JPH0916829A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JPH0916829A
JPH0916829A JP7166630A JP16663095A JPH0916829A JP H0916829 A JPH0916829 A JP H0916829A JP 7166630 A JP7166630 A JP 7166630A JP 16663095 A JP16663095 A JP 16663095A JP H0916829 A JPH0916829 A JP H0916829A
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Masanobu Fujita
正信 藤田
Taichi Sato
太一 佐藤
Koji Kuroiwa
孝二 黒岩
Atsushi Kikuchi
篤 菊池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙幣処理装置の紙幣収納庫の装着を検出する
と共に、紙幣収納庫内に設けられかつ紙幣を収納位置に
押圧する押圧板の位置を検出する。 【構成】 この発明による紙幣処理装置では、収納庫検
出部材66は初期位置と作動位置との間で移動可能に紙
幣搬送装置5に隣接してフレーム2に取付けられる。収
納庫検出部材66は紙幣収納庫4をフレーム2内に装着
しないとき、初期位置にあり、紙幣収納庫4をフレーム
2内に装着したとき、紙幣収納庫4により作動位置に移
動される。作動位置にある収納庫検出部材66はフレー
ム2に固定した光学センサ80により検出される。紙幣
収納庫4をフレーム2内の所定の位置に装着したとき、
収納庫検出部材66の作動により自動的に紙幣収納庫4
の装着を検出できる。また、紙幣収納装置を作動したと
きに、押圧板37の作動をラック検出部材71によって
自動的に検出するので、正確な動作タイミングで押圧板
37を作動して紙幣10を確実に紙幣収納装置内に収容
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機、両替機
等の紙幣取扱装置、特に入口から投入されかつ真札と判
断された紙幣を収納する紙幣収納庫を備えた紙幣処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】入口から投入されかつ真札と判断された
紙幣を収納する紙幣収納庫を備えた自動販売機、両替機
等の紙幣取扱装置は公知である。この紙幣取扱装置は、
フレームと、フレームにより支持されかつ紙幣を投入す
る入口を備えた紙幣鑑別装置と、紙幣を収納する紙幣収
納庫と、紙幣鑑別装置から排出された紙幣を紙幣収納庫
へ搬送する紙幣搬送装置とを備えている。紙幣鑑別装置
は投入された紙幣の光学的特徴又は磁気的特徴を検出し
て、これらの特徴が紙幣鑑別装置内に記憶された特定の
パターンと同一であるか否かを判断する。紙幣の光学的
パターン又は磁気的パターンが特定のパターンと同一の
場合は真札と判断して、紙幣を出口に排出する。紙幣の
光学的パターン又は磁気的パターンが特定のパターンと
同一でないとき、紙幣鑑別装置は紙幣を入口に戻す。真
札と判断された紙幣は紙幣鑑別装置の出口から排出され
た後、紙幣搬送装置により紙幣収納庫に送られ、紙幣収
納庫に収納される。
【0003】紙幣収納庫はフレームに対して着脱可能に
取り付けられ、収納される紙幣が満杯になったとき、紙
幣収納庫を空の紙幣収納庫と交換する必要がある。紙幣
収納庫を交換したときに、紙幣収納庫が所定の位置に正
確に装着されているか否か検出する必要がある。紙幣収
納庫が所定の位置に正確に装着されていないと、紙幣搬
送装置から紙幣を紙幣収納庫の正しい位置に供給するこ
とができない。そこで、紙幣収納庫を正しい位置に装着
したことを検出する必要がある。
【0004】例えば、実願平3−47233号(実開平
5−79679号)には、紙幣を収納する紙幣収納庫に
揺動レバーを設けて、紙幣収納庫内の紙幣が満杯になっ
たとき、カセット内に設けた揺動レバーの作動により光
学式センサ又はマイクロスイッチを作動させて、満杯を
検出する技術が開示されている。しかしながら、この揺
動レバーは紙幣収納庫毎に設けられて紙幣の満杯を検出
できるが、カセットの挿入を検出する機能はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は紙
