JPH01295391A - 印刷物の識別装置 - Google Patents

印刷物の識別装置

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JPH01295391A
JPH01295391A JP62158710A JP15871087A JPH01295391A JP H01295391 A JPH01295391 A JP H01295391A JP 62158710 A JP62158710 A JP 62158710A JP 15871087 A JP15871087 A JP 15871087A JP H01295391 A JPH01295391 A JP H01295391A
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JP
Japan
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printed matter
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piece
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JP62158710A
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English (en)
Inventor
Hiroatsu Kondo
博厚 近藤
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I M DENSHI KK
Original Assignee
I M DENSHI KK
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Publication date
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • G07D7/128Viewing devices
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/04Testing magnetic properties of the materials thereof, e.g. by detection of magnetic imprint
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/20Testing patterns thereon
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/04Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by paper currency

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば紙幣等の印刷物の真偽または金種等の
種類を識別する印刷物の識別装置に関する。
〔背景技術〕
磁気センサのアナログ出力と標準データとを相対的にシ
フトしつつ比較することによって、印刷物を識別する方
法が特開昭61−177592号に開示されている。し
かし、このものは、センサのアナログ出力を一定レベル
のスレシホルドで規格化した一連のサンプルデータの標
準データに対する一致、不一致を比較しており、実質的
にはパルス巾の比較をしていることとなり、振幅の細部
のデータは有効に利用されていない。従って、識別精度
を更に高めるには、これが障害となる場合がある。
〔発明の目的〕
本発明は、センサの出力するアナログ信号を、AD変換
手段を用いてその振幅を表すデジタル信号に変換し、シ
フトしつつその振幅が許容範囲内にあるか否かを基準デ
ータと比較することを基本として、識別精度をより一層
高めうる印刷物の識別装置の提供を目的としている。
〔発明の開示〕
以下本発明が自動販売機等の機器に組み込まれる紙幣識
別、スタックユニットとして形成された場合の一実施例
を図面に基づき説明する。
図において、印刷物の識別装置1は、識別パターンが印
刷された印刷物Bを挿入する挿入口15を具えた通路7
と、前記挿入口15に挿入された印刷物Bを通路7内に
送り込む移送具19と、前記通路7に送り込まれた印刷
物Bを読み取り前記識別パターンに対応するアナログ信
号を発生するセンサと、時間間隔が前記移送具19の送
り速度に比例したタイミング信号を発生するタイミング
信号発生手段Eと、前記アナログ信号を前記タイミング
信号に応じてサンプリングし該アナログ信号の振幅を表
すデジタルの一連のサンプルデータを生成するAD変換
手段と、前記アナログ信号の振幅の許容範囲を表し前記
一連のサンプルデータと比較すべき一基準データを記憶
した基準データ記憶手段と、前記一連のサンプルデータ
と基準データとの各基準位置が一致するように、前記基
準データを前記一連のサンプルデータに対して相対的に
シフトし各シフト状態において前記サンプルデータが前
記許容範囲内であるか否かを比較することによって一連
のサンプルデータと一連の基準データとの一致または不
一致を判定する制御手段とを具えている。
識別装置1の本体4には、本例では、米国ドル紙幣であ
る前記印刷物Bが展開状態で移送されるとともに印刷物
背面を露出する印刷物の取出し部8が形成された前記通
路7を具えるとともに、該本体4に向く面に印刷物Bよ
りも中挟の開口部10をその両側の受部11.11間で
形成した基箱9の内部に前記受部11に向は付勢される
受は板12を設けたスタッカ箱5が取付けられ、さらに
前記通路7を横切り前記受部11.11間をへて基箱9
内に進入できかつ進入によって前記印刷物Bを受は板に
押し付ける押しvi13と該押し板13の受部11をこ
えた進入に際して該押し板13の両側部から各側方へ突
出し印刷物Bの両側部を押し広げる展開板14.14と
を具える押し込み具6が設けられている。
A3本体4についての説明 本体4は、基枠21と内枠32とを具える。
基枠21は、第1〜3図に示すごとく、下板部23の中
央部に中挟の上板部24を形成した逆T字状をなす側板
22.22と、前記上板部24.24の前端を継ぐ前板
25と、前板25上端に折曲げによって形成された上板
29とを具える。
又側板22.22の下端には、その前後に継ぎ片26.
