JPH01501051A - ワイヤカツト放電加工機 - Google Patents

ワイヤカツト放電加工機

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JPH01501051A
JPH01501051A JP62506673A JP50667387A JPH01501051A JP H01501051 A JPH01501051 A JP H01501051A JP 62506673 A JP62506673 A JP 62506673A JP 50667387 A JP50667387 A JP 50667387A JP H01501051 A JPH01501051 A JP H01501051A
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JP62506673A
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Inventor
卓司 真柄
俊雄 鈴木
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三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ワイヤカット放電加工機 〔技術分野〕 本発明はワイヤカット放電加工機に関し、特に、一層精度の高い改良されたワイ ヤカット放電加工機に関する。
〔背景技術〕
第1図は従来のワイヤカット放電加工機の構成を示す概要図である。
図において、参照数字1はワイヤ状電極、2は加工物。
3は加工物2を図で見て左右の方向に動かすXスライダ。
4は加工物2を図で見て前後の方向に動かすYスライダ。
5はXスライダを駆動するサーボモータ、6はYスライダ4を駆動するサーボモ ータ、7はサーボモータ5に電流を供給するサーボ増幅器、8はサーボモータ6 に電流を供給するサーボ増幅器、9はワイヤ状電極1と加工物2との間にパルス 形状電圧を印加する加工用電源、10はワイヤ状電極1と加工物2との間に印加 された平均加工電圧を検出する検出器、11は検出器10からの信号と所定の加 ニブログラムとに従ってサーボ増幅器7と8とを制御する制御ユニットである。
次に、動作を説明する。加工はワイヤ状電極を所定の速さで走行させ、ワイヤ状 電極1と加工物2との間に加工用電源9からパルス形状電圧を印加し、ワイヤ状 電極1と加工物2との間に放電を発生させて行う。この場合。
運動命令信号はあらかじめ制御ユニット11に与えられている所定の軌跡に従っ てサーボ増幅器に伝えられ、サーボモータ5及び6はそれぞれXスライダ3とY スライダ4とを制御して加工物2を所望の形状に加工する。一般に、加工条件は 頻繁に変化するから、制御ユニット11は検出器10により検出された極(陽極 及び陰極)の間の平均電圧に従って、Xスライダ3とYスライダ4とを最適送り 速度で駆動し、ワイヤ状電極1と加工物2との間の加工間隙が一定になるように する。通常、粗加工後面仕上げを数回行うこと1こより満足な幾何学的精度と表 面粗さとを得ることができる。この観点で、仕上げ後の幾何学的精度は電極測面 間隙(電極の側面と加工物との間の隙間)によって決まる。このため、高い精度 の形状加工を達成するためには、電極側面間隙を一定値に保つ必要がある。
第2図は仕上げ加工中のワイヤ状電極1と加工物2との拡大図である。平均電圧 を一定値に制御する伝統的な普通の方法では、加工速度Uは除去量りが減少する とき増大する。この結果、ワイヤの側面(図中のDの部分)における加工積分効 果が増大し、電極側面間隙gsが増大する。換言すれば、加工の電気的条件と平 均サーボ電圧が不変に保たれているときでも、除去量りが変化すれば電極側面間 隙、9sは一定にならず、仕上げ加工後の幾何学的精度が低下する。第3図は加 工の電気的条件と平均サーボ電圧とが変化しないときの除去量りと電極側面間隙 g8 との関係を示す。図から電極側間隙9sが大部分除去量りの変化に従って 変化することがわかる。実際の形状加工においては、除去量りの変化は加工物の 隅角部分で最大になる。第4図は内角加工中のワイヤ状電極1と加工物2との拡 大図であって、Rはワイヤの半径であり、γは前回の加工の面であり、γ′はワ イヤの軌跡の半径であり+ LO”””5は各ワイヤ中心位置0o−05におけ る除去量を表わす。図から隅角部分1こおける除去量L2〜L4は直線加工中の 除去量Lo及びL5と比較して大きな値に変化することがわかる。第5図は加工 物の内角部分における除去量の変化を示す。図において。
