JPH0128761Y2 - - Google Patents
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- JPH0128761Y2 JPH0128761Y2 JP19096084U JP19096084U JPH0128761Y2 JP H0128761 Y2 JPH0128761 Y2 JP H0128761Y2 JP 19096084 U JP19096084 U JP 19096084U JP 19096084 U JP19096084 U JP 19096084U JP H0128761 Y2 JPH0128761 Y2 JP H0128761Y2
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- opening
- fan
- suction port
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、電気掃除機の吸込み口体に係り、吸
込み口本体内の吸込み気流によつて回転されるフ
アンにて吸込み口に配設した回転ブラシを回転さ
せ、このブラシの回転で床面から塵埃を引き離し
て吸込み口から吸込むようにしたものに関する。
込み口本体内の吸込み気流によつて回転されるフ
アンにて吸込み口に配設した回転ブラシを回転さ
せ、このブラシの回転で床面から塵埃を引き離し
て吸込み口から吸込むようにしたものに関する。
(従来の技術)
この種の電気掃除機の吸込み口体は、床用吸込
み口に配設した回転ブラシをこの吸込み口から吸
込まれる吸込み気流で回転されるタービンなどの
フアンにて回転させる構造が採られていた。しか
しながら掃除時、特に吸込み口体が床面から浮上
した時に吸込み口からの吸込み量が増大し、フア
ンに直接高速気流が当ると、接地時には毎分3000
回転程度の回転が6000回転程度の高速回転とな
り、風がフアンの開放側の端面から拡散して渦を
巻き、高い周波数の音が発生し、騒音が大きくな
る。
み口に配設した回転ブラシをこの吸込み口から吸
込まれる吸込み気流で回転されるタービンなどの
フアンにて回転させる構造が採られていた。しか
しながら掃除時、特に吸込み口体が床面から浮上
した時に吸込み口からの吸込み量が増大し、フア
ンに直接高速気流が当ると、接地時には毎分3000
回転程度の回転が6000回転程度の高速回転とな
り、風がフアンの開放側の端面から拡散して渦を
巻き、高い周波数の音が発生し、騒音が大きくな
る。
そこで、吸込み口体を持ち上げたときに、吸込
み口からの空気の流入を減らし、吸込み口体のフ
アン周辺の気流を変化させ、フアンおよびこれに
より回転駆動される回転ブラシの回転数を減少さ
せ、騒音を低下させる機構を吸込み口体に設ける
ことが知られている。このような従来の機構とし
ては、例えば以下に示す2つの例がある。
み口からの空気の流入を減らし、吸込み口体のフ
アン周辺の気流を変化させ、フアンおよびこれに
より回転駆動される回転ブラシの回転数を減少さ
せ、騒音を低下させる機構を吸込み口体に設ける
ことが知られている。このような従来の機構とし
ては、例えば以下に示す2つの例がある。
第5図に示す吸込み口体の場合、吸込み口本体
1の下面前側に吸込み口2を形成し、吸込み口本
体1内に前記吸込み口2からの吸込み気流で回転
するフアン3と、このフアン3により回転駆動さ
れる回転ブラシ4とを設けるとともに、前記吸込
み口本体1の後側に上下回動自在に設けられる接
続管5は、前記フアン3に一定間隔を保持して対
向する半円筒形状の風路部6を一端部に形成する
とともに、前記吸込み口本体1のフアン室7の上
下の内面は前記風路部6の外面が摺動されるよう
に断面円弧状に形成し、前記風路部6の両側をフ
アン室7の両側壁で軸支する。
1の下面前側に吸込み口2を形成し、吸込み口本
体1内に前記吸込み口2からの吸込み気流で回転
するフアン3と、このフアン3により回転駆動さ
れる回転ブラシ4とを設けるとともに、前記吸込
み口本体1の後側に上下回動自在に設けられる接
続管5は、前記フアン3に一定間隔を保持して対
向する半円筒形状の風路部6を一端部に形成する
とともに、前記吸込み口本体1のフアン室7の上
下の内面は前記風路部6の外面が摺動されるよう
に断面円弧状に形成し、前記風路部6の両側をフ
アン室7の両側壁で軸支する。
そして、前記風路部6の上面前端部に通風孔8
を設け、また、この風路部6の下面前端から下方
に向つて摺動突縁9を突設するとともに、前記吸
込み口本体1のフアン室7の下面に段部10を介
して摺動面11を内方に突出して形成する。
を設け、また、この風路部6の下面前端から下方
に向つて摺動突縁9を突設するとともに、前記吸
込み口本体1のフアン室7の下面に段部10を介
して摺動面11を内方に突出して形成する。
この構造の吸込み口体では、吸込み口本体1を
持ち上げたとき、この本体1がそれ自体の自重に
よつて前記接続管5の風路部6の軸支部を中心と
して下方に回動し、このとき、前記風路部6の通
風孔8は、前記本体1のフアン室7の上面開口部
12に露出するとともに、前記風路部6の摺動突
縁9がフアン室7の下面の段部10の前方に突出
して、前記風路部6下面とフアン室7の底面間の
間隙である連通路13が開放され、この状態で、
前記通風孔8や連通路13から空気が流入され、
前記吸込み口2からの空気の吸込み量が減り、フ
アン室7内の気流が変化することによつてフアン