27を架は渡し、継ぎ片26には取付片28.28を下
役するとともに、上板29には取付片30を立設する。
また基枠21の下端部には、前記下板部23の前端部を
囲む角筒状の前カバー41が、その後端に形成したフラ
ンジを前記取付片28と前板25の前面にネジ止めする
ことによって固定される。
この前カバー41前面の開口部は、印刷物Bを挿入する
挿入口15を形成するとともに、はね上げ可能な開閉M
18が設けられる。
又前記基枠21には、下板部23.23間に、第5.6
図に示すように、中殻状の上ブロツク片43と下ブロツ
ク片44とが取付けられる。
下ブロツク片44は、前記下板部23と略等しい奥行き
の基部の背縁に突出部を設けており、その側面形状はL
字状をなす。又前記基部の前端部は前カバー41に挿入
され、又基部の上面は水平面の後端に、突出部の垂直な
前面に続くなめらかな円弧面が形成され、又さらに前端
には部下がりの傾斜面からなる案内部46が形成されて
いる。
又下ブロツク片44は、その側面の前縁に形成した溝4
7に、前記側板22内面に突設した突片49が、又側板
22の背縁に形成した溝48に、前記側面に突設した突
片50が夫々係合することによって、背方へ引き抜き可
能に取付けられる。又下ブロツク片44は、その側面に
形成したL字状の係合部51を側板22に取付けられバ
ネにより付勢されるフック52が係止することによって
、基枠21に固定される。
上ブロツク片43は、前記下ブロツク片44の基部上方
に略一定間隔を隔てて配される。
前記内枠32は、前記前板25に固定される前板33と
側板34.34と下板35とを具え、側板34.34の
下端部は、前記上ブロツク片43の後端部に挿入される
また本体4には、スタッカ′R5を取付けるための係止
部131が形成される。
係止部131は、本例では、基枠2工の側板22.22
の上端部に背方へ向かって突出しかつ背縁を円弧状に形
成し、下縁に■、字状の切欠きを設けたフック132か
らなる。また側Vi22の下板部23後端の上のコーナ
部をL字状に切欠き、露出する下ブロツク片44の側面
に、上下にのびるとともに、上端を解放し、下端にバネ
材からなる受片133を配した係止溝134.134を
設ける。
B、移送具19についての説明 また本体4には、挿入口15に展開状態で挿入された印
刷物、Bの両側縁をその表裏から支持しつつ、展開状態
のまま通路7の取出し部8まで移送しうる移送具19が
設けられる。
移送具19は、本例では、前記内枠32に配され移送モ
ータMCにより駆動される第1の移送具61と、前記上
、下ブロツク片43.44に配され前記第1の移送具6
1に従動する第2の移送具62とからなる。
第1の移送具61は、側板34の上、下端部を貫通する
支軸63.64の両端に取付けた回転体65.66間に
タイミングベルトからなる無端連紐67.67を巻装し
た1対のベルトコンベアからなる。前記支軸63は、ウ
オームホイール、ウオームギヤなどとともにギヤユニッ
ト69を形成し、移送モータMCの回転により減速回転
する。
従って、移送モータM’Cの正逆転により無端連紐67
の後走行線は上下動する。
なおロータリエンコーダEが前記ギヤユニット69の上
端に突出し支軸63と同期、即ち移送具19の移送速度
と同期して回転する回転軸70に取付けられる。
第2の移送具62は、下ブロツク片44の基部を貫通す
る支軸72.73の両端に取付けた回転体74.75間
にタイミングベルトからなる無端連紐76.76を巻装
してなる1対のベルトコンベアからなる。
前記支軸72.73は、下ブロツク片44の側板に設け
た上下方向にのびる長孔77・−により上下動可能に支
持され、又支軸73は、前記側板間に支軸72.73の
中間で架は渡す支持ビン78の両端に配したバネ79に
より上向きに付勢される。
従って、各回転体75.75は上向きに付勢される。
また前記回転体74上方に受ローラ90.90が設けら
れる。
受ローラ90.90は、上ブロック片43前端部の長孔
を挿通ずるとともにバネ91により下向きに付勢される
支軸92の両端に固定している。
そして、無端連紐76の上走行線は、受ローラ90下面
および第1の移送具61の無端連紐67下面と当接する
C0通路7についての説明 前記通路7は、本例では、下の通路7Aと上の通路7B
とからなる。
下の通路7Aは、前記上ブロツク片43と下ブロツク片
44との間の前記間隙からなり、印刷物Bが挿入される
前記挿入口15に続く、従って、下の通路7Aは、前か
ら順に案内部46、水平部、円弧部及び垂直部を具え、
水平に挿入された印刷物Bを上向きに導く。
また上の通路7Bは、前記基枠21背部に前記無端連紐
67とガイド金具54.54との間で形成される。
ガイド金具54は、各側板22の上板部24背縁に固定
する取付片の後端に内向きに突出し前記無端連紐67と
向き合うガイド片55を形成した断面り字状をなし、そ
の略中央部と下端部とに押え具57.57が取付けられ
る。
なお押え具57は、仮バネからなり、前記ガイド片55
の切欠きから前向きに突出する円弧状の突出部58と斜
め後ろ向きに突出する押え部59とを有する。又前記ガ
イド片55.55は、印刷物Bの両側部を案内しかつ無
端連紐67との間で印刷物Bを垂直に支持するとともに
、押え具57の突出部58.58が印刷物Bを前記後走
行線に押しつける。
前記通路7の取出し部8は、ガイド片55.55の内端
間により形成され、印刷物Bより中挟に形成され前記印
刷物B中央部の背面を露出する。
また通路7には、−旦取り込まれた紙幣の抜き取りを防
止するレバー221が設けられる。
D、押し込み具6についての説明 また通路7の前記取出し部8には、押し込み具6が設け