幣収納庫の装着を検出できる紙幣処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】また、この発明は紙幣収納庫の装着を検出
すると共に、紙幣収納庫内に設けられかつ紙幣を収納位
置に押圧する押圧板の位置を検出する紙幣処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による紙幣処理
装置は、フレームと、フレームにより支持されかつ紙幣
を投入する入口を備えた紙幣鑑別装置と、紙幣を収納す
る紙幣収納庫と、紙幣鑑別装置から排出された紙幣を紙
幣収納庫へ搬送する紙幣搬送装置とを備えている。収納
庫検出部材は初期位置と作動位置との間で移動可能に紙
幣搬送装置に隣接してフレームに取付けられる。収納庫
検出部材は紙幣収納庫をフレーム内に装着しないとき、
初期位置にあり、紙幣収納庫をフレーム内に装着したと
き、紙幣収納庫により作動位置に移動される。作動位置
にある収納庫検出部材はフレームに固定した検出手段に
より検出される。
【0008】収納庫検出部材はスプリングにより初期位
置に付勢され、紙幣収納庫をフレーム内に装着すると
き、紙幣収納庫はスプリングの弾力又は自重に抗して収
納庫検出部材を作動位置に移動させる。収納庫検出部材
の一端に傾斜する又は丸い接触端部が形成され、収納庫
検出部材の接触端部に当接するカム部が紙幣収納庫に設
けられる。紙幣収納庫をフレーム内に装着するとき、カ
ム部は収納庫検出部材の接触端部に当接して、収納庫検
出部材を初期位置から作動位置に回転させる。
【0009】この発明の実施例では、紙幣収納庫は紙幣
を収納位置に押圧する押圧板と、押圧板を駆動するリン
ク装置と、リンク装置に設けられたラックとを備えてい
る。初期位置と作動位置との間で移動可能にラック検出
部材が紙幣搬送装置に隣接してフレームに取付けられ
る。ラック検出部材は押圧板が紙幣を受け入れる受入位
置にあるとき、ラックにより作動位置に移動され、押圧
板が紙幣を収納位置に押圧したとき、ラックとの係合が
解除されて初期位置に移動される。フレームに固定した
ラック検出手段により作動位置にあるラック検出部材を
検出する。ラック検出部材はスプリングにより初期位置
に付勢され、押圧板が受入位置にあるとき、ラックはス
プリングの弾力又は自重に抗してラック検出部材を作動
位置に移動させる。収納庫検出部材及びラック検出部材
はフレームに回転可能に取り付けられたレバー又はフレ
ームに滑動可能に取り付けられたロッドである。
【0010】この発明の更に別の実施例では、収納庫検
出部材は紙幣収納庫をフレーム内に装着しないとき、初
期位置にあり、紙幣収納庫をフレーム内に装着したと
き、紙幣収納庫により第1の作動位置に移動される。フ
レームに固定した収納庫検出手段により第1の作動位置
にある収納庫検出部材を検出する。収納庫検出部材は押
圧板が紙幣を受け入れる受入位置にあるとき、ラックに
より第2の作動位置に移動され、押圧板が紙幣を収納位
置に押圧したとき、ラックとの係合が解除されて第1の
作動位置に移動される。フレームに固定したラック検出
手段により第2の作動位置にある収納庫検出部材を検出
する。収納庫検出部材はスプリングにより初期位置に付
勢され、紙幣収納庫をフレーム内に装着するとき、紙幣
収納庫はスプリングの弾力又は自重に抗して収納庫検出
部材を第1の作動位置に移動させ、押圧板が受入位置に
あるとき、ラックはスプリングの弾力又は自重に抗して
収納庫検出手段を第2の作動位置に移動させる。
【0011】
【作用】紙幣収納庫をフレーム内の所定の位置に装着し
たとき、収納庫検出部材の作動により自動的に紙幣収納
庫の装着を検出することができる。また、紙幣収納装置
を作動したときに、押圧板の作動をラック検出部材によ
って自動的に検出するので、正確な動作タイミングで押
圧板を作動して紙幣を確実に紙幣収納装置内に収容する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明による紙幣処理装置の実施例
を図1〜図9について説明する。
【0013】図1に示すように、この発明による紙幣処
理装置1は、金属製のパネルにより形成されたほぼL字
状のフレーム2を有する。フレーム2内には、紙幣10
を投入する入口11を備えた紙幣鑑別装置3と、紙幣1
0を収納する紙幣収納庫4と、紙幣鑑別装置3から排出
された紙幣10を紙幣収納庫4へ搬送する紙幣搬送装置
