JPS63120392A - 紙幣識別・スタツク装置 - Google Patents

紙幣識別・スタツク装置

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JPS63120392A
JPS63120392A JP61266352A JP26635286A JPS63120392A JP S63120392 A JPS63120392 A JP S63120392A JP 61266352 A JP61266352 A JP 61266352A JP 26635286 A JP26635286 A JP 26635286A JP S63120392 A JPS63120392 A JP S63120392A
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JP
Japan
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banknote
tool
piece
plate
box
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Application number
JP61266352A
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English (en)
Inventor
博厚 近藤
岩崎 明彦
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I M DENSHI KK
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I M DENSHI KK
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙幣の真偽、金種などを識別しかつ該紙幣を
積み重ねて収納しうる紙幣識別・スタック装置に関する
〔従来技術〕
自動販売機などには、紙幣の真偽、金種などを識別する
とともに、真券として職別された紙幣を積重ねて収容す
る紙幣識別装置が用いられている。
このような装置において、紙幣を収容する収容部は、従
来、装置本体に取外し不能に取付けられた箱状をなし、
収容された紙幣を取出すには紙幣をに接手で把持し引き
出す必要があり、取り出し時にばらつくなどの不便があ
った。従って、本発明者等は、特願昭61−1922号
によって紙幣を収納するスタッカー箱をいわゆるカート
リッジ式の着脱自在とすることにより、前記問題点を解
決でき、紙幣の回収作業を迅速かつ能率化しうる紙幣識
別・スタック装置を提寓した。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記スタッカ箱は、紙幣を内部に挿入する比較
的大きな開口部を有するため、その回収時に収納された
紙幣を容易に目視かつ取出しでき、回収時の不正抜取り
を誘発する恐れがある。
本発明は、開口部を閉止する覆板と覆板を閉止状態で施
錠する施錠具とを有し、前記問題点を解決しうる紙幣識
別・スタック装置の提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
以下本発明の紙幣識別・スタック装置が自動販売機等の
装置に組込まれるユニット体として形成された場合を例
に、その一実施例を図面に基づき説明する。
図において、紙幣識別・スタック装置lは、紙幣Bを展
開状態で移送する移送具5を設けた通路4に沿って、前
記紙幣を識別するセンサ6と、紙幣Bの両側部を案内し
つつ紙幣背面を露出させる該通路の押込み部7に設けら
れ前記紙幣Bを該み押込み部7を通って背方に送り出す
送出し具9とを付設した識別装置本体2を具えるととも
に、前記押込み部7を囲む開口部11を具え該開口部1
1をへて挿入される紙幣Bを収容する基箱10を有する
スタッカ箱3を、該スタッカ箱3に設けられかつ前記識
別装置本体2に形成した係止部13に係合しうる掛止め
部12を用いて、前記識別装置本体2の背部に取付ける
とともに、前記基箱10に、前記係合の解放に際して前
記開口部11を閉止する覆板14と、覆板14を閉止状
態で施錠する施錠具15とを設けている。
