JP4176914B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動販売機、両替機、パチンコ玉貸機、メタル貸機等に使用される紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に紙幣(クーポン券等を含む)を取り扱う自動販売機等の機器本体内には、挿入された紙幣の真偽を判別するとともに、真券と見なされた紙幣のみを蓄積収容するようにした紙幣処理装置が装着されている。
【0003】
図8は従来の紙幣処理装置を示す要部破断概念側面図である。
この従来の紙幣処理装置21は、装置本体22と、該装置本体22の背面22aに着脱自在に装着されたスタッカー52から構成されている。
【0004】
このうち、装置本体22には、紙幣挿入口23から挿入された紙幣101をL字形状の紙幣搬送路24に沿って搬送する紙幣搬送ベルト26からなる紙幣搬送手段25と、紙幣101の真偽を判別する磁気ヘッド等からなる紙幣識別手段42と、該紙幣識別手段42により真券と判断された紙幣101を1枚ずつスタッカー52側へ移動させる紙幣移動手段35とが配設されている。
【0005】
このうち、紙幣搬送手段25は、紙幣搬送路24の水平部24aおよび垂直部24bに沿って張設された無端の紙幣搬送ベルト26と、該紙幣搬送ベルト26を回転駆動するプーリ27、28、29、30からなる紙幣搬送ベルト駆動手段31とから構成されている。
【0006】
また、紙幣移動手段35は、本願出願人が先に提案した特願平5−276592号の明細書に開示されているように、装置本体22の両サイド長手方向に配設され、その上下端を軸として一方向に回転自在に支承された一対の紙幣案内ドラム36から構成されている。また、この紙幣案内ドラム36は、図8の要部概念断面図で示す図9のように、その周面に、紙幣101の幅方向端部を嵌挿するスリット36aが紙幣搬送路24の垂直部24bに沿って形成されている。なお、図9の符号32、33は、それぞれ、紙幣搬送路24を形成している上シュート、上シュートである。
なお、この紙幣移動手段35の詳細については、特願平5−276592号の明細書を参照されたい。
【0007】
一方、図8で示すスタッカー52は、正面に向け開口部53aが形成された筐体53からなり、筐体53の下端53bで、紙幣搬送ベルト26と対向するスタッカー52の部分には、図9で示すように、紙幣搬送ベルト26との間に紙幣を挟持して該紙幣を搬送する補強ローラ55が、直接かつ回動自在に支承されている。
【0008】
この従来の紙幣処理装置21では、図8で示す紙幣挿入口23内に紙幣101が挿入され、図示せぬ紙幣検出センサによって紙幣101の有無が検出されると、その検出信号に基づき紙幣搬送ベルト26が反時計方向に回転し、紙幣101はその搬送力により紙幣搬送路4の水平部4aに沿って水平搬送される。なお、その際、シャッター手段41が駆動し、それによりシャッターは図面左方向へ移動し紙幣搬送路24の垂直部24bが拡開される。
【0009】
また、この紙幣101が紙幣搬送路24の垂直部24bに沿って略90度上方へ搬送されると、紙幣識別手段42より紙幣101の真偽が判定され、紙幣101が偽券と判断されると、紙幣搬送ベルト26が反転(時計方向へ回転)して、当該紙幣101は紙幣挿入口23から返却される。
【0010】
一方、紙幣101が紙幣識別手段42により真券と判断された場合は、その検出信号に基づき紙幣搬送ベルト26の正転が持続し、紙幣101はさらに垂直部24bの下流へ搬送される。
そして、紙幣101が図9で示す補強ローラ55に達すると、紙幣101は、正転する紙幣搬送ベルト26と補助ローラ55との間に挟持され、さらに下流のスリット36a内へ確実に搬送される。
【0011】
次に、この紙幣101の先端が紙幣案内ドラム36のスリット36a下端に嵌挿すると、紙幣101は同時に紙幣案内ドラム36のスリット36aの端部と紙幣搬送ベルト26との間に挟持され、これにより紙幣101はさらにスリット26aに沿って上方に搬送され、その後、紙幣101がスリット23内の所定位置に達したことが図示せぬセンサ等により検出されると、紙幣搬送ベルト26の正転が停止するとともに紙幣案内ドラム36が反対方向に同位相で回転し、これにより、スリット36a内に嵌挿された紙幣101はスタッカー52側に平行移動する。
