JP2513134Y2 - カ―ドカセットボックス - Google Patents

カ―ドカセットボックス

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JP2513134Y2
JP2513134Y2 JP1990121392U JP12139290U JP2513134Y2 JP 2513134 Y2 JP2513134 Y2 JP 2513134Y2 JP 1990121392 U JP1990121392 U JP 1990121392U JP 12139290 U JP12139290 U JP 12139290U JP 2513134 Y2 JP2513134 Y2 JP 2513134Y2
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JP
Japan
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card
cassette box
shutter
cassette
box
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洋三 白鳥
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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  • Conveying Record Carriers (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、磁気カードその他のカードを積層して収納
するカセットボックスに関するもので、カードリーダそ
の他のカード処理機に適用可能なものである。
(従来の技術) 磁気カードその他のカードあるいは紙幣等をカード処
理機で処理する場合、処理に供しあるいは処理済みのカ
ードを一括して運搬できるように、カードを積層して収
納するカードカセットボックスが用いられる。このよう
なカードカセットボックスは、外部からカードを取り込
み、また外部にカードを送り出すためのカード出入り口
を有しているため、カセットボックスごとカードを運搬
しているとき上記カード出入り口からカードが脱落しな
いように、何らかの対策を施す必要がある。
従来考えられているカード脱落防止手段は、カード出
入り口近傍のカードカセット外側面にカード出入り口を
開閉することができるシャッタを設け、このシャッタを
手動動作でスライドさせてカード出入り口を開閉するよ
うにしたものである。上記シャッタにキーロック装置を
設け、カード出入り口を閉じた状態でシャッタをキーロ
ックして盗難防止を図ったものもある。
しかし、上記従来のカードカセットボックスによれ
ば、手動操作によるスライドシャッタであるため、閉め
忘れたり、機械的な衝撃で開いたりすることがあり、カ
ードの脱落を確実に防止することはできなかった。ま
た、シャッタはカセットボックスの側面に外付けされて
いるため、カセットボックスの外側面に凸部ができるこ
とになり、前後方向に嵩張るとか、運搬中に凸部にひっ
かかって取扱上及び安全性上難点があるというような問
題がある。
一方、カードカセットボックスのシャッタの開閉を自
動的に行なうものとして特開昭61-199184号公報記載の
ものがあるが、これはカード出入り口を自動開閉するも
のではなく、カードカセットボックスの底板のスリット
を自動開閉するようにしたものであるから、本願考案と
直接的な関係はない。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、カード処理機にカードカセットボックス
を装着しなければカード出入り口のシャッタが開かず、
カード処理機からカードカセットボックスを取り外せば
シャッタがカード出入り口を自動的に閉じるようにする
ことにより、シャッタの閉め忘れや、機械的衝撃でシャ
ッタが開いたりすることを防止し、また、外側面の凸部
をなくすことにより、嵩張りをなくし、操作性及び安全
性を向上させたカードカセットボックスを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案にかかるカードカセットボックスは、カセット
ボックスの底部にあるカセット位置決め用ピンの挿入孔
と、回動可能に設けられていてカード出入り口を開閉す
る可動シャッタと、可動シャッタ自体をカード出入り口
閉方向に付勢するばねとを有してなり、上記可動シャッ
タは、同可動シャッタがカード出入り口を閉じていると
き上記カセット位置決めピンの挿入域に臨む開閉操作部
を有していることを特徴とする。
(作用) カードカセットボックスをカード処理機に装着してい
ないときは、ばねの付勢力で可動シャッタがカード出入
り口を閉じており、また、可動シャッタの開閉操作部が
カセット位置決めピンの挿入域に臨んでいる。カード処
理機に設けられたカセット位置決めピンにカードカセッ
トボックスの挿入孔嵌めて位置決めしながらカードカセ
ットボックスをカード処理機に装着すると、カセット位
置決めピンがシャッタの開閉操作部を押してシャッタを
ばねの付勢力に抗して移動させ、カード出入り口を開
く。
(実施例) 第1図、第2図、第5図において、カードカセットボ
ックス1はカード10を積層した状態で収納するための収
納部底板1eを有するとともに、左右(第5図において上
下)両側の底部からさらに下方に伸びたあと内側に折り
曲げられて形成された一対の底板1c,1cを有する。カー
ドカセットボックス1には、下部の前側にカード出入り
口1aが形成されている。カード出入り口1aの上下縁部に
はカードの出入りをガイドするためのガイド片1f,1gが
折り曲げによって形成されている。上記収納部底板1eに
は上記出入り口1aにつながる切欠き1bが形成され、上記
一対の底板1c,1cには後述のカセット位置決めピンが嵌
まる挿入孔1d,1dが形成されている。カードカセットボ
ックス1の上端部にはカードカセットボックス1を持ち
運ぶためのハンドル11が起倒自在に設けられている。
カードカセットボックス1の上記収納部底板1eと底板
1c,1cとの間には可動シャッタ3と板ばね4が配置され
ている。可動シャッタ3は、第3図にも示すように、前
後方向中央部両側部に折曲片3cを有し、前端部(図にお
いて左端部)は上方に折り曲げられて前記カード出入り
口1aを開閉する開閉部3aとなっており、後端部は開閉操
作部3bとなっている。カードカセットボックス1の底部
に左右方向に水平に設けられた軸6に、上記可動シャッ
タ3の折曲片3cに形成された軸孔が嵌められることによ
り可動シャッタ3は垂直面内において回動自在に支持さ
れている。
上記板ばね4は、第4図にも示すように、垂直面をな
す基部4bとこの基部4bの上端の一端縁部が折り曲げられ
て前後方向に伸びるばね部4aとを有し、基部4bには孔4c
が形成されている。上記基部4bはその孔4cが軸6に嵌め
られた状態でカードカセットボックス1の底部内側面に
固定されている。板ばね4の上記ばね部4aは可動シャッ
タ3の開閉操作部3bの上側に沿うようにして伸びてお
り、ばね部4bの先端部が可動シャッタ3の開閉操作部3b
の上にその弾力により圧接して、可動シャッタ3を第2
図において時計方向に回動付勢している。可動シャッタ
3がばね4の付勢力で時計方向に回動しているときはそ
の開閉部3aがカード出入り口1aに進入して同カード出入
り口1aを閉じ、また、開閉操作部3bが前記挿入孔1dの直
近上方に位置している。上記挿入孔1dには後述のカセッ
ト位置決めピン5が挿入されるようになっており、上記
のようにシャッタ3が付勢力で回動した状態では、上記
カセット位置決めピン5の挿入域に上記開閉操作部3bが
位置している。
第1図に示すように、カードリーダ等のカード処理機
には、カードカセットボックス1を装着するための取付
け台2が設けられていて、この取付け台2には上記カー
ドカセットボックス1の底板1cに形成された挿入孔1dに
嵌まるべきカセット位置決めピン5が固植されている。
この位置決めピン5をカセットボックス1の挿入孔1dに
嵌めながらカードカセットボックス1をカード処理機に
位置決めして装着すれば、カセットボックス1の収納部
底板の切欠き1bからカード処理機の押し上げローラ9と
送りローラ8の一部がカセットボックス1内に進入する
ようになっている。また、カセットボックス1のカード
出入り口1aがカード処理機のカード搬送路7の末端に対
向するようになっている。上記切欠き1bから進入した押
し上げローラ9は、積層されたカード10を押し上げてカ
ード10と収納部底板1eとの間に空間を形成し、カード搬
送路7を搬送されてくるカードを上記空間に導くことが
できるようになっている。上記送りローラ8は上記空間
に送り込まれたカードをカセットボックス1内に取り込
み、また、カセットボックス1内に積層収納されたカー
ド10を下から順にカード搬送路7に送り出すためのもの
である。なお、カセットボックス1内のカード10を送り
出す場合は、押し上げローラ9は必ずしも必要としな
い。
次に、上記実施例の動作を説明する。カードカセット
ボックス1をカード処理機に装着しないときは、シャッ
タ3がばね4の付勢力により第2図に示すように時計方
向に回動し、開閉部3aがカード出入り口1aに進出して同
カード出入り口1aを閉じている。従って、カセットボッ
クス1を持ち運んでもカセットボックス1内に積層収納
されたカードがカード出入り口1aから脱落することはな
い。また、この状態ではシャッタ3の開閉操作部3bがカ
