JPH07220138A - コンテナ構体中のコンテナ内安全貨幣カセット - Google Patents

コンテナ構体中のコンテナ内安全貨幣カセット

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JPH07220138A
JPH07220138A JP7002125A JP212595A JPH07220138A JP H07220138 A JPH07220138 A JP H07220138A JP 7002125 A JP7002125 A JP 7002125A JP 212595 A JP212595 A JP 212595A JP H07220138 A JPH07220138 A JP H07220138A
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JP
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cassette
inner assembly
currency
removable
lid
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JP7002125A
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English (en)
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John Zouzoulas
ジョン,ゾウゾラス
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Original Assignee
Mars Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より容易に製造可能かつ修理可能な、ロック
可能で取りはずし可能な貨幣保管カセットが開示され
る。 【構成】 このカセットは、コンテナ内コンテナすなわ
ち箱内箱構造を用い、外箱は不正行為が明らかとなる安
全を提供し、取りはずし可能な内箱は、サービスまたは
修理を要することがある動作構成要素を内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、一般に、貨幣の評価及び安全
な取扱いのための方法及び装置の改善に関する。特に、
本発明は、賭博産業または自動販売産業のような産業に
おいて直面する貨幣評価及び取扱いに関する安全問題に
取り組むものである。
【0002】
【発明の背景】種々の紙幣または貨幣評価及び積重ね技
術は先行技術で知られており、この先行技術は、以下の
米国特許、第4,628,194 号(貨幣評価方法及び装置)、
第4,722,519 号(積重ね装置)、第4,765,607 号(積重
ね装置)、第4,775,824 号(紙幣取扱装置用モータ制
御)、第5,209,395 号(貨幣を安全に保管するためのロ
ック可能取りはずしカセットのための方法及び装置)、
第5,222,584 号(貨幣評価装置)及び第5,209,335 号
(ロック可能取りはずしカセットに用いられる安全装
置)を含み、これらは全て本発明の譲受人に譲渡され、
参照によりここに含まれる。
【0003】賭博産業や、自動販売産業のなかのいくつ
かの分野のように、安全と責任が特に重要である用途で
は、多くの特徴のあることが特に望ましい。例えば、ア
フターサービスを容易にしたり、典型的にスロットマシ
ンで費やされるユニットの動作不能時間をできるだけ少
なくするために、貨幣詰まりを取り除いたりユニットを
掃除したりするのに道具を用いることなく、前面からの
アクセスが容易なことが望ましい。このように前面から
のアクセスが容易なのは特にスロットマシンに好都合で
ある。なぜなら、スロットマシンは典型的に横並びかつ
背中合わせに配置されているか、またはかけがえとして
壁を背にして横並びに配置されているからである。
【0004】お金すなわち貨幣保管カセットは、ロック
したカセットがバール、火吹きランプ等に耐えることは
できないが、権限のない人が不正行為の点検記録証拠を
残さずに貨幣を盗むことができないように、不正行為に
対する明らかな安全を提供すべきである。また、カセッ
トは容易にロック可能かつ取りはずし可能にすべきであ
り、また、その取りはずしの際、貨幣評価または他のエ
レクトロニクスへのアクセスができないようにすべきで
ある。同様に、貨幣評価装置を取りはずすと、ロック可
能取りはずし貨幣カセットに保管されているお金に手を
触れることができないようにすべきである。
【0005】カセットが取りはずされる時、貨幣評価装
置は貨幣を受け入れるべきでない。したがって、貨幣カ
セットの取りはずしを検出できるようになっていること
が大いに望ましい。さらに、貨幣カセットは、該貨幣カ
セットを集めることを任されている人が不正行為を働く
のを防止するために、できるだけ少ない電子的または電
気的構成要素を備えるべきであり、またその設計時、容
易に不正行為をすることができたり頻繁にアフターサー
ビスを要したりする精巧な機械的構成要素を含まないよ
うに丈夫なものにすべきである。
【0006】さらに、正確な貨幣計数も維持されなけれ
ばならない。このために、1枚の貨幣が貨幣カセットに
押し込まれて保管されるたびに、権限のある人がカセッ
トを開けた時に貨幣の不一致がわかるように、貨幣を数
えておかなければならない。そうすれば、カセットが用
いられるスロットマシンで維持される貨幣計数は容易に
検出することができる。
【0007】スロットマシンに用いられる既存製品は、
上記の望ましい特徴の多くを提供しようとする。しかし
ながら、この製品は、不十分な歯車整列になりやすい歯
車駆動式貨幣輸送装置を含んでいる。また、その貨幣カ
セットに用いられる貨幣輸送駆動装置はその貨幣押込装
置も駆動する。その結果、貨幣カセット輸送を駆動する
歯車は、望ましいほど容易に整列を達成するように回転
することができない。また、かみ合わなければならない
歯は、標準的な歯設計原理と一致する最適トルクを与え
るためにかなり鈍いものにされる。しかしながら、これ
らの歯の鈍さは、歯頭対歯頭衝突の可能性が増す程度に
なる。前記衝突が生じると、正確なかみ合いと整列を達
成しようとして、揺れと巧妙な取扱にたよらなければな
らなくなる。かけがえとして、歯を無理にかみ合わせよ
うとすると、ユニットに損傷が生じることがある。
【0008】不正行為に対する明らかな安全を提供しよ
うとして、この製品は、リベット留めされるかまたはハ
ンダづけされる金属で作られた、ロック可能で取りはず
し可能なカセットを提供する。しかしながら、この既存
製品は、構造が比較的複雑であり、製造コスト及び修理
コストが高くなる傾向がある。さらに、この製品は、カ
セット内の貨幣の積重ねを検出するための光源及びセン
サと、ユニットの貨幣評価部の万能プラグに接続しなけ
ればならない電子的な接続プラグとを含む。この検出装
置は、所定の外形率内に合わせることができるカセット
の最大有効幅を減少させる。この制限は、合衆国貨幣を
受け入れるように合わせられたカセットを、例えば、合
衆国貨幣と、例としてカナダ貨幣のようなもっと幅が広
い貨幣との両方を受け入れるように広くするのを防止す
る。
【0009】また、この製品は、2つの電源を必要とす
る、2つの別々に駆動される貨幣輸送装置を用いる。2
つを別々に駆動すると、完全に同期せずに貨幣の曲がり
や詰まりを生じることがある。アフターサービスすなわ
ち修理がもっと容易ばかりでなく、製造がもっと容易で
コストがもっと安い安全な製品が大いに望まれる。
【0010】
【発明の概要】本発明は、上記に説明した望ましい特徴
を、同様に上記に説明した既存方法に固有の問題を生じ
ることなく提供する。図面、詳細な説明、及び特許請求
の範囲においてより十分に取り組まれているように、本
発明は、機械的により簡単で電子的により安全な製品を
提供する。例として、本発明の好適な実施例では、1つ
だけのモータ、1つの電源及び1つの駆動輸送装置が、
貨幣を貨幣評価装置への入口から積重ね位置への待機位
置に輸送するために用いられる。また、優れた歯車整列
装置が提供される。さらに、カセット押板の移動を検出
することにより、カセット内のどんな電子的または電気
的な構成要素も用いることなくカセット内への貨幣の押
込を確実に検出するために、機械的な検出アームが用い
られる。また、簡単だが機械的に丈夫な押し込み装置が
提供される。ロック可能で取りはずし可能なカセットを
外部的に駆動し、それにより、修理を要するカセットの
故障または機能不良の可能性を少なくなるように、この
簡単な外部の機械的押し込み駆動装置が用いられる。さ
らに、より早い受け入れサイクルを達成することができ
る。さらに、従来技術のカセットに設けられていた光セ
ンサをなくすことにより、本発明の貨幣カセットの内部
は、同じ全体形状率内にまだ合わせながら広くすること
ができる。この改善されたカセット内部の使用法は、カ
ナダ貨幣のようなより幅の広い貨幣や、合衆国貨幣のよ
うなより幅の狭い貨幣を同じカセット内に受け入れる可
能性を促進する。
【0011】最後に、箱内箱デザインが、貨幣カセット
として、その製造、サービス、及び可動部品の楽なモジ
ュール交換を容易にするために用いられる。このデザイ
ンでは、本質的に可動部品の全てを含む内箱が、簡単な
溶接したまたはリベット留めした金属製箱とすることが
できる外箱と共に用いられる。本発明の利点を利用する
典型的な修理では、損傷した内箱を簡単に取りはずして
交換することができる。そのあと、カセット全体はサー
ビスするために戻されると共に、損傷した内箱の修理を
行なうことができる。対照的に、上述の既存方法で用い
られているような単一構造は、内部作業のためのアクセ
スを得るためにアクセスが困難になるように特別に設計
されているカセットの外側金属ケースを開ける必要があ
る。本発明の他の特徴、その本質及び多くの利点は、付
随の図面及び以下の本発明の詳細な説明からより明らか
になるだろう。
【0012】
【実施例の説明】本発明のいくつかの主要な態様は以下
順番に下記に説明される。第一に、構成要素の全体の機
械的配置、それらの相互関係と結合、及び、いくつかの
構成要素に関する特別な詳細は、図1〜図6と共に説明
される。第二に、通路から積重ね前位置への貨幣輸送の
詳細は図7〜図12と共に説明される。第三に、積重ね
に関する詳細は、積重ね動作の検出及びカセット交換ま
たは取りはずしの検出と同様に、図13〜図16と共に
取り組まれる。本発明の他の多くの態様は開示のいたる
ところで適切なものとして説明される。図1は、本発明
の一実施例による貨幣評価装置及び積重ね装置ユニット
10を示す。ユニット10は3つの主要な副構成要素、
すなわち、貨幣評価装置及び輸送ユニット100と、ロ
ック可能で取りはずし可能なカセット200と、取付シ
ャーシ300を有する。ユニット10は、賭博産業や、
自動販売産業の中のいくつかの分野のような高い安全環
境に特に適している。評価装置及び積重ね装置ユニット
10の目下好適な用途は、合衆国1ドル、5ドル、10
ドル、20ドル、50ドルまたは100ドルスロットマ
シンの評価装置としてである。サービスのし易さ、信頼
性及び不正行為抵抗力が本発明の特徴である。
【0013】図2に表わされるユニット10の分解図に
示されるように、貨幣評価装置及び輸送ユニット100
とカセット200は、好適には、ユニット10の前面か
ら容易にスライド可能に取りはずすことができる。ユニ
ット10の典型的な使用法は、カセットの頻繁な取りは
ずし及び交換ばかりでなく、評価装置及び輸送ユニット
100の時々の取りはずしや掃除または修理を要するの
で、構成要素100、200及び300のお互いに対す
る正確な再整列が、試行錯誤が繰り返されることなくま
たは余計な力を用いることなく容易に一貫して達成でき
ることが重要である。
【0014】貨幣評価装置及び輸送ユニット100は、
それらの間にある構成要素の支持を与える側板108及
び109を備えている。側板108及び109の下部縁
は、1つ以上の評価装置ガイドレール、例えば取付シャ
ーシ300の切断図324に示されるガイドレール31
5、で案内される。図2aは図2のガイドレール315
の拡大図である。評価装置及び輸送ユニット100の案
内は、さらに、1つ以上の板ばね、例えばばね306、
によっても助けられる。この板ばねは、貨幣評価装置及
び輸送ユニット100がスライド可能に取付シャーシ3
00に配置されたりそれから取りはずされたりしている
間のテンションと心だしを提供する。
【0015】取付シャーシ300の壁を通って切断図3
25に示されるような位置決め棒308は、ユニット1
00の案内溝112に係合して貨幣評価装置及び輸送ユ
ニット100を正確に位置決めするために用いられる。
最後に、係留つまみねじ113及び114が、雄ねじ付
穴313及び314を通して貨幣評価装置及び輸送ユニ
ット100を取付シャーシ300に固定するために用い
られる。かけがえとして、直角回し締め金具を用いるこ
ともできる。
【0016】その目下好適な構造では、評価装置及び輸
送ユニット100は、どんな道具も用いることなくユニ
ット10の前面から権限のある人が取りはずすことがで
きる。その取りはずしの際、カセット200に保管され
ている貨幣への容易なアクセスは提供されない。また、
カセット200は、好適には、ユニット10の前面から
道具を用いずに権限のある人が取りはずすことができる
ように設計されているが、その取りはずしの際、評価ま
たは他のエレクトロニクスへの容易なアクセスは提供さ
れない。カセット200は、ばね付勢された解放レバー
317に案内ピン202を位置決めすることに取付シャ
ーシ300に挿入される。解放レバー317は図1に示
されるようにシャーシ300から延出している。板ばね
307は、カセット200がシャーシ300に押し込ま
れる間のテンション及び心だしの両方を与える。カセッ
ト200は、シャーシ300内に案内される時、案内ピ
ン202が解放レバー317の停止位置318に係合す
るまで、解放レバー317を押し下げる。シャーシ30
0の側壁を通して切断図326に示されるばね319
は、解放レバー317に復帰力を働かせ、正しく位置決
めされた時を肯定する、聞きとれるぱちんという音を生
じる。停止位置318は、ピン202に対する力を維持
して製造公差を補正するための斜角331を含む。カセ
ット200の後部は、図示しないが、取付シャーシ30
0の後壁に設けられた水平位置決め用タブ332及び垂
直位置決め用タブ333と合う溝を有する。
【0017】取付シャーシ300からカセット200を
取りはずすために、図1に示される、シャーシから延出
する解放レバー317の一部は、カセットが取っ手20
6を用いて引っ込められる間、ばね319の力に打ち勝
って下向きに押される。
【0018】図3は、カセット200とシャーシ300
の係合の他の実施例を示す。図3のこの配置は、図2の
解放レバー317及びばね319を必要なくする。それ
らの代わりに、シャーシ300に1つの穴があけられ
る。この穴は、カセット200がシャーシ300に対し
て正しく位置決めされた時に図3に示される柱すなわち
先端部254と整列するように位置決めされる。掛け金
250は、通常、その先端部254がカセット200の
上面256より上に突出するようにばね251で付勢さ
れている。掛け金250の先端部254はシャーシ30
0の上述の穴に係合する。また、掛け金250は、ばね
251の力に対抗して押し下げられる時に、ストップ部
材253が柱252に達するまで掛け金250を下げさ
せる外面255を有する。その移動量は、保持器257
で補足されたままとなっている間に、先端部254がシ
ャーシ300を離れることができる程度とする。図3の
構成の利点は、カセット200の取りはずしを片手で行
なうことができることである。取っ手206は人の手で
握られるので、人の親指は、外面255を押し下げて掛
け金先端部254を解放するように正確に位置決めされ
る。同様に、カセットの挿入に基づき、掛け金外面25
5は、掛け金250の先端部254が穴と整列するまで
容易に押し下げることができ、次いで、カセット200
が再びシャーシ300と係合されるように解放すること
ができる。
【0019】図4は、図1及び図2の貨幣評価装置及び
輸送ユニット100の斜視図であり、該ユニット100
をより詳細に示す。特に、図4はメンテナンスを容易に
するためのユニット100のヒンジを示す。貨幣は、ユ
ニット100の中を貨幣輸送すなわち紙幣通路103に
沿って進行する。図4に示されるように、貨幣輸送通路
103は掃除やメンテナンスのために容易にアクセス可
能になっている。
【0020】貨幣輸送通路103は3つのサブアセンブ
リで形成されている。輸送台125は貨幣輸送通路10
3の底部を形成する。上部は確認アセンブリ126及び
案内アセンブリ127で形成される。図4は、開放位置
すなわち紙幣通路にアクセス可能な位置にある確認アセ
ンブリ126及び案内アセンブリ127の両方を示す。
確認アセンブリ126は、枢軸棒138で側板108及
び109に旋回可能に取り付けられている。同様に、案
内アセンブリ127は、枢軸139で側板108及び1
09に旋回可能に取り付けられている。
【0021】案内アセンブリ127は、図示しない通常
位置すなわち閉じた位置にある時、閉じ確認アセンブリ
126によって係留状態に保持される前部輪郭144を
有する。確認アセンブリ126は、図示しない係留ねじ
またはばねクリップで閉じた状態に保たれる。ユニット
100を閉じるために、案内アセンブリ127は、ま
ず、枢軸棒139の回りを輸送台125の方へ回転す
る。次に、確認アセンブリ126は、枢軸棒138の回
りを輸送台125の方へ回転し、それにより案内アセン
ブリを適所に係留して固定する。そのあと、確認アセン
ブリ126は係留ねじまたはばねクリップで適所に留め
られる。
【0022】図5はカセット200のさらなる詳細を示
す。図5に示されるように、目下好適な実施例では、カ
セット200は、リベット、溶接、または他の適切な安
全なすなわち不正行為が明らかになる閉鎖手段で密閉す
ることができる、密閉した金属製外側フレーム205か
らなる。かけがえとして、外側フレーム205は、ポリ
カーボネイトのような耐久力のある成形プラスチックで
作っても良い。外側フレーム205を傷つけることなく
カセット200に対して唯一可能なアクセスは、狭い溝
すなわちカセット開口部227または錠207及び20
8を通ることである。図7に関連して後で説明されるよ
うに、評価装置及び輸送ユニット100からカセット2
00に進む貨幣は、開口部227を通ってカセット20
0に入る。しかしながら、その開口部は十分に狭く、し
かも、カセット200内部の貨幣輸送構成要素は、カセ
ット200内に積重ねられた貨幣への容易なアクセスが
与えられないように配置されている。
【0023】カセット200の一部分には、取っ手20
6が取り付けられている。取っ手206は、カセットか
ら貨幣を取り出したい時に、上記に説明したように、ユ
ニット10からカセット200をスライド可能に取りは
ずすために用いられる。取っ手206と同じ部分におい
て、本発明によるカセットは、典型的に、カセット20
0内の貨幣への権限のないアクセスを防止するためにカ
セット200をロックするための1つ以上の錠を含んで
いる。図5に示されるように、カセット200は2つの
錠207及び208を含んでいる。錠207及び208
が鍵を使ってあけられると、カセット200の上部にあ
るふた210を(図6にもっと詳細に示される)ヒンジ
212に関して開け回して、カセット200内の貨幣を
容易に取り出すことができる。次いで、ふた210を閉
め、錠207、208を掛け、そして、空のカセットを
必要とするユニット、例えばユニット10、内にカセッ
ト200を戻してスライド可能に挿入することにより、
カセット200をサービスに復帰させることができる。
図5に示されるカセット200の他の特徴は歯車214
を含み、この歯車214は、下記にさらに説明されるよ
うに、評価装置及び輸送ユニット100のモータすなわ
ち駆動装置105(図7に示される)により駆動され
て、1枚の貨幣を、開口部227を通って輸送ユニット
100からその積重ね前位置201に運ぶものである。
【0024】図6は、カセット200の目下好適な構造
を示す。外側フレーム205は、実質的に、取っ手20
6と錠207及び208を含んだ外被すなわち箱であ
る。この外被内には、内側アセンブリすなわち箱204
がある。カセット200の構成要素は主に内側アセンブ
リ204に収容されている。内側アセンブリ204は、
外側フレーム205で保護されているので、製造し易い
ように設計することができる。ふた210とそのヒンジ
及び取り付け部例えば取り付け面213のほかは、内側
アセンブリ213は、えり抜きの材料として全部または
ほとんどプラスチックを含むことができ、そのデザイン
は安全の必要性で拘束されない。外側フレーム205
は、その中に収容されるべき紙幣に安全とアクセスしに
くさとを提供する。内側アセンブリ204は、図示のよ
うに外側フレーム205に上部から挿入される。内側ア
センブリ204の取り付け面213及び内部へのアクセ
スは、ふた210の錠が開けられている時に有効になる
だけである。
【0025】内側アセンブリ204を取りはずすために
は、錠207及び208があけられる。次いで、錠20
7及び208は、それらをねじ回すことにより外側フレ
ーム205から取りはずされる。ふた210が開けられ
て、取り付け面213へのアクセスを提供する。取り付
け面213を外側フレーム205の合わせ面213aと
結合するためのねじ山付きねじ(図示しない)のような
結合機構が取りはずされる。最後に、内側アセンブリ2
04は、外側フレーム205からスライドさせて取り出
すことができる。内側アセンブリ204の構成要素が物
が詰まって動かなくなった場合は、現場で容易に修理す
ることができる。何かが壊れた場合さもなければ内側ア
センブリ204が損傷した場合は、交換アセンブリを挿
入して、損傷した内側アセンブリ204を修理のために
運び去ることができる。
【0026】図6は、外側フレーム205の内壁間の間
隔より多少狭いものとして内側アセンブリ204を示し
ているが、内側アセンブリ204は、例えばカナダ貨幣
のようなより幅の広い貨幣を積重ねることができるよう
に広げることができる。
【0027】図7で最も良くわかるように、貨幣輸送に
関するユニット10の全体動作は典型的に次の通り進
み、顧客は合衆国ドル紙幣のような1枚の本物の貨幣を
挿入溝101に挿入し、貨幣は貨幣輸送通路103に沿
って輸送される。貨幣は輸送されるにしたがって、本物
であることすなわち有効性がチェックされる。有効なも
のとして、ホストコントローラで受け入れられるべきも
のとして確認されると、貨幣は、続いて、カセット20
0内の積重ね前位置201に運ばれる。その積重ね前位
置201において、1枚の貨幣はローラ219と球状ボ
ール223間に保持される。貨幣の片側(図7の右側)
には、押し込み器すなわちスライダ板217(図13に
示される)がある。積重ね前の貨幣の他方の側(左側)
には、窓224(図6に示される)があり、それを通っ
て紙幣を押し込むことができる。次いで、貨幣は矢印2
03の方向にカセット200に押し込まれる。窓224
を越えると、ばね216が、貨幣を積重ね位置に保持す
ると共に、後板すなわち押圧板218を適当に付勢する
のに役立つ。そのあと、貨幣は、権限のある人によって
取り出されるまで、積重ね位置に安全に保管される。
【0028】ユニット100が詰まった状態になって、
日常の掃除及びメンテナンスを要するか、さもなければ
修理を要する場合は、第1の権限のある人が、ユニット
100をスライドさせて出し、(図4に示されているよ
うに)ユニット100を開け、必要な仕事を行なう。ユ
ニット100の取りはずしは、ユニット100を修理す
る権限のある人に、カセット200に保管されている貨
幣へのアクセスを提供しない。
【0029】カセット200が満杯になった時、または
ユニット10の所有者によって決定される何かほかの
時、典型的には、第2の権限のあるサービスマンがカセ
ット200を取りはずして本部場所に運び、そこで、さ
らに第3の権限のある人がカセット200内の貨幣を取
り出して数えることができる。典型的には、カセット2
00が取りはずされると、ユニット10の動作が過度に
中断されないように空の交換カセットと交換される。カ
セット200の取りはずしは、カセット200を取りは
ずす権限のある人に、ユニット100のエレクトロニク
スへのアクセスを提供しない。さらに、下記により詳細
に説明されるように、カセットがない場合は、その状態
が検出され、ユニット10の上位制御装置は、ユニット
10を貨幣を受け入れるように動作させない。
【0030】図7〜図9は、貨幣がどんなふうに貨幣通
路すなわち挿入溝101から積重ね前位置201まで輸
送されるかをより詳細に示す。図10〜図12は、図7
〜図9の輸送装置と共に用いられる目下好適な歯車配置
の詳細を示す。図13〜図16は、さらに、その貨幣を
積重ね前位置201からカセット220内に押し込むた
めの目下好適な機構を示し、ここで、前記貨幣は複数枚
の他の貨幣215と共に積重ねられる。貨幣評価装置及
び輸送ユニット100は、紙幣通路103の第1の部分
を限定する、図4に示されるような、確認アセンブリ1
26と該確認アセンブリ126の下にある輸送台125
の一部とからなる貨幣評価装置部を含む。紙幣通路10
3の両側には、平行な前部ローラ118及び119で支
持される2つの連続牽引ベルト116が配置されてい
る。前部ローラ118は、一連の歯車を経由してモータ
105に動作可能に結合されている。モータで制御され
たベルト116は、紙幣を通路103を通って前方方向
へ(図7の左から右へ)進めるように働く。モータ10
5は、紙幣の進行方向を逆にする反対方向にベルト11
6を駆動することができるように可逆的になっている。
【0031】図7に示される目下好適な実施例では、牽
引ベルト116は、さらに貨幣接触ローラ160及び1
62も駆動する。また、ベルト位置決め用ローラ16
5、166及び167も牽引ベルト116で駆動され、
貨幣接触ローラ160及び162に輸送される貨幣によ
る牽引ベルト116の接触領域を制限するのに役立つ。
この配置の利点は、輸送台125が成形プラスチックで
作ることができるので、図4において最も良くわかる。
この配置は、その中にある開口部、例えば開口部12
8、をできるだけ少なくすることができるので輸送台1
25の最大構造一体性を考慮する。図7を参照すると、
牽引ベルト116は、さらに駆動ローラ163も駆動す
る。ベルト116のテンションは、テンションローラ1
64のばね力(図示しない)により維持される。
【0032】図7の目下好適な配置を使用すれば、貨幣
は、入口101からユニット10に入り、ローラ118
と、貨幣評価装置及び輸送ユニット100を通るベルト
116とによって運ばれる。貨幣は、支持ローラ120
によって、ローラ118及び119における牽引ベルト
116間にはさまれる。補助ベルト136は、それらと
ローラ160、162との間に貨幣をはさんで輸送し続
ける。貨幣は、輸送ユニット100から出て、牽引ベル
ト116及び136間で、カセット200の上部の溝す
なわち開口部227(図5に示される)の中へ運ばれ
る。次いで、貨幣の前端は、カセット200のローラ2
31とベルト229間にはさまれ、積重ね前位置201
に運ばれる。この目下好適な実施例では、1つだけの駆
動モータ、すなわちモータ105が、貨幣を入口101
から積重ね前位置201まで輸送するのに用いられる。
この配置は、2つの別々の駆動モータが用いられる場合
のタイミング及び詰まり問題をなくする。
【0033】駆動ベルト及びローラの他の配置は図8及
び図9に示される。図8では、図7に示されているよう
な牽引ベルトの曲がりくねった配置は排除されている。
この図8の配置は、評価装置及び輸送ユニット100を
通る貨幣の連続的なベルト接触を考慮している。この構
成では、1つの支持ローラ175で十分である。ベルト
テンションは、ばね(図示しない)付勢されたローラ1
64によってまだ維持される。この配置は、特に、輸送
台125が成形プラスチックを要しないか、または、紙
幣進行の長さが、台125の構造的一体性と大きな開口
部128の妥協を生じさせない程度になっている場合に
有利である。
【0034】図9の構成は、補助ベルト136が削除さ
れているので、図7で説明した構成を簡易化したもので
ある。ばね(図示しない)付勢されたローラ176及び
177は、輸送されるべき貨幣がこれらのローラと牽引
ベルト16間にはさまれるのを確実にもたらすように位
置決めされる。この配置は、貨幣が進まなければならな
い全距離が短いか、または貨幣の角変位がごくわずかな
場合に有利である。駆動ローラ163が取り付けられ、
図10及び図11に示されて下記にさらに説明されるこ
とになる駆動歯車部分を含む。163のローラー部分は
補助ベルト36を駆動する。補助ベルト136はさらに
ローラ171及び172を駆動する。補助ベルト136
のテンションは、ばね(図示しない)付勢されるローラ
171で与えられる。
【0035】図10を参照すると、駆動ローラ163に
付属の駆動歯車は、複合歯車であるインターフェース歯
車142を駆動する。この複合歯車の第2の部分は、シ
ャーシ300に搭載された伝達歯車301とかみ合う。
この伝達歯車301はカセット200の歯車214とか
み合う。歯車214はベルト229を駆動し、このベル
ト229は次に駆動ローラ219及び231を駆動す
る。ベルト229は、ばね(図示しない)付勢されてい
る球状ボールローラ223でテンション状態に保持され
る。図10及び図11は、カセット200とシャーシ3
00間ばかりでなく輸送ユニット100とシャーシ30
0間の歯車のかみ合いを示す。図10は、輸送ユニット
100のインターフェース歯車142とシャーシ300
の伝達歯車301の関係を示す。さらに、カセット20
0の歯車214と伝達歯車301の関係も示される。通
常動作において、駆動ローラ/歯車アセンブリ163
は、時計回り方向に牽引ベルト116で駆動される。こ
の歯車は複合インターフェース歯車142を反時計回り
方向に駆動する。大きい方の直径を持つものとして示さ
れる、複合インターフェース歯車142の第2の部分
は、シャーシ300の伝達歯車301を時計回り方向に
駆動する。この伝達歯車301は次にカセット200の
歯車214を反時計回り方向に駆動する。したがって、
貨幣は一貫して前方方向に運ばれている。逆方向に動作
する時は、ベルト及び歯車は全て、上記に説明したのと
反対の方向に動く。
【0036】図11は、係合前の3つの主なサブアセン
ブリ100、200及び300の各々の駆動構成要素間
の関係を示す。輸送ユニット100のかみ合い歯車14
2とカセット214のかみ合い歯車214は同一のもの
である。また、シャーシ300に取り付けた伝達歯車3
01にそれらの各々のかみ合い方法も同一である。輸送
ユニット100とカセット200のスライド可能に取り
付けられた構成要素間の歯車かみ合いの自己整列特性
は、図12を参照することにより最も良く理解される。
この図12は、かみ合い歯車142及び214に共通
な、好適な特別設計の歯235を示す。
【0037】歯車の設計において、この形式の歯の形状
はらせん曲線240にしたがっていることが良くわか
る。この理論的輪郭は、合わせる歯の正確なかみ合いを
保証する。また、歯車の設計において、本質的に歯23
5の動作領域の中心である公称動作ピッチ241を用い
ることが良くわかる。図12において、公称動作ピッチ
241は、歯235の内側表面の位置242と外側表面
の位置243とによって制限される歯235の動作領域
になる。歯の深さすなわち内径244は位置242の隙
間を保証するように設定される。この公称歯の場合に
は、歯の強度は、主に内径244における歯23の幅で
決定され、図12に“D”として示される。外形243
における歯235の幅は“A”として示される。
【0038】好適な実施例では、特大の動作ピッチ24
7が用いられる。この場合には、歯235の動作領域
は、内側表面の位置245と外側表面の位置246とに
よって制限される。また、歯の深さすなわち内径249
は、位置245の隙間を保証するように設定される。特
大のピッチ247を用いる場合は、内径249は、図1
2において“C”として示される幅になる。歯235の
芸系246の幅は“B”として示される。
【0039】公称動作領域241に対して特大の動作ピ
ッチ247を用いる場合の限界寸法を比較すると、2つ
の重要な利点が得られる。歯235は、“C”と“D”
の差として示される、より大きな谷厚を有する。谷厚が
増加すると、歯の強度が大きくなる。外径歯幅はより小
さくなり、“A”と“B”の差として示される。合わせ
られる伝達歯車301とかみ合う時の干渉の可能性をで
きるだけ少なくするために重要になるのがこの幅であ
る。
【0040】図11を再び参照すると、伝達歯車301
の中心線335は、輸送ユニット100のかみ合い歯車
の中心線178からオフセットされる。カセット200
のかみ合い歯車214の中心線248は、同様に、伝達
歯車301の中心線335からオフセットされる。かみ
合い歯車142及び214が伝達歯車301とかみ合う
時、初期の歯かみ合い力はオフセット中心線に起因して
間接的なものになる。これは、歯頭対歯衝突を避ける傾
向がある。かみ合い歯の力は、伝達歯車301の歯を回
転させてかみ合いを許す。かみ合いにより衝突するため
の歯の能力は、これらの歯車の各々の外径における歯幅
に制限される。上記に説明したように、特大の動作ピッ
チを用いると、この幅が減少し、衝突の可能性が最小限
になる。さらに、歯車301または歯車214のいずれ
も実質的な負荷を持たない。その結果、2つの歯の頭と
頭が接触しなければ、ユニット100または200はシ
ャーシ300に挿入されるが、歯車301及び214
は、過度の挿入力を要することなく正確な整列の位置に
向けることができる。それにより、ユニット100また
はカセット200の交換の容易さが実質的に促進され
る。
【0041】積重ね及び検出の詳細に転じると、図13
〜図16は、図1のユニット10全体の内部構成のさら
なる側面図である。特に、これらの図13〜図16は、
貨幣がどんなふうに積重ね前位置201から他の保管貨
幣215がある保管位置に押し込まれるかを示す。ま
た、これらの図は、積重ねがどのように検出され、カセ
ットの有無がどのように確実に検出されるかを示す。図
13及び図15は、モータ150の片側にある、作動フ
ォーク303と、遮断アーム305の一部とを示す側面
図である。図14及び図16は、モータ150の他方の
側にある遮断アーム305の上方部分を示すために、作
動フォーク303及びモータが除去された側面図であ
る。作動フォーク303は、図13に示されるように、
枢軸311に取り付けられ、ばね312で定位置にばね
付勢されている。作動フォーク303の先端部309
は、カセット200の外箱及び内箱の開口部220を通
り、押し板217と係合してそれを前進させ、それによ
り、積重ね前位置201にある1枚の貨幣を積重ねる。
【0042】遮断アーム305は、作動フォーク303
と同じ枢軸311に旋回可能に取り付けられ、図示のよ
うにばね312で作動フォーク303に対してばね付勢
されている。図15及び図16に示されるように、遮断
アーム305の第1の端部320は、カセット200の
外箱及び内箱の第2の開口部222を通る。遮断アーム
305の第2の端部321は、図13の作動フォーク3
03の後ろにあり、図14に最も良く示されているよう
に、遮断アーム305が定位置にある時にカセットホー
ムすなわち存在スイッチ107の近傍に位置決めされて
いる。遮断アーム305の第1の端部320及び第2の
端部321は、横断部材306で結合されている。第1
の端部320、第2の端部321及び横断部材306
は、好適には、1つのプラスチック成形部材である。図
13に戻ると、作動フォーク303が押し板217を押
すので、ばね312は遮断アーム305の部分を横断部
材306より下に押し進め、遮断アーム305を枢軸点
311の回りを回転させる。その結果、遮断アーム30
5の第1の端部320は第2の開口部222を通って突
出し、遮断アーム305の第2の端部321は、図16
に最も良く見られるように、移動してカセットホームす
なわち存在スイッチ107から離れ、評価装置及び輸送
ユニット100は、押し板217がカセット200内に
1枚の貨幣を積重ねるように働く時をいつも検出するこ
とができる。
【0043】同様に、カセット200が取付シャーシ3
00から取りはずされた時は、第1の端部320による
押し板217の押圧力はなくなり、ばね312は遮断ア
ーム305を枢軸点311の回りを時計回りに回転さ
せ、第2の端部321は、図16に示されるように、再
び移動してカセットホームすなわち存在スイッチ107
から離れる。それにより、ユニット100は、カセット
200が取りはずされる時をいつも検出することができ
る。同様に、カセット200がシャーシ300に配置さ
れる時はいつも、そのカセット200を検出することが
できる。この検出を行なうために、カセット200に電
気的または電子的構成要素は要しない。同様に、カセッ
ト200とユニット100間の電気的または電子的相互
接続も要しない。遮断アーム305は、外面322がシ
ャーシ外面323上にある時は、枢軸311の回りをさ
らに旋回するのを防がれる。遮断アーム305と作動フ
ォーク303間に取り付けられているばね312の力
は、作動フォーク303を図13に示されるその定位置
に保つのに十分になっている。
【0044】作動フォーク303及び遮断アーム305
は好適には次の通り駆動される。図13及び図15に示
されるようなモータ105は、軸152を駆動する歯車
列を含む。カム154が軸152に取り付けられてお
り、カム154の外面は、フォーク303の第2の端部
310がカム154のカム外面に乗るように作動フォー
ク303を駆動する。カム154のカム外面は既知の仕
方で選択される。好適な実施例では、その外面は、カム
位置の広範囲にわたって、図13に示されるようなその
定位置にフォーク303を維持するように選択される。
カム154が本質的に一定な半径の領域155を回転す
る時は、フォーク303に分け与えられる運動はない。
カム154が半径が増加する領域156を回転する時
は、カム154は第2の端部310に接し、作動フォー
ク303は押し板217を押し始め、次に、押し板21
7は、貨幣を図6に最も良く見られるような窓224を
通してカセット200の保管部分に押し込む。カム15
4が回転し続けると、フォーク303の第1の端部30
9は、図15に示されるような、定位置から離れたすな
わち離脱位置に開口部220を通して十分に延出する。
【0045】次いで、カム154は、図13のようにそ
の定位置に戻るので、ばね312の力は、フォーク30
3をその定位置に早く戻させる。フォーク303の定位
置は、既知の仕方でカム154の位置を検出することに
より検出することができる。例えば、米国特許第4,722,
519 号の第7欄に開示されているように、磁石335を
各外面156に埋め込み、ホール効果素子(図示しな
い)を印刷配線基板148に取り付けて、磁石の接近を
検出することができる。前記特許は、本発明の譲受人に
譲渡されており、参照によりここに含まれる。カム15
4の定位置を検出する他の方法は、同様に本発明の譲受
人に譲渡されており、参照によりここに含まれる、米国
特許第4,765,607 号の図9と関連する文に教示される。
カム154の位置及び遮断アーム305の第2の端部3
21の位置に関する情報は、マイクロプロセッサのよう
な制御エレクトロニクスにより積重ね動作の検出及び計
数ばかりでなく、カセット200の有無の容易な確認を
許す。
【0046】図15では、遮断アーム305及び作動フ
ォーク303はそれらの離脱位置にある。遮断アーム3
05は作動フォーク303より早くその離脱位置に達す
る。作動フォーク303は押し板217を押し続けるの
で、遮断アーム305と作動フォーク303間のばねは
縮む。カセットを用いることなく遮断アーム305をさ
えぎることによりユニットをだまそうとするどんな試み
も、容易に検出される。第一に、作動フォーク303
は、遮断アーム305によってその完全離脱位置に移動
するのを妨げられる。作動フォーク303を駆動するモ
ータ105は、そのことを行なうのを妨げられ、失速す
る。この失速は、モータが予測期間内にサイクルを終了
しない時に制御エレクトロニクスで検出される。第二
に、遮断アーム305の予測サイクルは、通常、紙幣評
価装置及び輸送ユニット100の印刷配線基板(CB)
に搭載されている近接スイッチ107を遮断アーム30
5の第2の端部321がないことを検出させる予測タイ
ミングにしたがわない。制御エレクトロニクスは、この
不正確なサイクルが検出された場合は、既知の仕方で貨
幣受け入れをできなくする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による貨幣評価装置及び積
重ね装置の全体ブロック図であり、紙幣評価装置及び輸
送ユニットと、取付シャーシと、ロック可能で取りはず
し可能な貨幣カセットとの相互関係を示す。
【図2】 図1の、紙幣評価装置及び輸送ユニットと、
取付シャーシと、ロック可能で取りはずし可能な貨幣カ
セットとの相互関係のさらなる詳細を示す分解ブロック
図である。
【図2a】 図2の領域“a”の拡大図であり、紙幣評
価装置及び輸送ユニットを取付シャーシ内に案内するた
めのガイドレールを示す。
【図3】 図1のカセットで用いるのに適する他の係合
装置の斜視図である。
【図4】 図1及び図2の紙幣評価装置及び輸送ユニッ
トの斜視図である。
【図5】 図1及び図2のロック可能で取りはずし可能
なカセットの斜視図である。
【図6】 本発明によるカセット用の箱内箱構造を示す
斜視図である。
【図7】 図1の装置中の貨幣の進行をもっと明確に示
すための、遮断アーム及び作動フォークのない、図1の
全体装置の詳細側面図である。
【図8】 図1の紙幣評価装置及び輸送ユニットに用い
られる他のプーリ/ベルト貨幣輸送配置の詳細図であ
る。
【図9】 第2の他のプーリ/ベルト配置を示す。
【図10】 図1の装置と共に用いるのに適する歯車配
置の詳細を示し、歯車がかみ合っている配置を示すもの
である。
【図11】 歯車がかみ合い前位置にある図10の歯車
配置を示す。
【図12】 図10及び図11の歯車配置の歯車と共に
用いるのに適する歯配置の詳細図である。
【図13】 作動フォークがその定位置にありかつ遮断
アームがカセット存在位置にある図1の装置を示す第1
の側面図である。
【図14】 作動フォークがなく、カセット存在位置に
ある遮断アームの位置を示す図1の装置の第2の側面図
である。
【図15】 その定位置から離れた位置すなわち離脱位
置にある作動フォークと、カセット不存在位置にある遮
断アームとを示す図1の装置の第3の側面図である。
【図16】 作動フォークがなく、カセット不存在位置
にある遮断アームの位置を示す図1の装置の第4の側面
図である。
【符号の説明】
10 装置ユニット 100 輸送ユニット 300 取付シャーシ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取りはずし可能な貨幣カセットであっ
    て、 外側安全フレームと、 スライド可能に、前記外側安全フレームに挿入したりそ
    れから取りはずしたりすることができるような寸法とさ
    れた内側アセンブリと、 前記内側アセンブリの片側に隣接し、貨幣を前記内側ア