識別装置本体2は、基枠20を具える。基枠20は、第
2.6図に示すごとく、下板部23の中央部に中挟の上
板部24を立上げ、逆T字状をなす側板21.21と、
前記上板部24.24の前端を継ぐ前板25とを具える
。又側板21.21の下端には、その前後に継ぎ片26
.27を架は渡し、継ぎ片26には取付片29を下段す
る。又前板25の上端には上板30が折曲げによって形
成され、咳上板30には取付片31を立設する。
又基枠20の下端部に取付く前カバー22は、前記下板
部23.23の前端部を囲む角筒状をなし、その後端に
形成したフランジ33を前記取付片29と前板25の前
面に固定される。又前カバー22前面の開口部は紙幣B
を挿入する挿入口17を形成するとともに、該挿入口1
7には、はね上げ可能な開閉蓋34が設けられる。
又基枠20には、第3、第4図に示すように、下板部2
3.23間に上ブロツク片39と下ブロツク片40とが
取付けられる。
下ブロツク片40は、前記下板部23と略等しい奥行き
の基部41背縁に突出部42を設けており、その側面形
状はL字状をなす。又前記基部41の前端部は前カバー
22に挿入されかつその前端が開閉蓋34の下端部と当
接する。又基部41の上面は水平面の後端に、突出部4
2の垂直な前面に続くなめらかな円弧面が形成され、又
前端には部下がりの傾斜面からなる案内部43が形成さ
れている。
上ブロツク片39は、前記下ブロック片400基部41
上方に略一定間隔を隔てて配され、該間隙は、前記挿入
口17に続き紙幣Bが移送される下の通路4Aを形成す
る。従って下の通路4Aは、前から順に案内部43、水
平部、円弧部及び垂直部を具え、水平に挿入された紙幣
Bを上向きに4父上、下ブロツク片39.40は中殻状
をなすとともに、下ブロツク片40ば、その側面の前縁
に形成した溝45に前記側板21内面に突設した突片4
6が、文例Fi21の背縁に形成した溝47に前記側面
に突設した突片48が係合することによって、背方へ引
き抜き可能に取付けられる。又下ブロツク片40は、そ
の側面に取付けられバネにより付勢されるフック44が
側板21の背縁をL字状に切欠いた係合部28を係止す
ることによって、基枠20に固定される。
前記基枠20の側板21.21には、ガイド金具99.
99が取付けられる。ガイド金具99は、側板21.2
1の上板部24後端部に固定する取付片の後端に内向き
のガイド片100を直角に形成した断面り字状をなす。
又ガイド片100は、その略中央部と下端部とに、板バ
ネからなりかつ前向きに突出する円弧状の突出部101
.101を有する押え具102を設ける。又ガイド片1
゜Oの下端には後向きに折曲がる案内部を形成している
又基枠20の内部に内枠19が取付けられる。
内枠19は、前記前板25に固定される前板49の両側
縁に側板50.50を形成した断面コ字伏をなし、又側
板50.50の下端部は、前記上ブロツク片39の後端
部に挿入する挿入部55.55を形成する。
移送具5は、内枠19に配されかつ移送モータM1によ
り駆動される第1の移送具57と、上ブロツク片39、
下ブロツク片40に配され前記第1の移送具57に従動
する第2の移送具59とからなる。
第1の移送具57は、側板50の上端部と挿入部55と
を貫通する支軸61,62の両端に回転体63.63.
64.64を固着し、回転体63.64間にはタイミン
グベルトからなる無端連紐65.65を巻装している。
又支軸61は、ウオームホイール、ウオームギヤなどと
ともにギヤユニット67を形成し、移送モータM1の回
転により減速回転する。従って移送モータMlの正逆転
により無端連紐65の後走行線は上下動する。なおギヤ
ユニット67の」二端に突出し、支軸61と同期して回
転する回転軸G9にロータリエンコーダEが取付けられ
る。
第2の移送具59は、下ブロツク片40の基部41を貫
通する支軸75.76の両端に回転体77.77.79
.79を取付け、該回転体77.79間にタイミングベ
ルトからなる無端連紐90.90を巻装している。支軸
75.76は、下ブロツク片40の側板に設けた上下方
向にのびる長孔91−・−により上下動でき、又前記側
板間に支軸75.76の中間で架は渡す支持ビン92の
両端に配したバネ93により上向きに付勢される。従っ