除去量りは隅角部分が始まる手前一定距離H1のところで増加し始め、しばらく の間一定値を保つ。次いで除去量りは隅角部分が終る手前一定距離H3のところ で減少し始め、再び加工物の直線加工部分の除去量になる。これまで述べたとお り、特に内角部分で、電極側面間隙9sの拡大が除去量りの増加のため生ずるの で、加工後の加工物の幾何学的形状は第6図に示すように大幅に劣化する。ただ しdはオーバカットの量を表わす。更に、加工物の外角部分で、電極側面間隙g sが除去量りの減少のため小さくなるので、−加工後の加工物の幾何学的形状が 同様に劣化する。
従来のワイヤカット放電加工機は上述のように構成されているので、ワイヤ電極 側面間隙が特に加工物の内角部分などで生ずる除去量の変化のために変化し、そ の結果加工後の幾何学的形状の精度が大幅に低下するという点で問題を含んでい る。
〔発明の開示〕
本発明の目的は加工精度が優れている新規なワイヤカット放電加工機を提供する ことである。
本発明の他の目的は特に加工物の内角部分における加工精度を改善するワイヤカ ット放電加工機を提供することである。
本発明によるワイヤカット放電加工機は除去量の変化による電極側面間隙の変化 をあらかじめ提供された情報と現在の加工位置及び現在の加工条件を表わす情報 とに従って補正し、これにより加工物の隅角部分における加工精度を改善する制 御装置を備えている。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は従来のワイヤカット放電加工機の構成を示す概要図である。
第2図は仕上げ加工中のワイヤ状電極と加工物との拡大図である。
第3図は除去量と電極側面間隙との関係を示す図表である。
第4図は内角仕上げ加工中のワイヤ状電極と加工物との拡大図である。
す図表である。
第6図は加工物の内角部分におけるオーバカットを示す概要図である。
第7図は本発明の一実施例によるワイヤカット放電加工機の構成を示す概要図で ある。
第8図は本発明による加工プロセスを示す概要図である。
第9図はコンピュータ式数値制御装置(CNC)の動作を示す流れ図である。
第10図は内角の除去量の変動を示す図である。
第11図は内角の第2の切削動作における加工速度(FC値)を示す図である。
第12図から第16図までは本発明の詳細な説明する図式表示である。
第17図は外角における除去量の変動を説明する図である。
第18図は鋭い縁の部分における除去量の変動を示す図である。
第19図及び第20図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す概要図である。
〔本発明を実施する最良の態様〕
以下に9本発明の実施例を第T図、第8図、及び第9図を参照して説明すること にする。図において、第1図と同じ参照数字は対応する部品を参照している。
最初に、第1図で、参照数字12は加工位置が加工物2の隅角部分で円形径路に 沿って動いているか否かを判別する判別器を表わす。たとえば1判別器12は現 在実行中のNCプログラムの命令ブロックが直線補間命令であるか円形補間命令 であるかによって判別する。参照数字13は除去量の変化に対して補正される加 工速度を計算する演算ユニットを表わし、14は判別器12からの信号と演算ユ ニット13の計算結果とに従って加工速度を切換える制御装置を表わす。上述の 判別器12.演算ユニット13.及び制御装置14は実際には制御ユニット11 の内部にあるマイクロプロセッサ(CPU)のタスク (ソフトウェア)に従っ て動作する。
次1ζ9本実施例の動作を説明する。先行技術におけると同様9機械加工動作は ワイヤ状電極1を所定の速度で走行させ、ワイヤ状電極1と加工物2との間にパ ル状電圧を印加してそれらの間に放電を発生させることにより行われる。この場 合、運動命令信号はあらかじめ制御ユニット11に与えられている所定の軌跡に 従ってサーボ増幅器7及び8に伝えられ、サーボモータ5及び6がこれらの信号 に基いてXスライダ3とYスライダ4とを駆動し、加工物2を所望の形状に加工 することができる。
