JPH029916Y2 - - Google Patents

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JPH029916Y2
JPH029916Y2 JP15622685U JP15622685U JPH029916Y2 JP H029916 Y2 JPH029916 Y2 JP H029916Y2 JP 15622685 U JP15622685 U JP 15622685U JP 15622685 U JP15622685 U JP 15622685U JP H029916 Y2 JPH029916 Y2 JP H029916Y2
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arms
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pair
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JP15622685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば、空調装置等に用いられる風道
内に附着した塵埃を刷き落す風道掃除器に関す
る。
〔従来の技術〕
室内の空気の汚れの原因となるものとしては空
調ダクトの内部の汚染が大きな問題があり、空調
ダクトが汚れていると、ダクト内の汚染物を巻き
込んで室内に送り出し、室内環境を汚染し、加え
て排気口からより汚れを含んだ空気をリターンダ
クト内へ送り込んでゆくことになる。リターンダ
クトに送り込まれた汚染された空気は、その70〜
80%が再生送気システムを循環することになるた
め、粒径の小さな汚染物質はフイルターを通過
し、空調ダクト内汚染濃度が益々高くなる。しか
るに従来このようなダクト内の掃除手段としては
天井に点検口を設けてこの点検口から作業員が入
つたり、ブラシ等を用いたりして掃除したもので
あるが専用の掃除器は用いられていなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上述の問題に鑑み空調用風道を外部か
ら操作して効率良く掃除し空気の汚染を防止しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、回転連動機構を内装し風道内を走行
する掃除器本体と、この本体の前面と両側面に前
記回転連動機構と接続して軸架された前面回転ブ
ラシ並に側面回転ブラシと、一端や前記回転連動
機構に接続され他端を前記風道外に設けた電動機
に接続した長尺可撓性の回転伝達チユーブと、前
端で前記本体を支持した一対の前方アームと、こ
の前方アームの後端に軸着され前後に夫々ローラ
を軸架した一対の後方アームと、前記前方アーム
と後方アーム間に架設され両アームを一定の角度
に保つて固定させ前後のローラを風道の底面と天
壁とに接触させる位置決めステーとよりなり、電
動機に連結した回転伝達チユーブで前面と左右の
回転ブラシに回転力を与えながら前方のアームで
支持された本体を後方のアームの上下のローラに
よつて風道内を押し進め風道の上下左右の壁面に
附着した塵埃を刷き除き、かつ前後のアーム間に
架設された位置決めステーによつて本体の重心が
後方アームの略中心に位置するように前後のアー
ム間の角度を固定し、上下のローラを風道の天壁
と底面に接触させるとともに掃除器本体を風道の
高さの中心に位置させて円滑な走行をさせようと
するものである。
〔作用〕
掃除器本体を風道内に挿入し前後のローラを風
道の底面と天壁とに接触するように後方のアーム
を傾斜させ位置決めステーによつて角度を固定さ
せると、本体の重心が後方アームの略中心に位置
し前方のアームに支持された掃除器本体が風道の
高さの略中心に位置するようになる。次に風道の
外部に設けた電動機を駆動させると、回転伝達チ
ユーブによつて掃除器本体の回転連動機構が駆動
され、掃除器本体の前面の回転ブラシ並に側面の
回転ブラシが風道の上下面並に両側面の塵埃を刷
き落しつつ回転伝達チユーブに押し進められて進
行する。
〔実施例〕
本考案の実施例を添附図面について説明する。
1は箱型掃除器本体で、中心に軸受体2が植立
固定された互に噛合する3個のベベルギヤ3,
4,5が内装されている。そして前後のベベルギ
ヤ3,4を固定した軸6,7は本体1の前後壁
8,9に設けた軸受10,11と前記軸受体2に
回転自在に軸架され、中間のベベルギヤ5の軸1
2は前記軸受体2を貫通して側壁13,13の軸
受14,14に軸架されている。さらに本体1の
前面に臨ませた円錐形の前面回転ブラシ15が前
