JPS62502394A - 特にワイパ用の伝動機構及びこのような伝動機構を取付けたワイパ装置 - Google Patents

特にワイパ用の伝動機構及びこのような伝動機構を取付けたワイパ装置

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JPS62502394A
JPS62502394A JP61501806A JP50180686A JPS62502394A JP S62502394 A JPS62502394 A JP S62502394A JP 61501806 A JP61501806 A JP 61501806A JP 50180686 A JP50180686 A JP 50180686A JP S62502394 A JPS62502394 A JP S62502394A
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crank
rotation
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sleeve
bushing
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JP61501806A
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ウースタシユ,ジアン・ピエール
モーブレイ,ダニエル
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ヴァレオ システム デシュヤージュ
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    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
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    • B60S1/16Means for transmitting drive
    • B60S1/18Means for transmitting drive mechanically
    • B60S1/185Means for transmitting drive mechanically with means for stopping or setting the wipers at their limit of movement
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特にワイパ用の伝動機構及びこのような伝動機構を取付けたワイパ装置 この発明は、成る支持部材に相対的に固定した回転駆動軸と、交番する揺動運動 を起すだめのクランクアームはその類似装置との間の特にワイパ用の伝動機構で あって、回転駆動軸の回転方向を反転することのできる機構に関するものである 。
この発明が目標とする伝動機構は、可変の有効長を持つクランクを備えた種類の もので、この長さは軸の与えられた回転方向の通常使用操作のもとて第1の値を 持ち、又クランクの有効長の増大は軸の回転方向の反転によって操作が停止した とき起される。このような機構をワイパを働らかせるために使用する場合には、 ワイパは引込み位置即ちパーク位置をとっているが、通常操作が停止した後クラ ンクの通常長さの増大が起る。
このような機構が備えているものには、まず偏心器があってこの偏心器は回転す るように駆動軸に固定し、クランク内に設けた大向に取付け、次に偏心器及びク ランク間の回転を鎖錠する装置があってこの鎖錠装置は偏心器の周辺に設けて回 転駆動軸の通常回転方向に於ける回転に於て偏心器及びクランク間の連結を確実 にすると共に回転駆動軸の回転と反対の方向に於けるクランクとの相対回転に対 して偏心器を解放するようにし、最後に回転駆動軸が通常方向と反対の方向に回 転するとき並びに回転、駆動軸の通常方向に於ける回転の始期に支持材との相対 回転に対してクランクを鎖錠し、しかもこのクランクを通常方向に於ける後に・ 続く操作の間支持部材に対して相対的に自由に回転するようにする鎖錠装置があ る。
このような機構に相当する従来の技術は例えばフランス国特許第2,497,7 43号出願の始めにまとめである。
この発明の目的は、まず第1に、上述のよう々種類の伝動機構を、これらの機構 が従来のものよシも更によく各種の実用的要求に答えるように、特にこれらの機 構が更に信頼度高く且つ精確に作動するように、製作することである。更に望ま しいことは、これらの機構が比較的簡単な構造で且つ組立て易いことである。
更に又この機構の構造が静粛に作動することが望ましい。
第1の態様によれば、ワイパ装置、特に上述の目標に示した種類のワイパ装置、 に使う伝動機構は、支持部材に対するクランクの相対的回転を鎖錠する装置が次 のものを備えていることを特徴とする。
