JP4867634B2 - 電気掃除機用吸込具及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具及びこれを用いた電気掃除機 Download PDF

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本発明は、第1吸込具と、第1吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具からなる電気掃除機用吸込具と、電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機用吸込具として、通常の床面掃除用の第1吸込具と、家具間などの狭い場所を掃除するときに使用されると共に、第1吸込具に上方から着脱自在に装着される第2吸込具から構成され、第1吸込具の底面には、走行用の回転自在のローラーと、横長で被掃除面から塵埃を吸引するための第1の吸込口が配され、上面には、第2吸込具を収納する第2吸込具収納部が設けられ、第2吸込具の底面には、縦長で塵埃を吸引するための第2の吸込口が設けられ、第2吸込具の後端に、電気掃除機本体に連通接続された延長管に接続される接続パイプが左右、上下に回動自在に設けられ、第2吸込具を第1吸込具に装着したときに、第1の吸込口と第2の吸込口が連通するようにしたものがある。
通常の床面の掃除の時は、延長管に接続された第2吸込具を第1吸込具に装着して、延長管を前後、左右に操作して、第1吸込具を床面上で移動させながら掃除を行なう。
そして、家具間の狭いところを掃除するときは、第1吸込具に設けた操作レバーを踏み込んで、第1吸込具と第2吸込具との係止を解除し、第2吸込具を延長管に接続したまま第1吸込具から外して、直ちに第2吸込具で家具間の狭いところの掃除を行なうことができるようになっている。第2吸込具での掃除を終えた後、第2吸込具を延長管に接続したままで、第2吸込具を、第1吸込具に設けた第2吸込具収納部に押し込むと、第2吸込具が第1吸込具に係止され、再び通常の床面清掃ができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−283216号公報
しかしながら、上記従来の電気掃除機用吸込具の構成では、第2吸込具での掃除を終えた後、延長管を持って、第2吸込具を第1吸込具に設けた第2吸込具収納部に押し込む際に、延長管が前下がり状になっており、しかも、第1吸込具の下面に走行用のローラーがあるため、第1吸込具が前方に移動してしまい、第2吸込具の装着が困難であった。このため、使用者は、足で第1吸込具を押さえつけながら、第2吸込具を第1吸込具に装着したり、それが困難なときは、しゃがんで、片手で第1吸込具を押さえつけ、もう片方でつかんだ第2吸込具を装着しなければならず、使用勝手が非常に悪いという課題があった。
第1吸込具として、床面への傷付きを防止するために、ローラーの代りに、底面に起毛布を貼着したものもあるが、やはり同様の課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、立ったままで、延長管に接続した第2吸込具を第1吸込具の所定の場所に容易に装着することができる使用勝手の良い電気掃除機用吸込具及び電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機用吸込具は、底面に設けた吸込口より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有すると共に上方から前記第1の吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具とを備え、前記第2吸込具を前記第1吸込具より離脱させた時に、前記第1吸込具の前記被掃除面上での移動を規制するようにしたもので、第2吸込具を第1吸込具から離脱して、その第2吸込具で掃除を行なった後、再度第2吸込具を第1吸込具に装着する際、第1吸込具の被掃除面上での移動が規制されているので、立ったままで、延長管に接続した第2吸込具を第1吸込具に容易に装着することができる。
また、本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具と、前記電気掃除機本体と前記電気掃除機用吸込具とを連通するホースを備えたもので、第2吸込具を第1吸込具から離脱して、その第2吸込具で掃除を行なった後、再度第2吸込具を第1吸込具に装着する際、第1吸込具の被掃除面上での移動が規制されているので、第2吸込具を第1吸込具に容易に装着することができるので、使用勝手の良い電気掃除機を提供することが出来る。
本発明の電気掃除機用吸込具及び電気掃除機は、立ったままで、延長管に接続した第2吸込具を第1吸込具に容易に装着することができ、使用勝手に優れたものである。
第1の発明は、底面に設けた吸込口より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有すると共に上方から前記第1の吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具とを備え、前記第2吸込具を前記第1吸込具より離脱させた時に、前記第1吸込具の前記被掃除面上での移動を規制するようにしたもので、第2吸込具を第1吸込具から離脱して、その第2吸込具で掃除を行なった後、再度第2吸込具を第1吸込具に装着する際、第1吸込具の被掃除面上での移動が規制されているので、立ったままで、延長管に接続した第2吸込具を第1吸込具に容易に装着することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第1吸込具に走行用のローラーを設け、第2吸込具を前記第1吸込具より離脱させた時に、前記ローラーの回転をロックして、前記第1吸込具の移動を規制するようにしたもので、走行用のローラーにより、第1吸込具の走行性が向上すると共に、そのローラーの回転をロックするという安価な構成で、第1吸込具の移動を規制することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の第2吸込具を第1吸込具より離脱させた時に、前記第1吸込具の底面より突出し、被掃除面に当接するストッパーで、前記第1吸込具の移動を規制するようにしたもので、簡単な構成で、第1吸込具の移動を規制することができる。
第4の発明は、電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具と、前記電気掃除機本体と前記電気掃除機用吸込具とを連通するホースを備えたもので、第2吸込具を第1吸込具から離脱して、その第2吸込具で掃除を行なった後、再度第2吸込具を第1吸込具に装着する際、第1吸込具の被掃除面上での移動が規制されているので、第2吸込具を第1吸込具に容易に装着することができるので、使用勝手の良い電気掃除機を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態における電気掃除機用吸込具について、図1〜12を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体構成を示す斜視図である。
図1において、電気掃除機1は、掃除機本体7と、一端が、ホース継ぎ手5を介して掃除機本体7に接続され、他端に手元ハンドル4を有するホース6と、ホース6の手元ハンドル4に接続される延長管2とを備え、延長管2の上流側端部には、本実施の形態における電気掃除機用吸込具3(以下、「吸込具3」という)が接続されている。
吸込具3は、図2(a)、(b)に示すように、前記延長管2に連結するための連結管9に回動連結部8を介して吸気ヘッド40が接続された第2吸込具10と、第2吸込具10が上方から着脱自在に装着される第1吸込具11から構成されている。
第1吸込具11に対する第2吸込具10の着脱は、第1吸込具11に設けられた操作レバー13を押し下げることにより、第2吸込具10を把持する保持具12の把持状態が解放されて、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができ、第2吸込具10を用いて、家具間などの狭い場所の掃除ができ、保持具12内に、第2吸込具10を載せて軽く押圧することにより、第2吸込具10は、第1吸込具11に装着され、第1吸込具11を用いて床などの被掃除面の掃除を効率よく行なうことができる。
上記第2吸込具10は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、第1吸込具11への装着方向面となる下側面は円弧状に形成され、円弧軸方向に円弧頂点部位に起毛布(起毛体)14が貼着され、その両側に下面吸気口15が開口し、それぞれの脇にも起毛布14が貼着されている。また、先端側には後述する第1吸込具11の吸込口23に連通する先端吸気口16が開口し、第2吸込具10が、第1吸込具11から離脱している状態では、図4に示すように、前記先端吸気口16は、バネ付勢された蓋体18によって下面側の一部を残して閉じられる。
尚、17は、後述する第1吸込具11に設けられた回転ブラシ20を回転駆動する電動機21に給電接続するための左右一対の給電接点であって、掃除機本体7からの配線リード線(図示せず)がホース6、手元ハンドル4、延長管2を通じて、延長管2の先端に配線されており、第2吸込具10の連結管9を延長管2に連結するときに、連結管9に設けられた給電部19が延長管2の先端配線(図示せず)に電気的接続され、給電部19から第2吸込具10内を配線して前記給電接点17に配線接続されている。
上記起毛布14は、シート面上に細かい毛を密集起毛させたもので、下面吸気口15の両側を封鎖して下面吸気口15からの吸塵能力を向上させ、第2吸込具10の動きに応じて被掃除面の凹部の塵埃を掻き出し、掃除面の塵埃を下面吸気口15に導き、掃除面を拭く作用効果を発揮すると共に、家具や掃除面を傷つけないバンパーの作用も有するものである。この第2吸込具10に適用するのに起毛布14が最も望ましいものであるが、同形状のブラシ、フェルト等を用いることもできる。
尚、本実施の形態の構成においては、第2吸込具10の下面吸気口15は、2列に設けられているが、円弧の頂点部位に1列に設け、その両側に起毛布14を配設するように構成することもできる。
上記第1吸込具11は、図5に内部構成を示すように、所謂パワーノズルとして構成され、ブラシやブレードなどを回転軸に取り付けた回転ブラシ20を、電動機21によって回転駆動し、絨毯等から塵埃を掻き出す機能を備えている。前記電動機21への給電は、第2吸込具10が装着されることにより、第2吸込具10に配設された一対の給電接点17が、第1吸込具11に配設された一対の受電接点22に摺動接触することによりなされる。
ここで第2吸込具10を、第1吸込具11から取り外すと給電接点17から受電接点22が離れ、電動機21への電源の供給がなくなり回転ブラシ20の回転が停止する。再度第2吸込具10を第1吸込具11に取り付けると電動機21への電源が供給され回転ブラシ20は回転を開始する。このように第2吸込具10を第1吸込具11から取り外す動作で回転ブラシ20の回転が止まるので次の動作にスムーズに移行でき、また取り外した第1吸込具11の回転ブラシ20で被掃除面を傷つけることもない。
また第2吸込具10に設けた給電接点17と、第1吸込具11に設けた受電接点22は上記回動連結部8より前方の第2吸込具10が回動しない位置に取り付けているので両接点の電気的接続は確実にでき、耐久性の向上が図れる。
第1吸込具11は、前記回転ブラシ20を収容した横長の吸込口23を形成した幅広の吸込部24と、その中央部分から後方に突出する走行部25とを設けて、平面形状がTの字状に形成され、図6に示すように、上面側に走行部25の後方端から吸込部24にかけて第2吸込具収納凹部26が形成されている。第2吸込具収納凹部26内の前方側には前記吸込口23に連通する連通口27が開口されており、第2吸込具収納凹部26に第2吸込具10を装着すると、第2吸込具10に形成された先端吸気口16の蓋体18が開き、前記連通口27と先端吸気口16との間が連通し、掃除機本体7への空気流路が形成される。
図7は、第1吸込具11に第2吸込具10を装着した状態を示す断面図で、第1吸込具11に第2吸込具10が装着されると、第2吸込具収納凹部26内の前方側から後方側に向けて突出する開閉操作リブ(先端吸気口開閉手段)28が、第2吸込具10の先端吸気口16をバネ付勢によって部分的に閉じていた蓋体18を回動させ、図示するようにバネ付勢に抗して蓋体18を開き、先端吸気口16を全開状態にして、吸込口23から連結管9に至る空気流路を形成する。また、第2吸込具10の下面吸気口15は、第2吸込具収納凹部26の底面によって塞がれるので、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した状態では、吸込口23からの吸気のみとなり、第1吸込具11による吸塵能力が損なわれない。
図6に示すように、第1吸込具11に形成された第2吸込具収納凹部26は、第2吸込具10の高さ方向寸法と略同等の深さに形成されており、これに第2吸込具10を収容すると、図2(b)及び図7に示すように、第1吸込具11の上面から第2吸込具10が少し出るのみで、家具の下に空いた空間などに容易に挿入できる扁平な第1吸込具11に構成することができる。また、第1吸込具11の高さは、図2に示すように第2吸込具収納凹部26の両側にローラー36を配設したことによっても高さ減少の効果が得られている。
第1吸込具11に設けられた操作レバー13を下方に押し下げる(足先で踏む)と、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができる。図4に示すように、先端吸気口16に設けられた蓋体18は、前記開閉操作リブ28による押圧がなくなるので、バネ付勢によって蓋体18は、図示するように先端吸気口16を閉じる。このとき、蓋体18の上下方向寸法を先端吸気口16の開口高さ寸法より小さくしておくことにより、下方を空けた状態で先端吸気口16を部分的に閉じた状態が得られる。また、下面吸気口15は開放状態になるので、先端吸気口16の下方と複数の下面吸気口15から連結管9に至る空気流路が形成され、第2吸込具10による集塵機能が得られる。
次に、第1吸込具11に対する第2吸込具10の着脱構造について、図8〜図11を参照して説明する。
