JPH0138121B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0138121B2
JPH0138121B2 JP56167699A JP16769981A JPH0138121B2 JP H0138121 B2 JPH0138121 B2 JP H0138121B2 JP 56167699 A JP56167699 A JP 56167699A JP 16769981 A JP16769981 A JP 16769981A JP H0138121 B2 JPH0138121 B2 JP H0138121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
acid
scale
aqueous solution
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56167699A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5869203A (ja
Inventor
Toshihide Shimizu
Yasuo Furukawa
Ichiro Kaneko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP56167699A priority Critical patent/JPS5869203A/ja
Priority to US06/764,508 priority patent/US4612354A/en
Priority to IN1206/CAL/82A priority patent/IN157818B/en
Priority to PCT/JP1982/000414 priority patent/WO1983001452A1/ja
Priority to EP82903059A priority patent/EP0091965B1/en
Priority to DE8282903059T priority patent/DE3275722D1/de
Publication of JPS5869203A publication Critical patent/JPS5869203A/ja
Priority to NO832086A priority patent/NO158022C/no
Publication of JPH0138121B2 publication Critical patent/JPH0138121B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/002Scale prevention in a polymerisation reactor or its auxiliary parts
    • C08F2/004Scale prevention in a polymerisation reactor or its auxiliary parts by a prior coating on the reactor walls

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
この発明は、ビニル系単量䜓の改良された重合
方法に関するものである。 埓来、ビニル系単量䜓の重合方法ずしおは、懞
濁重合法、乳化重合法、溶液重合法、気盞重合
法、あるいは塊状重合法などが知られおいるが、
これらの重合法においおは、いずれの堎合にも重
合噚壁その他かくはん装眮郚等における重合䜓ス
ケヌル付着の問題点があ぀た。 すなわち、これらの方法でビニル系単量䜓を重
合するず、重合噚内壁およびかくはん装眮郚など
単量䜓が接觊する郚分に、重合䜓スケヌルが付着
し、このため重合䜓の収率、重合噚冷华胜力など
が䜎䞋するほか、このスケヌルがはく離しお補品
䞭に混入し、補品の品䜍を䜎䞋させるずいう䞍利
がもたらされ、他方たたこの付着スケヌルを陀去
するためには、過倧な劎力ず時間ずを芁するのみ
ならず、このスケヌル䞭に未反応の単量䜓が吞着
されおいるので、近時きわめお重倧な問題ずな぀
おいる単量䜓塩化ビニル等による人䜓障害の
危険性があるずいう䞍利がある。 しかしお、この重合䜓スケヌルの重合噚内壁等
ぞの付着を防止する目的でたずえば重合噚内壁お
よびかくはん機などにアミン化合物、キノン化合