られる。
押し込み具6は、第9図に示すごとく、押し板13、一
対の展開板14、及び、本例では、前記押し板13を前
後方向に往復動するとともに展開板14.14を横に広
げる一対の揺動アーム94.94を具える。
押し板13は、印刷物Bとほぼ同長さかつ中挟の基板を
有し、その上下端をコ字状に折り曲げることによって、
横方向にのびるとともに基板の上下で向き合うスライド
溝96.96が形成される。
また、その上下の折り曲げ片98.98の中央部に前向
きに伸びる平行な案内片97.97を形成している。
また押し板13は、上の案内片97が、第6図に示すご
とく、前記内枠32の側板34.34の上端間に架は渡
され断面下向きコ字状のガイド金具100の前後方向に
延びるガイド溝99に挿入され、更に下の案内片97の
下面に設けたガイド0−ラ101、IOIが、内枠32
17) 下vi35中央に透設した長大102に挿入さ
れることによって、傾くことな(前後にスライドできる
展開板14は、外片103と内片104とを間隔107
を有して、上片105と下片106とで連結しており、
上片105と下片106とをそれぞれ上下の前記押し板
13のスライド溝96.96に挿入している。これによ
って、展開板14は、押し板13の基板前面に横スライ
ド可能に取りつけられる。
また押し板13の前記折り曲げ片98.98には、横方
向にのびる長穴109・−・が、また展開板14の上片
105、下片106には後ろ向きコ字状の切欠部110
・・−が夫々位置合わせして設けられる。そしてその長
穴109および切欠部110には次に説明する揺動アー
ム94内端に突設したピン111・・−が係合する。
揺動アーム94は、断面クランク状の折曲げ片からなる
基部112の外端に突片115.115を後向きに突設
し、該突片115.115を前記内枠32の側板34上
下に設けた軸受は片37.38にビン支している。また
基部112の内端りこは、受は片113.113を後ろ
向きに形成し、その間にローラ114を該ローラ114
の上下に突出する前記ピン111により枢着している。
又基部121と側t7i34の前縁部に突出したピンと
の間にバネ126を架は渡し前向きに付勢する。
また揺動アーム94は、内枠32に取付けた揺動具95
に、よって揺動される。
揺動具95は、スタッカモータMSと、前記ギヤユニッ
ト69と同様のギヤユニット117とを有し、該ギヤユ
ニット117の両側へ突出する出力軸118両端にカム
片119を固定するとともに、該カム片119の側面に
前記出力軸118と偏芯させて突設したピン120にス
ライド片122を枢着する。またスライド片122には
、上下方向にスライド軸121を遊貫するとともに、該
スライド軸121の上下端を、継ぎ片123で連結され
たリンク片124.124を用いて前記揺動アーム94
の基部112の前面に突出した支持片125.125に
連結する。従って、第12A〜C図に示すごとく、カム
片119の回転によりスライド片122が円運動をし、
スライド軸121がリンク片124を介して揺動アーム
94を揺動する。また揺動アーム94は、取出し部8の
両側端近傍しかも前方に位置する枢支点を中心として回
動し、その内端は通路7の前方から取出し部8を通って
背方にまで回動する。
従って、押込み具6は、内端が前後方向に往復動する揺
動アーム94の往動によって、押し板13が通路7を前
から後ろへ横切り、印刷物Bの中央部分を後述するスタ
ッカ箱5の受は板12に押しつける。また展開板14は
、スタッカ箱5内で押し板13の両側部から各側方へ突
出し、印刷物Bの両側部を押し広げる。また揺動アーム
94の復動により、展開板14.14がその間に架は渡
されたバネによって後退し、押し板13も後退する。従
って、押し込み具6は、印刷物Bをスタッカ箱5内に折
れ重なりなく積み重ねできる。
E、スタッカ箱5についての説明 前記スタッカ箱5は、前面に開口部lOを形成した基箱
9の内部に受は板12を設けている。
基箱9は、背板137と側板138.138とを有する
コ字状枠に上[139と開閉可能な下板140とを取付
けている。
背板137は、印刷物Bよりやや大なる矩形の平板体で
あり、下縁には収容された印刷物Bを指で摘むためのU
字状の切欠部を設けている。
側板138.の前縁には、中挟の前片141.141を
内向きに向かい合わせて形成するとともに、下縁には、
内面に前記係止溝134に挿入する係止ピン142を突
設した突片143を下役する。
前記受部11.11は、前記前片141.141によっ
て形成される。
受は板12は、矩形の平板体からなり、その両側縁に突
設した突片を、側板138.138の中央部設けた前後
方向にのびる案内溝145.145に挿入することによ
り、基箱9に前後動可能に取付けられる。また受は板1
2は、前記背板137との間に配したバネ146により
前記受は部11に向は付勢される。なお受は板12の下
縁にもU字状の切欠部を設けている。
下板140は、その両側縁に前記側板138.138の
各外面に沿って立ち上げた側片148.148上前端部
を前記側板138にピン支することによって開閉可能に
基箱9に取付けられるとともに、側板13Bに取付けた
バネ板からなるロック片149の外向きの突部が側片1
38の後端部内面に設けた孔部と係合することにより開
き止めされる。
上板139は、第6図に示すごと(、側板138上端部
間に架は渡される。
従って、基箱9は、印刷物Bを受は板12と受は部11
との間で挟持し、収容できる。また基箱9は、係止ピン
142を係止溝134に挿入し、前に傾動することによ
り前記フック132間に挿入でき、該フック132の係
止部131に基箱9側面に形成した扇状の突出部からな
る掛止め部135が係合し、本体4に取付できる。又基
箱9を受片133に抗して押下げ、後に倒動することに
よって取外しできる。そして、基箱9の取付けにより、
前記開口部10が通路7の取出し部8を囲む。
F、覆板16と施錠具17についての説明また前記スタ
ッカ箱5の開口部10は、覆板16により閉止され、該
覆板16は、施錠具17により閉止状態でロックされる
覆板16は、矩形の平板体であり、第13図に示すごと
く1.前記前片141の上端と上板139の前縁とに間
隙を有して立上げた案内片151・−間に挿入すること
によって、前片141の背面に沿って挿入されるととも
に、下端が前記下板140前縁を超える。
従って、覆板16は、開口部1oを閉止するとともに、
下板140の前縁と当接することによって該下板140
の解放をも防ぐ。
施錠具17は、第14〜19図に示すごとく、その前進
により覆板16の上端部に設けた係止孔161.161
と先端が係合し該覆板16の前記閉止状態で抜き取り不
能とするスライド具162と、該スライド具162を前
進状態で後退不能に係止するストッパ具163と、キー
Kにより回動し前記ストッパ具163の係止状態を解除
する解除貝164とを具える。
スライド具162は、第15図に示すごとく、水平な上
片166と、前後方向にのびる平行な側片167.16
7とを有し、断面下向きコ字状をなす。側片167の前
端は、開き角度が約90度のテーパ面を有し、覆板16
の前記係止孔161に嵌合する。又側片167の前端部
と後端部には長孔169.170が設けられる。
前記上板139には、その前後両側に、側片167.1
67の内面に沿って立上がる立片153.153.15
4.154が設けられており、スライド具162は、前
記長孔169.169を通り該立片153.153間に
架は渡したスライド軸171と、長孔170を通り内端
を立片154に固定したスライドピン172とにより前
後方向にスライド可能に上板139に取付けられる。
又側片167の下縁には、小高さの切欠部からなる係止
部174と、その後方に連設した大高さの切欠部からな
る逃し部175とを具えた階段状の切欠きが設けられる
又側片167下縁には、前記逃し部175の後方に外向
きに突出する突片178を突設するとともに、逃し部1
75の上縁には、内向きに突出する突片177.177
を形成する。
又側片167の上縁後端部には、外向きのバネ掛け17
9を、突設し、前記スライドピン172に取付けたバネ
190の一端を係着することによって、該スライド具1
62は前向きに付勢される。
またスライド具162は、ストッパアーム165により
前記前進移動が阻止される。
ストッパアーム165は、前記スライド軸171により
傾動自在に立片153.153間に枢支され、前記覆板
16の挿入に際しスタックされた印刷物Bの上端部を押
さえる押さえ部193と、前記スライド具162の突片
177を係止するアーム部194.194とを有する。
押さえ部193は、覆板16の挿入位置をこえて前方へ
突出することによって覆板16の挿入に際し該覆板16
と当接し傾動し、印刷物B上端部を押さえる。
アーム部194は、前記押さえ部193の両側縁に立上
げ前端部に前記スライド軸171が挿通するとともに、
後縁で前記突片177の前縁を係止し、その前進を阻止
する。また覆板16の挿入により、その後端がはね上が
ることによって、前記係止状態が解除され、スライド具
162は前進できる。
なおストッパアーム165は、スライド軸171に取付
けたバネ195により押さえ部193が上向きに付勢さ
れている。
前記ストッパ具163は、前記上板139の立片154
に、前記側片167の外側でスライドピン172により
回動自在に取付けられたアーム部197.197を、該
アーム部197下縁前端間に架は渡した継ぎ片198に
より連結している。
又アーム部197の後端には、バネ掛け199を突設し
、前記バネ190の他端を係止している。
従って、アーム部197は、バネ190によりその前端
が上向きに付勢され、スライド具162の後退位置にお
いて、突片178下面とアーム部197先端部上面とが
当接する。
またスライド具162の前進により、突片178が前記
アーム部197の先端をこえて前進し、それによってア
ーム部197がはね上がり、該アーム部197前縁で突
片178の後端を係止し、スライド具1,62の後退を
防ぐ。
また解除具164は、上板139の背縁に立上げた取付
は片155に固定されキーKによって回転する回転軸を
具えるロック本体201と、前記回転軸に固定されその
回転により前記ストッパ具163の継ぎ片198を押下
げるキーカム202とからなる。
又施錠具17には、前記スライド具162と共働して開
口部10の解放時にスタッカfi5の取外しを不能とす
るロック軸204が設けられる。
ロック軸204は、丸棒状をなし、上板139とスライ
ド具132との間でしかも係止部174下方を挿通する
とともに、その両端は、基箱9の側板138上端部に設
けた孔部205.205から前記掛止め部135上方で
基箱9両側に突出する。又ロック軸204は、バネ20
7により前方に付勢されている。なお、基箱9の上部に
は、施錠具17をロック軸204両端の前記突出部を含
み、覆う上カバー209が取付けられる。
従って、スタッカ箱5を本体4に取付ける際には、前記
のごとく、係止ピン142.142を係止溝134.1
34に挿入し基箱9を前へ傾けることにより、基箱9は
フック132.132間に挿入される。
このとき前記ロック軸204は、第16図に示すごとく
、バネ207に付勢され孔部205の前端部に位置しか
つ係止部174の下面に当接している。
