JPH05166672A - 複合部品 - Google Patents

複合部品

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JPH05166672A
JPH05166672A JP35220591A JP35220591A JPH05166672A JP H05166672 A JPH05166672 A JP H05166672A JP 35220591 A JP35220591 A JP 35220591A JP 35220591 A JP35220591 A JP 35220591A JP H05166672 A JPH05166672 A JP H05166672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
laminated body
electrode
resistor
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP35220591A
Other languages
English (en)
Inventor
Harufumi Bandai
治文 萬代
Yasuyuki Kasashima
耕之 笠島
Kazuhiro Iida
和浩 飯田
Mitsuhide Katou
充英 加藤
Yoshiki Nakagawa
良樹 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP35220591A priority Critical patent/JPH05166672A/ja
Publication of JPH05166672A publication Critical patent/JPH05166672A/ja
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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合部品の小型化とモジュールの基板として
の使用を可能とする。 【構成】 表面に内部電極を設けたセラミックグリーン
シートを複数枚積層し、これを圧着焼成してチップ状積
層体18を形成し、この積層体18の側面に内部電極の
引出部を設け、前記積層体18の側面に引出部を介して
内部電極と導通する電極パット19を設け、積層体18
の側面でこの積層体18の両端に設けた外部電極23,
24の一方外部電極23と電極パット19の間に抵抗2
1を設け、コンデンサと抵抗をシリーズに接続した複合
部品を構成し、平面的な形状の小型化を図ると共に、チ
ップ状積層体18の表面に他の抵抗や半導体等の電子部
品を搭載することができ、チップ状積層体18をモジュ
ールの基板として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複合部品、更に詳しく
は、複数の電子部品を安価により小さく結合し、平面に
他の半導体を載せてモジュール化を図ることができる複
合部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の複合部品としてコンデンサ
と抵抗をシリーズに結合した複合部品を例示しており、
表面の中央部から一方に片寄った位置に内部電極1を設
けた複数枚のセラミックグリーンシートを積層し、これ
を圧着焼成してセラミックの積層チップ2を形成し、こ
の積層チップ2の両端に外部電極3,4を設け、一方の
外部電極3を一方の内部電極1aと導通させる。
【0003】上記積層チップ2に上面側からビアホール
5又はスルーホールを他方内部電極1bの端部を貫通す
る位置に穿設し、このビアホール5を電極6で埋めて積
層チップ2の表面にランド電極7を電極6を介して他方
内部電極1bと導通するように設け、更に積層チップ2
の表面に抵抗8をランド電極7と他方外部電極4の間に
印刷等の手段で設け、積層チップ2によるコンデンサC
と抵抗Rをシリーズに接続した図9に示す等価回路の複
合部品を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の複合部品は、ランド電極7と内部電極1の接続
にビアホール5を穿設する必要があると共に、このビア
ホール5内を電極6で埋めなければならないため、製作
工数が多くかかり、しかも内部電極1と電極6の接続が
不確実になりやすいという問題がある。
【0005】また、ビアホール5及び抵抗8を設ける面
積を確保しなければならないため、全体の平面形状が大
型化すると共に、積層チップ2の表面に抵抗を設けてい
るため、表面に他の電子部品を載せたりすることができ
ないという問題がある。
【0006】このため、実際には、チップコンデンサと
チップ抵抗器をそれぞれ別々にプリント基板上へマウン
トしてコンデンサと抵抗の結合回路を形成する場合がほ
とんどであった。
【0007】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解決するため、複数の電子部品を結合した部品の小型
化及び製作コストの低減を図ることができると共に、表
面に他の電子部品を載せるモジュール化を実現できる複
合部品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、両端に外部電極と内部に内部電
極を有するチップ状電子部品の側面に内部電極を引出
し、このチップ状電子部品の側面に上記引出し部分で内
部電極と導通する電極パットを設け、前記チップ状電子
部品の側面で電極パットと一方外部電極の間に電子部品
を取付けた構成を採用したものである。
【0009】
【作用】チップ状電子部品の側面に他の電子部品を取付
けたので、従来のようなランド電極を設けるための面積
がチップ状電子部品の平面上に不要となり、全体の小型
化が可能になると共に、表面に他の電子部品を載置して
モジュール化することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面の製作工
程を示す図1乃至図6に基づいて説明する。
【0011】図示実施例は、セラミックを用いたチップ
コンデンサと抵抗を結合した複合部品を例示しており、
先ず図1に示すように、一方の端部に達するパターンの
内部電極11を表面に形成したセラミックグリーンシー
