JPS5920192Y2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPS5920192Y2 JPS5920192Y2 JP15868977U JP15868977U JPS5920192Y2 JP S5920192 Y2 JPS5920192 Y2 JP S5920192Y2 JP 15868977 U JP15868977 U JP 15868977U JP 15868977 U JP15868977 U JP 15868977U JP S5920192 Y2 JPS5920192 Y2 JP S5920192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- suction port
- cleaned
- dust
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は電気掃除機に係り、被掃除面に附着した塵埃を
分離する回転刷子を設けた掃除機の吸込口の改良に関す
る。
分離する回転刷子を設けた掃除機の吸込口の改良に関す
る。
近時床面にじゅうたんを使用する面積が拡大され、しゆ
うたんなどの塵埃の除去しにくい被掃除面の掃除に適す
るように、被掃除面に附着した塵埃を被掃除面より分離
する回転刷子を設け、吸込口より分離した塵埃を吸引す
ることができる電気掃除機が開発されている。
うたんなどの塵埃の除去しにくい被掃除面の掃除に適す
るように、被掃除面に附着した塵埃を被掃除面より分離
する回転刷子を設け、吸込口より分離した塵埃を吸引す
ることができる電気掃除機が開発されている。
しかしながらこの構造でも掃除機本体の吸込口は被掃除
面に対向して下面に開口されているため、一時的に閉塞
されるような状態となり、吸込気流の流れが不円滑にな
り、吸気気流の損失が生じ、吸込力の大きな電動送風機
を用いなくてはならず、騒音が大きく、また、部屋の角
隅部、壁ぎわ、家具の隅部などの塵埃が吸引できない欠
点を有している。
面に対向して下面に開口されているため、一時的に閉塞
されるような状態となり、吸込気流の流れが不円滑にな
り、吸気気流の損失が生じ、吸込力の大きな電動送風機
を用いなくてはならず、騒音が大きく、また、部屋の角
隅部、壁ぎわ、家具の隅部などの塵埃が吸引できない欠
点を有している。
また従来は掃除機本体の吸込口は被掃除面に対向した下
面に形成されているため、掃除機本体の前側にある細塵
は掃除機時の前方への移動で本体の前面で前方に押動さ
れるのみで吸込まれず、また本体の後退では塵埃はその
位置に取り残され、吸込むことができない問題があった
。
面に形成されているため、掃除機本体の前側にある細塵
は掃除機時の前方への移動で本体の前面で前方に押動さ
れるのみで吸込まれず、また本体の後退では塵埃はその
位置に取り残され、吸込むことができない問題があった
。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、掃除機本体の
被掃除面に対向した吸込口がじゅうたんなどの被掃除面
に沈み込んで一時的に閉塞されても吸込気流が流れるよ
うにして吸気気流の損失を極力少くし、電動送風機の小
容量化がはかれるとともに騒音も減少でき、また掃除機
本体の前方の細塵も確実に吸引できるようにし、角隅部
の塵埃の吸込も可能とした電気掃除機を提供することを
目的とするものてパある。
被掃除面に対向した吸込口がじゅうたんなどの被掃除面
に沈み込んで一時的に閉塞されても吸込気流が流れるよ
うにして吸気気流の損失を極力少くし、電動送風機の小
容量化がはかれるとともに騒音も減少でき、また掃除機
本体の前方の細塵も確実に吸引できるようにし、角隅部
の塵埃の吸込も可能とした電気掃除機を提供することを
目的とするものてパある。
本考案は被掃除面に対向して吸込口を幅方向に形成した
掃除機本体と、この掃除機本体の吸込口部に回転自在に
軸架され被掃除面に附着されている塵埃を除去する回転
刷子とを具備し、前記電気掃除機本体の吸込口部の前側
下縁部に凹段部を形成し、この凹段部に底面より上方に
位置して前記吸込口部の内側通気路に連通ずる通気口を
開口してなり、吸込口部が被掃除面にて閉塞されても通
気口から吸気されるようにするとともに掃除機本体の前
部の細塵も吸引できるようにしたものである。
掃除機本体と、この掃除機本体の吸込口部に回転自在に
軸架され被掃除面に附着されている塵埃を除去する回転
刷子とを具備し、前記電気掃除機本体の吸込口部の前側
下縁部に凹段部を形成し、この凹段部に底面より上方に
位置して前記吸込口部の内側通気路に連通ずる通気口を
開口してなり、吸込口部が被掃除面にて閉塞されても通
気口から吸気されるようにするとともに掃除機本体の前
部の細塵も吸引できるようにしたものである。
次に本考案の一実施例の構成を図面について説明する。
１は電気掃除機本体で、この掃除機本体１内の後部には
