JPH0813297B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH0813297B2
JPH0813297B2 JP1311618A JP31161889A JPH0813297B2 JP H0813297 B2 JPH0813297 B2 JP H0813297B2 JP 1311618 A JP1311618 A JP 1311618A JP 31161889 A JP31161889 A JP 31161889A JP H0813297 B2 JPH0813297 B2 JP H0813297B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電気掃除機の吸込口体に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、電気掃除機の吸込口体には、吸込口体にリーク
穴等を設けることにより、吸込口体底面に備えられた吸
塵口の床面等への吸い付力を弱めることができるものが
知られている。
これは、電気掃除機の本体性能の向上に伴い、吸塵口
の吸い付力が高まったことに対応したものであり、絨毯
或は畳の上で使用する場合、リーク穴等の風路を設けて
外気を吸込口体へと吸引し吸込口体内の真空度を低下さ
せることにより、吸込口体の吸い付力を弱め走行性低下
を防止している。
このように、吸い付力を弱めるための対応としては、
他に、吸込口体前面に段差を設けたり、或は吸込口室の
側壁を切り替えることにより風路を確保したものがあ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、吸込口体にリーク穴等による風路を設
けたとしても、風路内を流れる風量が常に一定であるた
め吸い付力の変化に対応することができないという問題
点があった。
つまり、より吸い付力の強い絨毯等においては、十分
に真空度を低下させることができず吸塵口に絨毯等が吸
い付いてしまうことから、走行性が悪く操作感が重くな
ってしまう。
この問題を解決するものとしては、例えば実開昭62−
184847号公報に開示された様な掃除機の負圧制御装置が
ある。
この負圧制御装置は、公報の第1図,第2図に開始さ
れた様に、掃除機の吸込口本体1の上壁に空気流入口3
を穿設し、この空気流入口3の近傍に位置させて上壁の
下面にマグネット7を一体的に付けると共に、空気流入
口3に対応させて上壁の内面に断面L字状の弁受け4を
一体に付け、ばね5で空気流入口3側に付勢された金属
製の弁体6を弁受け4に支持させることにより、ばね5
の付勢力並びにマグネット7の吸着力で弁体6が吸気流
入口3を塞ぐようにし、吸込口本体1内が規定以上の負
圧となったとき弁体6がマグネット7の吸着力及びばね
5のバネ力に抗して空気流入口3から離反し、空気流入
口3開放されるようにしたものである。
しかしながら、この負圧制御装置は、空気流入口3を
弁体6で単に開閉する構成としているので、吸込口本体
1内の規定の負圧を越えるまでは、吸込口本体1内の負
圧の増大に伴って吸付力が増大していた。このため、吸
込口本体1内が規定の負圧を越えるまでの範囲内では、
吸込口本体1を必ずしもスムースに操作して走行性を高
めることができないものであった。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、吸込口体への外気の流入量を
変化させて吸込口体内の真空度を安定させることによ
り、吸塵口の吸引力を安定させて走行性を高めることが
できる電気掃除機の吸込口体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、下面に吸塵口を
備える吸込口本体を設け、前記吸込口本体内の吸引負圧
により開弁して外気を吸込口本体内に導入するバルブを
前記吸込口本体に設けると共に、前記バルブの外気導入
口を前記吸込口本体の床面から離間した外表面に開口さ
せた電気掃除機の吸込口体において、前記バルブは、、
前記吸込口本体内の負圧に応じて、前記外気導入口の開
口面積を増減させる可変バルブであることを特徴として
いる。
[作用] 上記構成により、掃除対象の吸い付力が強い場合は、
