JP5794401B1 - ワイヤ放電加工機の制御装置、ワイヤ放電加工機の制御方法 - Google Patents
ワイヤ放電加工機の制御装置、ワイヤ放電加工機の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5794401B1 JP5794401B1 JP2014556863A JP2014556863A JP5794401B1 JP 5794401 B1 JP5794401 B1 JP 5794401B1 JP 2014556863 A JP2014556863 A JP 2014556863A JP 2014556863 A JP2014556863 A JP 2014556863A JP 5794401 B1 JP5794401 B1 JP 5794401B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- voltage
- electrode
- speed
- average
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 36
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims abstract description 287
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 106
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 109
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 11
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/02—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/04—Apparatus for supplying current to working gap; Electric circuits specially adapted therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/14—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply
- B23H7/18—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply for maintaining or controlling the desired spacing between electrode and workpiece
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
Description
また、放電加工装置を用いた加工では、目標寸法と面粗さの精度によって、加工条件を変えながら数回繰り返し加工を行う。最初に被加工物から目標形状を加工する工程(1回目の加工、以降1st加工)があり、その後、目標に合わせて、形状の精度を上げ、面粗さを細かくしていく工程(形状修正加工)がある。
形状修正加工では、1st加工で発生した形状のずれを修正しながら、面粗さの精度を上げることが求められる。しかし、1st加工で形状が加工進行方向に対しどの方向にどれぐらいずれているかは、加工サンプルの形状、加工進行方向、加工条件などによって変わる。形状修正加工では、加工場所や加工進行方向に対する方向によって修正する加工量が変わっても目標寸法の通りに加工する能力が要求される。形状修正加工で目標寸法通りに形状を修正できないと、加工場所によって極間距離が変化し、面粗さのバラつきが大きくなる可能性が高くなる。
そこで、形状修正能力を向上させるため、放電加工中の加工状態を検出する手段として極間平均加工電圧をモニタし、極間平均加工電圧が設定電圧になるように相対移動速度を制御する制御方式が一般的に採択されている。
しかし、特許文献1及び2では、事前に加工した結果に基づき一律に補正する方法を提示しており、この方法では一つの加工形状の加工中で一定の補正値しか有さないため、一つの加工形状のなかで生じる加工量のバラつきに対応して、形状修正することはできないという問題があった。
図3は、本発明の実施の形態1におけるワイヤ放電加工機を示すブロック図である。本発明のワイヤ放電加工機は、まず、加工用電極3、電源部90、制御部101によって構成されている。電源部90は、加工用電極3と被加工物4との間に電圧を印加する加工用電源2、そして加工用電源2のオン、オフを制御する加工用電源制御部1によって構成される。ここでは電源部90や機械構造の詳細(電気回路上存在するスイッチ、インダクタンス、抵抗、コンダクタンスの数と配置)の説明は、本発明の趣旨とは異なるため省略する。
制御部101では、加工用電極3と被加工物4の間の極間平均加工電圧から加工速度(加工用電極3と被加工物4の相対速度)を制御する。制御部101は、極間平均加工電圧を検出する極間平均加工電圧検出部5、測定した極間平均加工電圧と設定電圧の差を演算する電圧演算部7、所定の平均電圧で加工するための設定電圧を記憶する設定電圧記憶部6、加工速度制御部8、駆動制御装置9に加え、所定の加工速度で加工するための設定速度を記憶する設定速度記憶部10、電圧補正値演算部11、極間平均加工電圧補正部12で構成される。
なお、本発明で新しく提案しているのは、設定速度記憶部10と、電圧補正値演算部11と、極間平均加工電圧補正部12である。
