JPH01275483A - 天然石コンクリートブロックの製造方法及びその洗い出し装置 - Google Patents

天然石コンクリートブロックの製造方法及びその洗い出し装置

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JPH01275483A
JPH01275483A JP10062788A JP10062788A JPH01275483A JP H01275483 A JPH01275483 A JP H01275483A JP 10062788 A JP10062788 A JP 10062788A JP 10062788 A JP10062788 A JP 10062788A JP H01275483 A JPH01275483 A JP H01275483A
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俊明 佐藤
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    • C04B41/53After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1表面化粧コンクリート製品の製造方法、及び
表面化粧コンクリート製品の表面部洗い出し方法及びそ
の装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、表面に天然石を露ねし仕上したコンクリート
製品を製造する方法としては、コンクリートの硬化前に
表面に天然石を埋め込む方法、自然石等をパレット上で
氷で固定したのちコンクリート、モルタル等を打設する
方法(実開昭60−191405号公報)、化粧用骨材
の上からコンクリートを投入し加圧・振動後、養成した
後、断層分離して積層状態が化粧面に表出されるコンク
リート製品の製造方法(特開昭53−136028号公
報)が、またコンクリートブロックの表面を洗い出す方
法は、特に定められた方法がなく、手作業による方法や
ブロック成型機の成型ライン上で、養生室から出できた
製品を一個つづ水洗いする方法があったにすぎない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし1表面に天然石を露わし仕上したコンクリート製
品を製造する方法において、コンクリート硬化前に天然
石を埋め込む方法や、氷で天然石を固定する方法では、
付設機天然石が剥がれやす(1゜ また特開昭53−136028号公報や、特開昭58−
158206号公報の方法を用いても。
天然石等の大きめの骨材を表面化粧材として用いるとき
には、天然石とコンクリートがうまく結合せず天然石が
剥がれやすいという欠点があり、天然石を表面に露ねし
仕上したコンクリート製品を製造することは不可能であ
った。
また、従来の方法ではいずれも、比較的小さい、形の一
定した化粧用骨材にしか利用できず、大きめの化粧用骨
材や、大小様々な大きさの化粧用骨材には利用すること
ができず、また化粧骨材の凹凸の突出もほんの極わずか
に限られていた。
さらに、従来の方法では目地の部分等にどうしてもコン
クリートの地肌が露出し、製品に人工的な雰囲気を与え
ることは免れなかった。
そこで、本出願らは先に骨材の露わし仕上により表面化
粧したコンクリート製品の製造方法を出願した(特願昭
60−142813号及び特願昭60−142814号
)。
しかし、本出願人らが出願した方法は、天然石を表面に
露ねし仕上したコンクリート製品を製造することを可能
にしたが、天然石コンクリート製品の機械的、かつ大量
生産を可能とするコンクリート製品の製造方法及びその
製造装置の開発が望まれ、本出願人は、天然石の露わし
コンクリートブロックを機械的に、かつ大量生産するコ
ンクリート製品の製造方法及びその装置を出願した(特
願昭62−315822号)、。
また、従来においては、そもそも優れた表面化粧コンク
リート製品が存在していなかったため。
コンクリート製品の化粧面を洗い出すという思想はあま
りなく、このため適切に、コンクリート製品の表面部を
洗い出す方法も存在せず、例えばコンクリート積みブロ
ックをライン上で一つづ洗い出す方法においても、得ら
れた製品は化粧面を下にして置かれていくため、出荷時
にはまたコンクリートブロックの向きを変えて新たに汚
れた部分を一つづ洗い出さなくてはならず、洗い出し作
業に時間と労力を費やしていた。
また、近年においては優れた表面化粧コンクリート製品
の普及が予想され、特に表面化粧コンクリート積みブロ
ックでは化粧面の製品管理が重要な問題となる。
本願発明は1g1れた洗い出し方法を開発することによ
って、前記課題を解決すると共に1本願発明の洗い出し
方法の開発によって、さらに従来にない低コストで優れ
た表面化粧コンクリート製品、特に積みブロックを提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで1本発明者は優れた洗い出し方法及びその装置を
開発することによって、従来にない表面化粧コンクリー
トブロックの製造方法を提供するよう鋭意研究した結果
、コンクリート製品の化粧面の製造方法においては1面
板に凝結遅延剤を塗布、又は面板に凝結遅延剤を含浸さ
せたスポンジ、紙及び/または目止用骨材を敷いた後1
モルタル及び化粧用骨材を投入し、ついで振動及び締め
固めによってコンクリート本体と一体化させ、養生後面
部分を洗い出せば、N易に面部が製造でき、また、洗い
出し方法においては、機体フレームの上面に、コンクリ
ートブロックの化粧面と係合部を有し、かつ該係合部に
は任意の形状の開口部を設け、さらに開口部下方より機
体フレームの支柱間を移動自在とした水、及びエアー噴
出口、あるいはブラシにより該係合部に嵌合され開口部
′より露出されたコンクリートブロックの面部を洗い出
せば、優れたコンクリートブロックが極めて効率的に洗
い出せ、かつ前記面部の製造方法と該洗い出し方法を組
合せたものは低コストで優れたコンクリートブロックが
製造できるとの知見を得て本発明を完成した。
以下、図面について詳述するが発明はこれに限定される
ものではない。
第1図はコンクリート製品の化粧面の製造方法を示す図
であり、面板の底部に凝結遅延剤とこれに適量の水を滲
みこまされたスポンジ2を敷いた後、目lE用骨材3、
さらにモルタル及び化粧用骨材4を投入して化粧部を成
型し、ついでゼロスランプまたはやねらかいコンクリー
トを用いたコンクリート本体と振動・プレスすることに
よって一体化する。
このとき、凝結遅延剤はコンクリート本体と一体化する
際の化粧骨材との結合を左右するものであり、一体化す
る際の振動・プレスによってスポンジ等に含浸された凝
結遅延剤が本体コンクリートに滲み込み本体コンクリー
トと化粧骨材の突出の調製をすることができる。
また、化粧骨材の突出の調製は凝結遅延剤の量と共にス
ポンジの厚さや、目止用骨材の量によっても調製するこ
とができる。
スポンジの代りに紙、布等を用いても良い。
さらにスポンジや紙等を利用しないで口止用骨材として
利用する砂等に、あるいは面板に直接。
凝結遅延剤を含浸させることもできる。
目止用骨材の投入後は、モルタル及び化粧用骨材を投入
するが、これらは同時または前後はいずれを先にしても
よい。
また、モルタルに代えペースト等、又はモルタルにペー
ストを混合したものを用いることもできる。
また、目止用骨材を利用するのは、成型後の化粧用骨材
の突出の程度の調製や、凝結遅延剤を平均に分散させ、
また目止用骨材によってコンクリートの奥まで凝結遅延
剤を滲みこまずことができ、さらに目地の部分にコンク
リートの地肌がでることを防止できるが、スポンジを厚
くして振動を変化させれば、口止用骨材を利用しなくて
も代用することもある程度可能である。
本発明は、ライン上を面板及びコンクリート母体が順次
移送する工程で、目止用骨材の供給、化粧用骨材の供給
及び整列1モルタル等の供給をおこない、それぞれの工
程で得られた面板とコンクリートブロックの母体を結合
させてコンクリートブロックを製造することもできる。
本発明に用いられる口止用骨材としては、砂。
土、スラグ、鉱石、または天然石の削りがす或いは合成
樹脂等を用いてもよく、使用される表面化粧用骨材のサ
イズより小さいものが用いられ、表面化粧用骨材の種類
によって適宜法められる。
また、目止用骨材は化粧用骨材との調和を考えて、多彩
な色彩のものを選ぶことができ、例えば、みかげ石には
みかげ石の削りかすを用いたり、または全く逆の色彩の
ものを用いてもよく、コンクリートブロックとして使用
するときは、その場所柄、設置目的等によって適宜選択
できる。
本発明に用いられる表面化粧は特に限定されず、大きめ
のから小型の天然石まで利用でき、その種類もコンクリ
