JPH0131804B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131804B2 JPH0131804B2 JP57194415A JP19441582A JPH0131804B2 JP H0131804 B2 JPH0131804 B2 JP H0131804B2 JP 57194415 A JP57194415 A JP 57194415A JP 19441582 A JP19441582 A JP 19441582A JP H0131804 B2 JPH0131804 B2 JP H0131804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- conductive adhesive
- sealing plate
- anisotropically conductive
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 25
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 25
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H3/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators
- H03H3/007—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks
- H03H3/02—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of impedance networks, resonating circuits, resonators for the manufacture of electromechanical resonators or networks for the manufacture of piezoelectric or electrostrictive resonators or networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、厚みすべり振動を行う圧電振動子に
関するものである。
関するものである。
従来、厚みすべり圧電振動子の一例としてAT
カツトの水晶振動子は、気密端子の２本の端子ピ
ンに保持バネを溶接などにより固着し、２本の保
持バネの間に水晶片を支持し、保持バネ、水晶片
と接触しない状態でキヤツプを被せ、気密端子の
ベースとキヤツプとを封止していた。このため部
品点数が多くなり、構成が複雑であつた。また製
造・組立が煩雑であり、外形形状が大きくなると
いう欠点を持つていた。さらに水晶片は２点にて
支持されるために衝撃に弱いという不都合もあつ
た。
カツトの水晶振動子は、気密端子の２本の端子ピ
ンに保持バネを溶接などにより固着し、２本の保
持バネの間に水晶片を支持し、保持バネ、水晶片
と接触しない状態でキヤツプを被せ、気密端子の
ベースとキヤツプとを封止していた。このため部
品点数が多くなり、構成が複雑であつた。また製
造・組立が煩雑であり、外形形状が大きくなると
いう欠点を持つていた。さらに水晶片は２点にて
支持されるために衝撃に弱いという不都合もあつ
た。
本発明は、上記欠点を除去するものであり、構
成が簡単で部品点数が少なく、製造・組立が容易
で衝撃に強い厚みすべり圧電振動子およびその製
法を提供することを目的とするものである。
成が簡単で部品点数が少なく、製造・組立が容易
で衝撃に強い厚みすべり圧電振動子およびその製
法を提供することを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
厚みすべり圧電振動子の一例であるATカツト
水晶振動子１は、圧電素子である水晶片２と、こ
の水晶片２の外周端部に対応する周回状の異方導
電性接着剤３，４と、この異方導電性接着剤３，
４により水晶片２の両主面にその中央部が非接触
の状態で固着された封止板５，６とから構成され
ている。
水晶振動子１は、圧電素子である水晶片２と、こ
の水晶片２の外周端部に対応する周回状の異方導
電性接着剤３，４と、この異方導電性接着剤３，
４により水晶片２の両主面にその中央部が非接触
の状態で固着された封止板５，６とから構成され
ている。
水晶片２は、片面凸状の円板状をしており、厚
みすべり振動の振動エネルギを水晶片の中央部に
集中させ、水晶片の外周部の振動変位を極めて小
さくしてある。両主面には駆動電極７，８および
引出し電極７ａ，８ａが真空蒸着などにより形成
してある。
みすべり振動の振動エネルギを水晶片の中央部に
集中させ、水晶片の外周部の振動変位を極めて小
さくしてある。両主面には駆動電極７，８および
引出し電極７ａ，８ａが真空蒸着などにより形成
してある。
異方導電性接着剤３，４は、絶縁性接着剤に銀
粉などの導電性粒子を20〜40重量％混入したもの
で、厚み方向（押圧方向）には導通となり、幅方
向には絶縁となるものである。本実施例では、厚
さは200μｍ程度にしてある。
粉などの導電性粒子を20〜40重量％混入したもの
で、厚み方向（押圧方向）には導通となり、幅方
向には絶縁となるものである。本実施例では、厚
さは200μｍ程度にしてある。
封止板５，６は、水晶片２と熱膨脹係数が近い
薄板状の金属材料が用いられ、一例として鉄50
％、ニツケル50％の鉄ニツケル合金が用いられて
いる。封止板５，６は、水晶片２の外形形状と略
同一径の円形部５ａ，６ｂと、円形部５ａ，６ａ
より突出して形成した引出し端子５ｂ，６ｂとか
ら構成されている。そして円形部５ａ，６ａは平
坦面であり、中央部は外側に湾曲した湾曲部５
ｃ，６ｃとなつている。このような湾曲部５ｃ，
