JPH1140459A - 複合電子部品 - Google Patents

複合電子部品

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JPH1140459A
JPH1140459A JP9197452A JP19745297A JPH1140459A JP H1140459 A JPH1140459 A JP H1140459A JP 9197452 A JP9197452 A JP 9197452A JP 19745297 A JP19745297 A JP 19745297A JP H1140459 A JPH1140459 A JP H1140459A
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chip
electronic component
shaped electronic
electronic components
composite electronic
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JP9197452A
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Kenichi Hoshi
健一 星
Daisuke Kaino
大助 戒能
Kazuyuki Shibuya
和行 渋谷
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • H05K3/3442Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装密度が向上するとともに多様な製品を安
価に製造することができ、さらに、クロストークの発生
を低減することができる複合電子部品を提供する。 【解決手段】 直方体形状のチップ状電子部品2を互い
に側面を密着させた際に隣り合うチップ状電子部品2の
端子電極3が互いに所定の間隔dを有するように各チッ
プ状電子部品の端部に端子電極3を付設し、複数の該チ
ップ状電子部品2を互いに接着剤等により側面で密着し
て一体に保持した。これにより、回路基板に搭載し実装
しても端子電極3同士がショートすることがない。ま
た、コンデンサ,インダクタ,抵抗器等各種部品を複合
できるので多様な複合電子部品を容易かつ安価に製造す
ることができる。また、各チップ状電子部品2の間に低
誘電率の絶縁シートを介在させることにより、チップコ
ンデンサを用いた際には浮遊容量が低減し、クロストー
クが抑制されたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層チップコンデ
ンサやチップ抵抗器等のチップ状電子部品を複合するこ
とにより構成される複合電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば積層チップコンデンサ等のチップ
状電子部品は、端子電極をその両端部に設けており、こ
のチップ状電子部品を回路基板上に実装する際には、端
子電極を回路基板表面に設けられたランド上に搭載し半
田リフローすることにより実装されるが、このチップ状
電子部品を互いに近接して実装すると、端子電極間に半
田ブリッジが形成されてショートすることがあるため、
一定以上に実装密度を向上させるのは困難であった。
【0003】従来、この問題を解決するために、図11
の概略構成図に示すような複合電子部品が考えられてい
る。図11において、101は複合電子部品の一例であ
るコンデンサアレイであり、このコンデンサアレイ10
1は、複数のコンデンサに対応する導電性ペーストから
なる内部電極102を印刷したセラミックグリーンシー
ト103を乾燥,積層して得た積層体を焼成させたもの
に、内部電極102と導通接続するように導電性ペース
トを塗布乾燥させて外部電極104を形成して製造され
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
ンデンサアレイ101は、各種市場の要求に応じて各コ
ンデンサの容量及びその組み合わせ等が異なる多種の製
品を製造するには、その製品毎に電極パターンを設計し
製造する必要があるため、全ての要求に応じるにはコス
トが高いものとなり、さらに、設計変更に対応するのも
困難であった。また、このコンデンサアレイ101で
は、内蔵する複数のコンデンサのうち隣り合うコンデン
サの内部電極102間に浮遊容量が発生するため、各々
のコンデンサに異なる信号を印加した場合にそれぞれの