(1) 中心くぼみを備え、支持部材に固定され回転駆動軸に中心合わせをされ たスリーブ、又はその類似部材と、 (2)回転中回転駆動軸が自由に貫通し、スリーブの中心くぼみに取付けられ、 回転中クランクと連結される少くとも1個のブシュ、と、 (3)回転駆動軸が通常作動方向とは逆方向に回転するとき、通常方向ではスリ ーブと相対的に自由に回転するブシュを、スリーブに対する相対的回転に対して 鎖錠する鎖錠装置。とを備えていることを特徴とする。
スリーブにはクランクに隣る端部に半径方向の延長部を持たせ、この延長部を軸 線方向に沿わせクランクとスリーブとの間に置けば有利である。クランク及びブ シュの回転中の連結は、クランクと一体で且つクランクの中間平面に対してほぼ 直角に向けたビン又はその類似物によって確保するのが有利である。このビンは スリーブの方に突出し前記延長部に設けた半径方向の穴を通してクランク及びブ シュ間の並進運動が許されるようにしなければならない。
回転駆動軸の回転方向の逆転中スリーブに対する相対的な回転に対してブシュを 鎖錠する鎖錠装置には、フリーホイール又はこれと同等の装置(つめ車)を備え これを通常回転方向に対してはブシュはスリーブに対して相対的に自由でなけれ ばならないが、しかし反対方向に於てはフリーホイールは鎖錠されてスリーブ及 びブシュの回転中連結を確保するように、スリーブ及びブシュ間に置いた装置を 持たせる。
もう1つの可能な態様によれば、スリーブに対する相対回転に対してブシュを鎖 錠する装置は、指状片即ち、はぼ半径方向に向けられ、スリーブによって支えら れ、内側に向って弾性的に半径方向に該指状片の端部を収容するだめのくぼみを 持つブシュの円筒形面に当てて押付けられた、指状片を備えている。軸の回シに 取付けたリングは、なるべく、ブシュに向けて軸線方向に配置すると共にブシュ と角度的ずれの可能性を持たせて連結し、又このリングにはブシュのくぼみと相 対的に整合又はずらせることのできる第2のくぼみを持たせ、前記指状片には軸 の方向に沿ってブシュ及びリングの面との協力に充分力だけの厚を持たせて、指 状片がブシュ及びリングのくぼみが整合したときスリーブに対するブシュの回転 だけを鎖錠するようにするのがよい。
ブシュ及びリング間の角度的のずれの可能性を持つ回転中の連結は、リングに設 けた円弧の形状を持つ穴又はそれに類するものと協力するようにしたブシュに固 定したビンによって確実に行なわれる。
もう1つの態様によれば、上述のような種類の伝動機構の特徴は、支持機との相 対回転に対してクランクを鎖錠する装置が、通常回転運動の始めに少くともクラ ンクの鎖錠を行なうために、軸の軸線にほぼ平行に向き且つ半径方向に向くリセ ス又はその類似のものと協力することのできるピン型の装置又はこれと類似の装 置を備え、構成要素(ビン又はリセス)の一方を支持材との相対回転に対して固 定し、他方の構成要素をクランクと一体としこれらの2つの構成要素を伝動機構 の通常作動中は相互の保合を離脱するようにすることである。
ビンはクランクに設けてもよく、又くぼみは構成材特に上述のスリーブに支持部 材と一体にして設ける。
くほみからビンが現われ出ることは、通常の回転運動の始めに起るが、くぼみに ビンが入シ込むことは、回転方向の反転中に起る。ビンはブシュの半径方向の延 長部に設けた上述の半径方向の穴を通過することができる。
この発明は又、上述のような伝動機構を備えたワイパ装置にも関するものである 。
以上述べた装置とは別に、この発明は、添付図を参考とし上述の特定の実施例と 関連して以下に詳細に述べるその他いくつかの装置から成るものであるが、これ らの装置に限定されるものではない。
第1図はパーク位置に置いたワイパによって得られるぬぐい操作を示す線図、第 2図はこの発明による伝動機構の第1実施例の軸線に沿う断面図であってクラン クには通常作動に相当する有効長を持たせたもの、第6図は第2図のl−11線 に沿う断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第2図と 同じものを示すが伝動機構をクランクの有効長が最大でワイパのパーク位置に対 応する位置に置いた図、第6図は第5図の■−■線に沿う断面図、第7図は第5 図の■−■線に沿う断面図、第8図ないし第10図は第6図と同様な断面図であ ってそれぞれパーク位置へのセツティング、パーク位置からの脱出及び通常サイ クルの保合を示す図、第11図はこの発明による伝動機構の第2実施例の通常位 置に於ける軸線に沿う断面図、第12図は第11図の■−■線に沿う断面図、第 16図は第12図のXm −Xm線に沿う断面図、第14図は第11図のXIV  −XI”/線に沿う断面図、第15図はパーク位置に於ける第11図に示す機 構の軸線方向断面図、第16図は第15図のX■−Xl’1線に沿う断面図、第 17図は第15図のX’SU −Xtm線に沿う断面図、最後に第18図は第1 5図の廟m −xIl線に沿う断面図である。
以下述べる説明は、この発明による伝動機構のワイパへの応用に関するものであ る。
第1図はビン2の回りに回転するワイパ用アーム1によって行なうぬぐい操作を 示す。通常のぬぐいサイクルは、それぞれの間に角αを形成する2つの角度上の 位置(A) (B)の間で行なわれる。このぬぐいサイクルは、与えられた方向 即ち通常方向に於ける駆動軸3(第2図)の回転によって得られる。
