JPH0227625Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0227625Y2 JPH0227625Y2 JP1983015033U JP1503383U JPH0227625Y2 JP H0227625 Y2 JPH0227625 Y2 JP H0227625Y2 JP 1983015033 U JP1983015033 U JP 1983015033U JP 1503383 U JP1503383 U JP 1503383U JP H0227625 Y2 JPH0227625 Y2 JP H0227625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- plate
- diaphragm
- metal base
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 5-methyl-pyrazole-3-carboxylic acid Chemical compound CC1=CC(C(O)=O)=NN1 WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N lithium niobate Chemical compound [Li+].[O-][Nb](=O)=O GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は、フイルタ用振動子の支持装置に関す
る。
る。
［従来技術］
近年のフイルタ用振動子、特に広く使用されて
いる水晶フイルタ用振動子において各種特性の規
格が厳しくなり、また、価格においても低価格へ
の要求が多い。この様な中で、モノリシツク水晶
フイルタの特性において周波数安定度や高次高調
波歪に対する規格が一段と厳しくなつている。
いる水晶フイルタ用振動子において各種特性の規
格が厳しくなり、また、価格においても低価格へ
の要求が多い。この様な中で、モノリシツク水晶
フイルタの特性において周波数安定度や高次高調
波歪に対する規格が一段と厳しくなつている。
水晶振動子の容器は、従来よりあるハンダ封止
型が広く用いられているが近年多く用いられるよ
うになつた抵抗溶接や冷間圧接により封止によつ
て、封止の際、瞬間的な圧力により容器に応力が
かかり、たわみを生じる。この結果、サポートを
通じて水晶板に圧力が加わり、周波数が温度の変
化によつて、突然にジヤンプしたり停止する等の
現象を起こしていた。また、高次高調波歪による
エネルギー漏れにより発振出力が低下し、フイル
タとしての帯域が規格を満足しなかつたり、挿入
損失を増す原因となつていた。
型が広く用いられているが近年多く用いられるよ
うになつた抵抗溶接や冷間圧接により封止によつ
て、封止の際、瞬間的な圧力により容器に応力が
かかり、たわみを生じる。この結果、サポートを
通じて水晶板に圧力が加わり、周波数が温度の変
化によつて、突然にジヤンプしたり停止する等の
現象を起こしていた。また、高次高調波歪による
エネルギー漏れにより発振出力が低下し、フイル
タとしての帯域が規格を満足しなかつたり、挿入
損失を増す原因となつていた。
第１図は、従来のモノリシツク水晶フイルタで
あり、金属ベース１を貫通して、ガラスで絶縁し
たリード線２，２′からなるいわゆるハーメチツ
ク端子に板サポート３，３′をスポツト溶接し、
振動板４に施した励振電極５，５′から引き出し
た引き出し電極に導電性接着剤６，６′にて電気
的接続し、かつ、機械的に固着している。一方、
図示の振動板４の裏面にある共通電極７は、金属
ベース１の中央に設けられた共通電極用板サポー
ト８によつて導電性接着剤６″を用いて電気的兼
機械的に固着している。
あり、金属ベース１を貫通して、ガラスで絶縁し
たリード線２，２′からなるいわゆるハーメチツ
ク端子に板サポート３，３′をスポツト溶接し、
振動板４に施した励振電極５，５′から引き出し
た引き出し電極に導電性接着剤６，６′にて電気
的接続し、かつ、機械的に固着している。一方、
図示の振動板４の裏面にある共通電極７は、金属
ベース１の中央に設けられた共通電極用板サポー
ト８によつて導電性接着剤６″を用いて電気的兼
機械的に固着している。
通常の場合、第１図ａに示すように、共通電極
用板サポート８は、金属ベース１に直接スポツト
溶接されている。また、第１図ｂに示すようにリ
ード端子９が金属ベース１に溶接され、先端が振
動子側に飛び出している場合、リード線先端に板
サポート１０をスポツト溶接している。
用板サポート８は、金属ベース１に直接スポツト
溶接されている。また、第１図ｂに示すようにリ
ード端子９が金属ベース１に溶接され、先端が振
動子側に飛び出している場合、リード線先端に板
サポート１０をスポツト溶接している。
これら、共通電極用板サポート８，１０は、金
属ベース１に固着ないし固着されたリード線端子
と固定されているため、硬構造となつている。こ
の結果、金属ベースに「たわみ」を生じた場合直
接振動板４に応力がかかる。特に、最近多く使用
されている抵抗溶接や冷間圧接による封止方法に
おいては、封止時の圧力により金属サポートにた
わみを生じ易い。これらの欠点を除去するため、
柔構造にしたわみを吸収する方法が考えられる。
銀線等金属線を金属ベースに導電性接着剤で固着
し、接続する方法があるが、銀線の価格が高い
上、線条のため作業性が悪く、あまり利用されて
いない。
属ベース１に固着ないし固着されたリード線端子
と固定されているため、硬構造となつている。こ
の結果、金属ベースに「たわみ」を生じた場合直
接振動板４に応力がかかる。特に、最近多く使用
されている抵抗溶接や冷間圧接による封止方法に
おいては、封止時の圧力により金属サポートにた
わみを生じ易い。これらの欠点を除去するため、
柔構造にしたわみを吸収する方法が考えられる。
銀線等金属線を金属ベースに導電性接着剤で固着
し、接続する方法があるが、銀線の価格が高い
上、線条のため作業性が悪く、あまり利用されて
いない。
そこで、従来の板サポートを柔構造にすること
によりこれらの欠点を解決した。
によりこれらの欠点を解決した。
［本考案の目的］
本考案の目的は、前述した欠点を除去し、安定
で安価な水晶振動子を提供することにあり、以
下、実施例を示しながら詳細に説明する。
で安価な水晶振動子を提供することにあり、以
下、実施例を示しながら詳細に説明する。
［実施例］
第２図ａ，ｂ，ｃに実施例を示す。第２図ａは
本考案の共通電極用板サポートである。振動板搭
載のためのスリツト１１を設け、金属サポートに
スポツト溶接するための支持部１２を設け、支持
部１２とスリツト１１との間に２個所の折り曲げ
部を持つ階段部１３を設けている。この、階段部
１３を設けたことにより振動板４が縦方向、横方
向または、上下方向の「たわみ」でも十分に吸収
できる。また、第２図ｂは支持部の位置を変更し
た例を示す。この例により、小形化した金属ベー
ス１において共通電極用板サポート１５の専有面
積を小さくする事が出来る。第２図ｃは階段部の
途中を板サポート幅Ｗより細くしてさらに柔構造
にした例である。
本考案の共通電極用板サポートである。振動板搭
載のためのスリツト１１を設け、金属サポートに
スポツト溶接するための支持部１２を設け、支持
部１２とスリツト１１との間に２個所の折り曲げ
部を持つ階段部１３を設けている。この、階段部
１３を設けたことにより振動板４が縦方向、横方
向または、上下方向の「たわみ」でも十分に吸収
できる。また、第２図ｂは支持部の位置を変更し
た例を示す。この例により、小形化した金属ベー
ス１において共通電極用板サポート１５の専有面
積を小さくする事が出来る。第２図ｃは階段部の
途中を板サポート幅Ｗより細くしてさらに柔構造
にした例である。
第３図は、第２図ａの板サポート８０を用い、
モノリシツクフイルタを組み立てた例を示す。
モノリシツクフイルタを組み立てた例を示す。
他の実施例として第４図ａにリード線が直接金
属ベースから突き出している場合の例を示す。こ
の場合支持部１６は階段部１７のすぐ下になり支
持部１６として折り曲げる必要がない。第４図ｂ
は、階段部１７の一部を細くした例を示す。
属ベースから突き出している場合の例を示す。こ
の場合支持部１６は階段部１７のすぐ下になり支
持部１６として折り曲げる必要がない。第４図ｂ
は、階段部１７の一部を細くした例を示す。
実施例において、階段部を１段（折り曲げ部２
個所）の例について述べたが第５図に示すように
４個所の折り曲げ部を持つ階段部でもよく、もつ
と多段にしてもよい。
個所）の例について述べたが第５図に示すように
４個所の折り曲げ部を持つ階段部でもよく、もつ
と多段にしてもよい。
［効果］
このように、２個以上の折り曲げ部を持つ階段
部を付けることにより柔構造にすることが可能と
なり一層効果的である。
部を付けることにより柔構造にすることが可能と
なり一層効果的である。
圧電振動子として、水晶を例に挙げたが圧電体
として他にタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウ
ムや圧電セラミツクであつてもよい。
として他にタンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウ
ムや圧電セラミツクであつてもよい。
第１図ａ，ｂは、従来の振動子の支持装置であ
る。第２図ａ，ｂ，ｃは、本考案による支持装置
である。第３図は本考案の支持装置の振動板を装
着した例を示す。第４図、第５図は、本考案の他
の実施例を示す。 振動板……４、板サポート……８０，８１，８
２，８３，８４，８５、支持部……１２，１６、
スリツト……１１，１８、階段部……１３，１
３′，１７。
る。第２図ａ，ｂ，ｃは、本考案による支持装置
である。第３図は本考案の支持装置の振動板を装
着した例を示す。第４図、第５図は、本考案の他
の実施例を示す。 振動板……４、板サポート……８０，８１，８
２，８３，８４，８５、支持部……１２，１６、
スリツト……１１，１８、階段部……１３，１
３′，１７。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 振動板に旋した共通励振電極と電気的に接続
し、かつ機械的に固着する板サポートにおい