信号間にクロストークが生じることがあった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、実装密度が向上する
とともに多様な製品を安価に製造することができ、さら
に、クロストークの発生を低減することができる複合電
子部品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の直方体形状のチップ状電
子部品を接着剤やシート等の保持手段によって一体に保
持してなる複合電子部品において、前記保持手段は、前
記チップ状電子部品を一側面又は該側面の反対側の側面
が互いに密着するように並設して一体に保持し、前記チ
ップ状電子部品は、この保持手段により一体に保持され
た際に、隣り合うチップ状電子部品の端子電極が所定の
間隔を有するようにその両端部に端子電極を備えたこと
を特徴とする。
【0007】この発明によれば、直方体形状のチップ状
電子部品の端部に備えられた端子電極が隣り合うチップ
状電子部品の端子電極と所定の間隔を有しつつ、隣り合
うチップ状電子部品は互いに側面で密着したものとな
る。
【0008】また、請求項2の発明は、複数の直方体形
状のチップ状電子部品を接着剤やシート等の保持手段で
一体に保持してなる複合電子部品において、前記チップ
状電子部品は、両端部に端子電極を備え、前記保持手段
は、これらチップ状電子部品を、その側面を密接して並
設するとともに、隣り合うチップ状電子部品の端子電極
が互いに導通接続しないようにチップ状電子部品の両端
部を結ぶ方向にずらして一体に保持したことを特徴とす
る。
【0009】この発明によれば、端部に端子電極を備え
た直方体形状のチップ状電子部品が、互いに側面で密着
しつつ、その端子電極が導通接続しないようにチップ状
電子部品の端部を結ぶ方向にずれて一体に保持される。
【0010】さらに、請求項3の発明は、請求項1又は
請求項2記載の複合電子部品において、前記チップ状電
子部品がチップコンデンサであり、隣り合うチップコン
デンサの間に該チップコンデンサの誘電体よりも低誘電
率の絶縁体層が介在していることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、チップ状電子部品とし
てチップコンデンサが用いられた場合には、隣り合うチ
ップコンデンサ間に、該チップコンデンサの誘電体より
も低誘電率の絶縁体層が介在しているので、チップコン
デンサに内在する内部電極間に生じる浮遊容量が低減さ
れる。
【0012】さらに、請求項4の発明は、複数の直方体
形状のチップ状電子部品を接着剤やシート等の保持手段
で一体に保持してなる複合電子部品において、前記請求
項1乃至請求項3記載の複数の複合電子部品を、一の複
合電子部品を構成するチップ状電子部品の端子電極と、
他の複合電子部品を構成するチップ状電子部品の端子電
極とが導通接続するように、チップ状電子部品の両端部
を結ぶ方向に密接して一体に保持したことを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、チップ状電子部品の端
部を結ぶ方向にさらにチップ状電子部品が密接して保持
されるとともに、該方向に延在するチップ状電子部品は
互いに密接する端子電極が導通接続される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態に係る
複合電子部品について図1乃至図7を参照して説明す
る。図1は本実施の形態に係る複合電子部品の斜視図、
図2は複合電子部品を構成するチップ状電子部品の斜視
図、図3はチップ状電子部品の一例の積層チップコンデ
ンサの要部分解斜視図、図4は複合電子部品の製造方法
を説明する斜視図、図5及び図6は本実施の形態に係る
複合電子部品の他の一例を示す斜視図、図7は本実施の
形態に係る複合電子部品の他の一例を示す図1における
A線断面図である。
【0015】複合電子部品1は、同一寸法の直方体形状
のチップ状電子部品2を4つ並設してなり、各チップ状
電子部品2をその側面又は該側面の反対側の側面を互い
に密着させた直方体形状のもので、例えば、幅約1.0
mm,長さ約2.0mm,高さ約0.5mmである。こ
の複合電子部品1の両側面には、各チップ状電子部品2
の端面に設けられた端子電極3が互いに所定の間隔dを
もって4対露出しており、例えば間隔dは約0.3mm
である。
【0016】各チップ状電子部品2は、図2に示すよう
に、所定の幅WPを備える直方体形状のもので、例え
ば、幅WPが約0.5mm,長さが約1.0mm,高さ
が約0.5mmである。このチップ状電子部品2は、そ