5が配置され、フレーム2内に支持される。
【0014】紙幣鑑別装置3は入口11から出口12ま
でL字状に延びる搬送通路13と、搬送通路13に沿っ
て紙幣10を搬送する紙幣搬送装置5のベルト14を備
えている。紙幣搬送装置5は、ベルト14を駆動する駆
動プーリ15と、複数のアイドルローラ16〜19を有
する。入口11から投入される紙幣10の光学的パター
ンを検出する光学センサ20及び紙幣10の磁気的パタ
ーンを検出する磁気センサ21が搬送通路13に沿って
設けられる。磁気センサ21に紙幣10を押圧するた
め、押圧ローラ22が磁気センサ21に対向して配置さ
れる。また、入口11に隣接して紙幣10の挿入を検出
する光学センサ23が設けられ、出口12に隣接して紙
幣10の排出を検出する光学センサ24(図3)が設け
られる。光学センサ23、24は例えば発光ダイオード
と受光トランジスタとの組み合わせであり、光学センサ
20は赤外線発光ダイオードと受光トランジスタとの組
み合わせである。
【0015】紙幣鑑別装置3の下方には紙幣収納庫4が
配置される。紙幣収納庫4は図5に示すように、紙幣収
納部30及びプッシャ収納部31とを形成するケース3
2を有する。紙幣収納部30には背板33と、背板33
をプッシャ収納部31に向かって押圧する押圧スプリン
グ34とが収容される。プッシャ収納部31にはケース
32内に供給された紙幣10を紙幣収納部30内に押圧
するプッシャ35が配置される。プッシャ35は押圧板
37を駆動するリンク装置36と、リンク装置36の一
端に接続されかつ紙幣10を収納位置に押圧する押圧板
37と、リンク装置36の他端に接続されたラック38
とを備えている。リンク装置36はX字状に連結された
一対のリンク41と42を有する。リンク41の一端4
1aは押圧板37に軸着され、他端41bはケース32
に軸着される。リンク42の一端42aは押圧板37に
軸着され、他端42bはラック38に軸着される。ラッ
ク38にはピニオン45が噛合し、図2に示すように、
ピニオン45は紙幣鑑別装置3内に設けられたモータ5
0により駆動される。
【0016】モータ50の出力軸にはロータリエンコー
ダ51が連結され、ロータリエンコーダ51の回転によ
り発生するパルスは、紙幣10の搬送位置を決定する図
示しないパルス計数装置により計数される。モータ50
の出力軸に取り付けられたギア50aは第1軸53に取
り付けられた第1ギア52に連結され、第1軸53には
第2ギア54が取り付けられる。第2ギア54は第2軸
56に取り付けられた第3ギア55に連結され、第2軸
56の第4ギア57は第3軸58に取り付けられた第5
ギア59に連結される。第3軸58に取り付けられた第
6ギア60は第7ギア61を介して第4軸63に取り付
けられた第8ギア62に連結される。第4軸63に取り
付けられた第9ギア64は紙幣鑑別装置3から突出して
取り付けられる第10ギア65に連結される。第10ギ
ア65は紙幣収納庫4のケース32内に回転可能に取り
付けられた第11ギア66及び第12ギア67を介して
第13ギア68に連結される。第13ギア68が取り付
けられるピニオン軸69にはピニオン45が取り付けら
れる。このため、モータ50が一方に回転すると、ラッ
ク38は図3に示す受入位置まで上方に移動される。ラ
ック38が受入位置にあると、押圧板37はケース32
に形成された入口32aからケース32内に供給される
紙幣10は押圧板37と背板33との間に配置される。
この状態で、モータ50が他方に回転すると、ラック3
8が図4に示す押圧位置まで下方に移動する。ラック3
8が押圧位置に移動すると、リンク装置36を介して押
圧板37を背板33に向かって押圧され、紙幣10を紙
幣収納部30内に収容する。押圧板37により紙幣10
を紙幣収納部30内に押圧する押込ユニットは例えば実
開平5−79679号公報により公知であるから、詳細
な説明を省略する。
【0017】図6に示すように、紙幣鑑別装置3には同
一形状のレバーにより構成される収納庫検出部材70と
ラック検出部材71がレバーシャフト72と73により
回転可能にフレーム2に取り付けられる。収納庫検出部
材70及びラック検出部材71は、それぞれ図6に示す
初期位置と図8に示す作動位置との間で移動可能に紙幣
搬送装置5に隣接してフレーム2に取付けられる。収納
庫検出部材70の一端には丸い接触端部70aが形成さ
れ、収納庫検出部材70の接触端部70aに当接するケ
