JPS6317414Y2 - - Google Patents

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JPS6317414Y2
JPS6317414Y2 JP1981106131U JP10613181U JPS6317414Y2 JP S6317414 Y2 JPS6317414 Y2 JP S6317414Y2 JP 1981106131 U JP1981106131 U JP 1981106131U JP 10613181 U JP10613181 U JP 10613181U JP S6317414 Y2 JPS6317414 Y2 JP S6317414Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
air turbine
case
opening
rotating brush
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JP1981106131U
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English (en)
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JPS5811441U (ja
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  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、吸引空気流によつて回転するエアー
タービンと、該タービンにより駆動される回転ブ
ラシとを具備した電気掃除機の床用吸込具に関す
るものである。
(ロ) 従来の技術 従来この種床用吸込具は、特公昭46−18675号
公報に関示されているように、吸込口を床面(被
掃除面)より離した時にはエアータービンにより
回転する回転ブラシは無負荷状態となり、その結
果エアータービン及び回転ブラシが高速回転し騒
音が高くなる。
そこで吸込口を床面より持ち上げた場合に別途
に設けた側路孔を開いてエアータービンに流れる
空気流の一部をバイパスさせて無負荷時における
エアータービンと回転ブラシの回転数を低下せし
めて回転音による騒音を低くするようにしてい
る。しかしながら、側路孔を開閉する開閉板は床
面との接離に応動して作動するように常時コイル
バネにより開放する方向に附勢されているため
に、床面に対する走行性も悪くまた構造も複雑で
使用部品も多くコスト的にも高くなるという欠点
がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、簡
単な構造で、吸込口の床面からの持ち上げ時にエ
アータービン及び回転ブラシの回転数を減少して
静音化をはかるようにし、動作の安定した、使い
勝手のよい床用吸込具を提供することを目的とし
ている。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の床用吸込具の構成は、第1図〜第7図
に示すように、下面に吸込口2を有する下ケース
3と該下ケース3に装着される上ケース5とより
成る本体ケース1と、前記吸込口2に配設される
回転ブラシ6と、前記上ケース5と下ケース3の
間に回動自在に枢支される円筒状体8と、該円筒
状体8内に回転自在に支持されベルト24を介し
て前記回転ブラシ6を駆動するエアータービン7
とを備え、前記円筒状体8は前面部を開口9する
と共に両側に軸部10,11と後面側に連結管1
2と結合する管状嵌合部13を一体形成し、前記
開口9内の上部には、切欠孔25を下部に切欠形
成した円弧状のカバー部材14を、前記エアータ
ービン7を覆うように装着し、前記円筒状体8
は、前記カバー部材14の下部端14aが、前記
上ケース5と下ケース3とで形成される前記エア
ータービン7への吸気通路34の下部縁34aに
対向する第1位置と、前記開口9下縁35が前記
吸気通路34の下部縁34aに対向する第2位置
との範囲で回動するように構成したことを特徴と
している。
(ホ) 作用 以上の構成により、じゆうたん床面の掃除時に
は床用吸込具は床面上にあるので連結管12は本
体ケース1に対し、斜め上方向に向き、円筒状体
8は、カバー部材14の下部縁14aが前記吸気
通路34の下部縁34aに対向する第1位置に回
動するので、カバー部材14が前記吸気通路34
に位置し、エアータービン7の前方の開口面積は
切欠孔25により絞られ、該切欠孔25から空気
流が吹付けられ、エアータービン7は高速回転を
して塵埃をかき上げる。一方、移動時等に持ち上
げたときには、本体ケース1は回転ブラシ6等の
存在によつて前部が重くなつているので、床用吸
込具は自動的にその本体ケース1が前方に回動
し、そのため円筒状体8は、前記開口9下縁35
が前記吸気通路34の下部縁34aに対向する第
2位置まで回動し、前記切欠孔25の一部と共
に、前記開口9の下部分9aも前記吸気通路34
に位置し、その結果エアータービン7前方の開口
面積が大きくなり、エアータービン7に吹付けら
れる空気の量が少なくなるのでエアータービン7
の回転数は減少し、エアータービン7及び回転ブ
ラシ6で発生する風切音が大幅に減少する。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の床用吸込具の構成を第1図〜第
7図に基いて具体的に説明する。
1は本体ケースで該本体ケースは下面に横長吸
込口2を有する下ケース3と、緩衝帯4を介して
前記下ケース3に装着される上ケース5とにより
構成されている。前記下ケース3と上ケース5と
の間には前部に横長吸込口2に臨む回転ブラシ6
を回転自在に設けると共に後部に前記回転ブラシ
6を駆動するエアータービン7を備えた円筒状体
8を回動自在に設けている。さらに前記下ケース
3と上ケース5との間であつて且つ前記回転ブラ
シ6と前記円筒状体8との間には、前記回転ブラ
シ6から前記エアータービン7への吸気通路34
が形成されている。
而して前記円筒状体8はABS樹脂等を材料と
する射出成形で形成され、前面部を開口9すると
共に両側に軸部10,11及び後面側に連結管1
2と結合する管状嵌合部13を一体に設け、更に
前記開口9には別体形成されたカバー部材14を
装着して構成している。前記カバー部材14は円
弧状に形成され上端溝部15が開口9の上端縁1
6に係合すると共に側端縁17はネジ18により
円筒状体8の後部内面より突設したボス部19に
取付けられ、この取付けた状態で前記開口9の下
部分9aが閉塞されないようになつている。
前記円筒状体8の前面部に設けた開口9に臨む
ように設けられたエアータービン7は、前記軸部
11を挿通し且つ軸受20に枢支されたタービン
軸21の一端に固定されると共に前記タービン軸
21の他端に駆動ギヤー22が固定されている。
この駆動ギヤー22と回転ブラシ6の一端部に設
けた従動ギヤー23はゴムベルト24により連結
されている。
前記円弧状カバー部材14の下端部の中央には
切欠孔25が形成されており、吸込口2より流入
した空気流が前記切欠孔25で絞られてエアータ
ービン7に吹き付けられるようにしている。
また、前記円筒状体8は前記円弧状カバー部材
14の下部端14aが前記吸気通路34の下部縁
34aに対向する第1位置と、前記開口9下縁3
5が前記吸気通路34の下部縁34aに対向する
第2位置との範囲で、本体ケース1に対して回動
するようになつており、前記円筒状体8の回動範
囲内で前記第1位置では前記切欠孔25が前記吸
気通路34に位置するのでエアータービン7前方
の開口面積が絞られ、前記第2位置では前記切欠
孔25の一部と共に、前記開口9の下部分9aも
前記吸気通路34に位置するのでエアータービン
7前方の開口面積が大きくなる。
26は前記円筒状体8の前部開口9の側部27
を開閉する切替シヤツター板で該シヤツター板の
操作レバー28は上ケース5の開口部29より上
方に突出している。前記シヤツター板26により
開口9の側部27を閉じるエアータービン7は高
速回転して回転ブラシ6が駆動されじゆうたん床
面の掃除を行うことが出来る。また前記シヤツタ
ー板26により開口9の側部27を開くと空気流
がエアータービン7をバイパスするので回転ブラ
シ6は駆動されずたたみ等の床面の掃除を行うこ
とができる。
そして、じゆうたん床面を掃除する場合は第4
図及び第5図において二点鎖線で示す如く、連結
管12は斜め上方向を向き、前記円弧状カバー部
材14の下部端14aが前記吸気通路34の下部
縁34aに対向する第1位置に前記円筒状体8が
回動し、エアータービン7前方の開口面積は前記
切欠孔25の大きさに絞られ、該切欠孔25から
空気流が吹付けられエアータービン7は高速回転
をする。この時円筒状体8の後面下端のストツパ
ー30が下ケース3のネジ止め固定部31に当接
して回転が規制される。
また、移動時等に床用吸込具を持ちあげた場合
は、本体ケース1は回転ブラシ6等の存在によつ
て前部が重いので、本体ケース1が前方に回動
し、この回動により前記連結管12は第4図及び
第5図に実線で示す状態となつて、前記開口9下
縁35が前記吸気通路34の下部縁34aに対向
する第2位置に前記円筒状体8が回動し、エアー
タービン7前方に開口面積が大きくなり、エアー
タービン7に吹付けられる空気の量が少なくなる
のでエアータービン7は低速回転となり、エアー
タービン7及び回転ブラシ6で発生する風切音が
大幅に減少する。この時は前記円筒状体8の後面
上端のストツパー32が上ケース5のネジ止め固
定部33に当接する。
(ト) 考案の効果 本考案による床用吸込具は上述の如く構成した
ものであり、本体ケース内に回動自在に枢支され
た円筒状体の前面部の開口内の上部に、切欠孔を
下部に切欠形成した円弧状のカバー部材を、エア
ータービンを覆うように装着し、しかも前記円筒
状体は前記カバー部材の下部端が、前記エアータ
ービンへの吸気通路の下部縁に対向する第1位置
と、前記開口下縁が前記吸気通路の下部縁に対向
する第2位置との範囲で回動するように構成した
ことにより、簡単な構成でエアータービン前方の
開口面積を変化でき、エアータービンへの吸引空
気流を調整することができる。そして、じゆうた
ん床面等の掃除時には円筒状体が前記第1位置に
回動し、前記切欠孔が前記吸気通路に位置してエ
アータービンを高速回転して回転ブラシを高速で
回転させ、一方、移動時等に床用吸込具を持ち上
げたときは自動的に本体ケースが回転し、円筒状
体が前記第2位置に回動して前記切欠孔の一部と
共に前記開口の下部分が前記通路に位置してエア
ータービンの回転数が減少し、風切音の発生が大
幅に減少する。従つて床面から持ち上げた場合の
静音化も容易に達成できる、動作の安定した、使
い勝手のよい床用吸込具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案による床用吸込具の斜面図、第2
図は上ケースを除いた平面図、第3図は第2図の
要部断面せる平面図、第4図は第1図の中央要部
断面図、第5図イは第3図のA−A断面図、第5
図ロは第3図のB−B断面図、第6図は円筒状体
の斜面図、第7図はカバー部材の斜面図である。 3……下ケース、5……上ケース、6……回転
ブラシ、8……円筒状体、7……エアータービ
ン、9……開口、14……円弧状カバー部材、2
5……切欠孔、34……吸気通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下面に吸込口を有する下ケースと該下ケースに
    装着される上ケースとより成る本体ケースと、前
    記吸込口に配設される回転ブラシと、前記上ケー
    スと下ケースの間に回動自在に枢支される円筒状
    体と、該円筒状体内に回転自在に支持されベルト
    を介して前記回転ブラシを駆動するエアータービ
    ンとを備え、前記円筒状体は前面部を開口すると
    共に両側に軸部と後面側に連結管と結合する管状
    嵌合部を一体形成し、前記開口内の上部には、切
    欠孔を下部に切欠形成した円弧状のカバー部材
    を、前記エアータービンを覆うように装着し、前
    記円筒状体は、前記カバー部材の下部端が、前記
    上ケースと下ケースとで形成される前記エアータ
    ービンへの吸気通路の下部縁に対向する第1位置
    と、前記開口下縁が前記吸気通路の下部縁に対向
    する第2位置との範囲で回動するように構成した
    ことを特徴とする床用吸込具。
JP10613181U 1981-07-16 1981-07-16 床用吸込具 Granted JPS5811441U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10613181U JPS5811441U (ja) 1981-07-16 1981-07-16 床用吸込具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10613181U JPS5811441U (ja) 1981-07-16 1981-07-16 床用吸込具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5811441U JPS5811441U (ja) 1983-01-25
JPS6317414Y2 true JPS6317414Y2 (ja) 1988-05-17

Family

ID=29900641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10613181U Granted JPS5811441U (ja) 1981-07-16 1981-07-16 床用吸込具

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JP (1) JPS5811441U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130635A (en) * 1979-04-02 1980-10-09 Hitachi Ltd Rotary brush suction port of electric cleaner

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130635A (en) * 1979-04-02 1980-10-09 Hitachi Ltd Rotary brush suction port of electric cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5811441U (ja) 1983-01-25

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