ぬぐい操作を停止させると、アーム1は位置(A)来て駆動軸3が停止し、次い で駆動軸3の回転方向が逆転し、アーム1は第1図に(P)で示す引込め位置即 ちパーク位置に来る。アームがこの位置(P)に到達すると駆動軸3の駆動電動 機が停止する。パーク位置(P)に於ては、アーム及びこれに取付けだワイパは 、通常、風よけ又は拭うべきその他の面上にはもはや見えず、例えば車体面の延 長部の下方に位置する。
伝動機構(M)は、支持部材4に対して固定された駆動軸3とアーム1を作動さ せるクランクアーム5又はその類似部材(第1.2図)との間に設ける。
伝動機構(M)は有効長(L)が可変であるクランク6を備えている。有効長( L)は、駆動軸3の幾何学的軸線(Y)と、クランクアーム5の関節運動用にク ランク6の端部近くに固定したクランクピン8の幾何学的軸線7との間の距離を 指す。
有効長(L)は、駆動軸3の与えられた回転方向(図面では逆時計口シの回転方 向)に対する通常作動(通常のぬぐいサイクル)に於て、第1の値R1(第2図 )を持っている。
駆動軸3がワイパのアーム1の位t(A)(第1図)に対応する角度位置に停止 した後、駆動軸3の回転方向は逆転する。伝動機構(M)にはクランクの有効長 (L)の増大が生じて第5図に示すR2の値をとる。クランク6の角度位置は変 らないが、該クランク6の有効長の増大はワイパ1をパーク位置(P)に至らし める。
伝動機構(M)は、回転のために駆動軸3に固着した偏心器9を備えている。こ の偏心器9は円板で形成しその中心を軸(Y)に対して距離(e)だけ片寄せる 。距離(e)は円板9の半径よシも小さくする。
円板9は駆動軸3の端部に設けたスプライン付き円錐台形軸受面10によって駆 動軸3に固定すればよく、この面10は駆動軸3よシも直径の小さい端部11を 通すように偏心器9の大向に設けた対をなす支え面と協力することができる。こ の端部11にはねじを切ってナツト12をこの端部11にねじ締めし、偏心器9 を軸受面10に軸線方向に固定することができる。
偏心器9はクランク6内に設けた穴13内に取付けられる。円筒形のこの穴13 は偏心器9の中心と同じ中心を持っている。偏心器9の円筒形面と穴13の境界 を定める面との間に減摩リング14を設ける。クランク6を偏心器9に対して軸 線方向に沿って保持することは、一方に於てはクランク6の横向き面に向って穴 13の輪郭を越えて延びる偏・d器の半径方向の肩部15によシ、又他方に於て は偏心器のみぞ内に固定した割り止めリング16によシ、確保される。減摩リン グ14の横向き切断面はL字形で、第2図に示すように、一方のアームは肩部1 5に向って延ばす。
クランク6との相対回転に対して偏心器9をその周辺に於て鎖錠するための鎖錠 装置(V)を設けて、駆動軸30通常の回転方向(図面では逆時計回シの方向) に於ける回転中の偏心器9及びクランク6間のリンク連結を確実ならしめると共 に、反対方向(図面では時計回シの方向)の回転に対してはクランク6との相対 回転から偏心器9を解放する。
この鎖錠装置(V)は、偏心器9側に、肩部15の周辺に設けられ半径方向外向 きに開いたくぼみ1γを備えている。鎖錠装置(V)は、クランク6側に、特に ばね19によって半径方向内方に弾性的に押付けられ、半径方向内端部にくぼみ 17の形と対になった形状を持たせることによってくぼみ17内に入シ込むこと ができるようにした板材18又はその類似物を備えている。この板材18は、ク ランク6の支持部材4の方に向いた面に、例えばクランク6に固定した部材21 によって定まるくぼみ即ち引込み個所20内に滑動自在に取付ける。くぼみ17 の形状及びこれと対をなす板材18の端部の形状は、次のようにして決める。即 ち通常回転方向(図では逆時計回りの方向)に対してはクランク6に対して偏心 器9によって伝えられる駆動力が板材18を半径方向に離れるように移動させる 傾向を持つことがないように、しかも反対方向の回転に対してはクランク6に伝 えられる偏心器9の駆動力によって板材18がくぼみ17から追い出され、次い で偏心器9がクランク6との相対回転から解放されるようにして決める。この目 的のために、通常回転方向に沿うくぼみ17の後縁22は偏心器9の中心及びく ぼみ17の中心を通過する半径の方向とほぼ平行に向け、くぼみ17の前縁23 はこの半径の方向に対して傾斜させてくぼみの幅が偏心器9の中心から遠ざかる につれ進行的に増大するようにする。板材18の対をなす端部は直角台形とする 。
更に、駆動軸3が通常方向に対して反対方向に回転するとき(図に於て駆動軸3 が時計回多方向に回るとき)及び通常方向への回転の開始時に、クランク6の支 持部材4に対する相対回転を鎖錠するための鎖錠装置(D)を設ける。この鎖錠 装置(D)は、続く通常方向に於ける作動中、クランク6が支持部材に対して相 対的に自由に回転し得るようにする。
鎖錠装置(D)は、支持部材4に固定され駆動軸3上に中心を持つスリーブ24 又は類似物を備えている。
このスリーブ24には、その周辺に、支持部材4に固着するためのねじ26を通 すだめの穴をあけた出張り25(第2図)を持たせることができる。駆動軸3が 回転時に自由に通るブシュ27をスリーブ24の中心くぼみ(H)に取付け、こ のブシュ27を回転の際クランク6と連結させる。