従来のワイヤ放電加工機における、加工中の制御の動作について説明する。放電を連続発生させ加工するため、電源部90から極間に電圧を印加し、極間平均加工電圧検出部5では、所定時間毎の極間平均加工電圧を測定する。所定時間毎の極間平均加工電圧から放電周波数や加工量など、放電状況を推定することができる。加工条件によって適切と思われる放電周波数、加工量などは異なっており、目的によって適切な極間平均加工電圧が決まってくる。設定電圧記憶部6では、目的に応じて適切と思われる電圧が設定電圧として予め設定されている。電圧演算部7では、測定した極間平均加工電圧と設定電圧の差分を算出する。加工速度制御部8では、測定される所定時間内の極間平均加工電圧が設定電圧になるよう(電圧演算部7の算出した差分が0になるよう)、加工速度(加工用電極3と被加工物4の相対速度)を算出し、駆動装置13が加工速度制御部8の算出した加工速度に基づき加工用電極3を制御する。
また、以下が従来の制御部100から追加の処理となる。
加工速度制御部8は、算出した加工速度を駆動制御装置9以外に電圧補正値演算部11に送信する。電圧補正値演算部11は、設定速度記憶部10に予め記憶された設定速度と、加工速度制御部8の算出した加工速度との差分を演算し、差分に補正係数を乗じて極間平均加工電圧の補正値を算出する。極間平均加工電圧補正部12では、極間平均加工電圧検出部5からの極間平均加工電圧と、電圧補正値演算部11の算出した極間平均加工電圧補正値を演算し、結果を電圧演算部7に送信する。
SideGap(i) = A×FC(i) + B×VG(i) + Offset ・・・(1)
式(1)に表すように加工速度と極間平均加工電圧とサイドギャップは実験値で、ポイント毎に違う値を持つが、A、B、Offsetは固定値である。式(1)より、(i)番目の実験データと(i+1)番目の実験データの差から式(2)の関係式を得ることができる。
SideGap (i+1) − SideGap (i) = A×(FC(i+1) − FC(i)) + B×(VG(i+1) − VG(i)) ・・・(2)
形状修正加工におけるサイドギャップを一定にすることが目的であるため、同じサイドギャップの際に加工速度と極間平均加工電圧間の関係を求めると、式(3)のようになる。ここでΔFCは(i+1)番目の速度と(i)番目の速度の差であり、ΔVGは(i+1)番目の電圧と(i)番目の電圧の差である。
0 = A×(FC(i+1) − FC(i)) + B×(VG(i+1) − VG(i)) = A×ΔFC + B×ΔVG ・・・(3)
サイドギャップが一定の場合、極間平均加工電圧と加工速度の間には式(4)の関係があることがわかる。
ΔVG = − (A / B)×ΔFC ・・・(4)
以上の形状修正加工の実験解析からサイドギャップは、極間平均加工電圧だけではなく、加工速度によって変化しており、その関係式は式(1)のように表すことができることがわかった。このような知見のもと、サイドギャップを一定にするためには、極間平均加工電圧を式(4)の右辺のように加工速度の変化に応じて補正する必要がある。
したがって、設定速度および係数A/Bについては、システムの中で決めても、NC上の加工条件で任意に設定しても良い。ここで設定速度の決め方は、加工条件によって変更しても良く、一律な値にしても良い。設定速度の例として、例えば、1.0mm/minと一律に設定しても良い。
システムの中で設定速度を決める場合、加工用電極の径や材質、また被加工物の板厚や材質によって違う値を設定するためにテーブルを持ってもよいし、加工条件に応じて決める場合には、固定値にしてもよい。求められる形状修正精度によって、適切な設定速度の決定方法にすればよい。
ここで示す設定速度や係数は制御のゲインとオフセットの意味であり、本発明の制御方式は、1回の加工の中で加工場所、加工進行方向に対する方向によって加工状況に合わせてリアルタイムで補正するものである。
設定電圧VRは、図3の設定電圧記憶部6に予め設定された設定電圧であり、極間平均加工電圧VGは、図3の極間平均加工電圧検出部5が検出した測定値であり、補正係数Cは式(4)のA/Bであり、加工速度FCは図3の加工速度制御部8から出力される加工速度である。
ΔVG = C1×ΔFC+C2×ΔFC2+C3×ΔFC3+… (5)
ここでのC1、C2、C3…は各次元の係数である。例えば式(4)の一次元の係数「− (A / B)」はC1に当てはまる。本発明での特徴は速度変動分をフィードバックし電圧を補正するところであるため、速度変動分のフィードバック時の次元はいくらであってもよい。
図9は、本発明の実施の形態2におけるワイヤ放電加工機の構造と制御構成を示す図である。実施の形態2で提示する技術の特徴は、実施の形態1と同様、加工速度に基づき電圧を補正することにあるが、実施の形態1(図3)と異なる点は、加工速度によって求めた極間平均加工電圧補正値を、極間平均加工電圧検出部5の検出した電圧に対してではなく、設定電圧に対して補正をする点である。
図9において図3から異なる箇所は、極間平均加工電圧補正部12の代わりに設定電圧補正部13があり、電圧演算部7では、設定電圧補正部13の補正した設定電圧と極間平均加工電圧検出部5が検出した極間平均加工電圧との差を演算する点である。なお、図3と同一の箇所については同一の符号を付した。
本実施の形態では、極間平均加工電圧ではなく設定電圧を補正するため、極間平均加工電圧を補正する補正式と符号が逆になる。すなわち式(4)を以下の式(6)にし、制御に使用する必要がある。
ΔVG´ = (A / B)×ΔFC (6)
図10は、本発明の実施の形態2におけるワイヤ放電加工機での制御のプロセスを示すブロック図である。図7との差異は、設定速度FAと加工速度FCとの差分に補正係数Cをかけたものが設定電圧VRから減算される点である。設定電圧からの補正値の減算は図9の設定電圧補正部13で行う。その他は図7と同様なので説明は省略する。
図11は、実施の形態2におけるワイヤ放電加工機での制御による加工速度と従来制御による加工速度の比較を示したグラフである。横軸は極間平均加工電圧、縦軸が加工速度で、点線が従来の制御のグラフであり、実線が本発明の実施の形態2における制御による設定電圧である。極間平均加工電圧と設定電圧の差の大きさと符号によって加工速度を制御することは実施の形態1と同じである。加工速度が早くなるときは、設定電圧はプラスの方に補正され補正後の設定電圧は高くなり、加工速度が遅くなるときは、設定電圧はマイナスの方に補正され、補正後の設定電圧は低くなる。このように実施の形態2では、極間平均加工電圧は従来通り測定した結果と、補正後の設定電圧を用いΔVG’を算出する。(そのため、図10の極間平均加工電圧と設定電圧の差であるΔVG’は、実施例1のΔVGと同じ値であり、補正によるサーボ速度の変化も同等である。)
