JPH0517013Y2 - - Google Patents

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JPH0517013Y2
JPH0517013Y2 JP1987147411U JP14741187U JPH0517013Y2 JP H0517013 Y2 JPH0517013 Y2 JP H0517013Y2 JP 1987147411 U JP1987147411 U JP 1987147411U JP 14741187 U JP14741187 U JP 14741187U JP H0517013 Y2 JPH0517013 Y2 JP H0517013Y2
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brush
suction device
movable
movable brush
suction
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  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、塵埃などを吸込モーターの駆動によ
つて吸込装置本体から吸込ホースを介して掃除機
本体内の集塵室に集塵する掃除機の吸込装置に関
する。
〈従来技術〉 従来の掃除機の吸込装置を第6図および第7図
に示す。これは、床面やじゆうたん等を回転ブラ
シ1で叩いて塵埃を浮き立たせ、掃除機本体(図
示せず)に配設された吸込モーターの駆動力で吸
い込み、吸込ホース2を通して集塵室に集塵する
ものである。
このうち、第6図に示す技術では、回転ブラシ
1が、吸込装置本体3の前縁に配されたバンパー
4の後方に設けられている。
また、第7図に示す技術では、前記回転ブラシ
1が吸込装置本体3の前端下部に回転可能に支持
されている。
上記掃除機の吸込装置において、部屋の隅の塵
埃は、吸込むことはできなかつた。そこで、この
問題を解決する手段として、実開昭56−176662号
公報のような吸込具の前面に下方斜めのブラシが
設けられたものが知られている。
この吸込具は、壁際等の塵埃が吸込みにくいと
ころにおいて、少し吸込具の後部を持ち上げてブ
ラシを壁際の隅の掃除面に当てて、吸込具を手前
に引くことによつて、隅の塵埃が掃き出されるも
のである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 最近、じゆうたんを敷く家庭が増加してきて、
このじゆうたんの掃除に回転ブラシを有した吸込
具が普及してきている。この吸込具は畳みや板間
等にも使用することができるようになつている。
ところで、部屋の隅などに溜まつた塵埃を掃除す
るには、前記のように吸込具の前にブラシを設け
ておくだけでは、畳みや板間の塵埃を掃き出すに
はある程度の効果はあるが、じゆうたんに絡み付
いた塵埃は容易に掃き出すことはできなかつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、部屋の隅部の塵
埃を吸い込んで除去し得る掃除機の吸込装置の提
供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、第1,2図の
如く、吸込装置本体3の下面に吸込口20を有
し、該吸込口20の内方に回転駆動される回転ブ
ラシ1を備えた掃除機の吸込装置において、前記
吸込装置本体3の前面下端に可動ブラシ15が床
面に接触した状態で斜め下方へ突出して配され、
該可動ブラシ15を左右水平方向に往復移動する
螺旋溝47a,47bを有した回転自在な螺旋体
45と、該螺旋体45を回転ブラシ15に連動さ
せて回転させる伝達手段46と、可動ブラシ15
を左右方向に案内する案内体56とが設けられ、
前記可動ブラシ15は前記螺旋溝47a,47b
に移動自在に嵌合され、前記回転ブラシ1の回転
によつて前記可動ブラシ15が左右水平方向に移
動するようにしたものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、部屋の隅部Cの
塵埃を除去しようとするとき、吸込装置本体3を
例えば壁Aに当てるようにする。このとき、可動
ブラシ15は回転ブラシ1の回転による螺旋体4
5の回転によつて左右水平方向に移動するので、
部屋の隅部Cの塵埃が浮き立ち、吸込装置本体3
に吸い込まれる。
〈実施例〉 以下、本考案掃除機の吸込装置の一実施例を第
1図の吸込装置の全体横断平面図、第2図の全体
縦断側面図、第3図の移動手段の一部破断斜視
図、第4図の移動手段の分解斜視図に基づいて説
明する。
本実施例の掃除機は、吸込装置本体の回転ブラ
シ1の回転により浮き立つた塵埃を掃除機本体に
設けられた吸込モーター(図示せず)の駆動によ
り吸込ホース2を通して集塵室へ集塵するもの
で、本考案吸込装置は、箱形の吸込装置本体3の
側面下端に可動ブラシ15が斜め下方へ突出して
配され、該可動ブラシ15は水平方向へ移動可能
とされ、該可動ブラシ15を水平方向に移動させ