そしてさらにスタッカ箱5が傾くと、第17図に示すご
とく、ロック軸204はフック132に押されて孔部2
05後婦部へ移動する。
そしてフック132と掛止め部135とが、第18図に
示すごとく係合し、スタッカ箱5は受片133によって
上に付勢され上昇する。この状態でロック軸204は、
′バネ207によりフック132とスライド具162の
係止部174との間に挿入される。
これによりフック132は、掛止め部135とロック軸
204との間に係止され、スタッカ箱5の上下動を不能
とし、本体4からの取外しを不能とする。。
又スタッカ箱5を取外すには、覆板16を用いて開口部
10を閉止する。
第19図に示すごとく、覆板16を案内片151.15
1間に挿入することにより、ストッパアーム165が傾
動し、前記のごとくスライド具162の前進を許容する
とともに、前進したスライド具162の先端部が係止孔
161に嵌合し覆板16の抜き取りを不能とする。
又一方スライド具162の前進によりロック軸204上
方に逃し部175が前進し、該ロック軸204は上移動
可能となる。
従って、スタッカ箱5を前記受は片133に抗して押し
下げることによりフック132がロック軸204を押上
げでき、係止部131と掛止め部135との係合が解放
されスタッカ箱5を取り外しできる。
従ってスタッカ箱5は、前記係合の解放に際して覆板1
6が開口部10を閉止し、内部に収容された印刷物B−
は外部から目視不能かつ取出し不能となる。
又取外したスタッカ箱5から、その内部に収納された印
刷物Bを取出すには、キーKをロック本体201のキー
穴に挿入し回転することによって、キーカム202を回
動し、ストッパー具163の継ぎ片198を押下げる。
そしてこのスライド具162が後退可能な状態において
、覆板16を強制的に引き抜くことにより係止孔161
下縁が側片167の下のテーパ面を移動し、スライド具
162を後退させ該覆板16を抜き取ることができる。
この状態を第13図に示している。
又覆板16が抜き取られることによって、ストッパアー
ム165がバネ195によりはね上がりアーム部194
後端が前記のごとく突片177を係止しスライド具16
2の前進を防ぐ、そして開口部lOは解放されるととも
に、下板140も解放可能となり基箱9下面の開口部か
ら収納された印刷物B−・を積重ねられた状態のまま抜
取ることができる。
このように施錠具17は、本例では、開口部10が解放
された状態においてスタッカ箱5の本体4からの取外し
を不能とするとともに、開口部10を覆板16により閉
止することによって本体4からの取外しを可能としてい
る。
(この頁以下余白) G7センザに゛ついての説明 センサは、印刷物Bをその移送とともにスキ4−ンし、
そのスキャン路に沿った印刷物Bの物理的特性を表すア
ナログ信号を出力する。またセンサは、本例では、光セ
ンサPS1、PS2R,、PS2L、PS3R,、PS
3Lおよび磁気センサMSを含む。
光センサpsi、PS2R,、PS2Lは、夫々通路7
を挟んで向き合・)一対の発光ダイオードとフォトトラ
ンジスタとからなり、印刷物Bの光の透過率を検出する
光センサPS1は、挿入口15の近傍にしかも通路7の
センターライン上に配される。
光センサPS2R,PS2Lけ、前記光セン・ダ・PS
lの内方、しかもセンターライン両側の対称位置に配さ
れる。
磁気センサMSは、印刷物の移送方向に配した一対の磁
気抵抗素子からなり、永久磁石とともに一体にモールド
されるとともに、光センサPS2R,PS2Lの内方の
センターライン上、しかも通路7の」二側、1里ち紙幣
の表側(ブラノクザイド)に配され、印刷物Bの磁気イ
ンクに含まれる磁性体を検出する。この磁気抵抗S金子
型センザを用いる理由は、これが非常に高感度であるが
分解能が低くしかも印刷物Bとの完全な密着性がそれ程
厳格に要求されないい、従って、波形の再現性が高いか
らである。従来多用されているナローギャブのコイル型
の磁気ヘッドを用いると、例えば磁気抵抗素子型の場合
−つの山しか出力されないにもかかわらず、複数の山が
出力されしかもその数、振幅とも一定しないため本識別
方法自体が使用できなくなる。又磁気ヘッドを用いると
、印刷物Bの骸、折り癖等によって、ドロップアウトが
生じ識別精度が大きく低下するが、磁気抵抗素子型セン
サを用いるとそれがほとんど生じない。
また磁気センづMSには、印刷物Bをこの磁気センサM
Sに向は軽く押し付ける押え片220が通路7を挟んで
その下側に付設さメ・1.ている。
又さらに磁気センサMSの内方には、光センサPS3R
,PS3Lがセンターライン両側の対称位置に配されて
いる。
光センサPS3R,,PS3Lは、夫々一対の発光ダイ
オードとフォトダイオードとからなり、印刷物B裏面の
光の反射率を検出する。
!]、タイミング信号発生手段についての説明タイミン
グ信号発生手段は、前記ロータリーエンコダEであり、
移送具19の送り速度に比例した時間間隔のタイミング
信号を発生ずる。
従って、タイミング信号発生手段は、印刷物B上の微小
等間隔位置ごと、本例では0.2 amごとにタイミン
グパルスを発生ずる。
1、AD変換手段(ADC)についての説明ADCは、
例えば、8ビツトの多チャンネルのものが用いられ、前
記タイミング信号に応じて各光センサPS及び磁気セン
−1JMsの出力する各アナログ信号をデジタル変換す
る。
J、電動機ドライブ手段についての説明前記移送具19
の移送モータMCおよび押し込み具6のスタッカモータ
MSを駆動する。この電動機ドライブ11段は、その入
力端子に加えられる制御信号により、名モータを停止、
正転、逆転できる。