可変バルブを介して吸込口体内すなわち吸込口本体内の
負圧を十分に低下させ、吸塵口からの吸引力を減少させ
る。また、掃除対象の吸い付力が弱い場合は、可変バル
ブを介して吸込口本体内の負圧を必要以上に低下させ
ず、吸塵口からの十分な吸引力を確保する。
[実施例] 以下、この発明に係る電気掃除機の吸込口体を図面に
基づいて説明する。
第1図〜第5図は、電気掃除機の吸込口体の一実施例
を示したものである。
第1図、第5図に示す電気掃除機の吸込口体10は、吸
塵口に回転ブラシ11が設けられた回転ブラシ付吸込口体
であり、吸込口本体20と吸込口本体20の後部に形成され
た連通管12とを有している。
吸込口本体20は、回転ブラシ11が収納される回転ブラ
シ室21としての前部空間を有しており、回転ブラシ室21
の上部は、吸込口本体20の前部を形成する蓋体30により
覆われている。
回転ブラシ室21の下面は、吸塵口22として開口されて
おり、吸塵口22の後方には、連通管12の吸込口23が形成
されている。吸込口23の両隣には、ベルト伝達により回
転ブラシ11を回転させるモータが収納されたモータ室、
及び回路室(共に図示せず)が設けられている。
蓋体30は、第2図に示すように、裏面30a後端部に、
蓋体30外表面30bを天井部とする真空度調整室31を有し
ている。
第3図に示す真空度調整室31は、一端側31a天井部
に、蓋体30後端部と平行に並ぶと共に蓋体30外表面30b
に開口する通気孔32が外気導入口として5個開けられて
おり(第1図参照)、他端側31b側面には、回転ブラシ
室21内へと開口する連通孔33が開けられている(第2図
参照)。連通孔33の内側には、円筒部34が形成されてお
り、後述するコイルスプリング35の受け部とされてい
る。真空度調整室31内には、コイルスプリング35を介し
て遮断体36が装着されている。
コイルスプリング35は、一端が円筒部34外周を取り巻
くように固定されており、他端は遮断体36に当接してい
る。
遮断体36は、第4図に示すように、両側面の下部が切
り落とされたT字状断面形状を有しており、真空度調整
室31の一端側31aに位置した状態で全ての通気孔32を防
ぐことができる長さを有している。また、上面36aに
は、例えばゴム製のリブ37が周縁部全周に亙って壁状に
設けられており、真空度調整室31との密着性を高めてい
る。
この遮断体36は、第3図(a)に示すように、コイル
スプリング35により、常時、通気孔32側に付勢されてい
る。また、コイルスプリング35の弾発力に抗して連通孔
33側に移動することができ(第3図(b)参照)、最も
連通孔33側に位置したときは、全ての通気孔32が開口し
た状態となる(第3図(c)参照)。従って、遮断体36
が連通孔33側へと移動することにより、真空度調節室31
内に、通気孔32から遮断体36の両側面下部を通り連通孔
33へと抜ける風路が形成される。
このように、真空度調整室31は、遮断体36がコイルス
プリング35の弾発力に抗して移動することにより、開口
する通気孔32の数が変化することから、風路内の通風量
を変化させることができる。つまり、回転ブラシ室21内
の真空度の高低を検知してすなわち負圧に応じて外気導
入口としての通気孔32の開口面積が増減させられる可変
バルブとしての機能を有することとなり、通気孔32から
回転ブラシ室21内へと流入する空気量が変化することに
より、回転ブラシ室21愛の真空度すなわち負圧が変化す
る。
次に、上記構成を有する電気掃除機の吸込口体の作用
を説明する。
例えば絨毯上を掃除する場合、吸込口体10を移動させ
て吸塵口22から塵等を吸い込む。
このとき、吸込口体10が絨毯から浮いた状態(例え
ば、掃除対象の吸い付力が弱い場合)では、吸塵口22が
塞がれることはなく回転ブラシ室21内の真空度が高まる
ことすなわち負圧が増大することはない。従って、真空
度調整室31内の遮断体36は、コイルスプリング35により
付勢されて通気孔32側に位置して通気孔32を塞ぎ(第3
図(a)参照)、回転ブラシ室21へと外気が流入するこ
とはない。
一方、吸込口体10が絨毯に埋没するような状態(例え
ば、掃除対象の吸い付力が強い場合)では、吸塵口22を