第2図ないし第10図に示す実施例では、クランク6及びブシュ27の回転時に 於ける連結は、クランク6側のブシュ27の端部に設けた半径方向の延長部28 によって確保される。この延長部28は、クランク6と一体にしたピン30又は 類似物が横切る半径方向に向いた穴29を持つ。
ぎン30は、クランク6の中央平面に対して直角方向に向ける。−ン30の長さ は、クランク6から遠い方のピン端部31が延長部28を越えて突出るのに充分 な長さにする。ピン30の直径は、穴29の幅(1)にほぼ等しくして、クラン ク6及びブシュ27間の回転中の連結が小さな隙間で得られるようにする。穴2 9の半径方向の寸法(h)(第3図)は、少くとも2eに等しくシ、ヌカるべく この値よシも大きくして、クランク6が半径方向にブシュ27に対して並進移動 し得るようにする。
ブシュ27には、そのクランク6の方に向いた端部に、減摩ワッシャ33によっ てスリーブ24の軸線方向端部にもたれかかるフランジ32を、ブシュの外方円 筒形部分に持たせる。
更にブシュ27は、軸3のグループ内に固定した割シリング34によって、駆動 軸3に対して相対的軸線方向に止めておき、リング34とブシュ27の前部もた れ区域との間に減摩ワッシャ35を設ける。割シリング34は、駆動軸3の軸線 に平行しクランク6に向うブシュ27の移動を妨げる。ブシュ2・7内の軸3の 回転とは関係のない組立ては、駆動軸3の外面とブシュ27の内面との間に駆動 軸3の軸線に平行に配置した減摩軸受36によって行なうことができる。
第1図ないし第10図に示す実施例によれば、鎖錠装置(D)は、ブシュ27の 外面とスリーブ24の円筒、形内面との間に配置したフリーホイール37又はつ め車又は同等物を備えている。このフリーホイール37はスピンドル又はローラ 型38のものでもよい。フリーホイール37の配置は、駆動軸3の通常方向(図 の逆時計回シ方向)の回転に対してはブシュ27(従ってクランク6も同様)が スリーブ24に対して相対的に自白に回転するように、他方反対の方向(時計回 シの方向)の回転に対してはブシュ27のスリーブ24に対する相対回転が鎖錠 されるように、行なう。
第4図に示すように、スリーブ24は半径方向の延長部39を持ち、その中心′ 線40は、パーク位置にセットされる前の移動の終シの停止位置に於けるクラン ク6の中心線の角度位置に対応する。この延長部39はその周辺でクランク6の 方に向く側に開くくぽみ41を備えている。第4図に明らか力ように、−ン30 は、クランク6が停止位置にあるときは、くぼみ41と同じ角度位置を占めてい る。
第2図ないし第10図に示す実施例による伝動機構の作動は次の通シである。
クランク6は、通常作動状態に於ては、偏心器9に対して、最小有効長に対応す る第2図に示す相対的位置を占める。鎖錠用板材18はくぼみ17(第3図)と 係合し、クランク6は駆動軸30通常方向(逆時計回シ方向)に於ける回転によ って回転駆動を受ける。
クランク6及びクランクアーム5から成る装置は、この連続回転運動を、ワイパ のアーム1の第1図に示す位k (A)及び(B)間の交番揺動運動に変える。
使用者がワイパを停止させる時は、成る装置(図示してない)によって確実に電 動機に電力が供給され続け、この電力が、ワイパのアーム1が第1図に示す停止 位t (A)に達するまで、歯車その他の類似物(図示してない)から成る装置 によって駆動軸3を駆動する。
この運動は、駆動軸3が依然として通常回転方向(逆時計回シ方向)に回転しつ つある状態で続く。
アーム1が位置(A)に到達したとき、駆動軸3を駆動している電動機が停止さ れて反対方向への回転が自動的に始まる。駆動軸3は、従って、通常方向と反対 の方向即ち図に於て時計回りの方向に回転する。
アーム1が位置(A)に到達したとき、ピン30はくぼみ41の反対側に位置し 、第2、第4図に示すようにこのくぼみ41から半径方向に隔離されている。駆 動軸3の反対方向への回転によシ、フリーホイール37は鎖錠作用を及ぼし、ブ シュ27は回転がス4−プ24に対して相対的に固定される。クランク6自体は 、ピン30と穴29との協力によって、回転が固定される。更に、くぼみ17の 傾斜した前縁23と板材18の対応する傾斜縁部との協力によって、板材18の ばね19の外方に向い且つばねに抗する半径方向の移動が生ずる。即ち板材18 がくぼみ1Tから現われ、偏心器9が第8図に示すようにクランク6に対する相 対的回転から解放される。
偏心器9が第3図に示す角度位置から始まって半回転を描いたとき、駆動軸3の 駆動を停止させる切替え装置(図示してない)を設ける。この半回転の間に、ス リーブ24及び支持部材4に対する相対角度位置が変らないクランク6は、第3 図に示す距離2eだけ左側から右側に半径方向に移動する。
ビン30は、半径方向に移動してくぼみ41に入る。
偏心器9の半回転の終シには、機構の形態は第5図に示す機構形態に対応する。
クランク6の有効長は最大値をとる。
クランク6の有効長の増大は、ワイパのアーム1の位置(A)からパーク位置( P)(第1図)への移動を伴う。駆動軸3を駆動する電動機(図示してない)の 電力が次に切られる。
使用者がワイパを作動させるとき、伝動機構は第5図に示す形態をとっている。
駆動軸3は通常回転方向即ち図の逆時計回シの方向に動かされる。