て、各回転体77.79は上向きに付勢される。
また回転体77上方に位置合わせして受ローラ95.9
5が設けられる。
受ローラ95.95は上ブロック片39前端部の長孔を
挿通し、バネ94により下向きに付勢される支軸96の
両端に固定されている。従って無端連紐90の止定行線
は、受ローラ95下面と、第1の移送具57の無端連紐
65下面と当接する。
又当接により、無端連紐90の止定行線は、前記下の通
路4Aの上下中心に位置し、また無端連紐65の後走行
線は通路4Aの垂直部の前後中心に位置する。
又無端連紐65の後走行線とガイド片100とは小間隙
を有して向かい合い、その小間隙は、前記下の通路4A
に連続し、該通路4Aとともに前記通路4を形成する上
の通路4Bを形成する。又押え具102の突出部101
.101が前記後走行線と当接し、ガイド片100.1
00は、紙幣Bの両側部を案内しかつ無端連紐65との
間で紙幣Bを垂直に支持する。なおガイド片100.1
00の内端間により前記紙幣B背面を露出させる前記押
込み部7が形成される。
従って、移送具5は、挿入口17に展開状態で挿入され
た紙幣Bの両側縁をその表裏から支持しつつ、展開状態
のまま押込み部7まで移送できる。
又前記通路4の巾中心には紙幣Bを職別するセンサ6が
配される。センサ6は、本例では一対の磁気抵抗素子と
バイアス用のマグネットを具える磁気ヘッドであり、前
記上ブロツク片39に下向きに取付けられている。
又センサ6にはピンチローラ70が付設される。
ピンチローラ70は、下ブロツク片40の側板に上下動
可能に架は渡した支軸71に取付けられ、前記支軸75
に取付けたバネ72により上向きに付勢されセンサ6と
軽く当接する。又通路4Aの前端にはホトセンサからな
り紙幣Bの挿入を検知する検知器80が配される。又通
路4Aの円弧部には移送される紙幣Bと当接し1頃くこ
とによって、検知器81を作動するとともに、紙幣Bが
通過することにより復帰し紙幣Bの引き戻しを防止する
レバー片82.82が配される。
又、通路4の前記押込み部7には、送出し具9.9が設
けられる。
送出し具9は、第6〜8図に示すごとく、断面クランク
状の折曲げ片からなる基部125の内端に、軸受は片1
27.127を後ろ向きに形成し、その間に通路4Bと
平行に長尺なローラ126を枢支している。又基部12
5の外端には、前記内枠19の側板50上下に設けた軸
受は片129.129にビン支される突片130.13
0を後向きに突設している。従って送出し具9は、第6
〜8図に示すごとく、通路4Bの両側端近傍しかも前方
に位置する枢支点を中心として回動でき、回動によりロ
ーラ126は通路4を前方から背方にしかも押込み部7
をへて前記ガイド片100の背方にまで回動しうる。
又送出し具9を回動する回動具3Gが内枠19に取付け
られる。
回動具36は、送り出しモータM2と、前記ギヤユニッ
ト67と同様のギヤユニット131を有し、ギヤユニッ
ト131の両側へ突出し側板50.50を貫通する出力
軸133両端に円板状のカム片132を偏芯させて固定
するとともに、その中心にビン134を前記出力軸13
3と偏芯させて突設する。ビン134には、上下にのび
るスライド軸136を遊貫したスライド片137を枢着
する。スライド軸136の上下端は、継ぎ片139で連
結されたアーム140.140を介して前記基部125
の前面に突出した支持片142.142に連結される。
又基部125と側板50の前縁部に突出したビンとの間
にバネ144を架は渡す。
従って、カム片132の回転によりスライド片137が
円運動をしスライド軸136がアーム片140を介して
基部125を背方へ押すことにより、送出し具9.9は
回動できる6 前記識別装置本体2ば、スタッカ箱3を取付けるための
係止部13が形成される。係止部13は、本例では、基
枠20の側板21.21の上端部に背方へ向かって突設
しかつ背縁を円弧状に形成したフック146.146下
縁に設けたL字状の切欠きからなる。また側板21の下
板部23後端の上のコーナ部をL字状に切欠き露出する
下ブロツク片40の側面に、上下にのびるとともに、上
端を解放し、下端に板バネからなる受片150を配した
係止溝147.147を設ける。
スタッカ箱3の基箱10は、背板104と側板105.
