JPH0466571B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466571B2
JPH0466571B2 JP11109588A JP11109588A JPH0466571B2 JP H0466571 B2 JPH0466571 B2 JP H0466571B2 JP 11109588 A JP11109588 A JP 11109588A JP 11109588 A JP11109588 A JP 11109588A JP H0466571 B2 JPH0466571 B2 JP H0466571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
turbine wheel
chamber
rotating brush
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11109588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01280432A (ja
Inventor
Shusuke Kitamura
Tooru Hirose
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11109588A priority Critical patent/JPH01280432A/ja
Publication of JPH01280432A publication Critical patent/JPH01280432A/ja
Publication of JPH0466571B2 publication Critical patent/JPH0466571B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機のホース・延長管に接続し
て用いるタービンノズルに関するものである。
従来の技術 従来、この種のタービンノズルにおいては、電
気掃除機の吸引空気流でタービンノズル内に配置
したタービン車を回転させ、発生した回転トルク
で回転ブラシを回転駆動し、じゆうたん等の繊維
根元の塵埃を掻き上げ、吸入することにより、吸
塵性能を高めてじゆうたん掃除をう行構成となつ
ていた。
ところが、近年の電気掃除機の吸込性能の向上
にともない、使い始めや塵埃を捨てた後の使用時
の吸込風量が増大してきている。この場合にはタ
ービン車を超高速回転させることとなり、タービ
ン車及び回転ブラシの軸受構造部の寿命低下や、
タービン車の羽根が高速吸込気流を断続的に且つ
高速で切るときに発生する高周波音を原因とする
騒音の増大という問題が発生する。
これを解消する一手段として特開昭62−41628
号公報に記載の発明がなされた。すなわち、回転
時の遠心力で外側へ広がる弾性体をタービン軸に
設け、高速回転時には遠心力で外側に広がつた弾
性体が空気抵抗を受けてタービン車の回転を減速
し、過回転を防止するものである。
発明が解決しようとする課題 ところが上記技術では弾性体がタービン車の回
転・停止にしたがつて、外側に広がつたり元の状
態に戻る動きを繰り返すことによつて破損した
り、タービン車に衝突しはじき飛ばされる塵埃が
この弾性体に当たつてこれを破損させ、逆にアン
バランス状態を生起してタービン軸に振動を生じ
させ、騒音を増大させるといつた不具合を起こ
す。
本発明はこの課題を解消して吸込風量の多い状
態でのタービン車の超高速回転を有効的に且つ充
分な耐久力を維持して防止し、タービン車と回転
ブラシの回転数を安定させ、軸受の耐久性向上と
騒音・振動の低減を図り、使用性の高いタービン
ノズルを提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するための本発明の技術的手段
は、回転ブラシを収容する回転ブラシ室と、この
内部に回転ブラシを収容し、下面に吸込口を有す
る回転ブラシ室と、上記回転ブラシを回転駆動す
るタービン車を内蔵するタービン室と、上記ター
ビン室と回転ブラシ室を連通する通路と、この通
路への空気流動制御を行う風速切換板とを具備
し、上記タービン車は、通路からタービン室に至
る流動空気領域に臨み上記タービン車の駆動力を
発生する羽根列と、この流動空気領域外に位置し
上記タービン車の抑制力を発生する羽根列と、こ
れら両羽根列の間に位置する隔壁とからなる構成
としたことである。
作 用 この作用は次のようになる。すなわち吸込気流
が多い場合は風速切換板によつて高速化された吸
込気流がタービン車に高速で衝突し、回転付勢さ
れる羽根列に作用してタービン車を高速で回転さ
せる。一方回転を抑制する羽根列がこの回転によ
つて周囲の空気抵抗を受け、回転を抑制する作用
を生起し、タービン車の超高速回転を防止し、高
風量域でのタービン車の回転数を安定させて騒音
の低減と軸受部の耐久性の向上を行なうものであ
る。また、両羽根列間には隔壁があるため回転を
抑制する羽根列に風が流れこむことはない。
実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図〜第4図において1は電気掃除機本体に
ホース・延長管(図示せず)を介して接続される
タービンノズルで、前部に回転ブラシ2を内蔵す
る回転ブラシ室3、後方にタービン車4を内蔵し
て上本体5、下本体6、接続管7より構成するタ
ービン室8を有している。接続管7は上本体5と
下本体6によつて一定範囲で回動自在に挟持され
ている。9は接続管7に連結リング10を介して