このだめに、フリーホイール37はもはや鎖錠作用は行なわず、ブシュ27がス リーブ24に対して相対的にこの回転方向に回転することを許す。しかし、くぼ み41に係合しているぎン30は、クランク6が摩擦力によって駆動されるのを 防止する。偏心器9は、従って、第9図に示すようにクランク6に対して相対的 に回る。
偏心器9及びクランク6の相対回転運動は、このクランク6のスリーブ24及び 支持部材4に対する相対的な且つビン30が駆動軸3から半径方向に遠ざかシく ほみ41から出現即ち現われるような方向への回転運動を起させる。
偏心器9がその半回転を完了すると、くぼみ17は、偏心器9及びクランク60 回転に於ける連結を確実ならしめるためにみぞ穴17に入る板材18の反対側に 位置する。第10図はこの保合位置を示しており、この位置はパーク位置CP’ )からの出現の終期及び通常のぬぐいサイクルの開始に相当する。
第11図ないし第18図はこの発明の第2の実施例を示す。第11図以下に示す 伝動機構の構成要素であって既述の図面に基づいて記載した構成要素に類似する もの又は類似の機能を発揮するものについては、文字を続けるなどして同じ参照 数字を付し、詳細な記述は行なわないこととする。
第2、第5図の場合よりも短い軸線方向長さを持つスリーブ24aは、はぼ半径 方向に向は且つばね43によりブシュ27aの円筒形表面に対して内方に向けて 弾性的に押付けた指状片42を支える。このブシュ27aは、指状片42の端部 45を受けるだめのくぼみ44(第13図)を持つ。この端部45の横線部は、 ばね43の反対側で僅かにすぼめである。即ち、くぼみ44には大底辺がブシュ 27aの表面に向って開いた二等辺台形の断面を持つ対になった形状を持たせる 。
ブシュ27a及びクランク6の回転中の連結は、穴29と係合するfy3 Q  aによって確保される。−ン31aの長さは第2、第5図のビン30の長さよシ も短い。ピン30aの端部31aは、スリーブ24aの方に向く延長部の面と同 一面とする。端部31aとスリーブ24aの隣接面との間には軸線方向のすきま が在る。
駆動軸3の回シに取付けたリング46を、ブシュ27aとスリーブ24aとの間 にブシュ27aに向けて軸線方向に配置する。ブシュ27a及びリング46は駆 動軸3に対して自由に回転し、駆動軸3のクランク6側に固定したリング34と 駆動軸3のグループのスリーブ24a側に固定したもう1つの弾性スジリットリ ング47とによって、相互に重なシ合った状態に保たれる。一方に於ては駆動軸 3、他方に於てはブシュ27a及びリング46間に、減摩軸受48を設ける。
ブシュ27a及びリング46は、角度的ずれの可能性を与えて回転中連結されて いる。リング46はもう1つのくぼみ49を備え(第14図)、このくぼみ49 はブシュ27aのくぼみ44に対して相対的に整合させるか(重ねる)又は角度 的にずらせておく。指状片42は、駆動軸3の方向に沿い、第11図に示すよう にブシュ27aの表面及びリング46と協力するのに充分な厚さくm)を持つ。
実際には、指状片42は、はぼその厚さの上半分で(第11図)ブシュ27aと 協力し、又その厚さの下方部分でリング46と協力するように、配置する。
ブシュ27a、及びリング46間の角度的ずれの可能性を持つ回転中の連結は、 リング46の方に向くブシュ27a側の面に設けたくぼみに固定したピン50に よって確保される。このぎン50は、ブシュ27aに対してリング46の側に軸 3の軸線に平行に突出ている。このピン50の一部は、リング46に設けた円弧 状の穴51内に係合する。
ブシュ27aが通常方向(図の逆時計口シの方向)に回転しているときは、ぎン 50は穴51の端部52(第14図)に当たっている。リング46は、くぼみ4 9(第13図)に対してくぼみ44が角度的にずれている相対的角度位置にとど まっているブシュ27aによって駆動される。この実施例では、くぼみ44は、 通常回転方向によれば、くぼみ49に対して前方に位置している。この角度的ず れはなるべくくぼみ44及び49のどの部分も、ビン50が端部52に当るとき 、重なり合わないように選択する。
このように、2個のくぼみ44.49が互いにずれているときは、指状片42の 端部45はくぼみのうちの1つが通る際ブシュ27a又はリング46の面に当シ 接触をしたままになっている。指状片42はこれらのくぼみが通る際これらのく ぼみ内に入って行かないので、この指状片42の通る間望ましくない騒音は少し も生じない。
ワイパが停止したときくぼみ44.49の重なり即ち、整列(alignmen t )を制御するための制御装置(図示してない)を設ける。これらの制御装置 は、駆動軸30回転方向が変ったときこれらのくぼみが整列するように配置する 。回転方向を変える場合の位置は、重なっているくぼみ44.49が、ブシュ2 7a及びリング46のスリーブ24aに対する相対回転を鎖錠するためにこれら のくぼみ内に入る指状片420反対側にあるような位置である。
制限的例ではないが、これら2個のくぼみの整列を制御する装置は、リング46 をブシュ24aに対して整合位置に拘束するねじりはね(図示してない)によっ て構成することができる。このねじりばねによって生ずる偶力は、リング46を 駆動回転させるビン50によって生ずる偶力よシは小さい。駆動軸3が停止すれ ば、ブシュ27aはリング46に対してはもはや少しの駆動偶力をも及ぼさず、 又ねじシばねはこのリング46をくぼみ44.49の整列位置に拘束することが できる。
