JPH06327598A

JPH06327598A - 電気掃除機の吸込口体

Info

Publication number: JPH06327598A
Application number: JP12024893A
Authority: JP
Inventors: Ritsuo Takemoto; 律雄竹本
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1993-05-21
Filing date: 1993-05-21
Publication date: 1994-11-29

Abstract

(57)【要約】【目的】絨毯とフローリングとで共用できる吸込口体
を提供する。【構成】吸込口本体11の前側に、回転ブレード25を備
え、第１の電動機28により正逆方向に回転駆動する。吸
込口本体11の後側に、周面に絨毛材34を設けた走行清掃
体33を備え、第２の電動機36により正逆方向に回転駆動
する。進行方向検出手段43により、吸込口本体11の進行
方向を検出する。被掃除面検出手段44により、被掃除面
が絨毯かフローリングかを検出する。絨毯の場合は、走
行清掃体33を正方向に回転して走行を補助し、回転ブレ
ード25を逆方向に回転して塵埃を掻き出す。フローリン
グの場合には、走行清掃体33を逆方向に回転して床を磨
き、回転ブレード25を正方向に回転して大きなごみを拾
い上げる。【効果】フローリングを磨くことができる。絨毯上で
は走行を補助できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電動機により回転駆動
される清掃体を備えた電気掃除機の吸込口体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば、図４に示す電気掃除機の
吸込口体１が知られている。この吸込口体１は、横長の
吸込口本体２を有し、この吸込口本体２の内側に、図示
しない複数の電動機が収納されている。さらに、この吸
込口本体２の前側には、弾性体からなる回転ブレード３
が収納されているとともに、この吸込口本体２の後側に
は、図示しない走行輪が収納され、これらの回転ブレー
ド３および走行輪が、上記の電動機により、それぞれ所
定方向に回転駆動されるようになっている。

【０００３】そして、この走行輪は、吸込口本体２の進
行方向に対して正方向に回転駆動されて、吸込口本体２
の走行を補助し、絨毯などの被掃除面を掃除する際の操
作性を向上するようになっている。

【０００４】さらに、回転ブレード３は、例えば、吸込
口本体２の進行方向に対して逆方向に回転駆動され、絨
毯内の塵埃を掻きあげることにより、清掃効率を向上す
るようになっている。

【０００５】また、例えば、吸込口体１を用いて木製な
どの床面であるフローリングを拭き、さらには磨くため
に、図５に示すようなフローリング用の回転清掃体４を
備えた吸込口本体２が知られている。この回転清掃体４
は、略円柱状をなし、周面に絨毛材4aなどが設けられて
いる。そして、この回転清掃体４は、吸込口本体２に内
蔵された電動機により、吸込口本体２の進行方向に対し
て逆方向に回転駆動され、フローリングを拭き、さらに
は磨くようになっている。

【０００６】しかしながら、上記図４および図５に示す
構成では、絨毯などを清掃するための回転ブレード３を
備えた吸込口本体２と、フローリングなどを掃除するた
めの回転清掃体４を備えた吸込口本体２とをそれぞれ用
意し、これらの吸込口本体２を適宜交換して使用する
か、あるいは、１つの吸込口本体２を用意し、この吸込
口本体２に、回転ブレード３あるいはフローリング用の
回転清掃体４を適宜装着して使用する必要があり、これ
らの取換え作業が煩雑であるとの問題を有している。

【０００７】また、例えば図６に示すように、弾性体か
らなる回転ブレード５の一面側に、拭き、および磨き効
果のある繊維質のブラシ６を取り付けた回転清掃体７を
備え、この回転清掃体７の回転方向を切替制御すること
により、絨毯とフローリングとに共用できる吸込口体が
知られている。

【０００８】しかしながら、上記図６に示す構成では、
回転ブレード５の一面側に繊維質のブラシ６を取り付け
たため、この回転ブレード５の回転方向により塵埃の掻
きとり効果が変化し、例えば、絨毯の掃除の際に、吸込
口本体２を後退させると、塵埃の掻きとり効果が小さく
なるとの問題を有している。また、回転ブレード５に取
り付けられたブラシ６では、フローリング用の回転清掃
体４などに比べて、フローリングの拭き磨き効果が小さ
いとの問題を有している。