物、アルデヒド化合物などの極性有機化合物や染
料、顔料などを塗垃する方法特公昭45−30343
号公報、同45−30835号公報等参照、極性有機化
合物あるいは染料を金属塩で凊理したものを塗垃
する方法特公昭52−24953号公報参照、電子䟛
䞎性化合物ず電子受容性化合物ずの混合物を塗垃
する方法特公昭53−28347号公報参照、無機塩
あるいは無機錯䜓を塗垃する方法特公昭52−
24070号公報参照等が公知ずされおいる。 これらの塗垃する方法は、重合觊媒ずしおアゟ
化合物系觊媒および長鎖のアルキル基を有する過
酞化物系觊媒においおは顕著なスケヌル防止効果
が埗られる。しかし、重合觊媒の氎に察する溶解
床が0.2重量以䞊20℃であるような油溶性
過酞化物系觊媒を䜿甚するたずえば塩化ビニルの
懞濁重合では、スケヌル防止は著しく枛退もしく
はほずんど効果が埗られないずいう欠点がある。
たた、単量䜓のうちでもスチレン、スチレン―ブ
タゞ゚ン、アクリロニトリル―ブタゞ゚ン―スチ
レン等の重合の堎合にはスケヌル防止効果が著し
く枛退もしくはほずんど効果が埗られない。 なお、䞊蚘氎に察する溶解床が0.2重量以䞊
である油溶性過酞化物觊媒は、これをたずえば塩
化ビニルの懞濁重合甚觊媒ずしお䜿甚するこずに
より、加工時初期着色を起さない、良奜な熱安定
性を瀺す、品質のすぐれた塩化ビニル重合䜓を䞎
えるずいう特城をも぀おいる。したが぀おこのよ
うな油溶性過酞化物觊媒を䜿甚するに際し、スケ
ヌル付着防止の有効な方法を芋い出すこずはきわ
めお重芁な技術的課題ずされるのである。 本発明は、このような䞍利欠点をずもなわず
に、ビニル系単量䜓を重合するこずができる方法
を提䟛しようずするもので、これはビニル系単量
䜓を重合するに際し、あらかじめ、重合噚内壁そ
の他単量䜓が接觊する郚分に、(ã‚€)スルホン酞型も
しくはカルボン酞型染料のアルカリ金属もしくは
アンモニりム塩、および(ロ)ポリビニルアルコヌル
を含む、PH倀以䞋に調敎された氎溶液を塗垃
し、也燥するこずを特城ずするビニル系単量䜓の
重合方法に関するものである。 本発明は、塗垃剀の溶媒が氎である堎合、スケ
ヌル付着防止は、スルホン酞型もしくはカルボン
酞型染料のアルカリ金属もしくはアンモニりム塩
の氎溶液を壁面に塗垃也燥せしめおもスケヌル防
止効果はほずんど埗られないが、この氎溶液のPH
倀を以䞋に調敎するず共にこの氎溶液にポリビ
ニルアルコヌルを含有させるず、顕著なスケヌル
防止効果がもたらされるこずにもずづいお完成さ
れたものである。 この本発明の方法によれば、重合噚内壁あるい
はかくはん翌、かくはん軞などの単量䜓が接觊す
る郚分における重合䜓スケヌルの付着を顕著に防
止するこずができ、この効果は懞濁重合法、乳化
重合法、塊状重合法等の皮々の重合方法におい
お、重合噚がステンレス補あるいはガラスラむニ
ング補のいずれであ぀おも、たた単量䜓の皮類、
重合系の組成、重合觊媒の皮類等による圱響を受
けるこずなく発揮されるずいう利点がもたらされ
る。したが぀おたずえば埓来ガラスラむニング補
の重合噚で実斜されおいた分野の重合も本発明の
方法によればステンレスの重合噚で実斜するこず
ができ、工業䞊の利点が倧である。 たた、本発明の方法によれば、塩化ビニルの重
合に圓぀お重合觊媒ずしお氎に察する溶解床が
0.2重量以䞊であるような油溶性過酞化物觊媒
を䜿甚した堎合でも重合噚内壁等ぞの重合䜓スケ
ヌルの付着がほが完党に防止され、埗られる重合
䜓は加工時初期着色がなく、良奜な熱安定性を瀺
し、フむツシナアむが顕著に少なく高品質のもの
であるずいう効果が䞎えられる。 本発明の方法により、䞀局巟広い各皮の重合に
察しお重合䜓スケヌルの付着が顕著に防止される
ようになる機構は、おそらく前蚘したPH調敎され
た氎溶液䞭の化合物が重合噚の壁面で也燥される
ずもはや氎に䞍溶たたは難溶性ずな぀お壁面ぞの
吞着が匷固に行われ、この塗垃膜が芪氎化を匷く
垯びるため、氎媒䜓䞭に郚分的に溶解した油溶性
過酞化物觊媒が吞着するのを防ぎ、この結果この
塗垃膜が油溶性過酞化物觊媒により分解陀去され
るこずが防止されるためず考えられる。 ぀ぎに、本発明の内容をさらに詳しく説明す
る。 本発明の方法に䜿甚される前蚘(ã‚€)成分であるス
ルホン酞型もしくはカルボン酞型染料のアルカリ
金属もしくはアンモニりム塩ずしおは、C.I.ダむ
レクトむ゚ロヌC.I.アシツドむ゚ロヌ38C.