その他の制御装置を、特に駆動軸3の駆動電動機の電気制御装置の高さに設けて くぼみの整列を確実にすることができる。
通常方向に於ける駆動軸3の回転が停止した後、しかも指状片42が重なシ合っ たくぼみ44.49内に入った後、駆動軸3は反対方向に回転させられる。回転 方向のこのような逆転は、例えば、指状片42がくぼみ44.49に入ったとき に生ずる接触によシ得られるが、この接触は駆動軸3を駆動している電動機が反 対方向に回転させられることを確実にするものである。
第11図ないし第18図に示す伝動機構の作動も上述の作動と類似している。
通常作動状態に於ては、偏心器9は、くぼみ17と係合している板材18によっ て有効長さが最小(第11図)になっているクランク6に連結されて回転する。
ワイパが停止すると、拭いブレードが位置(A)(第1図)に達するまで駆動軸 3が通常方向に回転を続ける。次いで駆動軸3が停止し、くぼみ44.49が上 述のように整列し、指状片42がこれらのくぼみに入シ込む。次いでブシュ27 aの回転がスリーブ24a及び支持部材4に対して相対的に停止する。
次いで駆動軸30反対方向に於ける回転が、通常、駆動軸3の駆動電動機の回転 方向の反転によって、起きる。ブシュ27aはこの回転運動中には駆動されない 。穴29と協力するビン30aによりブシュ27に連結されたクランク6自体は 、支持部材4に対する相対的回転を停止する。
従って偏心器9はそれ自体の反対方向(時計回シの方向)に回転し、板材18が くぼみ17から出るようにする。駆動軸3の反対方向の回転は、駆動軸3が第1 6図に示す始めの位置から186だけ回転したとき停止する。
クランク6は、支持部材4に対して距離2eだけ並進移動する。機構の形態は、 クランク6の最大有効長に相当する第15図に示す通シになる。クランク6の長 さの増加は、第1図に示す位置(A)からパーク位置(P)に至るアーム1の通 過によって達成される。
アーム1がこの位置CP’)に達すると、電動機及び駆動軸3の完全停止が発動 する。
第17.18図はアーム1がパーク位置にあるときのブシュ27a及びリング4 6のそれぞれの位置を示す。第18図から見られるように、ビン50は、穴51 の端部52の反対側の端部にあたる位置にある。
使用者がワイパの操作を再開始するときは、駆動軸3を始動位置から通常回転方 向(図の逆時計口シの方向)に駆動する。偏心器9は、アーム1が第1図の位置 (A)に戻るように再び最小有効長をとるクランク6に対して半回転だけ回転す る。
偏心器90半回転が完了すると、板材18はくぼみ17に入シ、クランク6は偏 心器9によって駆動され回転する。
ピン30aはブシュ27aを回転させる。くぼみ44の傾斜縁部の働きによシ指 状片42がこのくぼみから出てくる。リング46は、特にその慣性によって、ブ シュ27aの回転よシも遅れ、ぎン5oは端部52にあたるようになるまで穴5 1内を移動する。この瞬間からリング46は、くぼみ44.49がもはや整列し てないので、ブシュ27aによって積極的に回転に、駆動される。
この発明による伝動機構の構造は簡単で且つ強靭である。その作動は特に円滑で 信頼性があり精確である。
更にここに述べた実施例によるものは静粛に作動する。
このような伝動機構は、特に窓拭き器に対して適しているが、交番揺動の終端位 置の1つを越えて位置する停止位置を、該機構で駆動する装置用に持つことが望 ましい場合には、すべての場合に使用することができる。
この発明が上述の実施例に限定されず、多くの可能な変化変型が保護範囲に入る ことは明らかである。
例えば、第11図以下に示す実施例の場合、くぼみ44.49の整列を確保する だめの手段には、くぼみ49が指状片42の端部45の反対側に来りリング46 が回転自由に駆動軸3の回りに取付けられるとき、駆動軸3に通常回転方向に於 ける回転を停止させる手段を持たせることができる。駆動軸3の反対方向への運 動の始めには、リング46はもはや穴51内に移動するビン50によって駆動さ れることはない。従って、〈ぼみ44はくぼみ49と整列するようになり、指状 片42はこれらの2つのくぼみ内に入シ込み、整列が得られると、ビン50は穴 51の他端に当たるようになシ、又駆動軸3は反対方向にその運動を続け、ブシ ュ27aは支持部材4に対する相対回転を停止する。
第2図ないし第10図の実施例に於けるように、支持部材4に対する相対回転に 対してクランク6を鎖錠する鎖錠装置が、通常回転運動の始期に少くともクラン ク6の鎖錠を確保するために、半径方向に向くくぼみ41又はその類似物と協力 することのできるビン型部材30を備え、構成要素の一方即ちくぼみ41又はピ ン30を支持部材4に対する相対回転に対して固定し、又構成要素の他方即ちビ ン30又はくぼみ41をクランク6に固定連結し、これらの2つの構成要素を機 構の通常操作中相互に保合を解かれた状態にした場合には、次のような変化変型 が考えられる。即ち、(i) 駆動軸3が通常方向の反対方向に回転していると き支持部材4に対するクランク6の鎖錠を確実ならしめる装置は、半径方向に向 き内方に向って弾性的に押付けられた指状片によって形成することができ、この 場合、この指状片はクランクと一体の部分に設けたくぼみ内に取付けると共に支 持部材の側に置き、内側に向って半径方向に押された指状片の端部を支持機と一 体のスリーブに設けた円筒形斜面に向って当てつけ、この斜面に軸3の通常回転 方向に於ける鎖錠効果なしに指状片と交差することのできるくぼみを持たせ、こ の指状片を駆動軸3が通常方向と反対方向に回転するとき鎖錠するようにする。