るための移動手段16が設けられたものである。
前記吸込装置本体3は、底板3aが平面とされ
て箱形に形成されたものであつて、内部に通風路
17を形成する筒形の通風路壁18が形成され
る。通風路17は、前記本体3の底板3aの前板
3bとの折曲部に形成された可動ブラシ案内溝1
9に連通され、また底板3aの中央よりもやや前
側に形成された吸込口20に連通される。前記吸
込装置本体3の後部に、前記掃除機本体の集塵室
に塵埃を導くための前記ホース2が取付けられて
いる。
前記回転ブラシ1は、前記吸込口20に配され
たものであつて、その回転軸1aが軸受21を介
して吸込装置本体3に支持されている。回転ブラ
シ1は、回転軸1aの外周に円筒状ブラシ台22
が固定され、その外周面に螺旋状に起毛束23が
並べて配設されて成るもので、起毛束23は前記
吸込口20よりも下方へ突出する長さとされてい
る。
また、本体3の通風路17には回転ブラシ1よ
りも吸込ホース2側で、通風路17に生じる気流
より回転する回転羽根を有するタービン26が配
され、該タービン26のタービン軸26aは前記
通風路壁18に回転自在に軸受され、該タービン
軸26aと前記回転ブラシ1の回転軸1aとに、
タービン26による回転力を回転ブラシ1に伝達
するためのベルト27が掛巻されている。
図中の30は、通風路17に介設された床・た
たみ−じゆうたん切り換え用シヤツター、31,
32は吸込装置本体3を移動可能とするための車
輪である。
前記案内溝19は、可動ブラシ15を左右方向
に案内するためのものであつて、底板3aの左右
幅とほぼ等しい長さを有する。前記可動ブラシ1
5は、細長板42と該細長板42に固定された多
数の起毛43とから成り、前記案内溝19の略半
分程度の長さに形成されている。ブラシ15の起
毛43は、第2図の如く、本体3の前板3bが壁
Aに当たつた状態で少なくとも壁Aと床Bの(部
屋の)隅部Cに到達できる長さに形成されてい
る。
前記可動ブラシ15の移動手段16は、回転ブ
ラシ1の回転力を利用したものであつて、回転ブ
ラシ1と前記可動ブラシ15との間で回転ブラシ
1の回転軸1aと平行に配され本体3に回転自在
に軸受された杆状の螺旋体45と、該螺旋体45
の端部と回転ブラシ1の回転軸1aとの間に掛巻
された螺旋体回転用の伝達ベルト46と、前記螺
旋体45の周面に形成された右螺旋溝47aおよ
び左螺旋溝47bに案内される滑子48を有し前
記可動ブラシ15の細長板42に固定された円筒
状ブラシ台49とから構成される。
前記右螺旋溝47aおよび左螺旋溝47bは、
第3,4図の如く螺旋体45の周面で互いに交差
し、各螺旋溝47a,47bの端部において連結
溝57a,57bによつて滑らかに連続してい
る。
前記滑子48は、右螺旋溝47aおよび左螺旋
溝47bに嵌合する幅に形成され、両溝47a,
47bの交差部の溝径よりも大なる長さに形成さ
れている。そして滑子48の上面にはブラシ台4
9に形成された小孔52に嵌合突出する小円柱状
突起53が形成されている。該突起53は前記通
風路壁18の天板55に左右方向に形成されたガ
イド56に左右方向移動可能に嵌合されている。
次に作用を説明すると、掃除機本体側のモータ
ーの駆動により、吸込装置本体3の通風路17に
吸込気流が発生し、これによりタービン26が回
転する。そうすると、この駆動力がベルト27に
よつて回転ブラシ1に伝達され、回転ブラシ1が
回転し、床面上のじゆうたん等をたたいて塵埃を
吸込口20から掃除機本体側に吸込む。
ところで、部屋の隅部Cの塵埃を除去しようと
するとき、吸込装置本体3の前板3bを壁Aに当
てるようにする。そうすると、可動ブラシ15の
起毛43は、壁Aに当たつた状態で少なくとも部
屋(壁Aと床B)の隅部Cに到達できる長さに形
成されているので、可動ブラシ15の起毛43が
部屋の隅部Cに当たる。
回転ブラシ1が回転すると螺旋体45が回転
し、滑子48が右螺旋溝47aまたは左螺旋溝4
7bのどちらかに嵌合しているので、螺旋体45
の回転により滑子48が左右方向に移動し、ブラ
シ台49および可動ブラシ15が左右方向に移動
する。そして、可動ブラシ15が左右方向に移動
することによつて部屋の隅部Cの塵埃が浮き立
ち、案内溝19および吸込口20から吸込まれる
ので、隅部Cの塵埃を除去することができる。
また、右螺旋溝47aおよび左螺旋溝47bは
両端部の連結溝57a,57bにて滑らかに連続
されているため、例えば初期状態で右螺旋溝47
aを摺動していた滑子48は連結溝57aにおい
て滑らかに案内されて左螺旋溝47bに移り、自
動的に運動方向を変える。このため、回転ブラシ
1の一方向回転運動に対してブラシ台49および
可動ブラシ15は左右方向の往復運動を繰り返
す。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば、移動手段16は上記実施例に限定され
るものではなく、第5図の様に構成してもよい。
すなわち、回転ブラシ22の端部に回転板59を
設け、一方可動ブラシを固定する移動杆60を装