105を有するコ字状枠に上板106と開閉可能な下板
107とを取付けている。
背板104は、紙幣Bよりやや大なる矩形の平板体であ
り、下縁にはU字状に切欠いた切欠部109を設ける。
側板105は、前縁に中挟の前片115.115を内向
きに向かい合わせて形成するとともに、下縁には内面に
前記係止溝147に挿入する係止ビン110を突設した
突片111を下役する。又側板105.105の中央部
内面には前後方向にのびる連続した案内溝122.12
2を設け、該案内溝122に、矩形の平板体からなり背
板104と平行に配する受板116両側縁に突設した突
片121を挿入することにより、前後動可能に受板11
6を支持する。また受板116は、背板104との間に
配したバネ117により前方に付勢され、両側縁が前記
前片115と当接する。なお受板116の下縁にも切欠
部109を設けている。
下tfi 107は、両側t1に側板105の各外面に
沿う側片112.112を立」二げ、咳側片112の上
前端部を前記側板105にビン支するとともに、側板1
05に取付けたバネ板からなるロック片114の外向き
の突部が側片112の後端部内面に設けた孔部113と
係合することにより開き止めされる。
上板106は、第11図に示すごとく、側板105上端
の延長部105A閲に架は渡され、本例では前記施錠具
15のフレームをなす。
又基箱10は、係止ビン110を係止溝147に挿入し
前に傾動することにより前記フック146間に挿入でき
、該フック146の係止部13に基910側面に形成し
た扇状の突出部からなる掛止め部12が係合し、識別装
置本体2に取付できる。又基箱10は、受は片150に
抗して押下げ、後に倒動することによって取外しできる
又基箱工0の取付けにより、その前面に前片115.1
15間に形成された前記開口部11が前記通路4の押込
み部7を囲む。
従って前記送出し具9.9は、第7図に一点鎖線で示す
ごとく、その回動により紙幣Bを押込み部7を通って背
方へ送り出し、ローラ126が祇幣Bを受板116に押
付けかつ受板116との間で挟持する。さらに第8図に
示すごとく、カム片132が半回転した状態で送出し具
9は最大角度回動し、ローラ126は紙幣Bの両側部に
押広げつつ前片115の背方に廻り込む。従って、送出
し具9は、ローラ126が該紙幣Bを前記開口部11を
へてスタフカー箱7に押し込む、又さらにカム片132
が回動し一回転することにより、送出し具9は逆方向に
回動する。従って受板116はローラ126に伴って前
方に移動し、紙幣Bを該受板9と前片115.115と
の間で挟持する。
従って紙幣Bはスタッカー箱3に重なって収納される。
前記開口部11は、覆板14により閉止される。
覆板14は、矩形の平板体であり、第9図に示すごとく
、前記前片115の上端と上板106の前縁とに間隙を
有して立上げた案内片15L−間に挿入され前片115
の背面に沿って挿入されるとともに、下端が前記下板j
07前縁を超える。従って、覆板14は、開口部11を
閉止することによって、下板107前縁と当接すること
により咳下板107の鮮放を防ぐ。
施錠兵15は、第9〜11図に示すごとく、その前進に
より覆板14の上端部に設けた係止孔153.153と
先端が係合し該覆板14の前記閉止状態で抜き取り不能
とするスライド具154と、該スライド具154を前進
状態で後退不能に係止するストッパ具155と、キー1
(により回動し前記ストッパ具155の係止状態を解除
する解除具156とを具える。
スライド具154は、第11図に示すごと(、水平な上
片160と前後方向にのびる側片159.159とを有
する断面下向きコ字伏をなす、側片159の前端は、開
き角度が約90度のテーバ面を有し覆板14の前記係止
孔153に嵌合する嵌合部161を形成する。又側板1
59の前端部と後端部には長孔162.163が設けら
れる。又前記上板106には、その前後両側に、側片1
59.159の内面に沿って立片164.164.16
5.165を立上げ、前記長孔162.162を通り立
片164.164間に架は渡したスライド軸166と、
長孔163を通り内端を立片165に固定したスライド
ビン167とによりスライド具154は前後にスライド
できる。又側片159の下面には、小高さの切欠部から
なる係止部171と、その後方に連設した大高さの切欠