実施の形態2による効果は、実施の形態1と同様、加工速度に基づく設定電圧の補正により、必要な加工量に応じた加工や、放電ギャップの成長を考慮することができ、サイドギャップを一定にすることができる。すなわち、形状修正加工において加工精度を向上させることができる。
実施の形態3は、実施の形態1のワイヤ放電加工機と同様、図3の構造を有する。実施の形態1では、加工速度が設定速度とずれた場合、加工速度の差分をフィードバックし、極間平均加工電圧の補正を行うのに対して、実施の形態3では、加工速度がある程度ずれた後、加工速度と設定速度の差分が所定値になった場合に極間平均加工電圧の補正を行う。
図12は実施の形態3におけるワイヤ放電加工機での制御による加工速度と従来制御による加工速度の比較を示したグラフである。点線は、従来の制御による極間平均加工電圧、実線は、本実施の形態による極間平均加工電圧である。例えば、設定加工速度が6.0mm/min、所定値が1.0mm/minの場合、極間電圧と設定電圧との差により計算される加工速度が6.1mm/min、6.2mm/min…6.9mm/minの間は通常の制御に従い、制御を行うが、加工速度が7.0mm/minになったら、設定加工速度との差分である(7.0 − 6.0)mm/minに補正係数を乗じた値で極間平均加工電圧を補正し、新しく補正された極間平均加工電圧により制御を行う。加工速度が設定加工速度より遅くなっても、同じく加工速度の差分が所定値より大きくなるまでは極間平均加工電圧は補正せず、加工速度差分が大きくなると、極間平均加工電圧を補正する。
本実施の形態では、形状修正加工工程において、前加工の加工面粗さによって加工電圧が急に変動する場合でも、ある程度の加工面粗さによる変動を極間平均加工電圧によって対応し、平均的に加工面の取り量が変動する場合には、極間平均加工電圧を補正できるので、サイドギャップの一定な加工を実現することができる。
なお、図3の電圧補正値演算部11において、加工速度の差分が所定値より大きくなるまで極間平均加工電圧補正値を0として極間平均加工電圧補正部12に出力するようにしてもよいし、または、極間平均加工電圧補正部12において、加工速度の差分が所定値より大きくなるまで極間平均加工電圧との差分を算出しないようにしてもよい。
ここで、加工速度の差分の絶対値による補正係数のテーブルを予め持たせ、補正係数を差分の絶対値に応じて変化させてもよい。そうすることで、補正係数を一定とするよりも形状修正精度の向上効果が大きくなる。
実施の形態4は、実施の形態2のワイヤ放電加工機と同様、図9の構造を有する。実施の形態4では、設定電圧の補正を行う際に、実施の形態3と同様、極間平均加工電圧と設定電圧との差で計算される加工速度と設定加工速度の差分がある程度以上になると、設定電圧を補正し、新しく補正された電圧を基準に、極間平均加工電圧との差分で加工速度を決定する制御を行う。図13は実施の形態4におけるワイヤ放電加工機での制御による加工速度と従来制御による加工速度の比較を示したグラフである。x=設定電圧のラインは、従来の制御による極間平均加工電圧、実線は、本実施の形態による設定電圧である。
この場合、実施の形態3と同様に形状修正加工工程において、前加工の加工面粗さによって加工電圧が急に変動する場合でも、ある程度の加工面粗さによる変動を極間平均加工電圧によって対応し、平均的に加工面の取り量が変動する場合には、極間平均加工電圧を補正できるので、サイドギャップの一定な加工を実現することができる。
なお、実施の形態4では実施の形態3と同様、加工速度の差分の絶対値による補正係数のテーブルを予め持たせ、補正係数を差分の絶対値に応じて変化させてもよい。そうすることで、補正係数を一定とするよりも形状修正精度の向上効果が大きくなる。
4 被加工物
5 極間平均加工電圧検出部
6 設定電圧記憶部
7 電圧演算部
8 加工速度制御部
9 駆動制御装置
10 設定速度記憶部
11 電圧補正値演算部
12 極間平均加工電圧補正部
Claims (5)
- 電極と被加工物との間に電圧を印加し放電させることで前記被加工物を加工するワイヤ放電加工機の制御装置において、
前記電極と前記被加工物との間の極間平均加工電圧を検出する極間平均加工電圧検出部と、
前記極間平均加工電圧検出部の検出した極間平均加工電圧を補正する極間平均加工電圧補正部と、
前記極間平均加工電圧の目標値である設定電圧を予め記憶した設定電圧記憶部と、
前記設定電圧と前記極間平均加工電圧補正部の出力との差分を演算する電圧演算部と、
前記電圧演算部の算出した差分に基づき前記電極の加工速度を算出する加工速度制御部と、
前記加工速度で前記電極の加工速度を制御する駆動制御装置と、
前記加工速度の目標値である設定速度を予め設定した設定速度記憶部と、
前記加工速度と前記設定速度との差分に基づき極間平均加工電圧補正値を算出する電圧補正値演算部とを備え、
前記極間平均加工電圧補正部は、前記極間平均加工電圧補正値に応じて極間平均加工電圧を補正することを特徴とするワイヤ放電加工機の制御装置。 - 電極と被加工物で構成される極間に電圧を印加し放電させることで前記被加工物を加工するワイヤ放電加工機の制御装置において、
前記電極と前記被加工物との間の極間平均加工電圧を検出する極間平均加工電圧検出部と、
前記極間平均加工電圧の目標値である設定電圧を予め記憶した設定電圧記憶部と、
前記設定電圧を補正する設定電圧補正部と、
前記極間平均加工電圧と前記設定電圧補正部の出力との差分を演算する電圧演算部と、
前記電圧演算部の算出した差分に基づき前記電極の加工速度を算出する加工速度制御部と、
前記加工速度で前記電極の加工速度を制御する駆動制御装置と、
前記加工速度の目標値である設定速度を予め設定した設定速度記憶部と、
前記加工速度と前記設定速度との差分に基づき極間平均加工電圧補正値を算出する電圧補正値演算部とを備え、
前記設定電圧補正部は、前記電圧補正値演算部の出力に応じて、前記設定電圧を補正することを特徴とするワイヤ放電加工機の制御装置。 - 前記極間平均加工電圧補正値は、前記加工速度と前記設定速度との差分に、一定もしくは加工条件に応じた値の補正係数を乗算した値であることを特徴とする請求項1,2のいずれか一項に記載のワイヤ放電加工機の制御装置。
- 前記極間平均加工電圧の補正値は、前記加工速度と前記設定速度との差分が予め設定された範囲内では、一定値となることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工機の制御装置。
- 前記設定電圧の補正値は、前記加工速度と前記設定速度との差分が予め設定された範囲内では、一定値となることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ放電加工機の制御装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2014/001792 WO2015145484A1 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | ワイヤ放電加工機の制御装置、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5794401B1 true JP5794401B1 (ja) | 2015-10-14 |
JPWO2015145484A1 JPWO2015145484A1 (ja) | 2017-04-13 |
Family
ID=54194092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014556863A Active JP5794401B1 (ja) | 2014-03-27 | 2014-03-27 | ワイヤ放電加工機の制御装置、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9855616B2 (ja) |
JP (1) | JP5794401B1 (ja) |
CN (1) | CN106132611B (ja) |
DE (1) | DE112014006521B4 (ja) |
WO (1) | WO2015145484A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6266192B1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-01-24 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 |
EP3382475A2 (en) | 2017-03-30 | 2018-10-03 | Fanuc Corporation | Control device of wire electric discharge machine and machine learning device |
WO2020004199A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 株式会社牧野フライス製作所 | ワイヤ放電加工装置及びその制御方法並びに制御プログラム |
JP7022259B1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-02-17 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
JP7022258B1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-02-17 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6506349B2 (ja) | 2017-06-19 | 2019-04-24 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機の制御装置、および、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
CN107552904B (zh) * | 2017-09-04 | 2018-12-11 | 哈尔滨工业大学 | 一种用于对金属-陶瓷功能梯度材料进行电火花加工的加工电源及加工方法 |
JP7015264B2 (ja) * | 2019-03-12 | 2022-02-02 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 |
CN113646119B (zh) * | 2019-03-28 | 2022-07-29 | 三菱电机株式会社 | 数控装置、放电加工装置及放电加工方法 |
JP6972443B1 (ja) * | 2021-03-03 | 2021-11-24 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、形状寸法補償器、ワイヤ放電加工方法、学習装置、および推論装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01501051A (ja) * | 1986-10-24 | 1989-04-13 | 三菱電機株式会社 | ワイヤカツト放電加工機 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1988003071A1 (en) * | 1986-10-24 | 1988-05-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wire cut electrical discharge machine |
JP3395431B2 (ja) * | 1995-02-27 | 2003-04-14 | 三菱電機株式会社 | 放電加工方法及びその装置 |