(11) もう1つの可能性としては、ピン30の端部を収容するためのくぼみ 41(第2図)を支持部材4の側のクランク6の下に設け、ぎンが回転のため支 持部材にリンクされている間一種の半径方向のグループを形成するが、このビン を軸3の軸線方向に平行に、特に電磁石の作用によって、移動させることは可能 である。この場合、ざンが、軸が通常方向とは反対の方向に回転するとき及び通 常方向の駆動軸3の回転を得る始期に、ピン及びみその協力によってクランクを 支持部材に対して鎖錠するように、現われ出てくる。他方、駆動軸3の通常回転 方向の運動の継続のために、ピンは支持部材4に対して自由に回転するクランク 6に対して軸線方向に引込まれる。
国際調査報告 ANNEXτOTrj INTERNATIONAL 5EARC!(RE?O RT ON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持部材(4)にこれと相対的に固定した回転駆動軸(3)と、交番する揺 動運動を起すためのクランクアーム(5)又はその類似装置との間に設けられ、 前記回転駆動軸(3)の回転方向を逆にすることが可能な、特にワイパ用の、伝 動機構であつて、(イ)前記回転駆動軸(3)の与えられた回転方向への通常操 作に於ては第1の値を持つが、前記回転駆動軸(3)の回転方向の逆転によつて 操作が停止するときは増大させられる可変の有効長(L)を持つクランク(6) と、 (ロ)回転するように前記回転駆動軸(3)に固定され、前記クランク(6)に 設けた穴(13)内に取付けられた偏心器(9)と、 (ハ)前記回転駆動軸の通常回転方向に於ける回転中は前記偏心器及びクランク 間の連結を確実に行ない、前記回転駆動軸の反対回転方向における回転に於ては 前記クランクに対して前記偏心器を解放するように、前記偏心器の周辺に設けら れ、前記偏心器(9)と前記クランク(6)との間の回転を鎖錠する鎖錠装置( V)と、 (ニ)前記回転駆動軸(3)が通常方向とは逆方向に回転するとき並びに通常方 向の軸の回転の始めに前記支持部材(4)との相対回転に対して前記クランク( 6)を鎖錠するが、前記クランク(6)は通常方向の後続操作の間は前記支持部 材(4)と相対的に自由に回転するように、前記クランク(6)を鎖錠する鎖錠 装置(D)と、 を備えた伝動機構に於て、前記クランク(6)を前記支持部材(4)との相対回 転に対して鎖錠する前記鎖錠装置(D)に、 (i)中心くぼみ(H)を持ち、前記支持部材(4)に固定され、前記回転駆動 軸(3)に心合わせをしたスリーブ(24,24a)又はその類似部材と、(i i)回転中に、前記回転駆動軸(3)が自由に貫通し、前記スリーブ(24,2 4a)の中心くぼみ(H)に取付けられ、回転中に、前記クランク(6)に連結 される少くとも1個のブシュ(27,27a)と、 (iii)前記回転駆動軸が通常操作の方向と反対方向に回転するときに、前記 スリーブ(24,24a)との相対回転に対して前記ブシュ(27,27a)を 鎖錠するが、通常方向に於ては前記スリーブ(24,24a)に対して前記ブシ ュ(27,27a)を自由に回転させる、ブシュ(27,27a)を鎖錠する鎖 錠装置(37;42,44,49)と、を備えたことを特徴とする伝動機構。 2.前記クランク(6)に隣接する前記スリーブ(24,24a)の端部に、半 径方向の延長部(28)を設け、この延長部(28)を軸線方向に沿い前記クラ ンク(6)及びスリーブ(24,24a)間に置き、前記クランク(6)及びブ シュ(27,27a)の回転中の連結を前記クランク(6)に固定連結し、且つ 前記クランク(6)の中間平面に対してほぼ直角に向けたピン(30,30a) 又はその類似部材により確保し、このピン(30,30a)をスリーブの方に突 き出すと共に前記延長部(28)に設けた半径方向の穴(29)を貫通させ、前 記クランク(6)及びブシュ(27,27a)間に並進運動を許すようにしたこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の伝動機構。 3.前記回転駆動軸(3)の回転方向の反転中前記ブシュ(27,27a)を前 記スリーブ(24,24a)との相対回転に対して鎖錠する前記鎖錠装置(D) を前記スリーブ(24)及びブシュ(27)間に置いたフリーホイール装置(3 7)又はこれと類似装置(つめ車)とし、通常回転方向の回転に対しては前記ブ シュ(27)を前記スリーブ(24)と相対的に自由にし、反対方向の回転に対 してはフリーホイール装置(37)が鎖錠効果を発揮し前記スリーブ(24)及 びブシュ(27)の回転に於ける連結を確実に行なうようにしたことを特徴とす る請求の範囲第1項又は第2項記載の伝動機構。 4.