3の回転数が減少し、回転に伴う騒音が低下する
ようになつている。
持ち上げたとき、この本体1がそれ自体の自重に
よつて前記接続管5の風路部6の軸支部を中心と
して下方に回動し、このとき、前記風路部6の通
風孔8は、前記本体1のフアン室7の上面開口部
12に露出するとともに、前記風路部6の摺動突
縁9がフアン室7の下面の段部10の前方に突出
して、前記風路部6下面とフアン室7の底面間の
間隙である連通路13が開放され、この状態で、
前記通風孔8や連通路13から空気が流入され、
前記吸込み口2からの空気の吸込み量が減り、フ
アン室7内の気流が変化することによつてフアン
3の回転数が減少し、回転に伴う騒音が低下する
ようになつている。
なお、このように接続管の上下回動に連動し
て、吸込み口本体の浮上時に騒音を低下させる電
気掃除機の吸込み口体としては、実開昭58−
23548号公報に記載のものも知られている。この
吸込み口体は、前記第5図に示したものと基本的
に同様の構造を有している。
て、吸込み口本体の浮上時に騒音を低下させる電
気掃除機の吸込み口体としては、実開昭58−
23548号公報に記載のものも知られている。この
吸込み口体は、前記第5図に示したものと基本的
に同様の構造を有している。
また、第6図に示す吸込み口体の場合、吸込み
口本体15の後面に設けられる接続管16は円周
方向にのみ回動可能とし、前記吸込み口本体15
のフアン室17の下面に開口部18を設け、この
開口部18を開閉する開閉板19をフアン室17
の内部側に設けるとともに、前記吸込み口本体1
5の下面の開口部18の前方に、下端が被掃除面
に当接される回動重錘体20を取付け、この回動
重錘体20と前記開閉板19をヒンジ21を有す
るアーム22にて連結する。
口本体15の後面に設けられる接続管16は円周
方向にのみ回動可能とし、前記吸込み口本体15
のフアン室17の下面に開口部18を設け、この
開口部18を開閉する開閉板19をフアン室17
の内部側に設けるとともに、前記吸込み口本体1
5の下面の開口部18の前方に、下端が被掃除面
に当接される回動重錘体20を取付け、この回動
重錘体20と前記開閉板19をヒンジ21を有す
るアーム22にて連結する。
この構造の吸込み口体では、吸込み口本体15
を持ち上げたとき、回動重錘体20がその重量に
より下方に回動し、それに伴つてこの回動重錘体
20にアーム22を介して連結された開閉板19
が内方へ開き、開放された開口部18より空気が
流入されて、吸込み口本体15の吸込み口23か
らの吸込み量が減り、フアン24およびそれによ
つて回転駆動される回転ブラシ25の回転数が減
少して騒音が低下するようになつている。
を持ち上げたとき、回動重錘体20がその重量に
より下方に回動し、それに伴つてこの回動重錘体
20にアーム22を介して連結された開閉板19
が内方へ開き、開放された開口部18より空気が
流入されて、吸込み口本体15の吸込み口23か
らの吸込み量が減り、フアン24およびそれによ
つて回転駆動される回転ブラシ25の回転数が減
少して騒音が低下するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の第5図に示した構造の場合、例えば
ベツドや椅子の下などを掃除するとき、接続管5
に接続された延長管を被掃除面と小さな角度をな
すように保持しなければならないため、それに伴
つて接続管5の風路部6が図示反時計回り方向へ
回動し、このとき、この風路部6の通風孔8また
は連通路13が開放されてしまうため、吸込み口
2からの吸引力が低下するとともに、フアン3と
回転ブラシ4の回転トルクが低下してしまう問題
点があつた。実開昭58−23548号公報に記載の構
造でも同様である。
ベツドや椅子の下などを掃除するとき、接続管5
に接続された延長管を被掃除面と小さな角度をな
すように保持しなければならないため、それに伴
つて接続管5の風路部6が図示反時計回り方向へ
回動し、このとき、この風路部6の通風孔8また
は連通路13が開放されてしまうため、吸込み口
2からの吸引力が低下するとともに、フアン3と
回転ブラシ4の回転トルクが低下してしまう問題
点があつた。実開昭58−23548号公報に記載の構
造でも同様である。
また、上記第6図に示した構造の場合、吸込み
口本体15のフアン室17の後側は断面略コ字形
状に形成されているが、第5図に示したようにフ
アン3を一定間隔を保持して包囲するようにフア
ン室7および風路部6を設けた場合に比べ、フア
ン24後方の空気流が滑らかにならず、渦が発生
してフアン24の回転トルクが低くなつたり、騒
音が多くなるなどの問題点があつた。
口本体15のフアン室17の後側は断面略コ字形
状に形成されているが、第5図に示したようにフ
アン3を一定間隔を保持して包囲するようにフア
ン室7および風路部6を設けた場合に比べ、フア
ン24後方の空気流が滑らかにならず、渦が発生
してフアン24の回転トルクが低くなつたり、騒
音が多くなるなどの問題点があつた。
しかしながら、第6図に示した構造の場合、開
閉板19が内方へ開くことなどのため、第5図で
示したような風路部6を形成した接続管5を吸込
み口本体15に設けることは、開閉板19が開い
た際に半円筒形状の風路部6に突き当つてしまう
ため不可能である。
閉板19が内方へ開くことなどのため、第5図で
示したような風路部6を形成した接続管5を吸込
み口本体15に設けることは、開閉板19が開い
た際に半円筒形状の風路部6に突き当つてしまう
ため不可能である。
さらに、フアンには糸くずなどが引掛り易い
が、フアンの掃除用の開口部を吸込み口本体下面
に設け、その開口部に開閉蓋をねじで取付ける構
造を採つた場合、ねじの着脱に手間がかかる問題
点がある。
が、フアンの掃除用の開口部を吸込み口本体下面
に設け、その開口部に開閉蓋をねじで取付ける構
造を採つた場合、ねじの着脱に手間がかかる問題
点がある。
本考案の目的は、吸込み口を被掃除面に対向さ
せた状態では、吸込み口体をどのような位置に保
持してもフアンの回転トルクが低下することがな
く、吸込み口を被掃除面から離した状態では、フ
アンの回転トルクを低下させて騒音を減少させる
ことができ、さらに、容易にフアンの掃除を行な
うことのできる電気掃除機の吸込み口体を得るこ
とである。
せた状態では、吸込み口体をどのような位置に保
持してもフアンの回転トルクが低下することがな
く、吸込み口を被掃除面から離した状態では、フ
アンの回転トルクを低下させて騒音を減少させる
ことができ、さらに、容易にフアンの掃除を行な
うことのできる電気掃除機の吸込み口体を得るこ
とである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために、吸込み
口を下面前側に開口するとともにこの吸込み口に
臨む回転ブラシ室およびこの回転ブラシ室に連通
するフアン室を内部に形成した吸込み口本体と、
この本体の回転ブラシ室内に回転自在に設けられ
た回転ブラシと、前記本体のフアン室内に配設さ
れ前記吸込み口からの吸込み気流にて回転されて
前記ブラシを回転させるフアンと、このフアンに
一定間隔を保持して対向する略半円筒形状の通路
部を一端部に形成し前記本体の後側に上下回動自
在に設けられた接続管とを具備した電気掃除機の
吸込み口体において、前記フアン室の下底部を開
口して本体下面に開口部を形成し、また、接地体
を最下部に有し前記フアンに一定間隔を保持して
対向するように前記開口部を閉塞する開閉板をこ
の開閉板の一端側で前記本体の外側に位置する軸
により前記本体下面に上下方向に回動自在に支持
するとともに、前記開閉板の他端側を自由端とし
たものである。
口を下面前側に開口するとともにこの吸込み口に
臨む回転ブラシ室およびこの回転ブラシ室に連通
するフアン室を内部に形成した吸込み口本体と、
この本体の回転ブラシ室内に回転自在に設けられ
た回転ブラシと、前記本体のフアン室内に配設さ
れ前記吸込み口からの吸込み気流にて回転されて
前記ブラシを回転させるフアンと、このフアンに
一定間隔を保持して対向する略半円筒形状の通路
部を一端部に形成し前記本体の後側に上下回動自
在に設けられた接続管とを具備した電気掃除機の
吸込み口体において、前記フアン室の下底部を開
口して本体下面に開口部を形成し、また、接地体
を最下部に有し前記フアンに一定間隔を保持して
対向するように前記開口部を閉塞する開閉板をこ
の開閉板の一端側で前記本体の外側に位置する軸
により前記本体下面に上下方向に回動自在に支持
するとともに、前記開閉板の他端側を自由端とし
たものである。
(作用)
本考案の電気掃除機の吸込み口体では、回転ブ
ラシ室の下方の吸込み口が被掃除面に対向した状
態では、本体の外側に位置する軸により本体下面
に上下方向に回動自在に支持された開閉板の最下
部の接地体が被掃除面に当接されて、開閉板が吸
込み口本体の下面にフアン室に臨んで形成された
開口部へ押圧されることによつて、この開口部が
閉塞され、この状態で、接続管の風路部および開
閉板が、回転ブラシ室に連通するフアン室内のフ
アンに一定間隔を保持して対向してこのフアン周
囲の空気流を滑らかにし、これによつて回転トル
クが高められたフアンの回転で吸込み口に臨む回
転ブラシが回転され、床面の塵埃が引離されて吸
込み口から吸込まれる。そして、例えば掃除中に
吸込み口を被掃除面より離した場合、一端側が軸
により支持され他端側が自由端になつている開閉
板が自重により下方に回動して開口部が開放さ
れ、吸込み口からの空気の流入量が低下してフア
ンの回転トルクが低下することによつて騒音が減
少する。また、開閉板を開けることにより、フア
ン室に臨む開口部を介して、フアンを掃除するこ
とができる。
ラシ室の下方の吸込み口が被掃除面に対向した状
態では、本体の外側に位置する軸により本体下面
に上下方向に回動自在に支持された開閉板の最下
部の接地体が被掃除面に当接されて、開閉板が吸
込み口本体の下面にフアン室に臨んで形成された
開口部へ押圧されることによつて、この開口部が
閉塞され、この状態で、接続管の風路部および開
閉板が、回転ブラシ室に連通するフアン室内のフ
アンに一定間隔を保持して対向してこのフアン周
囲の空気流を滑らかにし、これによつて回転トル
クが高められたフアンの回転で吸込み口に臨む回
転ブラシが回転され、床面の塵埃が引離されて吸
込み口から吸込まれる。そして、例えば掃除中に
吸込み口を被掃除面より離した場合、一端側が軸
により支持され他端側が自由端になつている開閉
板が自重により下方に回動して開口部が開放さ
れ、吸込み口からの空気の流入量が低下してフア
ンの回転トルクが低下することによつて騒音が減
少する。また、開閉板を開けることにより、フア
ン室に臨む開口部を介して、フアンを掃除するこ
とができる。
(実施例)
本考案の一実施例の構成を図面第1図乃至第3
図について設明する。