制御ユニット11はXスライダ3とYスライダ4とを検出品10により検出され た極(陽極及び陰極)の間の平均電圧に従って最適送りで駆動されるのでワイヤ 状電極1と加工物2との隙間は一定値に保たれる。満足な幾何学的精度と表面粗 さとは粗加工後面仕上げ動作を数回行うことにより得られる。これまで述べたと おり、仕上げ加工後の幾何学的精度は電極側面間隙により決まり、従って高精度 の形状加工を達成するためには電極側面間隙を一定値に保つことが重要である。
仕上げ加工動作において1判別器12は現在の加工位置が加工物2の隅角部分で 円形径路に沿って動いているか否か判別する。隅角部分で円形径路に沿って動い ていれば、信号が制御装置14に伝えられてこれを動作させる。更に、演算ユニ ット13により、加工速度が隅角部分における除去量の変化に対して計算される 。制御装置14は判別器12から受取った信号と演算ユニット13の計算結果と に従って、制御ユニット11を制御して実際の加工速度を変え、隅角部分の加工 が完了したら前の加工速度に戻す。たとえば、内角加工の場合には、前に説明し たとおり、除去量りの増加に伴う電極側面間隙の拡大のためオーバカットが生ず るので、制御装置14は加工速度を更に大きな値に切換え、これにより加工速度 が内角部分であまりにも遅くなることがないようにする。
この結果、加工の積分効果によるオーバカットを補正することができる。
上述の加工速度の切換えにあたり、加工速度命令値表をあらかじめ記憶装置内に 準備しておき、加工速度命令値を演算ユニット13の計算結果に従って表に基い て切換える。換言すれば、これら一連の動作を加工中のあらゆる隅角部分に対し て加工速度をオペレータが直接切換える必要なしに自動的に行う。
上述の実施例では、制御ユニット111判別器12゜演算ユニット13.及び制 御装置14は独立に設けられている。ただし、これらの構成要素は、同等な機能 を一つの制御装置で行うことができれば、一つの制御装置で置き換えることがで きる。更に、上の実施例では、加工物の隅角部分のみでの補正を行う例について 述べた。ただし、加工すべき隅角が内角部分であるか外角部分であるかを判別す る第2の判別器を設けることにより内角部分及び外角部分の双方の補正を行うこ とが可能である。
本発明の、第1の実施例より複雑な、第2の実施例について説明することにする 。第2の実施例においては。
第1の実施例の制御ユニット119判別器12.演算ユニット13.及び制御装 置14が一つのユニットに組合わされている。第2の実施例は更にコンピュータ 式数値制御装置(CN C)を備えている。
複数のブロックから成る加ニブログラムがCNCの主記憶装置の中のNCプログ ラム記憶装置に格納されている。加ニブログラムは、たとえば第8図に示すよう な加工により得られる最終輪廓を規定するものである。
ワイヤ電極式放電加工法では、最終輪廓は唯一つの加工動作だけで加工物に与え られるのではない。すなわち。
加工動作は加ニブログラムで規定される軌跡MPに沿って繰返し行われ、最後に 表面が高精度で形成される。加工物が3回の加工で必要な形に整形される場合を 考えよう。この場合には、最初に加工物をワイヤ電極1の中心軸が加ニブログラ ムの軌跡MPから所定のオフセット値h1だけ離れている線に沿って動くように 加工する(この加工動作を「第1切削動作」と呼ぶ)。次に、加工物をワイヤ電 極の中心軸が軌跡MPから、オフセット値り。
より小さい、オフセット値h2だけ離れている線に沿って動くように加工する。
最後に、加工物をワイヤ電極1の中心軸が軌跡MPから、オフセット値h2より 小さい。
オフセット値h3だけ離れている線に沿って動くように加工し、加ニブログラム の軌跡MPと実質上一致する表面20が形成されるようにする。
第8図は本発明の放電加工機を備えた内角加工機の一例である。ただし、前に述 べた説明は外角の場合にも同等に適用される。
第9図はCNCの動作と主記憶装置MMに格納されているデータとを示す図であ る。CNCの動作を説明することにする。