壁8より突出した前方のベベルギヤ3の軸6に着
脱自在に固定され、側壁13,13より突出した
ベベルギヤ5の軸12の両端に鼓形の側面回転ブ
ラシ16,16が着脱自在に軸架されている。さ
らに後方のベベルギヤ5の軸7が後壁9を貫通し
て本体1の後方に突出され、この軸7に駆動軸継
手17によつて長尺可撓性回転伝達チユーブ18
が連結され、この回転伝達チユーブ18が電動機
19の回転軸20に連結されている。そして、電
動機19の駆動によつてその回転が回転伝達チユ
ーブ18により軸7に伝達され、ベベルギヤ4,
5,3を介して前面回転ブラシ15、側面回転ブ
ラシ16,16を回転させるようになつている。
また、本体1の両側壁13,13の外面には先
端を両側回転ブラシ16,16と同軸に回動自在
に軸架された前方アーム21,21が当接され、
この前方アーム21,21を本体1より後方に間
隔を縮少させて延長させ、後端は、後方アーム2
4,24の前端に軸架されたローラ軸23の後方
アーム24,24の内側に軸架され、ローラ軸2
3の両端にはゴム製の底部ローラ22,22が軸
架されている。さらに後方アーム24,24の後
端に両端にゴム製の上部ローラ25,25を軸架
したローラ軸26が軸架されている。また夫々の
ローラ軸23,26の外端には半球面形のカバー
体27,27,28,28が取付けられている。
さらに、前方アーム21,21の途中に一端を
固定して上方に突出した固定突片29,29に位
置決めステー30,30の前端が回動しないよう
に2支点31a,31bで軸着固定され後方アー
ム24,24の途中に固定して上方に突出した固
定突片32,32に締付ねじ33,33を螺着
し、この締付ねじ33,33に前記位置決めステ
ー30,30の長孔34,34が係合されるよう
になつている。
次に上述の実施例の作用を説明する。掃除器本
体1の駆動軸となる軸7と、電動機19に連結し
た長尺可撓性の回転伝達チユーブ18とを継手1
7によつて連結する。後方アーム24を傾斜させ
て風道35の天壁36と底面37に上部ローラ2
5と底部ローラ22を接触させた状態において、
前方アーム21に支持された本体1が風道35の
中心に位置するようにして、位置決めステー30
を締付ねじ33で締着し前方、後方アーム21,
24の間の角度を固定させる。この状態で本体1
の重さによつて、底部、上部ローラ22,25は
風道35の底面37と天壁36に均等圧で接触さ
れる。次に本体1を風道35内に挿入し、電動機
19を駆動させると、長尺の回転伝達チユーブ1
8が回転力(90rpm)を本体1の駆動軸となる軸
7に伝達するとともに本体1を押し進める作用を
する。そして軸7の回転はベベルギヤ4,5,3
で側面回転ブラシ16,16、前面回転ブラシ1
5に伝達され、側面回転ブラシ16,16の回転
は本体1の進行方向に向つて回転し風道35内へ
の進入を容易にする。また前面回転ブラシ15は
駆動軸となる軸7と反対方向即ち回転伝達チユー
ブ18と逆回転となり、本体1の反転を防ぐ作用
をする。そして前面回転ブラシ15と側面回転ブ
ラシ16,16によつて断面四角形の風道35の
全面が同時に掃除される。所定距離の掃除が完了
したときは、回転伝達チユーブ18を引戻して本
体1を風道35から引出す。このとき底部、上部
ローラ22,25の外面は半球面形カバー体2
7,28で被覆されているから風道35の側面に
段差があつたような場合に引掛ることがない、ま
た風道35の上下面に段差があつたような場合
は、底部ローラ22と継手17との力点の差より
生ずる後方への傾斜傾向により上部ローラ25が
沈み加減になることで段差を容易に乗り越えさせ
ることができる。
以上のようにして水平状態の風道35の底面上
に刷き落された塵埃は、開口部から空気と共に吸
引することにより排除される。
尚第1図、第2図は巾a、高さb1の断面矩形状
の風道35を掃除する場合の平面と側面を示す
が、風道35の高さが第3図に示すようにb2に変
化したときは前面回転ブラシ15を大径のものと
交換するとともに、前方アーム21と後方アーム
24間の角度を変化させ本体1を常に風道35の
高さの中心に保持させるようにする。
また風道35が断面円形の場合は前面回転回転
ブラシ15を継手17によつて直接回転伝達チユ
ーブ18に連結して掃除を行う。
〔考案の効果〕
本考案によれば、回転連動機構を内装し風道内
を走行する掃除器本体と、この本体の前面と両側
面に前記回転連動機構と接続して軸架された前面
回転ブラシ並に側面回転ブラシと、一端が前記回
転連動機構に接続され他端を前記風道外に設けた
電動機に接続した長尺可撓性の回転伝達チユーブ
と、前端で前記本体を支持した一対の前方アーム
と、この前方アームの後端に軸着され前後に夫々
ローラを軸架した一対の後方アームと、前記前方
アームと後方アーム間に架設され両アームを一定
の角度に保つて固定させ前後のローラを風道の底
面と天壁とに接触させる位置決めステーとよりな
るため、掃除器本体の前面と両側面の回転ブラシ
により風道内の上下左右面に附着した塵埃が全面
的に刷き除かれ、掃除器本体の前進と回転ブラシ
の回転は電動機に連結した長尺可撓性の回転伝達
チユーブで行われるため長い風道の掃除が可能と
なり、掃除終了は回転伝達チユーブを引戻すこと
により掃除器本体を風道より引出すことができ
る。また掃除器本体は一対の前方アームの先端で
支持しこの前方アームに前後にローラを軸架した
後方アームの途中を位置決めステーで回動しない
ように固定し前後のローラが風道の底部と天壁と
に接するようにすることにより本体の重心を後方
アームの略中心に保ち前方アームで支持した掃除
器本体を風道の高さの略中央に位置させ掃除器本
体を風道と接触させることなく円滑にかつ迅速に
移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の風道掃除器の一実施例を示す
平面図、第2図は同上側面図、第3図は同上風道
の高さが異なる場合の使用例を示す側面図、第4
図は掃除器本体の上面を除去した平面図、第5図
は同上縦断側面図である。 1……掃除器本体、15,16……回転ブラ
シ、18……回転伝達チユーブ、19……電動
機、21,24………アーム、22,25……ロ
ーラ、30……位置決めステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転連動機構を内装し風道内を走行する掃除器
    本体と、この本体の前面と両側面に前記回転連動
    機構と接続して軸架された前面回転ブラシ並に側
    面回転ブラシと、一端が前記回転連動機構に接続
    され他端を前記風道外に設けた電動機に接続した
    長尺可撓性の回転伝達チユーブと、前端で前記本
    体を支持した一対の前方アームと、この前方アー
    ムの後端に軸着され前後に夫々ローラを軸架した
    一対の後方アームと、前記前方アームと後方アー
    ム間に架設され両アームを一定の角度に保つて固
    定させ前後のローラを風道の底面と天壁とに接触
    させる位置決めステーとよりなることを特徴とす
    る風道掃除器。
JP15622685U 1985-10-12 1985-10-12 Expired JPH029916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15622685U JPH029916Y2 (ja) 1985-10-12 1985-10-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15622685U JPH029916Y2 (ja) 1985-10-12 1985-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266788U JPS6266788U (ja) 1987-04-25
JPH029916Y2 true JPH029916Y2 (ja) 1990-03-12

Family

ID=31077646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15622685U Expired JPH029916Y2 (ja) 1985-10-12 1985-10-12

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2601508B2 (ja) * 1988-04-05 1997-04-16 株式会社大一東亜 配管清掃装置
FI108408B (fi) * 1999-11-23 2002-01-31 Lifa Iaq Ltd Oy Ilmastointi- ja muiden kanavien puhdistuslaitteisto
GB2481387B (en) * 2010-06-21 2014-07-30 Dyson Technology Ltd Attachment for a vacuum cleaning appliance

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6266788U (ja) 1987-04-25

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