ース32のカム部74が紙幣収納庫4に設けられる。ラ
ック検出部材71の一端にはラック38の端部38aに
当接可能な丸い接触端部71aが形成される。
【0018】カム部74に形成された開口部74aを通
じて接触端部71aはラック38の端部38aに当接す
る。また、収納庫検出部材70はスプリング75により
図6の初期位置に付勢され、ラック検出部材71はスプ
リング76により図6の初期位置に付勢される。また、
収納庫検出部材70及びラック検出部材71の各他端7
0b、71bには発光ダイオードと受光トランジスタか
らなる光学センサ(収納庫検出手段及びラック検出手
段)80、81がフレーム2に固定される。
【0019】収納庫検出部材70は紙幣収納庫4をフレ
ーム2内に装着しないとき、図6の初期位置にある。図
5に示すように、紙幣収納庫4をフレーム2内に装着す
るとき、カム部74は収納庫検出部材70の接触端部6
0aに当接して、スプリング75の弾力又は自重に抗し
て収納庫検出部材70を図6の初期位置から図7及び図
8の作動位置に回転させる。このため、収納庫検出手段
70の他端70bが光学センサ80から離間して、紙幣
収納庫4の装着を検出する検出信号が光学センサ80か
ら生ずる。図1に示す押圧板37はケース32に形成さ
れた入口32aを覆う待機位置にあり、押圧板37が待
機位置にあると紙幣の不正抜き取りを防止することがで
きる。
【0020】ラック38が図4の押圧位置にあるとき、
押圧板37が紙幣10を収納位置に押圧し、ラック検出
部材71はラック38との係合が解除されて図6の初期
位置に移動される。ラック検出部材71が押圧板37が
紙幣10を受け入れる受入位置に移動されると、ラック
38はスプリング76の弾力又は自重に抗してラック検
出部材71を図8の作動位置に移動させる。
【0021】このように、本実施例では、紙幣収納庫4
をフレーム2内の所定の位置に装着したとき、収納庫検
出部材70の作動により自動的に紙幣収納庫4の装着を
検出することができる。また、紙幣収納装置3を作動し
たときに、押圧板37の作動をラック検出部材71によ
って自動的に検出するので、正確な動作タイミングで押
圧板37を作動して紙幣10を確実に紙幣収納装置内に
収容することができる。
【0022】また、収納庫検出部材70、ラック検出部
材71、光学センサ80、81を紙幣鑑別装置3内に取
り付けられるので、配線を引き回すことなく、紙幣鑑別
装置3及び紙幣収納庫4を円滑な作業により効率よく組
み立てることができる。また、光学センサ80、81が
紙幣鑑別装置3内に配置されるので、異物により損傷し
たり電気的特性が劣化しない。このため、誤動作を生ず
ることなく、長期間確実に光学センサ80、81を作動
することができる。
【0023】この発明の実施態様は前記実施例に限定さ
れず変更が可能である。例えば、ラック検出手段71を
省略して、初期位置、第1の作動位置及び第2の作動位
置で移動する収納庫検出手段70により紙幣収納庫4と
ラックとを検出することができる。即ち、収納庫検出部
材70は紙幣収納庫4をフレーム2内に装着しないと
き、図6及び図9の初期位置90にあり、収納庫検出部
材70はスプリング75により図6の初期位置に付勢さ
れる。紙幣収納庫4をフレーム2内に装着したとき、紙
幣収納庫4はスプリング75の弾力又は自重に抗して収
納庫検出部材70を図8及び図9の第1の作動位置91
に移動させる。光学センサ80は図7の第1の作動位置
への収納庫検出部材70の移動を検出する。収納庫検出
部材70は押圧板37が紙幣10を受け入れる受入位置
にあるとき、ラック38の端部に設けた薄い突起38b
はカム部74に形成されたスリット94を通じて突出可
能に配置される。スリット94の幅は突起38bより大
きいが、接触端部70aより小さい。このため、接触端
部70aはカム部74上で滑動すると共に、スプリング
75の弾力又は自重に抗して突起38bにより押圧され
る。スプリング75の弾力又は自重に抗して収納庫検出
部材70を第1の作動位置91から更に回転した第2の
作動位置92に移動させる。このとき、他の光学センサ
93により第2の作動位置92に移動した収納庫検出部
材70を検出する。押圧板37が紙幣10を収納位置に
押圧したとき、ラック38との係合が解除されて図8の
第1の作動位置に戻される。
【0024】また、収納庫検出部材70とラック検出部
材71は回転可能に取り付けられたレバーにより構成す
る例を示したが、フレーム2に滑動可能に取り付けられ
たロッドでもよい。収納庫検出部材の接触端部60aは
丸く形成する代わりに傾斜面を設けてもよい。収納庫検
出部材70又はラック検出部材71の回転をマイクロス
イッチ又は磁気検出手段により検出してもよい。
【0025】
【発明の効果】前記のように、この発明では、紙幣収納
庫の装着を自動的に検出することができるので、紙幣処
理装置の組立及び作動を確実に行うことができる。ま
た、紙幣収納庫の組立及び作動を確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による紙幣処理装置の断面図
【図2】 図1の紙幣処理装置の駆動装置を示す断面図
【図3】 図1の紙幣処理装置の押圧板を受入位置に移
動した状態の断面図
【図4】 図1の紙幣処理装置の押圧板を押圧位置に移
動した状態の断面図
【図5】 紙幣収納庫を除去した状態を示す断面図
【図6】 初期位置にある収納庫検出部材及びラック検
出部材を示す斜視図
【図7】 収納庫検出部材のみ作動位置に移動した状態
を示す斜視図
【図8】 作動位置にある収納庫検出部材及びラック検
出部材を示す斜視図
【図9】 この発明の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1・・紙幣処理装置、 2・・フレーム、 3・・紙幣
鑑別装置、 4・・紙幣収納庫、 5・・紙幣搬送装
置、 10・・紙幣、 13・・搬送通路、 36・・
リンク装置、 37・・押圧板、 38・・ラック、
70・・収納庫検出部材、 71・・ラック検出部材、
70a、71a・・接触端部、 74・・カム部、
75、76・・スプリング、 80、81・・光学セン
サ(検出手段)、
フロントページの続き (72)発明者 菊池 篤 神奈川県相模原市鹿沼台1丁目9番15号 日本金銭機械株式会社相模原研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、フレームにより支持されか
    つ紙幣を投入する入口を備えた紙幣鑑別装置と、紙幣を
    収納する紙幣収納庫と、紙幣鑑別装置から排出された紙
    幣を紙幣収納庫へ搬送する紙幣搬送装置とを備えた紙幣
    処理装置において、 初期位置と作動位置との間で移動可能に収納庫検出部材
    を紙幣搬送装置に隣接してフレームに取付け、 収納庫検出部材は紙幣収納庫をフレーム内に装着しない
    とき、初期位置にあり、紙幣収納庫をフレーム内に装着
    したとき、紙幣収納庫により作動位置に移動され、 フレームに固定した検出手段により作動位置にある収納
    庫検出部材を検出することを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】 収納庫検出部材はスプリングにより初期
    位置に付勢され、紙幣収納庫をフレーム内に装着すると
    き、紙幣収納庫はスプリングの弾力又は自重に抗して収
    納庫検出部材を作動位置に移動させる請求項1に記載の
    紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】 収納庫検出部材の一端に傾斜する又は丸
    い接触端部が形成され、収納庫検出部材の接触端部に当
    接するカム部が紙幣収納庫に設けられ、紙幣収納庫をフ
    レーム内に装着するとき、カム部は収納庫検出部材の接
    触端部に当接して、収納庫検出部材を初期位置から作動
    位置に回転させる請求項1又は2に記載の紙幣処理装
    置。
  4. 【請求項4】 収納庫検出部材はフレームに回転可能に
    取り付けられたレバー又はフレームに滑動可能に取り付
    けられたロッドである請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の紙幣処理装置。
  5. 【請求項5】 フレームと、フレームにより支持されか
    つ紙幣を投入する入口を備えた紙幣鑑別装置と、紙幣を
    収納する紙幣収納庫と、紙幣鑑別装置から排出された紙
    幣を紙幣収納庫へ搬送する紙幣搬送装置とを備え、紙幣
    収納庫は紙幣を収納位置に押圧する押圧板と、押圧板を
    駆動するリンク装置と、リンク装置に設けられたラック
    とを備えた紙幣処理装置において、 初期位置と作動位置との間で移動可能に収納庫検出部材