図8において、第1吸込具11に形成された第2吸込具収納凹部26内には、その断面形状に沿うように第2吸込具着脱手段である保持具12が配設されている。保持具12は、その中央のヒンジ部分12aで左右一対に接続され、図8に示す解放状態と、図10に示す把持状態とに切り換え操作することができ、その操作は、前記操作レバー13の押し下げにより、図8に示す解放状態、即ち第2吸込具10の離脱状態とし、保持具12内に第2吸込具10を押し入れることにより、図10に示す把持状態、即ち第2吸込具10の装着状態とすることができる。
30は、一端に操作レバー13を有し、他端に回動軸30aを有するロッドで、途中が支持部材31で回動自在に軸支されている。32は、保持具12のヒンジ部分12aの中央部に配設された押圧部材29とロッド30とを連結する駆動部材で、下端が回動軸30aで回動自在に保持されている。なお、回動軸30aを駆動部材32側に設け、その回動軸30aで、ロッド30の一端を回動自在に保持してもよく、或いは、ロッド30、駆動部材32のそれぞれの端部に貫通孔(図示せず)を設け、その貫通孔に別部材で形成した回動軸30aを挿入して、ロッド30と駆動部材32間を回動自在に軸支しても良い。
44は、一端が回動軸30aに回動自在に軸支されたロックレバーで、左右に配され、途中が第2支持部材45で回動自在に軸支され、第2吸込具10が第1吸込具11から離脱した状態では、図9に示すように、それぞれのロックレバー44の他端は、ローラー36に圧接されて、ローラー36の回転をロックすると共に、保持具12は、中央のヒンジ部分12aから左右に展開した状態になっている。
第2吸込具10の使用を終え、第2吸込具10を、保持具12内に押し入れると、ヒンジ部分12aの中央部に配設された押圧部材29が、第2吸込具10の円弧側面頂点部位の起毛布14を前後に分割配置した間( 図3参照)で押圧されて下がるので、保持具12は、第2吸込具収納凹部26の底面側に下り、図10に示すように、第2吸込具10の吸気ヘッド40部位を包み込むように把持する。
前記押圧部材29が下降する時は、それに連結された駆動部材32が、支持部材31で軸支されたロッド30の一端を押し下げるので、ロッド30の他端に設けられた操作レバー13は、図10に示すように上昇位置になると共に、図11に示すように、ロックレバー44のローラー36側の端部が上昇し、ローラー36は、ロックレバー44による圧接から解放され、ローラー36の回転が自由になる。
以上のように、上記押圧部材29、ロッド30、支持部材31、駆動部材32は、保持具12と共に第2吸込具着脱手段38を構成する。
本実施の形態では、保持具12による第2吸込具10の装着状態をより確実にするために、図示するように第2吸込具10の両側面に外方に付勢された係止ピン33を設け、これに対応して、保持具12に係止凹部34を形成している。これにより、第2吸込具10が保持具12内に押し入れられたとき、係止ピン33が係止凹部34内に嵌り込み、第1吸込具11に対する第2吸込具10の安定した装着状態が得られる。
尚、保持具12には、第2吸込具10に設けられた起毛布14を収容するための起毛布収納凹部35が形成され、第2吸込具10の装着状態で起毛布14が押し潰されてその機能が損なわれることを防止している。
図10に示すような、第1吸込具11に対する第2吸込具10の装着状態から第2吸込具10を離脱させるには、上昇位置にある操作レバー13を押し下げると、ロッド30が支持部材31を支点として回動し、駆動部材32により保持具12のヒンジ部分12aを押し上げるので、保持具12が左右に開きながら、同時に押圧部材29によって第2吸込具10が押し上げられ、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができる。
同時に、駆動部材32が上昇するときに、第2支持部材45を支点にロックレバー44が回動し、ロックレバー44のローラー36側が降りて、ローラー36に圧接されて、ローラー36の回転が再びロックされる。
前述したように、第2吸込具10には、吸気ヘッド40と連結管9との間を左右方向に回動自在に連結する回動連結部8が設けられており、図2及び図7に示すように、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では、図1に示すように連結管9に延長管2を介して連結された手元ハンドル4の上げ下げに対応して、連結管9が、回動連結部8に対し上下回動し、また、手元ハンドル4を回動させる動き、即ち第1吸込具11の進路方向を左右いずれかの方向に変更するハンドル操作がなされるときには、進路方向に手元ハンドル4を回動させる動きが自然になされるので、回動連結部8に回動力が加わると、第1吸込具11の後方側に回動連結部8があるため、軸の回動方向に第1吸込具11が回動する動きが働き、スムーズに第1吸込具11の進路変更がなされる。
第2吸込具10を、第1吸込具11から離脱させた状態では、第2吸込具10が回転方向に動くと扱い難くなるので、回動連結部8の回転方向の動きをロックする回転方向回動係止手段(図示せず)を、第2吸込具10に設けるとよい。
