状態(図4参照)にしてから固定鉄心に取
付けなくてもよい。従って、軸方向からすなわち一方向
から組立できるので組立の自由度が高く、作業時間も短
縮でき、組立の自動化も容易である。また、可動接点7
5の面にそれぞれ3個の突起部75a〜75c、75d
〜75fを三角形配置にして設けているので、それぞれ
の3個の突起部が固定接点と安定して接触し、接触の信
頼性を向上させることができる。
【0059】可動接点75は、移動軸部材32が可動鉄
心26により右方へ駆動されると、常開側固定接点部1
03a、常開側共通固定接点部104dと接触し、両接
点間を短絡する。また、励磁コイルが付勢されていない
ときは、常閉側固定接点部93a、常閉側共通固定接点
部104bと接触し、両接点間を短絡する。
【0060】実施例3.図8及び図9は、さらにこの発
明の他の実施例を示すものである。図8は切換スイッチ
の軸方向の縦断面図、図9は図8における切断面IX−
IXにおける断面を示す断面図である。これらの図にお
いて、可動接点組立体111は、次のように構成されて
いる。移動軸部材112は、鋼材を加工して断面が円形
の鍔部112a、断面が正方形の左側軸部112b、断
面が円形の右側軸部112cが設けられている。
【0061】右側軸部112cには円環状の凹溝112
dが加工されており、断面が正方形の左側軸部112b
が固定鉄心の通し孔24c(この場合は左側軸部112
bに合わせて正方形)に軸方向に摺動しうるように挿入
されている。絶縁ブッシュ33は、移動軸部材の右側軸
部112cに軸方向に摺動可能に遊嵌されている。接点
押圧ばね34は、移動軸部材の鍔部112cと絶縁ブッ
シュ33との間に圧縮された状態で挿入されている。
【0062】可動接点115は、図9に示されるように
円板部115gに切欠き115hを2個所設けたもの
で、銅合金にて形成され、絶縁ブッシュ33の段部に装
着されている。また、可動接点115には図9に示され
るように一方の面に二等辺三角形をなすように3個の突
起部115a〜115cがプレスにて打出し加工されて
おり、常閉側固定接点部93a、常閉側共通固定接点部
104bと接触する。反対側の面にも同様に3個の突起
部115d〜115fがプレスにて打出し加工されてお
り、常開側固定接点部93a、常開側共通固定接点部1
04dと接触する。可動接点組立体111のその他の構
成は図1に示されたものと同様であるので、相当するも
のに同一符号を付して説明を省略する。なお、絶縁円板
26は、可動接点を絶縁ブッシュ34との間に軸方向に
挟むようにして右側軸部112cに挿入されている。
【0063】固定接点組立体121は次のように構成さ
れている。共通支持部材である一体化支持部材122
は、常閉側固定接点93、常開側固定接点103及び共
通固定接点104と絶縁成形材料によりインサートモー
ルドを行うことにより形成されている。なお、常閉側固
定接点93、常開側固定接点103及び共通固定接点1
04の相対位置関係は図1に示されたものと同様にされ
ている。
【0064】一体化支持部材122には可動接点115
と相似でやや大きい孔122a(図9参照)が設けられ
ている。固定接点組立体121を固定鉄心24へ取付け
る際に可動接点115を通過させるため、及び一体化成
形部材112を成形するときの成形型の構成の都合上、
中型を分割して取出すためである。さらに、一体化支持
部材122には円形空間部122b、中心部に移動軸部
材復帰ばね38を収容する凹設部122bが設けられて
いる。収容部125は、図示しないパッキンを介して固
定接点組立体121を固定鉄心24に固着することによ
り図1の実施例と同様にほぼ気密にされ、可動接点11
5を収容している。
【0065】以上のように構成された切換スイッチは、
次のようにして組立てられる。固定鉄心24側を上方に
して置かれた電磁コイル装置22の固定鉄心24に図1
における通し孔24cの代りに角孔24cを設けて、可
動接点組立体111の移動軸部材112の角軸部112
bを可動接点115の切欠き115hの位置が図9の状
態になるようにして挿入する。次に、固定鉄心との間に
図示しないパッキンを介装し、固定接点組立体121を
図9に示される状態から時計方向に90度回した状態
で、孔122aが可動接点115を通過し、さらに常閉
側固定接点部93a、常閉側共通固定接点部104bを
通過してから、反時計方向に90度戻して図9に示され
る状態とする。この後、図示しない締付ボルトにて固定
接点組立体121を固定鉄心24に固着する。
【0066】その他 実施例1においては、常閉側固定接点53とキャップ6
2にインサートモールドされた共通固定接点の常閉側共
通固定接点部64bとの2個で一組の第1の固定接点を
構成し、常開側固定接点63と常閉側共通固定接点部6
4dとの2個で一組の第2の固定接点を構成するものを
示したが、必要に応じて3個あるいは4個を一組として
設けてもよい。
【0067】また、共通固定接点64は銅合金のブロッ
クに凹溝部64aを加工して形成するものを示したが、
二つの部材を鑞付等により一体にして形成してもよい。
さらに、常閉側固定接点部64bを常開側固定接点部6
4dと一体にして共通固定接点64としたものを示した
が、常閉側固定接点部64bを別々に設けて図1に示さ
れる常閉側固定接点53と同様のものとして、第1のモ
ールド部材52と一体に絶縁樹脂にて成形してもよい。
【0068】また、各接点、各接点の突起部、突設部
は、必要に応じて銀メッキを行うことにより酸化膜の形
成を防ぎ、通電時間が長い場合でも温度上昇を小さくで
きる。また、上述の突起部あるいは突設部とあわせて用
いると一層接触安定性を確保できる。突設部、突起部は
必要に応じて固定接点側あるいは可動接点側に設ければ
よい。なお、通常この種の切換スイッチは切換時には無
通電の状態にて切換操作されるが、接点部に耐アーク性
の接点材料を使用して通電状態で切換しうるように構成
することも可能である。さらに、第1のモールド部材、
第2のモールド部材を各固定接点とインサートモールド
を行うものに限られず、絶縁材料に固定接点を取付ける
ものであってもよいし、収容部は気密であることは必須
ではなく、必要に応じて気密に構成すればよい。実施例
2あるいは実施例3においても同様である。
【0069】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1にかか
る切換スイッチによれば、可動鉄心により軸方向に駆動
される移動軸部材に装着された可動接点とを有する可動
接点組立体及び励磁コイルの非付勢時に可動接点が圧接
する一組の第1の固定接点とこの第1の固定接点から移
動軸部材が駆動される方向に所定間隔を設けて配設され
励磁コイルの非付勢時に可動接点が圧接する一組の第2
の固定接点とを支持する支持部材を有する固定接点組立
体を備えた切換スイッチにおいて、可動接点組立体を、
固定接点側から着脱しうるようにかつ移動軸部材が可動
鉄心に当接して駆動されるように電磁コイル装置に支持
させ、固定接点組立体は、第1の固定接点の少なくとも
一つを支持する第1の支持部材を有する第1の固定接点
組立体と、第2の固定接点の少なくとも一つを支持する
第2の支持部材を有し第1の固定接点組立体と軸方向に
分離可能にされた第2の固定接点組立体と、第1の固定
接点の一つと第2の固定接点の一つとが一体にされ径方
向内側から外側に向って凹設された凹溝部を有し第1ま
たは第2の支持部材に支持された共通固定接点とを設け
たものであり、可動接点が凹溝部内に位置するようにさ
れているので、部品数が削減され、組立が容易で製作費
用も安価になる。
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】この発明の請求項2にかかる切換スイッチ
によれば、第1の支持部材は絶縁材料により第1の固定
接点と共通固定接点とのうちの少なくとも一つと一体化
成形された中空の第1の絶縁支持部材とされたものであ
り、第2の支持部材は絶縁材料により第2の固定接点と
共通固定接点とのうちの少なくとも一つと一体化成形さ
れた第2の絶縁支持部材とされたものであり、第2の絶
縁支持部材が第1の絶縁支持部材を間に挟んで電磁コイ
ル装置に固着され第2の絶縁支持部材と第1の絶縁支持
部材と電磁コイル装置とにより形成される気密状にされ
た収容部に可動接点が収容されているものであるので、
可動接点が保護され、また部品数が削減され、組立が容
易で、製作費用が安価になる。
【0074】この発明の請求項3にかかる切換スイッチ
によれば、可動接点は、その形状が円板状にされたもの
であるので、可動接点と固定接点との位置合わせを厳密
にしなくともよいので、組立も容易で、製作費用も安価
になる。
【0075】この発明の請求項4にかかる切換スイッチ
によれば、可動接点は、その形状が可動接点をかわして
第1の固定接点のうちの一つが軸方向に通過しうる形状
とされたものであるので、第1の固定接点の一つと第2
の固定接点の一つとを共通固定接点としても、軸方向か
らすなわち一方向から組立できるので組立の自由度が高
く、作業時間も短縮できる。また、共通固定接点の採用
により部品数を削減でき、共通固定接点を支持部材へ支
持させるのも容易である。従って安価な切換スイッチを
得ることができる。
【0076】この発明の請求項5にかかる切換スイッチ
によれば、固定接点組立体は第1の固定接点及び第2の
固定接点を共通に支持する共通支持部材を有し、可動接
点は第1の固定接点が可動接点をかわして軸方向に通過
しうる形状とされ、第1の固定接点を可動接点をかわし
て軸方向に通過させて可動接点が第1と第2の固定接点
