JPS6012506Y2 - 電気掃除機の床用吸込口 - Google Patents
電気掃除機の床用吸込口Info
- Publication number
- JPS6012506Y2 JPS6012506Y2 JP3728578U JP3728578U JPS6012506Y2 JP S6012506 Y2 JPS6012506 Y2 JP S6012506Y2 JP 3728578 U JP3728578 U JP 3728578U JP 3728578 U JP3728578 U JP 3728578U JP S6012506 Y2 JPS6012506 Y2 JP S6012506Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- suction port
- dust
- duct
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアタービンにより回転せしめられる回転ブラ
シを備えた電気掃除機用床用吸込口に関する。
シを備えた電気掃除機用床用吸込口に関する。
この種床用吸込口において、回転ブラシは専らじゅうた
んから塵埃をかき出すために用いられるべきものであり
、たたみやリノリウムの床の上を掃除する時には、ブラ
シを回転させても掃除効果があまり変らないという事の
他、騒音軽減の意味でブラシの回転を止めた方が良い。
んから塵埃をかき出すために用いられるべきものであり
、たたみやリノリウムの床の上を掃除する時には、ブラ
シを回転させても掃除効果があまり変らないという事の
他、騒音軽減の意味でブラシの回転を止めた方が良い。
このような動作を行なえる吸込口として、特公昭43−
6501号公報に記載されたものがあるが、この吸込口
はブラシ停止時においてもそのブラシを設けた吸塵口か
ら塵埃を吸込むため、停止しているブラシの剛毛に塵埃
がひっかかりやすく、後で除去に手間どるという欠点を
有している。
6501号公報に記載されたものがあるが、この吸込口
はブラシ停止時においてもそのブラシを設けた吸塵口か
ら塵埃を吸込むため、停止しているブラシの剛毛に塵埃
がひっかかりやすく、後で除去に手間どるという欠点を
有している。
本考案はかかる従来装置の欠点を解消した新規な構造の
床用吸込口を提供するもので、以下図に基いて説明する
。
床用吸込口を提供するもので、以下図に基いて説明する
。
本考案の床用吸込口1は合成樹脂製の上ケース2と下ケ
ース3を合わせて外殻を構成するものであり、その内部
には、前から順に横長の第1吸塵口4、該第1吸塵口の
後方に位置した横長の第2吸塵口5、及びタービン室6
が区画形成されている。
ース3を合わせて外殻を構成するものであり、その内部
には、前から順に横長の第1吸塵口4、該第1吸塵口の
後方に位置した横長の第2吸塵口5、及びタービン室6
が区画形成されている。
タービン室6は掃除機本体につながる吸込管(図示せず
)に接続せしめられるものであり、その内部にはタービ
ン7が軸支される。
)に接続せしめられるものであり、その内部にはタービ
ン7が軸支される。
タービン7の回転軸8は第2図に見られるように軸受9
を通ってタービン室6の外へ導出され、第2吸塵口5に
軸支された回転ブラシ10にベルト11で連結されてい
る。
を通ってタービン室6の外へ導出され、第2吸塵口5に
軸支された回転ブラシ10にベルト11で連結されてい
る。
而して第1吸塵口4はダクト12を介してタービン室6
に連通せしめられる。
に連通せしめられる。
ダクト12のタービン室6における開口部は、タービン
7に与える気流の影響の少ない室上端部に設けられてい
る。
7に与える気流の影響の少ない室上端部に設けられてい
る。
なおタービン7は第3図に見られるような断面形状を有
し、ダクト12からの気流はタービン7の抵抗の少ない
方の側を通り過ぎて行くので、ダクト12からの気流が
タービン7を回転させることは殆んど無いか、あっても
その回転力は極く僅かである。
し、ダクト12からの気流はタービン7の抵抗の少ない
方の側を通り過ぎて行くので、ダクト12からの気流が
タービン7を回転させることは殆んど無いか、あっても
その回転力は極く僅かである。
他方第2吸塵室5はノズル13を介してタービン室6に
連通ずる。
連通ずる。
ノズル13はタービン7の下側、すなわち抵抗の大きい
側に向いており、またダクト12より断面積が大きいた
めここから噴出する空気の流速は大きく、従ってもしノ
ズル13から空気が吸引された時にはタービン7は高速
回転することになるものである。
側に向いており、またダクト12より断面積が大きいた
めここから噴出する空気の流速は大きく、従ってもしノ
ズル13から空気が吸引された時にはタービン7は高速