I.アシツドむ゚ロヌC.I.リアクテブむ゚ロヌ
C.I.ダむレクトオレンゞC.I.ダむレクト
オレンゞ10C.I.ダむレクトレツド18C.I.アシ
ツドレツド52C.I.アシツドレツド73C.I.ダむ
レクトレツド186C.I.ダむレクトレツド92C.I.
ダむレクトバむオレツドC.I.ダむレクトバむ
オレツド22C.I.アシツドレツド18C.I.アシツ
ドバむオレツド11C.I.アシツドバむオレツド
78C.I.モヌダントバむオレツドC.I.ダむレ
クトブルヌC.I.ダむレクトブルヌ71C.I.ダ
むレクトブルヌ106C.I.リアクテむブブルヌ
C.I.リアクテむブブルヌ18C.I.アシツドブルヌ
116C.I.アシツドブルヌ158C.I.モヌダントブ
ルヌC.I.モヌダントブラツクC.I.モヌダ
ントブラツクC.I.アシツドブラツクC.I.
ダむレクトブラツク38C.I.゜ルビラむズドバツ
トブラツクC.I.フルオレセントブラむトニン
グ゚むゞ゚ント30C.I.フルオレセントブラむト
ニング゚むゞ゚ント32C.I.アゟむツクブラりン
等が䟋瀺される。 䞀方、本発明に䜿甚される(ロ)ポリビニルアルコ
ヌルずしおはどのような皮類のものでもよいが、
䞀般には氎溶液の20℃における粘床がヘプラ
ヌ法にしたが぀お枬定された倀ずしお〜100セ
ンチポむズ奜たしくは20〜100センチポむズ
であり、か぀ケン化床70〜100モル奜たしく
は80〜100モルであるものが適圓ずされる。 本発明の方法を実斜するに圓぀お、䞊蚘した(ã‚€)
および(ロ)成分を含む氎溶液を調補する必芁があ
り、これは䟋えば氎に(ã‚€)成分をおおよそ0.01〜
重量の濃床で溶解し、぀いでこれに(ロ)成分の適
圓量を溶解した埌、PH調敎以䞋するずいう
方法により䜜るこずができる。この(ロ)成分の䜿甚
量は前蚘した(ã‚€)成分の100重量郚に察し、(ロ)成分
を〜40重量郚特には〜25重量郚の範囲ず
するこずが望たしく、これにより塗垃膜の噚壁面
等ぞの付着力が匷固になるずいう利点が䞎えられ
る。なお、(ロ)成分の添加順序に぀いおは特に制限
がなく、これは(ã‚€)成分ず同時に、あるいはPH調敎
した埌等いずれでもよい。たた(ロ)ポリビニルアル
コヌルは予め氎溶液ずしお加えるのがよい。 䞊蚘した(ã‚€)および(ロ)成分を含む氎溶液はPH以
䞋に調敎されおいるこずがスケヌル防止効果の点
で必芁であり、これがアルカリ性であるず䞍溶性
のスケヌル防止効果にすぐれた塗垃膜を圢成する
こずができない。 なお、このPH調敎のために䜿甚する酞物質ずし
おは、硫酞、塩酞、りん酞、硝酞、炭酞、過塩玠
酞、モリブデン酞、タングステン酞、ぎ酞、酢
酞、シナり酞、マレむン酞、グルコヌル酞、乳
酞、チオグリコヌル酞、およびフむチン酞などが
䟋瀺され、これらはあらかじめ氎溶液ずしおおく
こずが䟿利である。 䞊蚘のようにしお埗た氎溶液を重合噚内壁およ
びその他単量䜓が接觊する郚分に塗垃し、塗垃面
を十分に也燥する。あるいは重合噚内壁およびそ
の他単量䜓が接觊する郚分をあらかじめ加熱40
〜100℃しおおいお、加熱面に盎接塗垃する。
いずれの堎合においおも、塗垃面が十分也燥しお
から芁すれば氎掗する。 なお、塗垃液ずしおの氎溶液を調補する際に、
溶媒は氎単独に限られず氎ず容易に混合可胜な有
機溶媒を䜵甚しおもよい。この堎合塗垃および塗
垃埌の也燥は加熱するこずなく、宀枩で塗垃操䜜
を完了させるこずができる。氎ず容易に混合可胜
な有機溶媒ずしおは、炭玠原子数〜のアルコ
ヌル系溶剀、゚ステル系溶剀、ケトン系溶剀など
が䜿甚される。 このようにしお調補される氎溶液には、これが
ステンレス補等の重合噚内壁に塗垃される堎合に
その壁面に察するぬれ性を向䞊させるための添加
剀を配合するこずは望たしいこずであり、この添
加剀ずしおは、特に炭玠原子数〜の䞀䟡のア