前記回転方向回動係止手段を、バネ付勢された係止部材(図示せず)で構成し、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では、第1吸込具11側に設けた係止解除手段(図示せず)によりバネ付勢に抗して前記係止部材を、回転方向回動の係止状態から外すように構成すると、第2吸込具10が第1吸込具11に装着された状態では回転方向回動係止手段は機能しないため、第1吸込具11の上下及び回転方向の自在回動が可能となり、一方、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させると回転方向回動係止手段が機能して第2吸込具10の回転方向の回動をロックさせて、第2吸込具10を安定して使用することができる。
以上のように構成された吸込具3を用いた電気掃除機1は、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した状態にすると、幅広の第1吸込具11により一般的な電気掃除機と同様に被掃除面の掃除を効率よく行なうことができ、第1吸込具11が入らないような狭い場所や階段などを掃除する場合は、操作レバー13を足踏みすると、腰を屈めることなく第1吸込具11から第2吸込具10を離脱させることができ、第2吸込具10を用いた掃除ができるので、吸込具を付け替える面倒な作業は解消される。また、第2吸込具10を離脱させた第1吸込具11は、被掃除面にあるので、任意に第1吸込具11に第2吸込具10を押し入れると即座に床掃除に変更することができる。
また、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱して、その第2吸込具10で掃除を行なった後、再度第2吸込具10を第1吸込具11に装着する際、ローラー36の回転がロックレバー44でロックされて、第1吸込具11の被掃除面上での移動が規制されているので、第2吸込具10を第1吸込具11に容易に装着することができる。
第2吸込具10を、第1吸込具11から離脱させた状態で使用するとき、下面吸気口15の形成面が円弧状に形成されていることにより、図12に略図示するように、掃除面に対して自由な角度状態が得られ、特に、図12(b)に示すように、壁面や家具の立ち上がりのコーナー部分にも下面吸気口15の吸気が作用してコーナー部分の塵埃を集塵除去することができる。
また、第2吸込具10の先端吸気口16は、前述したように第1吸込具11からの離脱時に下側面側を残して蓋体18によって閉じられるので先端吸気口16の開口面積が縮小する結果、吸気流速が増加し、掃除面に近い側で開口するので、第2吸込具10は、先端側からの集塵効果も得られ、より広範囲の掃除が可能となる。尚、先端吸気口16は、蓋体18により開口面積全体を閉じるように構成して下面吸気口15からの吸気能力を増加させることもできる。
また、本実施の形態では、上記のように、第2吸込具10を、手元ハンドル4の操作により第1吸込具11に装着するとき、第1吸込具11の走行用のローラー36を支点として第1吸込具11が立ち上がったりしないようにするため、第2吸込具10に設けられた回動連結部8の回動支点より後方にローラー36を配設している。
また、手元ハンドル付きの小型掃除機本体に短い管路で吸込具を取り付けたハンドクリーナと称される電気掃除機に本実施の形態における吸込具3を適用することもでき、ハンドクリーナとしての機能を向上させることができる。
(実施の形態2)
図13は、本発明の第2の実施の形態における電気掃除機用吸込具の第2吸込具離脱時の断面図、図14は、同第2吸込具装着時の断面図である。なお上記第1の実施の形態における電気掃除機用吸込具と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱したときに、ロックレバー44でローラー36の回転をロックして、第1吸込具11の移動を規制するようにしたが、本実施の形態は、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱したときに、第1吸込具11の底面からストッパー47の一端を突出させ、それを床面に当接させることで、第1吸込具11の移動を規制するようにしたものである。
図13において、駆動部材32とロッド30を回動自在に軸支する回動軸30aに、一対の略L字状のストッパー47のそれぞれの端部を回動自在に軸支し、ストッパー47のそれぞれの他端を、被掃除面に対向するように配し、更に、ストッパー47のそれぞれの途中を、第2支持部材45で回動自在に軸支したものである。第1吸込具11の底面11aには、ストッパー47の先端が出没できるように開口部11bが設けられている。また、ストッパー47の被掃除面側端部には、摩擦力が大きい高摩擦部材47aが固着されている。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機用吸込具の動作、作用は、以下の通りである。