の端面2aから側面2b及び側面2cに亘って、端面2
aの中心位置に幅WPより狭い所定の幅WDの端子電極3
を付設したものであり、例えば、幅WDは約0.2mm
である。
【0017】この端子電極3は、回路基板上のランドに
導通接続するためのもので、例えばPdやAg−Pdの
ような貴金属を主成分とする金属ペーストを塗布して焼
結して形成し、その表面には半田濡れ性を良くするため
に半田メッキが施されている。
【0018】このチップ状電子部品2の一例である積層
チップコンデンサについて、図3の要部分解斜視図を参
照して説明する。図3において、200は積層チップコ
ンデンサ、201は誘電体層、202は内部電極、20
2aは内部電極片,202bは内部電極引出部,203
は素体,204は端子電極に相当する外部電極である。
【0019】この積層チップコンデンサ200は、一の
誘電体層201上に内部電極202を形成したものを複
数積層してなる素体203と、この素体203の両端面
において内部電極202を交互に接続している一対の外
部電極204とから構成されている。
【0020】内部電極202は、誘電体層201の中央
領域付近に設けられた内部電極片202aと、外部電極
204と導通接続した状態で設けられた内部電極引出部
202bからなり、内部電極片202aは誘電体層20
1の短辺の中央付近で内部電極引出部202bを介して
外部電極204と導通接続されている。
【0021】誘電体層201は矩形のシート上のセラミ
ック焼結体からなり、セラミック焼結体は、チタン酸マ
グネシウム等を主成分とする誘電体磁器材料から形成さ
れている。
【0022】内部電極202は金属ペーストを焼結され
た金属薄膜からなり、金属ペーストとしては、例えばP
dやAg−Pdのような貴金属材料を主成分とするもの
が使用され、金属含有量は主に40重量%〜80重量%
が用いられている。
【0023】外部電極204は、素体203の両端面に
露出する内部電極引出部202bを被覆して導通接続す
るように、該端面から側面に亘って前記所定幅WDをも
って積層方向に形成されている。また、外部電極204
は、内部電極202と同様の材料により形成され、表面
には半田濡れ性を良くするために半田メッキが施されて
いる。
【0024】チップ状電子部品2の他の例としてチップ
抵抗器やチップインダクタが挙げられるが、いずれも直
方体形状の端面に前述したような形状をもって内蔵する
抵抗素子や内部電極等と導通接続する端子電極3を設け
たものである。
【0025】次に、この複合電子部品1の製造方法につ
いて、図4を参照して説明する。まず、チップ状電子部
品2の側面であって他のチップ状電子部品と密着する部
位に、例えば、エポキシ樹脂等の接着剤4を塗布し、内
面が直交しているL字状の固定支持部材10の該L字の
内側に前記4個のチップ状電子部品を端子電極3が付設
していない側面を上下にして水平にならべる。
【0026】次に、直方体形状の可動押圧部材11及び
12を固定支持部材10の内面に対向する位置に配置
し、チップ状電子部品2を固定支持部材10の対向する
内面方向に押圧し、これらチップ状電子部品2を一体に
接着保持して複合電子部品1を得る。
【0027】この複合電子部品1によれば、各チップ状
電子部品2が互いに密着して一体に保持されているので
実装密度が高いものとなり、また、所定間隔dをもって
端子電極3が露出しているのでこの複合電子部品1を回
路基板上に搭載し実装しても端子電極3がショートする
ことがない。さらに、チップ状電子部品2としてチップ
コンデンサ,チップインダクタ,チップ抵抗器等種々の
ものを用いることができるので多様な製品を安価に製造
することができる。
【0028】尚、本実施の形態に係る複合電子部品1
は、チップ状電子部品2を側面に塗布した接着剤4によ
って一体に保持したが、図5に示すように、複合電子部
品1の幅及び長さを備える例えばポエチレンテレフタレ
ート等を材料とする保持シートを用いて、これをチップ
状電子部品2の上面に亘って貼り付けても良い。
【0029】また、本実施の形態に係る複合電子部品1
は、隣り合うチップ状電子部品2に接着剤4が介在して
いるが、この接着剤4として、例えばステアタイト等の
低誘電率の物質を混合したものを用いたり、図6に示す
ように、低誘電率の物質からなる絶縁シート5を介在さ
せても良い。ここで、絶縁シート5は、例えばテフロン
材料から形成され、チップ状電子部品2の側面と同じ幅
及び長さを備えるものである。この複合電子部品1で
は、チップ状電子部品2としてチップコンデンサが用い
