JPH0140086B2 - - Google Patents

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JPH0140086B2
JPH0140086B2 JP14299086A JP14299086A JPH0140086B2 JP H0140086 B2 JPH0140086 B2 JP H0140086B2 JP 14299086 A JP14299086 A JP 14299086A JP 14299086 A JP14299086 A JP 14299086A JP H0140086 B2 JPH0140086 B2 JP H0140086B2
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bricks
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JP14299086A
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Gensuke Muta
Kentaro Kaneko
Toshiaki Yamagata
Ryoichi Yokoyama
Shimizu Irie
Takao Sato
Kazuto Fukada
Sukeyuki Kobayashi
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Shinagawa Furnace Co Ltd
Shinagawa Shiro Renga KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Shinagawa Furnace Co Ltd
Shinagawa Shiro Renga KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication of JPS63415A publication Critical patent/JPS63415A/ja
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、製鉄所における転炉内の周壁に沿
つて煉瓦を積む場合に使用する転炉用煉瓦積装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、転炉の周壁に沿つて煉瓦を積む場合に使
用する装置としては、第18図に示すように、昇
降用タワー2を支持している支持フレーム15
を、製鉄所建家のガーダ16および床17にわた
つて載架し、前記タワー2の下部を転炉1内に配
置し、その昇降用タワー2を囲む筒状フレーム1
8とその下部に固定された環状作業デツキ19と
からなる環状作業台4を、昇降用タワー2の上端
部に固定した巻上機からなる作業台昇降用駆動装
置3によりワイヤロープを介して吊下支持し、前
記昇降用タワー2内に配置された搬器14を、昇
降用タワー2の上端部に固定した巻上機からなる
搬器昇降用駆動装置13によりワイヤロープを介
して吊下支持し、前記搬器14内に中継用ローラ
コンベヤ20を設置すると共に、前記支持フレー
ム15に搬入用ローラコンベヤ21を固定し、前
記筒状フレーム18の側部に開口部22を設けた
構造の装置が知られている。
そしてこの装置を使用して煉瓦を転炉1の内壁
に沿つて積む場合は、煉瓦積載パレツト23を、
フオークリフト24により搬入用ローラコンベヤ
21の上に搬入し、次いでその煉瓦積載パレツト
23を、搬入用ローラコンベヤ21から中継用ロ
ーラコンベヤ20の上に搬入したのち、搬器14
を筒状フレーム18の開口部22に対向する位置
まで下降させ、次に環状作業デツキ19上の作業
員が、中継用ローラコンベヤ20上の煉瓦を炉壁
まで人力により運んで、人力により煉瓦積みを行
なつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来は、中継用ローラコンベヤ20の上に置か
れている大重量(1本約50Kg)の煉瓦を、人力に
より持ち運んで人力により所定の位置に積み上げ
ているので、相当の労力を必要とすると共に施工
能率が悪く、かつ転炉用マグカーボン煉瓦の表面
は平滑で滑り易いので、手作業による煉瓦の運搬
および取扱いは危険であり、さらに最近、煉瓦の
耐久性向上を目的として煉瓦を大型化する傾向に
あるが、煉瓦を大型化すると重量が増加するの
で、人力による運搬および積上げ作業は困難にな