６ｃを形成しておくと、異方導電性接着剤３，４
の層を薄くしても、水晶片２の中央部が封止板
５，６に接触することはなくなる。
薄板状の金属材料が用いられ、一例として鉄50
％、ニツケル50％の鉄ニツケル合金が用いられて
いる。封止板５，６は、水晶片２の外形形状と略
同一径の円形部５ａ，６ｂと、円形部５ａ，６ａ
より突出して形成した引出し端子５ｂ，６ｂとか
ら構成されている。そして円形部５ａ，６ａは平
坦面であり、中央部は外側に湾曲した湾曲部５
ｃ，６ｃとなつている。このような湾曲部５ｃ，
６ｃを形成しておくと、異方導電性接着剤３，４
の層を薄くしても、水晶片２の中央部が封止板
５，６に接触することはなくなる。
駆動電極７は、引出し電極７ａから異方導電性
接着剤３を介して封止板５と電気的に接続されて
おり、駆動電極８は、引出し電極８ａから異方導
電性接着剤４を介して封止板６と電気的に接続さ
れている。したがつて水晶振動子１は、引出し端
子５ｂ，６ｂに電圧を印加することにより駆動さ
れる。そして水晶振動子１は、第６図示のよう
に、プリント基板９の取付穴９ａ，９ａに引出し
端子５ｂ，６ｂを挿入し、ハンダ付けなどにより
固定される。
接着剤３を介して封止板５と電気的に接続されて
おり、駆動電極８は、引出し電極８ａから異方導
電性接着剤４を介して封止板６と電気的に接続さ
れている。したがつて水晶振動子１は、引出し端
子５ｂ，６ｂに電圧を印加することにより駆動さ
れる。そして水晶振動子１は、第６図示のよう
に、プリント基板９の取付穴９ａ，９ａに引出し
端子５ｂ，６ｂを挿入し、ハンダ付けなどにより
固定される。
つぎに水晶振動子１の製法について説明する。
第７図に示すように、鉄ニツケル合金などで形
成された金属薄板１０には、プレスなどにより中
心に複数のスリツトによる折返し部１１が形成し
てある。同様にプレスなどにより折返し部１１に
対して対称位置にフレーム部１２が形成され、こ
れらのフレーム部にブリツジ部１３を介して封止
板５，６が連設されている。封止板５，６の湾曲
部５ｃ，６ｃもプレス成形時に同時に形成され
る。ブリツジ部１３は細く形成してあり、容易に
切断可能である。
成された金属薄板１０には、プレスなどにより中
心に複数のスリツトによる折返し部１１が形成し
てある。同様にプレスなどにより折返し部１１に
対して対称位置にフレーム部１２が形成され、こ
れらのフレーム部にブリツジ部１３を介して封止
板５，６が連設されている。封止板５，６の湾曲
部５ｃ，６ｃもプレス成形時に同時に形成され
る。ブリツジ部１３は細く形成してあり、容易に
切断可能である。
このように金属薄板１０に多数の封止板５，６
を形成したあと、封止板５，６の外周端部に異方
導電性接着剤３，４をスクリーン印刷などにより
形成する。
を形成したあと、封止板５，６の外周端部に異方
導電性接着剤３，４をスクリーン印刷などにより
形成する。
この後で、例えば封止板６上の異方導電性接着
剤４の上に水晶片２をその外周端部を対応させて
載置する。そして折返し部１１より折返し、水晶
片２上に封止板５を重ねる。
剤４の上に水晶片２をその外周端部を対応させて
載置する。そして折返し部１１より折返し、水晶
片２上に封止板５を重ねる。
しかる後に、異方導電性接着剤３，４を硬化さ
せ、ブリツジ部１３を切断することにより水晶振
動子１が完成する。
せ、ブリツジ部１３を切断することにより水晶振
動子１が完成する。
この組立において、異方導電性接着剤３，４を
使用しているから、異方導電性接着剤３，４が水
晶片２の外周端部よりはみ出して接触したとして
も短絡することはない。
使用しているから、異方導電性接着剤３，４が水
晶片２の外周端部よりはみ出して接触したとして
も短絡することはない。
なお、異方導電性接着剤３，４中に、直径が
200μｍ程度のガラスビーズなどのスペーサを混
ぜておけば、異方導電性接着剤の層厚を均一にで
きる。
200μｍ程度のガラスビーズなどのスペーサを混
ぜておけば、異方導電性接着剤の層厚を均一にで
きる。
以上述べたように本発明によれば、引出し端子
が形成されている１対の封止板間に異方導電性接
着剤を介して圧電素子の外周部を封止するのと同
時に、封止板と圧電素子の引出し電極との電気的
接続が図れる。しかも、異方導電性接着剤を使用
しているから、封止時に異方導電性接着剤がはみ
出したとしても短絡することがない。したがつて
組立作業が非常に行ない易く、大量生産に適して
いる。また、完成した圧電振動子は部品点数が少
なく安価であり、その上、外部衝撃にも強い。
が形成されている１対の封止板間に異方導電性接
着剤を介して圧電素子の外周部を封止するのと同
時に、封止板と圧電素子の引出し電極との電気的
接続が図れる。しかも、異方導電性接着剤を使用
しているから、封止時に異方導電性接着剤がはみ
出したとしても短絡することがない。したがつて
組立作業が非常に行ない易く、大量生産に適して
いる。また、完成した圧電振動子は部品点数が少
なく安価であり、その上、外部衝撃にも強い。
第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は
第１図―線断面図、第３図は異方導電性接着
剤を塗布した状態の封止板の正面図、第４図はそ
の側面図、第５図は水晶片の正面図、第６図は完
成体の取付状態図、第７図は封止板が連設されて
いる金属薄板の正面図である。 ２……圧電素子（水晶片）、３，４……異方導
電性接着剤、５，６……封止板、５ｂ，６ｂ……
引出し端子、７，８……駆動電極、７ａ，８ａ…
…引出し電極、１０……金属薄板。
第１図―線断面図、第３図は異方導電性接着
剤を塗布した状態の封止板の正面図、第４図はそ
の側面図、第５図は水晶片の正面図、第６図は完
成体の取付状態図、第７図は封止板が連設されて
いる金属薄板の正面図である。 ２……圧電素子（水晶片）、３，４……異方導
電性接着剤、５，６……封止板、５ｂ，６ｂ……