【0012】
そして、このスタッカー側に平行移動する紙幣101が、スタッカー52に達すると、紙幣101は、図示せぬスタックバネを介し図示せぬスタッカープレートと紙幣案内ドラム36の外周面との間に挟持され、その際同時に、紙幣案内ドラム36の回転に応じてスタッカー52側に移動する図示せぬシュートによって押されるので、紙幣101はスリット36aから解放され、これによりスタッカー52内に確実に押し込められ収容される。
【0013】
また、このような従来の紙幣処理装置21では、スタッカー52は装置本体22に着脱自在であるから、装置本体2の保守点検やスタッカー52内の収容紙幣を回収する際には、スタッカー52を装置本体22から離脱し、その作業を行うようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の紙幣処理装置21では、紙幣101を内部に収容するスタッカー52には、装置本体22に向け開口部53aが形成されているから、装置本体22の保守点検やスタッカー52内の収容紙幣を回収する際、スタッカー52を装置本体22から離脱すると、スタッカー52内の収容紙幣101が、スタッカー52から下方に落下しやすいという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑み、紙幣を安定して搬送でき、かつ、紙幣回収等の際にスタッカー内の収容紙幣の落下を可及的に阻止する紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、この発明に係わる紙幣処理装置では、紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送ベルトを具えた装置本体と、該装置本体に着脱自在に装着され、前記紙幣搬送ベルトにより搬送された前記紙幣を内部に収容するスタッカーであって、前記紙幣搬送ベルトに対向して配設され、前記紙幣搬送ベルトとの間に前記紙幣を挟持して搬送する補助ローラを回動自在に支承するスタッカーとからなる紙幣処理装置において、前記スタッカーは、先端が上方に向け形成され、該先端に前記補助ローラを支承するL字形状のレバーと、該L字形状のレバーを前記紙幣搬送ベルト側へ常時付勢する付勢手段とを具え、前記スタッカーを前記装置本体に装着した際には、前記紙幣を前記付勢手段の付勢力により前記紙幣搬送ベルトと前記補助ローラとの間に挟持させ搬送させるとともに、前記スタッカーが前記装置本体から離脱する際には、前記L字形状のレバーにより、前記スタッカーに収容された前記紙幣が前記スタッカーから落下することを防止するようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わる紙幣処理装置の一実施例を詳述する。
この発明に係わる紙幣処理装置1は、図8で示す従来の装置本体22と、該装置本体22の背面22aに着脱自在に装着される図1で示すスタッカー2とから構成されている。
【0017】
このうち、図1で示すスタッカー2は、正面に向け開口部3aが形成された筐体3と、筐体3の開口部3a側下端3bに配設されたL字形状のレバー4と、該L字形状のレバー4の先端4aに軸7を介し回動自在に支承される補助ローラ5と、L字形状のレバー4を正面側へ常時付勢する付勢手段6(図3)とから構成されている。
なお、図1は、装置本体22から離脱したスタッカー2の様子を示す要部概念破断面図である。
【0018】
また、このうちの筐体3には、側方に、紙幣落下防止用の爪10が配設されており、また、下端3bには、開口部3aに向け突出する紙幣逆戻り防止レバー11が配設されている。また、この紙幣逆戻り防止レバー11は、第1のレバー11aと、第2のレバー11bからなる2段折れ曲がりレバーで、図2で示すように、下端3bの略中央に配設されている。
なお、図2は、装置本体22に装着した際のスタッカー2の様子を示す概念正面図で、図1と同一部分を同一符号で示している。
一方、図1で示すL字形状のレバー4は、上方に向け形成されている先端4aと、筐体3に支承される後端4bとからなり、このL字形状のレバー4は、図2で示すように、筐体3の下端3bで、紙幣逆戻り防止レバー11を挟んだ幅方向両側に配設されている。
【0019】
また、各L字形状のレバー4は、紙幣処理装置1の要部概念断面図で示す図3のように、後端4b側が筐体3内の支承溝3c内に嵌挿するとともに、その後端4b側に形成された案内溝8によって筐体3の支承部3dに係合しており、これにより、各L字形状のレバー4は、筐体3に対し所定距離内でスライド自在に支承されている。
【0020】
また、各L字形状のレバー4をスタッカー2の正面側へ付勢する付勢手段6は、筐体3内の支承溝3c内に配設されたバネであって、各L字形状のレバー4の後端4bに連結する先端6aと、スタッカー2の筐体3に連結される後端6bから構成されている。
なお、図3では、図1、8と同一部分を同一符号で示している。
【0021】
次に、上述した紙幣処理装置1の動作を説明するとともに、紙幣処理装置1の構成についてさらに詳細に説明する。
この紙幣処理装置1では、図1で示すスタッカー2には、その上方に突出部9が形成されている。このスタッカー2の突出部9を、装置本体22の背面22aで、長手方向上方に形成された図示せぬ装着用溝に嵌合させると、図8で示す従来の紙幣処理装置21と同様に、スタッカー2を装置本体52に装着することができる。
【0022】
また、このようにスタッカー2が装置本体52に装着されると、スタッカー2では、図2で示すように、紙幣落下防止用の爪10が開口部3aから退避し、また、紙幣逆戻り防止レバー11が、紙幣処理装置1の要部概念断面図で示す図4のように、一対の紙幣案内ドラム36間に配置される。
【0023】
また、各L字形状のレバー4は、図3で示すように、付勢手段6による付勢力に抗して支承溝3c内を案内溝8に沿って紙幣搬送ベルト26と反対側(矢印Aの方向)にスライドし、また、各L字形状のレバー4の先端4aに回動自在に支承されている各補助ローラ5は、図4で示すように、紙幣搬送ベルト26と対向して配置されるとともに、付勢手段6による付勢力によって紙幣搬送ベルト26に圧接する。
【0024】
したがって、このとき、装置本体22に配設された紙幣識別手段42により真券と判断された紙幣101が、紙幣搬送ベルト26の正転によって紙幣搬送路24の垂直部24bに搬送されると、紙幣101は、図3および図4で示すように、付勢手段6による付勢力によって紙幣搬送ベルト26と補助ローラ5との間に挟持されるから、紙幣101を確実に下流のスリット36a内へ搬送することができる。
【0025】
なお、スリット36a内に搬送された紙幣101は、前述したように、その後、紙幣搬送ベルト26と紙幣搬送ドラム26の端部とにより把持され、スタッカー2の開口部3aに向け平行移動するが、このとき、紙幣逆戻り防止用レバー11は紙幣101の下端に押圧され図示せぬ付勢手段に抗して図示せぬ孔内に退避するので、紙幣101の収容動作は円滑に行なわれ、また、紙幣101がスタッカー2の筐体3内に収容されると、紙幣逆戻り防止用レバー11は、前記付勢手段の付勢力により図1で示す初期状態に復帰し、図4で示すように収容された紙幣101の下端略中央を覆って拘束するため、紙幣の幅方向略中央が紙幣搬送路24bから突出し、次に収容される紙幣101の搬送を妨害する虞は可及的に防止される。
【0026】
一方、このスタッカー2を装置本体22から離脱するには、図1で示すスタッカー2の突出部9と装置本体22の前記装着用溝との嵌合を解除すればよい。
【0027】
このようにしてスタッカー2を装置本体22から離脱すると、離脱したスタッカー2の様子を示す概念平面図で示す図5のように、同時に、紙幣落下防止用の爪10が開口部3aに向け突出するとともに、L字形状のレバー4は、図3と同一部分で示す図6のように、付勢手段6による付勢力によって、支承溝3c内を案内溝8に沿って紙幣搬送ベルト26側(矢印Bの方向)にスライドし、初期状態に復帰する。
なお、図6は、紙幣処理装置1の要部概念断面図で、符号4cは、筐体3の支承部3dと当接してL字形状のレバー4の紙幣搬送ベルト26側へのスライドを規制するストッパーを示している。
【0028】
また、このように初期状態に復帰するL字形状のレバー4は、その先端4aが上方に向け形成されているから、スタッカー2内に収容された紙幣101は、その下端を、下方および正面からL字形状のレバー4によって覆われ拘束され、そのため、この紙幣処理装置1では、スタッカー2を装置本体22から離脱する際、スタッカー2内の収容紙幣101がスタッカー2の下方から落下することを可及的に防止することができる。
【0029】