られる場合において、隣り合うチップコンデンサに内在
する内部電極間に発生する浮遊容量の発生が低減される
ので、この浮遊容量によって生じる異なる信号間のクロ
ストークを抑制することができる。
【0030】さらに、図7に示すように、チップ状電子
部品2が前述した積層チップコンデンサ200の場合に
は、隣り合う積層チップコンデンサ200の積層方向が
互いに直交するように一体の保持しても良い。この場
合、隣り合う積層チップコンデンサ200に内在する内
部電極202間に発生する浮遊容量の発生が低減される
ので、この浮遊容量によって生じる異なる信号間のクロ
ストークを抑制することができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態に係る複
合電子部品21について、図8を参照して説明する。図
8は第2の実施の形態に係る複合電子部品の斜視図であ
り、図において、21は第2の実施の形態に係る複合電
子部品、22はチップ状電子部品、23は端子電極であ
る。
【0032】この複合電子部品21は、直方体形状の4
個のチップ状電子部品22を同一平面上に並設した状態
で接着剤やシート等により互いに側面を密着して一体に
保持されたもので、隣り合うチップ状電子部品22の端
面に距離Zの段差ができるように、端面を結ぶ方向に互
いにずらして配置されている。
【0033】チップ状電子部品22は、その両端面及び
これと隣接する4側面の一部に亘って端子電極23を備
えるもので、この4側面における端子電極23の幅は前
記距離Zより小さい幅WBである。チップ状電子部品2
2としては、例えばチップコンデンサ,チップインダク
タ,チップ抵抗器等が挙げられ、その寸法は例えば、長
さLが1.2mm,幅及び高さが0.5mmであり、端
子電極23の側面における幅WBが0.1mmといった
ものである。また、前記距離Zとしては0.3mmが採
用される。尚、この端子電極23の材質等は前記第1の
実施の形態と同様のものが用いられる。
【0034】この複合電子部品21によれば、端部に端
子電極23を備えた直方体形状のチップ状電子部品22
が、互いに側面で密着しつつ、その端子電極23が導通
接続しないようにチップ状電子部品の端部を結ぶ方向に
ずらして一体に保持されているので、これを回路基板に
搭載し実装しても、端子電極23がショートすることが
ない。その他の作用,効果については第1の実施の形態
と同様である。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態に係る複
合電子部品について、図9及び図10を参照して説明す
る。図9は第3の実施の形態に係る複合電子部品3の斜
視図、図10は、図9におけるB線断面図である。図に
おいて、31は第3の実施の形態に係る複合電子部品、
22はチップ状電子部品、23は端子電極、34は接着
剤、35はメッキ層である。
【0036】この複合電子部品31が前述した実施の形
態に係る複合電子部品1及び21と相違するところは、
この複合電子部品31では、第2の実施の形態の複合電
子部品21を、そのチップ状電子部品22の端面を結ぶ
方向に2つ並設するとともに、対応する端子電極23の
端面を密接して導通接続した点にある。尚、各チップ状
電子部品22及びこのチップ状電子部品22の側面方向
に並設し一体に保持する手段及びその配置等は、第2の
実施の形態と同様であるのでここでは詳述を省略する。
【0037】このチップ状電子部品22は、図10に示
すように、その端面方向に隣り合うチップ状電子部品2
2をエポキシやウレタン等の樹脂にAg,Cu等の金属
粉を混ぜた接着剤34を介して接着され、さらに、その
上面に亘って、Cu,Ni等によるメッキ処理を施して
メッキ層35を形成して導通を確実なものとしたもので
ある。
【0038】この複合電子部品31を製造するには、ま
ず第2の実施の形態に係る複合電子部品21を2つ製造
し、これを互いに対向する端子電極23の端面に前記接
着剤34を塗布して接着して、この端子電極23の上面
に前述したようにメッキ処理を施してメッキ層を形成す
れば良い。
【0039】この複合電子部品31によれば、C−R回
路等の種々の回路構成の複合電子部品を容易かつ安価に
製造することができる。その他の作用効果等は第1及び
第2の実施の形態と同様である。
【0040】尚、本実施の形態では、第2の実施の形態
に係る複合電子部品21を2つ用いることにより複合電
子部品31を構成したが、第1の実施の形態に係る複合
電子部品1を用いても良く、さらに、これらを3つ以上
複合させても良い。
【0041】また、本実施の形態では、チップ状電子部