部かうなる逃し部172とを具えた階段状の切欠きを設
ける。又逃し部172の上縁に内向きに突出する突片1
73.173を折曲げによって形成し、又外向きに突出
する突片174を側片159下縁の前記逃し部172の
後方に突設する。又側片159の上縁後端部には外向き
のバネ掛け176を突設し、前記スライドビン167に
取付けたバネ177の一端を係着し該スライド具154
を前向きに付勢する。
またスライド具X54は、本例では、ストッパアーム1
57により前記前進移動が阻止される。
ストッパアーム157は、前記スライド軸166により
傾動自在に立片164.164間に取付けられ、覆板1
4の挿入位置をこえて前方へ突出しその挿入に際し該覆
板14と当接し傾動する押さえ部179と押さえ部17
9の両側縁に立上げ前端部に前記スライド軸166が挿
通するとともに、後縁で前記突片173の前縁を係止す
るアーム部190.190を有する。またストッパアー
ム157は、スライド軸166に取付けたバネ191に
より押さえ部179が上向きに付勢されている。そして
覆板14の挿入により、アーム部190の後端がはね上
がることによって前記係止状態が解除され、スライド具
154が前進する。なお前記上片162はアーム部19
00)逃し穴192を設けている。
前記ストッパ具155は、立片165に前記側片159
の外側でスライドビン167によす回動自在に取付けら
れたアーム部194.194を、該アーム部194下縁
前端間に架は渡した継ぎ片195により連結している。
又アーム部194の後端にバネ掛け196を突設し、前
記バネ177の他端を係止している。従ってアーム部1
94は、バネ177によりその前端が上向きに付勢され
、スライド具154の後退位置において、突片174下
面とアーム部194先端部上面とが当接する。
又スライド具154の前進移動により、突片174がア
ーム部194先端をこえて前進し、該アーム部194が
はね上がり、該アーム部194前縁で突片174後端を
係止し、スライド具154の後退を防ぐ。
前記解除具156は、上板105の背縁に立上げた取付
は片199にネジ止めされかつ合致するキーKによって
のみ回転する回転軸200を具えるロック本体201と
、前記回転軸200に固定されその回転により前記スト
ッパ具155の継ぎ片195を押下げるキーカム202
とからなる。
又本実施例では、施錠具15に、前記スライド具154
と共働して開口部11の解放時にスタッカ箱3の取外し
を不能とするロック軸204が設けられる。
ロック軸204は、丸棒状をなし、上板106とスライ
ド具154との間でしかも係止部171下方を挿通ずる
とともに、その両端は、基箱10の側板105上端の前
記延・枝部105A、105Aに設けた孔部2O5,2
05から前記掛止め部12上方で基箱10両側に突出す
る。又ロック軸204は、前記延長部105Aの内面に
取付けたバネ206により前方に付勢されている。なお
、基箱10の上部には、施錠具15をロック軸204両
端の前記突出部を含み、覆う上カバー207が取付けら
れる。
従って、スタッカ箱3を識別装置本体2に取付ける際に
は、前記のごとく、係止ピン110.110f4%止!
147.147 ニtffi人り基n 10 ヲ前へ傾
けることにより、基箱10はフック146.146間に
押入される。このとき前記ロック軸204は、第12図
に示すごとく、バネ206に付勢され孔部205の前端
部に位置しかつ係止部171の下面に当接している。そ
してざらにスタッカ箱3が傾くと、第13図に示すごと
く、ロック軸204はフック146に押されて孔部20
5後端部へ移動する。そしてフック146と掛止め部1
2とが第14図に示すごとく係合し、スタッカ箱3は受
片150によって上に付勢され上昇する。
この状態でロック軸204は、バネ206によりフック
146とスライド具154の係止部171との間に挿入
される。
これによりフック146は、掛止め部12とロック軸2
04との間に係止され、スタッカ箱3の上下動を不能と
し、識別装置本体2の取外しを不能とする。
又スタッカ箱3を取外すには、覆板14を用いて開口部
11を閉止する。第15図に示すごとく、覆板14を案
内片151.151間に挿入し開口部11を閉止するこ
とにより、ストッパアーム157が傾動し、前記のごと