ルコヌルが奜適ずされ、これには―プロピルア
ルコヌル、iso―プロピルアルコヌル、―ブチ
ルアルコヌル、iso―ブチルアルコヌル、sec―ブ
チルアルコヌル、―ブチルアルコヌル、―ア
ミルアルコヌル、―アミルアルコヌル、iso―
アミルアルコヌル、sec―アミルアルコヌル、sec
―ヘキシルアルコヌルなどが䟋瀺される。これら
はその皮もしくは皮以䞊を最終的に調敎され
る氎溶液䞭における濃床でおおむね〜20重量
ずなるように添加するこずにより、前蚘ぬれを向
䞊させる目的が達成される。 本発明においお、重合噚壁等ぞの塗垃量は、埓
来の塗垃剀を䜿甚する堎合ず同皋床でよい。すな
わち、重合噚内壁、かくはん機等に察しお0.001
m2以䞊ずするこずでスケヌル付着防止の効果
が十分発揮される。 本発明の方法は、ビニル系単量䜓の重合に適甚
されるが、この単量䜓の具䜓的䟋瀺ずしおは、塩
化ビニルなどのハロゲン化ビニル、酢酞ビニル、
プロピオン酞ビニルなどのビニル゚ステル、アク
リル酞、メタクリル酞あるいはそれらの゚ステル
たたは塩、マレむン酞たたはフマル酞、およびそ
れらの゚ステルたたは無氎物、ブタゞ゚ン、クロ
ロプレン、む゜プレンのようなゞ゚ン系単量䜓、
さらにスチレン、アクリロニトリル、ハロゲン化
ビニリデン、ビニル゚ヌテルなどがあげられる。 これら単量䜓の皮たたは皮以䞊の重合にあ
たり、その重合圢匏、重合凊方がいずれであ぀お
もスケヌル防止の目的が有効に達成され、䟋えば
ビニル系単量䜓の懞濁重合、乳化重合の堎合に重
合系に加えられる添加剀が郚分ケン化ポリビニル
アルコヌル、メチルセルロヌスなどの懞濁剀、ラ
りリル硫酞ナトリりム、ドデシルベンれンスルホ
ン酞ナトリりム、ゞオクチルスルホコハク酞ナト
リりムなどのアニオン性乳化剀、゜ルビタンモノ
ラりレヌト、ポリオキシ゚チレンアルキル゚ヌテ
ルなどのノニオン性乳化剀、炭酞カルシりム、酞
化チタンなどの充填剀、䞉塩基性硫酞鉛、ステア
リン酞カルシりム、ゞブチルすずゞラりレヌト、
ゞオクチルすずメルカプチドなどの安定剀、ラむ
スワツクス、ステアリン酞などの滑剀、DOP
DBPなどの可塑剀、トリクロロ゚チレン、メル
カプタン類などの連鎖移動剀、PH調節剀などが存
圚する重合系においお良奜にスケヌル付着が防止
される。 たた、本発明の特城は重合觊媒の皮類に圱響さ
れるこずなく、いずれの觊媒を䜿甚した堎合でも
顕著なスケヌル防止効果が発揮される。 䞀般にビニル系単量䜓に䜿甚される重合觊媒ず
しおは、ラりロむルパヌオキサむド、クメンハむ
ドロパヌオキサむド、パラヌメンタンハむドロパ
ヌオキサむド、―トリメチルヘキサノ
゚ルパヌオキサむド、ゞむ゜プロピルパヌオキシ
ゞカヌボネヌト、ゞ――゚チルヘキシルパヌオ
キシゞカヌボネヌト、ゞ――゚トキシ゚チルパ
ヌオキシゞカヌボネヌト、ビス――メトキシブ
チルメチルパヌオキシゞカヌボネヌト、ゞ―ブト
キシ゚チルパヌオキシゞカヌボネヌト、―ブチ
ルパヌオキシピバレヌト、α―クミルパヌオキシ
ネオデカノ゚ヌト、アセチルシクロヘキシルスル
ホニルパヌオキサむド、アゟビスむ゜ブチロニト
リル、アゟビス――ゞメチルパレロニトリ
ル、過硫酞カリりムなどが䟋瀺される。 なお、特に塩化ビニル系単量䜓の重合に぀いお
述べるず、䞊蚘した油溶性過酞化物觊媒のうち、
ゞ――゚チルヘキシルパヌオキシゞカヌボネヌ
ト、―トリメチルヘキサノ゚ルパヌオ
キサむド、α―クミルパヌオキシネオデカノ゚ヌ
トのような氎に察する溶解床がきわめお小さいも
のは、これを䜿甚しお埗られる塩化ビニル系重合
䜓が加工時初期着色を起こし、熱安定性もよくな
いずいう問題があるが、ゞ――゚トキシ゚チル
パヌオキシゞカヌボネヌト、ビス――メトキシ
ブチルパヌオキシゞカヌボネヌト、ゞ―ブトキシ
゚チルパヌオキシゞカヌボネヌトのような20℃で
の氎に察する溶解床が0.2以䞊である觊媒はかか
る問題点がないずいうすぐれた特城をも぀おい