図について設明する。
31は吸込み口本体で、第1図および第2図に
示すように、上部本体ケース32と下部本体ケー
ス33とにて構成され、下部本体ケース33の下
面からその挿通孔34,34,34,34を介し
てねじにて上部本体ケース32に下部本体ケース
33を結合する。この下部本体ケース33は、前
部に幅方向に細長い回転ブラシ室35が形成さ
れ、このブラシ室35の底部には吸込み口36が
開口され、この吸込み口36の両端側にはそれぞ
れ回転ブラシ37の軸受室38,38が形成さ
れ、また一側の軸受室38の後側にベルト室39
が形成され、さらにこのベルト室39の内側に隣
接してフアン軸受室40が形成されている。また
この下部本体ケース33の後部中央にはフアン室
42が形成されている。そして上部本体ケース3
2を結合することにより前記ブラシ室35、軸受
室38,38およびフアン軸受室40が区画形成
され、特にフアン室42は気密に保持されるとと
もに、断面略円弧状に形成されたフアン室42の
底面と対応する上部本体ケース32の下面とが、
タービンなどのフアン43に略一定間隔を保持し
て対向するようになつている。
示すように、上部本体ケース32と下部本体ケー
ス33とにて構成され、下部本体ケース33の下
面からその挿通孔34,34,34,34を介し
てねじにて上部本体ケース32に下部本体ケース
33を結合する。この下部本体ケース33は、前
部に幅方向に細長い回転ブラシ室35が形成さ
れ、このブラシ室35の底部には吸込み口36が
開口され、この吸込み口36の両端側にはそれぞ
れ回転ブラシ37の軸受室38,38が形成さ
れ、また一側の軸受室38の後側にベルト室39
が形成され、さらにこのベルト室39の内側に隣
接してフアン軸受室40が形成されている。また
この下部本体ケース33の後部中央にはフアン室
42が形成されている。そして上部本体ケース3
2を結合することにより前記ブラシ室35、軸受
室38,38およびフアン軸受室40が区画形成
され、特にフアン室42は気密に保持されるとと
もに、断面略円弧状に形成されたフアン室42の
底面と対応する上部本体ケース32の下面とが、
タービンなどのフアン43に略一定間隔を保持し
て対向するようになつている。
前記フアン室42の前部には、両ケース32,
33に形成された溝部44,45に嵌合固定され
ている通気口体46が設けられ、この通気口体4
6には前記回転ブラシ室35とフアン室42とを
連通させる通気口47が開口され、この通気口4
7の内側には後側に向つて拡開したラツパ状のノ
ズル部48が設けられている。またこの通気口体
46の通気口47は調節口49を有する摺動自在
の調節板50にて調整されるようになつており、
この調節板50には操作用摘み51が設けられ、
畳面またはじゆうたん面などの掃除によつて切換
えるようになつている。
33に形成された溝部44,45に嵌合固定され
ている通気口体46が設けられ、この通気口体4
6には前記回転ブラシ室35とフアン室42とを
連通させる通気口47が開口され、この通気口4
7の内側には後側に向つて拡開したラツパ状のノ
ズル部48が設けられている。またこの通気口体
46の通気口47は調節口49を有する摺動自在
の調節板50にて調整されるようになつており、
この調節板50には操作用摘み51が設けられ、
畳面またはじゆうたん面などの掃除によつて切換
えるようになつている。
また、第1図および第3図に示すように、前記
吸込み口本体31の下面には、フアン室42の下
底部を開口して平面略長方形状の開口部52が形
成され、この開口部52の内周面後側に係合突縁
53が形成されている。さらに、前記下部本体ケ
ース33の下面より前記開口部52の前側両角部
に隣接して左右一対の軸受部54,54が外側す
なわち下側に向けて突設されているとともに、前
記開口部52の前側中央部の前方に係止突起55
が下側に向けて突設されている。
吸込み口本体31の下面には、フアン室42の下
底部を開口して平面略長方形状の開口部52が形
成され、この開口部52の内周面後側に係合突縁
53が形成されている。さらに、前記下部本体ケ
ース33の下面より前記開口部52の前側両角部
に隣接して左右一対の軸受部54,54が外側す
なわち下側に向けて突設されているとともに、前
記開口部52の前側中央部の前方に係止突起55
が下側に向けて突設されている。
56は開閉板で、前記開口部52を覆うように
平面略長方形状かつ断面略円弧状に形成され、後
端縁には前記開口部52の係合突縁53に下方か
ら係合される第1の係合段部57が形成され、上
面の前側には前記開口部52の前縁に下方から係
合される第2の係合段部58が形成されている。
また、前記開閉板56の前側角部近傍が、前記下
部本体ケース33の軸受部54,54に軸59,
59にて回動自在に軸支され、開閉板56の後端
側が自由端になつている。さらに、この開閉板5
6の前側略中央には、前記係止突起55に下方か
ら当接して前記開閉板56の回動を係止しこの開
閉板56の回動範囲を所定範囲に規制する係止突
片60が突設されている。そして、前記開閉板5
6の下面には、接地体としての接地突部61が突
設され、この接地突部61の下面は、前記開閉板
56が閉じた状態では、この開閉板56の最下部
でかつ前記下部本体ケース33の下面の前後部に
それぞれ設けられた前輪62および後輪63,6
3の下端と同一平面上に位置するようになつてい
る。
平面略長方形状かつ断面略円弧状に形成され、後