    を紙幣搬送装置に隣接してフレームに取付け、 収納庫検出部材は紙幣収納庫をフレーム内に装着しない
    とき、初期位置にあり、紙幣収納庫をフレーム内に装着
    したとき、紙幣収納庫により作動位置に移動され、 フレームに固定した収納庫検出手段により作動位置にあ
    る収納庫検出部材を検出し、 初期位置と作動位置との間で移動可能にラック検出部材
    を紙幣搬送装置に隣接してフレームに取付け、 ラック検出部材は押圧板が紙幣を受け入れる受入位置に
    あるとき、ラックにより作動位置に移動され、押圧板が
    紙幣を収納位置に押圧したとき、ラックとの係合が解除
    されて初期位置に移動され、 フレームに固定したラック検出手段により作動位置にあ
    るラック検出部材を検出することを特徴とする紙幣処理
    装置。
  6. 【請求項6】 収納庫検出部材はスプリングにより初期
    位置に付勢され、紙幣収納庫をフレーム内に装着すると
    き、紙幣収納庫はスプリングの弾力又は自重に抗して収
    納庫検出部材を作動位置に移動させ、ラック検出部材は
    スプリングにより初期位置に付勢され、押圧板が受入位
    置にあるとき、ラックはスプリングの弾力又は自重に抗
    してラック検出部材を作動位置に移動させる請求項5に
    記載の紙幣処理装置。
  7. 【請求項7】 収納庫検出部材の一端に傾斜する又は丸
    い接触端部が形成され、収納庫検出部材の接触端部に当
    接するカム部が紙幣収納庫に設けられ、紙幣収納庫をフ
    レーム内に装着するとき、カム部は収納庫検出部材の接
    触端部に当接して、収納庫検出部材を初期位置から作動
    位置に回転させる請求項5又は6に記載の紙幣処理装
    置。
  8. 【請求項8】 収納庫検出部材及びラック検出部材はフ
    レームに回転可能に取り付けられたレバー又はフレーム
    に滑動可能に取り付けられたロッドである請求項5〜7
    のいずれか1項に記載の紙幣処理装置。
  9. 【請求項9】 フレームと、フレームにより支持されか
    つ紙幣を投入する入口を備えた紙幣鑑別装置と、紙幣を
    収納する紙幣収納庫と、紙幣鑑別装置から排出された紙
    幣を紙幣収納庫へ搬送する紙幣搬送装置とを備え、紙幣
    収納庫は紙幣を収納位置に押圧する押圧板と、押圧板を
    駆動するリンク装置と、リンク装置に設けられたラック
    とを備えた紙幣処理装置において、 初期位置と作動位置との間で移動可能に収納庫検出部材
    を紙幣搬送装置に隣接してフレームに取付け、 収納庫検出部材は紙幣収納庫をフレーム内に装着しない
    とき、初期位置にあり、紙幣収納庫をフレーム内に装着
    したとき、紙幣収納庫により第1の作動位置に移動さ
    れ、 フレームに固定した収納庫検出手段により第1の作動位
    置にある収納庫検出部材を検出し、 収納庫検出部材は押圧板が紙幣を受け入れる受入位置に
    あるとき、ラックにより第2の作動位置に移動され、押
    圧板が紙幣を収納位置に押圧したとき、ラックとの係合
    が解除されて第1の作動位置に移動され、 フレームに固定したラック検出手段により第2の作動位
    置にある収納庫検出部材を検出することを特徴とする紙
    幣処理装置。
  10. 【請求項10】 収納庫検出部材はスプリングにより初
    期位置に付勢され、紙幣収納庫をフレーム内に装着する
    とき、紙幣収納庫はスプリングの弾力又は自重に抗して
    収納庫検出部材を第1の作動位置に移動させ、押圧板が
    受入位置にあるとき、ラックはスプリングの弾力又は自
    重に抗して収納庫検出手段を第2の作動位置に移動させ
    る請求項9に記載の紙幣処理装置。
  11. 【請求項11】 収納庫検出部材はフレームに回転可能
    に取り付けられたレバー又はフレームに滑動可能に取り
    付けられたロッドである請求項9又は10のいずれか1
    項に記載の紙幣処理装置。
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JP2009129235A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Aruze Corp 紙葉類処理装置

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