る。したが぀お、この溶解床が0.2以䞊であるよ
うな觊媒の䜿甚が望たしいのであるが、埓来これ
にはスケヌル付着が倧きいずいう欠点があ぀た。
本発明によればこのような觊媒を䜿甚した堎合で
もスケヌル付着が顕著に防止させるずいう効果が
䞎えられる。 ずころで、埓来知られおいる䞻な油溶性過酞化
物觊媒に぀いおそれらの氎に察する溶解床をあげ
るず、䞋蚘のずおりである。
【衚】 本発明の方法が特に奜適に実斜されるのは、塩
化ビニルなどのハロゲン化ビニルたたはそれらを
䞻䜓ずする単量䜓混合物䟋えば塩化ビニル―酢酞
ビニルなどの懞濁重合あるいは乳化重合によるそ
れら共重合䜓の補造の堎合、さらにはステン
レス補重合噚におけるポリスチレン、ポリメチル
メタクリレヌト、ポリアクリロニトリルなどの重
合䜓のビヌズ、ラテツクスの補造、SBR
NBRCRIRIIRなどの合成ゎムの補造こ
れら合成ゎムは通垞乳化重合によ぀お補造され
る、ABS暹脂の補造の堎合である。 ぀ぎに本発明の実斜䟋を瀺すが、各物性倀は䞋
蚘の方法にしたが぀たものである。 フむツシナアむ個の枬定方法 重合䜓100重量郚、DOP50重量郚、ゞブチルす
ずゞラりレヌト重量郚、セチルアルコヌル重
量郚、酞化チタン0.25重量郚、およびカヌボンブ
ラツク0.05重量郚の混合物を150℃の本ロヌル
で分間混緎しおから、0.2mmの厚さを有するシ
ヌトずし、これに光透過法により100cm2圓りのシ
ヌト䞭に含たれるフむツシナアむの個数を調べ
た。 熱安定性分の枬定方法 重合䜓100重量郚、ゞブチルすずマレヌト重
量郚およびステアリン酞重量郚の混合物を170
℃の本ロヌルロヌル間隔0.7mmで10分間混
緎し、厚さ0.7mmのシヌトずした詊隓片を180℃の
ギダヌオヌブン䞭で加熱し、黒化するたでの時間
をも぀お瀺した。 たた、各実斜䟋䞭第衚、第衚、第衚、
ポリビニルアルコヌルに぀いおは䞋蚘垂販品を䜿
甚した。
【衚】
【衚】 (泚) 䞊蚘商品名のものはいずれも日本合
成化孊工業(æ ª)補のものであり、粘床は
氎溶液の20℃における倀である。
実斜䟋  内容積1000のステンレス補重合噚の内壁およ
びかくはん機の単量䜓が接觊する郚分に、第衚
に瀺すずおりの塗垃剀を塗垃し、塗垃面を90℃10
分加熱也燥し぀いで氎掗した。 この塗垃された重合噚に、郚分けん化ポリビニ
ルアルコヌル150およびヒドロキシプロピルメ
チルセルロヌス50を溶解した氎500Kg、第衚
に瀺した皮類の重合開始剀および塩化ビニル250
Kgを仕蟌み、50℃で10時間重合した。 ただし、実隓No.22〜28が本発明の実斜䟋を瀺し
たもので、他の実隓䟋は参考䟋ないし比范䟋であ
る。これらの実隓結果から明らかなずおり、スケ
ヌル付着量は重合開始剀の皮類により倧きく異な
り、重合開始剀EEP、MPCおよびBEPは実隓No.
〜、No.12〜14およびNo.19〜21に瀺したずお
り、倚量のスケヌルが付着するが、これを本発明
で定矩した塗垃剀を䜿甚するこずによ぀おスケヌ
ル付着量は実隓No.26〜28に瀺すずおり実質的にれ
ロに近い倀ずなる。
【衚】
【衚】 他方、䞊蚘実隓No.26、No.27およびNo.28におい
お、塗垃剀䞭にさらにiso―ブタノヌルを10重量
添加した塗垃剀を䜿甚したほかは同様にしお塗
垃し、仕蟌みを行぀お重合したずころ、スケヌル
付着量はいずれの堎合もほずんどれロであ぀た。 実斜䟋  内容積100の重合噚ステンレス補の内壁
ずかくはん機郚分に、第衚に瀺す塗垃剀の氎性
塗垃液を塗垃し、90℃10分間加熱也燥し぀
いでその塗垃面を氎掗した。  塗垃液氎に(ã‚€)および(ロ)を合蚈にお0.5
重量の濃床で溶解しりん酞でPH2.5に調
節したもの この塗垃された重合噚に、氎40Kg、塩化ビニル
単量䜓17Kg、酢酞ビニル単量䜓Kg、郚分けん化
ポリビニルアルコヌル12、ヒドロキシプロピル