放電加工動作が開始されると、ステップS、で加ニブログラムの後続の加ニブロ ックが円弧命令を含んでいるか否かを確認する。すなわち、隅角があるか否かを 確認する。たとえばプログラムがGO2を含んでいるときは。
ブロックに円弧命令が入っていることを確認する。
次のステップS2で、除去量の変化比(L2/L1)を計算する。式L 2 /  L 1で、LlとL2とは、第4図の+a)の部分から明らかなように、ワイ ヤ電極1の中心軸がそれぞれ01 及び02に来たとき1こ得られる除去量であ る。
ステップS3で、現在の加工位置と隅角の始まりの点との間の距離t1を計算す る。距離は現在の加工位置の座標を隅角の始まりの点の座標と比較することによ り容易に得ることができる。
ステップS4で、距離t1が0に等しいか否か確認する。先の61が○に等しい ことが確認されれば、ステップS5が実行される。ステップS5で、加工動作が 粗加工動作であるか仕上げ加工動作であるか確認する。上述の第8図の場合では 、最初の加工動作は粗加工動作であり、最後の加工動作は仕上げ加工動作である 。主記憶装置に格納されている加工回数から加工動作が粗加工動作であるか仕上 げ加工動作であるかが確認される。
加工動作が仕上げ加工動作であることが確認されれば。
ステップS6が実行されて加工条件制御パラメータが変る。
第9図の場合には、基準電圧及びサーボ・ゲインのデータ表に、補正すべき制御 パラメータが格納されており。
補正値Vcまたは補正係数KGが除去量変化比(L 2/L O)から得られる 。
当業者には周知のとおり、放電加工機のサーボ機構においては、ワイヤ電極と加 工物と間隙は実際に電極間に印加された平均加工電圧vGと所定の基準平均電圧 Vrefとの差に従って制御されるので、二つの電圧は互いに等しくなる。従っ て、電極間間隙は上述のようにサーボの基準電圧またはゲインを制御することに より変えることができる。
ステップS6で、基準平均電圧Vrefが調節(増加または減少)され、サーボ ・ゲインGsが補正係数を用いて補正される。
ステップS7で、現在の加工位置と隅角の終りの点との距離t2を計算する。換 言すれば、現在の加工位置と第4図の点05との距離t2を計算する。
次のステップS8で、距離t2が0に等しいか否かを確認する。距離t2が0で あることが確認されると、隅角の加工が完了している。従って、ステップS9で 制御パラメータが回復され、ステップS1が再び実行される。
第4図及び第5図に示すような内角を加工する際の除去量(L)を考えよ−う。
内角における除去量はワイヤ電極が追随すべき弓形軌跡(L+→L2)の前に位 置する区間B (,0,と02との間)で急激に変化しており、弓形運動区間C の中で一定に保たれる(L2=L3=L4)。
加工動作は更に継続する。除去量は円弧の終りの直前にある区間D(o4と05 との間)で減少しくL4−+L5)、直線加工区間である区間Eで一定に保たれ 、除去量に等しくなっている(Ls=Lo)。
実施例において、除去量の変動(LlからL2へ)に対応して、除去量変化比( L2/Ll) がワイヤ電極が点o2に達する而に主記憶装置MMに格納されて いるデータに従って、あらかじめ計算される。
第10図は直線加工部品に対して第2の切削動作を考慮に入れて40μmの除去 量で加工される内角の除去量の変動を示す(ワイヤ電極の直径0.2IIx、内 角の半径0.2n)。この加工動作で、除去量は隅角の開始点の手何約80μm の点で増加し始め、隅角を加工している間、一定で、約12μmである。除去量 は隅角の終りの点の手府約65μmの点で減少し始め、最後に40μmに戻り。
再び直線加工動作が行われる。
第11図は内角の第2の切削動作における加工速度(FC値)を示す。電気的条 件を一定にした状態では。
加工速度は実質上除去量に逆比例する。従って、第11図は除去量が隅角で変化 することを実証している。
第12図から第19図までは本発明の効果を図式に表わして説明したものである 。第12図は隅角部分でサーボ・ゲインが補正されない従来の方法を示すもので あり。