くスライド具154の前進を許容するとともに、前進し
たスライド具154の嵌合部161が係止孔123に嵌
合し覆板14の抜き取りを不能とする。又一方スライド
具154の前進によりロック軸204上方に逃し部17
2が前進し、該ロック軸204は上移動可能となる。従
って、スタッカ箱3を前記受は片150に抗して押し下
げることによりフック146がロック軸204を押上げ
でき、係止部13と掛止め部12との保合が解放されス
タッカ箱3を取り外しできる。なお押さえ部179は、
第9図に示すごとく、覆板14の挿入に際し傾動しスタ
ッカ箱3内に収容された紙幣B −の上端部を押さえ、
覆板14の挿入を容易とする。
従ってスタッカ箱3は、前記係合の解放に際して覆板1
4が開口部11を閉止され、内部に収容された紙幣B−
・−は外部から目視不能かつ取出し不能となる。
又取外したスタッカ箱3から、その内部に収納された紙
幣Bを取出すには1.キーKをロック本体201のキー
穴に挿入し回転することによって、キーカム202を回
動し、ストッパー具155の維ぎ片195を押下げる。
そしてこのスライド具154が後退可能な状態において
、覆板14を強制的に引き抜くことにより係止孔153
下縁が嵌合部161の下のテーパ而を移動し、スライド
具154を後退させ該覆板14を抜き取ることができる
。この状態を第9図に示している。又覆板14が抜き取
られることによって、ストッパアーム157がバネ19
1によりはね」二がりアーム部190後端が前記のごと
(突片173を係止しスライド具1.54の前進を防ぐ
。そして開口部11は解放されるとともに、下板107
も解放可能となり基箱10下面の開口部から収納された
紙幣B−・を積重ねられた状態のまま抜取ることができ
る。
このように施錠具15は、本実施例では、開口部11が
解放された状態においてスタッカ箱3の識別装置本体2
からの取外しを不能とするとともに、開口部11を覆板
14により閉止することによって識別装置本体2からの
取外しを可能としている。
なお第16〜17図は、開口部11の解放時に覆板14
をスタッカ箱3内に収納可能としたスタッカ箱3の他の
例を示している。覆板14は、側板105の側面に設け
たツマミ211によって回転されるスプロケット212
により、背板104とその前方に配した仕切り板213
との間から引き出され開口部11を閉止する。又閉止状
態でスライド具154が前進し嵌合部161が係止溝1
53に嵌合し覆板14は施錠される。又解除するには基
箱10側面に取付けた解除具156のキーカム202が
その回動によりスライド具154に立上げた押し片21
4を押圧し後退させ、ツマミ211を回転することによ
り解放できる。
又識別装置本体2の前面には、カバー84により覆われ
た制御回路のプリント基板83が取付けられる。
制御回路は、紙幣Bに磁気インキを用いて印刷されたパ
ターンを紙幣Bの長手方向に延びるスキャン路SCOに
沿って読み取ったセンサ6の出力から得るパターン信号
S2と標準パターン信号Rとを比較弁別し紙幣の真偽、
金種を識別する。
制御回路は、マイクロプロセッサ、ROMSRAM、イ
ンターフェイス等を具え、ROM内に予め記憶したプロ
グラムにより作動するいわゆるマイコンであり、インタ
ーフェイスには、前記センサ6がAD変換器を介して接
続され、さらに検知器80.81、ロータリエンコーダ
E、移送モータML送出しモータM2、管軸器等が接続
されている。
次に制御回路の動作を第18〜22図に基づき説明する
紙幣Bを通路4に挿入することにより、検知器80が紙
幣Bを検知し、移送モータM1は回転し、前記のごとく
移送具5によって該紙幣Bは通路4の内方に送り込まれ
る。ロータリーエンコーダEは、紙幣Bの印刷面上にお
いて、本例では、0.2nごとのデータサンプリング用
のタイミング信号を出力する。又前記センサ6は、例え
るならば非常に広いギャップを有する磁気ヘッドのよう
な電気特性を有し、紙幣Bの縁取り線221、肖像部分
222、金額表示部分223に対応する比較的パルス巾
の広いパルスP1〜P7を含むアナログ信号S1を出力
する。
このアナログ信号S1をAD変換器が例えば8ビツトの
ワードに変換し、マイクロプロセッサはこれをタイミン
グ信号ごとにサンプリングしRAM内に一旦記憶する。
つぎにマイクロプロセッサは、アナログ信号系のノイズ