K、制御手段についての説明 ti!!御手段は、本例では、CpU、ROM、RAM
、、Ilo等からなるいわゆるワンチブマイコンであり
、本体4前面のプリンl−11212に取付番プられ、
カバー211により覆われている。またIloに前記セ
ンサ、タイミング信号発生手段、AD変換手段(ADC
)、電動濤ドライブ手段、時計手段、記録具230など
が接続される。そしてROMに暑き込まれたプログラム
によって時分割的に演じられる、次の手段を含んでいる
。なお、各手段或いは一部の手段を個別部品を用いて形
成することもできる。
印刷物挿入判定手段: 印刷物Bの挿入を待つスタンバイ状態で、前記ADCを
介して光セン−+P S 1の出力を監視し、透過率の
低下から印刷物Bの挿入を検出する。また印刷物Bの挿
入を検出したとき、印刷物挿入判定手段は、電動機ドラ
イブ手段を通して移送JX19を正方向に回転する。
従って、挿入された印刷物Bは、通路7内に導入される
傾き検出手段: 前記印刷物挿入判定手段が移送具19を動作すると、光
センサPS2R,PS2Lの各出力をADCを通して監
視し、移送される印刷物Bの前縁の通過を検知する。そ
して各光センサPS2R,PS2Lを通過する時間の差
を計算する。この時間の差が一定値以上のとき、傾き検
出手段は、印刷物Bが傾いていると判断し、電動機ドラ
イブ手段を通して移送具19を逆回転する。
従って、傾いて挿入された印刷物Bは、挿入口11から
リジェクトされる。
ノイズ検出手段: 各センサの信号を処理するアナログ信号系のノイズを、
印刷物Bが挿入され各センサが信号を出力するまでの間
に検出し記憶しておく。
トリガ信号発生手段: 磁気センサMSの出力をADCを介して監視し、印刷物
Bの磁気インクで印刷された印刷パターンの前端、従っ
て本例では、ドル紙幣の周囲に印刷された縁取り線の一
つからなる前記基準位置を検出するとトリガ信号を発生
する。
なお基準位置をこのように設定したのは、印刷ズレによ
る識別ネク度の低下を防ぐためである。
サンプリング手段: 前記トリガ信号発生手段のトリガ信号によってトリガさ
れ、ADCを介して光センサPS1、PS2RSPS2
L及び磁気センサMSの出力を前記タイミング信号発生
手段のタイミングパルスに従ってサンプリングする。
ノイズ除去手段: サンプリング手段がサンプリングしたサンプルデータか
ら前記ノイズ分を減算するとともに、それらをサンプル
データ記憶手段に記憶させる。
サンプルデータ記憶手段: 前記半導体RAMからなり、ノイズの除去された、印刷
物Bの中央部を磁気的にスキャンして得られる一連の磁
気的サンプルデータと、印刷物Bの中央部及びその両側
の対称位置における光の透過率をスキャンして得られる
3組の一連の光学的サンプルデータとを記憶する。
透過率判定手段: 光センサPsi、PS2R,PS2Lを用いて検出した
透過率のベースレベルが予め定められた範囲以内にある
か否かを判定する。そしてそれが範囲外のとき、移送具
19を逆転し印刷物Bをリジェクトする。
従って、2枚送りされた紙幣や汚損された古紙幣などの
透過率が小さい紙幣と、例えば片面のみがコピーされた
コピー券など、透過率の大きいものはリジェクトされる
移送タイミング判定手段: 印刷物Bの前端が光センサPS2R,PS2Lと、光セ
ンサPS3R,PS3Lとの間を通過する時間を、タイ
ミング信号発生手段のタイミングパルスをカウントする
ことによって検出する。そして通過するタイミングが規
定値より遅れたときは、移送具19を逆転し印刷物Bを
リジェクトする。
従って、使い古された紙幣がリジェクトされ又紙幣のジ
ャムが防止される。
長さ判定手段; 前記トリガ信号発生手段によってトリガされ、印刷物B
の後端が光センサPS2R,PS2Lを通過するまで、
タイミング信号発生手段のタイミングパルスをカウント
する。そしてそのカウント値が予め定められた範囲内に
ないとき、移送具19を逆転し紙幣をリジェクトする。
従って、例えば切断された長さの短い紙幣、或いは見掛
は上長さが増した2枚送りの紙幣がリジェクトされる。
基準データ記憶手段: 前記半導体ROMからなり、サンプルデータ記憶手段内
の磁気的サンプルデータ及び光学的サンプルデータと比
較すべき基準データRを予め記憶している。
基準データRは、第23A−C図に示すように、紙幣の
長手方向にのびる複数のスキャン路Sを紙幣の前(F)
及びf& (B)方向から磁気的又は光学的にスキャン
して得られる信号の振幅AMの許容範囲ALに関する情
報が含まれている。またこの情報には、本例では、前記
基準位置を基準としたアドレスADと、そのアドレスA
Dにおける振幅AMの許容範囲ALを表すデータとが含
まれている。また一つの基準データに含まれる前記デー
タは、メモリ容量が許せば前記サンプルデータと同サン
プルレートのものであっても良いが、メモリ効率を上げ
るため、第238−C図に図示するように、前記アナロ
グ信号の顕著な特徴的なヒップあるいはデイツプに対応
させて圧縮するのがよい、具体的には、例えばヒップの
中心のアドレスとその位置における振幅の最低許容値A
Ms+insあるいはデイツプの中心のアドレスとその
位置における振幅の最大許容値AMmaxを前記基準デ
ータとすることによって大幅にメモリ容量を減少できる
。そしてこのように圧縮しても識別精度に殆ど影響がな
いことが確認できた。
なお前記スキャン路Sは、第20図に示すように紙幣の
センターライン上に設定したS3と、その両側に微小間
隔をおいて設定したSl、S2、S4、S5と、センタ
ーラインの両側対称位置に設定したS6、S7とを含ん
でいる。
また基準データRは、金種(本例は1ドル、5ドル、1
0ドルの複数の金種)ごとの基準データRn(n=1.