第13図はサーボ・ゲインが補正される(KG=4)本発明の方法を示している 。第12図及び第13図の双方において、ワイヤ電極の直径は0.2鰭であり、 隅角の半径は0.2mmであり、直線部分の除去量L1は40μmである。第1 2図及び第13図から明らかなように、サーボ・ゲインが隅角部分で補正される と、隅角部分の加工速度の上昇時及び下降時の時定数が減少する。すなわち。
機械の隅角部分に対する応答特性が改善される。この傾向は隅角の加工終点近く で特に顕著である。
第14図及び第15図はサーボ基準電圧が内角に対して補正されるときに得られ る効果を示すものである。換言すれば、第14図は基準電圧が補正されない従来 の方法を示しており、第15図は本発明の方法を示している。
第14図及び第15図の双方において、ワイヤ電極の直径は0.2uであり、隅 角の半径は0.2nであり、直線部分の除去量L1は40μmである。第15図 で、基準電圧補正値はVc=9(Vlである。第14図及び第15図から明らか なとおり、基準電圧の補正はオーバカット量の低減に大きく寄与している。基準 電圧の補正を除去量の変化が始まる点(第15図において曲線PBで示しである )から開始すれば形状誤差を減らすことができる。
第16図はワイヤ電極の直径が0.05. 0.1 、 0.15゜0.2.  0.25.及び0.3gmで直線部分の除去量を一定(12μm)にした場合に 得られる。内角半径(R)と隅角部分の除去量の変化比(L2/L1)との関係 を示す図である。成る一つのワイヤ電極を用いた場合、隅角部分の除去量の変化 比(L2/L1)は内角半径(R1に逆比例する。
この傾向はワイヤ電極の直径と共に増大する。除去量の変化は積分効果による間 隙の拡大、すなわち形状誤差に影響する。
第17図は外角における除去量の変動を説明するための図である。
鋭い縁の部分で、除去量はワイヤ電極の中心軸が区間Aにあるとき一定であり9 区間B(01〜03)にあるとき急激に減少し9位置03にあるとき0である。
更に。
除去量はワイヤ電極の中心軸が区間C及びD (0,〜04)にあるとき一定で 0に保たれ9区間E (04〜06)にあるとき急激に増加し9位置06で直線 部分の除去量まで復旧する。
第18図は直線加工部分に対する除去量を44)μmとし第2の切削動作を考慮 に入れて加工する鋭い縁の部分での除去量の変動を示す(ワイヤ電極の直径は0 .2u+)。
この加工動作では、除去量は鋭い縁部分が終る点の手筋約70μmの点で減少し 始め、鋭い縁の部分が終る点で0になる。次に、ワイヤ電極の動きの方向を変え る。その後で、除去量をワイヤ電極が鋭い縁の部分の終点に達してから約10μ m動く期間減少させ、直線部分の除去量40μmまで復旧させる。
本発明では、補正される制御パラメータには上述の実施例におけるサーボ基準電 圧及びサーボ・ゲインばかりでなく上述の加工速度及びオフセット値や、無負荷 時の電極間電圧、電極間電流のピーク値、及び連続する放電加工動作間の休止期 間のような電気的加工条件として知られているものも含まれる。これら制御パラ メータの補正値または補正係数は除去量変化比(L2/L+)に対応して主記憶 装置MMに格納されている。
第19図は本発明の第2の実施例を示す。図において。
参照数字15は実行すべき加工動作が粗加工であるか面仕上げであるかを判別す る第2の判別器であり、その出力信号は制御装置14に供給される。この実施例 では。
第2の判別器15が別に設けられていて、たとえば、粗加工を含む加工動作を行 うべき回数に関する情報があらかじめ制御ユニット11に与えられている。第2 の判別器15はプログラムの実行の進行中一連の加工動作の中の現在の仕上げ動 作の順序を参照して粗加工及び面仕上げの判別を行う。第2の判別器15は面仕 上げであると判別したときのみ制御装置14を動作させる信号を伝える。
第20図は本発明の第3の実施例を示す。図において。
参照数字16はあらかじめ予想される直線加工時の除去量を格納する記憶装置を 示し、17は加工物2の隅角部分での除去量の変化を記憶装置16からの情報に 基いて計算する演算ユニットを示す。記憶装置16には、直線加工動作中の各種 加工条件に対する放電間隙の大きさと、電極シフト量(各種加工の面におけるオ フセットと現在のオフセットとの差)から得られる直線加工中の除去量とが格納 されている。