との間に位置するようにして共通支持部材が電磁コイル
装置に固着されているものであるので、部品数をさらに
削減でき、組立が容易で、製作費用が安価になる。
【0077】この発明の請求項6にかかる切換スイッチ
によれば、共通支持部材は絶縁材料により第1の固定接
点及び第2の固定接点と一体化成形された中空状の一体
化支持部材とされ、第1の固定接点を可動接点をかわし
て軸方向に通過させて可動接点が第1と第2の固定接点
との間に位置するようにして一体化支持部材が電磁コイ
ル装置に固着され一体化支持部材と電磁コイル装置とに
より形成される気密状にされた収容部に可動接点が収容
されているものであるので、可動接点が保護され、また
組立が容易で、製作費用が安価になる。
【0078】
【0079】この発明の請求項7にかかる切換スイッチ
によれば、固定接点組立体は第1の固定接点の一つと第
2の固定接点の一つとが一体にされ径方向内側から外側
に向って凹設された凹溝部を有する共通固定接点を設け
たものであり、可動接点をかわして第1の固定接点のう
ちの一つを軸方向に通過させて可動接点が凹溝部内に位
置するようにされているものであるので、さらに部品数
を削減でき、製作費用も安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す切換スイッチの軸
方向の縦断面図である。
【図2】 図1の実施例におけるキャップスイッチの詳
細を示す詳細図である。
【図3】 図1の切断面III−IIIにおける断面を
示す断面図である。
【図4】 図1の実施例における組立の手順を示す説明
図である。
【図5】 この発明の他の実施例を示す切換スイッチの
軸方向の縦断面図である。
【図6】 図5における切断面VI−VIにおける断面
を示す断面図である。
【図7】 図5の実施例における可動接点の詳細を示す
詳細図である。
【図8】 さらにこの発明の他の実施例を示す切換スイ
ッチの軸方向の縦断面図である。
【図9】 図8における切断面IX−IXにおける断面
を示す断面図である。
【図10】 従来の切換スイッチの軸方向の断面を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
22 電磁コイル装置 25 励磁コイル 24 固定鉄心 24c 通し孔 26 可動鉄心 31 可動接点組立体 32 移動軸部材 32b 左側軸部(断面円形) 35 可動接点 41 固定接点組立体 51 接点モールド体 52 第1のモールド部材 53 常閉側固定接点 61 キャップスイッチ 62 第2のモールド部材 63 常開側固定接点 64 共通固定接点 64a 凹溝部 64b 常閉側共通固定接点部 64d 常開側共通固定接点部 65 収容部 71 可動接点組立体 75 可動接点 81 固定接点組立体 91 接点モールド体 93 常閉側固定接点 101 キャップスイッチ 103 常開側固定接点 104 共通固定接点 104a 凹溝部 104b 常閉側共通固定接点部 104d 常開側共通固定接点部 105 収容部 111 可動接点組立体 112 移動軸部材 112b 左側軸部(断面正方形) 115 可動接点 115h 切欠き 121 固定接点組立体 122 一体化成形部材 125 収容部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−84185(JP,A) 実開 昭51−7647(JP,U) 実開 昭56−69842(JP,U) 実公 昭51−39807(JP,Y2) 実公 昭34−9335(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 50/00 - 51/36

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定鉄心と励磁コイルとこの励磁コイル
    の付勢により軸方向に駆動される可動鉄心とを有する電
    磁コイル装置、上記可動鉄心により軸方向に駆動される
    移動軸部材とこの移動軸部材に装着された可動接点とを
    有する可動接点組立体及び一組の第1の固定接点とこの
    第1の固定接点から上記移動軸部材が駆動される方向に
    所定間隔を設けて配設された一組の第2の固定接点とを
    支持する支持部材を有し上記可動接点が上記励磁コイル
    の非付勢時に上記一組の第1の固定接点に圧接し上記励
    磁コイルの付勢時に上記一組の第2の固定接点に圧接す
    るようにされ上記電磁コイル装置に固着された固定接点
    組立体を備えた切換スイッチにおいて、 上記可動接点組立体は、上記固定接点側から着脱しうる
    ようにかつ上記移動軸部材が上記可動鉄心に当接して駆
    動されるように上記電磁コイル装置に支持されたもの