第2吸込具10が、第1吸込具11から離脱しているときは、図13に示すように、押圧部材29と共に駆動部材32が上方に位置し、これによりストッパー47の被掃除面側端部が被掃除面に当接している。
次に、第2吸込具10の使用を終え、第2吸込具10を、保持具12内に押し入れると、図14に示すように、押圧部材29が、第2吸込具10の円弧側面頂点部位の起毛布14を前後に分割配置した間( 図3参照)で押圧されて下がり、それにより保持具12が、第2吸込具収納凹部26の底面側に下り、第2吸込具10の吸気ヘッド40部位を包み込むように把持する。
この押圧部材29の下降と共に、それに連結された駆動部材32が支持部材31に軸支されたロッド30の一端を押し下げるので、ロッド30の他端に設けられた操作レバー13は、図14に示すように上昇位置になると共に、ストッパー47が第2支持部材45で軸支された部分を支点に回動し、ストッパー47の被掃除面側端部が被掃除面から離反し、第1吸込具11の移動規制が解除され、第1吸込具11を自由に動かせるようになるものである。
以上のように、本実施の形態によれば、第2吸込具10を第1吸込具11に装着する際、ストッパー47の先端が被掃除面に当接して、第1吸込具11の被掃除面上での移動が規制されているので、第2吸込具10を第1吸込具11に容易に装着することができる。
また、ストッパー47の被掃除面に当接する端部に高摩擦部材を47aを固着しているので、第2吸込具10を第1吸込具11の第2吸込具収納部26に収納する際、第1吸込具11の移動規制を確実に行うことができる。
本実施の形態におけるストッパー47は、特に、床面への傷付きを防止するために、ローラー36の代りに、底面に起毛布(図示せず)を貼着した第1吸込具に有効である。
以上のように、本発明に係る電気掃除機用吸込具及び電気掃除機は、立ったままで、第2吸込具を第1吸込具の所定の場所に容易に装着することができ、使用勝手が良いもので、家庭用、業務用、店舗用などの各種電気掃除機に適用できるものである。
本発明の実施の形態1における電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体構成を示す斜視図 (a)同電気掃除機用吸込具の平面図、(b)同電気掃除機用吸込具の側面図 (a)同電気掃除機用吸込具の第2吸込具の側面図、(b)同第2吸込具の下面図、(c)同第2吸込具の正面図 同第2吸込具の断面図 同電気掃除機用吸込具の第1吸込具の内部構成を示す平面図 同第1吸込具に対する第2吸込具の着脱を説明する斜視図 同第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図 同第2吸込具の着脱構造を説明する部分断面図(第2吸込具が離脱した状態) 図2のA−A断面図(第2吸込具が離脱した状態) 同第2吸込具の着脱構造を説明する部分断面図(第2吸込具が装着された状態) 図2のA−A断面図(第2吸込具が装着された状態) 同第2吸込具によるコーナー部の吸塵を説明する概略図 本発明の実施の形態2における電気掃除機用吸込具の部分断面図(第2吸込具が離脱した状態) 同電気掃除機用吸込具の部分断面図(第2吸込具が装着された状態)
符号の説明
3 電気掃除機用吸込具(吸込具)
7 掃除機本体
10 第2吸込具
11 第1吸込具
23 吸込口
36 ローラー
47 ストッパー

Claims (4)

  1. 底面に設けた吸込口より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する機能を有すると共に上方から前記第1の吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具とを備え、前記第2吸込具を前記第1吸込具より離脱させた時に、前記第1吸込具の前記被掃除面上での移動を規制するようにした電気掃除機用吸込具。
  2. 第1吸込具に走行用のローラーを設け、第2吸込具を前記第1吸込具より離脱させた時に、前記ローラーの回転をロックして、前記第1吸込具の移動を規制するようにした請求項1に記載の電気掃除機用吸込具。
  3. 第2吸込具を第1吸込具より離脱させた時に、前記第1吸込具の底面より突出し、被掃除面に当接するストッパーで、前記第1吸込具の移動を規制するようにした請求項1に記載の電気掃除機用吸込具。
  4. 電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具と、前記電気掃除機本体と前記電気掃除機用吸込具とを連通するホースを備えた電気掃除機。
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