メチルセルロヌズ、重合開始剀ずしおMPC6
、トリクロロ゚チレン200を仕蟌み、予備か
くはんを15分間行ない、぀いで58℃に昇枩しお12
時間重合した。 各実隓で重合噚のスケヌル付着量を調べたずこ
ろ、結果は第衚に瀺すずおりであ぀た。
【衚】 実斜䟋  内容積500のかくはん機付ステンレス補重合
噚の内壁およびかくはん機郚分に、第衚に瀺す
塗垃剀の氎性塗垃液を塗垃し、90℃で10分
間加熱也燥し぀いでその塗垃面を氎掗した。  塗垃液氎に(ã‚€)および(ロ)を合蚈にお1.0
重量の濃床で溶解しりん酞でPH3.0に調
節し、これにさらにむ゜ブタノヌルを10重
量で添加したもの この塗垃された重合噚に、氎200Kg、スチレン
100Kg、りん酞カルシりムKg、ドデシルベンれ
ンスルホン酞ナトリりム10、メチルセルロヌス
20を仕蟌み、かくはんしながら60℃で時間重
合を行぀た。重合終了埌スケヌル付着量を調べた
ずころ、第衚に瀺すずおりであ぀た。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ビニル系単量䜓を重合するに際し、あらかじ
    め、重合噚内壁その他単量䜓が接觊する郚分に、 (ã‚€) スルホン酞型もしくはカルボン酞型染料のア
    ルカリ金属もしくはアンモニりム塩 および (ロ) ポリビニルアルコヌル、 を含む、PH以䞋に調敎された氎溶液を塗垃し、
    也燥するこずを特城ずするビニル系単量䜓の重合
    方法。  前蚘(ã‚€)および(ロ)成分を含む氎溶液に炭玠原子
    数〜の䞀䟡アルコヌルを添加するこずを特城
    ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の重合方法。
JP56167699A 1981-10-20 1981-10-20 ビニル系単量䜓の重合方法 Granted JPS5869203A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56167699A JPS5869203A (ja) 1981-10-20 1981-10-20 ビニル系単量䜓の重合方法
US06/764,508 US4612354A (en) 1981-10-20 1982-10-14 Method for preventing polymer scale deposition in the polymerization of a vinylic monomer
IN1206/CAL/82A IN157818B (ja) 1981-10-20 1982-10-15
PCT/JP1982/000414 WO1983001452A1 (en) 1981-10-20 1982-10-19 Process for preventing deposition of polymer scale during polymerization of vinyl monomer
EP82903059A EP0091965B1 (en) 1981-10-20 1982-10-19 Process for preventing deposition of polymer scale during polymerization of vinyl monomer
DE8282903059T DE3275722D1 (en) 1981-10-20 1982-10-19 Process for preventing deposition of polymer scale during polymerization of vinyl monomer