JP3375500B2 (ja) | 1996-10-31 | 2003-02-10 | 三菱電機株式会社 | 放電加工方法および放電加工装置 |
JPH11207526A (ja) | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 微小構造体の製造方法 |
JP4250377B2 (ja) | 2001-11-06 | 2009-04-08 | 三菱電機株式会社 | 放電加工機用電源 |
JP4255634B2 (ja) * | 2001-11-29 | 2009-04-15 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法 |
JP2003165031A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-10 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤ放電加工装置 |
JP3808444B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2006-08-09 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機の制御装置 |
CN100409988C (zh) * | 2004-06-02 | 2008-08-13 | 发那科株式会社 | 线放电加工机的控制装置 |
JP4734447B2 (ja) | 2009-11-26 | 2011-07-27 | ファナック株式会社 | ワイヤカット放電加工機および放電加工方法 |
CN102712056B (zh) * | 2010-01-22 | 2014-11-19 | 三菱电机株式会社 | 数控装置、使用该装置的线电极放电加工装置以及线电极放电加工方法 |
JP5253441B2 (ja) | 2010-03-09 | 2013-07-31 | 三菱電機株式会社 | 放電加工用電源装置 |
JP5478532B2 (ja) | 2011-02-16 | 2014-04-23 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置 |
DE112011105416T8 (de) * | 2011-07-06 | 2014-06-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Elektrische Drahterodier-Bearbeitungsvorrichtung |
WO2015087389A1 (ja) | 2013-12-10 | 2015-06-18 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工装置、ワイヤ放電加工方法および制御装置 |
-
2014
- 2014-03-27 CN CN201480077533.8A patent/CN106132611B/zh active Active
- 2014-03-27 JP JP2014556863A patent/JP5794401B1/ja active Active
- 2014-03-27 WO PCT/JP2014/001792 patent/WO2015145484A1/ja active Application Filing
- 2014-03-27 DE DE112014006521.8T patent/DE112014006521B4/de active Active
- 2014-03-27 US US15/124,468 patent/US9855616B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01501051A (ja) * | 1986-10-24 | 1989-04-13 | 三菱電機株式会社 | ワイヤカツト放電加工機 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3382475A2 (en) | 2017-03-30 | 2018-10-03 | Fanuc Corporation | Control device of wire electric discharge machine and machine learning device |
US11267059B2 (en) | 2017-03-30 | 2022-03-08 | Fanuc Corporation | Control device of wire electric discharge machine and machine learning device |
JP6266192B1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-01-24 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 |
WO2018189806A1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-10-18 | 三菱電機株式会社 | ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 |
DE112017000086B4 (de) * | 2017-04-11 | 2019-07-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Drahterodiervorrichtung und Drahterodierverfahren |
WO2020004199A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 株式会社牧野フライス製作所 | ワイヤ放電加工装置及びその制御方法並びに制御プログラム |
JP7083109B2 (ja) | 2018-06-27 | 2022-06-10 | 株式会社牧野フライス製作所 | ワイヤ放電加工装置及びその制御方法並びに制御プログラム |