セット位置決めピン挿入孔1dの直近上方に位置して上記
カセット位置決めピンの挿入域に位置している。
カセット位置決めピン5をカードカセットボックス1
の挿入孔1dに嵌めながらカードカセットボックス1をカ
ード処理機に位置決めして装着すると、第1図に示すよ
うに、上記挿入孔1dを貫通したカード処理機側のカセッ
ト位置決めピン5がシャッタ3の開閉操作部3bを押し上
げ、シャッタ3を板ばね4の付勢力に抗して反時計方向
に回動させ、カードカセットボックス1のカード出入り
口1aを開く。従って、外部からカードカセットボックス
1にカードを取り込み、又はカードカセットボックス1
内のカード10を外部に送り出すことができる。
このように、上記実施例によれば、カード処理機にカ
ードカセットボックス1を装着しないときは、シャッタ
3がばね4の付勢力で回動してその開閉部3aがカード出
入り口1aを自動的に閉じるので、シャッタ3の閉め忘れ
や、機械的衝撃でシャッタ3が開いたりすることを防止
することができ、カセットボックス1内に積層収納され
ているカード10がカード出入り口1aから脱落することを
確実に防止することができる。また、シャッタ3及びこ
れを付勢するばね4はカセットボックス1の底部に配置
されているため、外部からシャッタ3に触れにくく、不
用意にシャッタ3に触れてカード出入り口1aを開いてし
まうことはないし、カセットボックス1の外側面の凸部
もなくなるので、安全性及び操作性の向上を図ることが
できる。
本考案にかかるカードカセットボックスは、多数のカ
ードを積層収納したまま運搬することができ、その際
に、カード出入り口からカードが脱落することを確実に
防止するものであり、また、カードカセットボックスを
カード処理機に装着すれば、シャッタが自動的にカード
出入り口を開いてカセットボックスへのカードの取り込
み及びカセットボックス内のカードの送り出しを可能に
するものであるから、いわゆるリサイクルカードシステ
ムに適用すれば便利である。すなわち、カード発行機に
カードを積層収納したカードカセットボックスを装着し
てカードを発行し、一方、使用されたカードはこれをカ
ードリーダに挿入することによって所定の処理を行な
い、用済みのカードはカセットボックスに取り込むよう
にする。カードを取り込んだカセットボックスは、その
ままカード発行機に装着してカード発行に供する。この
ように、カセットボックス単位でカードを取り扱うこと
ができるため、リサイクルカードシステムに適用すれば
便利である。
なお、シャッタは、スライドすることによってカード
出入り口を開閉するようにしてもよい。
また、シャッタを付勢するばねは必ずしも板ばねに限
られるものではなく、コイルばねその他のばねであって
も差し支えない。
(考案の効果) 本考案によれば、カード処理機にカードカセットボッ
クスを装着しないときは、シャッタがばねの付勢力で回
動してその開閉部がカード出入り口を自動的に閉じるの
で、シャッタの閉め忘れや、機械的衝撃でシャッタが開
いたりすることを防止することができ、カセットボック
ス内に積層収納されているカードがカード出入り口から
脱落することを確実に防止することができる。また、カ
ードカセットボックスをカード処理機に装着すればカー
ド出入り口が自動的に開かれるので、手動的な開閉操作
を行なうことなくカードの取り込み又はカードの送り出
しに供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるカードカセットボックスの実施
例を示す一部断面側面図、第2図は同上実施例の要部を
拡大して示す一部断面側面図、第3図は上記実施例中の
シャッタの側面図、第4図は上記実施例中のばねの側面
図、第5図は上記実施例の底面図である。 1……カードカセットボックス、1a……カード出入り
口、1d……ピンの挿入孔、3……可動シャッタ、3b……
開閉操作部、4……ばね、5……位置決めピン、10……
カード。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側部にカード出入り口を有し、内部にカ
    ードを積層して収納するカードカセットボックスにおい
    て、 カセットボックスの底部にあるカセット位置決め用ピン
    の挿入孔と、 回動可能に設けられていてカード出入り口を開閉する可
    動シャッタと、 可動シャッタがカード出入り口を閉じるように可動シャ
    ッタ自体を付勢するばねとを有してなり、 上記可動シャッタは、同可動シャッタがカード出入り口
    を閉じているとき上記カセット位置決めピンの挿入域に
    臨む開閉操作部を有してなるカードカセットボックス。
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