JPH0616575Y2 - 掃除機用吸込具 - Google Patents

掃除機用吸込具

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JPH0616575Y2
JPH0616575Y2 JP2757187U JP2757187U JPH0616575Y2 JP H0616575 Y2 JPH0616575 Y2 JP H0616575Y2 JP 2757187 U JP2757187 U JP 2757187U JP 2757187 U JP2757187 U JP 2757187U JP H0616575 Y2 JPH0616575 Y2 JP H0616575Y2
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JP
Japan
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suction tool
opening
wall
suction
dust
Prior art date
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Application number
JP2757187U
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JPS63136554U (ja
Inventor
▲浩▼ 友岡
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転ブラシを備える掃除機用吸込具に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の吸込具は下面に吸塵開口部を有し該開口
部の内方に回転ブラシを備えた構造であり、回転ブラシ
を小型モータ或いは吸込空気流を利用して回転させなが
ら床面上を移動することにより掃除するものであった
が、上記構造の掃除機用吸込具であれば、吸塵開口部が
吸込具の下面のみに設けられているため、特に壁際の塵
埃を効果的に吸込むことができなかった。
そこで、壁際の清掃も可能なように、実開昭55−33
107号公報及び実開昭56−111958号公報のよ
うに壁際を掃除するときに吸込具の前面部を開放する遮
蔽板を設けたものがあった。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記実開昭55−33107号のものでは、
壁際を掃除するときその都度掃除を一度中断し、遮蔽板
を手で開放しなければならず非常に手間を要する問題が
あり、また、吸込具の前面部がほとんど開放するので、
回転ブラシは壁際の近くまで位置することになるが、吸
込まれる空気の量が通常の掃除の時よりも極端に多くな
るため、吸込まれる空気の風速が低下して吸込性能が非
常に悪くなるという問題があった。
また、上記実開昭56−111958号のものでは、バ
ンパーを壁に押し当てているときしか遮蔽板が開放され
ず、吸込具が壁から少しでも離れると遮蔽板が保持てい
まい、しかも、バンパーに形成されている突起が壁に当
接し、壁と吸込具前面との間に間隙が生じるため吸込性
能が低下するという問題があった。
本考案の掃除機用吸込具は上記欠点に鑑みなされたもの
であり、壁際の塵埃を効果的に吸込むことができる掃除
機用吸込具を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本考案の掃除機用吸込具
は、吸込具本体の下面から前面に跨って吸塵開口部を形
成し、該吸塵開口部の内方に回転ブラシを設け、上記吸
塵開口部の前面側を開閉する遮蔽板を設けてなる掃除機
用吸込具において、 上記吸込具本体の前面のほぼ中央部分まで上記吸塵開口
部を形成し、 上記遮蔽板の両端部に後方に延びるアームを突設し、 上記遮蔽板を上記吸塵開口部の前面側の開口部分を閉塞
する閉位置から上記吸込具本体の前面壁の内側に位置し
吸塵開口部の前面側を開放する開位置に移動させるため
に、上記アームの後端部を上記回転ブラシの回転中心よ
り後方位置で軸支し、 上記アームの一方を操作して上記遮蔽板を閉位置と開位
置に移動させ当該遮蔽板をその位置で保持する操作部を
設けている。
(作用) 上記の構成において、壁際の清掃を行う時には、操作部
を操作して遮蔽板を開位置に移動させ、吸込具本体の前
面吸塵開口部を開放した状態にして清掃を行うことによ
り、前方からの吸込み空気量を増大させ、壁際の塵埃を
も効果的に吸込むことができる。
又、壁より離れた床面の清掃を行うときには、操作部を
操作して遮蔽板を閉位置に移動させ、吸込具本体の前面
吸塵開口部を閉塞した状態にして清掃を行うことによ
り、吸塵性能を低下させることなく、効率よく清掃を行
うことができる。
(実施例) 以下図面に示した本考案の実施例について詳細に説明す
る。
吸込具本体1は上枠2と下枠2′とにより外郭を構成
し、下枠2′の下面から前面に跨って吸塵開口部3を形
成する。又、吸込具本体1は後端部に駆動パイプ4を備
え、このパイプ4と吸塵開口部3間を連絡する通路5を
内設しかつ吸塵開口部3の内方に回転ブラシ6を備ええ
る。この回転ブラシ6は従来周知の如く、吸込空気流に
より回転するファン若しくは小型モータによりベルトを
介して回転されるもので、上記ファン若しくは小型モー
タは図示しないが吸込具本体1に内蔵するものである。
上枠2は回転ブラシ6に絡みついた糸くず等を除去する
ための開口部7を有し、この開口部7を着脱自在な蓋板
8により閉塞する。
遮蔽板9は吸塵開口部3の前面側即ち前面吸塵開口部3
aを開閉するもので、両側端には後方に延びるアーム1
0を突設すると共に該アーム10を通路5外において下
枠2′の内面若しくは回転ブラシ6の軸受板に回動自在
に軸支し、その軸支点11を中心とする回動動作により
前面吸塵開口部3aを開閉する。遮蔽板9の一方のアー
ム10は後方にさらに延長してその後端をペダル状の操
作体12により操作できるように構成する。操作体12
は吸込具本体1の上面上に臨み、山形状の板バネ13に
より二位置に選択的に保持される。尚、遮蔽板9はスプ
リング(図示せず)により常時閉方向に付勢されてい
る。
而して、上記アーム10の軸支点11は、遮蔽板9が閉
位置から開位置への移動に伴い回転ブラシ6に接近しな
いようにして回転ブラシ6と閉位置にある遮蔽板9間の
距離を必要最小限に抑えること、遮蔽板9の開閉ストロ
ークを得るために必要なアーム10の回転角度を小さく
抑えること等を考慮して、回転ブラシ6の回転中心0と
同じかそれより後方位置に設定している。
図中、14はローラ、15はバンパーを示す。
上記の構成において、壁際を掃除する場合には、操作体
12の前半部を第1図の矢印方向に押圧操作し、アーム
10の後端を押し下げる。すると、遮蔽板9は第1図の
実線位置から破線位置に移動して前面吸塵開口部3aを
開放する。従って、吸込具は前面吸塵開口部3aを介し
て前方より積極的に空気を吸込むことになり、壁16際
の塵埃も効果的に吸込むことができる。
壁16より離れた床面を掃除する場合には、第1図に実
線で示すように前面吸塵開口部3aを閉じて使用する。
(考案の効果) 本考案の掃除機用吸込具は上記のような構成であるか
ら、遮蔽板を開位置と閉位置とに操作し夫々の位置で保
持することにより、操作部で壁より離れた床面の清掃時
には吸塵性能を何ら低下させることなく効率よく清掃す
ることができ、壁際の清掃時には吸込具本体の前面側の
吸塵開口部から壁際の塵埃を効果的に吸込むことができ
る。
また、遮蔽板を操作部により操作し遮蔽板を開位置に保
持することができるので、従来のように壁際の清掃を行
うときに一度清掃を中断してネジを外して遮蔽板の取付
位置を変える必要がなく、また、壁に吸込具の前面を押
しあてているときだけ前面側の吸塵開口部が開放するも
のではないので、壁際のみではなく壁際近傍の清掃も良
好に行うことができる。
そして、壁際の清掃時、遮蔽板を吸込具本体の前面壁内
側の開位置に位置させているので、吸込具本体の前面に
不必要な突出部が形成されず、壁と吸込具本体の前面壁
との間に間隙が生じることなく、しかも、吸込具本体の
前面側に充分な開口を形成することができ、吸込具本体
前方から高い吸込力で壁際の塵埃を効果的に吸込むこと
ができ、壁際の塵埃性能をより向上させることができ
る。
しかも、アームを回転ブラシの回転中心より後方位置で
軸支しているので、小さな回転角度で遮蔽板の移動量を
大きく取ることができ、且つ、遮蔽板の移動は吸塵開口
部の前面側から吸込具本体の前面壁内側への略上下方向
の移動となるため、当該遮蔽板と回転ブラシ間に必要以
上の大きな距離を設ける必要がなく、吸込具本体を遮蔽
板を設けるために大きくすることなく、小型に形成する
ことができ、壁際や部屋の隅部分の掃除を効果的に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における吸込具の要部構造を示
すもので第3図のA−A断面図、第2図は同第3図のB
−B断面図、第3図は同吸込具の平面図である。 1:吸込具本体、3:吸塵開口部、3a:前面吸塵開口
部、6:回転ブラシ、9:遮蔽板、10:アーム、1
1:軸支点、12:操作体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−9456(JP,A) 実願 昭53−115003号(実開 昭55− 33107号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭55−8020号(実開 昭56− 11958号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込具本体の下面から前面に跨って吸塵開
    口部を形成し、該吸塵開口部の内方に回転ブラシを設
    け、上記吸塵開口部の前面側を開閉する遮蔽板を設けて
    なる掃除機用吸込具において、 上記吸込具本体の前面のほぼ中央部分まで上記吸塵開口
    部を形成し、 上記遮蔽板の両端部に後方に延びるアームを突設し、 上記遮蔽板を上記吸塵開口部の前面側の開口部分を閉塞
    する閉位置から上記吸込具本体の前面壁の内側に位置し
    吸塵開口部の前面側を開放する開位置に移動させるため
    に、上記アームの後端部を上記回転ブラシの回転中心よ
    り後方位置で軸支し、 上記アームの一方を操作して上記遮蔽板を閉位置と開位
    置に移動させ当該遮蔽板をその位置で保持する操作部を
    設けたことを特徴とする掃除機用吸込具。
JP2757187U 1987-02-25 1987-02-25 掃除機用吸込具 Expired - Lifetime JPH0616575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2757187U JPH0616575Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25 掃除機用吸込具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2757187U JPH0616575Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25 掃除機用吸込具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136554U JPS63136554U (ja) 1988-09-08
JPH0616575Y2 true JPH0616575Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=30829731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2757187U Expired - Lifetime JPH0616575Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25 掃除機用吸込具

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