【０００９】さらに、上記図４ないし図６に示す構成で
は、回転ブレード３あるいは回転清掃体４の他に、走行
輪を別個に設けて回転駆動しなければならないため、構
造が複雑になるとの問題を有している。

【００１０】

【発明が解決しようとする課題】上記のように、絨毯用
の回転ブレード３と、フローリング用の回転清掃体４と
を適宜交換する構成では、これらの取換え作業が煩雑で
あるとの問題を有している。また、回転ブレード５の裏
面側に繊維質のブラシ６を取り付けた回転清掃体７を用
いる場合には、絨毯およびフローリングを掃除する際
に、専用の回転ブレード３あるいは回転清掃体４を用い
た場合に比べ、いずれも清掃効果が小さいとの問題を有
している。

【００１１】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、操作性が良好で、清掃効果も高い電気掃除機の吸
込口体を提供することを目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の電気掃除
機の吸込口体は、電動機を設けた吸込口本体と、前記電
動機により正逆方向に回転駆動され被掃除面上に摺接さ
れる拭取手段を床面に設けた回転清掃体と、前記吸込口
本体の進行方向を検出する進行方向検出手段と、この進
行方向検出手段で検出された進行方向に基づき前記回転
清掃体の回転方向を制御する制御手段とを備え、この制
御手段は、前記回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向
に対して逆方向に回転駆動する状態と、前記回転清掃体
を前記吸込口本体の進行方向に対して正方向に回転駆動
する状態を切替制御するものである。

【００１３】請求項２記載の電気掃除機の吸込口体は、
少なくとも１つの電動機を設けた吸込口本体と、前記電
動機により正逆方向に回転駆動され被掃除面に摺接され
る拭取手段を周面に設けた第１の回転清掃体と、前記電
動機により正逆方向に回転駆動される塵埃掻出手段を設
けた第２の回転清掃体と、前記吸込口本体の進行方向を
検出する進行方向検出手段と、この進行方向検出手段で
検出された進行方向に基づき前記各回転清掃体の回転方
向を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、前記
第１の回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向に対して
逆方向に回転駆動するとともに、前記第２の回転清掃体
を前記吸込口本体の進行方向に対して正方向に回転駆動
する状態と、前記第１の回転清掃体を前記吸込口本体の
進行方向に対して正方向に回転駆動するとともに、前記
第２の回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向に対して
逆方向に回転駆動する状態とを切替制御するものであ
る。

【００１４】

【作用】請求項１記載の電気掃除機の吸込口体では、回
転清掃体を吸込口本体の進行方向に対して逆方向に回転
駆動する状態で、拭取手段により、被掃除面が拭かれ、
さらには磨かれる。また、回転清掃体を吸込口本体の進
行方向に対して正方向に回転駆動する状態で、吸込口本
体の走行が補助され、あるいは吸込口本体が自走する。

【００１５】請求項２記載の電気掃除機の吸込口体で
は、第１の回転清掃体を吸込口本体の進行方向に対して
逆方向に回転駆動し、第２の回転清掃体を吸込口本体の
進行方向に対して正方向に回転駆動した状態で、拭取手
段により床面が拭かれ、さらには磨かれるとともに、塵
埃掻出手段により被掃除面上の塵埃が効率良く拾い上げ
られる。一方、第１の回転清掃体を吸込口本体の進行方
向に対して正方向に回転駆動し、第２の回転清掃体を吸
込口本体の進行方向に対して逆方向に回転駆動した状態
で、拭取手段により、吸込口本体の走行が補助され、あ
るいは吸込口本体が自走するとともに、塵埃掻出手段に
より被掃除面の塵埃が効率良く掻き出される。

【００１６】

【実施例】以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実
施例の構成を図面を参照して説明する。

【００１７】図１および図２において、11は走行方向に
対して横長の吸込口本体で、この吸込口本体11は、下部
ケース12と、この下部ケース12の上側に結合固定される
上部ケース14とから構成されている。そして、この吸込
口本体11には、進行方向側である前側に、横長の吸込室
15が区画形成されているとともに、この吸込室15の後側
に位置して、吸込室15に連通する風路室16が区画形成さ
れている。さらに、吸込室15の下面には、被掃除面18に
対向する吸込口21が開口されている。

【００１８】また、吸込口本体11の後部中央には、連通
管23が上下方向の所定角度に回動自在に取り付けられて
いる。この連通管23には、前側を開口した両側方向を軸
方向とする円筒状をなす嵌合部23a が前端部に形成さ
れ、この嵌合部23a が風路室16の内部に回動自在に嵌合
されている。そして、この嵌合部23a の開口部23b は、
吸込室15の略中央部に対向し、風路室16を介して吸込室
15に連通されている。一方、この連通管23の後端部は、
吸込口本体11の後側外方に突出し、図示しない接続管が
接続されている。また、この接続管は、延長管およびホ
ースなどを介して、電動送風機などを内蔵した掃除機本
体の集塵室に接続されている。

【００１９】そして、吸込口本体11の吸込室15には、第
２の回転清掃体としての回転ブレード25が回転自在に軸
支されている。この回転ブレード25は、ゴムなどの弾性
体からなり、周面から突設されたねじれた板状をなす塵
埃掻出手段としてのブレード部26が、吸込口21から僅か
に突出する状態で支持されている。そして、この回転ブ
レード25は、駆動ベルト27を介して第１の電動機28に接
続され、この第１の電動機28を正逆方向に回転駆動する
ことにより、回転ブレード25を正逆方向に回転駆動でき
るようになっている。

【００２０】また、連通管23の嵌合部23a の後側に位置
して、下部ケース12が上方に向って凹設され、下方に開
口する横長の回転体収納部31が吸込口21とほぼ平行に形
成されている。そして、この回転体収納部31に、下部ケ
ース12の下側に突出する状態で、吸込口本体11の長手方
向を長手方向とする略円柱状をなす第１の回転清掃体と
しての走行清掃体33が回転自在に軸支されている。この
走行清掃体33は、外周面にナイロン製ボアなどの拭取手
段としての絨毛材34が植設され、駆動ベルト35を介して
第２の電動機36に接続されている。そして、この第２の
電動機36を正逆方向に回転駆動することにより、走行清
掃体33を正逆方向に回転駆動できるようになっている。

【００２１】さらに、上記の吸込口21と回転体収納部31
との間に位置して、下部ケース12に、両側一対の検出用
通孔41，42が形成されている。そして、図１ないし図３
に示すように、一側の検出用通孔41には、進行方向検出
手段43を構成する進行方向検出ローラ43a が回転自在に
軸支されている。また、他側の検出用通孔42には、被掃
除面検出手段44を構成する被掃除面検出ローラ44a が回
転自在に軸支されている。

【００２２】そして、これらの進行方向検出手段43およ
び被掃除面検出手段44は、吸込口本体11に内蔵されたＣ
ＰＵなどからなる制御手段46に接続されているととも
に、この制御手段46は、第１および第２の電動機28，36
に接続され、これらの電動機28，36の回転方向などの回
転状態を制御するようになっている。

【００２３】さらに、吸込口本体11の前端部近傍の両端
部近傍には、両側一対の前部補助輪51が回転自在に軸支
されているとともに、吸込口本体11の後端部近傍の連通
管23の両側部には、両側一対の後部補助輪52が回転自在
に軸支されている。

【００２４】そして、例えば、この吸込口本体11を木製
の床面であるフローリング上などの比較的堅い被掃除面
18上に載置した状態では、前後の補助輪51，52が被掃除
面18上に当接するとともに、走行清掃体33と、進行方向
検出ローラ43a とが被掃除面18上に当接する一方、回転
ブレード25と被掃除面検出ローラ44a とは、被掃除面18
から若干の間隙を介して離間するようになっている。

【００２５】なお、この吸込口本体11の周面に沿って、
弾性体からなる帯状のバンパ54が形成されている。

【００２６】次に、この吸込口体の動作を説明する。

【００２７】まず、掃除を行う際には、この吸込口体
を、図示しない延長管およびホースなどを介して、掃除
機本体に接続する。そして、例えばホースの先端部に形
成された操作部を把持しながら前後に押動し、吸込口本
体11を被掃除面18上に押し付けながら前後動させる。

【００２８】この状態で、被掃除面18上に常時当接する
進行方向検出ローラ43a が、吸込口本体11の進行方向に
したがって転動し、吸込口本体11の進行方向が検出され
る。

【００２９】さらに、被掃除面18から若干の間隙を介し
て離間した被掃除面検出ローラ44aは、フローリングな
どの堅い被掃除面18上では転動せず、絨毯などの柔らか
い被掃除面18上では転動するとこにより、被掃除面18の
状態を検出できるようになっている。

【００３０】そして、これらの進行方向検出手段43およ
び被掃除面検出手段44からの信号に従い、制御手段46が
各電動機28，36を制御し、以下のように回転ブレード25
および走行清掃体33を回転させる。

【００３１】まず、被掃除面18がフローリングなどの場
合には、吸込口本体11の進行方向に対して、回転ブレー
ド25を正方向（図２に示す矢印方向）に回転させるとと
もに、走行清掃体33を逆方向（図２に示す矢印方向）に
回転させる。この状態で、被掃除面18上の塵埃は、吸込
口21から吸い込まれるとともに、被掃除面18上の重い塵
埃は回転ブレード25によりすくいあげられて、吸込口21
から吸い込まれる。さらに、被掃除面18は、逆回転する
走行清掃体33の絨毛材34により拭かれ、さらに磨き上げ
られる。

【００３２】また、被掃除面18が絨毯などの場合には、
吸込口本体11の進行方向に対して、回転ブレード25を逆
方向（図２に示す矢印の反対方向）に回転させるととも
に、走行清掃体33を正方向（図２に示す矢印の反対方
向）に回転させる。この状態で、絨毯内の塵埃は、逆回
転する回転ブレード25により叩き出されながら吸込口21
から吸い込まれる。さらに、正方向に回転する走行清掃
体33により、吸込口本体11の走行が補助され、あるいは
この吸込口本体11が自走する。

【００３３】このように、上記の実施例によれば、フロ
ーリングなどの床面を清掃する状態で、走行清掃体33を
吸込口本体11の進行方向に対して反対方向に回転させ、
絨毛材34をフローリングに摺接させて、床面を効果的に
拭き、さらには磨き上げることができるとともに、回転
ブレード25を吸込口本体11の進行方向に対して正方向に
回転させ、ブレード部26によりフローリング上の重いご
みなどの塵埃を効率良く拾い上げて吸い込むことがで
き、フローリングのごみ取り能力を向上することができ
る。

【００３４】そして、絨毯を清掃する状態では、吸込口
本体11が被掃除面18に吸い付く力が強く、吸込口本体11
を走行させるために大きな操作力が必要になるが、走行
清掃体33を吸込口本体11の進行方向に対して正方向に回
転させ、絨毛材34をフローリングに係合させて、吸込口
本体11の走行を補助し、あるいは吸込口本体11を自走さ
せて、吸込口本体11の走行に要する力を軽減して、吸込
口体の操作性を向上することができる。さらに、絨毯を
清掃する状態では、回転ブレード25を吸込口本体11の進
行方向に対して逆方向に回転させ、ブレード部26により
絨毯内の塵埃を効率良く掻き出して吸い込むことがで
き、絨毯のごみ取り能力を向上することができる。

【００３５】また、吸込口本体11に、走行清掃体33によ
り走行を補助できるため、走行輪を設けなくとも操作力
を軽減でき、吸込口体の構造を簡単にすることができ
る。

【００３６】なお、上記の実施例では、吸込口本体11の
吸込室15に弾性体からなる回転ブレード25を用いたが、
この回転ブレード25に代えて、例えば、螺旋状に植毛し
た回転ブラシを用いることもできる。

【００３７】そして、上記の実施例では、吸込口本体11
に、被掃除面検出手段44を備えたが、手動操作により、
フローリングを清掃する状態と、絨毯を清掃する状態と
を切り替え操作することもできる。

【００３８】また、走行清掃体33の外周面に設けた絨毛
材34は、軟質で毛状のいわゆる起毛材や、スポンジ状の
ものなどを利用することもできる。

【００３９】さらに、上記の実施例では、吸込口体を電
気掃除機本体とは別体に構成したが、電気掃除機本体の
下面などに吸込口体を一体的に形成したものに適用する
こともできる。

【００４０】また、進行方向検出手段43および被掃除面
検出手段44は、それぞれ、検出ローラ43a ，44a を用い
て構成したが、光学的なセンサーなどを用いて構成する
こともできる。

【００４１】

【発明の効果】請求項１記載の電気掃除機の吸込口体に
よれば、回転清掃体を吸込口本体の進行方向に対して逆
方向に回転駆動する状態で、拭取手段により、被掃除面
を拭き、さらには磨くことができる。そして、回転清掃
体を吸込口本体の進行方向に対して正方向に回転駆動す
る状態で、吸込口本体の走行を補助し、あるいは吸込口
本体を自走させて、吸込口体の操作性を向上することが
できる。また、回転清掃体のほかに走行輪を設ける必要
がなく、構造を簡単にできる。

【００４２】請求項２記載の電気掃除機の吸込口体によ
れば、回転清掃体を吸込口本体の進行方向に対して逆方
向に回転駆動し、第２の回転清掃体を吸込口体の進行方
向に対して正方向に回転駆動する状態で、拭取手段によ
り、被掃除面を拭き、さらには磨くことができるととも
に、塵埃掻出手段により被掃除面上の塵埃を効率良く拾
い上げることができる。そして、第１の回転清掃体を吸
込口本体の進行方向に対して正方向に回転駆動し、第２
の回転清掃体を吸込口本体の進行方向に対して逆方向に
回転駆動した状態で、拭取手段により、吸込口本体の走
行を補助し、あるいは吸込口本体を自走させて、吸込口
体の操作性を向上することができるとともに、塵埃掻出
手段により被掃除面の塵埃を効率良く掻き出すことがで
きる。また、回転清掃体のほかに走行輪を設ける必要が
なく、構造を簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す底面図である。

【図２】同上吸込口体の断面図である。

【図３】同上吸込口体のブロック図である。

【図４】従来の吸込口体を示す一部を切り欠いた斜視図
である。

【図５】同上一部の斜視図である。

【図６】従来の吸込口体を他の例を示す一部の斜視図で
ある。

【符号の説明】

11 吸込口本体 18 被掃除面 25 第２の回転清掃体としての回転ブレード 26 塵埃掻出手段としてのブレード部 28，36 電動機 33 第１の回転清掃体としての走行清掃体 34 拭取手段としての絨毛材 43 進行方向検出手段 46 制御手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電動機を設けた吸込口本体と、前記電動機により正逆方向に回転駆動され被掃除面上に
摺接される拭取手段を床面に設けた回転清掃体と、前記吸込口本体の進行方向を検出する進行方向検出手段
と、この進行方向検出手段で検出された進行方向に基づき前
記回転清掃体の回転方向を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、前記回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向に対して逆
方向に回転駆動する状態と、前記回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向に対して正
方向に回転駆動する状態を切替制御することを特徴とし
た電気掃除機の吸込口体。
【請求項２】少なくとも１つの電動機を設けた吸込口
本体と、前記電動機により正逆方向に回転駆動され被掃除面に摺
接される拭取手段を周面に設けた第１の回転清掃体と、前記電動機により正逆方向に回転駆動される塵埃掻出手
段を設けた第２の回転清掃体と、前記吸込口本体の進行方向を検出する進行方向検出手段
と、この進行方向検出手段で検出された進行方向に基づき前
記各回転清掃体の回転方向を制御する制御手段とを備
え、この制御手段は、前記第１の回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向に対
して逆方向に回転駆動するとともに、前記第２の回転清
掃体を前記吸込口本体の進行方向に対して正方向に回転
駆動する状態と、前記第１の回転清掃体を前記吸込口本体の進行方向に対
して正方向に回転駆動するとともに、前記第２の回転清
掃体を前記吸込口本体の進行方向に対して逆方向に回転
駆動する状態とを切替制御することを特徴とした電気掃
除機の吸込口体。