電動送風機室２が形成され、この電動送風機室２に収納
した電動送風機３は仕切壁４にて仕切られた吸気室部５
と吐出室部６とにそれぞれ吸込側と吐出側とが臨ませら
れている。
電動送風機室２が形成され、この電動送風機室２に収納
した電動送風機３は仕切壁４にて仕切られた吸気室部５
と吐出室部６とにそれぞれ吸込側と吐出側とが臨ませら
れている。
そしてこの電動送風室２の吸気室部５には本体１に形成
した集塵室７に連通ずる吸気口８が形成され、また吐出
室部６には外方に連通ずる排気口９が形成されている。
した集塵室７に連通ずる吸気口８が形成され、また吐出
室部６には外方に連通ずる排気口９が形成されている。
また前記本体１の集塵室７の前部には本体１の前部下面
に開口した吸込口１０に通気路を介して連通ずる開口１
１が形成されている。
に開口した吸込口１０に通気路を介して連通ずる開口１
１が形成されている。
そしてこの集塵室７の上部には開閉蓋１２にて密閉され
るフィルタ１３の挿入部１４が開口され、この挿入部１
４よリフィルタ１３はカセット方式で挿脱自在に装着さ
れ、このフィルタ１３の開口部は開口１１に気密に接続
される。
るフィルタ１３の挿入部１４が開口され、この挿入部１
４よリフィルタ１３はカセット方式で挿脱自在に装着さ
れ、このフィルタ１３の開口部は開口１１に気密に接続
される。
また前記吸込口１０は、その後縁側の開口縁１５より前
記集塵室７の開口１１に向って緩かな平面状または曲面
状の傾斜面１６を有する通気路１７によって集塵室７に
連通されている。
記集塵室７の開口１１に向って緩かな平面状または曲面
状の傾斜面１６を有する通気路１７によって集塵室７に
連通されている。
さらに本体１の前側下部の縁部１８に沿って凹段部２０
が形成され、この四段部２０に複数の通気口１９が開口
され、この通気口１９は前記通気路１７に連通されてい
る。
が形成され、この四段部２０に複数の通気口１９が開口
され、この通気口１９は前記通気路１７に連通されてい
る。
そしてこの通気口１９は本体１の底面より高い位置に開
口されている。
口されている。
次に２１は回転刷子で前記通気路１７に回転自在に軸架
され、この回転刷子２１の軸芯２２の外周面には刷毛２
３が螺旋状に植毛され、この回転刷子２１の刷毛２３は
本体１の吸込口１０より突出され、被掃除面に附着した
塵埃を被掃除面より分離するようになっている。
され、この回転刷子２１の軸芯２２の外周面には刷毛２
３が螺旋状に植毛され、この回転刷子２１の刷毛２３は
本体１の吸込口１０より突出され、被掃除面に附着した
塵埃を被掃除面より分離するようになっている。
またこの回転刷子２１の一端軸部にはプーリー２８が設
けられこのプーリー２８と前記電動送風機３の電動部に
設けたプーリー２４とにベルト２５が懸回され、回転刷
子２１は電動送風機３に連動して回転されるようになっ
ている。
けられこのプーリー２８と前記電動送風機３の電動部に
設けたプーリー２４とにベルト２５が懸回され、回転刷
子２１は電動送風機３に連動して回転されるようになっ
ている。
なお前記両プーリー２８．２４およびベルト２５とが配
設される伝動機構配設部２６は仕切壁２７にて気密に遮
蔽されている。
設される伝動機構配設部２６は仕切壁２７にて気密に遮
蔽されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
電動送風機３の駆動で、回転刷子２１が回転され、被掃
除面に附着していた塵埃は被掃除面より分離されて吸込
口１０より吸込まれ、通気路１７を経て集塵室７のフィ
ルタ１３に導入される。
除面に附着していた塵埃は被掃除面より分離されて吸込
口１０より吸込まれ、通気路１７を経て集塵室７のフィ
ルタ１３に導入される。
そしてフィルタ１３にて濾過された空気は吸気口８より
電動送風機室２に導入されて排気口９より外部に排出さ
れる。
電動送風機室２に導入されて排気口９より外部に排出さ
れる。
また吸込口１８より吸込まれた空気は通気路１７の傾斜
面１６に沿って集塵室７の開口１１に向って流動される
ため、比較的小さい風量でも円滑に流入され、吸込が円
滑に行われる。
面１６に沿って集塵室７の開口１１に向って流動される
ため、比較的小さい風量でも円滑に流入され、吸込が円
滑に行われる。
またじゅうたんなどの被掃除面の掃除に際し、本体１の
底部が被掃除面に沈み込んで、吸込口１０部が被掃除面
に密着したような場合でも本体１の底面より高い位置に
開口した通気口１９より吸気され、吸気気流は円滑に流
れ、塵埃の吸込みが円滑に行われる。
底部が被掃除面に沈み込んで、吸込口１０部が被掃除面
に密着したような場合でも本体１の底面より高い位置に
開口した通気口１９より吸気され、吸気気流は円滑に流
れ、塵埃の吸込みが円滑に行われる。
また本体１の前部に位置する細塵は本体１の前方の移動
時または後退時に吸込まれるとともにこの通気口１９に