US11890691B2 (en) | 2018-06-27 | 2024-02-06 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Wire electric discharge machining device, and control method and control program therefor |
JP7022259B1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-02-17 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
JP7022258B1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-02-17 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
WO2022269847A1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-12-29 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
WO2022269846A1 (ja) * | 2021-06-24 | 2022-12-29 | ファナック株式会社 | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20170014926A1 (en) | 2017-01-19 |
JPWO2015145484A1 (ja) | 2017-04-13 |
DE112014006521T5 (de) | 2016-12-22 |
US9855616B2 (en) | 2018-01-02 |
WO2015145484A1 (ja) | 2015-10-01 |
CN106132611A (zh) | 2016-11-16 |
DE112014006521B4 (de) | 2019-03-28 |
CN106132611B (zh) | 2018-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5794401B1 (ja) | ワイヤ放電加工機の制御装置、ワイヤ放電加工機の制御方法 | |
JP6227599B2 (ja) | 極間距離を一定にするワイヤ放電加工機 | |
EP2335857A1 (en) | Arc welding method and arc welding device | |
JP4734447B2 (ja) | ワイヤカット放電加工機および放電加工方法 | |
JP4772138B2 (ja) | 仕上加工における局部的なスジの発生を抑制する機能を備えたワイヤカット放電加工機 | |
US11014186B2 (en) | Wire fed arc welding method having abnormal arc or abnormal short circuit welding steps | |
US10189103B2 (en) | Wire electrical discharge machining apparatus | |
US9399260B2 (en) | Wire electrical discharge machining apparatus | |
JP2014172066A (ja) | アーク溶接制御方法およびアーク溶接装置 | |
US9463520B2 (en) | Wire electric discharge machining apparatus and control device | |
WO2017138137A1 (ja) | 加工制御装置、ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法 | |
JP6076577B1 (ja) | ワイヤ放電加工機 | |
JP7205012B1 (ja) | ワイヤ放電加工機の制御装置およびワイヤ放電加工機の制御方法 | |
KR102183265B1 (ko) | 와이어 방전 가공기 및 방전 가공 방법 | |
US10493547B2 (en) | Wire electrical discharge machining device | |
WO2011049101A1 (ja) | ワイヤ放電加工装置 | |
US20130062318A1 (en) | Wire discharge machine | |
JP3904005B2 (ja) | 圧延制御方法及び圧延制御装置 | |
JP2015136768A (ja) | ワイヤ放電加工機の加工液供給制御装置 | |
JP6266192B1 (ja) | ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 | |
JP2011104741A (ja) | ワイヤカット放電加工方法およびワイヤカット放電加工装置 | |
WO2015145569A1 (ja) | 加工経路算出装置、制御装置およびワイヤ放電加工装置 | |
US20180181100A1 (en) | Numerical controller | |
WO2002034443A1 (fr) | Ensemble d'usinage par etincelage a fil-electrode | |
WO2022269847A1 (ja) | ワイヤ放電加工機、及び、ワイヤ放電加工機の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150727 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5794401 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |