JPH0863636A - 貨幣評価装置と安全ロック可能取りはずし貨幣カセット - Google Patents

貨幣評価装置と安全ロック可能取りはずし貨幣カセット

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JPH0863636A
JPH0863636A JP7002123A JP212395A JPH0863636A JP H0863636 A JPH0863636 A JP H0863636A JP 7002123 A JP7002123 A JP 7002123A JP 212395 A JP212395 A JP 212395A JP H0863636 A JPH0863636 A JP H0863636A
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arm
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JP7002123A
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John Zouzoulas
ジョン,ゾウゾラス
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Mars Inc
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/38Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles by movable piling or advancing arms, frames, plates, or like members with which the articles are maintained in face contact
    • B65H29/46Members reciprocated in rectilinear path
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貨幣評価及び輸送ユニットと、シャーシから
スライド可能に移動できる貨幣保管カセットを含む改善
された貨幣評価及び保管装置が開示される。 【構成】 貨幣を積重ね前位置から積重ね後位置まで押
し込み、積重ね動作と、取りはずし可能な貨幣カセット
の取りはずしまたは存在の両方を検出する、カム駆動さ
れる作動フォークと遮断アームを含む、貨幣評価装置用
の改善された積重ね及び検出検出装置が開示される。こ
の装置は、取りはずし可能な貨幣カセットにおいて、そ
の有無を検出するという目的のためにどんな電気的また
は電子的構成要素も必要なくする。また、この装置は簡
単で丈夫な機械的押し込み装置も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、一般に、貨幣の評価及び安全
な取扱いのための方法及び装置の改善に関する。特に、
本発明は、賭博産業または自動販売産業のような産業に
おいて直面する貨幣評価及び取扱いに関する安全問題に
取り組むものである。本発明の一態様は、改善された貨
幣評価装置用積重ね及び検出装置を提供する。
【0002】
【発明の背景】種々の紙幣または貨幣評価及び積重ね技
術は先行技術で知られており、この先行技術は、以下の
米国特許、第4,628,194 号(貨幣評価方法及び装置)、
第4,722,519 号(積重ね装置)、第4,765,607 号(積重
ね装置)、第4,775,824 号(紙幣取扱装置用モータ制
御)、第5,209,395 号(貨幣を安全に保管するためのロ
ック可能取りはずしカセットのための方法及び装置)、
第5,222,584 号(貨幣評価装置)及び第5,209,335 号
(ロック可能取りはずしカセットに用いられる安全装
置)を含み、これらは全て本発明の譲受人に譲渡され、
参照によりここに含まれる。
【0003】賭博産業や、自動販売産業のなかのいくつ
かの分野のように、安全と責任が特に重要である用途で
は、多くの特徴のあることが特に望ましい。例えば、ア
フターサービスを容易にしたり、典型的にスロットマシ
ンで費やされるユニットの動作不能時間をできるだけ少
なくするために、貨幣詰まりを取り除いたりユニットを
掃除したりするのに道具を用いることなく、前面からの
アクセスが容易なことが望ましい。このように前面から
のアクセスが容易なのは特にスロットマシンに好都合で
ある。なぜなら、スロットマシンは典型的に横並びかつ
背中合わせに配置されているか、またはかけがえとして
壁を背にして横並びに配置されているからである。
【0004】お金すなわち貨幣保管カセットは、ロック
したカセットがバール、火吹きランプ等に耐えることは
できないが、権限のない人が不正行為の点検記録証拠を
残さずに貨幣を盗むことができないように、不正行為に
対する明らかな安全を提供すべきである。また、カセッ
トは容易にロック可能かつ取りはずし可能にすべきであ
り、また、その取りはずしの際、貨幣評価または他のエ
レクトロニクスへのアクセスができないようにすべきで
ある。同様に、貨幣評価装置を取りはずすと、ロック可
能取りはずし貨幣カセットに保管されているお金に手を
触れることができないようにすべきである。
【0005】カセットが取りはずされる時、貨幣評価装
置は貨幣を受け入れるべきでない。したがって、貨幣カ
セットの取りはずしを検出できるようになっていること
が大いに望ましい。さらに、貨幣カセットは、該貨幣カ
セットを集めることを任されている人が不正行為を働く
のを防止するために、できるだけ少ない電子的または電
気的構成要素を備えるべきであり、またその設計時、容
易に不正行為をすることができたり頻繁にアフターサー
ビスを要したりする精巧な機械的構成要素を含まないよ
うに丈夫なものにすべきである。
【0006】さらに、正確な貨幣計数も維持されなけれ
ばならない。このために、1枚の貨幣が貨幣カセットに
押し込まれて保管されるたびに、権限のある人がカセッ
トを開けた時に貨幣の不一致がわかるように、貨幣を数
えておかなければならない。そうすれば、カセットが用
いられるスロットマシンで維持される貨幣計数は容易に
検出することができる。
【0007】スロットマシンに用いられる既存製品は、
上記の望ましい特徴の多くを提供しようとする。しかし
ながら、この製品は、不十分な歯車整列になりやすい歯
車駆動式貨幣輸送装置を含んでいる。また、その貨幣カ
セットに用いられる貨幣輸送駆動装置はその貨幣押込装
置も駆動する。その結果、貨幣カセット輸送を駆動する
歯車は、望ましいほど容易に整列を達成するように回転
することができない。また、かみ合わなければならない
歯は、標準的な歯設計原理と一致する最適トルクを与え
るためにかなり鈍いものにされる。しかしながら、これ
らの歯の鈍さは、歯頭対歯頭衝突の可能性が増す程度に
なる。前記衝突が生じると、正確なかみ合いと整列を達
成しようとして、揺れと巧妙な取扱にたよらなければな
らなくなる。かけがえとして、歯を無理にかみ合わせよ
うとすると、ユニットに損傷が生じることがある。
【0008】不正行為に対する明らかな安全を提供しよ
うとして、この製品は、リベット留めされるかまたはハ
ンダづけされる金属で作られた、ロック可能で取りはず
し可能なカセットを提供する。しかしながら、この特許
製品は、構造が比較的複雑であり、製造コスト及び修理
コストが高くなる傾向がある。
【0009】さらに、この製品は、カセット内の貨幣の
積重ねを検出するための光源及びセンサと、ユニットの
貨幣評価部の万能プラグに接続しなければならない電子
的な接続プラグとを含む。この検出装置は、所定の外形
率内に合わせることができるカセットの最大有効幅を減
少させる。この制限は、合衆国貨幣を受け入れるように
合わせられたカセットを、例えば、合衆国貨幣と、例と
してカナダ貨幣のようなもっと幅が広い貨幣との両方を
受け入れるように広くするのを防止する。
【0010】また、この製品は、2つの電源を必要とす
る、2つの別々に駆動される貨幣輸送装置を用いる。2
つを別々に駆動すると、完全に同期せずに貨幣の曲がり
や詰まりを生じることがある。アフターサービスすなわ
ち修理がもっと容易ばかりでなく、製造がもっと容易で
コストがもっと安い安全な製品が大いに望まれる。
【0011】
【発明の概要】本発明は、上記に説明した望ましい特徴
を、同様に上記に説明した既存方法に固有の問題を生じ
ることなく提供する。図面、詳細な説明、及び特許請求
の範囲においてより十分に取り組まれているように、本
発明は、機械的により簡単で電子的により安全な製品を
提供する。例として、本発明の好適な実施例では、1つ
だけのモータ、1つの電源及び1つの駆動輸送装置が、
貨幣を貨幣評価装置への入口から積重ね位置への待機位
置に輸送するために用いられる。また、優れた歯車整列
装置が提供される。さらに、カセット押板の移動を検出
することにより、カセット内のどんな電子的または電気
的な構成要素も用いることなくカセット内への貨幣の押
込を確実に検出するために、機械的な検出アームが用い
られる。また、簡単だが機械的に丈夫な押し込み装置が
提供される。ロック可能で取りはずし可能なカセットを
外部的に駆動し、それにより、修理を要するカセットの
故障または機能不良の可能性を少なくなるように、外部
の機械的押し込み駆動装置が用いられる。さらに、より
早い受け入れサイクルを達成することができる。
【0012】さらに、従来技術のカセットに設けられて
いた光センサをなくすことにより、本発明の貨幣カセッ
トの内部は、同じ全体形状率内にまだ合わせながら広く
することができる。この改善されたカセット内部の使用
法は、カナダ貨幣のようなより幅の広い貨幣や、合衆国
貨幣のようなより幅の狭い貨幣を同じカセット内に受け
入れる可能性を促進する。
【0013】最後に、箱内箱デザインが、貨幣カセット
として、その製造、サービス、及び可動部品の楽なモジ
ュール交換を容易にするために用いられる。このデザイ
ンでは、本質的に可動部品の全てを含む内箱が、簡単な
溶接したまたはリベット留めした金属製箱とすることが
できる外箱と共に用いられる。本発明の利点を利用する
典型的な修理では、損傷した内箱を簡単に取りはずして
交換することができる。そのあと、カセット全体はサー
ビスするために戻されると共に、損傷した内箱の修理を
行なうことができる。対照的に、上述の既存方法で用い
られているような単一構造は、内部作業のためのアクセ
スを得るためにアクセスが困難になるように特別に設計
されているカセットの外側金属ケースを開ける必要があ
る。
【0014】本発明の他の特徴、その本質及び多くの利
点は、付随の図面及び以下の本発明の詳細な説明からよ
り明らかになるだろう。
【0015】
【実施例の説明】本発明のいくつかの主要な態様は以下
順番に下記に説明される。第一に、構成要素の全体の機
械的配置、それらの相互関係と結合、及び、いくつかの
構成要素に関する特別な詳細は、図1〜図6と共に説明
される。第二に、通路から積重ね前位置への貨幣輸送の
詳細は図7〜図12と共に説明される。第三に、積重ね
に関する詳細は、積重ね動作の検出及びカセット交換ま
たは取りはずしの検出と同様に、図13〜図16と共に
取り組まれる。本発明の他の多くの態様は開示のいたる
ところで適切なものとして説明される。
【0016】図1は、本発明の一実施例による貨幣評価
装置及び積重ね装置ユニット10を示す。ユニット10
は3つの主要な副構成要素、すなわち、貨幣評価装置及
び輸送ユニット100と、ロック可能で取りはずし可能
なカセット200と、取付シャーシ300を有する。ユ
ニット10は、賭博産業や、自動販売産業の中のいくつ
かの分野のような高い安全環境に特に適している。評価
装置及び積重ね装置ユニット10の目下好適な用途は、
合衆国1ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル
または100ドルスロットマシンの評価装置としてであ
る。サービスのし易さ、信頼性及び不正行為抵抗力が本
発明の特徴である。
【0017】図2に表わされるユニット10の分解図に
示されるように、貨幣評価装置及び輸送ユニット100
とカセット200は、好適には、ユニット10の前面か
ら容易にスライド可能に取りはずすことができる。ユニ
ット10の典型的な使用法は、カセットの頻繁な取りは
ずし及び交換ばかりでなく、評価装置及び輸送ユニット
100の時々の取りはずしや掃除または修理を要するの
で、構成要素100、200及び300のお互いに対す
る正確な再整列が、試行錯誤が繰り返されることなくま
たは余計な力を用いることなく容易に一貫して達成でき
ることが重要である。
【0018】貨幣評価装置及び輸送ユニット100は、
それらの間にある構成要素の支持を与える側板108及
び109を備えている。側板108及び109の下部縁
は、1つ以上の評価装置ガイドレール、例えば取付シャ
ーシ300の切断図324に示されるガイドレール31
5、で案内される。図2aは図2のガイドレール315
の拡大図である。評価装置及び輸送ユニット100の案
内は、さらに、1つ以上の板ばね、例えばばね306、
によっても助けられる。この板ばねは、貨幣評価装置及
び輸送ユニット100がスライド可能に取付シャーシ3
00に配置されたりそれから取りはずされたりしている
間のテンションと心だしを提供する。
【0019】取付シャーシ300の壁を通って切断図3
25に示されるような位置決め棒308は、ユニット1
00の案内溝112に係合して貨幣評価装置及び輸送ユ
ニット100を正確に位置決めするために用いられる。
最後に、係留つまみねじ113及び114が、雄ねじ付
穴313及び314を通して貨幣評価装置及び輸送ユニ
ット100を取付シャーシ300に固定するために用い
られる。かけがえとして、直角回し締め金具を用いるこ
ともできる。その目下好適な構造では、評価装置及び輸
送ユニット100は、どんな道具も用いることなくユニ
ット10の前面から権限のある人が取りはずすことがで
きる。その取りはずしの際、カセット200に保管され
ている貨幣への容易なアクセスは提供されない。
【0020】また、カセット200は、好適には、ユニ
ット10の前面から道具を用いずに権限のある人が取り
はずすことができるように設計されているが、その取り
はずしの際、評価または他のエレクトロニクスへの容易
なアクセスは提供されない。カセット200は、ばね付
勢された解放レバー317にカセット200の片側の案
内ピン202を位置決めすることにより取付シャーシ3
00に挿入される。解放レバー317は、シャーシ30
0の内側の壁に取り付けられた腕木、例えば、図2の見
えるところにシャーシ300の向こう側の壁に取り付け
られたものとして示されている腕木327、に固定され
る。腕木327は、もし望むなら、任意の第2の解放レ
バーのために、すなわちシャーシの反対側への解放レバ
ーの配置のために備えられる。それらの場合には、案内
ピン、例えば案内ピン202、をカセット200の反対
側の壁に備えることができる。解放レバー317は図1
に示されるようにシャーシ300から延出している。
【0021】板ばね307は、カセット200がシャー
シ300に押し込まれる間のテンション及び心だしの両
方を与える。カセット200は、シャーシ300内に案
内される時、案内ピン202が解放レバー317の停止
位置318に係合するまで、解放レバー317を押し下
げる。切断図326に示されるばね319は、解放レバ
ー317に復帰力を働かせ、正しく位置決めされた時を
肯定する、聞きとれるぱちんという音を生じる。停止位
置318は、ピン202に対する力を維持して製造公差
を補正するための斜角331を含む。カセット200の
後部は、図示しないが、取付シャーシ300の後壁に設
けられた水平位置決め用タブ332及び垂直位置決め用
タブ333と合う溝を有する。取付シャーシ300から
カセット200を取りはずすために、図1に示される、
シャーシから延出する解放レバー317の一部は、カセ
ットが取っ手206を用いて引っ込められる間、ばね3
19の力に打ち勝って下向きに押される。
【0022】図3は、カセット200とシャーシ300
の係合の他の実施例を示す。図3のこの配置は、図2の
解放レバー317及びばね319を必要なくする。それ
らの代わりに、シャーシ300に1つの穴があけられ
る。この穴は、カセット200がシャーシ300に対し
て正しく位置決めされた時に図3に示される柱すなわち
先端部254と整列するように位置決めされる。掛け金
250は、通常、その先端部254がカセット200の
上面256より上に突出するようにばね251で付勢さ
れている。掛け金250の先端部254はシャーシ30
0の上述の穴に係合する。また、掛け金250は、ばね
251の力に対抗して押し下げられる時に、ストップ部
材253が柱252に達するまで掛け金250を下げさ
せる外面255を有する。その移動量は、保持器257
で補足されたままとなっている間に、先端部254がシ
ャーシ300を離れることができる程度とする。
【0023】図3の構成の利点は、カセット200の取
りはずしを片手で行なうことができることである。取っ
手206は人の手で握られるので、人の親指は、外面2
55を押し下げて掛け金先端部254を解放するように
正確に位置決めされる。同様に、カセットの挿入に基づ
き、掛け金外面255は、掛け金250の先端部254
が穴と整列するまで容易に押し下げることができ、次い
で、カセット200が再びシャーシ300と係合される
ように解放することができる。
【0024】図4は、図1及び図2の貨幣評価装置及び
輸送ユニット100の斜視図であり、該ユニット100
をより詳細に示す。特に、図4はメンテナンスを容易に
するためのユニット100のヒンジを示す。貨幣は、ユ
ニット100の中を貨幣輸送すなわち紙幣通路103に
沿って進行する。図4に示されるように、貨幣輸送通路
103は掃除やメンテナンスのために容易にアクセス可
能になっている。
【0025】貨幣輸送通路103は3つのサブアセンブ
リで形成されている。輸送台125は貨幣輸送通路10
3の底部を形成する。上部は確認アセンブリ126及び
案内アセンブリ127で形成される。図4は、開放位置
すなわち紙幣通路にアクセス可能な位置にある確認アセ
ンブリ126及び案内アセンブリ127の両方を示す。
確認アセンブリ126は、枢軸棒138で側板108及
び109に旋回可能に取り付けられている。同様に、案
内アセンブリ127は、枢軸棒139で側板108及び
109に旋回可能に取り付けられている。
【0026】案内アセンブリ127は、図示しない通常
位置すなわち閉じた位置にある時、閉じ確認アセンブリ
126によって係留状態に保持される前部輪郭144を
有する。確認アセンブリ126は、図示しない係留ねじ
またはばねクリップで閉じた状態に保たれる。ユニット
100を閉じるために、案内アセンブリ127は、ま
ず、枢軸棒139の回りを輸送台125の方へ回転す
る。次に、確認アセンブリ126は、枢軸棒138の回
りを輸送台125の方へ回転し、それにより案内アセン
ブリを適所に係留して固定する。そのあと、確認アセン
ブリ126は係留ねじまたはばねクリップで適所に留め
られる。かけがえとして、案内アセンブリ127は、独
立して、例えばばねクリップまたはねじで適所に保持し
ても良い。
【0027】図5はカセット200のさらなる詳細を示
す。図5に示されるように、目下好適な実施例では、カ
セット200は、リベット、溶接、または他の適切な安
全なすなわち不正行為が明らかになる閉鎖手段で密閉す
ることができる、密閉した金属製外側フレーム205か
らなる。かけがえとして、外側フレーム205は、ポリ
カーボネイトのような耐久力のある成形プラスチックで
作っても良い。外側フレーム205を傷つけることなく
カセット200に対して唯一可能なアクセスは、狭い溝
すなわちカセット開口部227または錠207及び20
8を通ることである。図7に関連して後で説明されるよ
うに、評価装置及び輸送ユニット100からカセット2
00に進む貨幣は、開口部227を通ってカセット20
0に入る。しかしながら、その開口部は十分に狭く、し
かも、カセット200内部の貨幣輸送構成要素は、カセ
ット200内に積重ねられた貨幣への容易なアクセスが
与えられないように配置されている。
【0028】カセット200の一部分には、取っ手20
6が取り付けられている。取っ手206は、カセットか
ら貨幣を取り出したい時に、上記に説明したように、ユ
ニット10からカセット200をスライド可能に取りは
ずすために用いられる。取っ手206と同じ部分におい
て、本発明によるカセットは、典型的に、カセット20
0内の貨幣への権限のないアクセスを防止するためにカ
セット200をロックするための1つ以上の錠を含んで
いる。図5に示されるように、カセット200は2つの
錠207及び208を含んでいる。錠207及び208
が鍵を使ってあけられると、カセット200の上部にあ
るふた210を(図6にもっと詳細に示される)ヒンジ
212に関して開け回して、カセット200内の貨幣を
容易に取り出すことができる。次いで、ふた210を閉
め、錠207、208を掛け、そして、空のカセットを
必要とするユニット、例えばユニット10、内にカセッ
ト200を戻してスライド可能に挿入することにより、
カセット200をサービスに復帰させることができる。
図5に示されるカセット200の他の特徴は歯車214
を含み、この歯車214は、下記にさらに説明されるよ
うに、評価装置及び輸送ユニット100のモータすなわ
ち駆動装置105(図7に示される)により駆動され
て、1枚の貨幣を、開口部227を通って輸送ユニット
100からその積重ね前位置201に運ぶものである。
【0029】図6は、カセット200の目下好適な構造
を示す。外側フレーム205は、実質的に、取っ手20
6と錠207及び208を含んだ外被すなわち箱であ
る。この外被内には、内側アセンブリすなわち箱204
がある。カセット200の構成要素は主に内側アセンブ
リ204に収容されている。内側アセンブリ204は、
外側フレーム205で保護されているので、製造し易い
ように設計することができる。ふた210とそのヒンジ
及び取り付け部例えば取り付け面213のほかは、内側
アセンブリ213は、えり抜きの材料として全部または
ほとんどプラスチックを含むことができ、そのデザイン
は安全の必要性で拘束されない。外側フレーム205
は、その中に収容されるべき紙幣に安全とアクセスしに
くさとを提供する。内側アセンブリ204は、図示のよ
うに外側フレーム205に上部から挿入される。内側ア
センブリ204の取り付け面213及び内部へのアクセ
スは、ふた210の錠が開けられている時に有効になる
だけである。
【0030】内側アセンブリ204を取りはずすために
は、錠207及び208があけられる。次いで、錠20
7及び208は、それらをねじ回すことにより外側フレ
ーム205から取りはずされる。ふた210が開けられ
て、取り付け面213へのアクセスを提供する。取り付
け面213を外側フレーム205の合わせ面213aと
結合するためのねじ山付きねじ(図示しない)のような
結合機構が取りはずされる。最後に、内側アセンブリ2
04は、外側フレーム205からスライドさせて取り出
すことができる。内側アセンブリ204の構成要素が物
が詰まって動かなくなった場合は、現場で容易に修理す
ることができる。何かが壊れた場合さもなければ内側ア
センブリ204が損傷した場合は、交換アセンブリを挿
入して、損傷した内側アセンブリ204を修理のために
運び去ることができる。
【0031】図6は、外側フレーム205の内壁間の間
隔より多少狭いものとして内側アセンブリ204を示し
ているが、内側アセンブリ204は、例えばカナダ貨幣
のようなより幅の広い貨幣を積重ねることができるよう
に広げることができる。
【0032】図7で最も良くわかるように、貨幣輸送に
関するユニット10の全体動作は典型的に次の通り進
み、顧客は合衆国ドル紙幣のような1枚の本物の貨幣を
挿入溝101に挿入し、貨幣は貨幣輸送通路103に沿
って輸送される。貨幣は輸送されるにしたがって、本物
であることすなわち有効性がチェックされる。有効なも
のとして、ホストコントローラで受け入れられるべきも
のとして確認されると、貨幣は、続いて、カセット20
0内の積重ね前位置201に運ばれる。その積重ね前位
置201において、1枚の貨幣はローラ219と球状ボ
ール223間に保持される。貨幣の片側(図7の右側)
には、押し込み器すなわちスライダ板217(図13に
示される)がある。積重ね前の貨幣の他方の側(左側)
には、窓224(図6に示される)があり、それを通っ
て紙幣を押し込むことができる。次いで、貨幣は矢印2
03の方向にカセット200に押し込まれる。窓224
を越えると、ばね216が、貨幣を積重ね位置に保持す
ると共に、後板すなわち押圧板218を適当に付勢する
のに役立つ。そのあと、貨幣は、権限のある人によって
取り出されるまで、積重ね位置に安全に保管される。
【0033】ユニット100が詰まった状態になって、
日常の掃除及びメンテナンスを要するか、さもなければ
修理を要する場合は、第1の権限のある人が、ユニット
100をスライドさせて出し、(図4に示されているよ
うに)ユニット100を開け、必要な仕事を行なう。ユ
ニット100の取りはずしは、ユニット100を修理す
る権限のある人に、カセット200に保管されている貨
幣へのアクセスを提供しない。
【0034】カセット200が満杯になった時、または
ユニット10の所有者によって決定される何かほかの
時、典型的には、第2の権限のあるサービスマンがカセ
ット200を取りはずして本部場所に運び、そこで、さ
らに第3の権限のある人がカセット200内の貨幣を取
り出して数えることができる。典型的には、カセット2
00が取りはずされると、ユニット10の動作が過度に
中断されないように空の交換カセットと交換される。カ
セット200の取りはずしは、カセット200を取りは
ずす権限のある人に、ユニット100のエレクトロニク
スへのアクセスを提供しない。さらに、下記により詳細
に説明されるように、カセットがない場合は、その状態
が検出され、ユニット10の上位制御装置は、ユニット
10を貨幣を受け入れるように動作させない。図7〜図
9は、貨幣がどんなふうに貨幣通路すなわち挿入溝10
1から積重ね前位置201まで輸送されるかをより詳細
に示す。図10〜図12は、図7〜図9の輸送装置と共
に用いられる目下好適な歯車配置の詳細を示す。図13
〜図16は、さらに、その貨幣を積重ね前位置201か
らカセット220内に押し込むための目下好適な機構を
示し、ここで、前記貨幣は複数枚の他の貨幣215と共
に積重ねられる。
【0035】貨幣評価装置及び輸送ユニット100は、
紙幣通路103の第1の部分を限定する、図4に示され
るような、確認アセンブリ126と該確認アセンブリ1
26の下にある輸送台125の一部とからなる貨幣評価
装置部を含む。紙幣通路103の両側には、平行な前部
ローラ118及び119で支持される2つの連続牽引ベ
ルト116が配置されている。前部ローラ118は、一
連の歯車を経由してモータ105に動作可能に結合され
ている。モータで制御されたベルト116は、紙幣を通
路103を通って前方方向へ(図7の左から右へ)進め
るように働く。モータ105は、紙幣の進行方向を逆に
する反対方向にベルト116を駆動することができるよ
うに可逆的になっている。
【0036】図7に示される目下好適な実施例では、牽
引ベルト116は、さらに貨幣接触ローラ160及び1
62も駆動する。また、ベルト位置決め用ローラ16
5、166及び167も牽引ベルト116で駆動され、
貨幣接触ローラ160及び162に輸送される貨幣によ
る牽引ベルト116の接触領域を制限するのに役立つ。
この配置の利点は、輸送台125が成形プラスチックで
作ることができるので、図4において最も良くわかる。
この配置は、その中にある開口部、例えば開口部12
8、をできるだけ少なくすることができるので輸送台1
25の最大構造一体性を考慮する。図7を参照すると、
牽引ベルト116は、さらに駆動ローラ163も駆動す
る。ベルト116のテンションは、テンションローラ1
64のばね力(図示しない)により維持される。
【0037】図7の目下好適な配置を使用すれば、貨幣
は、入口101からユニット10に入り、ローラ118
と、貨幣評価装置及び輸送ユニット100を通るベルト
116とによって運ばれる。貨幣は、支持ローラ120
によって、ローラ118及び119における牽引ベルト
116間にはさまれる。補助ベルト136は、それらと
ローラ160、162との間に貨幣をはさんで輸送し続
ける。貨幣は、輸送ユニット100から出て、牽引ベル
ト116及び136間で、カセット200の上部の溝す
なわち開口部227(図5に示される)の中へ運ばれ
る。
【0038】次いで、貨幣の前端は、カセット200の
ローラ231とベルト229間にはさまれ、積重ね前位
置201に運ばれる。この目下好適な実施例では、1つ
だけの駆動モータ、すなわちモータ105が、貨幣を入
口101から積重ね前位置201まで輸送するのに用い
られる。この配置は、2つの別々の駆動モータが用いら
れる場合のタイミング及び詰まり問題をなくする。駆動
ベルト及びローラの他の配置は図8及び図9に示され
る。図8では、図7に示されているような牽引ベルトの
曲がりくねった配置は排除されている。この図8の配置
は、評価装置及び輸送ユニット100を通る貨幣の連続
的なベルト接触を考慮している。この構成では、1つの
支持ローラ175で十分である。ベルトテンションは、
ばね(図示しない)付勢されたローラ164によってま
だ維持される。この配置は、特に、輸送台125が成形
プラスチックを要しないか、または、紙幣進行の長さ
が、台125の構造的一体性と大きな開口部128の妥
協を生じさせない程度になっている場合に有利である。
【0039】図9の構成は、補助ベルト136が削除さ
れているので、図7で説明した構成を簡易化したもので
ある。ばね(図示しない)付勢されたローラ176及び
177は、輸送されるべき貨幣がこれらのローラと牽引
ベルト16間にはさまれるのを確実にもたらすように位
置決めされる。この配置は、貨幣が進まなければならな
い全距離が短いか、または貨幣の角変位がごくわずかな
場合に有利である。駆動ローラ163が取り付けられ、
図10及び図11に示されて下記にさらに説明されるこ
とになる駆動歯車部分を含む。163のローラー部分は
補助ベルト36を駆動する。補助ベルト136はさらに
ローラ171及び172を駆動する。補助ベルト136
のテンションは、ばね(図示しない)付勢されるローラ
171で与えられる。
【0040】図10及び図11は、カセット200とシ
ャーシ300間ばかりでなく輸送ユニット100とシャ
ーシ300間の歯車のかみ合いを示す。図10を参照す
ると、駆動ローラ163に付属の駆動歯車は、複合歯車
であるインターフェース歯車142を駆動する。この複
合歯車の第2の部分は、シャーシ300に搭載された伝
達歯車301とかみ合う。この伝達歯車301はカセッ
ト200の歯車214とかみ合う。歯車214はベルト
229を駆動し、このベルト229は次に駆動ローラ2
19及び231を駆動する。ベルト229は、ばね(図
示しない)付勢されている球状ボールローラ223でテ
ンション状態に保持される。
【0041】通常動作において、駆動ローラ/歯車アセ
ンブリ163は、時計回り方向に牽引ベルト116で駆
動される。この歯車は複合インターフェース歯車142
を反時計回り方向に駆動する。大きい方の直径を持つも
のとして示される、複合インターフェース歯車142の
第2の部分は、シャーシ300の伝達歯車301を時計
回り方向に駆動する。この伝達歯車301は次にカセッ
ト200の歯車214を反時計回り方向に駆動する。し
たがって、貨幣は一貫して前方方向に運ばれている。逆
方向に動作する時は、ベルト及び歯車は全て、上記に説
明したのと反対の方向に動く。
【0042】図11は、係合前の3つの主なサブアセン
ブリ100、200及び300の各々の駆動構成要素間
の関係を示す。貨幣評価装置及び輸送ユニット100と
カセット200は、図11の矢印の方向に、挿入中は歯
車301の方へかつ取りはずし中は歯車301から離れ
る方へ移動する。輸送ユニット100のかみ合い歯車1
42とカセット214のかみ合い歯車214は同一のも
のである。また、シャーシ300に取り付けた伝達歯車
301にそれらの各々のかみ合い方法も同一である。輸
送ユニット100とカセット200のスライド可能に取
り付けられた構成要素間の歯車かみ合いの自己整列特性
は、図12を参照することにより最も良く理解される。
この図12は、かみ合い歯車142及び214に共通
な、好適な特別設計の歯235を示す。
【0043】歯車の設計において、この形式の歯の形状
はらせん曲線240にしたがっていることが良くわか
る。この理論的輪郭は、合わせる歯の正確なかみ合いを
保証する。また、歯車の設計において、本質的に歯23
5の動作領域の中心である公称動作ピッチ241を用い
ることが良くわかる。図12において、公称動作ピッチ
241は、歯235の内側表面の位置242と外側表面
の位置243とによって制限される歯235の動作領域
になる。歯の深さすなわち内径244は位置242の隙
間を保証するように設定される。この公称歯の場合に
は、歯の強度は、主に内径244における歯23の幅で
決定され、図12に“D”として示される。外形243
における歯235の幅は“A”として示される。
【0044】好適な実施例では、特大の動作ピッチ24
7が用いられる。この場合には、特別設計の歯235の
動作領域は、内側表面の位置245と外側表面の位置2
46とによって制限される。また、歯の深さすなわち内
径249は、位置245の隙間を保証するように設定さ
れる。特大のピッチ247を用いる場合は、内径249
は、図12において“C”として示される幅になる。歯
235の芸系246の幅は“B”として示される。公称
動作領域241に対して特大の動作ピッチ247を用い
る場合の限界寸法を比較すると、2つの重要な利点が得
られる。特別設計の歯235は、“C”と“D”の差と
して示される、より大きな谷厚を有する。谷厚が増加す
ると、歯の強度が大きくなる。外径歯幅はより小さくな
り、“A”と“B”の差として示される。合わせられる
伝達歯車301とかみ合う時の干渉の可能性をできるだ
け少なくするために重要になるのがこの幅である。
【0045】図11を再び参照すると、伝達歯車301
の中心線335は、輸送ユニット100のかみ合い歯車
の中心線178からオフセットされる。カセット200
のかみ合い歯車214の中心線248は、同様に、伝達
歯車301の中心線335からオフセットされる。かみ
合い歯車142及び214が伝達歯車301とかみ合う
時、初期の歯かみ合い力はオフセット中心線に起因して
間接的なものになる。これは、歯頭対歯衝突を避ける傾
向がある。かみ合い歯の力は、伝達歯車301の歯を回
転させてかみ合いを許す。かみ合いにより衝突するため
の歯の能力は、これらの歯車の各々の外径における歯幅
に制限される。上記に説明したように、特大の動作ピッ
チを用いると、この幅が減少し、衝突の可能性が最小限
になる。さらに、歯車301または歯車214のいずれ
も実質的な負荷を持たない。その結果、2つの歯の頭と
頭が接触しなければ、ユニット100または200はシ
ャーシ300に挿入されるが、歯車301及び214
は、過度の挿入力を要することなく正確な整列の位置に
向けることができる。それにより、ユニット100また
はカセット200の交換の容易さが実質的に促進され
る。
【0046】積重ね及び検出の詳細に転じると、図13
〜図16は、図1のユニット10全体の内部構成のさら
なる側面図である。特に、これらの図13〜図16は、
貨幣がどんなふうに積重ね前位置201から他の保管貨
幣215がある保管位置に押し込まれるかを示す。ま
た、これらの図は、積重ねがどのように検出され、カセ
ットの有無がどのように確実に検出されるかを示す。図
13及び図15は、モータ150の片側にある、作動フ
ォーク303と、遮断アーム305の一部とを示す側面
図である。図14及び図16は、モータ150の他方の
側にある遮断アーム305の上方部分を示すために、作
動フォーク303及びモータが除去された側面図であ
る。
【0047】作動フォーク303は、図13に示される
ように、枢軸311に取り付けられ、ばね312で定位
置にばね付勢されている。作動フォーク303の先端部
309は、カセット200の外箱及び内箱の開口部22
0を通り、押し板217と係合してそれを前進させ、そ
れにより、積重ね前位置201にある1枚の貨幣を積重
ねる。遮断アーム305は、作動フォーク303と同じ
枢軸311に旋回可能に取り付けられ、図示のようにば
ね312で作動フォーク303に対してばね付勢されて
いる。図15及び図16に示されるように、遮断アーム
305の第1の端部320は、カセット200の外箱及
び内箱の第2の開口部222を通る。遮断アーム305
の第2の端部321は、図13の作動フォーク303の
後ろにあり、図14に最も良く示されているように、遮
断アーム305が定位置にある時にカセットホームすな
わち存在スイッチ107の近傍に位置決めされている。
遮断アーム305の第1の端部320及び第2の端部3
21は、横断部材306で結合されている。第1の端部
320、第2の端部321及び横断部材306は、好適
には、1つのプラスチック成形部材である。
【0048】図13に戻ると、作動フォーク303が押
し板217を押すので、ばね312は遮断アーム305
の部分を横断部材306より下に押し進め、遮断アーム
305を枢軸点311の回りを回転させる。その結果、
遮断アーム305の第1の端部320は第2の開口部2
22を通って突出し、遮断アーム305の第2の端部3
21は、図16に最も良く見られるように、移動してカ
セットホームすなわち存在スイッチ107から離れ、評
価装置及び輸送ユニット100は、押し板217がカセ
ット200内に1枚の貨幣を積重ねるように働く時をい
つも検出することができる。
【0049】同様に、カセット200が取付シャーシ3
00から取りはずされた時は、第1の端部320による
押し板217の押圧力はなくなり、ばね312は遮断ア
ーム305を枢軸点311の回りを時計回りに回転さ
せ、第2の端部321は、図16に示されるように、再
び移動してカセットホームすなわち存在スイッチ107
から離れる。それにより、ユニット100は、カセット
200が取りはずされる時をいつも検出することができ
る。同様に、カセット200がシャーシ300に配置さ
れる時はいつも、そのカセット200を検出することが
できる。この検出を行なうために、カセット200に電
気的または電子的構成要素は要しない。同様に、カセッ
ト200とユニット100間の電気的または電子的相互
接続も要しない。
【0050】遮断アーム305は、外面322がシャー
シ外面323上にある時は、枢軸311の回りをさらに
旋回するのを防がれる。遮断アーム305と作動フォー
ク303間に取り付けられているばね312の力は、作
動フォーク303を図13に示されるその定位置に保つ
のに十分になっている。作動フォーク303及び遮断ア
ーム305は好適には次の通り駆動される。図13及び
図15に示されるようなモータ105は、軸152を駆
動する歯車列を含む。カム154が軸152に取り付け
られており、カム154の外面は、フォーク303の第
2の端部310がカム154のカム外面に乗るように作
動フォーク303を駆動する。カム154のカム外面は
既知の仕方で選択される。
【0051】好適な実施例では、その外面は、カム位置
の広範囲にわたって、図13に示されるようなその定位
置にフォーク303を維持するように選択される。カム
154が本質的に一定な半径の領域155を回転する時
は、フォーク303に分け与えられる運動はない。カム
154が半径が増加する領域156を回転する時は、カ
ム154は第2の端部310に接し、作動フォーク30
3は押し板217を押し始め、次に、押し板217は、
貨幣を図6に最も良く見られるような窓224を通して
カセット200の保管部分に押し込む。カム154が回
転し続けると、フォーク303の第1の端部309は、
図15に示されるような、定位置から離れたすなわち離
脱位置に開口部220を通して十分に延出する。
【0052】図15では、遮断アーム305及び作動フ
ォーク303はそれらの離脱位置にある。遮断アーム3
05は作動フォーク303より早くその離脱位置に達す
る。作動フォーク303は押し板217を押し続けるの
で、遮断アーム305と作動フォーク303間のばねは
縮む。カセットを用いることなく遮断アーム305をさ
えぎることによりユニットをだまそうとするどんな試み
も、容易に検出される。第一に、作動フォーク303
は、遮断アーム305によってその完全離脱位置に移動
するのを妨げられる。作動フォーク303を駆動するモ
ータ105は、そのことを行なうのを妨げられ、失速す
る。この失速は、モータが予測期間内にサイクルを終了
しない時に制御エレクトロニクスで検出される。第二
に、遮断アーム305の予測サイクルは、通常、紙幣評
価装置及び輸送ユニット100の印刷配線基板(CB)
に搭載されている近接スイッチ107を遮断アーム30
5の第2の端部321がないことを検出させる予測タイ
ミングにしたがわない。マイクロプロセッサのような制
御エレクトロニクスは、この不正確なサイクルが検出さ
れた場合は、既知の仕方で貨幣受け入れをできなくす
る。
【0053】カム154は、図13のようにその定位置
に戻るので、ばね312の力は、フォーク303をその
定位置に早く戻させる。フォーク303の定位置は、既
知の仕方でカム154の位置を検出することにより検出
することができる。例えば、米国特許第4,722,519 号の
第7欄に開示されているように、磁石335を各外面1
56に埋め込み、ホール効果素子(図示しない)を印刷
配線基板148に取り付けて、磁石の接近を検出するこ
とができる。前記特許は、本発明の譲受人に譲渡されて
おり、参照によりここに含まれる。カム154の定位置
を検出する他の方法は、同様に本発明の譲受人に譲渡さ
れており、参照によりここに含まれる、米国特許第4,76
5,607 号の図9と関連する文に教示される。カム154
の位置及び遮断アーム305の第2の端部321の位置
に関する情報は、制御エレクトロニクスにより積重ね動
作の検出及び計数ばかりでなく、カセット200の有無
の容易な確認を許す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による貨幣評価装置及び積
重ね装置の全体ブロック図であり、紙幣評価装置及び輸
送ユニットと、取付シャーシと、ロック可能で取りはず
し可能な貨幣カセットとの相互関係を示す。
【図2】 図1の、紙幣評価装置及び輸送ユニットと、
取付シャーシと、ロック可能で取りはずし可能な貨幣カ
セットとの相互関係のさらなる詳細を示す分解ブロック
図である。
【図2a】 図2の領域“a”の拡大図であり、紙幣評
価装置及び輸送ユニットを取付シャーシ内に案内するた
めのガイドレールを示す。
【図3】 図1のカセットで用いるのに適する他の係合
装置の斜視図である。
【図4】 図1及び図2の紙幣評価装置及び輸送ユニッ
トの斜視図である。
【図5】 図1及び図2のロック可能で取りはずし可能
なカセットの斜視図である。
【図6】 本発明によるカセット用の箱内箱構造を示す
斜視図である。
【図7】 図1の装置中の貨幣の進行をもっと明確に示
すための、遮断アーム及び作動フォークのない、図1の
全体装置の詳細側面図である。
【図8】 図1の紙幣評価装置及び輸送ユニットに用い
られる他のプーリ/ベルト貨幣輸送配置の詳細図であ
る。
【図9】 第2の他のプーリ/ベルト配置を示す。
【図10】 図1の装置と共に用いるのに適する歯車配
置の詳細を示し、歯車がかみ合っている配置を示すもの
である。
【図11】 歯車がかみ合い前位置にある図10の歯車
配置を示す。
【図12】 図10及び図11の歯車配置の歯車と共に
用いるのに適する歯配置の詳細図である。
【図13】 作動フォークがその定位置にありかつ遮断
アームがカセット存在位置にある図1の装置を示す第1
の側面図である。
【図14】 作動フォークがなく、カセット存在位置に
ある遮断アームの位置を示す図1の装置の第2の側面図
である。
【図15】 その定位置から離れた位置すなわち離脱位
置にある作動フォークと、カセット不存在位置にある遮
断アームとを示す図1の装置の第3の側面図である。
【図16】 作動フォークがなく、カセット不存在位置
にある遮断アームの位置を示す図1の装置の第4の側面
図である。
【符号の説明】
10 装置ユニット 100 輸送ユニット 300 取付シャーシ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を有する駆動モータと、 前駆駆動軸に取り付けられたカムと、 前記カムの外面に乗る第1の端部を有し、第1の取り付
    け面に旋回可能に取り付けられた作動フォークと、 前記作動フォークが定位置にある時に前記作動フォーク
    の第2の端部に接する位置にある開口部を有する壁を備
    えた封入貨幣保管カセットと、 通常、前記開口部を有する壁の内側に接する位置にある
    ように、前記封入貨幣保管カセット内に移動可能に取り
    付けられた押し板とからなり、 前記駆動モータが駆動軸に前記カムを回転させる時、前
    記作動フォークは定位置から移動し、その第2の端部が
    前記開口部より突出して前記押し板を押すことを特徴と
    する改善された貨幣積重ね装置。
  2. 【請求項2】 請求の範囲1記載の装置において、さら
    に、カムの位置を検出し、それにより作動フォークの動
    作を監視するための手段を含む改善された貨幣積重ね装
    置。
  3. 【請求項3】 請求の範囲1記載の装置において、さら
    に、作動フォークをその定位置に付勢するためのばねを
    含む改善された貨幣積重ね装置。
  4. 【請求項4】 請求の範囲1記載の装置において、さら
    に、封入貨幣保管間カセットの存在を機械的に検出する
    ための、旋回可能に取り付けられた遮断アームを含む改
    善された貨幣積重ね装置。
  5. 【請求項5】 請求の範囲4記載の装置において、さら
    に、前記作動フォーク及び前記遮断アームを結合する機
    械的連結装置を含む改善された貨幣積重ね装置。
  6. 【請求項6】 請求の範囲4記載の装置において、封入
    貨幣保管カセットの壁は、遮断アームがその定位置にあ
    る時に該遮断アームの第1の端部に接する位置にある第
    2の開口部を有する改善された貨幣積重ね装置。
  7. 【請求項7】 請求の範囲6記載の装置において、封入
    貨幣保管カセットは取りはずし可能であり、遮断アーム
    の定位置はその第1の端部に接するカセットの存在を表
    わす改善された貨幣積重ね装置。
  8. 【請求項8】 請求の範囲4記載の装置において、さら
    に、遮断アームがその定位置にある時に、該遮断アーム
    の第2の端部に接する位置にある存在検出スイッチを含
    む改善された貨幣積重ね装置。
  9. 【請求項9】 請求の範囲4記載の装置において、さら
    に、前記作動フォークと遮断アームを結合するばねを含
    む改善された貨幣積重ね装置。
  10. 【請求項10】 請求の範囲9記載の装置において、さ
    らに、前記遮断アームの第2の端部に接する位置にある
    存在検出スイッチを含み、封入貨幣保管カセットは取り
    はずし可能であり、その取りはずしにより、遮断アーム
    は、その第1の端部が第2の開口部を通過し、その第2
    の端部が移動して存在検出スイッチから離れ、作動フォ
    ークと遮断アームを結合するばねが作動フォークをその
    定位置に付勢するのに役立つ、離脱位置まで旋回する改
    善された貨幣積重ね装置。
  11. 【請求項11】 取りはずし可能な紙幣評価装置及び輸
    送ユニットと、 取りはずし可能なカセットと、 その改善が機械的貨幣押し込み装置を含む取付シャーシ
    とからなり、前記機械的貨幣押し込み装置は、 前記紙幣評価装置及び輸送ユニットに取り付けられたモ
    ータ駆動式カムと、 前記取付シャーシに旋回可能に取り付けられ、前記カム
    が回転する時に回転可能に駆動されるように前記カムの
    外面に乗る第1の端部を有する作動フォークとからな
    り、 前記取りはずし可能なカセットは、前記作動フォークが
    その定位置にある時に前記フォークの第2の端部に接す
    る位置にある開口部を有する封入壁と、前記フォークが
    その定位置にある時に封入壁に接する位置にある可動押
    し板とを含み、 カムが回転する時、作動フォークはその定位置から移動
    し、その第2の端部が前記開口部より突出して前記押し
    板を押し、前記押し板を移動せしめることを特徴とする
    貨幣評価装置及び積重ね装置。
  12. 【請求項12】 請求の範囲11記載の装置において、
    さらに、カムの位置を検出し、それにより作動フォーク
    の動作を監視するための手段を含む貨幣評価装置及び積
    重ね装置。
  13. 【請求項13】 請求の範囲12記載の装置において、
    検出手段は取りはずし可能な紙幣評価装置及び輸送ユニ
    ットに取り付けられる貨幣評価装置及び積重ね装置。
  14. 【請求項14】 請求の範囲11記載の装置において、
    さらに、作動フォークをその定位置に付勢するためのば
    ねを含む改善された貨幣積重ね装置。
  15. 【請求項15】 請求の範囲11記載の装置において、
    さらに、取付シャーシに旋回可能に取り付けられた遮断
    アームを含む貨幣評価装置及び重ね装置。
  16. 【請求項16】 請求の範囲15記載の装置において、
    さらに、前記作動フォーク及び前記遮断アームを結合す
    る機械的連結装置を含む貨幣評価装置及び積重ね装置。
  17. 【請求項17】 請求の範囲16記載の装置において、
    封入貨幣保管カセットの壁は、遮断アームがその定位置
    にある時に該遮断アームの第1の端部に接する位置にあ
    る第2の開口部を有する貨幣評価装置及び積重ね装置。
  18. 【請求項18】 請求の範囲17記載の装置において、
    遮断アームの定位置はその第1の端部に接するカセット
    の存在を表わす貨幣評価装置及び積重ね装置。
  19. 【請求項19】 請求の範囲18記載の装置において、
    さらに、遮断アームがその定位置にある時に、該遮断ア
    ームの第2の端部に接する位置にある、取りはずし可能
    な紙幣評価装置及び輸送ユニットに取り付けられた存在
    検出スイッチを含む貨幣評価装置及び積重ね装置。
  20. 【請求項20】 請求の範囲15記載の装置において、
    さらに、前記作動フォークと遮断アームを結合し、カセ
    ットが取りはずされた時に作動フォークをその定位置に
    付勢するのに役立つばねを含む貨幣評価装置及び積重ね
    装置。
  21. 【請求項21】 存在センサスイッチと、 定位置にある時に前記存在センサスイッチに接する位置
    にある第1の端部を有する遮断アームと、 前記遮断アームが定位置にある時に前記遮断アームの第
    2の端部に接する位置にある開口部を有する壁を備えた
    封入されかつ取りはずし可能な貨幣保管カセットと、 通常、前記開口部を有する壁の内側に接する位置にある
    ように前記封入貨幣保管カセット内に移動可能に取り付
    けられた押し板とからなり、 前記封入されかつ取りはずし可能な貨幣保管カセットが
    取りはずされた時、前記遮断アームは、その第1の端部
    が移動して前記存在センサスイッチから離れるように回
    転することを特徴とする改善された貨幣積重ね装置。
  22. 【請求項22】 請求の範囲21記載の装置において、
    封入されかつ取りはずし可能な貨幣保管カセットが存在
    し、前記押し板が積重ね位置の間を移動する時、前記遮
    断アームの第2の端部は前記第1の開口部を通過し、前
    記第1の端部は回転して前記存在センサスイッチから離
    れる、改善された貨幣積重ね装置。
  23. 【請求項23】 存在センサスイッチと、 定位置にある時に前記存在センサスイッチに接する位置
    にある第1の端部を有する遮断アームと、 前記遮断アームが定位置にある時に前記遮断アームの第
    2の端部に接する位置にある開口部を有する壁を備えた
    封入されかつ取りはずし可能な貨幣保管カセットと、 通常、前記開口部を有する壁の内側に接する位置にある
    ように前記封入貨幣保管カセット内に移動可能に取り付
    けられた押し板とからなり、 前記押し板が積重ね位置の間を移動する時、前記遮断ア
    ームの第2の端部は前記第1の開口部を通過し、前記第
    1の端部は回転して前記存在センサスイッチから離れる
    ことを特徴とする改善された貨幣積重ね装置。
  24. 【請求項24】 取りはずし可能な紙幣評価装置及び輸
    送ユニットと、 取りはずし可能なカセットと、 その改善が機械的貨幣押し込み装置を含む取付シャーシ
    とからなり、前記機械的貨幣押し込み装置は、 取りはずし可能な紙幣評価装置及び輸送ユニットに取り
    付けられた存在検出スイッチと、 前記取付シャーシに旋回可能に取り付けられ、その定位
    置にある時に前記存在検出スイッチに接する第1の端部
    を有する遮断アームとからなり、 前記ロック可能で取りはずし可能なカセットは、前記遮
    断アームがその定位置にある時に前記アームの第2の端
    部に接する位置にある開口部を有する封入壁と、前記ア
    ームがその定位置にある時に封入壁に接する位置にある
    可動押し板とを含み、 ロック可能で取りはずし可能なカセットが取りはずされ
    た時、前記遮断アームは、その第1の端部が移動して前
    記存在検出スイッチから離れることを特徴とする貨幣評
    価装置及び積重ね装置。
  25. 【請求項25】 請求の範囲24記載の装置において、
    封入されかつ取りはずし可能な貨幣保管カセットが存在
    し、前記押し板が積重ね位置の間を移動する時、前記遮
    断アームの第2の端部は前記第1の開口部を通過し、前
    記第1の端部は回転して前記存在検出スイッチから離れ
    る、貨幣評価装置及び積重ね装置。
JP7002123A 1994-01-10 1995-01-10 貨幣評価装置と安全ロック可能取りはずし貨幣カセット Withdrawn JPH0863636A (ja)

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