回転自在に接続された連結管で、前記ホースや延
長管に接続される。11は前本体で、一対の尾錠
12の作用で着脱自在に上本体5及び下本体6に
結合し、回転ブラシ室3を上方からおおつてい
る。回転ブラシ2の外周にはブラシ毛13が螺旋
状に植設されている。14はタービン車4を保持
したタービン軸15を回転摺動自在に保持する軸
受パイプ、16はタービン軸15のタービン車4
とは反対の端部と回転ブラシ2の端部に取着した
プーリー17とに張架したベルトである。
18は上本体5より上方に突出した操作用の摘
み19と、タービン室8と回転ブラシ室3を連通
する主通路20を開閉する遮蔽板21を一体に有
する風速切換板で、摘み19を第1図に示すよう
にタービン室側に位置させたときは、遮蔽板21
が主通路20を閉じ、逆に摘み19をタービンノ
ズル1の端部側に位置させた時には、風速切換板
18の摺動にともない、遮蔽板21が端部側にス
ライドして主通路20を開く。22はタービン車
4の前方に形成された副通路で、タービン室8と
回転ブラシ室3を常時連通している。
そして前記タービン車4は副通路22に対向し
て形成されている前進翼列23と、隔壁24をは
さんでタービン軸14側に形成された後退翼列2
5を有している。前進翼列23は、副通路22よ
り高速でタービン室8内に流入する吸込気流を受
けるよう羽根の断面形状が略円弧状に形成され回
転付勢される。抑制翼列25は、中心からラジア
ル方向に直線状に形成され前進翼列23による回
転を抑制するようにしている。また、隔壁24の
存在により前進翼列23から抑制翼列25へ気流
が流れこむことはない。
次に上記構成に於ける作用について説明する。
じゆうたん掃除の時には、摘み18をタービン室
8側に位置させて遮蔽板21で主通路20を閉
じ、吸込空気流を副通路22よりタービン室8内
に流入させる。流入した空気流は前進翼列23に
衝突してタービン車4を回転させる。そしてこの
回転がベルト16で伝達されて回転ブラシ2が回
転し、じゆうたん繊維根元の塵埃を掻き上げてじ
ゆうたん掃除を効率よく、また手軽に行えること
となる。
ところでこのタービンノズル1を吸込性能の良
い電気掃除機の本体に接続して使用し始めるとき
や塵埃を廃棄した後では、電気掃除機本体内に塵
埃が蓄積されていないため、副通路22を通過し
てタービン室8内に流入する吸込空気流が超高速
で前進翼列23に衝突する。このためタービン車
4は超高速回転をし始める。一方この回転のため
に抑制翼列25がタービン室8内の空気抵抗を受
け、タービン車4の回転を抑制させることとな
り、タービン車4の過回転を防止し、回転を安定
させる。そして吸込気流がより高速になつたとき
には同時に抑制翼列25の回転抑制効果も高くな
り、従つてタービン車4の回転数がほとんど一定
化され、超高速回転状態が起きない。この結果前
進翼列23の羽根が吸込気流を断続的に切るとき
に発生する高周波音を原因とする騒音や、タービ
ン車4の回転によつて生じる振動が低減し、ター
ビン軸15や回転ブラシ2の軸受構造部の耐久性
が向上するものである。
ところでこの作用は、タービンノズル1を空中
に浮かしているときだけでなく、じゆうたん上に
接地して実際に使用している時でも同様であり、
従つて回転ブラシ2の回転に対する摩擦抵抗の少
ないじゆうたんで使用しても、タービン車4や回
転ブラシ2の回転数を一定化して前述のとおり騒
音の増大・耐久性の低下を防止でき、じゆうたん
の種類を選ばない効果もある。
また、抑制翼列25は前進翼列23同様に強固
に形成できるため通常使用で破損することがな
い。
次に第2の実施例について第5図に基づいて説
明する(第1の実施例と同一部分には同一の符号
を付与している)。
タービン車4は副通路22に対向して形成され
ている前進翼列23と、隔壁24をはさんでター
ビン軸14側に形成された抑制翼列25を有して
いる。前進翼列23は副通路22より高速でター
ビン室8内に流入する吸込気流を受けるよう羽根
の断面形状が略円弧状に形成され、抑制翼列25
は前進翼列23とは逆方向にねじられて断面略円
弧状に形成されている。
上記構成に於ける作用は、第一の実施例のもの
と同様であるが、タービン車4の回転抑制効果が
高いものとなる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、内部に回
転ブラシを収容し、下面に吸込口を有する回転ブ
ラシ室と、上記回転ブラシを回転駆動するタービ
ン車を内蔵するタービン室と、上記タービン室と
回転ブラシ室を連通する通路と、この通路への空
気流動制御を行う切換板とを具備し、上記タービ
ン車は、通路からタービン室に至る流動空気領域
に臨む羽根列と、この流動空気領域外に位置する
羽根列と、これら両羽根列の間に位置する隔壁と
からなる構成としたことにより、吸込気流が高速
になるにつれて回転抑制効果も高まることとな
り、タービン車の超高速回転を防止し、騒音を低
減させると同時に軸受部の耐久性を向上させ、使
用性の高いタービンノズルを提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例におけるタービンノズル
の一部上本体・前本体を取り除いた水平断面図、
第2図はタービンノズルの斜視図、第3図は第1
図におけるZ−Z断面図、第4図はタービン車の
斜視図、第5図は第2の実施例を示すタービン車
の斜視図である。 1……タービンノズル、2……回転ブラシ、3
……回転ブラシ室、4……タービン車、8……タ
ービン室、18……風速切換板、20……主通
路、22……副通路、23……前進翼列、25…
…後退翼列。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に回転ブラシを収容し、下面に吸込口を
    有する回転ブラシ室と、上記回転ブラシを回転駆
    動するタービン車を内蔵するタービン室と、上記
    タービン室と回転ブラシ室を連通する通路と、こ
    の通路への空気流動制御を行う風速切換板とを具
    備し、上記タービン車は、通路からタービン室に
    至る流動空気領域に臨み上記タービン車の回転力
    を発生する羽根列と、この流動空気領域外に位置
    し上記タービン車の回転抑制力を発生する羽根列
    と、これら両羽根列の間に位置する隔壁とからな
    る電気掃除機のタービンノズル。
JP11109588A 1988-05-06 1988-05-06 電気掃除機のタービンノズル Granted JPH01280432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109588A JPH01280432A (ja) 1988-05-06 1988-05-06 電気掃除機のタービンノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11109588A JPH01280432A (ja) 1988-05-06 1988-05-06 電気掃除機のタービンノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01280432A JPH01280432A (ja) 1989-11-10
JPH0466571B2 true JPH0466571B2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=14552258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11109588A Granted JPH01280432A (ja) 1988-05-06 1988-05-06 電気掃除機のタービンノズル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01280432A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10110770B8 (de) * 2000-08-31 2013-11-28 Düpro AG Saugreinigungswerkzeug mit selbsteinstellender Luftturbine
US8738787B2 (en) 2005-04-20 2014-05-27 Limelight Networks, Inc. Ad server integration
KR100711062B1 (ko) * 2006-05-24 2007-04-27 삼성광주전자 주식회사 진공청소기용 흡입브러시의 터빈팬
KR102043653B1 (ko) * 2013-03-06 2019-11-12 엘지전자 주식회사 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01280432A (ja) 1989-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2499017C (en) A vacuum cleaning head
JPH01223920A (ja) 電気掃除機のタービンノズル
JPH0466571B2 (ja)
JP2000166826A (ja) 電気掃除機
JP2000107094A (ja) 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機
JPH05176870A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP3228017B2 (ja) 電気掃除機の吸口体及び吸口体を備えた電気掃除機
JPS61238221A (ja) 電気掃除機用床ノズル
JP2954463B2 (ja) 電気掃除機及びその吸口部
JP3819565B2 (ja) 床用吸込具
JP2001252227A (ja) 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機
KR20000011905A (ko) 마루용흡입구
JP3303861B2 (ja) 電気掃除機並びに電気掃除機用吸込具
JPH07321A (ja) 電気掃除機の吸込装置
JPH07213463A (ja) 電気掃除機の吸口部
JPH0284920A (ja) 電気掃除機の床ノズル
JPH04132529A (ja) 電気掃除機用吸込口体の回転ブラシ
JPH0417825A (ja) 電気掃除機用床ノズル
JP2002300989A (ja) 床用吸込具
JPS61290926A (ja) 電気掃除機の吸込具
JPH088901B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH11197067A (ja) 床用吸込具
JPH11197068A (ja) 床用吸込具
JPS61290927A (ja) 電気掃除機の吸込具
JPS61109535A (ja) 電気掃除機の床ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees