JPH0160959B2 - - Google Patents

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JPH0160959B2
JPH0160959B2 JP58097989A JP9798983A JPH0160959B2 JP H0160959 B2 JPH0160959 B2 JP H0160959B2 JP 58097989 A JP58097989 A JP 58097989A JP 9798983 A JP9798983 A JP 9798983A JP H0160959 B2 JPH0160959 B2 JP H0160959B2
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JP
Japan
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ceramic substrate
conductor layer
multilayer ceramic
wet multilayer
printed
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JP58097989A
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JPS59224197A (ja
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Yoji Asaba
Mitsuhisa Shinagawa
Tomozo Matsumoto
Shigeru Saito
Ikuo Motoyama
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPS59224197A publication Critical patent/JPS59224197A/ja
Publication of JPH0160959B2 publication Critical patent/JPH0160959B2/ja
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、テレビ受信機等におけるチユーナ回
路を構成する厚膜基板に係り、特に電気的、機械
的接続性に優れ、回路パターンの高集積化に好適
な湿式多層セラミツク基板に関するものである。
〔発明の背景〕
第1図は、未焼成のセラミツク基体上に絶縁層
および導体層を交互に印刷積層後、一体焼結して
形成された湿式多層セラミツク基板の従来例を示
す断面図である。但し、該基板は、その部品挿入
穴に該部品のリードを挿入し半田付けをほどこし
た状態で示されている。
同図において、1aはセラミツク基体、2a〜
2dはそれぞれ絶縁層であり、3a〜3c,3
e1,3e2,3e3、及び3f〜3gはそれぞれ導体
層であり、2d及び3f〜3gはセラミツク基体
1aの抵抗面に、その他は同じく基体1aの容量
面にそれぞれ印刷されており、特に3e1,3e2
3e3は容量面側の基板表面に形成される導体層で
半田付電極となる導体層である。4はしかるべき
導体層間を接続するためのビアホールで、ここで
は、導体層3e1と3bとを接続して、内蔵コンデ
ンサを形成するための第1の電極を、また導体層
3e2と3c,3aとを接続して第2の電極を形成
し、該両電極とその間にはさまれる絶縁層2a,
2b、とで内蔵コンデンサを構成している。
またセラミツク基体1aの容量面(内蔵コンデ
ンサを形成されている側の面)と抵抗面(抵抗8
を印刷されている側の面)の導体層間の接続はス
ルーホール5によつて行なわれる。9は図示せざ
る挿入部品のリード等で、挿入穴6に挿入後、デ
イツプ等により、半田付電極3e1に半田付される
が、その際、半田フイレツト11が形成され、リ
ード等9と電極3e1は電気的、機械的に接続され
る。かかる半田フイレツト11が所定の高さを有
し、所望の機械的強度を有するためには、半田付
電極3e1は所定のパターン幅Lが必要となる。
10はチツプコンデンサ等のチツプ部品で半田
付電極3e2に半田付される。また、異電位電極3
e1,3e2,3e3間には半田ブリツジが形成される
のを防ぐためにオーバーコート7が印刷され、さ
らに高周波電極で、電極パターン間の浮遊容量が
特性上問題となる場合は結合を避けるために、で
きる限り、電極パターン間の間隔をあけることが
望ましい。
また、8は印刷抵抗であり、基体1aのコンデ
ンサ形成面である容量面の該当電極からスルーホ
ール5、及びビアホール4を通じて、導通せしめ
た導体層3gと3gの間に印刷形成される。かか
るスルーホール5の位置は基板強度の点から、挿
入穴6に対して一定の間隔を確保するようにする
ことが必要である。
以上のように、半田付電極3e1,3e2,3e3
は所定のパターン幅、パターン間隔を必要とする
上、さらに基板の容量面と抵抗面の各導体間を接
続するスルーホールと部分挿入穴も、両者間に一
定の間隔を確保する必要があるため、これらが従