置本体3に左右方向移動自在に支持し、該移動杆
60に回転筒61を回転自在でかつ長さ方向に移
動不能に嵌合し、該回転筒61に前記回転板59
に従動して回転する傾斜プーリー62を固定する
よう構成する。
そうすれば、回転ブラシ22の回転により回転
板59およびプーリー62が回転し、プーリー6
2は移動杆60に対して傾斜しているので、プー
リー62が回転すると、移動杆60が水平方向に
移動し、可動ブラシ15が水平方向に往復移動す
る。なお図中63は移動杆60に固定された回転
筒移動規制用のフランジ、64は本体3に形成さ
れた移動杆支持片である。
また可動ブラシ15は、上記実施例では本体3
の前側に突出させているが、これに限らず本体の
左右側面に突出させるよう構成してもよい。この
場合、可動ブラシは前後方向へ移動させるよう構
成する。
また移動手段15は、上記実施例では掃除機本
体側からの吸込気流によつて回転するタービンの
回転力を利用していたが、吸込装置本体に別個に
設けられたモーターの回転力により可動ブラシを
移動させるよう構成してもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、可動ブラシは部屋の隅部に達して回転ブラシ
に連動して左右水平方向に往復移動されるので、
特に部屋の隅のじゆうたんに絡み付いた塵埃は、
可動ブラシに掻き出されて、吸込装置本体に吸い
込むことができる。
したがつて、吸込装置本体を部屋の隅部まで持
つていくという動作だけで、隅に溜まつた塵埃を
吸引できる。しかも、回転ブラシの駆動力を利用
して可動ブラシを移動させているので、複雑な機
構を用いる必要がないといつた優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案掃除機の吸込装置の一実施例を
示す吸込装置の全体横断平面図、第2図は同じく
全体縦断側面図、第3図は同じく移動手段の一部
破断斜視図、第4図は同じく移動手段の分解斜視
図、第5図は移動手段の他の実施例を示す平面図
である。 3……吸込装置本体、15……可動ブラシ、1
6……移動手段、19……案内溝、20……吸込
口、22……回転ブラシ、26……タービン、4
5……螺旋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込装置本体の下面に吸込口を有し、該吸込口
    の内方に回転駆動される回転ブラシを備えた掃除
    機の吸込装置において、前記吸込装置本体の前面
    下端に可動ブラシが床面に接触する状態で斜め下
    方へ突出して配され、該可動ブラシを左右水平方
    向に往復移動させる螺旋溝を有した回転自在な螺
    旋体と、該螺旋体を回転ブラシに連動させて回転
    させる伝達手段と、可動ブラシを左右方向に案内
    する案内体とが設けられ、前記可動ブラシは前記
    螺旋溝に移動自在に嵌合され、前記回転ブラシの
    回転によつて前記可動ブラシが左右水平方向に移
    動するようにしたことを特徴とする掃除機の吸込
    装置。
JP1987147411U 1987-09-25 1987-09-25 Expired - Lifetime JPH0517013Y2 (ja)

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JP1987147411U JPH0517013Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP1987147411U JPH0517013Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JPS6450755U JPS6450755U (ja) 1989-03-29
JPH0517013Y2 true JPH0517013Y2 (ja) 1993-05-07

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5242179B2 (ja) * 2008-01-21 2013-07-24 株式会社東芝 電気掃除機の吸込口体および電気掃除機
JP5253885B2 (ja) * 2008-05-27 2013-07-31 株式会社東芝 吸込口体および電気掃除機
JP5649038B2 (ja) * 2010-05-25 2015-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 掃除機用吸込具および電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56176662U (ja) * 1980-06-02 1981-12-26

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JPS6450755U (ja) 1989-03-29

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