る。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる転炉
用煉瓦積装置を提供することを目的とするもので
あつて、この発明の要旨とするところは、下部が
転炉1内に挿入される垂直な昇降用タワー2の外
側に、作業台昇降用駆動装置3により昇降移動さ
れる環状作業台4が設けられ、その環状作業台4
上に固定された環状レール5に沿つて旋回走行す
る台車6に、コンベヤ昇降用駆動装置7により昇
降移動される受取コンベヤ8と、フレーム昇降用
駆動装置により昇降移動される昇降フレーム9と
が設けられ、その昇降フレーム9には転炉半径方
向に平行に延長する横行ガイド部材10が取付け
られ、その横行ガイド部材10によりガイドされ
て横行用駆動装置により進退移動される横行部材
11には、前記横行ガイド部材10に直角な水平
方向に延長する煉瓦押圧部材12が取付けられ、
前記昇降用タワー2内に搬器昇降用駆動装置13
により昇降移動される搬器14が設けられている
ことを特徴とする転炉用煉瓦積装置にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第13図はこの発明の第1実施例
を示すものであつて、垂直な昇降用タワー2の中
間部に、製鉄所建家のガーダ16および床17に
わたつて載架される支持フレーム15が固定さ
れ、その支持フレーム15における床17側の上
部に搬入用ローラコンベヤ21が固定され、前記
昇降用タワー2内に配置された搬器14は、昇降
用タワー2の上端部に固定された巻上機からなる
搬器昇降用駆動装置13によりワイヤロープ25
を介して昇降自在に吊下支持され、かつ昇降用タ
ワー2の内面には、上下方向に延長する複数の搬
器昇降用ガイドレール26が、タワー周囲方向に
間隔をおいて固定され、さらに搬器14の上部お
よび下部には、前記ガイドレール26に係合する
ガイドローラ27が取付けられ、前記搬器14は
下部フレーム28と上部フレーム29とそれらを
連結する4本の支柱30とにより構成され、また
前記タワー2の前後両側には多数の開口部31が
上下方向に間隔をおいて設けられている。
前記搬器14における下部フレーム28の上
に、前後方向に間隔をおいて配置された多数のロ
ーラ32を備えている中継用ローラコンベヤ20
におけるフレーム33が固定され、そのフレーム
33の前後両端部には、前後方向に間隔をおいて
配置された複数のローラ34を備えている補助中
継ローラコンベヤ35におけるフレーム36の一
端部が横軸37により枢着され、かつフレーム3
3,36の端部にピン孔38,39が設けられ、
補助中継ローラコンベヤ35を第4図に鎖線で示
すように垂直状態に起立して、各ピン孔38,3
9にわたつてピンを挿通すると、補助中継ローラ
コンベヤ35が起立状態に保持され、また前記ピ
ンを抜いて補助中継ローラコンベヤ35を倒伏し
下部フレーム28の上面により支承すると、補助
中継ローラコンベヤ35が水平状態になる。
前記タワー2を囲む筒状フレーム18の下部に
環状作業デツキ19の内周部分が固定されて環状
作業台4が構成され、その環状作業台4は、前記
タワー2の上端部に固定された巻上機からなる作
業台昇降用駆動装置3によりワイヤロープ40を
介して昇降自在に吊下支持され、かつタワー2の
外面には、上下方向に延長する複数の作業台昇降
用ガイドレール41がタワー周囲方向に間隔をお
いて固定され、さらに環状作業台4の上部および
下部には、前記ガイドレール41に係合するガイ
ドレール42が取付けられ、また筒状フレーム1
8の前部および後部には開口部22が設けられて
いる。
前記環状作業デツキ19の上面に、タワー2の
中心線を中心とする2本の環状レール5が固定さ
れ、その環状レール5には、2台の台車6におけ
るキヤスタからなる車輪43が載置され、その台
車6の走行方向の両側には手押用ハンドル44が
固定され、かつ環状レール5に直交する水平線に
沿つて間隔をおいて配置された多数のローラ45
を備えている受取コンベヤ8におけるフレーム4
6と、台車6の下部フレーム47とは、複数のX
字状リンクからなる伸縮リンク装置48を介して
連結され、さらに前記下部フレーム47と伸縮リ
ンク装置48のリンクとは伸縮用電動式液圧シリ
ンダ49を介して連結され、その液圧シリンダ4
9と伸縮リンク装置48とによりコンベア昇降用
駆動装置7が構成されている。
前記台車6の4隅に、垂直な中空の昇降ガイド
部材50の下端部が固定され、各昇降ガイド部材
50の上端部は連結フレーム51により連結さ
れ、かつ各昇降ガイド部材50内には駆動用磁石
52を備えているマグネツトピストン53が摺動
