JPH062632Y2 - 電動掃除機 - Google Patents
電動掃除機Info
- Publication number
- JPH062632Y2 JPH062632Y2 JP1986068521U JP6852186U JPH062632Y2 JP H062632 Y2 JPH062632 Y2 JP H062632Y2 JP 1986068521 U JP1986068521 U JP 1986068521U JP 6852186 U JP6852186 U JP 6852186U JP H062632 Y2 JPH062632 Y2 JP H062632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- rotating brush
- brush
- chamber
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電動機により駆動される回転ブラシの回転に
て被清掃面上の塵埃を引掛けて集塵室へ送り込む電動掃
除機に関する。
て被清掃面上の塵埃を引掛けて集塵室へ送り込む電動掃
除機に関する。
[従来の技術] 従来、回転ブラシを用いた掃除機は、吸引ファンによる
塵埃吸引の補助手段として回転ブラシを用いるものと、
回転ブラシの回転のみにより集塵するものとがあった。
塵埃吸引の補助手段として回転ブラシを用いるものと、
回転ブラシの回転のみにより集塵するものとがあった。
[考案が解決しようとする問題点] 如上の従来掃除機のうち、吸引ファンによる塵埃吸引の
補助手段として回転ブラシを用いるものは、十分な集塵
を行うためには強力な吸引ファンが必要となり、また、
騒音が高く、消費電力が大きい等の問題点があり、回転
ブラシの回転のみにより集塵するものは、集塵の効率が
不十分であり、集塵室内への塵埃の保持が不確実である
等の問題があった。
補助手段として回転ブラシを用いるものは、十分な集塵
を行うためには強力な吸引ファンが必要となり、また、
騒音が高く、消費電力が大きい等の問題点があり、回転
ブラシの回転のみにより集塵するものは、集塵の効率が
不十分であり、集塵室内への塵埃の保持が不確実である
等の問題があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案の電動掃除機は、 電動機により駆動される回転ブラシの回転にて被清掃面
上の塵埃を引掛けて集塵室へ送り込む電動掃除機におい
て、 回転ブラシ(1)の外周縁と僅少の空隙を隔有して劃設さ
れるブラシ室(3)に、被清掃面に開口する集塵口(4)及び
該集塵口(4)のほぼ対称位置に開口する送塵口(5)をそれ
ぞれ配設し、 回転ブラシ(1)の回転方向に対する集塵口(4)の後縁部
(6)を、先端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面
に形成し、 送塵口(5)部における回転ブラシ(1)のほぼ接線速度方向
に配設されて送塵口(5)と収塵室(8)を連通する塵埃通路
(7)を閉塞する塵埃逆流防止板(10)と、電動機(2)のスイ
ッチ(9)とを、スイッチ(9)の閉成により塵埃逆流防止板
(10)が開くよう連結したものとしている。
上の塵埃を引掛けて集塵室へ送り込む電動掃除機におい
て、 回転ブラシ(1)の外周縁と僅少の空隙を隔有して劃設さ
れるブラシ室(3)に、被清掃面に開口する集塵口(4)及び
該集塵口(4)のほぼ対称位置に開口する送塵口(5)をそれ
ぞれ配設し、 回転ブラシ(1)の回転方向に対する集塵口(4)の後縁部
(6)を、先端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面
に形成し、 送塵口(5)部における回転ブラシ(1)のほぼ接線速度方向
に配設されて送塵口(5)と収塵室(8)を連通する塵埃通路
(7)を閉塞する塵埃逆流防止板(10)と、電動機(2)のスイ
ッチ(9)とを、スイッチ(9)の閉成により塵埃逆流防止板
(10)が開くよう連結したものとしている。
なお、集塵口(4)の後縁部(6)というのは、回転ブラシ
(1)の回転方向に対する後縁部であって、装置に対する
前後を云うものではない。集塵口(4)において回転ブラ
シ(1)が前方に回転する場合、後縁部(6)は装置に対する
後方に位置し、集塵口(4)において回転ブラシ(1)が後方
に回転する場合、後縁部(6)は装置に対する前方に位置
する。
(1)の回転方向に対する後縁部であって、装置に対する
前後を云うものではない。集塵口(4)において回転ブラ
シ(1)が前方に回転する場合、後縁部(6)は装置に対する
後方に位置し、集塵口(4)において回転ブラシ(1)が後方
に回転する場合、後縁部(6)は装置に対する前方に位置
する。
[作用] 電動機(2)のスイッチ(9)を閉成することにより、電動機
(2)が回転して回転ブラシ(1)を駆動すると共に、このス
イッチ(9)閉成に連動して塵埃逆流防止板(10)は塵埃通
路(7)を開放する。
(2)が回転して回転ブラシ(1)を駆動すると共に、このス
イッチ(9)閉成に連動して塵埃逆流防止板(10)は塵埃通
路(7)を開放する。
従って、第1図に示すように、集塵口(4)の後縁部(6)及
び前縁部を被清掃面に接する如くして、電動機(2)のス
イッチ(9)を閉成すれば、被清掃面上の塵埃は、回転ブ
ラシ(1)に引掛けられた後、回転ブラシ(1)の刷毛の間に
挟まれ、あるいは回転ブラシ(1)の刷毛の先端部とブラ
シ室(3)前壁との間に挟まれて、回転ブラシ(1)の回転に
伴ない、ほぼブラシ室(3)前壁に沿って移動する。
び前縁部を被清掃面に接する如くして、電動機(2)のス
イッチ(9)を閉成すれば、被清掃面上の塵埃は、回転ブ
ラシ(1)に引掛けられた後、回転ブラシ(1)の刷毛の間に
挟まれ、あるいは回転ブラシ(1)の刷毛の先端部とブラ
シ室(3)前壁との間に挟まれて、回転ブラシ(1)の回転に
伴ない、ほぼブラシ室(3)前壁に沿って移動する。
このようにして回転ブラシ(1)と共に移動してきた塵埃
は、送塵口(5)部に達すると、回転ブラシ(1)が前壁面か
ら開放されるので、大部分は回転ブラシ(1)から分離す
る。
は、送塵口(5)部に達すると、回転ブラシ(1)が前壁面か
ら開放されるので、大部分は回転ブラシ(1)から分離す
る。
このとき塵埃は回転ブラシ(1)の接線方向の速度を有す
るので、回転ブラシ(1)のほぼ接線速度方向に配設され
ている塵埃通路(7)に飛び込み、塵埃逆流防止板(10)は
塵埃通路(7)を開放しているため、塵埃は、塵埃通路(7)
を通過して収塵室(8)内に収容される。
るので、回転ブラシ(1)のほぼ接線速度方向に配設され
ている塵埃通路(7)に飛び込み、塵埃逆流防止板(10)は
塵埃通路(7)を開放しているため、塵埃は、塵埃通路(7)
を通過して収塵室(8)内に収容される。
一方、送塵口(5)において回転ブラシ(1)から分離しなっ
た塵埃は、ほぼブラシ室(3)後壁に沿って移動し、集塵
口(4)部に達する。ところが集塵口(4)の後縁部(6)は、
その先端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面に
形成されているため、滑らかに被清掃面に密接し、且つ
回転ブラシ(1)の刷毛の先端部も集塵口(4)の後縁部(6)
から被清掃面に、ほぼ連続的に接する状態となり、その
塵埃は、回転ブラシ(1)から分離せず、再度ブラシ室(3)
前壁に沿って運ばれ、結局収塵室(8)内の収容されるこ
ととなる。
た塵埃は、ほぼブラシ室(3)後壁に沿って移動し、集塵
口(4)部に達する。ところが集塵口(4)の後縁部(6)は、
その先端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面に
形成されているため、滑らかに被清掃面に密接し、且つ
回転ブラシ(1)の刷毛の先端部も集塵口(4)の後縁部(6)
から被清掃面に、ほぼ連続的に接する状態となり、その
塵埃は、回転ブラシ(1)から分離せず、再度ブラシ室(3)
前壁に沿って運ばれ、結局収塵室(8)内の収容されるこ
ととなる。
電動掃除機を回転ブラシ(1)の回転方向に対する前方に
移動させつつ清掃を行えば、被清掃面上の塵埃のうち回
転ブラシ(1)によりブラシ室(3)内に取り込まれ損ねたも
のも、電動掃除機の移動に伴い再び回転ブラシ(1)がブ
ラシ室(3)内に取り込もうとする。また送塵口(5)部にお
いて回転ブラシ(1)から分離しなかった塵埃も、再度ブ
ラシ室(3)前壁に沿って運ばれる。
移動させつつ清掃を行えば、被清掃面上の塵埃のうち回
転ブラシ(1)によりブラシ室(3)内に取り込まれ損ねたも
のも、電動掃除機の移動に伴い再び回転ブラシ(1)がブ
ラシ室(3)内に取り込もうとする。また送塵口(5)部にお
いて回転ブラシ(1)から分離しなかった塵埃も、再度ブ
ラシ室(3)前壁に沿って運ばれる。
電動機(2)のスイッチ(9)を開いて作動を停止した状態で
は、第3図及び第4図に示すように、塵埃逆流防止板(1
0)により、収塵室(8)内に収容されている塵埃が塵埃通
路(7)からブラシ室(3)内に逆流して清掃面上に散乱する
ことが防止される。
は、第3図及び第4図に示すように、塵埃逆流防止板(1
0)により、収塵室(8)内に収容されている塵埃が塵埃通
路(7)からブラシ室(3)内に逆流して清掃面上に散乱する
ことが防止される。
[実施例] 塵埃通路(7)を電動機(2)のスイッチ(9)の閉成に連動し
て開く塵埃逆流防止板(10)により開放する機構として
は、例えば、第1図,第2図及び第3図の如く、押しボ
タン型スイッチ(11)を採用し、塵埃通路(7)を閉鎖して
塵埃の逆流を防止し得る如く塵埃逆流防止板(10)上部を
軸支し、押しボタン型スイッチ(11)を押して電動機(2)
を作動させた際に、押しボタン型スイッチ(11)が塵埃逆
流防止板(10)上端を押し下げて、塵埃逆流防止板(10)下
部を跳ね上げ、塵埃通路(7)を開放するものとすること
ができる。また、例えば、第4図の如く、スイッチ(9)
としてスライドスイッチ(12)を採用し、該スライドスイ
ッチ(12)に、塵埃通路(7)を閉鎖して塵埃の逆流を防止
し得る如く塵埃逆流防止板(10)基部を軸支し、スライド
スイッチ(12)をスライドさせて電動機(2)を作動させた
際に、塵埃逆流防止板(10)上部に衝接し得る如く設けた
ストッパ(13)により塵埃逆流防止板(10)を跳ね上げ、塵
埃通路(7)を開放するものとすることができる。
て開く塵埃逆流防止板(10)により開放する機構として
は、例えば、第1図,第2図及び第3図の如く、押しボ
タン型スイッチ(11)を採用し、塵埃通路(7)を閉鎖して
塵埃の逆流を防止し得る如く塵埃逆流防止板(10)上部を
軸支し、押しボタン型スイッチ(11)を押して電動機(2)
を作動させた際に、押しボタン型スイッチ(11)が塵埃逆
流防止板(10)上端を押し下げて、塵埃逆流防止板(10)下
部を跳ね上げ、塵埃通路(7)を開放するものとすること
ができる。また、例えば、第4図の如く、スイッチ(9)
としてスライドスイッチ(12)を採用し、該スライドスイ
ッチ(12)に、塵埃通路(7)を閉鎖して塵埃の逆流を防止
し得る如く塵埃逆流防止板(10)基部を軸支し、スライド
スイッチ(12)をスライドさせて電動機(2)を作動させた
際に、塵埃逆流防止板(10)上部に衝接し得る如く設けた
ストッパ(13)により塵埃逆流防止板(10)を跳ね上げ、塵
埃通路(7)を開放するものとすることができる。
集塵口(4)前縁部は、先端部が回転ブラシ(1)にほぼ接す
る尖端状断面に形成することが望ましい。これによっ
て、被清掃面上の塵埃を回転ブラシ(1)によりブラシ室
(3)前縁部に運び上げる作用が円滑に発揮される。また
このように尖端状断面に形成された集塵口(4)前縁部に
より、被清掃面上にこびりついた汚れを削り取ることが
できる。
る尖端状断面に形成することが望ましい。これによっ
て、被清掃面上の塵埃を回転ブラシ(1)によりブラシ室
(3)前縁部に運び上げる作用が円滑に発揮される。また
このように尖端状断面に形成された集塵口(4)前縁部に
より、被清掃面上にこびりついた汚れを削り取ることが
できる。
集塵口(4)は、両端部の支持片(14)によりブラシ室(3)の
中心線上に軸支し、内面が回転ブラシ(1)の外周縁と僅
少の空隙を隔有する如く形成した横断面円弧状の蓋体(1
5)により、自在に開閉し得る如くすれば、使用時には、
蓋体(15)を開くことにより、その内面は回転ブラシ(1)
の外周縁と僅少の空隙を隔有するブラシ室(3)の壁面を
構成することとなり、不使用時には、蓋体(15)を閉じて
おけば、回転ブラシ(1)を保護し得ると共に、全体の外
観を良好なものとすることができる。なお、この場合に
おいて、第5図に示す如く、蓋体(15)自由端部を尖端状
断面に形成して、開蓋時における集塵口(4)前縁部を前
述の如く尖端状断面ならしめる如くして、被清掃面上の
汚れを削り取る如くすれば好適なること、云うまでもな
い。
中心線上に軸支し、内面が回転ブラシ(1)の外周縁と僅
少の空隙を隔有する如く形成した横断面円弧状の蓋体(1
5)により、自在に開閉し得る如くすれば、使用時には、
蓋体(15)を開くことにより、その内面は回転ブラシ(1)
の外周縁と僅少の空隙を隔有するブラシ室(3)の壁面を
構成することとなり、不使用時には、蓋体(15)を閉じて
おけば、回転ブラシ(1)を保護し得ると共に、全体の外
観を良好なものとすることができる。なお、この場合に
おいて、第5図に示す如く、蓋体(15)自由端部を尖端状
断面に形成して、開蓋時における集塵口(4)前縁部を前
述の如く尖端状断面ならしめる如くして、被清掃面上の
汚れを削り取る如くすれば好適なること、云うまでもな
い。
収塵室(8)は、第1図,第3図及び第4図に示す如く、
ブラシ室(3)後壁及び塵埃通路(7)の下板と一体的に形成
して、両端にて軸支して開閉自在なる如くすることによ
り、極めてコンパクト且つ機能的なものとなる。
ブラシ室(3)後壁及び塵埃通路(7)の下板と一体的に形成
して、両端にて軸支して開閉自在なる如くすることによ
り、極めてコンパクト且つ機能的なものとなる。
なお、第2図中、(16)は電動機(2)の駆動軸に固定され
ている駆動プーリ、(17)は回転ブラシ(1)の回転軸に固
定されている従動プーリ、(18)は駆動プーリ(16)の回転
力を従動プーリ(17)に伝達する駆動ベルトである。
ている駆動プーリ、(17)は回転ブラシ(1)の回転軸に固
定されている従動プーリ、(18)は駆動プーリ(16)の回転
力を従動プーリ(17)に伝達する駆動ベルトである。
[考案の効果] (a)被清掃面上の塵埃は、回転ブラシ(1)に引掛けられ
て、回転ブラシ(1)の回転と共に移動し、送塵口(5)部に
おいて、回転ブラシ(1)から分離するが、その際塵埃が
有する速度は、該送塵口(5)部における回転ブラシ(1)の
接線速度方向があるから、丁度その方向に配設されてお
り、而も塵埃逆流防止板(10)がスイッチ(9)閉成に連動
して開放している塵埃通路(7)を通って、収塵室(8)内に
収容される。すなわち、吸引ファンを用いた掃除機の如
き吸引空気流がなくても収塵室(8)内に塵埃が効率的に
収容される。
て、回転ブラシ(1)の回転と共に移動し、送塵口(5)部に
おいて、回転ブラシ(1)から分離するが、その際塵埃が
有する速度は、該送塵口(5)部における回転ブラシ(1)の
接線速度方向があるから、丁度その方向に配設されてお
り、而も塵埃逆流防止板(10)がスイッチ(9)閉成に連動
して開放している塵埃通路(7)を通って、収塵室(8)内に
収容される。すなわち、吸引ファンを用いた掃除機の如
き吸引空気流がなくても収塵室(8)内に塵埃が効率的に
収容される。
(b)作動時は、吸引ファンを用いた掃除機の如き吸引空
気流がなくても、スイッチ(9)閉成に連動して塵埃逆流
防止板(10)が塵埃通路(7)を開放し、作動停止時には、
塵埃逆流防止板(10)により、収塵室(8)内に収容されて
いる塵埃が塵埃通路(7)からブラシ室(3)内に逆流するこ
とを防止するので、収塵室(8)内への塵埃の保持を確実
に行うことができる。
気流がなくても、スイッチ(9)閉成に連動して塵埃逆流
防止板(10)が塵埃通路(7)を開放し、作動停止時には、
塵埃逆流防止板(10)により、収塵室(8)内に収容されて
いる塵埃が塵埃通路(7)からブラシ室(3)内に逆流するこ
とを防止するので、収塵室(8)内への塵埃の保持を確実
に行うことができる。
(c)電動掃除機を回転ブラシ(1)の回転方向に対する前方
に移動させつつ清掃を行えば、被清掃面上の塵埃のうち
回転ブラシ(1)によりブラシ室(3)内に取り込まれ損ねた
ものも、電動掃除機の移動に伴い再び回転ブラシ(1)が
ブラシ室(3)内に取り込もうとする。また、送塵口(5)部
において回転ブラシ(1)から分離しなかった塵埃は、集
塵口(4)部に戻るが、集塵口(4)の後縁部(6)は、その先
端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面に形成さ
れているため、再度ブラシ室(3)前壁に沿って運ばれ、
結局収塵室(8)内の収容されることとなる。従って、回
転ブラシ(1)の回転のみにより集塵する従来掃除機に比
し、集塵及び収塵室(8)内への収容を、極めて確実に行
うことができる。
に移動させつつ清掃を行えば、被清掃面上の塵埃のうち
回転ブラシ(1)によりブラシ室(3)内に取り込まれ損ねた
ものも、電動掃除機の移動に伴い再び回転ブラシ(1)が
ブラシ室(3)内に取り込もうとする。また、送塵口(5)部
において回転ブラシ(1)から分離しなかった塵埃は、集
塵口(4)部に戻るが、集塵口(4)の後縁部(6)は、その先
端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面に形成さ
れているため、再度ブラシ室(3)前壁に沿って運ばれ、
結局収塵室(8)内の収容されることとなる。従って、回
転ブラシ(1)の回転のみにより集塵する従来掃除機に比
し、集塵及び収塵室(8)内への収容を、極めて確実に行
うことができる。
(d)如上の如く効率的に且つ確実に集塵及び収塵室内の
収容を行い得るものでありながら、回転ブラシ(1)のみ
を駆動するものであるから、吸引ファンを用いるものに
比し、作動音が極めて小さく、且つ消費電力が少ない。
従って、電動機(2)及び電源部も小型化することができ
る等、全体として極めてコンパクトなものとすることが
できる。
収容を行い得るものでありながら、回転ブラシ(1)のみ
を駆動するものであるから、吸引ファンを用いるものに
比し、作動音が極めて小さく、且つ消費電力が少ない。
従って、電動機(2)及び電源部も小型化することができ
る等、全体として極めてコンパクトなものとすることが
できる。
第1図,第2図及び第3図は、本考案の1実施例を示す
ものであって、このうち第2図は、平面破砕断面図、第
1図及び第3図は、第2図におけるA−A線断面図であ
る。 第4図は、本考案の別の実施例を示すものであって、第
2図におけるA−A線に相当する個所の断面図である。 第5図は、本考案のさらに別の実施例を示すものであっ
て、第2図におけるA−A線に相当する個所の要部断面
図である。 図面中、(1)は回転ブラシ、(2)は電動機、(3)はブラシ
室、(4)は集塵口、(5)は送塵口、(6)は後縁部、(7)は塵
埃通路、(8)は収塵室、(9)はスイッチ、(10)は塵埃逆流
防止板である。
ものであって、このうち第2図は、平面破砕断面図、第
1図及び第3図は、第2図におけるA−A線断面図であ
る。 第4図は、本考案の別の実施例を示すものであって、第
2図におけるA−A線に相当する個所の断面図である。 第5図は、本考案のさらに別の実施例を示すものであっ
て、第2図におけるA−A線に相当する個所の要部断面
図である。 図面中、(1)は回転ブラシ、(2)は電動機、(3)はブラシ
室、(4)は集塵口、(5)は送塵口、(6)は後縁部、(7)は塵
埃通路、(8)は収塵室、(9)はスイッチ、(10)は塵埃逆流
防止板である。
Claims (1)
- 【請求項1】電動機により駆動される回転ブラシの回転
にて被清掃面上の塵埃を引掛けて収塵室へ送り込む電動
掃除機において、 回転ブラシ(1)の外周縁と僅少の空隙を隔有して劃設さ
れるブラシ室(3)に、被清掃面に開口する集塵口(4)及び
該集塵口(4)のほぼ対称位置に開口する送塵口(5)をそれ
ぞれ配設し、 回転ブラシ(1)の回転方向に対する集塵口(4)の後縁部
(6)を、先端部が回転ブラシ(1)にほぼ接する尖端状断面
に形成し、 送塵口(5)部における回転ブラシ(1)のほぼ接線速度方向
に配設されて送塵口(5)と収塵室(8)を連通する塵埃通路
(7)を閉塞する塵埃逆流防止板(10)と、電動機(2)のスイ
ッチ(9)とが、スイッチ(9)の閉成により塵埃逆流防止板
(10)が開くよう連結したことを特徴とする、電動掃除
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986068521U JPH062632Y2 (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 電動掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986068521U JPH062632Y2 (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 電動掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62178949U JPS62178949U (ja) | 1987-11-13 |
JPH062632Y2 true JPH062632Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30908411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986068521U Expired - Lifetime JPH062632Y2 (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 電動掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062632Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3066789B2 (ja) * | 1994-12-27 | 2000-07-17 | 三夫 米田 | 自動吸引回転ブラシ |
JP2003135328A (ja) * | 2001-11-07 | 2003-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電気掃除機 |
KR100869873B1 (ko) * | 2004-03-29 | 2008-11-24 | 산요덴키가부시키가이샤 | 집진 장치 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5041361U (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-26 | ||
JPS5186667U (ja) * | 1974-12-30 | 1976-07-12 | ||
JPS55126251U (ja) * | 1979-02-28 | 1980-09-06 | ||
JPS55125837A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Motor sweeper |
JPS55174859U (ja) * | 1979-06-05 | 1980-12-15 | ||
JPS5990746U (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-20 | 大谷 義邑 | 手押し式の掃除機 |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP1986068521U patent/JPH062632Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62178949U (ja) | 1987-11-13 |
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