回転することになるものである。
さてダクト12とノズル13の間にはスロット14が設
けられ、ここに一枚の板からなるシャッター15が摺動
自在に嵌合せしめられる。
けられ、ここに一枚の板からなるシャッター15が摺動
自在に嵌合せしめられる。
シャッター15は側面に切欠15を有し、側力からスロ
ット14にり込んだレバー17の先端がこの切欠16に
係合する。
ット14にり込んだレバー17の先端がこの切欠16に
係合する。
レバー17は軸18により床用吸込口1の内部に枢支さ
れる。
れる。
軸18の上方に位置して、上ケース2には凹所19が形
設され、この凹所19の中に、シーソーペダル20を有
する揺動杆21が軸22により枢支される。
設され、この凹所19の中に、シーソーペダル20を有
する揺動杆21が軸22により枢支される。
揺動杆21の下端は凹所19の底部開口23を通って上
ケース2の下側に延び、レバー17の一方の端とロッド
24で連結されている。
ケース2の下側に延び、レバー17の一方の端とロッド
24で連結されている。
ペダル20を踏んで揺動杆21の傾きを交互に変えてや
るとレバー17の一方の端はロッド24によって上げら
れるかあるいは押下げられる形になり、レバー17の他
端、すなわちシャッター15に係合している方の端はよ
り大きな振幅で反対方向に動き、ノズル13を閉ざすか
、あるいはダクト12を閉ざす位置にシャッター15を
移動させるものである。
るとレバー17の一方の端はロッド24によって上げら
れるかあるいは押下げられる形になり、レバー17の他
端、すなわちシャッター15に係合している方の端はよ
り大きな振幅で反対方向に動き、ノズル13を閉ざすか
、あるいはダクト12を閉ざす位置にシャッター15を
移動させるものである。
シャッター15の上下端にはそれぞれ前方に張出した突
条25,26が形設され、これらの突条はシャッター1
5の上下動に伴ない交互にスロット14の口縁に密着す
るようになっている。
条25,26が形設され、これらの突条はシャッター1
5の上下動に伴ない交互にスロット14の口縁に密着す
るようになっている。
図中27は上ケース2を下ケース3の間に挾み込まれた
バンパー、28.28・・・は移動を軽快にするため下
ケース3の適所に装着されたローラーである。
バンパー、28.28・・・は移動を軽快にするため下
ケース3の適所に装着されたローラーである。
次に作用を説明する。
第3図及び第4図に示す状態ではシャッター15はノズ
ル13を閉ざしており、吸引力は専ら第1吸塵口4に作
用し、回転ブラシは殆んど回転しない。
ル13を閉ざしており、吸引力は専ら第1吸塵口4に作
用し、回転ブラシは殆んど回転しない。
従ってこの状態はたたみやリノリウムの床を掃除するの
に適するものである。
に適するものである。
次にペダル20を踏んでシャッター15の位置を第5図
及び第図に示す位置に切換えると、今度はダクト12が
閉ざされノズル13が開くので、第2吸塵口5に吸引力
が生じ、ここから吸込まれた空気はノズル13を通って
激しくタービン7に衝突し、タービン7を高速回転せし
めることになり、回転ブラシ10が回転してじゅうたん
の掃除に役立てられるようになるものである。
及び第図に示す位置に切換えると、今度はダクト12が
閉ざされノズル13が開くので、第2吸塵口5に吸引力
が生じ、ここから吸込まれた空気はノズル13を通って
激しくタービン7に衝突し、タービン7を高速回転せし
めることになり、回転ブラシ10が回転してじゅうたん
の掃除に役立てられるようになるものである。
なおシャッター15の上下端に設けた突条25,26は
スロット14の口縁に交互に密着して吸込空気に含まれ
る細塵がスロット14に侵入するのを防ぎ、シャッター
15の円滑な摺動を保障するものである。
スロット14の口縁に交互に密着して吸込空気に含まれ
る細塵がスロット14に侵入するのを防ぎ、シャッター
15の円滑な摺動を保障するものである。
本案は上述の如く、吸込管に接続されるタービン室、第
1吸塵口、及び前記タービン室内のタービンに連結した
回転ブラシを内設し且つ前記第1吸塵室の後方に位置し
た第2吸塵口とを備え、前記第1吸塵口は前記タービン
に対し気流影響の少ない個所に開口するダクトにより、
また前記第2吸塵口はタービンに激しく気流を吹付ける
開口により、それぞれ前記タービン室に連通せしめると
共に、前記ダクトと開口を交互に開閉するシャッターを
設けてなるものであるから、ブラシを停止させる時吸塵
は全く別の吸塵口から行なわれるため、停止しているブ
ラシに塵埃がからまることがなく、また単一のタービン
室を共通の空気通路として用いるため流路系統を簡略化
でき、実用的効果大なるものである。
1吸塵口、及び前記タービン室内のタービンに連結した