来の湿式多層セラミツク基板におけるパターン設
計の高密度化、高集積化の大きな障害となつてい
た。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来技術の欠点を除去
するためになされたものであり、従つて本発明の
目的は、パターン設計の高密度化、高集積化を可
能とする小形な湿式多層セラミツク基板を提供す
ることにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明では、セラミ
ツク基体の一面に、絶縁層と導体層を交互に重ね
て印刷し、絶縁層を介して上下に位置する複数の
前記導体層を電極とすることによりコンデンサを
形成し、前記セラミツク基体の他の一面に、少な
くも二つの相隔てた導電層と該両導電層間にまた
がる抵抗体を印刷することにより抵抗を形成して
成る湿式多層セラミツク基板において、セラミツ
ク基体の前記コンデンサを形成する面に印刷する
複数の上下に位置する導体層の各端部間を、各端
部毎にオーバラツプしながら順次電気的に接続し
てゆく接続導体層を、その片面が、前記導体層と
導体層の間に位置する絶縁層の端部に密着し、他
方の片面は部品挿入穴の壁面の一部を兼ねるよう
に印刷によつて形成するなどして、回路パターン
の高集積化を可能にしている。
〔発明の実施例〕
次に図を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す断面図である。
同図において、挿入穴6をあけたセラミツク基体
1aの穴部端面にスルーホール導体12を印刷
後、第1の導体層3a1を印刷、しかる後に第1の
絶縁層2aを印刷する。同様に順次、導体層3
b1,3c1,3e1及び絶縁層2b,2cを交互に、
例えば同心円状に印刷して、挿入部品取付用電極
を形成すると共に、所望の内蔵コンデンサ用の第
1の電極3b1を一体形成する。
また内蔵コンデンサを形成するための第2の電
極となる3a,3cと表面導体層3e2とをビアホ
ール4で接続後、スルーホール5及びビアホール
4を通じて導通せしめた第1の印刷抵抗用電極3
gを形成する。次にスルーホール導体12にて基
体1aの容量面と抵抗面とを導通せしめ、該スル
ーホール導体12とビアホール4で接続した第2
の印刷抵抗用電極3gと前記第1の印刷抵抗用電
極3gの間に抵抗8を印刷形成する。
ここで、本発明によるセラミツク基板の挿入部
品取付用電極部3a1〜3e1のみを第2図の下方か
ら見た平面図を第3図に示す。
再び第2図に戻つて、次に挿入穴6に部品のリ
ード等9を挿入後、デイツプ等で半田付すること
により、半田フイレツト11を形成し、それによ
り、リード等9は挿入部品取付電極3a1〜3e1
電気的、機械的に接続される。この時、チツプ部
品10は、半田付電極3e2に半田フイレツト11
を介して半田付される。また異電位電極3e1,3
e2,3e3間には、半田付時にブリツジ等が形成さ
れるのを防ぐためにオーバーコート7が印刷され
ている。
このように、挿入部品取付用電極3a1〜3e1
形成することにより、その電極面積が大幅に増大
し、基板内部にまで半田が充填されることから、
部品リード等9と挿入部品取付用電極との電気
的、機械的接続性が良好となると共に、内蔵コン
デンサを形成するための電極とのパス(第1図で
云えばLに相当)が短くなるため、ロスが少なく
なり、高周波特性が良好となる。
さらに基体1aの容量面と抵抗面とを導通せし
めスルーホールが一つ不必要となるので、基板表
面上のそれによる占有面積を減少させることがで
き、小形化が可能となると共に、近接する異電位
電極との間隔に余裕が生じるので、その分パター
ン設計上さらに高密度化が可能となる。
以上、本発明による挿入部品取付用電極を形成
する際、導体層、絶縁層を順次交互に印刷する場
合を示したが、第4図に示すように絶縁層2bと
2cの間に導体層を印刷する必要がない場合に
は、2層以上の絶縁層に跨つて同一導体層を印刷
しても良く、またこのようにすれば、半田付電極
をいつそう小形にすることができる。
さらに、挿入部品取付用電極のこれまでの実施
例では、平面的に見た場合、同心円状の導体層を
順次印刷形成していたが、第5図に示すように、
内蔵コンデンサの容量あるいは印刷抵抗の測定の
ための独立ランドl1,l2を、間隙13を形成する
ことにより設けて、部品挿入後半田付により間隙
13を含めて接続するようにしても良く、必ずし
も第3図に示すような同心円のリング状でなくて
も良い。
あるいは挿入部品の形状等により、第6図に示
すように、電極の外形を例えば四角形としてもよ
く、必ずしも同心円としなくても、その効果が同
様であることは明らかである。
これまで、挿入部品取付用電極について説明を
行なつてきたが、第7図に示すように高周波信号
系となる導体ラインSを容量面から抵抗面に導通
させ、他電極と接続する場合も、本発明による電
極形状を適用すれば、従来、ビアホールで接続し
た場合より、系のパスが短くなるため、ロスが小
さくなり、高周波特性が良好となる。ここで穴6
は空隙としているが、基板形成時、かかる穴6に
導体を充填すれば、いつそう系のロスが小さくな