引出し端子、７，８……駆動電極、７ａ，８ａ…
…引出し電極、１０……金属薄板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 駆動電極と、この駆動電極から外周端部へ延
出形成してある引出し電極とが両主面に形成して
ある厚みすべり振動を行なう圧電素子と、 上記圧電素子の上記両主面と対向して位置し、
外部接続用の引出し端子が一体に形成されている
金属製の封止板と、 上記封止板を上記引出し電極に電気的に接続す
るとともに上記圧電素子の主面を上記封止板に対
し非接触の状態に保つように、上記圧電素子の外
周部と上記両封止板との間を封止する異方導電性
接着剤と からなることを特徴とする厚みすべり圧電振動
子。 ２ 特許請求の範囲第１項において、圧電素子は
片面凸状のものであつて、少なくともこの凸面側
に位置する封止板は外側に向けて湾曲させてある
ことを特徴とする厚みすべり圧電振動子。 ３ 駆動電極とこの駆動電極から外周端部へ延出
形成してある引き出し電極とが両主面に備わつて
いる厚みすべり振動を行なう圧電素子の上記主面
と対向するに十分な大きさを有するとともに外部
接続用の引出し端子が一体に形成されている１対
の封止板を、１枚の金属薄板より、折返し部を中
心として対称位置に一体に連設された状態に形成
し、 上記両封止板に、上記圧電素子の外周端部に対
応して異方導電性接着剤をそれぞれ周回状に形成
し、 一方の封止板上の上記異方導電性接着剤上に上
記圧電素子を載置し、 ついで他方の封止板を上記折返し部より折返
し、上記一方の封止板上の上記圧電素子に上記他
方の封止板上の上記異方導電性接着剤を接触さ
せ、 しかる後に上記異方導電性接着剤を硬化させ、 上記異方導電性接着剤を介して上記両引出し電
極と上記両封止板とを電気的に接続する ことを特徴とする厚みすべり圧電振動子の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19441582A JPS5985121A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 厚みすべり圧電振動子およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19441582A JPS5985121A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 厚みすべり圧電振動子およびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5985121A JPS5985121A (ja) | 1984-05-17 |
| JPH0131804B2 true JPH0131804B2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=16324219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19441582A Granted JPS5985121A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 厚みすべり圧電振動子およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5985121A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63272104A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-11-09 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 小型圧電発振器及びその製造方法 |
| JPH084211B2 (ja) * | 1987-06-25 | 1996-01-17 | 株式会社村田製作所 | 圧電部品 |
| JPS6448927U (ja) * | 1987-09-18 | 1989-03-27 | ||
| JPH0611638Y2 (ja) * | 1987-09-18 | 1994-03-23 | 株式会社村田製作所 | 圧電部品 |
| JPH0195612A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-13 | Murata Mfg Co Ltd | 圧電部品の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52123888A (en) * | 1976-04-12 | 1977-10-18 | Matsushima Kogyo Kk | Thickness slip quartz oscillator |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5090580U (ja) * | 1973-12-19 | 1975-07-31 |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP19441582A patent/JPS5985121A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52123888A (en) * | 1976-04-12 | 1977-10-18 | Matsushima Kogyo Kk | Thickness slip quartz oscillator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5985121A (ja) | 1984-05-17 |
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