    センブリ内の貨幣の積重ねの上に押し込むための押板
    と、前記押板に隣接し、貨幣を前記押板に隣接する位置
    に運ぶための貨幣輸送ローラアセンブリと、前記押板の
    反対側の前記内側アセンブリ内にあり、前記内側アセン
    ブリ内の前記貨幣の積重ねを付勢するための、ばね付勢
    される押圧板と、 前記内側アセンブリを前記外側安全フレームに解放可能
    に結合するための手段と、 前記取りはずし可能なカセットをロックするための手段
    とからなることを特徴とする取りはずし可能な貨幣カセ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求の範囲1記載の装置において、外側
    安全フレームはふた無し金属製外被である装置。
  3. 【請求項3】 請求の範囲2記載の装置において、内側
    アセンブリは、各々が、上部と、一方の側壁の上部に蝶
    番式に動くことができるように結合された金属製ふた
    と、前記内側アセンブリの少なくとも片側の金属取り付
    け面とを有し、前記安全フレームのふた無し金属製外被
    に取り付けられるように設計された、4つの結合された
    側壁からなる装置。
  4. 【請求項4】 請求の範囲3記載の装置において、前記
    取りはずし可能な貨幣カセットをロックするための手段
    は、前記外側フレームに設けられた少なくとも1つの錠
    からなり、前記錠は、前記金属製ふたの溝に係合して、
    閉じられた前記ふたをロックする止め金を有する装置。
  5. 【請求項5】 請求の範囲4記載の装置において、錠は
    溝との係合にねじ込むことができ、止め金が前記金属製
    ふたと係合しないために錠が開いている時、前記ふたを
    開けることができると共に、錠をねじ込まずに除去する
    ことができる装置。
  6. 【請求項6】 取りはずし可能な紙幣評価装置及び輸送
    ユニットと、 ロック可能で取りはずし可能なカセットと、 改善が、前記ロック可能で取りはずし可能なカセット用
    の箱構造内の箱からなる取付シャーシとからなり、 前記箱は、 外側安全フレームと、 スライド可能に、前記外側安全フレームに挿入したりそ
    れから取りはずしたりすることができるような寸法とさ
    れた内側アセンブリであって、前記内側アセンブリの片
    側に隣接し、貨幣を前記内側アセンブリ内の貨幣の積重
    ねの上に押し込むための押板と、前記押板に隣接し、貨
    幣を前記押板に隣接する位置に運ぶための貨幣輸送ロー
    ラアセンブリと、前記押板の反対側の前記内側アセンブ
    リ内にあり、前記内側アセンブリ内の貨幣を前記内側ア
    センブリの片側の方へ付勢するための、ばね付勢される
    押圧板とを含む内側アセンブリと、 前記内側アセンブリを前記外側安全フレームに解放可能
    に結合するための手段と、 前記取りはずし可能なカセットをロックするための手段
    とからなることを特徴とする貨幣評価装置及び積重ね装
    置。
  7. 【請求項7】 請求の範囲6記載の装置において、外側
    安全フレームはふた無し金属製外被である貨幣評価装置
    及び積重ね装置。
  8. 【請求項8】 請求の範囲7記載の装置において、内側
    アセンブリは、各々が、上部と、一方の側壁の上部に蝶
    番式に動くことができるように結合された金属製ふた
    と、前記内側アセンブリの少なくとも片側の金属取り付
    け面とを有し、前記安全フレームのふた無し金属製外被
    に取り付けられるように設計された、4つの結合された
    側壁からなる貨幣評価装置及び積重ね装置。
  9. 【請求項9】 請求の範囲8記載の装置において、前記
    取りはずし可能な貨幣カセットをロックするための手段
    は、前記外側フレームに設けられた少なくとも1つの錠
    からなり、前記錠は、前記金属製ふたの溝に係合して、
    閉じられた前記ふたをロックする止め金を有する貨幣評
    価装置及び積重ね装置。
  10. 【請求項10】 請求の範囲9記載の装置において、錠
    は溝との係合にねじ込むことができ、止め金が前記金属
    製ふたと係合しないために錠が開いている時、前記ふた
    を開けることができると共に、錠をねじ込まずに除去す
    ることができる装置。
  11. 【請求項11】 取りはずし可能な貨幣カセットであっ
    て、 ふた無し外被からなる外側安全フレームと、 スライド可能に、前記外側安全フレームに挿入したりそ
    れから取りはずしたりすることができるような寸法とさ
    れた内側アセンブリと、 前記内側アセンブリを前記外側安全フレームに解放可能
    に結合するための手段と、 前記取りはずし可能なカセットをロックするための手段
    とからなることを特徴とする取りはずし可能な貨幣カセ
    ット。
  12. 【請求項12】 請求の範囲11記載の装置において、
    内側アセンブリは、各々が、上部と、一方の側の上部に
    蝶番式に動くことができるように結合されたふたとを有
    する、4つの結合された側壁からなり、前記ふたは前記
    内側アセンブリの上部を選択的に閉じる取りはずし可能
    な貨幣カセット。
  13. 【請求項13】 請求の範囲12記載の装置において、
    さらに、前記内側アセンブリの少なくとも片側にあり、
    前記外側フレームのふたなし外被に取り付けられるよう
    に設計された取り付け面を含む取りはずし可能な貨幣カ
    セット。
  14. 【請求項14】 紙幣評価装置及び輸送ユニットと、 前記輸送ユニットで運ばれる貨幣を保管す内側アセンブ
    リと、 前記ユニットから取りはずし可能な外側安全フレームと
    からなり、前記内側アセンブリは前記外側フレームに取
    りはずし可能に固定されることを特徴とする貨幣評価装
    置及び積重ね装置。
JP7002125A 1994-01-10 1995-01-10 コンテナ構体中のコンテナ内安全貨幣カセット Withdrawn JPH07220138A (ja)

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