自在に嵌設され、前記環状レール5に直交する水
平線に平行な2本の昇降フレーム9は、前記水平
線に直角な水平方向に間隔をおいて配置され、各
昇降フレーム9の両端部は、前記昇降ガイド部材
50に昇降自在に嵌合され、さらに昇降フレーム
9の両端部には、昇降ガイド部材50を囲む従動
用磁石54が固定され、昇降ガイド部材50内に
供給される液圧により昇降移動されるマグネツト
ピストン53と、そのマグネツトピストン53に
追従して移動される従動用磁石54とにより、フ
レーム昇降用駆動装置が構成されている。
前記環状フレーム5に直交する水平線平行に延
長する2本の中空の横行ガイド部材10は、前記
水平線に直角な水平方向に間隔をおいて配置さ
れ、各横行ガイド部材10の両端部は昇降フレー
ム9に固定されているブラケツト55に固定さ
れ、かつ各横行ガイド部材10内には駆動用磁石
56を備えているマグネツトピストン57が摺動
自在に嵌設され、さらに各横行ガイド部材10の
外側に摺動自在に嵌設された横行部材11には、
横行ガイド部材10を囲む従動用磁石58が固定
され、横行ガイド部材10内に供給される液圧に
より進退移動されるマグネツトピストン57と、
そのマグネツトピストン57に追従して移動され
る従動用磁石58とにより、横行用駆動装置が構
成されている。
前記各横行部材11の下部にブラケツト59が
ブラケツト取付金具61を介して固定され、環状
レール5に直交する水平線に対し直角な水平方向
に延長する煉瓦押圧部材12における両端の上部
は、ブラケツト59に対し横軸60により枢着さ
れ、横行部材11が矢印A方向に前進移動すると
きは、煉瓦押圧部材12が垂直位置から後方(矢
印B方向)に回動しないように、煉瓦押圧部材1
2の上端の後部がブラケツト取付金具61に係合
し、かつ横行部材11が後退移動するときは、煉
瓦押圧部材12が垂直位置から前方(矢印C方
向)に回動することができる。また受取コンベア
8のフレーム46における転炉周壁側の端部に
は、パレツト移動規制用ストツパ62が固定さ
れ、前記煉瓦押圧部材12の長手方向の両側にお
いてこれと直角な方向に延長する煉瓦側方移動防
止部材63は昇降フレーム9に固定されている。
前記筒状フレーム18の上端部に、水平な4本
の伸縮旋回アーム64の基端部が、筒状フレーム
周囲方向に等角度間隔で配置されて旋回自在に取
付けられ、その伸縮旋回アーム64における移動
アーム65にはトロリ66がアーム長手方向に移
動自在に取付けられ、かつ弾性材料伸縮蛇腹筒6
7とその下端部に取付けられた吸着盤68とから
なる吸引吊止具69における前記伸縮蛇腹筒67
の上端部は、前記トロリ66に吊り掛けられたチ
エーンブロツク70により吊下支持されている。
前記伸縮蛇腹筒67の上端部と清掃用吸引ホー
ス71とは電磁開閉バルブ72およびホース73
を介して炉外に設置された真空ポンプに接続さ
れ、かつ清掃用吸引ホース71の先端側には真空
ポンプ制御およびバルブ制御用のスイツチボツク
ス75が取付けられ、さらに吸引吊上具69の下
部には操作用ハンドル76が取付けられている。
第1実施例の転炉用煉瓦積装置を使用して転炉
周壁の煉瓦積みを行なう場合は、まず煉瓦積載パ
レツト23をフオークリフト24により搬入用ロ
ーラコンベヤ21の上に搬入し、次いでその煉瓦
積載パレツト23を搬入用ローラコンベヤ21か
ら中継用ローラコンベヤ20の上に搬入したの
ち、搬器14を筒状フレーム18の開口部22に
対向する位置まで下降させる。
次に補助中継ローラコンベヤ35を水平位置に
倒伏回動し、かつ受取コンベヤ8を補助中継ロー
ラコンベヤ35とほぼ等しいレベルに配置したの
ち、中継用ローラコンベヤ20上の煉瓦積載パレ
ツト23を、人力により押して補助中継ローラコ
ンベヤ35を経て受取コンベヤ8に載置し、次い
で煉瓦積載パレツト23における最上段の複数の
煉瓦77の下面が、既に炉壁に積まれた最上段の
煉瓦78の上面よりも若干高レベルになるよう
に、コンベヤ昇降用駆動装置7により受取コンベ
ヤ8上の煉瓦積載パレツト23の高さを調整す
る。
次に煉瓦押圧部材12を支持している横行部材
11をタワー側端部に配置すると共に、昇降フレ
ーム9を下降させることにより煉瓦押圧部材12
を下降させて、その煉瓦押圧部材12を最上段の
複数の煉瓦77におけるタワー側の端面に対向さ
せ、かつ台車6を旋回走行させて、最上段の複数
の煉瓦77を炉壁の煉瓦積み予定位置に対向さ
せ、次いで横行部材11および煉瓦押圧部材12
を炉壁に向かつて前進移動させることにより、前
記最上段の複数の煉瓦77をも前進移動させて、
