JPS642673Y2 - - Google Patents

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JPS642673Y2
JPS642673Y2 JP15318383U JP15318383U JPS642673Y2 JP S642673 Y2 JPS642673 Y2 JP S642673Y2 JP 15318383 U JP15318383 U JP 15318383U JP 15318383 U JP15318383 U JP 15318383U JP S642673 Y2 JPS642673 Y2 JP S642673Y2
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JP
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suction port
sliding body
brush
rotation
rotating brush
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JP15318383U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) (産業上の利用分野) 本考案は電気掃除機の吸込口体に係り、被掃除
面の塵埃を掻き上げる回転ブラシを備えたものに
関するものである。
(従来の技術) 従来、第1図に示すように、電気掃除機の吸引
管1の先端に接続される吸込口体2は、フアン3
により回転駆動される回転ブラシ4を吸込口5内
に設けるとともに、床面に接触して摺動するブラ
シ6を植設した枠状の摺動体7を上記吸込口5の
外周に嵌合固定した構造が採られていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記第1図に示す従来の構造の吸込口体では、
掃除時に吸引管1を押しまたは引いて吸込口体2
を床面に沿つて前後に摺動させる際、吸引管1を
持つ手の高さが変化するに従い、吸込口体2およ
び摺動体7と床面とのなす角度が変化し、摺動体
7の前端あるいは後端が浮き上がり、床面に沿つ
て密着されず、吸引力が減少する問題があつた。
またこの従来の構造では、吸引管1を押したとき
に、摺動体4の前端が浮き上がると、摺動体4の
後端のみ床面に接触し、床面との摩擦が急激に低
下し滑り易く、安定した走行が得られなくなり、
掃除し難くなる問題を有している。
また、吸込口体2と吸引管1との接続部分を上
下方向に回動自在とした構造が知られているが、
このような構造の吸込口体では、壁面や天井面な
どを掃除する場合、吸込口体2を持ち上げると、
吸込口体2が自重で下方に回動され、壁面や天井
面などから離れてしまい、掃除が円滑にできない
問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、吸
引管を持つ手元の位置にかかわらず、被掃除面に
沿つて密着して摺動し、安定した走行が得られ、
床面のみならず、壁面などの垂直面や天井面など
の被掃除面にも密着して摺動し、しかも摺動体が
どのような位置に回動しても、回転ブラシのブラ
シの摺動体の下方への突出幅は略一定に保持さ
れ、効率的に掃除をすることのできる電気掃除機
の吸込口体を提供することを目的としたものであ
る。
(考案の構成) (問題点を解決するための手段) 本考案の電気掃除機の吸込口体は、下側に吸込
口とこの吸込口を囲んで設けられた周壁を有する
とともに吸引管を軸心を中心として回動自在に設
けた本体ケースと、この本体ケース内に設けられ
たフアンにより回転駆動される回転ブラシと、上
記周壁を囲む枠状に形成されるとともに床面接触
体を有し上記本体ケースの下側に上下方向に回転
自在に取付けた摺動体とを備え、前記摺動体の回
動中心は上記回転ブラシの回転中心を含む鉛直線
またはその近傍に設けたことを特徴とするもので
ある。
(作用) 本考案の電気掃除機の吸込口体は、吸込口体に
接続した吸引管を持つて吸込口体を被掃除面に沿
つて前後に摺動させると、吸引管が上下回動して
も、摺動体が上下方向に回動し、摺動体は被掃除
面に沿つて密着して摺動される。また吸込口から
の吸込風によるフアンの回動によつて回転ブラシ
が回転駆動され、回転ブラシが被掃除面に接触し
て塵埃を掻き上げて吸引する。そして摺動体の回
動中心が回転ブラシの回転中心を含む鉛直線上ま
たはその近傍に設けたので、摺動体がとのような
位置に回転しても、回転ブラシの摺動体の下方に
突出する突出幅は略一定に保持され、ブラシの先
端と被掃除機面との距離が略一定となり、掃除時
の手元の操作荷重が一定となり、また被掃除面か
ら回転ブラシにかかる負荷が一定となり、回転ブ
ラシの回転数が一定となつて被掃除面の塵埃の掻
き上げが効率的に行われる。また摺動体の回動に
よりブラシの突出量が変化しないため、ブラシの
突出量が不足することによる掻き上げ作用が低下
することがない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第2図ないし第6図
に基づいて説明する。
11は吸込口体で、この吸込口体11は吸引管
12の先端に取付けられ、下面に吸込口13を有
する下側ケース14および上側ケース15にて形
成された本体ケース16と、この本体ケース16
内に回動自在に軸支されたフアン17および回転
ブラシ18と、上記吸込口13の外周に上記本体
ケース16に対して前後方向に上下回動自在に軸
支した摺動体19と、上記本体ケース16の前面
側に取付けられたバンパ20とを備えている。
上記フアン17は、上記本体ケース16内であ
つて上記吸引管12との接続部近傍に軸21にて
回動自在に軸支され、この軸21の周囲に放射状
の羽22を複数取付けるとともに軸21の一端に
ギヤ23を有している。
また、上記回転ブラシ18は上記本体ケース1
6内となる上記吸込口13内に軸24で回動自在
に軸支され、周囲にブラシ25を螺旋状に植設し
てあるとともに上記軸24の一端にギヤ26を有
し、このギヤ26と上記フアン17のギヤ23と
がギヤベルト27にて接続され、吸引力によるフ
アン17の回転により回転ブラシ18が回転駆動
されるようになつている。そして、回転ブラシ1
8は回転したときブラシ25の先端が被掃除面に
接触するようにブラシ25の先端を上記摺動体1
9より下方に突出している。また、上記フアン1
7と回転ブラシ18との間に吸引による空気流を
整流する整流孔28を有する整流板29が設けら
れ本体ケース16内を2つに仕切つている。
上記吸込口13は、周囲に周壁31がスカート
状に設けてあり、この周壁31の外周に上記摺動
体19が嵌合するように設けられている。
上記摺動体19は枠状に形成され、前枠32と
後枠33にそれぞれ床面接触体としての一対のロ
ーラ34が回動自在に軸支されているとともに左
枠35と右枠36上にそれぞれ軸支部37を突設
してある。そして、この軸支部37は先端にそれ
ぞれ内方に向かう軸部38を有し、この軸部38
に対応して上記本体ケース16の左右両側に軸穴
39が穿設され、この軸穴39に上記軸支部37
の軸部38が回動自在に嵌合して、上記摺動体1
9を上記吸込口13に対して前後方向に上下回動
自在としている。また、上記軸穴39は、上記回
転ブラシ18の回動中心よりやや後方に設けら
れ、前記摺動体19の回動中心は前記回転ブラシ
18の鉛直線上の近傍に位置するようになつてい
る。
そうして、使用に際し、吸引管12を持つて吸
込口体11を床面に対して前後に摺動させると、
第5図および第6図に示すように、吸引管12が
上下動しても摺動体19が前後方向に上下回動す
るので摺動体19は床面に沿つて密着してローラ
34の回転により摺動する。一方、回転ブラシ1
8が吸引力によるフアン17の回動によつて回転
駆動され、回転ブラシ18のブラシ25の先端が
床面に接触してごみをはき上げ吸引する。また、
壁や天井などを掃除する場合も同様の作動により
ごみを吸い込む。
なお、この実施例において床面接触体としてロ
ーラ34を設けているが、被掃除面の種類に応じ
て第1図の従来のものと同様にブラシ6を植設し
たり、また、第7図のように、ゴム板で形成した
ベロー41を取付けてもよい。
次に、他の実施例を第8図ないし第11図に基
づいて説明する。なお、先の実施例と同一の部分
は同一の符号を付して説明を省略する。
この実施例のものは、床面接触体としてブラシ
51を植設した摺動体19の回動中心が回転ブラ
シ18の回転中心を含む鉛直線上となるようにし
たもので、軸穴39を回転ブラシ18の回転中心
を含む鉛直線上であつてこの回転中心の下方とな
るように本体ケース16の下側の周壁31の左右
両側に穿設し、この軸穴39に対応して摺動体1
9に軸支部37を設けてある。従つて、軸支部3
7は第10図に示すように摺動体19の左右両枠
35,36の内面に突設される。この軸支部37
は第10図のように上端の角に面取りが施してあ
り本体ケース16への摺動体19の取付けを容易
にしている。この点は先の実施例の軸支部37も
同様である。
そして、このように摺動体19の回動中心が回
転ブラシ18の回転中心を含む鉛直線上となるよ
うにしたので、第11図に示すように摺動体19
がどのような位置に回動しても回転ブラシ18の
ブラシ25の摺動体19下方への突出幅はほぼ同
一に保たれ、従つてブラシ25の先端と床面との
距離が一定に保たれるので、使用中手元の操作荷
重が一定となり使用感が向上するとともに、床面
から回転ブラシ18にかかる負荷が一定となるの
で回転ブラシ18の回転数が一定となつて床上の
塵埃のかき上げ作用が効率的となる。そして、摺
動体19の回動によりブラシ25の突出幅が変化
しないので、ブラシ25の突出が足りなくてかき
上げ作用がなくなつたり、また、ブラシ25が突
出しすぎて床面からの負荷が大きくなり回転ブラ
シ18の回転が止まつたりするおそれがない。
なお、この実施例では摺動体19の回動中心を
回転ブラシ18の回転中心の下方にしているが、
回転ブラシ18の回転中心を含む鉛直線上であれ
ば、第12図および第13図のように回転ブラシ
18の回転中心より上方であつてもよいし、ま
た、回転ブラシ18の回転中心と一致してもよ
い。さらに、回転ブラシ18の回転中心を含む鉛
直線上でなくとも、この鉛直線の近傍であれば同
様の作用効果を奏するので、第4図、第7図に示
すように、鉛直線より多少左右に回動中心がずれ
ていてもよい。
ところで、以上の実施例のものは、いずれも摺
動体19の前端の床面接触点と摺動体19の回動
中心と、摺動体19の後端の床面接触点とを結ん
で形成される角θが、例えば第11図や第13図
に示すごとく、鈍角となるように形成してある。
そして、このように形成したことにより、摺動
体19の回動幅は上記角θが鋭角の時に比べて狭
くなるので、摺動体19の両端が吸込口13の下
方へ回り込む量が少なく、その分吸込口の大きさ
を大きくすることができる。また、角θが鋭角の
場合摺動体19の回動幅が大きくなりすぎて吸込
口13の周壁31が摺動体19の下方へ突出して
床面と接触し、床面を傷つけるおそれがあるが、
角θを鈍角とすれば、このようなおそれはない。
次に、他の実施例を第14図に基づいて説明す
る。
この実施例のものは、摺動体19の前後枠3
2,33に設けた床面摺動体としてのローラ34
と摺動体19の回動中心とを略直線上に配置した
ものである。
このように形成することにより、吸込口13と
被掃除面との間に形成される間隙が狭くなつて強
い吸引力を得ることができる。また、摺動体19
の前後方向への動きが最小となるため摺動体19
の先端がバンパ20より前方に突出することがな
くこのため掃除中に家具などを傷つけるおそれは
ない。従つてバンパ20を大型にしなくてもよ
く、小型化できる。また、吸込口13を大きくす
ることができる。また、回動幅が小さいため、摺
動体19と吸込口13の周壁31との間に大きな
ごみがはさまりにくく、動作が円滑に行なわれ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、吸込口体を接続した吸引管を
持つ位置が上下動しても、摺動体の回動により、
摺動体は被掃除面に密着して摺動することがで
き、また、掃除のし難い壁面などの垂直面や天井
面などの掃除に際しても摺動体の回動により吸込
口体が被摺動面に密着して摺動することができ、
摺動体の前端が浮き上がることがなく、被掃除面
との接触摩擦が一定に保持され、さらに摺動体の
回動中心が回転ブラシの回転中心を含む鉛直線上
またはその近傍に設けたので、摺動体がどのよう
な位置に回転しても、回転ブラシの摺動体の下方
に突出する突出幅は略一定に保持され、ブラシの
先端と被掃除機面との距離が略一定となり、掃除
時の手元の操作荷重が一定となり、操作感が向上
するとともに、被掃除面から回転ブラシにかかる
負荷が一定となり、回転ブラシの回転数が一定と
なつて被掃除面の塵埃の掻き上げが効率的に行わ
れる。また摺動体の回動によりブラシの突出量が
変化しないため、ブラシの突出量が不足すること
による掻き上げ作用が低下したり、またブラシの
突出量が多くなつて負荷が大きくなり、回転ブラ
シの回転が停止するようなおそれがなく、安定し
操作性の良い吸込口体が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸込口体を示す縦断面図、第2
図は本考案の一実施例の吸込口体を示す斜視図、
第3図はその内部を示す斜視図、第4図はその縦
断面図、第5図および第6図はその使用例を示す
図、第7図はその変形例を示す縦断面図、第8図
は第2の実施例を示す縦断面図、第9図はその側
面図、第10図はその軸支部を示す縦断面図、第
11図はその作動を示す縦断面図、第12図およ
び第13図はその変形例を示す側面図および縦断
面図、第14図は第3の実施例を示す側面図であ
る。 11……吸込口体、13……吸込口、16……
本体ケース、17……フアン、18……回転ブラ
シ、19……摺動体、34……床面接触体として
のローラ、41……床面接触体としてのベロー、
51……床面接触体としてのブラシ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下側に吸込口とこの吸込口を囲んで設けられた
    周壁を有するとともに吸引管を軸心を中心として
    回動自在に設けた本体ケースと、この本体ケース
    内に設けられフアンにより回転駆動される回転ブ
    ラシと、上記周壁を囲む枠状に形成されるともに
    床面接触体を有し上記本体ケースの下側に上下方
    向に回転自在に取付けた摺動体とを備え、 前記摺動体の回動中心は上記回転ブラシの回転
    中心を含む鉛直線またはその近傍に設けたことを
    特徴とする電気掃除機の吸込口体。
JP15318383U 1983-09-30 1983-09-30 電気掃除機の吸込口体 Granted JPS6063145U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15318383U JPS6063145U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電気掃除機の吸込口体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15318383U JPS6063145U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電気掃除機の吸込口体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6063145U JPS6063145U (ja) 1985-05-02
JPS642673Y2 true JPS642673Y2 (ja) 1989-01-23

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ID=30338975

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JP15318383U Granted JPS6063145U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電気掃除機の吸込口体

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JP (1) JPS6063145U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0790001B2 (ja) * 1987-11-13 1995-10-04 株式会社テック 電気掃除機の吸込口体

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JPS6063145U (ja) 1985-05-02

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