JPS6399906A - 目地付石張平板の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、歩道等の路面に使用される砂利、砕石及び石
材又は、タイル、レンガ、人造石等の固形材や金属、非
金属に類する材料等を不定形に敷設したコンクリート平
板における目地部分を容易に形成するための目地付石張
平板の製造法に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の洗い出しＫよる石張平板は、盤枠の底面
にコンクリートの凝結遅延剤を敷設し、その上面に各種
の自然石等の石材を不規則に配列する。次に上部より仕
上コンクリートを注入し、その上部に裏打ち用のコンク
リートを打ち込み締め固めをした後に裏打ち面を仕上げ
る。そして、コンクリートが硬化したら盤枠を脱枠し、
平板を反転後に表面側の凝結遅延剤を噴射水等で洗滌し
、石張平板の洗い出しをして表面に石張の模様を現出し
て平板を製造したものである。

然しなからこれらの従来の石張平板は、屋枠内への凝結
遅延剤に各種の自然石を並設するのが大変に手間が係る
と共に、自然石の大小によつては配列が面倒であると共
に配列の変更及び各材料の組合せが自由にできない欠点
がある。

また、遅延剤の洗滌による手間と時間が大変に係り、且
つ平板の表面が綺麗に仕上がらない等の施工上の欠点が
ある。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の洗い出しによる石張平板においては、各種の自然
石等の色柄の選定及び組合せが自由にできて表面を美し
く仕上げる事が必要である。

また、自然石にコンクリート等が付着する事がないよう
に製造することと化粧面の保護及び表面の汚れを防止す
ることが重要である。また、数回の施工行程を得て製造
するため、連続的に短時間で施工が簡単にできるばかり
か、目地部分も正確に美麗に仕上げることが必要である
。

ところが、これ等の要望を満たす石張平板は現在のとこ
ろ見当らず、その出現が望まれていた。

本発明は、上述の問題点に応じるため提起するものであ
る。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上述の問題点をすべて解決するためＫ、一方
に順次送られる各種の厚さに選定された合成樹脂シート
の上面に各樵形状の型枠を載置し、この型枠の内部でシ
ート上面に大小各種の不定形の自然石及び人造石等の石
材を組合せ自在に列設する。その後、型枠の上方又は側
方に位置する吸引機の作動によって該シートを該石材の
一部に吸着させ、該石材と石材との間に目地を形成させ
る。次の行程で石材側に仕上コンクリートを注入し、そ
の表面に裏打ち用のコンクリートを打設する。このコン
クリートが硬化された後＜ｍ枠を脱枠すること忙よって
、上記の目的の達成を計っている。

（実施例） 次に本発明の実施例を図面忙ついて説明すると、第１図
及び第２図に示す石張平板囚を製造するには、第４図忙
於いて、各種形状よりなる基台恒・の一方の端部に捲着
された重量及び用途別の厚さに対応した合成樹脂シート
（１）が位置され、この合成樹脂シー）　＋１１は塩化
ビニール及びネット入りビニール等の各檻構成材料を以
って吸着被着するような性質からなっている。この合成
樹脂シート（１）には（イ）図の位置で各糧形状の底部
がない大小の底面積を有する型枠（２）を上部より載置
する。この型枠（２）の内部でシート（１）の上面に大
小各種の不定形の石、砂利、砕石等の自然石及び各種の
人造石等の石材（３）　（３１・・・・・・を自由な色
柄の組合せＫよって数個並列せしめである。次に、該型
枠（２）が移動して吸引機（５）の位置において型枠（
２）内の空気を上方又は側方より吸引して該シート（１
）を各石材（３１（３１（３１の一部に目地部（４）を
形成するようにｇ３図の如く、石材（３）　Ｋシート（
１）を吸着接合させる。また、該シー）　＋１）を石材
（３）に接合被着させるのに０、下方から送気機を以っ
てする場合もある。

屋粋（２）内で石材（３）に−，１−Ｎｉ１が接着され
たら、その石材（３）Ｋ化粧仕上骨材の入った仕上コン
クリート（６）をホッパー（８）より型枠（２）の高さ
の２分１程度の高さＫｆｉＬ、込み、軽い振動等によっ
て締め固めをした後に、第４図に）ｋ示す如く仕上コン
クリート（６）の上部より裏打ち用のゴンクノリート（
７）をホッパー（９）から落下打設する。その後、前記
仕上コンクリート（６）と裏打ち用のコンクリ−）　１
７）とが硬化した後に該型枠（２）を脱離すると。

石張平板囚の該石材（３）　（３１・・曲の表面に合成
樹脂シート（ｌ）が被着した状態で現場施工用等に完成
される。この状態で所定位置に積重ねて保管したり、又
はシート（１）を剥離する事によって第１図に示す如く
表面に目地（４）が形成された石張平板（４）を得るこ
とができる。