前記スリーブとの相対回転に対し前記ブシュを鎖錠する鎖錠装置(D)に指 状片(42)を持たせ、この指状片(42)を、ほぼ半径方向に向けて前記スリ ーブ(24a)で支えると共に、該指状片(42)の端部(45)を収容するた めのくぼみ(44)を持つ前記ブシュ(27a)の円筒形面に向け弾性的に半径 方向内側に押付けるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記 載の伝動機構。 5.前記回転駆動軸(3)の回りに取付けたリング(46)を前記ブシュ(27 a)に向つて軸線方向に配置すると共に角度的ずれの可能性をのこして前記ブシ ュ(27a)に連結し、前記リング(46)に前記ブシュのくぼみと整列させ又 はこれと角度的にずらせることのできる第2のくぼみ(49)を持たせ、前記指 状片(42)に軸の方向に沿い前記ブシュ(27a)及びリング(46)の面と 協力するのに充分な厚さを持たせ、前記ブシュ(27a)及びリング(46)の くぼみが整列したとき指状片(42)が前記スリーブ(24a)に対する前記ブ シュ(27a)の相対回転だけを停め得るようにしたことを特徴とする請求の範 囲第4項記載の伝動機構。 6.前記ブシュ(27a)及びリング(46)間の角度的ずれの可能性を持つ回 転中の連結を、円弧状の穴(50)又は類似物と協力するピン(50)によつて 確実に行なうようにしたことを特徴とする請求の範囲第5項記載の伝動機構。 7.支持部材(4)と相対的に固定した回転駆動軸(3)と、交番する揺動運動 を起すためのクランクアーム(5)又はその類似部材との間に設けられ、前記回 転駆動軸(3)の回転方向を逆にすることが可能な特にワイパ用の、伝動機構で あつて、(イ)前記回転駆動軸の与えられた回転方向への通常操作に於ては第1 の値を持つが、前記回転駆動軸(3)の回転方向の逆転によつて操作が停止する ときは増大させられる可変の有効長(L)を持つクランク(6)と、 (ロ)前記回転駆動軸(3)に回転するように固定され、前記クランク(6)に 設けた穴内に取付けられた偏心器(9)と、 (ハ)前記回転駆動軸の通常回転方向に於ける回転中は前記偏心器及びクランク 間の連結を確実に行ない、前記回転駆動軸の反対回転方向に於ける前記クランク との相対回転から前記偏心器を解放するように、前記偏心器の周辺に設けられ、 前記偏心器(9)と前記クランク(6)との間の回転を鎖錠する鎖錠装置(V) と、 (ニ)前記回転駆動軸(3)が通常方向とは逆方向に回転するとき並びに軸の通 常方向の回転の始めに前記支持部材(4)との相対回転に対して前記クランク( 6)を鎖錠するが、通常方向の後続操作の間は前記支持部材(4)と相対的に前 記クランク(6)を自由に回転させるように、前記クランク(6)を鎖錠する鎖 錠装置(D)と、を備えた伝動機構に於て、前記支持部材(4)との相対回転に 対して前記クランク(6)を鎖錠する前記鎖錠装置(D)に、少くとも前記クラ ンクを通常回転運動の始めに鎖錠することを確実にするために、前記回転駆動軸 (3)の軸線にほぼ平行に向けられ、半径方向に向いたくぼみ(41)又はその 類似物と協力することのできるピン型装置(30)又はその類似装置を設け、こ れらのエレメント(30,41)の一方を前記支持部材(4)との相対回転に於 て固定し、他方を前記クランク(6)と一体とし、これらの両エレメント(30 ,41)を伝動機構の通常操作中は相互に離脱させるようにしたことを特徴とす る伝動機構。 8.(イ)前記支持部材(4)に固定され、前記回転駆動軸(3)に心合わせを され、中心くぼみ(H)を持つスリーブ(24)又はその類似部材と、(ロ)前 記スリーブの中心くぼみ(H)に取付けられ、前記クランクに固定連結すると共 にこのクランクの中間平面にほほ垂直に向けたピン(30)によつて回転中前記 クランク(6)に連結し、回転中前記回転駆動軸(3)が自由に横切るブシュ( 27)とを備え、前記ピン(30)が、前記スリーブ(24)の方に向つて突出 すると共に前記ブシュの半径方向の延長部(28)の中に設けた半径方向の穴( 29)を通過することにより、前記クランクと前記ブシュとの間の並進運動を許 容するようにし、前記ピン(30)の長さを、前記クランク(6)から遠い方の ピン端部(31)が前記延長部(28)を越えて突出するのに充分なような長さ にし、 さらに、(ハ)前記回転駆動軸(3)が通常の操作方向と反対の方向に回るとき に、前記スリーブ(24)と相対的に回転するように前記ブシュを鎖錠し、通常 方向に於ては、前記スリーブ(24)と相対的に前記ブシュ(27)を自由に回 転するように前記ブシュを鎖錠する鎖錠装置(37)を備えたことを特徴とする 請求の範囲第7項記載の伝動機構。 9.前記くぼみ(41)からの前記ピン(30)の出現は、通常回転運動の始め に行なわれるが、前記くぼみ(41)への入り込みは回転方向の逆転の間に行な われるようにした請求の範囲第7項又は第8項記載の伝動機構。 10.請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記載の伝動機構を備えたこと を特徴とするワイパ装置。
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