演算ユニット11は隅角部分での除去量(第3図のL2)を記憶装置16からの 情報と、隅角半径、電極直径などを含むその他の情報とに基いて計算する。別の 演算ユニット13は。
演算ユニット17の計算結果に基いて、除去量の変化に対して補正される加工速 度を計算する。制御装置14は判別器12から受取る信号と演算ユニット13か らの結果とに従って制御ユニット11を制御し、実際の加工速度を切換え9次い で隅角部分の加工が完了すると前の加工速度に戻す。
上述の第1から第3の実施例において、演算ユニット13は隅角部分での除去量 に対して補正される加工速度の計算を行うものとして説明した。しかしながら、 演算装置13は隅角部分における所定の軌跡の補正量の計算を行うように構成す ることができ、更に、これに対応して、制御装置14は判別器12及び15から の信号と演算ユニット13からの計算結果とに従って補正軌跡の動きを制御する ように構成することができる。
更に、第3の実施例において、制御装置14は加工の電気的条件を変更したり極 間サーボの基準電圧やゲインを切換えたりする尖う2こ構成することができる。
またこの構成では。
目的は同じ方法で達成することができる。これら切換え動作を行う制御装置はマ イクロプロセッサ(CPU)の独立のタスク(ソフトウェア)により構成される 。更に。
切換え値は隅角部分の半径に基いて補正値表から選択される。
加えて、加工の電気的条件は無負荷状態下での陽極と陰極との間の電圧vo、陽 極と陰極との間を流れるピーク電流値IP(加工設定値)、放電の終りから電圧 が再び印加されるまでのリセット時間OFF、平均加工電圧vGなどを含んでい る。しかしながら、これらの値の中で、加工間隙はピーク電流値IP、またはリ セット時間OFFを変えることにより変えることができるので、電気的加工条件 補正表は隅角部分の半径に基いてあらかじめ準備される。従って、加工間隙の補 正は表の条件を選択し切換えることにより隅角部分で行われる。
Fig、 2 Fig、3 amount oイremoval L CノzmlFig、 5 machining distance (mm)Fig、 9 Fig、10 0 005 ・O,i4 0X5 ’ 0.20 025machining  distance mrntime sea Fig 12 Fig 14 0 0j O,20,3OA 0.5 Q6 0.7 0.S O,9+、Om achining distance (mmJo 0.1 02 03 OA O,50,6Q7 0.8 0.9 1.0machining (IiSta nCe (mmJ、Fig、16 Fig、 17 Fig、18 machining distance (mm)へ 寸 − 国際調査報告 国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.互いに対向するワイヤ状電極と加工物との間に電圧を印加してそれらの間に 放電を発生させ,且つワイヤ状電極と加工物との間に相対運動を生ぜしめて加工 を行うワイヤカット放電加工機において, 加工位置が前記加工物の隅角部分において円形径路に沿つて動いているか否かを 判別する判別器と,除去量の変化に対して所定の補正量を計算する演算ユニット と, 前記除去量の変化による電極側面間隙の変化を前記判別器からの信号と前記演算 ユニットの計算結果とに従つて補正する制御装置と, を備えて成ることを特徴とするワイヤカット放電加工機。
  2. 2.更に,加工すべき隅角部分が内角であるか外角であるかを判別し,判別信号 を前記制御装置に供給する第2の判別器を備えていることを特徴とする特許請求 の範囲第1項に記載のワイヤカット放電加工機。
  3. 3.互いに対向するワイヤ伏電極と加工物との間に電圧を印加してそれらの間に 放電を発生させ,且つワイヤ状電極と加工物との間に相対運動を生ぜしめて加工 を行うワイヤカット放電加工機において, 加工部分が前記加工物の隅角部分において円形径路に沿つて動いているか否かを 判別する第1の判別器と,除去量の変化に対して補正される加工速度を計算する 第1の演算ユニットと, 前記第1の判別器からの信号と前記第1の演算ユニットの計算結果とに従つて加 工速度を切換える制御装置と,を備えて成ることを特徴とするワイヤカット放電 加工機。