品の幅と高さが同じであるものを示したが、異なってい
ても良い。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
直方体形状のチップ状電子部品が互いに密着して一体に
保持されているので実装密度が高いものとなり、また、
各チップ状電子部品の端子電極が互いに導通接続しない
ように互いの所定の距離をもって配置されているのでこ
の複合電子部品を回路基板上に搭載し実装しても端子電
極間でショートすることがない。さらに、チップ状電子
部品としてチップコンデンサ,チップインダクタ,チッ
プ抵抗器等種々のものを用いることができるので多様な
製品を安価に製造することができる。
【0043】また、チップ状電子部品の間に低誘電率の
絶縁体を介在することにより、チップ状電子部品として
チップコンデンサを用いた際には、内部電極間の浮遊容
量の発生が低減されるので、この浮遊容量によって生じ
る異なる信号間のクロストークを抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る複合電子部品の斜視図
【図2】複合電子部品を構成するチップ状電子部品の斜
視図
【図3】チップ状電子部品の一例である積層チップコン
デンサの要部分解斜視図
【図4】複合電子部品の製造方法を説明する斜視図
【図5】第1の実施の形態に係る複合電子部品の他の一
例の斜視図
【図6】第1の実施の形態に係る複合電子部品の他の一
例の斜視図
【図7】第1の実施の形態に係る複合電子部品の他の一
例の断面図
【図8】第2の実施の形態に係る複合電子部品の斜視図
【図9】第3の実施の形態に係る複合電子部品の斜視図
【図10】第3の実施の形態に係る複合電子部品の一部
を示す断面図
【図11】従来の複合電子部品の一例であるコンデンサ
アレイの要部分解斜視図
【符号の説明】
1,21,31…複合電子部品、2,22,32…チッ
プ状電子部品、3,23,33…端子電極、4,34…
接着剤、5…保持シート、6…絶縁シート、35…メッ
キ層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の直方体形状のチップ状電子部品を
    接着剤やシート等の保持手段によって一体に保持してな
    る複合電子部品において、 前記保持手段は、前記チップ状電子部品を一側面又は該
    側面の反対側の側面が互いに密着するように並設して一
    体に保持し、 前記チップ状電子部品は、この保持手段により一体に保
    持された際に、隣り合うチップ状電子部品の端子電極が
    所定の間隔を有するようにその両端部に端子電極を備え
    たことを特徴とする複合電子部品。
  2. 【請求項2】 複数の直方体形状のチップ状電子部品を
    接着剤やシート等の保持手段で一体に保持してなる複合
    電子部品において、 前記チップ状電子部品は、両端部に端子電極を備え、 前記保持手段は、これらチップ状電子部品を、その側面
    を密接して並設するとともに、隣り合うチップ状電子部
    品の端子電極が互いに導通接続しないようにチップ状電
    子部品の両端部を結ぶ方向にずらして一体に保持したこ
    とを特徴とする複合電子部品。
  3. 【請求項3】 前記チップ状電子部品がチップコンデン
    サであり、隣り合うチップコンデンサの間に該チップコ
    ンデンサの誘電体よりも低誘電率の絶縁体層が介在して
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の複合
    電子部品。
  4. 【請求項4】 複数の直方体形状のチップ状電子部品を
    接着剤やシート等の保持手段で一体に保持してなる複合
    電子部品において、 前記請求項1乃至請求項3記載の複数の複合電子部品
    を、一の複合電子部品を構成するチップ状電子部品の端
    子電極と、他の複合電子部品を構成するチップ状電子部
    品の端子電極とが導通接続するように、チップ状電子部
    品の両端部を結ぶ方向に密接して一体に保持したことを
    特徴とする複合電子部品。
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JP2001023865A (ja) * 1999-07-13 2001-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多連型電子部品
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