が紙幣の識別に与える影響をなくすため、RAM内に記
憶された前記ワードを処理し、各ワードの表す値からノ
イズレベルNLを減算する。そしてM算されたデータを
元のデータと置き換える。このデータ列を紙幣職別のた
めの前記パターン信号S2とする。そしてこのパターン
信号S2は、ROM内に予め記憶した標準パターン信号
Rと比較される。
標準パターン信号Rは、パターン信号S2の基準レベル
LOを中心とする振幅の最小値を規定するものであり、
識別する紙幣の種類(例えば、1.5.10ドル)ごと
に、中心の前記スキャン路SCOとその両側に少し位置
ずれしたスキャン路S01、SC2とに沿い、しかも前
後両方からスキャンした場合の合計18  (−3X3
X2)種類の標準パターン信号R1〜R1Bを含む。又
標準パターン信号R1〜R18は、パターン信号S2と
夫々一致、不一致が比較される。
比較は、パターン信号S2と各標準パターン信号Rn 
(nwl〜18)との対応位置における振幅を比較し、
パターン信号S2のS幅が大であるときを一敗とし、又
標準パターン信号Rnの振幅が大であるときを不一致と
し、この不一致の回数がその標準パターン信号Rnに対
して予め決められた値Dn以下である場合には標準パタ
ーン信号Rnとパターン信号S2とが一敗したと判定す
る。
このように比較はパターン信号S2と標準パターン信号
Rnの対応位置における振幅を比較するのであるが、こ
の対応位置は、紙幣B上に設けた基準位置、例えば前記
縁取り線221を略−敗させた基準状態を中心としてそ
の両側に1ワードづつ、例えば最高8ワードまでシフト
し、各シフト状態において前記と同様な比較を行う。こ
れを模式的に図示すると、第21図は前記基準状態を示
しており、パルス信号S2は、図中左から11ワード目
のみが不一致となり、パターン信号S2と標準パターン
信号Rnとは・−敗していると判断される例である。第
21図は標準パターン信号Rnをパターン信号S2に対
して右へ1ワードシフトした状態であり、不一致の回数
が5となりパターン信号S2と標準パターン信号Rnと
は不一致と判定される。同様に第22図は左に1ワード
シフトした状態を示しており、この場合も前記と同様に
不一致と判断される。
パターン信号S2は、このよ・うな比較が各標準パター
ン信号R1=R18について行われ、一致した標準パタ
ーン信号Rnの金種から紙幣Bの真偽と金種の識別が行
われる。なお、複数の金種にわたり一致する場合、また
は−敗する金種が無い場合は、偽紙幣あるいは識別不能
券と判定される。
従って、センサ6は、紙幣Bの押入方向が正逆にかかわ
らず識別を行うことができる。
又パターン信号S2と標準パターン信号Rnとを、紙幣
B上において、前記基準位置を互いに一致させた位置と
該基準位置を互いに小間隔本例では0.2 taづつ前
後に横ずれさせた位置とで比較でき、従って紙幣Bの送
り方向のズレ又通路4内での傾きなどによるズレが生じ
た際にも精度よく識別できる。
〔作用〕
然して、通路4に挿入された紙幣Bは、検知器80を遮
り移送モータM1を駆動する。従って紙幣Bは第1の移
送具57により通路4の内方に送り込まれ、センサ6の
下方を通過する。又センサ6は、前記のごとく紙幣Bに
印刷された識別パターンを読み取り真偽及び金種を識別
する。又真券と識別された紙幣Bは、第1の移送具57
により通路4B内に導かれ停止する。又紙幣Bは第1の
移送具57とガイド片100との間でその両側部を挟持
されかつ押込み部7によりその背面が露出する。文筆1
の移送具57の停止とともに回動具36が作動し、送出
し具9は前記のごとく紙幣Bを押込み部7と開口部11
とを通ってスタッカ箱3内に押込む。
制御回路は、紙幣Bの後端がレバー片82を通過したこ
とを検知器81により検知し、自動販売機等の装置に向
け、いわゆるベンド信号を出力する。
又紙幣Bが識別不能のときには移送モータMlを逆転し
挿入された該紙幣Bを挿入口17に向は送り戻すととも
に、警報器を作動し、警報を発する。
又送出し具9は、ローラ126が回転できることにより
、紙幣Bを円滑に送り出しでき、さらに紙幣Bの中央部
から両側部に向かうて移動することにより、使い古しの
紙幣Bなどの場合にも確実に押し広げつつ受板116に
押し付けることができる。従って紙幣Bは折れ重なりな
どが生じることなくスタッカ箱3内に積重ねられて収納