回転ブラシを内設し且つ前記第1吸塵室の後方に位置し
た第2吸塵口とを備え、前記第1吸塵口は前記タービン
に対し気流影響の少ない個所に開口するダクトにより、
また前記第2吸塵口はタービンに激しく気流を吹付ける
開口により、それぞれ前記タービン室に連通せしめると
共に、前記ダクトと開口を交互に開閉するシャッターを
設けてなるものであるから、ブラシを停止させる時吸塵
は全く別の吸塵口から行なわれるため、停止しているブ
ラシに塵埃がからまることがなく、また単一のタービン
室を共通の空気通路として用いるため流路系統を簡略化
でき、実用的効果大なるものである。
図は本考案床用吸込口の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は水平断面図、第3図は中央部縦断面図、第
4図は第1図のIV−IV線に沿って断面した部分縦断
面図、第5図は異なる作動状態を示す第4図と同様の部
分縦断面図、第6図は第5図と同じ作動状態を示す、第
3図の部分拡大図である。 6・・・・・・タービン室、7・・・・・・タービン、
4・・・・・・第1吸塵口、5・・・・・・第2吸塵口
、10・・・・・・回転ブラシ、12・・・・・・ダク
ト、13・・・・・・ノズル、15・・・・・・シャッ
ター、14・・・・・・スロット、25,26・・・・
・・突条。
図、第2図は水平断面図、第3図は中央部縦断面図、第
4図は第1図のIV−IV線に沿って断面した部分縦断
面図、第5図は異なる作動状態を示す第4図と同様の部
分縦断面図、第6図は第5図と同じ作動状態を示す、第
3図の部分拡大図である。 6・・・・・・タービン室、7・・・・・・タービン、
4・・・・・・第1吸塵口、5・・・・・・第2吸塵口
、10・・・・・・回転ブラシ、12・・・・・・ダク
ト、13・・・・・・ノズル、15・・・・・・シャッ
ター、14・・・・・・スロット、25,26・・・・
・・突条。
Claims (1)
- 吸込管に接続されるタービン室、第1吸塵口、及び前記
タービン室内のタービンに連結した回転ブラシを内設し
且つ前記第1吸塵口の後方に位置した第2吸塵口とを備
え、前記第1吸塵口は前記タービンに対し気流影響の少
ない個所に開口するダクトにより、前記第2吸塵口はタ
ービンに激しく気流を吹付ける開口により、それぞれ前
記タービン室に連通せしめると共に、前記ダクトと開口
を交互に開閉するシャッターを設けてなる電気掃除機の
床用吸込口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3728578U JPS6012506Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 電気掃除機の床用吸込口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3728578U JPS6012506Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 電気掃除機の床用吸込口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54142968U JPS54142968U (ja) | 1979-10-04 |
JPS6012506Y2 true JPS6012506Y2 (ja) | 1985-04-23 |
Family
ID=28900049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3728578U Expired JPS6012506Y2 (ja) | 1978-03-20 | 1978-03-20 | 電気掃除機の床用吸込口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012506Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6137392Y2 (ja) * | 1980-03-19 | 1986-10-29 | ||
JPS5720241A (en) * | 1980-07-10 | 1982-02-02 | Tokyo Electric Co Ltd | Suction port body for electric cleaner |
-
1978
- 1978-03-20 JP JP3728578U patent/JPS6012506Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54142968U (ja) | 1979-10-04 |
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