    上記固定接点組立体は、上記第1の固定接点の少なくと
    も一つを支持する第1の支持部材を有する第1の固定接
    点組立体と、上記第2の固定接点の少なくとも一つを支
    持する第2の支持部材を有し上記第1の固定接点組立体
    と軸方向に分離可能にされた第2の固定接点組立体と、
    上記第1の固定接点の一つと上記第2の固定接点の一つ
    とが一体にされ径方向内側から外側に向って凹設された
    凹溝部を有し上記第1または第2の支持部材に支持され
    た共通固定接点とを設けたものであり、上記可動接点が
    上記凹溝部内に位置するようにされたもので あることを
    特徴とする切換スイッチ。
  2. 【請求項2】 第1の支持部材は絶縁材料により第1の
    固定接点と共通固定接点とのうちの少なくとも一つと一
    体化成形された中空の第1の絶縁支持部材とされたもの
    であり、第2の支持部材は絶縁材料により第2の固定接
    点と共通固定接点とのうちの少なくとも一つと一体化成
    形された第2の絶縁支持部材とされたものであり、上記
    第2の絶縁支持部材が上記第1の絶縁支持部材を間に挟
    んで電磁コイル装置に固着され上記第2の絶縁支持部材
    と上記第1の絶縁支持部材と電磁コイル装置とにより形
    成される気密状にされた収容部に上記可動接点が収容さ
    れているものであることを特徴とする請求項1記載の切
    換スイッチ。
  3. 【請求項3】 可動接点は、その形状が円板状とされ、
    可動接点が凹溝部内に位置するようにされていることを
    特徴とする請求項1記載の切換スイッチ。
  4. 【請求項4】 可動接点は、その形状が可動接点をかわ
    して第1の固定接点のうちの一つが軸方向に通過しうる
    形状とされ、可動接点をかわして上記第1の固定接点の
    うちの一つを軸方向に通過させて可動接点が上記凹溝部
    内に位置するようにされていることを特徴とする請求項
    記載の切換スイッチ。
  5. 【請求項5】 固定鉄心と励磁コイルとこの励磁コイル
    の付勢により軸方向に駆動される可動鉄心とを有する電
    磁コイル装置、上記可動鉄心により軸方向に駆動される
    移動軸部材とこの移動軸部材に装着された可動接点とを
    有する可動接点組立体及び一組の第1の固定接点とこの
    第1の固定接点から上記移動軸部材が駆動される方向に
    所定間隔を設けて配設された一組の第2の固定接点とを
    支持する支持部材を有し上記可動接点が上記励磁コイル
    の非付勢時に上記一組の第1の固定接点に圧接し上記励
    磁コイルの付勢時に上記一組の第2の固定接点に圧接す
    るようにされ上記電磁コイル装置に固着された固定接点
    組立体を備えた切換スイッチにおいて、 上記可動接点組立体は、上記固定接点側から着脱しうる
    ようにかつ上記移動軸部材が上記可動鉄心に当接して駆
    動されるように上記電磁コイル装置に支持されたもの
    で、 上記 固定接点組立体は上記第1の固定接点及び上記第2
    の固定接点を共通に支持する共通支持部材を有し、上記
    可動接点は上記第1の固定接点が可動接点をかわして
    軸方向に通過しうる形状とされ、上記第1の固定接点を
    可動接点をかわして軸方向に通過させて上記可動接点が
    上記第1と第2の固定接点との間に位置するようにして
    上記共通支持部材が上記電磁コイル装置に固着されてい
    ることを特徴とする切換スイッチ。
  6. 【請求項6】 共通支持部材は絶縁材料により第1の固
    定接点及び第2の固定接点と一体化成形された中空状の
    一体化支持部材とされ、第1の固定接点を可動接点をか
    わして軸方向に通過させて可動接点が第1と第2の固定
    接点との間に位置するようにして上記一体化支持部材が
    電磁コイル装置に固着され上記一体化支持部材と電磁コ
    イル装置とにより形成される気密状にされた収容部に上
    記可動接点が収容されていることを特徴とする請求項5
    記載の切換スイッチ。
  7. 【請求項7】 固定接点組立体は第1の固定接点の一つ
    と第2の固定接点の一つとが一体にされ径方向内側から
    外側に向って凹設された凹溝部を有する共通固定接点を
    設けたものであり、可動接点をかわして第1の固定接点
    のうちの一つを軸方向に通過させて可動接点が上記凹溝
    部内に位置するようにされていることを特徴とする請求
    項5または請求項6記載の切換スイッチ。
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