（作　用） 本発明は以上の如く製造され、その施工工程を詳細に説
明すると、第４図のけ）図に示す捲着されている各種の
厚さ及び伸縮自在なナイロンネット等の合成樹脂シート
（１）を各種の基台ｅｌｌ上において所定寸法に切断さ
れたシート（１）の上部より型枠（２）を載置し、この
状態で型枠（２）の内部に大小不定形の各骨材及びタイ
ルやレンガ等の石材＋３１　＋３１を多数個並列し、次
に第４図（ロ）図忙移動じて型枠（２）に装設した吸引
機（５）の作動により該シート（１）を石材＋３１　＋
３１の目地部（４）の一部に食い込ませ、シート（１）
を各石材＋３１１３）に被着せしめる。

次忙第４図の（９図に示すホッパー（８）内の仕上コン
ク！Ｊ−）　（６１を型枠（２）の高さの２分１程度流
し込み、その後第４図のに）図に示す如く、凰枠（２）
内に最後の裏打ち用コンクＩ）　−）　（７１をホッパ
ー（９）より打設せしめる。前記コンクリート（６）、
（７）が固化後に第４図（ホ）図に示すように外周の型
枠（２）を脱離すると合成樹脂シート（１）が表面に被
着したま工の状態で第４図の（へ）図の如く反転するこ
とによって石張平板囚が完成されるものである。そして
、歩道、通路等に使用する時に表面のシート（１）を剥
離することによつ℃表面の石材（３）を露出し℃使用す
るものである。

（発明の効果） 本発明の目地付石張平板の製造法は上述の如く構成され
ているから、従来の洗い出し工法のように凝結遅延剤を
噴射水を以って洗滌すると云う面倒な作業が不要となり
、唯、合成樹脂シートを剥離するだけで品質が均一で製
品の仕上げ忙不良品が生ぜず美しい石材面と目地部とが
鮮明に現出される石張平板を提供できる効果がある。ま
た、各遅延剤が石材面に残置した従来の化粧面の汚れ忙
よる見苦しい欠点も解決する効果もある。更に、この石
張平板の製造法によれば、大小の寸法の異なる平板も色
柄模様の異なる石材を自由に組合せた平板でも同等面倒
な施工を必要とせず容易に製作できる効果がある。

そして、合成樹脂シートに各種大小の石材を適宜並設し
、吸引機によって該シートを石材に吸着せしめたので、
石張表面の養生の役目を果し、且つ石材の表面と石材と
石材との目地にも該シートが確実に吸着し、目地部分を
自然のま〜で美しく形成できる効果と、吸引機忙よる吸
着シートのため作業が敏速、且つ製品にロスがなく安全
である効果がある。

さらに、本発明は型枠の形状を自由に選択できると共に
、厚さの大小及び色柄の組合せが適宜選択でき、建材と
して巾広い用途がある等のの便利な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の製造された平板の斜面図。 第２因は断面図、第３図はシートが被着した一部拡大し
た断面図、第４図（イ）乃至（へ）は製造工程の略図的
説明図である。符号囚は石張平板、（１）は合成樹脂シ
ート、（２）は型枠％（３）は石材、（４）は目地部、
（５）は吸引機、（６）は仕上コンクリート。 （７）は裏打ち用コンクリートである。 第１図 Δ 第２図 第３図 手続補正書く方式） 昭和６２年１１月１７日 特許庁長官　　小　川　邦　夫　殿 １、事件の表示　　　　　　　　　　　　ζ、゛昭和昭
和６持 目地付石張平板の製造法 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　　　所　北海道札幌市南区南の沢２条４−９−１　
１氏　　　名　　　西　　村　　晶　　成４、代　　理
　　人　　〒１１２ 明細書の図面の簡単な説明の欄 ７、補正の内容 （１）明細書第９買上から第５行目の「第４図（イ）乃
至（へ）は製造工程」の記載を「第４図は製造工程」と
補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 型枠の底面に合成樹脂シートを敷設し、その量枠内のシ
   ート上面に大小各種の不定形の自然石及び人造石等の石
   材を適宜並設し、その後該型枠の空気を吸引機を以つて
   吸引することによつて該シートを該石材の一部に吸着さ
   せ、該石材と石材との間に目地部分を形成し、次に該型
   枠内に化粧仕上骨材等を混入した仕上コンクリートを流
   し込み、その表面に裏打ち用のコンクリートを打設し、
   コンクリートが硬化後に該型枠を脱枠し、その後該シー
   トを剥離して石張平板を製造することを特徴とする目地
   付石張平板の製造法。