JPS6397126A

JPS6397126A - 電気掃除機の吸込口体

Info

Publication number: JPS6397126A
Application number: JP24383686A
Authority: JP
Inventors: 忠雄藤波
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1986-10-14
Filing date: 1986-10-14
Publication date: 1988-04-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、じゅうたんなどから塵埃を掻き出す回転ブラ
シを有する電気掃除機の吸込口体に係り、とくに、じゅ
うたん毛の長さに応じて吸込口の高さを調整可能とした
構造に関する。

（従来の技術）従来、第５図に示すように、下面に吸込口１を開口形成
するとともに車輪２を設けた吸込口本体３内に、前記吸
込口１に臨んで回転ブラシ４を回転自在に支持し、この
回転ブラシ４を電動機また呼吸逃気流で回転されるター
ビンにより図示反時計廻り方向へ回転させて、回転ブラ
シ４のブラシ毛５によりじゅうたん６から塵埃を掻ぎ出
しつつ、吸込口１より吸込む＃ｌ造とした電気掃除機の
吸込口体が知られている。

また、この種電気掃除機の吸込口体においては、じゅう
たん６の毛の長さにＪ：す、このじゅうたん６の毛と回
転ブラシ４および吸込口１との相対的な上下の位置関係
が変わり、回転ブラシ４への負荷も変わるので、実開昭
５０−１４５１５５号公報に示されているように、吸込
口本体３の支持および走行用の車輪２を上手動自在とし
、この車輪２の高さを調整することにより、じ申うたん
６の毛の長さに応じて、吸込口１および回転ブラシ４の
高さを変えられるようにした構造も採られ　　゛ている
。なお、第５図は、じゅうたん６の毛が長い場合に、車
輪２を下げた状態を示している。

しかしながら、従来の吸込口体では、車輪２の＾さが調
整可能なものでも調整不可能なものでも、吸込口１と回
転ブラシ４との位置関係は一定となっていた。また、じ
ゅうたん６の毛が短い場合にも、回転ブラシ４のブラシ
毛５および回転ブラシ４の外周面に突出形成されたビー
タ部７がじゅうたん６の毛に達するように、吸込口１と
回転ブラシ４とはある程度近接していなければならない
ため、じゅうたん６の毛が長い場合には、第６図に示す
ように、このじゅうたん６の毛がとくに後方へ回転する
回転ブラシ４のビータ部７と吸込口１の後縁部１ａとの
間に挟まり込み、回転ブラシ４への負荷が大きくなって
、この回転ブラシ４の回転が停止してしまうとともに、
吸込口本体３の走行が妨げられることがあった。

（発明が解決しようとする問題点）上述のように、従来の電気掃除機の吸込口体では、吸込
口と回転ブラシとの位置関係が固定的であったため、と
くにじゅうたん毛が長い場合には、このじゅうたん毛が
、回転ブラシと吸込口の後縁部との間に挟まり込んで、
回転ブラシ４の回転および吸込口本体３の走行が妨げら
れる問題があった。

本発明は、このような問題点を解決しＪ、つとするもの
で、じゅうたん毛が長い場合にし、このじゅうたん毛の
吸込口後縁部と回転ブラシとの間への挟み込みを防止で
き、したがって回転ブラシの回転性および吸込口本体の
走行性の低下を防止でき、効率良く掃除を行なえる電気
掃除機の吸込口体を提供することを目的とするものであ
る。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明は、吸込口を下面に有する吸込口本体内に前記吸
込口に臨んで形成された吸込室内に、はぼ円柱形状のブ
ラシ台の外周面にブラシ毛を植設してなる回転ブラシを
回転自在に支持した電気掃除機の吸込口体において、前
記吸込口の後縁部を上下動可能とするとともに、この吸
込口の後縁部の上下位置を切換レバーにより選択可能と
したものである。

（作用）本発明の電気掃除機の吸込口体では、じゅうたん毛の良
さに応じて、吸込口後縁部の位置を切換レバーにより選
択的に上下させる。すなわち、毛足の長いじゅうたんの
場合は、吸込口後縁部を下降させて、この吸込口後縁部
と回転ブラシとの間隔を大きくすることにより、両者間
へのじゅうたん毛の挟み込みを防止して、回転ブラシの
回転性および吸込口本体の走行性の低下を防止するとと
もに、吸込口後縁部の位置自体が下がることにより、じ
ゅうたんの奥部の塵埃まで吸込む。また、毛足の短いじ
ゅうたんの場合は、吸込口後縁部を上昇させて、回転ブ
ラシとじゅうたん毛とを接近させ、このじゅうたん毛か
ら同様に効率よく塵埃を掻き出す。

（実施例）以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例の構成
を第１図ないし第４図に基づいて説明する。

１１は吸込口本体で、はぼ直方体内形状に形成されてい
る。そして、この吸込口本体１１内には、左右方向へ広
がる鉛直な仕切壁１２が形成されており、この仕切壁１
２より前側に吸込室１３が区画形成されているとともに
、後側にタービン室１４が区画形成されている。また、
これら吸込室１３とタービン室１４とは前記仕切壁１２
に開口形成された小さい連通口１５により連通されてい
る。また、前記吸込室１３に臨んで吸込口本体１１の下
面には、横方向に細長く前記仕切壁１２に達する吸込開
口１６が形成されている。さらに、前記吸込口本体１１
の後部には、内部が前記タービン室１４に連通されたほ
ぼ円筒形状の連結管１７が回動自在に支持されている３
゜２１は回転ブラシで、はぼ円柱形状のブラシ台２２を
有しており、このブラシ台２２の外周面に、一対の２重
螺旋状の突条であるビータ部２３が突出形成されている
とともに、これらビータ部２３間に多数のブラシ毛２４
が２重螺旋状に植設されている。

そして、この回転ブラシ２１は、その中心軸である回転
軸２５を左右方向に向けて前記吸込口本体１１の吸込室
１３内に回転自在に支持されており、この回転ブラシ２
１のブラシ毛２４の下端は前記吸込開口１６より若干下
方へ突出している。

また、前記吸込口本体１１のタービン室１４内には前記
連通口１５に対向して、タービン２６が回転自在に支持
されており、このタービン２６の回転軸に固定されたプ
ーリ２１と、前記回転ブラシ２１の回転軸２５に固定さ
れたプーリ２８とに、回転伝達用のベルト２９が掛は渡
されている。

また、前記吸込口本体１１の仕切壁１２の前面下部には
、前記吸込開口１６の後部を塞いで吸込口３１を形成す
る横方向に細長い摺動体３２が上下動自在に支持されて
いる。この摺動体３２は、前記仕切壁１２の前面を摺動
する鉛直部３３と、この鉛直部３３の下縁から前方へ屈
曲した吸込口後縁部３４とで側面はぼＬ字形状に形成さ
れている。また、前記鉛直部３３の後面−側には、側面
はぼＬ字形状のスライド部３５が突出形成されている。

そして、このスライド部３５は、前記仕切壁１２に形成
された長方形状いるとともに、この仕切壁１２の後面に
前記切欠部３６を挟んで形成された平面はぼＬ字形状の
一対のガイド部３７により両側を摺動自在に支持されて
いる。さらに、このスライド部３５の後面には突片部３
８が形成されており、この突片部３Ｂには長孔３９が形
成されている。

また、前記吸込口本体１１の上面には前記スライド部３
５の上方に位置して、切換レバー４１が揺動自在に支持
されている。すなわち、この切換レバー４１の両側中央
に突出形成された支軸部４２が、前記吸込口本体１１の
上面に一体に垂設された一対の軸受部４３の軸受孔４４
にそれぞれ回動自在に嵌合されている。そして、第３図
に示すように、たとえば前記支軸部４２の外周面に突部
４５が形成されているとともに、前記軸受孔４４の内周
面の適当な位置に前記突部４５が係脱される一対の四部
４６が形成されている。また、前記切換レバー４１の下
面前側にはアーム部４７が突出形成されているとともに
、このアーム部４７には係合軸４８が突出形成されてお
り、この係合軸４８は前記摺動体３２のスライド部３５
の長孔３９に係合されている。

そうして、切換レバー４１を揺動させると、この切換レ
バー４１と一体的にアーム部４７が上下動するとともに
、このアーム部４７の上下動に伴って摺動体３２のスラ
イド部３５が上下動し、このスライド部３５と一体的に
吸込口後縁部３４が上下動する。また、切換レバー４１
の支軸部４２の突部４５の軸受孔４４の凹部４６への係
合により、切換レバー４１が所定位置に保持され、吸込
口後縁部３４も上下の所定位置に保持される。