端縁には前記開口部52の係合突縁53に下方か
ら係合される第1の係合段部57が形成され、上
面の前側には前記開口部52の前縁に下方から係
合される第2の係合段部58が形成されている。
また、前記開閉板56の前側角部近傍が、前記下
部本体ケース33の軸受部54,54に軸59,
59にて回動自在に軸支され、開閉板56の後端
側が自由端になつている。さらに、この開閉板5
6の前側略中央には、前記係止突起55に下方か
ら当接して前記開閉板56の回動を係止しこの開
閉板56の回動範囲を所定範囲に規制する係止突
片60が突設されている。そして、前記開閉板5
6の下面には、接地体としての接地突部61が突
設され、この接地突部61の下面は、前記開閉板
56が閉じた状態では、この開閉板56の最下部
でかつ前記下部本体ケース33の下面の前後部に
それぞれ設けられた前輪62および後輪63,6
3の下端と同一平面上に位置するようになつてい
る。
前記フアン43には、多数の羽根64が放射状
に設けられ、この各羽根64は吸込み気流を効率
良く受けるように彎曲され、このフアン43は前
記ノズル部48に対向してフアン室42に配設さ
れている。また、このフアン43の両端面には、
フランジ状の風当り部65が設けられている。
に設けられ、この各羽根64は吸込み気流を効率
良く受けるように彎曲され、このフアン43は前
記ノズル部48に対向してフアン室42に配設さ
れている。また、このフアン43の両端面には、
フランジ状の風当り部65が設けられている。
前記フアン43には、図示しない回転軸が挿通
され、この回転軸の一方の風当り部65側に筒状
の軸受67が嵌合されている。そしてフアン43
を下部本体ケース33のフアン室42に配設し、
軸受67をフアン軸受室40に配設し、この軸受
67の外周に形成した突縁68をフアン軸受室4
0の受け台69に嵌合固定する。この状態でフア
ン43は前記ノズル部48に対向される。
され、この回転軸の一方の風当り部65側に筒状
の軸受67が嵌合されている。そしてフアン43
を下部本体ケース33のフアン室42に配設し、
軸受67をフアン軸受室40に配設し、この軸受
67の外周に形成した突縁68をフアン軸受室4
0の受け台69に嵌合固定する。この状態でフア
ン43は前記ノズル部48に対向される。
また、前記フアン43の回転軸の回転によつて
回転される歯車状プーリ70が下部本体ケース3
3のベルト室39に配設されている。
回転される歯車状プーリ70が下部本体ケース3
3のベルト室39に配設されている。
次に前記回転ブラシ37は第2図に示すように
周面にブラシ毛71が螺旋状に植毛されており、
両端には図示しない軸部が突設され、この軸部
は、前記下部本体ケース33の軸受室38,38
にそれぞれ上下摺動自在に保持される軸受72に
回転自在に支持されて回転ブラシ37は下部本体
ケース33のブラシ室35に配設され、ブラシ毛
71は下部本体ケース33の吸込み口36からわ
ずかに突出される。またこの回転ブラシ37の一
方の軸部にはプーリ73が取付けられており、こ
のプーリ73と前記フアン43の回転軸にも設け
た歯車状プーリ70との間にはベルト74が懸回
されている。
周面にブラシ毛71が螺旋状に植毛されており、
両端には図示しない軸部が突設され、この軸部
は、前記下部本体ケース33の軸受室38,38
にそれぞれ上下摺動自在に保持される軸受72に
回転自在に支持されて回転ブラシ37は下部本体
ケース33のブラシ室35に配設され、ブラシ毛
71は下部本体ケース33の吸込み口36からわ
ずかに突出される。またこの回転ブラシ37の一
方の軸部にはプーリ73が取付けられており、こ
のプーリ73と前記フアン43の回転軸にも設け
た歯車状プーリ70との間にはベルト74が懸回
されている。
さらに75は接続管で、第1図および第2図に
示すように吸込み口本体31の後部に両ケース3
2,33の切欠き76,77にて形成される開口
部に上下方向に回転可能に取付けられる。この接
続管75は前記フアン43を前部を開放して囲繞
するように風路部78が形成され、この風路部7
8の両端面には回転自在に吸込み口本体31に支
持される軸支部79が形成されている。そしてこ
の接続管75の風路部78の前縁には前記上部本
体ケース32および下部本体ケース33の内面に
形成した係止突起80,81に係合され回動範囲
を規制する係合縁82,83がそれぞれ突設され
ている。そして前記開閉板56の閉じた状態で開
閉板56の内面は、接続管75の風路部78の下
側係合縁83の先端の回動軌跡上に沿つて接続管
75の風路部78の下部を覆うように対向され
る。
示すように吸込み口本体31の後部に両ケース3
2,33の切欠き76,77にて形成される開口
部に上下方向に回転可能に取付けられる。この接
続管75は前記フアン43を前部を開放して囲繞
するように風路部78が形成され、この風路部7
8の両端面には回転自在に吸込み口本体31に支
持される軸支部79が形成されている。そしてこ
の接続管75の風路部78の前縁には前記上部本
体ケース32および下部本体ケース33の内面に
形成した係止突起80,81に係合され回動範囲
を規制する係合縁82,83がそれぞれ突設され
ている。そして前記開閉板56の閉じた状態で開
閉板56の内面は、接続管75の風路部78の下
側係合縁83の先端の回動軌跡上に沿つて接続管
75の風路部78の下部を覆うように対向され
る。
なお吸込み口本体31の下面の吸込み口36の