て、該板サポートは該振動板の板面と該板サポ
ートの板面とが直角に位置し、金属ベースと固
着する支持部と振動板を搭載するためのスリツ
トとの間に２個所以上の折り曲げ個所を有する
階段部を設けたことを特徴とするフイルタ用振
動子の支持装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第１項において、該
支持部と該スリツトとの間の板巾が狭くなつて
いることを特徴とする圧電振動子の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1503383U JPS59121927U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | フィルタ用振動子の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1503383U JPS59121927U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | フィルタ用振動子の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59121927U JPS59121927U (ja) | 1984-08-16 |
| JPH0227625Y2 true JPH0227625Y2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=30146374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1503383U Granted JPS59121927U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | フィルタ用振動子の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59121927U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0720971Y2 (ja) * | 1990-02-14 | 1995-05-15 | 株式会社大真空 | 圧電振動子の支持構造 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS593611Y2 (ja) * | 1977-03-01 | 1984-02-01 | キンセキ株式会社 | 圧電振動子 |
| JPS53137770U (ja) * | 1977-04-05 | 1978-10-31 | ||
| JPS5580914U (ja) * | 1978-11-28 | 1980-06-04 | ||
| JPS6246335Y2 (ja) * | 1980-02-07 | 1987-12-14 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1503383U patent/JPS59121927U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59121927U (ja) | 1984-08-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09326667A (ja) | 圧電振動子素片 | |
| JPS5845851B2 (ja) | 圧電共振子のための固定・支持部材 | |
| JPH0227625Y2 (ja) | ||
| JPS6141215A (ja) | 水晶振動子 | |
| JPH02261211A (ja) | 多重モード型水晶振動子 | |
| JP2002026683A (ja) | 水晶振動子 | |
| JPH0238501Y2 (ja) | ||
| JP3815772B2 (ja) | 水晶振動子 | |
| JPH0131804B2 (ja) | ||
| JPH0336104Y2 (ja) | ||
| JPS6133715Y2 (ja) | ||
| JP2531308Y2 (ja) | 水晶振動子 | |
| JPS5812762B2 (ja) | 水晶発振体 | |
| JPS6017948Y2 (ja) | 音又形水晶振動子用ホルダ− | |
| JPS6320185Y2 (ja) | ||
| JPS6340909Y2 (ja) | ||
| JPS6318176Y2 (ja) | ||
| JP3201794B2 (ja) | 水晶振動子 | |
| JPS6017949Y2 (ja) | 音又形水晶振動子用ホルダ− | |
| JPH0212750Y2 (ja) | ||
| JPH03104409A (ja) | 弾性表面波デバイス | |
| JPS596007Y2 (ja) | 単結晶振動子 | |
| JPS6017950Y2 (ja) | 音又形水晶振動子用ホルダ− | |
| JP2563654Y2 (ja) | 圧電フィルタ | |
| JPH0522985Y2 (ja) |