JPH0134904Y2 - - Google Patents

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JPH0134904Y2
JPH0134904Y2 JP10134584U JP10134584U JPH0134904Y2 JP H0134904 Y2 JPH0134904 Y2 JP H0134904Y2 JP 10134584 U JP10134584 U JP 10134584U JP 10134584 U JP10134584 U JP 10134584U JP H0134904 Y2 JPH0134904 Y2 JP H0134904Y2
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JP
Japan
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arm
sub
cam clutch
drive shaft
main arm
Prior art date
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JP10134584U
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JPS6116962U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車等用のワイパ、特にシングルワ
イパのしまい込みのスペースを少なくてすむよう
にしたワイパの改良に関するものである。
従来の技術 従来シングルワイパは第3図に示すような払拭
パターンをとつているが、近年窓ガラスの形状は
増々拡大する傾向にあり、今後もその傾向は続く
ものと予想される。これに伴いアーム30およびブ
レード31も視野拡大のため大型化することとなる
が、フルコンシールド型の場合その大型化したア
ーム30およびブレード31のしまい込みスペースも
大きくする必要があり、それに伴い当然開口部32
も大きくなつた。
考案が解決しようとする問題点 しまい込みスペース及び開口部が大きくなるこ
とはデザイン面で弊害となる場合が多々あり、し
まい込みのスペースが小さくてすむワイパ機構の
開発が望まれている。
問題点を解決するための手段 本考案はかかる問題点を解決することを目的と
するもので、停止時に払拭機構を折りたたみしま
い込み小スペースに収納できるもので、具体的構
成として、ブレードのアームピースにメインアー
ムとサブアームとの一端をパンタ機構的に回動自
在に連結するとともにメインアームの他端を駆動
軸に固定した往復回動片に上下動き自在に連結
し、またサブアームの他端を、駆動軸に回動自在
にしてスチールボールを介在させたクラツチ板上
にスプリングに押圧支持されるカムクラツチに上
下動き自在、回動自在に連結し該サブアームを通
常作動時には前記往復回動片と共動させ、しまい
込み時にはボデーに設けた固定ソレノイドのピン
をカムクラツチに設けた凹所に係合してカムクラ
ツチの回動を停止させ払拭機構の折りたたみを行
わせるものである。
作 用 上記構成において、第2図Aに示す通常作動時
はメインアーム1とサブアーム2が一体で駆動軸
を中心Aとして回転するが、第2図Bに示すしま
い込み時にはサブアーム2はサブスリーブとの連
結点(この場合は固定)Bを中心としてメインア
ーム1とパンタ機構的に作動するのでしまい込み
時にサブアーム2はB点とアームピース3と連結
点で折りたたまれてしまい込みスペースに収納さ
れる。
実施例 第1図は本考案実施の1例を示すピボツト部構
造図であつて、メインアーム1とサブアーム2と
の各一端はブレード10のアームピース3に回動
自在に連結され、メインアーム1の他端は駆動軸
に固定された往復回動片5に上下動き自在に連結
される。サブアーム2の他端は、駆動軸4に回動
自在にしてスチールボール11を介在させたクラ
ツチ板上7にスプリング12にて押圧支持される
カムクラツチ6に上下動き自在、回動自在に連結
される。7はクラツチ板で駆動軸4と一体回動す
る。8はピンで上下方向に移動可能で、通常作動
時は下方向に、しまい込み時にはソレノイド9に
吸引されてピン8は回動してくるカムクラツチ6
の凹所6′に係合しカムクラツチ6を回動停止さ
せる。
第2図は本考案装置の作動状態を示すもので、
Aは通常作動時で第1図においてピン8が凹所
6′に非係合の状態であつて、メインアーム1と
サブアーム2とは一体的に駆動軸4の中心Aを中
心として回転しブレード10は広い払拭パターン
で作動する。Bはしまい込み作動時、ワイパスイ
ツチがOFFになると同時ソレノイド9はONし、
ソレノイド9に吸引されたピン8は押上げられた
状態でカムクラツチ6に接触する。そのあと、図
示しないオートストツプスイツチが作動停止位置
になるまで駆動軸4は回転を続けカムクラツチ6
も回動する。カムクラツチ6の凹所6′にピン8
が係合すると、カムクラツチ6は回動を阻止され
て停止する為、各スチールボール11は凹所1
1′を抜け出し、カムクラツチ6とクラツチ板7
間をころがり、クラツチ板7と共に半回転して各
凹所11′に収まりメインアーム1又はサブアー
ム2の制動部として働く、又この時点でオートス
トツプスイツチがOFF位置となり駆動軸4も停
止する。尚、この間メインアーム1は駆動軸4と
共に作動停止位置まで動くが、サブアーム2はカ
ムクラツチ6の回動停止により、B点を回動位置
とする為、メインアーム1とサブアーム2はパン
タ機構的に移動して、ブレード10、アームピー
ス3、メインアーム1、サブアーム2の各回動自
在部で,,,と折りたたまれて小スペー
スに収まる様折りたたまれ、この時点でオートス
トツプスイツチがOFFとなり作動停止となる。
尚、上下動き自在に連結部はガラス面の曲面をむ
らなく払拭する為に必要とするものである。
考案の効果 (1) アームとブレードのしまい込みスペースをボ
デーの中心に寄せることができる。
(2) しまい込みスペースを小さくすることができ
る。
(3) デザイン的に新規性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例を示す要部断面図、
第2図A,Bは同じく作動説明図、第3図は従来
例の作動説明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。1:メ
インアーム、2:サブアーム、3:アームピー
ス、4:駆動軸、5:往復回動片、6:カムクラ
ツチ、6′:凹所、7:クラツチ板、8:ピン、
9:ソレノイド、10:ブレード、11:スチー
ルボール、11′:凹所、12:スプリング、3
0:アーム、31:ブレード、32:開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. しまい込み時にアームが折りたたみできるよう
    にしたワイパにおいて、アームピースに各一端を
    回動自在に連結したメインアームとサブアームと
    を設けメインアームの他端を駆動軸に上下動き自
    在に連結するとともにサブアームの他端を駆動軸
    に回動自在に支持されるカムクラツチに回動自
    在、上下動き自在に連結し、該カムクラツチを前
    記メインアームと払拭において共動させ、収納に
    おいてボデーに設けたピンを該カムクラツチの一
    端に係合して回動を停止させ払拭機構を折りたた
    むことを特徴としたワイパ。
JP10134584U 1984-07-06 1984-07-06 ワイパ Granted JPS6116962U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10134584U JPS6116962U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 ワイパ

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JP10134584U JPS6116962U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 ワイパ

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JPS6116962U JPS6116962U (ja) 1986-01-31
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JP10134584U Granted JPS6116962U (ja) 1984-07-06 1984-07-06 ワイパ

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JPS6116962U (ja) 1986-01-31

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