後側には固定ブラシ84が設けられている。
後側には固定ブラシ84が設けられている。
つぎにこの実施例の作用について説明する。
吸込み口本体31の吸込み口36をじゆうた
ん、畳、床面などの被掃除面85に対向させて掃
除を行なうときには、第1図に示すように、吸込
み口本体31の下面に設けられた前輪62、後輪
63および開閉板56の接地突部61の下端がそ
れぞれ被掃除面85に当接され、開閉板56が上
方へ押圧される。このとき、前記開閉板56が吸
込み口本体31下面に形成された開口部52を下
方から閉塞した状態で、前記前輪62、後輪63
および接地突部61の下端が同一平面上に位置す
るようにしてあるので、開閉板56の係合段部5
7,58がそれぞれ開口部52の係合突縁53お
よび開口部52前縁に係合されて、前記開口部5
2は気密に閉塞される。なお、この状態では、開
閉板56の後端縁も接地突部61より上方すなわ
ち吸込み口本体31側に位置する。軸59,59
は、もとより接地突部61より上方に位置してい
る。
ん、畳、床面などの被掃除面85に対向させて掃
除を行なうときには、第1図に示すように、吸込
み口本体31の下面に設けられた前輪62、後輪
63および開閉板56の接地突部61の下端がそ
れぞれ被掃除面85に当接され、開閉板56が上
方へ押圧される。このとき、前記開閉板56が吸
込み口本体31下面に形成された開口部52を下
方から閉塞した状態で、前記前輪62、後輪63
および接地突部61の下端が同一平面上に位置す
るようにしてあるので、開閉板56の係合段部5
7,58がそれぞれ開口部52の係合突縁53お
よび開口部52前縁に係合されて、前記開口部5
2は気密に閉塞される。なお、この状態では、開
閉板56の後端縁も接地突部61より上方すなわ
ち吸込み口本体31側に位置する。軸59,59
は、もとより接地突部61より上方に位置してい
る。
そして、操作用摘み51の操作により調節板5
0を摺動させ、通気口体46の通気口47の開口
面積を小さくした状態では、吸込み口36からの
吸込み気流によりフアン43が回転され、ベルト
74を介して回転ブラシ37も回転し、この回転
ブラシ37は被掃除面85、特にじゆうたんなど
の表面の塵埃を掻き出して被掃除面85から遊離
させ、この塵埃は吸込み口36から吸込み気流で
吸込まれる。
0を摺動させ、通気口体46の通気口47の開口
面積を小さくした状態では、吸込み口36からの
吸込み気流によりフアン43が回転され、ベルト
74を介して回転ブラシ37も回転し、この回転
ブラシ37は被掃除面85、特にじゆうたんなど
の表面の塵埃を掻き出して被掃除面85から遊離
させ、この塵埃は吸込み口36から吸込み気流で
吸込まれる。
つぎに、吸込み口本体31を持ち上げて、吸込
み口36を被掃除面85から離した状態では、前
記開閉板56が自重によりその軸59を中心とし
て下方に回動し、吸込み口本体31下面の開口部
52が開放される。この状態で、この開口部52
からも空気が流入され、吸込み口36からの吸込
み量が減少するとともに、吸込み口本体31のフ
アン室42内の気流の方向が変化するので、フア
ン43の回転数が減少するとともに、このフアン
43により回転駆動される回転ブラシ37の回転
数が減少して、フアン43および回転ブラシ37
の回転に伴つて発生する騒音を低下させることが
できる。
み口36を被掃除面85から離した状態では、前
記開閉板56が自重によりその軸59を中心とし
て下方に回動し、吸込み口本体31下面の開口部
52が開放される。この状態で、この開口部52
からも空気が流入され、吸込み口36からの吸込
み量が減少するとともに、吸込み口本体31のフ
アン室42内の気流の方向が変化するので、フア
ン43の回転数が減少するとともに、このフアン
43により回転駆動される回転ブラシ37の回転
数が減少して、フアン43および回転ブラシ37
の回転に伴つて発生する騒音を低下させることが
できる。
また、このとき、開閉板56の係止突片60が
吸込み口本体31下面に突設された係止突起55
に当接係止されるので、開閉板56が過度に開く
ことが防止される。すなわち、開閉板56が、第
1図の2点鎖線で示すように、緩やかな角度で傾
斜した状態で開口部52が開放され、吸込み口本
体31の下面を被掃除面85に再び載置すると
き、開閉板52の上方への回動および開口部52
の閉塞がスムーズに行なわれる。
吸込み口本体31下面に突設された係止突起55
に当接係止されるので、開閉板56が過度に開く
ことが防止される。すなわち、開閉板56が、第
1図の2点鎖線で示すように、緩やかな角度で傾
斜した状態で開口部52が開放され、吸込み口本
体31の下面を被掃除面85に再び載置すると
き、開閉板52の上方への回動および開口部52
の閉塞がスムーズに行なわれる。
つぎに、フアン43にからみついた糸くずなど
を除去するには、開閉板56を開放方向に強制的
に回動させれば、この開閉板56の係止突片60
が係止突起55を乗り越えて開閉板56は大きく
開き、このようにして開放された開口部52から
前記フアン43の掃除を行なうことができる。こ
のように、吸込み口本体下面に形成した開口部に
開閉蓋をねじにて取付けた場合と異なり、フアン
43の掃除をするのに手間がかからない。
を除去するには、開閉板56を開放方向に強制的
に回動させれば、この開閉板56の係止突片60
が係止突起55を乗り越えて開閉板56は大きく
開き、このようにして開放された開口部52から
前記フアン43の掃除を行なうことができる。こ
のように、吸込み口本体下面に形成した開口部に
開閉蓋をねじにて取付けた場合と異なり、フアン
43の掃除をするのに手間がかからない。
また、接続管75にフアン43に一定間隔を保
持して対向する風路部78を設け、フアン室42
の上下面およびこのフアン室42の下底に位置す
る開閉板56の上面も前記風路部78の回動軌跡
に合せた形状に形成したので、掃除時にはフアン
室42内での気流が滑らかになり、フアン室の後
側を略断面コ字形状に形成した場合に比べ、前記
フアン43の回転トルクを大きくすることができ
る。
持して対向する風路部78を設け、フアン室42
の上下面およびこのフアン室42の下底に位置す
る開閉板56の上面も前記風路部78の回動軌跡
に合せた形状に形成したので、掃除時にはフアン
室42内での気流が滑らかになり、フアン室の後
側を略断面コ字形状に形成した場合に比べ、前記
フアン43の回転トルクを大きくすることができ
る。
さらに、掃除時には、前記開閉板56の接地突
部61が被掃除面85に当接されて、前記開口部
52が閉塞される構造としたので、接続管の風路
部に通風孔などを形成し、接続管の下方への回動
により前記通風孔が開放されるようにした場合と
は異なり、例えばベツドや椅子の下などを掃除す
るために、接続管75に接続される延長管などを
低い角度で保持しても、フアン43の回転トルク
が低下することはない。
部61が被掃除面85に当接されて、前記開口部
52が閉塞される構造としたので、接続管の風路
部に通風孔などを形成し、接続管の下方への回動
により前記通風孔が開放されるようにした場合と
は異なり、例えばベツドや椅子の下などを掃除す
るために、接続管75に接続される延長管などを
低い角度で保持しても、フアン43の回転トルク
が低下することはない。
なお、上記実施例では、開閉板56の下面に設
けられる接地体として、この開閉板56下面より
接地突部61を突設した構造について説明した
が、第4図に示すように、開閉板56の下面にお
ける自由端側の端部に接地体として車輪86を取
付けてもよい。このとき、開閉板56が開口部5
2を閉塞した状態で、吸込み口本体31の下面に
設けられた前輪62および後輪63の下端と前記
車輪86の下端とが同一平面上に位置するように
する。
けられる接地体として、この開閉板56下面より
接地突部61を突設した構造について説明した
が、第4図に示すように、開閉板56の下面にお
ける自由端側の端部に接地体として車輪86を取
付けてもよい。このとき、開閉板56が開口部5
2を閉塞した状態で、吸込み口本体31の下面に
設けられた前輪62および後輪63の下端と前記
車輪86の下端とが同一平面上に位置するように
する。
このように、接地体として車輪86を設けるこ
とによつて、吸込み口本体31の摺動をより滑ら
かにするとともに、床などの被掃除面85の傷つ
きを確実に防止できる。
とによつて、吸込み口本体31の摺動をより滑ら
かにするとともに、床などの被掃除面85の傷つ
きを確実に防止できる。
またこの実施例のように開閉板56の自由端側
に車輪86または接地突部61などの接地体を設
けることにより接地圧が大きくなり、密閉性が向
上される。
に車輪86または接地突部61などの接地体を設
けることにより接地圧が大きくなり、密閉性が向
上される。
本考案によれば、掃除中に吸込み口本体を持ち
上げて、この吸込み口本体の吸込み口を被掃除面
から離したとき、前記吸込み口本体の下面の外側
に一端側を回動軸としかつ他端側を自由端として
支持された開閉板が自重により下方に回動してフ
アン室に臨む開口部が開放され、この状態で吸込
み口からの空気の流入量が減少するとともに、フ
アン周辺の空気流の方向が変化してこのフアンお
よびこれにより駆動される回転ブラシの回転数が
減少し、したがつてフアンや回転ブラシの回転に
伴う騒音を減少させることができ、また、吸込み
口を被掃除面に対向させた状態では、前記開閉板
の最下部の接地体が被掃除面に当接されて前記開
口部が閉塞されるので、上下回動自在の接続管を
低くして、ベツドや椅子の下などを掃除する場合
でも、前記開口部が開放されてフアンの回転トル
クが低下してしまうようなことがない。しかも、
開閉板が外方へ開くことにより、接続管の一端部
にフアンに一定間隔を保持して対向する風路部を
形成することができるとともに、開閉板も閉時に
フアンに一定間隔を保持して対向するので、フア
ンの回転トルクを大きくすることができる。さら
に、開閉板は外方に開くので、開放されたフアン
室に臨む開口部よりフアンの掃除を容易に行なう
ことができる。
上げて、この吸込み口本体の吸込み口を被掃除面
から離したとき、前記吸込み口本体の下面の外側
に一端側を回動軸としかつ他端側を自由端として
支持された開閉板が自重により下方に回動してフ
アン室に臨む開口部が開放され、この状態で吸込
み口からの空気の流入量が減少するとともに、フ
アン周辺の空気流の方向が変化してこのフアンお
よびこれにより駆動される回転ブラシの回転数が
減少し、したがつてフアンや回転ブラシの回転に
伴う騒音を減少させることができ、また、吸込み
口を被掃除面に対向させた状態では、前記開閉板
の最下部の接地体が被掃除面に当接されて前記開
口部が閉塞されるので、上下回動自在の接続管を
低くして、ベツドや椅子の下などを掃除する場合
でも、前記開口部が開放されてフアンの回転トル