したがって、装置本体22の保守点検作業やスタッカー2内の紙幣の回収作業を行う際、装置本体22からスタッカー2を離脱する場合に、スタッカー2内に収容された紙幣101がスタッカー2の下方に落下することを可及的に防止でき、また、これにより、装置本体22の保守点検作業やスタッカー2内の収容紙幣101の回収作業を、簡単かつ安全に行うことができる。
また、この紙幣処理装置1では、L字形状のレバー4をスタッカー2の幅方向両側に配設しているから、図4と同一部分を同一符号で示す図7のように、紙幣101は、これら2本のL字形状のレバー4によって、その下端の幅方向両側を覆われ拘束されるとととなり、そのため、紙幣101がスタッカー2の下方から落下することを更に一層防止することができる。
【0030】
また、この紙幣処理装置1では、L字形状のレバー4の先端4aには、補助ローラ5が回動自在に支承されているから、スタッカー2内に収容された紙幣101は、その下端が、L字形状のレバー4によって下方および正面から覆われるとともに、補助ローラ5によっても正面から覆われ拘束されるので、この補助ローラ5によって、紙幣101がスタッカー2の下方に落下することを更に一層防止することができる。
【0031】
また、この紙幣処理装置1では、スタッカー2が装置本体22から離脱された際、図5で示すように、紙幣落下防止用の爪10が開口部3aに向け突出するから、紙幣101は、その側方を紙幣落下防止用の爪10で覆われ拘束され、これにより、装置本体52からスタッカー22を離脱する際、スタッカー2内の紙幣101がスタッカー2の側方から落下することを防止することができる。
【0032】
また、この紙幣処理装置1では、スタッカー2の幅方向略中央には紙幣逆戻り防止レバー11が配設されており、該紙幣逆戻り防止レバー11は、スタッカー2が装置本体22から離脱される際、紙幣の収容動作を終了して上述のように初期状態に復帰しているから、紙幣101は、図7で示すように、下方の幅方向両側をL字形状のレバー4によって覆われ拘束されるとともに、下方の略中央を紙幣逆戻り防止レバー11によって覆われ拘束されることとなる。そのため、スタッカー2内に収容された紙幣101が、スタッカー2の下方に落下することを更に一層防止することができる。
【0033】
したがって、この紙幣処理装置1では、装置本体22からスタッカーを離脱して、装置本体22の保守点検作業やスタッカー2内の収容紙幣101の回収作業を行なう際、スタッカー2内に収容された紙幣101が、スタッカー2の下方に落下することを更に可及的に防止でき、これにより、装置本体22の保守点検作業やスタッカー2内の収容紙幣101の回収作業を、一層、簡単かつ安全に行うことができる。
【0034】
なお、この実施例の紙幣処理装置1では、2本のL字形状のレバー4を具えることとし、これにより、上述のようにスタッカー2内の紙幣101の落下を一層防止することとしたが、この発明の紙幣処理装置では、L字形状のレバー4の本数はこれに限定せず、例えば、紙幣搬送ベルト26に応じて、L字形状のレバー4を1本配設するものであってもよく、その場合であっても、L字形状のレバー4の先端4aが、紙幣101の下方を覆って拘束し、収容紙幣101がスタッカー2の下方に落下することを可及的に防止できることは言うまでもない。
【0035】
また、この実施例の紙幣処理装置1では、スタッカー2に紙幣逆戻り防止レバー11を配設することとし、装置本体22からスタッカー2を離脱する際、上述のように紙幣逆戻り防止レバー11によってもスタッカー2内の紙幣が落下することを防止して、収容紙幣落下防止の効果を一層高めることとしたが、この発明の紙幣処理装置は、スタッカー2にL字形状のレバー4を具えていれば、紙幣逆戻り防止レバー11を配設していないものであってもよく、そのような紙幣処理装置であっても、L字形状のレバー4の先端4aが、紙幣101の下方を覆って拘束し、収容紙幣101がスタッカー2の下方に落下することを可及的に防止することができることは言うまでもない。
【0036】
また、この実施例の紙幣処理装置1では、紙幣落下防止用の爪10を配設することとし、装置本体22からスタッカー2を離脱する際、紙幣落下防止用の爪10によってもスタッカー2内の紙幣が落下することを防止して、収容紙幣落下防止の効果を一層高めることとしたが、この発明の紙幣処理装置は、スタッカー2にL字形状のレバー4を具えていれば、紙幣落下防止用の爪10を配設しないものであってもよく、このような紙幣処理装置であっても、スタッカー2内の収容紙幣の落下を防止することができることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の紙幣処理装置では、紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送ベルトを具えた装置本体と、該装置本体に着脱自在に装着され、紙幣搬送ベルトにより搬送された紙幣を内部に収容するスタッカーであって、紙幣搬送ベルトに対向して配設され、紙幣搬送ベルトとの間に紙幣を挟持して搬送する補助ローラを回動自在に支承するスタッカーとからなる紙幣処理装置において、スタッカーは、先端が上方に向け形成され、該先端に補助ローラを支承するL字形状のレバーと、該L字形状のレバーを前記紙幣搬送ベルト側へ常時付勢する付勢手段とを具えることとしたから、スタッカーを装置本体に装着した際には、紙幣を付勢手段の付勢力により紙幣搬送ベルトと補助ローラとの間に挟持させ搬送させるとともに、スタッカーが装置本体から離脱する際には、L字形状のレバーにより、スタッカーに収容された紙幣がスタッカーから落下することを可及的に防止することができる。
【0038】
したがって、紙幣を安定して搬送でき、かつ、紙幣回収等の際にスタッカー内の収容紙幣の落下を可及的に阻止する紙幣処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーの要部破断概念側面図。
【図2】図2はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーが装置本体に装着された様子を示す概念正面図。
【図3】図3はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーを装置本体に装着した際の動作を示す要部概念断面図。
【図4】図4はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーを装置本体に装着した際の動作を示す要部概念断面図。
【図5】図5はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーを装置本体から離脱した際の様子を示す概念正面図。
【図6】図6はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーを装置本体から離脱した際の動作を示す要部概念断面図。
【図7】図7はこの発明に係わる紙幣処理装置を構成するスタッカーを装置本体から離脱した際の動作を示す要部概念断面図。
【図8】図8は従来の紙幣処理装置を示す要部破断概念側面図。
【図9】図9は従来の紙幣処理装置の動作を示す要部概念断面図。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置
2…スタッカー
4…L字形状のレバー
4a…先端
5…補助ローラ
6…付勢手段
22…装置本体
23…紙幣挿入口
26…紙幣搬送ベルト
101…紙幣

Claims (1)

  1. 紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送する紙幣搬送ベルトを具えた装置本体と、該装置本体に着脱自在に装着され、前記紙幣搬送ベルトにより搬送された前記紙幣を内部に収容するスタッカーであって、前記紙幣搬送ベルトに対向して配設され、前記紙幣搬送ベルトとの間に前記紙幣を挟持して搬送する補助ローラを回動自在に支承するスタッカーとからなる紙幣処理装置において、
    前記スタッカーは、先端が上方に向け形成され、該先端に前記補助ローラを支承するL字形状のレバーと、該L字形状のレバーを前記紙幣搬送ベルト側へ常時付勢する付勢手段とを具え、
    前記スタッカーを前記装置本体に装着した際には、前記紙幣を前記付勢手段の付勢力により前記紙幣搬送ベルトと前記補助ローラとの間に挟持させ搬送させるとともに、前記スタッカーが前記装置本体から離脱する際には、前記L字形状のレバーにより、前記スタッカーに収容された前記紙幣が前記スタッカーから落下することを防止するようにしたことを特徴とする紙幣処理装置。
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