ト12と、一方の側面に達する引出部13を有するパタ
ーンの内部電極14を表面に形成したセラミックグリー
ンシート15を交互に複数枚を積層し、これらの上下に
セラミックグリーンシートの表層16と裏層17を重ね
た状態で全体を圧着して焼成し、図2に示すようなコン
デンサ用チップ状積層体18を形成する。
【0012】上記セラミックグリーンシート12,15
上に形成する内部電極11,14としては、Ag,P
d,Cu等を用いると共に、チップ状積層体18は片方
の端面に内部電極11の端部が臨み、更に一方側面に内
部電極14の引出部13が臨んでいる。
【0013】チップ状積層体18の焼成前あるいは焼成
後、図3に示すように、引出部13が臨む側面に、この
引出部13と導通する電極パット19と、積層体18の
一方端部に達する電極パット20を印刷等の手段により
形成する。
【0014】次に、図4のように、チップ状積層体18
の焼成前あるいは焼成後に、その両端部にAg,Pd,
Cu等を用いて外部電極23と24を設け、次に図5の
ようにチップ状積層体18の側面で両電極パット19と
20間に厚膜抵抗21を印刷等によって形成し、この
後、図6のようにこの厚膜抵抗21を樹脂22で保護
し、複合部品25を形成する。
【0015】複合部品25は、チップ状積層体18とそ
の内部に設けた内部電極11,14及び外部電極23,
24によってコンデンサを構成し、抵抗21は引出部1
3を介して内部電極14と一方の外部電極23間に接続
され、図9に示した等価回路のように、コンデンサCと
抵抗Rがシリーズに接続された複合部品となる。
【0016】上記複合部品25は、チップ状積層体18
の表面がフラットな平面となるため、その表面に他の抵
抗(厚膜抵抗に限らない)や半導体等の他の電子部品を
搭載することができ、この複合部品25をモジュールの
基板として使用できる。
【0017】なお、チップ状積層体18の側面に電極パ
ット19,20を形成するとき、図7に示すように積層
体18の側面に前もって絶縁層26を設け、積層体18
と抵抗21の重なり面の絶縁効果を向上させるようにし
てもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、チッ
プ状電子部品の側面に別の電子部品を取付けたので、ビ
アホールやスルーホール等を用いずに複合部品が製造で
き、ビアホールやスルーホールのために必要なランド電
極面積が不要となり、平面的な形状の小型化が可能にな
る。
【0019】また、ビアホールやスルーホールの加工が
不要になるため、製作工数を削減することができ、例え
ばコンデンサと抵抗器を単体で作った場合と略同等のコ
ストで複合部品が製作できる。
【0020】更に、複合部品の表面がフラットな平面に
なり、この表面に他の電子部品を搭載できるので、実装
効率を上げるモジュール化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チップ状積層体を構成するセラミックグリーン
シートの分解斜視図。
【図2】同上のチップ状積層体の斜視図。
【図3】同上に電極パットを設けた斜視図。
【図4】同上に外部電極を設けた斜視図。
【図5】同上に抵抗を設けた斜視図。
【図6】完成した複合部品の斜視図。
【図7】チップ状積層体の側面に絶縁層を設けた斜視
図。
【図8】従来の複合部品を示す縦断面図。
【図9】同上の等価回路図。
【符号の説明】
11,14 内部電極 12,15 セラミックグリーンシート 13 引出部 18 チップ状積層体 19,20 電極パット 21 抵抗 23,24 外部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 充英 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 中川 良樹 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に外部電極と内部に内部電極を有す
    るチップ状電子部品の側面に内部電極を引出し、このチ
    ップ状電子部品の側面に上記引出し部分で内部電極と導
    通する電極パットを設け、前記チップ状電子部品の側面
    で電極パットと一方外部電極の間に電子部品を取付けた
    ことを特徴とする複合部品。
JP35220591A 1991-12-13 1991-12-13 複合部品 Pending JPH05166672A (ja)

Priority Applications (1)

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JP35220591A JPH05166672A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 複合部品

Applications Claiming Priority (1)

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JP35220591A JPH05166672A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 複合部品

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JPH05166672A true JPH05166672A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18422488

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JP35220591A Pending JPH05166672A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 複合部品

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016225369A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 Tdk株式会社 電子部品

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