クが低下してしまうようなことがない。しかも、
開閉板が外方へ開くことにより、接続管の一端部
にフアンに一定間隔を保持して対向する風路部を
形成することができるとともに、開閉板も閉時に
フアンに一定間隔を保持して対向するので、フア
ンの回転トルクを大きくすることができる。さら
に、開閉板は外方に開くので、開放されたフアン
室に臨む開口部よりフアンの掃除を容易に行なう
ことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の
吸込み口体の縦断側面図、第2図は同上分解斜視
図、第3図は同上開口部付近の斜視図、第4図は
本考案の他の実施例を示す吸込み口体の縦断側面
図、第5図は従来の吸込み口体の一例を示す縦断
側面図、第6図は従来の吸込み口体の他の一例を
示す縦断側面図である。 31……吸込み口本体、35……回転ブラシ
室、36……吸込み口、37……回転ブラシ、4
2……フアン室、43……フアン、52……開口
部、56……開閉板、59……軸、61……接地
体として接地突部、75……接続管、78……風
路部、86……接地体としての車輪。
吸込み口体の縦断側面図、第2図は同上分解斜視
図、第3図は同上開口部付近の斜視図、第4図は
本考案の他の実施例を示す吸込み口体の縦断側面
図、第5図は従来の吸込み口体の一例を示す縦断
側面図、第6図は従来の吸込み口体の他の一例を
示す縦断側面図である。 31……吸込み口本体、35……回転ブラシ
室、36……吸込み口、37……回転ブラシ、4
2……フアン室、43……フアン、52……開口
部、56……開閉板、59……軸、61……接地
体として接地突部、75……接続管、78……風
路部、86……接地体としての車輪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸込み口を下面前側に開口するとともにこの
吸込み口に臨む回転ブラシ室およびこの回転ブ
ラシ室に連通するフアン室を内部に形成した吸
込み口本体と、この本体の回転ブラシ室内に回
転自在に設けられた回転ブラシと、前記本体の
フアン室内に配設され前記吸込み口からの吸込
み気流にて回転されて前記ブラシを回転させる
フアンと、このフアンに一定間隔を保持して対
向する略半円筒形状の風路部を一端部に形成し
前記本体の後側に上下回動自在に設けられた接
続管とを具備し、 前記フアン室の下底部を開口して本体下面に
開口部を形成し、接地体を最下部に有し前記フ
アンに一定間隔を保持して対向するように前記
開口部を閉塞する開閉板をこの開閉板の一端側
で前記本体の外側に位置する軸により前記本体
下面に上下方向に回動自在に支持するととも
に、前記開閉板の他端側を自由端としたことを
特徴とする電気掃除機の吸込み口体。 (2) 前記接地体を前記開閉板の下面における自由
端側の端部に設けたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の電気掃除機の吸込
み口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19096084U JPH0128761Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19096084U JPH0128761Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61106153U JPS61106153U (ja) | 1986-07-05 |
JPH0128761Y2 true JPH0128761Y2 (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=30748413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19096084U Expired JPH0128761Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0128761Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09262196A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-07 | Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0693873B2 (ja) * | 1988-08-15 | 1994-11-24 | 三菱電機株式会社 | 電気掃除機 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP19096084U patent/JPH0128761Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09262196A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-07 | Tec Corp | 電気掃除機の吸込口体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61106153U (ja) | 1986-07-05 |
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