される。
又スタッカ箱3は、覆板14で開口部11を閉止した後
にのみ、取り外しでき、6収納された紙幣Bの抜き取り
が不可能となる。
なお本発明の紙幣識別・スタック装Tt1において、セ
ンサ6は、磁気センサの他、紙幣Bの識別方法により光
センサなどを用いることもできる。
又移送具5は、2つの第1、第2の移送具57.59を
用いることなく1つの移送具によって形成することもで
きる。又さらに移送具5は、無端連紐を用いることなく
駆動ローラと押さえローラの対などによって形成するこ
ともできる。又回動具36は、送出し具9を回動できさ
えすれば、ギヤー、カムなどを用いることもできる。又
識別不能の紙幣を通路4の他端に排出するごとく形成す
るなど本発明の紙幣識別・スタック装置は種々な態様の
ものに変形しうる。
〔発明の効果〕
叙上のごとく本発明の紙幣識別・スタック装置はスタッ
カ箱の取外しに際してその開口部を閉止する1板と覆板
を閉止状態で施錠する施錠具とを有するものであるため
、収納された紙幣をスタッカ箱ごと迅速に回収でき、紙
幣の回収作業を能率化できるとともに、紙幣の抜取りを
防止でき安全性が向上するなど多くの効果を奏しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
側面図、第3〜5図はその縦断面図、第6図はその横断
面図、第7〜8図は送出し具の作用を示す断面図、第9
図はそのスタッカ箱を示す断面図、第10図はその施錠
具を示す平面図、第11図5よその斜視図、第12〜1
5図はその作用を示す線図、第16図はスタッカ箱の他
の例を示す断面図、第17図はその施錠具を示す断面図
、第18〜22図は紙幣の識別方法を説明する模式2−
・・識別装置本体、 3・・・スタッカ箱、4・・−通
路、  5・−移送具、 6−・センサ、7・−・・押
込み部、 9−送出し具、   1〇−基箱、11−・
・基箱、12・−掛止め部、  13−係止部、14−
・−覆板、  15〜・・施錠具、  B−・紙幣。 特許出願人    アイエム電子株式会社代理人 弁理
士  苗  村     正第1 !″1 2    第6Wi !58WJ 第12閃 笛14閃 1!17閃 S 第1818 第19− s20箇 k21aI @22%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙幣を展開状態で移送する移送具を設けた通路に
    沿って、前記紙幣を識別するセンサと、紙幣の両側部を
    案内しつつ紙幣背面を露出させる該通路の押込み部に設
    けられ前記紙幣を該押込み部を通って背方に送り出す送
    出し具とを付設した識別装置本体を具えるとともに、前
    記押込み部を囲む開口部を具え該開口部をへて挿入され
    る紙幣を収容する基箱を有するスタッカ箱を、該スタッ
    カ箱に設けられかつ前記識別装置本体に形成した係止部
    に係合しうる掛止め部を用いて、前記識別装置本体の背
    部に取付けるとともに、前記基箱に、前記係合の解放に
    際して前記開口部を閉止する覆板と、覆板を閉止状態で
    施錠する施錠具とを設けてなる紙幣識別・スタック装置
JP61266352A 1986-11-07 1986-11-07 紙幣識別・スタツク装置 Pending JPS63120392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424554U (ja) * 1990-06-19 1992-02-27

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JPS54131999A (en) * 1978-04-04 1979-10-13 Laurel Bank Machine Co Device for locking up rejection box in paper money dispenser
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JPS60263292A (ja) * 1984-06-11 1985-12-26 三洋電機株式会社 紙幣保留装置

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