  4. 4.更に,行うべき加工が粗加工であるか面仕上げ加工であるかを判別する第2 の判別器を備えており,前記制御装置は前記第1の判別器からの信号と,前記第 2の判別器からの信号と,前記第1の演算ユニットの計算結果とに従つて加工速 度を切換えることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のワイヤカット放電 加工機。
  5. 5.更に,予想される直線加工における除去量をあらかじめ格納する記憶装置と ,隅角部分における除去量を前記記憶装置からの情報に基いて計算する第2の演 算ユニットとを備えており,前記制御装置は前記第1の演算ユニットの計算結果 と,前記第2の演算ユニットの計算結果と,前記第1の判別器からの信号とに従 つて加工速度を切換えることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のワイヤ カット放電加工機。
  6. 6.互いに対向するワイヤ状電極と加工物との間に電圧を印加してそれらの間に 放電を発生させ,且つワイヤ状電極と加工物との間に相対運動を生ぜしめて加工 を行うワイヤカット放電加工機において, 加工位置が前記加工物の隅角部分において円形径路に沿つて動いているか否かを 判別する第1の判別器と,除去量の変化に対して隅角部分におけるあらかじめ定 めた軌跡の補正量を計算する第1の演算ユニットと,前記第1の判別器からの信 号と前記第1の演算ユニットの計算結果とに従つて,補正した軌跡の動きを制御 する制御装置と, を備えて成ることを特徴とするワイヤカット放電加工機。
  7. 7.更に,行うべき加工が粗加工であるか面仕上げ加工であるかを判別する第2 の判別器を備えており,前記制御装置は前記第1の判別器からの信号と,前記第 2の判別器からの信号と,前記第1の演算ユニットの計算結果とに従つて,補正 した軌跡の動きを制御することを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のワイ ヤカット放電加工機。
  8. 8.更に,予想される直線加工における除去量をあらかじめ格納する記憶装置と ,隅角部分における除去量の変化を前記記憶装置からの情報に基いて計算する第 2の演算ユニットとを備えており,前記制御装置は前記第1の判別器からの計算 結果と,前記第2の演算ユニットからの計算結果と,前記第1の判別器からの信 号とに従つて,補正した軌跡の動きを制御することを特徴とする特許請求の範囲 第6項に記載のワイヤカット放電加工機。
  9. 9.互いに対向するワイヤ伏電極と加工物との間に電圧を印加してそれらの間に 放電を発生させ,且つワイヤ状電極と加工物との間に相対運動を生ぜしめて加工 を行うワイヤカット放電加工機において, 加工位置が前記加工物の隅角部分において円形径路に沿つて動いているか否かを 判別する第1の判別器と,予想される直線加工における除去量をあらかじめ格納 する記憶装置と, 隅角部分における除去量の変化を前記記憶装置からの情報に基いて計算する演算 ユニットと,補間サーボのゲインと基準電圧との一つを前記演算ユニットの計算 結果と前記第1の判別器からの信号に従つて切換える制御装置と, を備えて成ることを特徴とするワイヤカット放電加工機。
  10. 10.互いに対向するワイヤ状電極と加工物との間に電圧を印加してそれらの間 に放電を発生させ,且つワイヤ状電極と加工物との間に相対運動を生ぜしめて加 工を行うワイヤカット放電加工機において, 加工位置が前記加工物の隅角部分において円形径路に沿つて動いているか否かを 判別する第1の判別器と,予想される直線加工における除去量をあらかじめ格納 する記憶装置と, 隅角部分における除去量の変化を前記記憶装置からの情報に基いて計算する演算 ユニットと,前記演算ユニットの計算結果と前記第1の判別器からの信号とに従 つて加工の電気的条件を変更する制御装置と,を備えて成ることを特徴とするワ イヤカット放電加工機。
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