ートブロックの目的に応じて適宜選ばれる。
このように形成された面板をコンクリート母体に供給す
る方法としては、面板の上に、化粧面を設けたコンクリ
ート母体を反転させ、下方に化粧面を設けた母体と結合
させる方法、また面板を180度回転させて、コンクリ
ート母体と結合させる方法、さらに、コンクリート母体
を例えば、90度または135度というように斜めにし
、これに円弧移動を利用して結合させる方法等あらゆる
方法が利用できる。
また、コンクリートブロック成形機では、目的に応じた
コンクリートが使用される。
従って、超硬練りコンクリートやスランプの大きいコン
クリートまで目的に応じて適宜使用される。
例えば、超硬練りコンクリートを利用したときはコンク
リートの硬さの程度は、締固めの方法により若干具なる
が、締固めの方法にかかわらず、締固めにより余剰水(
セメントを含む)がしぼり出され流れるなどして表面部
に露わす骨材を汚ごすことがないようにする必要がある
しかし水量が少なすぎると1表面に露われる骨材と超硬
練りコンクリートの付着が弱くなる。
従って、締固め時に水(セメントを含む)かにじみでる
が、流れ出ない程度の硬さとする必要があり、スランプ
で0〜ICII+程度が適当であるが。
これに限定されない。
また、本発明で得られたの表面化粧コンクリートブロッ
クは下記に定める洗い出し法によって、より効果を高め
ることができる。
第2図は本発明の洗い出し装置の一実施態様をを示す図
である6 洗い出し装[5は、機体フレーム上面に、コンクリート
ブロックの化粧面との係合部6を設け、該係合部には任
意の形状の開口部7が設けられている。
開口部の形状は化粧面すべてを露出するようにしてもよ
いし、また一定の形状にして洗い出す部分を決めること
もできる。
開口部下方には機体フレームの支柱間8を移動可能とし
た水噴射口9、エアー噴射口10が設けられている。
また、これらと共に回転ブラシ15(第3図参照)を設
けても良い。
水噴射口9、エアー噴射口10の移動方法は、特に限定
されないが、例えば第2図のように、中抜きにした円柱
状移動部材16の上部の任意の箇所に水噴射口、エアー
噴射口を設け、これを上下のレール11.12で把持し
、該レール間を摺動することによって移動可能としてい
る。
このとき移動は1円柱状の移動部材の端部に握持部を設
は手動によって、またはベルト、チェーン等を用いてモ
ータと直結し可動させてもよい。
このレールの高さは上下に移動可能とすることが好まし
い。
水、又はエアーは高出力から低出力まで調整可能で、か
つ噴霧もスポットからフラットまで調整可能とし、コン
プレッサーに直結させることが好ましい。
また、機体フレーム下方には、支柱間に上下の傾斜を設
けたカス誘導板13を敷設し、カスをカス貯蔵漕まで導
いている。
コンクリートブロックは化粧面を下にして、フォークリ
フト等によって係合部へ嵌合される。
係合口の数は特に限定されず、目的、設置場所に応じて
係合部の数も適宜法められるが、第3図のものは、積み
ブロックをフォークリフトの爪によって一度に32個ま
で把持できることに対応して作成したものであり、これ
を用いれば効率良く一度に多くのコンクリートブロック
が洗い出しすることができる。
複数の係合部を連接させたときにおいては、各係合部間
をピラミッド状にしておけば、ブロックが係合部に係合
しやすい。
また、少なくとも機体フレームのツークリットの侵入面
を被覆しておけば、ツークリットに水やカスがかかるこ
とがない。
また、電動で水噴射、エアー噴射、及びこれらの移動を
行なうときは、操作装置を延長してツークリットまで延
ばしておけば、フォークリフトに載ったままにして操作
が可能となる。
〔効果〕 本発明によれば、優れた洗い出し法を開発することによ
って、低コストで優れた表面化粧コンクリート製品、特
に積みブロックを提供することができ、また、成型後の
化粧用骨材の突出の程度の調製や、凝結遅延剤を平均に
分散させ、また目止用骨材によってコンクリートの奥ま
で凝結遅延剤を滲みこまずことができ、さらに目地の部
分にコンクリートの地肌がでることを防止できる。
また、優れた洗い出し法と組合せることにより、表面化
粧コンクリートの生産も凝結遅延剤を用いて従来の方法
より格別に廉価に生産するこができ、かつ、洗い出しの
作業効率も一鰻と向上する。
さらに、表面の部分だけを効率良く洗い出すことができ