5.10)からなる。
基準データRnは、磁気的にスキャンした場合の基準デ
ータMRnと、光学的にスキャンした場合のORnとか
らなる。そしてそれらは夫々前(F)方向とl (B)
方向からスキャンした場合のMRnFSMRnB、0R
nF、0RnBとからなる。従って、印刷物Bの挿入方
向が正逆にかかわらず真偽および金種の識別を行うこと
ができる。
さらにMRnFとMRnBは、夫々スキャン路81〜5
に関するMRnF1〜5と、MRn81〜5とを含む。
なおMRnFとMRnBのデータの数は、−金種当り、
例えば15〜16に設定している。これは、紙幣の印刷
のずれ、濃淡等のバラツキによって信号波形が太き(変
動し、1つのスキャン路に1つのデータではカバーしき
れない場合が生じるため、1つのスキャン路に複数のデ
ータを割当てているからである。
また0RnFと0RnBは、夫々スキャン路S3、S6
、S7に関する0RnF3.6.7と、0RnB3.6
.7とからなる。
又各基準データは、そのスキャン方向F又はBにおける
印刷の前縁を基準位置として、アドレス表示される。
第1の比較手段: サンプルデータ記憶手段の一連の磁気的サンプルデータ
を、各金種の基準データMRn、即ち、MRIFI〜M
RIF5、 MRI B 1〜MRI B 5、 MR5F1〜MR5F5、 MR5B1〜MR5B 5、 MRIOFI〜MR10F5、 MRIOBI〜MR10B5 の約45〜50種類の基準データと順次比較し、その一
致又は不一致を演算する。
一連の磁気的サンプルデータが基準データの前記許容範
囲内にあるとき、それらは一致したと判定される。そし
てその比較は、各基準データ(例えばMRIFI)に対
して複数回、例えば17回行われ、各回ごとに基準デー
タ(例えばMRIFl)又は一連の磁気的サンプルデー
タのアドレスが相対的に1.つづつシフトされる。即ち
、各基準データ(MRIFI)と一連の磁気的サンプル
データとは、夫々の基準位置を一致させた状態と、その
前後に微小等間隔(本例では紙幣上で0.2 mm)づ
つ相対的に位置ずれさせた状態とで比較が行われる。
そして1つの基準データ(MRIFI)と一連の磁気的
サンプルデータの各スキャン方向、金種が一致した場合
には、第23C図に模式的に示すように、基準位置が一
致した状態とその前後にシフトした状態とで複数回(3
回以上)一致が発生する。
第1の判定手段: 第1の比較手段による一連の磁気的サンプルデータと前
記30種類の基準データとの比較において、どの基準デ
ータと最もよく一致したかを、その−致回数から判定す
る。そして、その一致回数が規定値、例えば5〜6回以
上であれば、その磁気的サンプルデータとその基準デー
タ(例えばMRIFl)の属する基準データ(MRI)
群とが一致したと判定する。また規定値以下であれば、
移送具19を逆回転して印刷物Bをリジェクトする。
第2の比較手段: 第1の比較手段と同様にアドレスをシフトしつつ、光学
的サンプルデータを各金種の基準データORnと比較し
、その一致、不一致を演算する。
第2の判定手段: 第1の判定手段と同様に、どの金種の基準データORn
と最もよ(一致するかを判定する。
第3の判定手段: 第1、第2の判定手段の判定結果が矛盾なく一致するか
否かを判定する。そして、一致するとき、その印刷物B
は有効券であると判定し、その金種を表す信号をインタ
ーフェイスを介して自動販売機に出力する。
又第3の判定手段は、第1の判定手段によって確定され
るところのスキャン方向における、光学的サンプルデー
タと基準データ0RnF6.0RnF7.0RnB6.
0RnB7の一致の組み合わせから、印刷物Bの挿入方
向(表裏)を検出し、それが裏のと、き移送具19を逆
回転し印刷物Bをリジェクトする。
動作制御手段: 第3の判定手段が金種を表す信号を出力したのち、自動
販売機からインターフェイスを介してコンティニュー信
号を受は取ると、移送具19を正回転する。これによっ
て、印刷物Bの後端は、前記レバー221を内方にこえ
る。
又動作!4御手段は、自動販売機からインターフェイス
を介してキャンセル信号を受は取ると、識別が完了しそ
の1&端がレバー221の手前で停止している印刷物B
を、移送具19を逆回転してリジェクトする。
又動作制御手段は、印刷物が挿入口15に挿入されてい
ない前記スタンバイ状態で、自動販売機からインターフ
ェイスを介してインヒビット信号を受は取ると、印刷物
の前記取り込み動作を禁止する。
印刷物位置決め停止手段: 光センサPS3R,,PS3Lの出力をADCを介して
監視し、印刷物Bの後端がその位置を通過するのを検出
する。そしてそれを検出すると、タイミング信号発生手
段の発生するタイミングパルスをカウントし、カウント
値が一定値に達すると移送具19を停止する。
従って、印刷物Bは、予め定められた定位置に停止する
スタッカ作動手段: 印刷物位置決め停止手段によって移送具19が停止する
と、押込み具6の送り出しモータMSを正方向に回転す
ると同時に、タイマーを始動する。
従って、印刷物Bは、スタッカ箱5内にスタックされる
第1のスタッカフル検出手段: 前記タイマのカウント時間を監視し、一定時間経過後も
、押し板13が定位置に復帰しない場合、スタツカ箱5
が満杯であるとみなし、インターフェイスを介して自動
販売機にフル信号を出力する。
第2のスタッカフル検出手段ニ スタッカ箱5内にスタックされた印刷物Bの枚数を累積
し、そ、の値が予め設定された値に達すると、インター
フェイスを介してベンダーにフル信号を出力する。
集計手段ニ スタッカ箱5内にスタックされた印刷物Bの枚数および
金額を前記I10に接続した時計手段の出力する時間信
号をもとに、一定時間、例えば1時間毎に集計し、その
集計データを日ごとに一旦前記RAMに記録する。
記録手段: 記憶媒体231が挿着されると、該記憶媒体231に、
RAM内に記録された前記収容データと登録番号とを記
録する。
なおこの登録番号は、装置ごとに異なるシリアルNO等
のID番号であり、予め前記ROMに記憶させておくこ
ともでき、又列部に設けたDIPスイッチ等の設定スイ
ッチにより設定するごとく構成することもできる。
また記憶媒体231は、本例では、いわゆるICカード
であり、前記記録具230ば、該ICカードを挿着する
ICカードライターであって、本体4背面に設けられて
いるいこのICカードとしてE E P −ROM内臓
のものあるいは5−RAM及び記憶保持用のバラチリを
内聞したものなどが用いられる。
なお記り具としてフロッピディスク装置、磁気カード装
置、RAMボードなどを用いることもできる。
なおRAM内の前記収容デ・−夕は、印刷物をスタッカ
箱ごと回収した後、本体4側面に設けた検出器232が
新たなスタッカ箱5の取付けを検出し、それによってク
リアされる。
次に記憶媒体231への各種データのgi!it!方法
について説明する。
一般に文字、数字等はJISコードあるいはアスキーコ
ードなどの標準化されたj・−Fを用いて記録されてい
る。換−ずれば、記録されたデータは、容易に続み取り
でき、又改変も可能であることを示している。従って、
本例ではこれらを防止するため、前記記憶媒体231に
予め記憶させた乱数テーブル、と前記登録番号とをもと
に、逆変換可能な一定の変換式によって、各データを変
換した後に記録している。従って、記憶されているデー
タの続み取りと改変とが実質的に不可能となり不正の入
り込む余地を排除できる。
次に記憶媒体231の記録フォーマットあるいはメモリ
配分を第21図および第22図を用いて説明する。
第21図は記憶領域を固定した場合の一例であり、この
場合アドレス指定が容易となるが、収容データが特定時
間帯に偏る場合は無駄な容量が生じる。
第22図は変動領域とした場合の一例を示し、収容デー
タの存在する場合にのみ、そのデータと時間を表すデー
タとが対になって記録されている。
従って、集金人は、乱数テーブルのみが書き込まれた記
憶媒体231を所持して集金にでかける。
そして、回収時に記憶媒体231を挿着する。それによ
って、自動的にRAM内の収容データが転送される。そ
してこの記憶媒体231は、印刷物とともに回収され、
管理用コンピュータで記録データが読み取られ、各種の
集計が行われる。従って、回収金額とのチエツクができ
、これによって、回収時の不正抜き取りを抑制すること
ができる。
〔発明の効果〕
このように本発明の印刷物の識別装置は、移送具と、印
刷物を読み取りアナログ信号を発生するセンサと、前記
移送具の送り速度に時間間隔が比例したタイミング信号
を発生するタイミング信号発生手段と、前記アナログ信
号を前記タイミング信号に応じてザンブリングし該アナ
ログ信号の振幅を表すデジタルの一連のサンプルデータ
を生成するAD変換手段と、前記振幅の許容範囲を表す
基準データを記憶した基準データ記憶手段と、前記一連
のサンプルデータと基準データとの各基準位置が一致す
るように、前記基準データを前記−連のサンプルデータ
に対して相対的にシフトし各シフト状態において前記サ
ンプルデータが前記許容範囲内であるか否かを比較する
111制御手段とを具えたものであるため、予めサンプ
ルデータから移送具の送り速度のばらつきが排除され、
しかも振幅の特徴的な・細部をも識別に有効利用でき、
また印刷物の送り方向あるいは横方向のズレ又通路内で
の傾きなどによるズ1ノが生じた際にもシフトすること
によってその影響を排除でき、従って印刷物をより一層
精度よく酷刑できるなど多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
左側面図、第3図はその右側面図、2第4図はその背面
図、第5へ・6図はその縦断面図、第7〜・8図は本体
の背面図、第9図1式押し込み具の分解斜視図1.第1
0〜11図は本体の横断面図、第12A〜B図は押し込
み員の作用を示す線図、第13図はスタッカ箱を示す断
面図、第14図は施錠具を示す平面図、第15図はその
斜視図、第16〜19図はその作用を示す線図、第20
図はスキャン路および基準データRを説明する線図、第
21〜22図は記憶媒体のメモリ配分の例を示す図、第
23A−C図は基準データを説明する線図である。 3・・−制御手段、7−通路、15・−・挿入口、19
・・−・移送具、 B−・印刷物、AM−・−・振幅、
 AL・−・許容範囲、E−・タイミング信号発生手段
、 PSl、PS2R,PS2L、PS3R。 PS3L、PS4R,PS4L・−センサR−・基準デ
ータ。 特許出願人 アイエム電子 株式会社 代理人   弁理士  苗 村  正 第3図 第4図 ゝ\ )        / 第10図 第11図 Z4 第14図 弓   15乙 第16図 メ 第18− $203 B gls21図 fJL22図 昭和63年12月13日 特許庁長官 吉 1)文毅殿            
  、−1,53、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 大阪市東区内本町2丁目54番地4、代理人 住 所 大阪市淀用区西中島4丁目2番26号天神第1
ビル 電話(06)302−1177氏  名  (8
296)弁理士  苗  村     正5、補正命令
の日付      昭和63年11月29日(発送印(
1)明細書の「図面の簡単な説明」の欄8、補正の内容 (1)明細書の第46頁下2行の「第12A−B図は」
を「第12A、12B、12C図は」と補正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)識別パターンが印刷された印刷物を挿入する挿入
    口を具えた通路と、前記挿入口に挿入された印刷物を通
    路内に送り込む移送具と、前記通路に送り込まれた印刷
    物を読み取り前記識別パターンに対応するアナログ信号
    を発生するセンサと、時間間隔が前記移送具の送り速度
    に比例したタイミング信号を発生するタイミング信号発
    生手段と、前記アナログ信号を前記タイミング信号に応
    じてサンプリングし該アナログ信号の振幅を表すデジタ
    ルの一連のサンプルデータを生成するAD変換手段と、
    前記アナログ信号の振幅の許容範囲を表し前記一連のサ
    ンプルデータと比較すべき基準データを記憶した基準デ
    ータ記憶手段と、前記一連のサンプルデータおよび基準
    データの各基準位置が一致するように前記基準データを
    前記一連のサンプルデータに対して相対的にシフトし各
    シフト状態において前記サンプルデータが前記許容範囲
    内であるか否かを比較することによって一連のサンプル
    データと一連の基準データとの一致または不一致を判定
    する制御手段とを具えてなる印刷物の識別装置。
JP62158710A 1987-06-24 1987-06-24 印刷物の識別装置 Pending JPH01295391A (ja)

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