NO832086A NO158022C (no) 1981-10-20 1983-06-09 Fremgangsmaate for aa hindre polymerskall-avsetning ved polymerisasjon av vinylsk monomer.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56167699A JPS5869203A (ja) 1981-10-20 1981-10-20 ビニル系単量䜓の重合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5869203A JPS5869203A (ja) 1983-04-25
JPH0138121B2 true JPH0138121B2 (ja) 1989-08-11

Family

ID=15854576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56167699A Granted JPS5869203A (ja) 1981-10-20 1981-10-20 ビニル系単量䜓の重合方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4612354A (ja)
EP (1) EP0091965B1 (ja)
JP (1) JPS5869203A (ja)
DE (1) DE3275722D1 (ja)
WO (1) WO1983001452A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2535325B1 (fr) * 1982-10-27 1987-10-30 Toyo Soda Mfg Co Ltd Procede de polymerisation non aqueuse du chlorure de vinyle
DE3777931D1 (de) * 1986-09-22 1992-05-07 Ishihara Sangyo Kaisha Titandioxydsol und verfahren zur seiner herstellung.
IT1205543B (it) * 1986-12-24 1989-03-23 C I R S Cie Italiana Ricerca E Agente anti-incrostante per la polimerizzazione di monomeri olefinici clorurati
FR2631967B1 (fr) * 1988-05-24 1990-09-07 Solvay Polythiourees, procede pour leur fabrication et utilisation de ces polythiourees pour eviter ou reduire le croutage des reacteurs de polymerisation
AT394047B (de) * 1988-12-20 1992-01-27 Chemie Linz Gmbh Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von fluessigkeistsabsorbierenden, vernetzten polymeren
JP2719842B2 (ja) * 1990-05-25 1998-02-25 信越化孊工業株匏䌚瀟 重合䜓スケヌルの付着防止方法および重合䜓スケヌル付着防止剀
ES2074616T3 (es) * 1990-08-28 1995-09-16 Shinetsu Chemical Co Substancias, recipiente y procedimiento para la prevencion del deposito de cascarilla de polimero en los recipientes de polimerizacion.
EP0496349B1 (en) * 1991-01-22 1996-04-10 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Coating solution for preventing adhesion of polymer scale and method for its use
JP3317803B2 (ja) * 1994-11-15 2002-08-26 信越化孊工業株匏䌚瀟 重合䜓スケヌル付着防止剀及びそれを䜿甚する重合䜓補造方法
IT1281413B1 (it) * 1995-08-29 1998-02-18 Cirs Spa Anticrosta ecologico per rivestire i reattori di polimerizzazione
JP2001011102A (ja) * 1999-06-25 2001-01-16 Shin Etsu Chem Co Ltd ゚チレン性二重結合を有する単量䜓の重合䜓を補造する方法
US10689280B2 (en) * 2009-12-31 2020-06-23 Ecolab Usa Inc. Method for the removing and reducing scaling

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE91560C (ja) * 1970-05-07
CA1077197A (en) * 1975-03-24 1980-05-06 Kazuhiko Kurimoto Method for bulk polymerization of vinyl chloride
GR64894B (en) * 1977-01-25 1980-06-07 Shinetsu Chemical Co Method for the polymerization of a vinyl menomer
JPS5392885A (en) * 1977-01-25 1978-08-15 Shin Etsu Chem Co Ltd Polymerization of vinyl monomer
JPS5934721B2 (ja) * 1977-11-24 1984-08-24 信越化孊工業株匏䌚瀟 ビニル系単量䜓の重合方法
US4142033A (en) * 1978-05-15 1979-02-27 The B. F. Goodrich Company Inversion polymerization process for producing vinyl resins
JPS55157602A (en) * 1979-05-25 1980-12-08 Shin Etsu Chem Co Ltd Polymerization of vinyl monomer
US4256864A (en) * 1979-08-13 1981-03-17 The B. F. Goodrich Company Polymerization reactors coated with polymer-inhibitor complexes

Also Published As

Publication number Publication date
EP0091965B1 (en) 1987-03-18
EP0091965A4 (en) 1984-04-06
JPS5869203A (ja) 1983-04-25
WO1983001452A1 (en) 1983-04-28
EP0091965A1 (en) 1983-10-26
US4612354A (en) 1986-09-16
DE3275722D1 (en) 1987-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0138121B2 (ja)
JPH0431402A (ja) 重合䜓スケヌルの付着防止方法およびこの方法で甚いる重合䜓スケヌル付着防止甚塗垃液
US5292834A (en) Method of preventing polymer scale deposition
JPH0450203A (ja) 重合䜓スケヌル付着防止剀および重合䜓スケヌルの付着防止方法
JPH02292302A (ja) 重合䜓スケヌルの付着防止方法
JPS6152162B2 (ja)
JP2764654B2 (ja) 重合䜓スケヌル付着防止剀および重合䜓スケヌルの付着防止方法
JPS629123B2 (ja)
US5411675A (en) Polymer scale preventive agent, polymerization vessel effective in preventing polymer scale deposition, and process of producing polymer using said vessel
JPS6230204B2 (ja)
JPS638961B2 (ja)
JPH0119401B2 (ja)
JPH07116245B2 (ja) 重合䜓スケヌルの付着防止方法
JPH02202901A (ja) 重合䜓スケヌルの付着防止方法
JP2764649B2 (ja) 重合䜓スケヌル付着防止剀および重合䜓スケヌルの付着防止方法
JP2764650B2 (ja) 重合䜓スケヌル付着防止剀および重合䜓スケヌルの付着防止方法
JPH0129484B2 (ja)
JPH0129486B2 (ja)
JPH04266901A (ja) 重合䜓補造時のスケヌル付着防止方法
JPS5811884B2 (ja) ビニル系単量䜓の重合方法
JPH0588841B2 (ja)
JPH0247103A (ja) 重合䜓スケヌルの付着防止方法
JPS629122B2 (ja)
JPH0525206A (ja) 重合䜓補造時のスケヌル付着防止剀およびスケヌル付着防止方法
JPH0374406A (ja) 重合䜓スケヌルの付着防止方法