、かつフォークリフトに乗ったまま、濡れずに洗い出す
ことが可能になった。
さらにまた1表面に様々な天然石等を用いることができ
るので1組合せにより様々な意匠を施すことができるの
でこれを宅地造成や、石垣、造園工事に用いた場合天然
の質感と個性を兄事に再現した美しい風格を導くことが
でき、さらに国立公園その他公園内の築堤土留、河川敷
、トンネルの出入り口等の土木工事に用いた場合も自然
環境との調和がなされ、環境保護に貢献することができ
る。
また、従来のような産廃による公害の恐れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コンクリート製品の化粧面の製造方法を示す
図であり、第2図は本発明の洗い出し装置の一実施態様
を示す図、及び第3図は32箇の係合部を設けた洗い出
し装置の一実施態様を示す平面図を示す。 1 二 面板     2 : スポンジ3 : 目止
用骨材  4 : 表面化粧骨材5 : 洗い出し装置
 6 : 係合部7 : 開口部    8 : 支柱 9 : 水噴射口   10:  エアー噴射口11.
12  :  レール  13:  かす誘導板14:
  フォークリフトの爪 15:  回転ブラシ  16:  移動部材17: 
 ホース 18:  水・エアーコンプレッサー 19:  モーター 20:  コンクリート積みブロック 21:  粕貯蔵漕   22:  フォークリフト2
3:  操作板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)面板に凝結遅延剤を塗布し、又は面板に凝結遅延
    剤を含浸させたスポンジ、紙、及び/または目止用骨材
    を敷いた後、モルタル及び化粧用骨材を投入し、ついで
    振動及び締め固めによってコンクリート本体と一体化さ
    せ、養生後面部分を洗い出すことを特徴とする天然石コ
    ンクリートブロックの製造方法。
  2. (2)機体フレームの上面にコンクリートブロックの化
    粧面との係合部を有し、かつ該係合部には、任意の形状
    の開口部を設け、さらに開口部下方より、機体フレーム
    の支柱間を移動自在とした水噴射口、及びエアー噴射口
    あるいはブラシにより、該係合部に嵌合され開口部より
    露出されたコンクリートブロックの面部を洗い出すこと
    を特徴とする天然石コンクリートブロックの洗い出し方
    法。
  3. (3)機体フレームの上面にコンクリートブロックの化
    粧面との係合部を有し、かつ該係合部には、任意の形状
    の開口部を設け、さらに開口部下方より、機体フレーム
    の支柱間を移動自在とした水噴射口、及びエアー噴射口
    あるいはブラシにより、該係合部に嵌合され開口部より
    露出されたコンクリートブロックの面部を洗い出すこと
    を特徴とする天然石コンクリートブロックの洗い出し装
    置。
  4. (4)面板に凝結遅延剤を塗布し、又は面板に凝結遅延
    剤を含浸させたスポンジ、紙、及び/または目止用骨材
    を敷いた後、モルタル及び化粧用骨材を投入し、ついで
    振動及び締め固めによってコンクリート本体と一体化さ
    せ、養生後面部分を機体フレームの上面にコンクリート
    ブロックの化粧面との係合部を有し、かつ該係合部には
    、任意の形状の開口部を設け、さらに開口部下方より、
    機体フレームの支柱間を移動自在とした水噴射口、及び
    エアー噴射口あるいはブラシにより、該係合部に嵌合さ
    れ開口部より露出されたコンクリートブロックの面部を
    洗い出すことを特徴とする天然石コンクリートブロック
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03272803A (ja) * 1989-06-01 1991-12-04 Zoukei:Kk コンクリート製造形物表面の成形工法及び造形装飾物
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CN110405911A (zh) * 2019-06-27 2019-11-05 上海鼎中新材料有限公司 混凝土表面正负向缓凝配合冲洗露骨料装饰方法

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