る。
また第8図は、内蔵コンデンサを形成する各導
体層の接続に本発明による電極形状を適用したも
ので、この場合も同様に高周波特性が良好とな
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、湿式多層セラミツク基板にお
いて、部品半田付電極を小さくすることができる
ので、パターン設計の高密度化、高集積化に極め
て効果がある。さらに、各導体層間の接続におい
て、そのためのパスを短くできるので、ロスが小
さくなり、高周波特性の向上に極めて効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は印刷積層法により形成された湿式多層
セラミツク基板の従来例を示す断面図、第2図は
本発明の一実施例を示す断面図、第3図は第2図
における要部をその下方からみた平面図、第4図
は本発明の他の実施例の要部を示す断面図、第5
図、第6図は、それぞれ本発明の更に別の実施例
の要部を示す平面図、第7図、第8図はそれぞれ
本発明による電極形状の適用例を示す断面図であ
る。 符号説明、1a……セラミツク基体、2a,2
b,2c……絶縁層、3a,3b,3c,3e1
3e2,3e3,3d,3f,3g,3a′,3b′,3
c′,3e1′……導体層、4……ビアホール、5……
スルーホール、6……挿入穴、7……オーバーコ
ート、8……印刷抵抗、9……挿入部品のリード
等、10……チツプ部品、11……半田フイレツ
ト、12……スルーホール導体、13……間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セラミツク基体の一面に、絶縁層と導体層を
    交互に重ねて印刷し、絶縁層を介して上下に位置
    する複数の前記導体層を電極とすることによりコ
    ンデンサを形成し、前記セラミツク基体の他の一
    面に、少なくも二つの相隔てた導電層と該両導電
    層間にまたがる抵抗体を印刷することにより抵抗
    を形成して成る湿式多層セラミツク基板におい
    て、セラミツク基体の前記コンデンサを形成する
    面に印刷する複数の上下に位置する導体層の各端
    部間を、各端部毎にオーバラツプしながら順次電
    気的に接続してゆく接続導体層を、その片面が、
    前記導体層と導体層の間に位置する絶縁層の端部
    に密着し、他方の片面には少なくとも絶縁層は接
    触しないように、印刷により形成したことを特徴
    とする湿式多層セラミツク基板。 2 特許請求の範囲第1項に記載の湿式多層セラ
    ミツク基板において、前記接続導体層の少なくと
    も1つの導体層がコンデンサを形成する電極を構
    成することを特徴とする湿式多層セラミツク基
    板。 3 特許請求の範囲第1項に記載の湿式多層セラ
    ミツク基板において、前記接続導体層が、該基板
    のコンデンサ形成面からみて同心円状をなしてい
    ることを特徴とする湿式多層セラミツク基板。 4 特許請求の範囲第1項に記載の湿式多層セラ
    ミツク基板において、前記接続導体層が、セラミ
    ツク基板を貫くスルーホールを介して該基板の抵
    抗形成面における導体層と導通するようにしたこ
    とを特徴とする湿式多層セラミツク基板。 5 特許請求の範囲第1項に記載の湿式多層セラ
    ミツク基板において、前記接続導体層が、セラミ
    ツク基板を貫く部品挿入穴の側面に印刷した導体
    を介して該基板の抵抗形成面における導体層と導
    通するようにしたことを特徴とする湿式多層セラ
    ミツク基板。
JP58097989A 1983-06-03 1983-06-03 湿式多層セラミツク基板 Granted JPS59224197A (ja)

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JPS59224197A JPS59224197A (ja) 1984-12-17
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6269589A (ja) * 1985-09-22 1987-03-30 小田 和一 印刷形成多層プリント基板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439580A (en) * 1977-09-02 1979-03-27 Fujitsu Ltd Semiconductor device
JPS557720A (en) * 1978-06-30 1980-01-19 Ricoh Co Ltd Electrostatic latent image developing method
JPS55133597A (en) * 1979-04-06 1980-10-17 Hitachi Ltd Multilayer circuit board

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