既に積まれている最上段の煉瓦78に載置したの
ち、横行部材11および煉瓦押圧部材12をタワ
ーに向かつて後退移動させる。
次に前進移動された各煉瓦77を吸引吊上具6
9により吊上げると共に、その煉瓦77の下面お
よび周囲と既に積まれている最上段の煉瓦78と
を吸引清掃したのち、前記煉瓦77を煉瓦78の
上に降ろす。
次に受取コンベヤ8上の煉瓦積載パレツト23
における最上段の煉瓦77の下面が他の煉瓦積み
予定位置の最上段の煉瓦78の上面よりも若干高
レベルになるように、コンベヤ昇降用駆動装置7
により受取コンベヤ8および煉瓦積載パレツト2
3を上昇移動させ、かつ台車6を旋回させて、最
上段の煉瓦77を炉壁の煉瓦積み予定位置に対向
させ、次いで前述のようにして煉瓦積載パレツト
23における煉瓦77の前進移動と吊上げと吸引
清掃と吊降ろしを行なう。
前述のような動作を反復して行なつて、パレツ
ト79上のすべての煉瓦77を積み終つたのち、
パレツト79を中継用ローラコンベヤ20に移送
し、次いで補助中継ローラコンベヤ35を起立し
て固定したのち、搬器14を上限位置まで上昇さ
せ、中継用ローラコンベヤ20上のパレツト79
を搬入用ローラコンベヤ21上に送り出し、次い
でそのパレツト79を所定の場所に搬送する。
第14図ないし第16図はこの発明の第2実施
例を示すものであつて、筒状フレーム18の上部
に環状支持レール80が固定され、かつ移動フレ
ーム81の両端部には、環状支持レール80にお
ける下部フランジの上面および下面に係合するロ
ーラ82とその下部フランジの側面に係合するサ
イドローラ83とが取付けられ、伸縮旋回アーム
64の基端部が移動フレーム81に固定されてい
るが、その他の構成は第1実施例の場合と同様で
ある。
従来、煉瓦積の工程においては、人手による押
圧力またはハンマーによる打撃力を煉瓦に加え
て、煉瓦の水平方向の位置合わせを行なつている
が、前記実施例のように操作用ハンドル76を有
する吸引吊上具69を伸縮旋回アーム64により
トロリ66を介して吊下支持しておけば、前記吸
引吊上具69により、煉瓦を若干吊上げた状態で
操作用ハンドル76を押圧することにより、煉瓦
の位置合わせを容易に行なうことができる。
また、前記実施例の場合は、煉瓦の周囲のごみ
を清掃用吸引ホース71により吸引清掃すること
ができるので、上下の煉瓦間のごみの喰い込みに
よる前倒れ現象(炉内側への傾き)を防止するこ
とができると共に、作業環境を浄化することがで
きる。前記伸縮旋回アーム64は旋回自在および
伸縮自在であるので、吸引吊上具69を任意の位
置に移動することができる。なお前記トロリ66
を省略して、チエーンブロツク70を移動アーム
65の先端に直接取付けてもよい。
この発明を実施する場合、昇降フレーム9を昇
降移動させるフレーム昇降用駆動装置および横行
部材11を炉壁に向かつて進退移動させる横行用
駆動装置としては、マグネツトピストンおよび従
動用磁石に代えて他の任意の駆動装置を使用して
もよい。また煉瓦押圧部材12の長手方向の両側
の昇降フレーム9を連結部材により連結してもよ
い。さらにまた、第17図に示すように、伸縮旋
回アーム64の基端部を台車6における上部フレ
ーム84に旋回自在に取付けてもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、搬器14により下降搬送さ
れてきた煉瓦積載パレツト23を、台車6により
コンベヤ昇降用駆動装置7を介して支持されてい
る受取コンベヤ8上に受取り、次いでコンベヤ昇
降用駆動装置7により煉瓦積載パレツト23のレ
ベルを調整し、かつフレーム昇降用駆動装置によ
り煉瓦押圧部材12のレベルを調整して、その煉
瓦互押圧部材12を煉瓦積載パレツト23におけ
る最上段の煉瓦77のタワー側の端部に対向させ
たのち、横行用駆動装置によつて横行部材11お
よび煉瓦押圧部材12を介して煉瓦積載パレツト
23における最上段の煉瓦77を炉壁に向かつて
前進移動することにより、前記煉瓦積載パレツト
23上の煉瓦77を機械的により容易にかつ安全
にしかも迅速に積むことができ、さらに最上段の
煉瓦77を炉壁に向かつて前進移動して積んだの
ちは、コンベヤ昇降用駆動装置7により煉瓦積載
パレツト23を煉瓦1本の厚さ分だけ上昇移動
し、かつ車台6を他の煉瓦積予定場所に対向する
位置まで旋回走行させたのち、前述のように横行
用駆動装置により横行部材11および煉瓦押圧部
材12を介して次の段の煉瓦77を前進移動する
という動作を反復して行なうことにより、パレツ
ト上の煉瓦77を、機械力により所定位置に容易