より吸込口１０が達し得ない部屋の隅部、壁ぎわ、家具
の縁部の塵埃が吸込まれる。
時または後退時に吸込まれるとともにこの通気口１９に
より吸込口１０が達し得ない部屋の隅部、壁ぎわ、家具
の縁部の塵埃が吸込まれる。
なお前記実施例では通気口１９を本体１の前側下縁部に
沿って複数形成したが、−個所でもよい。
沿って複数形成したが、−個所でもよい。
さらに回転子２１は電動送風機３と別個の電動機にて回
転駆動させるようにすることもできる。
転駆動させるようにすることもできる。
なお掃除機本体１には車輪２５が取付けられている。
本考案によれば、掃除機本体の吸込口部の前側下縁部に
形成した凹段部に底面より上方に位置して吸込口部の内
側通気路に連通ずる通気口を開口したので、吸込口が一
時的にじゅうたんなどの被掃除面に沈み込んで閉塞され
るような状態となったときにも通気口より吸気されるた
め、吸込気流が円滑に流れ、吸気気流の損失を極力少く
でき、電動送風機の小容量化がはかれるとともに騒音も
減少でき、特に通気口を本体の前側下縁部の凹段部に形
成したので、本体の前進時に本体の前部にある細塵を前
方に押付けることがなく通気口より吸引し、後退時にも
本体の前部の細塵を吸引し、また通気口により部屋の角
隅部、壁ぎわ、家具の隅部の塵埃も確実に吸込むことが
でき、小形で安価にじゅうたんなどの塵埃が附着し易い
被掃除面の掃除に適する電気掃除機が得られるものであ
る。
形成した凹段部に底面より上方に位置して吸込口部の内
側通気路に連通ずる通気口を開口したので、吸込口が一
時的にじゅうたんなどの被掃除面に沈み込んで閉塞され
るような状態となったときにも通気口より吸気されるた
め、吸込気流が円滑に流れ、吸気気流の損失を極力少く
でき、電動送風機の小容量化がはかれるとともに騒音も
減少でき、特に通気口を本体の前側下縁部の凹段部に形
成したので、本体の前進時に本体の前部にある細塵を前
方に押付けることがなく通気口より吸引し、後退時にも
本体の前部の細塵を吸引し、また通気口により部屋の角
隅部、壁ぎわ、家具の隅部の塵埃も確実に吸込むことが
でき、小形で安価にじゅうたんなどの塵埃が附着し易い
被掃除面の掃除に適する電気掃除機が得られるものであ
る。
第１図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の断面図、
第２図は同上一部を切欠いた底面図、第３図は同上通気
口部の拡大断面図である。 １・・・・・・掃除機本体、１０・・・・・・吸込口、
１９・・・・・・通気孔、２０・・・・・・凹段部、２
１・・・・・・回転刷子。
第２図は同上一部を切欠いた底面図、第３図は同上通気
口部の拡大断面図である。 １・・・・・・掃除機本体、１０・・・・・・吸込口、
１９・・・・・・通気孔、２０・・・・・・凹段部、２
１・・・・・・回転刷子。
Claims (1)
- 被掃除面に対向して吸込口を幅方向に形成した掃除機本
体と、この掃除機本体の吸込口部に回転自在に軸架され
被掃除面に附着されている塵埃を除去する回転刷子とを
具備し、前記掃除機本体の吸込口部の前側下縁部に凹段
部を形成し、この凹段部に底面より上方に位置して前記
吸込口部の内側通気路に連通ずる通気口を開口したこと
を特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15868977U JPS5920192Y2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15868977U JPS5920192Y2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5483259U JPS5483259U (ja) | 1979-06-13 |
| JPS5920192Y2 true JPS5920192Y2 (ja) | 1984-06-12 |
Family
ID=29150792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15868977U Expired JPS5920192Y2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920192Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0210971Y2 (ja) * | 1980-10-15 | 1990-03-19 |
-
1977
- 1977-11-25 JP JP15868977U patent/JPS5920192Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5483259U (ja) | 1979-06-13 |
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