塞ぐように絨毯が吸い込まれて回転ブラシ室21内の真空
度が高まることすなわち負圧が増大することとなる。真
空度が高まると、真空度調整室31内の遮断体36は、コイ
ルスプリング35の弾発力に抗して連通孔33側に引き寄せ
られることとなり、通気孔32を順次開放する(第3図
(b),(c)参照)。開放された通気孔32から真空度
調整室31内へと流入した外気は、風路を介して回転ブラ
シ室21へと流入し(第3図(b),(c)の矢印参
照)、回転ブラシ室21内の真空度を下げる。そして、回
転ブラシ室21内の真空度が下がると、遮断体36を引き寄
せる力よりコイルスプリング35の付勢力が優り遮断体36
の移動が止まる。従って、回転ブラシ室21内の真空度の
変化に応じて真空度調整室31内の遮断体36の位置が変化
し(第3図(a),(b),(c)参照)、自動的に通
気孔32の開度が増減させられる。
このように、回転ブラシ室21内の負圧に応じて外気の
流入量を増減させることにより、吸塵口22の吸引力を調
整することができ、吸込口体10の走行性を常に一定とす
ることができる。更に、吸込口体10の真空度調整を、吸
込口体10内に設けた真空度調整室31により行うことがで
きることから、的確且つ効率的な調整ができる。
なお、通気孔32は、蓋体30に設ける場合に限らず、吸
込口体10の床面から離間した外表面であれば同様の効果
を得ることができる。加えて、通気孔32の数を増減する
ことにより、吸い付力の強弱に対応させることができ
る。
[効果] この発明は、以上説明したように、下面に吸塵口を備
える吸込口本体を設け、前記吸込口本体内の吸引負圧に
より開弁して外気を吸込口本体内に導入するバルブを前
記吸込口本体に設けると共に、前記バルブの外気導入口
を前記吸込口本体の床面から離間した外表面に開口させ
た電気掃除機の吸込口体において、前記バルブは、前記
吸込口本体内の負圧に応じて、前記外気導入口の開口面
積を増減させる可変バルブである構成としているので、
掃除対象の吸い付力の状態に応じて、吸塵口からの安定
した吸引力を確保し、且つ、吸込口体走行時の走行性を
安定させることから、吸込口体の操作性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電気掃除機の吸込口体の斜視
図、第2図は蓋を裏面から見た斜視図、第3図は真空度
調節室内の遮断体を示しており、(a)は通気孔を全て
塞いだ状態の断面図、(b)は通気孔の一部を塞いだ状
態の断面図、(c)は通気孔を全て開放した状態の断面
図、第4図は遮断体の斜視図、第5図は回転ブラシが装
着された吸込口体内部の概略説明図である。 10……電気掃除機の吸込口体 20……吸込口本体 22……吸塵口 30a……外表面 31……真空度調整室(可変バルブ) 32……通気孔(外気導入口) 33……連通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面に吸塵口を備える吸込口本体を設け、
    前記吸込口本体内の吸引負圧により開弁して外気を吸込
    口本体内に導入するバルブを前記吸込口本体に設けると
    共に、前記バルブの外気導入口を前記吸込口本体の床面
    から離間した外表面に開口させた電気掃除機の吸込口体
    において、 前記バルブは、前記吸込口本体内の負圧に応じて、前記
    外気導入口の開口面積を増減させる可変バルブであるこ
    とを特徴とする電気掃除機の吸込口体。
JP1311618A 1989-11-29 1989-11-29 電気掃除機の吸込口体 Expired - Fee Related JPH0813297B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102334946A (zh) * 2010-07-27 2012-02-01 Wallstar株式会社 捕捉螨虫的吸尘器吸嘴
CN102755137A (zh) * 2011-04-25 2012-10-31 莱克电气股份有限公司 具有放气阀的吸尘器地刷

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