つぎに、この実施例の作用について説明する。

掃除時には、連結管１７を、たとえば延長管およびホー
スを介して掃除機本体に接続する。そして、掃除機本体
内の電動送風機による吸込気流が、吸込口３１および吸
込室１３を介して、連通口１５よりタービン２６に吹付
け、このタービン２６を図示反時計廻り方向へ回転させ
る。このタービン２６の回転は、ベルト２９を介して回
転ブラシ２１に伝えられ、この反時計廻り方向へ回転す
る回転ブラシ２１のビ一タ部２３がじゅうたん５１を押
打するとともに、ブラシ毛２４がじゅうたん５１から塵
埃を掻き出す。１ｆｆｉき出された塵埃は、吸込口３１
、吸込室１３、連通口１５、タービン室１４、連結管１
１、延長管およびホースを介して掃除機本体内の集塵室
へ轡がれる。

ところで、毛足の短いじゅうたん５１を撞除するときは
、第１図に示すように、切換レバー４１を図示時計廻り
方向へ揺動させて、この切換レバー４１に連動された摺
動体３２を上げ、この摺動体３２の吸込口後縁部３４を
吸込口本体１１の下面と同一面上に位置させておくとよ
い。このとき、回転ブラシ２１とじゅうたん５１とが接
近するので、毛足の短いじゅうたん５１からでも効率良
く塵埃を掻き出すことができる。もちろん、じゅうたん
５１の毛が短い場合には、この毛がたとえば回転ブラシ
２１のビータ部２３と吸込口後縁部３４との間に挟まり
込むおそれはない。

一方、毛足の長いじゅうたん５１の場合は、第２図に示
すように、切換レバー４１を図示反時計廻り方向へ揺動
させて、吸込口後縁部３４をより下げるとよい。このと
き、回転ブラシ２１と吸込口後縁部３４との間隔が大き
くなるので、じゅうたん５１の毛が長くても、この毛が
後方へ回転する回転ブラシ２１のビータ部２３などと吸
込口後縁部３４との間に挟み込まれることはない。した
がって、回転ブラシ２１の回転が停止してしまうことが
ないとともに、吸込口本体１１の走行性も低）すること
がない。また、吸込口後縁部３４が吸込口本体１１の下
面より下方に突出しているので、この吸込口後縁部３４
に押し分けられることにより、じゅうたん５１の下側奥
部にある塵埃も吸込むことが可能となる、。

上述のように、じゅうたん５１０毛の長短あるいは形状
に応じて、吸込口後縁部３４を上下させることができる
ので、回転ブラシ２１にかかる負荷をじゅうたん５１の
表面のブラッシングに伴う負荷のみにすることができる
。そして、じゅうたん５１の種類などによらず、常に高
い吸込性能を維持しながら操作性良く掃除を行なえる。

しかも、吸込口後縁部３４の上下位置は、切換レバー４
１の操作により自在に選択できる。

なお、上記実施例では、回転ブラシ２１の駆動源をター
ビン２６としたが、回転ブラシ２１の駆動源は電動機で
あってもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、吸込口の後縁部を上下動可能とすると
ともに、この吸込口の後縁部の上下位置を選択可能とす
る切換レバーを設けたので、どくにじゅうたん毛が長い
場合には、吸込口の後縁部を下げることにより、この吸
込口の後縁部と回転ブラシとの間へのじゅうたん毛の挟
み込みによる回転ブラシの停止および吸込口本体の走行
性低下を確実に防止できるとともに、じゅうたんの下側
東部の塵埃をも吸込むことができ、ま１＝、じゅうたん
毛が短い場合には、吸込口の後縁部を上げて、回転ブラ
シとじゅうた７０毛とを接近さけることができ、したが
って、じゅうた／υ毛の長さにＪ：らず、効率良く掃除
が行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気掃除機の吸込１丁１体の一実施例
を示す前部の断面図、第２図は同士吸込ロ後縁部が下が
った状態を示す前部の断面図、第３図は同上切換レバー
の支軸部付近の拡大図、第４図は同上一部を切り欠いた
斜視図、第５図は従来の電気掃除機の吸込口体の一例を
示す前部の断面図、第６図は同上吸込口後縁部と回転ブ
ラシとにじゅうたん毛が挟まれた状態を示す断面図であ
る。１１・・吸込口本体、１３・・吸込室、２１・・回転ブ
ラシ、２２・・ブラシ台、２４・・ブラシ毛、３１・・
吸込口、３４・・吸込口後縁部、４１・・切換レバー。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸込室を内部に有するとともにこの吸込室に臨む
吸込口を下面に有する吸込口本体と、この吸込口本体の
吸込室内に回転自在に支持されほぼ円柱形状のブラシ台
の外周にブラシ毛を植設してなる回転ブラシとを備え、前記吸込口の後縁部を上下動可能とするとともに、この
吸込口の後縁部の上下位置を選択可能とする切換レバー
を設けたことを特徴とする電気掃除機の吸込口体。