にかつ安全にしかも迅速に順次積んでいくことが
でき、しかも大重量の煉瓦であつても機械的によ
り容易に積むことができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図はこの発明の第1実施例
を示すものであつて、第1図は転炉用煉瓦積装置
の設置状態を示す概略縦断側面図、第2図はその
横断平面図、第3図は第2図の一部を拡大して示
す横断平面図、第4図は環状作業台上の煉瓦昇降
移動装置と搬器上の煉瓦積載パレツトと吸引吊上
具および清掃用吸引ホースとを示す縦断側面図、
第5図は煉瓦昇降移動装置の一部切欠側面図、第
6図はその正面図、第7図は煉瓦昇降移動装置の
平面図、第8図はフレーム昇降用駆動装置の縦断
側面図、第9図は第5図のD−D線断面図、第1
0図は横行部材による煉瓦押圧部材の支持状態を
示す側面図、第11図はその一部縦断正面図、第
12図は煉瓦積載パレツトの正面図、第13図は
その平面図である。第14図ないし第16図はこ
の発明の第2実施例を示すものであつて、第14
図は転炉用煉瓦積装置の横断平面図、第15図は
吸引吊上具を吊下支持している伸縮旋回アームの
旋回支持部を示す縦断側面図、第16図は第15
図のE−E線断面図である。第17図は伸縮旋回
アームを台車の上部フレームに取付けた状態を示
す側面図である。第18図は従来の転炉用煉瓦搬
入装置を示す概略縦断側面図である。 図において、1は転炉、2は昇降用タワー、3
は作業台昇降用駆動装置、4は環状作業台、5は
環状レール、6は台車、7はコンベヤ昇降用駆動
装置、8は受取コンベヤ、9は昇降フレーム、1
0は横行ガイド部材、11は横行部材、12は煉
瓦押圧部材、13は搬器昇降用駆動装置、14は
搬器、15は支持フレーム、18は筒状フレー
ム、19は環状作業デツキ、20は中継用ローラ
コンベヤ、21は搬入用ローラコンベヤ、22は
開口部、23は煉瓦積載パレツト、26は搬器昇
降用ガイドレール、27はガイドローラ、31は
開口部、32はローラ、35は補助中継ローラコ
ンベヤ、37は横軸、38および39はピン孔、
41は作業台昇降用ガイドレール、43は車輪、
44は手押用ハンドル、48は伸縮リンク装置、
49は伸縮用電動式液圧シリンダ、50は昇降ガ
イド部材、52は駆動用磁石、53はマグネット
ピストン、54は従動用磁石、56は駆動用磁
石、57はマグネツトピストン、58は従動用磁
石、60は横軸、64は伸縮旋回アーム、65は
移動アーム、66はトロリ、67は伸縮蛇腹筒、
68は吸着盤、69は吸引吊上具、71は清掃用
吸引ホース、72は電磁開閉バルブ、76は操作
用ハンドル、77および78は煉瓦、79はパレ
ツト、80は環状支持レール、81は移動フレー
ムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下部が転炉1内に挿入される垂直な昇降用タ
    ワー2の外側に、作業台昇降用駆動装置3により
    昇降移動される環状作業台4が設けられ、その環
    状作業台4上に固定された環状レール5に沿つて
    旋回走行する台車6に、コンベヤ昇降用駆動装置
    7により昇降移動される受取コンベヤ8と、フレ
    ーム昇降用駆動装置により昇降移動される昇降フ
    レーム9とが設けられ、その昇降フレーム9には
    転炉半径方向に平行に延長する横行ガイド部材1
    0が取付けられ、その横行ガイド部材10により
    ガイドされて横行用駆動装置により進退移動され
    る横行部材11には、前記横行ガイド部材10に
    直角な水平方向に延長する煉瓦押圧部材12が取
    付けられ、前記昇降用タワー2内に搬器昇降用駆
    動装置13により昇降移動される搬器14が設け
    られていることを特徴とする転炉用煉瓦積装置。
JP14299086A 1986-06-20 1986-06-20 転炉用煉瓦積装置 Granted JPS63415A (ja)

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JP14299086A JPS63415A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 転炉用煉瓦積装置

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JPS63415A JPS63415A (ja) 1988-01-05
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